JPH05270018A - サーマルプリンタ装置 - Google Patents
サーマルプリンタ装置Info
- Publication number
- JPH05270018A JPH05270018A JP6782692A JP6782692A JPH05270018A JP H05270018 A JPH05270018 A JP H05270018A JP 6782692 A JP6782692 A JP 6782692A JP 6782692 A JP6782692 A JP 6782692A JP H05270018 A JPH05270018 A JP H05270018A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- thermal
- recording paper
- thermal head
- platen roller
- Prior art date
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- Pending
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- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルプリンタ装置においてサーマルヘッ
ドがプラテンローラを押す圧力を一定に保つようにし
て、印字濃度の安定と感熱記録紙の斜行を防ぐ。 【構成】 プラテンローラ１は、感熱記録紙２をサーマ
ルヘッド３とで挟み、ステッピングモータなどで駆動回
転して感熱記録紙２を移動させる。サーマルヘッド３
は、発熱部４と圧力センサ５を含み加減圧装置１０に押
されて感熱記録紙２を押さえる。発熱部４は、発熱抵抗
体に印字データにより部分的に電圧をかけて発熱し感熱
記録紙２を発色させる。圧力センサ５は、プラテンロー
ラ１と感熱記録紙２から受ける圧力を検出する。制御装
置７は、圧力検出装置８を含み、サーマルヘッド３や加
減圧装置１０を制御する。圧力検出装置８は、圧力セン
サ５からの圧力信号６を受け取り圧力データに変換す
る。加減圧装置１０は、サーマルヘッド３を押し付ける
力を変化させる機能を有する。
ドがプラテンローラを押す圧力を一定に保つようにし
て、印字濃度の安定と感熱記録紙の斜行を防ぐ。 【構成】 プラテンローラ１は、感熱記録紙２をサーマ
ルヘッド３とで挟み、ステッピングモータなどで駆動回
転して感熱記録紙２を移動させる。サーマルヘッド３
は、発熱部４と圧力センサ５を含み加減圧装置１０に押
されて感熱記録紙２を押さえる。発熱部４は、発熱抵抗
体に印字データにより部分的に電圧をかけて発熱し感熱
記録紙２を発色させる。圧力センサ５は、プラテンロー
ラ１と感熱記録紙２から受ける圧力を検出する。制御装
置７は、圧力検出装置８を含み、サーマルヘッド３や加
減圧装置１０を制御する。圧力検出装置８は、圧力セン
サ５からの圧力信号６を受け取り圧力データに変換す
る。加減圧装置１０は、サーマルヘッド３を押し付ける
力を変化させる機能を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタ装置
に関し、特に、サーマルヘッドとプラテンとの圧力調整
のための機能を有するサーマルプリンタ装置に関する。
に関し、特に、サーマルヘッドとプラテンとの圧力調整
のための機能を有するサーマルプリンタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタ装置は、図３に
示すように、プラテンローラ１にサーマルヘッド３を押
さえるためにバネなどなどの機構を有している。サーマ
ルヘッド３とプラテンローラ１の間に感熱記録紙をはさ
みサーマルヘッド３を押し付け、プラテンローラ１を回
しながらサーマルヘッド３の発熱部を発熱させ、感熱記
録紙を発色させる。このとき、サーマルヘッド３の発熱
部が感熱記録紙に当たる圧着状態によって印字したとき
の結果の濃淡に影響があり、圧力が低いと印字結果は薄
くなり、圧力が高くなるに従い印字結果は濃くなってい
き、一定圧力以上では濃さは一定となる特性がある。そ
のためにサーマルプリンタの生産時のサーマルヘッド３
の圧力の調整は、実際に印字を行い印字結果の濃淡を見
ながらの圧力調整が必要である。また、サーマルヘッド
３とプラテンローラ１間の開閉を頻繁に行うサーマルプ
リンタでは、サーマルヘッド３の圧着状態はしだいに変
化していく。
示すように、プラテンローラ１にサーマルヘッド３を押
さえるためにバネなどなどの機構を有している。サーマ
ルヘッド３とプラテンローラ１の間に感熱記録紙をはさ
みサーマルヘッド３を押し付け、プラテンローラ１を回
しながらサーマルヘッド３の発熱部を発熱させ、感熱記
録紙を発色させる。このとき、サーマルヘッド３の発熱
部が感熱記録紙に当たる圧着状態によって印字したとき
の結果の濃淡に影響があり、圧力が低いと印字結果は薄
くなり、圧力が高くなるに従い印字結果は濃くなってい
き、一定圧力以上では濃さは一定となる特性がある。そ
のためにサーマルプリンタの生産時のサーマルヘッド３
の圧力の調整は、実際に印字を行い印字結果の濃淡を見
ながらの圧力調整が必要である。また、サーマルヘッド
３とプラテンローラ１間の開閉を頻繁に行うサーマルプ
リンタでは、サーマルヘッド３の圧着状態はしだいに変
化していく。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のサーマルプ
リンタ装置では、使い方や、時間の経過により、サーマ
ルヘッドが感熱記録紙に当たる圧力の減少により印字結
果が薄くなったり、サーマルヘッドの左右の圧力バラン
スが変化するために印字結果がムラになったり、プラテ
ンローラが感熱記録紙を送る長さが違って感熱記録紙が
斜めに送られ紙詰まりする。
リンタ装置では、使い方や、時間の経過により、サーマ
ルヘッドが感熱記録紙に当たる圧力の減少により印字結
果が薄くなったり、サーマルヘッドの左右の圧力バラン
スが変化するために印字結果がムラになったり、プラテ
ンローラが感熱記録紙を送る長さが違って感熱記録紙が
斜めに送られ紙詰まりする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、感熱記録紙を
送るプラテンローラと、先端に発熱部を持つサーマルヘ
ッドと、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに押
しつける機構（７，１０）を持つサーマルプリンタ装置
において、前記サーマルヘッドの発熱部の近くに設けた
圧力センサと、前記サーマルヘッドを前記プラテンロー
ラに押つける圧力を変化させる加減圧装置を持つことを
特徴とするものである。
送るプラテンローラと、先端に発熱部を持つサーマルヘ
ッドと、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに押
しつける機構（７，１０）を持つサーマルプリンタ装置
において、前記サーマルヘッドの発熱部の近くに設けた
圧力センサと、前記サーマルヘッドを前記プラテンロー
ラに押つける圧力を変化させる加減圧装置を持つことを
特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は、本発明の一実施例の機能ブロック
図である。プラテンローラ１は、感熱記録紙２をサーマ
ルヘッド３とで挟み、ステッピングモータなどで駆動回
転して感熱記録紙２を移動させる。感熱記録紙２は、基
紙上に発色材が塗布されていて、加熱されると発色す
る。サーマルヘッド３は、発熱部４と圧力センサ５を含
み加減圧装置１０に押されて感熱記録紙２を押さえる。
発熱部４は、発熱抵抗体に印字データにより部分的に電
圧をかけて発熱し感熱記録紙２を発色させる。圧力セン
サ５は、プラテンローラ１と感熱記録紙２から受ける圧
力を検出する。制御装置７は、圧力検出装置８を含み、
サーマルヘッド３や加減圧装置１０を制御する。圧力検
出装置８は、圧力センサ５からの圧力信号６を受け取り
圧力データに変換する。加減圧装置１０は、サーマルヘ
ッド３を押し付ける力を変化させる機能を有する。
図である。プラテンローラ１は、感熱記録紙２をサーマ
ルヘッド３とで挟み、ステッピングモータなどで駆動回
転して感熱記録紙２を移動させる。感熱記録紙２は、基
紙上に発色材が塗布されていて、加熱されると発色す
る。サーマルヘッド３は、発熱部４と圧力センサ５を含
み加減圧装置１０に押されて感熱記録紙２を押さえる。
発熱部４は、発熱抵抗体に印字データにより部分的に電
圧をかけて発熱し感熱記録紙２を発色させる。圧力セン
サ５は、プラテンローラ１と感熱記録紙２から受ける圧
力を検出する。制御装置７は、圧力検出装置８を含み、
サーマルヘッド３や加減圧装置１０を制御する。圧力検
出装置８は、圧力センサ５からの圧力信号６を受け取り
圧力データに変換する。加減圧装置１０は、サーマルヘ
ッド３を押し付ける力を変化させる機能を有する。
【０００７】図２は、本発明の一実施例におけるサーマ
ルヘッドの模式図である。圧力センサ５１、圧力センサ
５２、圧力センサ５３は、発熱部４の近くの右端、中
央、左端に組み込まれている。図１のプリンタ装置にお
いて、発熱部４がプラテンローラ１から受けている圧力
を、圧力センサ５３により圧力信号６に代え、圧力検出
装置８に送る。制御装置７は、圧力検出装置８からの圧
力データを基に、サーマルヘッド３の圧力が高ければ圧
力を減らす加減圧命令９を、圧力が低ければ圧力を高め
る加減圧命令９を加減圧装置１０に送る。加減圧装置１
０は制御装置７からの命令に従いサーマルヘッド３を押
す圧力を変化させる。この圧力の変化により、圧力セン
サ５は前と違う圧力信号を示す。上記の動作を繰り返
し、制御装置７は、圧力の変化量を基に適正圧力バラン
スに収束するように加減圧装置１０を制御する。
ルヘッドの模式図である。圧力センサ５１、圧力センサ
５２、圧力センサ５３は、発熱部４の近くの右端、中
央、左端に組み込まれている。図１のプリンタ装置にお
いて、発熱部４がプラテンローラ１から受けている圧力
を、圧力センサ５３により圧力信号６に代え、圧力検出
装置８に送る。制御装置７は、圧力検出装置８からの圧
力データを基に、サーマルヘッド３の圧力が高ければ圧
力を減らす加減圧命令９を、圧力が低ければ圧力を高め
る加減圧命令９を加減圧装置１０に送る。加減圧装置１
０は制御装置７からの命令に従いサーマルヘッド３を押
す圧力を変化させる。この圧力の変化により、圧力セン
サ５は前と違う圧力信号を示す。上記の動作を繰り返
し、制御装置７は、圧力の変化量を基に適正圧力バラン
スに収束するように加減圧装置１０を制御する。
【０００８】このようにして、サーマルヘッドが感熱紙
を押し付ける圧力を適正圧力に保つようにする。
を押し付ける圧力を適正圧力に保つようにする。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サーマル
プリンタ装置において、サーマルヘッドがプラテンロー
ラを押す圧力を一定に保つようにしたので、印字結果の
濃度特性から機械的要因である圧着状態を無視すること
ができ、また、感熱紙の斜行を防止するという効果を奏
する。
プリンタ装置において、サーマルヘッドがプラテンロー
ラを押す圧力を一定に保つようにしたので、印字結果の
濃度特性から機械的要因である圧着状態を無視すること
ができ、また、感熱紙の斜行を防止するという効果を奏
する。
【図１】サーマルプリンタ装置のブロック図である。
【図２】図１中のサーマルヘッドを示す模式図である。
【図３】従来例を示す模式図である。
１ プラテンローラ ２ 感熱記録紙 ３ サーマルヘッド ４ 発熱部 ５ 圧力センサ ６ 圧力センサ ７ 制御装置 ８ 圧力検出装置 ９ 加減圧命令 １０ 加減圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 25/28 Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】 感熱記録紙を送るプラテンローラと、先
端に発熱部を持つサーマルヘッドと、前記サーマルヘッ
ドを前記プラテンローラに押しつける機構を持つサーマ
ルプリンタ装置において、前記サーマルヘッドの発熱部
の近くに設けた圧力センサと、前記サーマルヘッドを前
記プラテンローラに押つける圧力を変化させる加減圧装
置とを具備することを特徴とするサーマルプリンタ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6782692A JPH05270018A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | サーマルプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6782692A JPH05270018A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | サーマルプリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270018A true JPH05270018A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13356145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6782692A Pending JPH05270018A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | サーマルプリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270018A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109203721A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机及其打印头垂直升降结构 |
| CN109203720A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机及其打印头压力检测结构 |
| CN109501471A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-22 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 打印头组件及具有其的热转印打印机 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55159987A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-12 | Nec Corp | Adjusting mechanism for pressing device of recording head |
| JPS6280064A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-13 | Hitachi Ltd | 熱転写型プリンタ |
| JPH03182376A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-08 | Seiko Epson Corp | サーマルプリンタ |
| JPH03208668A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-11 | Ricoh Co Ltd | サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6782692A patent/JPH05270018A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55159987A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-12 | Nec Corp | Adjusting mechanism for pressing device of recording head |
| JPS6280064A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-13 | Hitachi Ltd | 熱転写型プリンタ |
| JPH03182376A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-08 | Seiko Epson Corp | サーマルプリンタ |
| JPH03208668A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-11 | Ricoh Co Ltd | サーマルプリンタ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109203721A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机及其打印头垂直升降结构 |
| CN109203720A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机及其打印头压力检测结构 |
| CN109203721B (zh) * | 2018-08-13 | 2024-04-09 | 湖南鼎一致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机及其打印头垂直升降结构 |
| CN109501471A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-22 | 湖南鼎致远科技发展有限公司 | 打印头组件及具有其的热转印打印机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980901 |