JPH05185786A - Icカード - Google Patents

Icカード

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Publication number
JPH05185786A
JPH05185786A JP4002660A JP266092A JPH05185786A JP H05185786 A JPH05185786 A JP H05185786A JP 4002660 A JP4002660 A JP 4002660A JP 266092 A JP266092 A JP 266092A JP H05185786 A JPH05185786 A JP H05185786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
card
hole
adhesive sheet
module hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4002660A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Nakamura
宏一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4002660A priority Critical patent/JPH05185786A/ja
Publication of JPH05185786A publication Critical patent/JPH05185786A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カード基材へのICモジュールの接着時におけ
るICチップの破損及び接着剤の外部端子側への滲み出
しを確実に防止することができるようにしたことを主要
な特徴とする。 【構成】カード基材1のモジュール穴2にICモジュー
ル3を嵌合させ、このICモジュールの外周部3aを接
着シート9にて熱接着し固定する。接着シート、カード
基材またはICモジュールにモジュール穴2から外部に
連通する通気部11,12,31,91を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICモジュールを装着
したICカードに関し、特に、カード基材へのICモジ
ュールの接着時におけるICチップの破損及び接着剤の
外部端子側への滲み出しを確実に防止するようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のICカードにおいては、
例えば特開平2−80299号公報などに開示されてい
るような構成を有するものがある。
【0003】このような従来のICカードにあっては、
図7に示すように、カード基材aにモジュール穴bを設
け、このモジュール穴bにICモジュールc、すなわ
ち、基板dにICチップeを組付けて構成してなるIC
モジュールcを嵌合させるとともに、このICモジュー
ルcの基板dの外周部を接着シートfにて接着し固定し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のICカードでは、ICモジュールcの基板
dの外周部を加熱ツールgを用いて接着シートfにて熱
接着する際、モジュール穴bが密封状態となっているこ
とから、モジュール穴bの内部空気が熱膨張して、モジ
ュール穴bの形成部に対応するカード基材aの部位が大
きく曲げ変形し、このカード基材aの曲げ変形作用がI
Cモジュールc側に伝達されて、図7に示すように、I
Cチップeが破損したり、ICモジュールcの外周部や
スルーホールから接着剤が外部端子側へ滲み出すという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の事情のもとになされたも
ので、その目的とするところは、カード基材へのICモ
ジュールの接着時におけるICチップの破損及び接着剤
の外部端子側への滲み出しを確実に防止することができ
るようにしたICカードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、カード基材にモジュール穴を設け、
このモジュール穴にICモジュールを嵌合させるととも
に、このICモジュールの外周部を接着シートにて熱接
着し固定してなるICカードにおいて、該接着シート
に、前記モジュール穴から外部に連通する通気部を設け
てなる構成としたものである。また、本考案は、前記カ
ード基材に、モジュール穴から外部に連通する通気部を
設けてなる構成としたものである。さらに、本考案は、
前記ICモジュールに、モジュール穴から外部に連通す
る通気部を設けてなる構成としたものである。
【0007】
【作用】すなわち、本発明は、カード基材のモジュール
穴にICモジュールを嵌合させ、このICモジュールの
外周部を接着シートにて熱接着し固定するにあたり、接
着シート、カード基材またはICモジュールに、モジュ
ール穴から外部に連通する通気部を設けてなるために、
熱接着時にモジュール穴内で熱膨張する空気が通気部を
介して外部に排出され、これによって、カード基材の変
形が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6に示す
図面を参照しながら詳細に説明すると、図1から図3は
本発明に係るICカードの第1実施例を示すもので、図
中1はカード基材である。このカード基材1には、モジ
ュール穴2が設けられ、このモジュール穴2には、IC
モジュール3が嵌合されて固定されている。
【0009】このICモジュール3は、片面に外部端子
としてのICコンタクト4が表面に組付け固定された基
板5と、この基板5の裏面に組付け固定されたICチッ
プ6と、このICチップ6とICコンタクト4とを電気
的に接続する金ワイヤ7と、これらICチップ6及び金
ワイヤ7を封止するモールド樹脂8とで一体形成してな
る構成を有する。
【0010】そして、前記カード基材1にICモジュー
ル3を装着するには、ICモジュール3の外周部3aに
接着シート9を貼着してモジュール穴2に嵌合させ、加
熱ツール100にて熱圧着することにより固定してなる
もので、このとき、前記接着シート9の一部に、前記モ
ジュール穴2から外部に連通する通気部となるを切欠き
部91を形成し、この切欠き部91から熱接着時にモジ
ュール穴2内で熱膨張する空気Pを外部に排出させるよ
うになっているものである。
【0011】また、図4は本考案に係る第2実施例を示
すもので、前記カード基材1に、上記第1実施例におけ
る通気部となる切欠き部91に相当する通気溝11を形
成してなる構成を有するものである。
【0012】さらに、図5は本考案に係る第3実施例を
示すもので、前記ICモジュール3に、モジュール穴2
から外部に連通する通気部31を設けてなる構成を有す
るものである。
【0013】さらにまた、図6は本考案に係る第4実施
例を示すもので、前記カード基材1のモジュール穴2の
形成部に相当する底面に、モジュール穴2から外部に連
通する通気部となる連通孔12を設けてなる構成を有す
るものである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、カード基材のモジュール穴にICモジュールを嵌合
させ、このICモジュールの外周部を接着シートにて熱
接着し固定するにあたり、接着シート、カード基材また
はICモジュールに、モジュール穴から外部に連通する
通気部を設けてなることから、熱接着時にモジュール穴
内で熱膨張する空気を通気部を介して外部に排出させる
ことができ、これによって、カード基材の変形を防止す
ることができるために、従前のようなICチップの破損
及び接着剤の外部端子側への滲み出しを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードの第1実施例を示す図
3のA−A線に沿う要部拡大断面図。
【図2】同じくICカードの外観図。
【図3】図1のB−B線に沿う要部横断面図。
【図4】本発明に係るICカードの第2実施例を概略的
に示す断面図。
【図5】本発明に係るICカードの第2実施例を概略的
に示す断面図。
【図6】本発明に係るICカードの第2実施例を概略的
に示す断面図。
【図7】従来のICカードの熱接着時の変形状態を概略
的に示す断面図。
【符号の説明】
1…カード基材、2…モジュール穴、3…ICモジュー
ル、4…外部端子、5…基材、6…ICチップ、7…金
ワイヤ、9…接着シート、11,12,31,91…通
気部、100…加熱ツール、P…空気。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード基材にモジュール穴を設け、このモ
    ジュール穴にICモジュールを嵌合させるとともに、こ
    のICモジュールの外周部を接着シートにて熱接着し固
    定してなるICカードにおいて、 該接着シートに、前記モジュール穴から外部に連通する
    通気部を設けたことを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】カード基材にモジュール穴を設け、このモ
    ジュール穴にICモジュールを嵌合させるとともに、こ
    のICモジュールの外周部を接着シートにて熱接着し固
    定してなるICカードにおいて、 該カード基材に、前記モジュール穴から外部に連通する
    通気部を設けたことを特徴とするICカード。
  3. 【請求項3】カード基材にモジュール穴を設け、このモ
    ジュール穴にICモジュールを嵌合させるとともに、こ
    のICモジュールの外周部を接着シートにて熱接着し固
    定してなるICカードにおいて、 該ICモジュールに、前記モジュール穴から外部に連通
    する通気部を設けたことを特徴とするICカード。
JP4002660A 1992-01-10 1992-01-10 Icカード Pending JPH05185786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002660A JPH05185786A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 Icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002660A JPH05185786A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 Icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05185786A true JPH05185786A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11535494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4002660A Pending JPH05185786A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 Icカード

Country Status (1)

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JP (1) JPH05185786A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004008148B4 (de) * 2003-02-20 2014-03-13 Denso Corporation Sensor mit Membran und Verfahren zur Herstellung des Sensors

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102004008148B4 (de) * 2003-02-20 2014-03-13 Denso Corporation Sensor mit Membran und Verfahren zur Herstellung des Sensors

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