JPH05185631A - 感熱プリンタヘッドに制御データを伝達するための方法 - Google Patents

感熱プリンタヘッドに制御データを伝達するための方法

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JPH05185631A
JPH05185631A JP20590192A JP20590192A JPH05185631A JP H05185631 A JPH05185631 A JP H05185631A JP 20590192 A JP20590192 A JP 20590192A JP 20590192 A JP20590192 A JP 20590192A JP H05185631 A JPH05185631 A JP H05185631A
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memory
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segment
partial data
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JP20590192A
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English (en)
Inventor
Andrzei Treibisz
アンジェイ・トライビス
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Vodafone GmbH
Original Assignee
Mannesmann AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J5/00Devices or arrangements for controlling character selection
    • B41J5/30Character or syllable selection controlled by recorded information
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱プリンタヘッドの加熱素子における熱蓄
積による悪影響を防止するために、当該ドットが前のサ
イクルで加熱されたか、あるいは隣接するドットが加熱
されるかを考慮して制御信号を送る。このとき、この判
断をさせる回路をフレックスにし、かつ安価で応答速度
が速いものをつくる。 【構成】 感熱プリンタヘッドTDは加熱素子R1 …R
n を有する複数のセグメントSeg1…Seg4から成
る。各セグメントに1つのメモリSP1…SP4が割当
てられる。中央制御装置ZSで形成される部分データZ
0,Z1,Z2は1つのセグメントの制御中にメモリS
P1…SP4に書込まれる。印字のために使用可能にさ
れるセグメントSeg4のための全てのデータZ0,Z
1,Z2がメモリから読出され制御回路に入力される。
環境観察が高度な場合でも部分パルスの全持続時間は中
央制御装置ZSからのデータ伝送に必要な時間より短
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱プリンタヘッドに制
御データを伝達するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4574293号明細書から
公知の方法においては、所与の印字データに従って画像
を感熱複写紙に印字するか(感熱複写)又は感熱リボン
を間に挟んで記録担体に印字する(熱転写記録)ため
に、感熱プリンタヘッドに制御データが伝達される。こ
の公知の方法では、多数の加熱素子を有するプリンタヘ
ッドが用いられる。なお加熱素子は複数のセグメントに
統合されることもある。
【0003】セグメントは個別にサイクル的に順次に制
御される。なおこの明細書中で「セグメントが制御され
る」とは、セグメントの加熱素子が印刷動作をするよう
に制御されることを意味する。1つのセグメントのすべ
ての加熱素子は、その都度に個々の加熱素子に固有のそ
れぞれ1つの制御パルスにより制御される。それぞれの
加熱素子のための1つの制御パルスは、時間的に順次に
配列されている複数のパルス列から成る。同一の配置の
部分パルスは、1つのセグメントにおける対応する加熱
素子に同時に入力される。
【0004】部分パルスを定めるために部分データは次
のようにして生成される。すなわち当該の加熱素子の印
字データから出発して、現行の印字サイクルのための隣
接の加熱素子の印字データ(隣接加熱素子の観察)と、
先行の印字サイクルにおける当該の加熱素子の印字デー
タ(当該加熱素子の前歴)とを、異なる重み付けをした
後に、パルス列の数及び時間的順序を定めるために用い
る。
【0005】このようにして求められた部分データはシ
フトレジスタに入力される。それぞれの加熱素子のため
のそれぞれ第1の時間的順番の部分パルスに対応する部
分データがすべてシフトレジスタに入力された後に、こ
れらの部分データはバッファメモリに書込まれる。
【0006】対応する加熱素子に割当られているそれぞ
れの部分データはANDゲートを介して使用可能回路の
使用可能パルスと論理結合され、これにより対応する加
熱素子に、使用可能パルス持続時間に対応する時間に第
1の部分パルスが入力される。
【0007】それぞれ第1の時間的順番の部分パルスに
対応する部分データがすべてバッファメモリに書込まれ
ると、第2の時間的順番の部分データが前と同様にシフ
トレジスタに入力される。
【0008】公知の方法においては、隣接加熱素子の観
察および当該加熱素子の前歴を考慮することが比較的コ
スト高の回路により行われ、熱蓄積の補償のために、こ
の回路を用いて対応するメモリ素子の中に記憶されてい
る補正データを呼び出す。
【0009】従って公知の方法は比較的融通がきかな
い。何故ならば当該加熱素子の前歴観察および隣接加熱
素子の観察への重み付けを変えると、対応する変化がこ
の回路に対して行われなければならないからである。比
較的コスト高のこの回路により、公知の方法で動作する
プリンタは対応してコスト高になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、実施
するための回路技術的コストが非常に小さく、動作が迅
速であり、大きい融通性を有する、感熱プリンタヘッド
に制御データを伝達するための方法に関する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、それぞれ複
数の加熱素子により形成されるセグメントがサイクル的
に順次に制御されることと、各サイクルにおいて個々の
加熱素子固有の制御パルスが、ある特定の時間的順番で
配列されているある特定の数の部分パルスにより形成さ
れることと、それぞれの加熱素子のための所与の印字デ
ータから出発して現行のサイクルにおいて、部分パルス
を定める部分データが中央制御装置により発生され、少
なくとも現行のサイクルのための隣接加熱素子の印字デ
ータと先行のサイクルにおけるそれぞれの加熱素子の印
字データは必ず考慮されることと、1つの制御パルス当
り最大の数の部分パルスより多い数の記憶域を有するそ
れぞれ1つのメモリがそれぞれのセグメントに割当られ
ることと、サイクル的にアドレス指定信号によりそれぞ
れのメモリのそれぞれ1つの記憶域が書込み可能な記憶
域としてアドレス指定され、1つの制御パルス当り部分
パルスの最大数に対応する数を有するそれぞれ残りの記
憶域が読出し可能な記憶域としてアドレス指定されるこ
とと、1つのセグメントの加熱素子を同時に制御するた
めに用いられる部分データが、1つのセグメントが制御
される間にほぼ書込まれることと、アドレス指定信号に
より少なくとも1つのセグメントを制御するためのすべ
ての部分データが、対応するメモリにおける読出し可能
な記憶域に現行のサイクルにおいて完全に記憶されるよ
うに、アドレス指定信号が制御されかつ部分データの発
生及び書込みが制御されることと、このメモリのそれぞ
れの部分データがデータ取出し信号により読出され、こ
のセグメントのための制御回路に入力されることとを特
徴とする感熱プリンタヘッドに制御データを伝達するた
めの方法により解決される。
【0012】本発明の方法は、それぞれの加熱素子の高
度の環境観察を可能にする。
【0013】本発明の方法では1つのセグメントの加熱
素子のための制御パルスの全持続時間が、中央制御装置
でデータが発生されてそれぞれのメモリに伝達されるた
めに必要な時間より短くすることができる。これによ
り、まだ伝達されていない制御データに起因する、印字
サイクル内の待機時間が回避される。
【0014】部分データを読出すために同じ部分パルス
が、1つのセグメント加熱素子に必要な時間のために、
このセグメントのための後続の部分データが読出され制
御回路に送られる前に設けられていることが保証される
だけでよい。
【0015】すなわち第1の時間的順番の部分データの
伝送の終了後に、直ちにこれらの部分データの伝送が開
始されることが可能であり、従ってこの場合にも部分パ
ルスの持続時間の独立性が与えられている。
【0016】セグメントへの伝送のために設けられてい
る時間は、1つのセグメント当り640の加熱素子で伝
送速度が4MHzの場合に160μsである。
【0017】隣接加熱素子の観察及び当該加熱素子の前
歴の種類及び重み付けは、中央制御装置における対応す
るプログラミングにより簡単にかつ回路変更なしに変化
されることが可能である。
【0018】本発明の方法の1つの有利な実施例に従っ
てそれぞれの制御パルスが前パルス,主パルス,後パル
スにより形成されれば、実際の上では十分であることが
分かった。当該加熱素子前歴及び隣接加熱素子観察に依
存する部分データに依存して制御パルスは、例えばまっ
たく部分パルスを有しないか又はただ1つの主パルスの
みを有することもある。
【0019】本発明の印字速度及び回路技術的コストの
面で有利な1つの実施例では、4つのセグメントが形成
され、4つの記憶域を有するそれぞれ1つのメモリがそ
れぞれのセグメントのために設けられ、アドレス指定信
号により後続のサイクルのためのすべての部分データを
記憶することになるメモリのために、現行のサイクルの
ための部分データが読出されるまで、それのアドレス指
定が遅延される。これにより1つのサイクル当り3つの
アドレス指定信号を発生するだけでよく、その他の3つ
のメモリへのデータ伝送は第4のメモリの読出し前にす
でに行われていることが可能であり、これにより速度が
更に速まる。
【0020】本発明の発生する制御信号のためのコスト
の面で有利な1つの別の実施例では、セグメントが、サ
イクル的に発生される使用可能信号により順次に制御さ
れ、使用可能信号が、アドレス指定信号を発生するため
に用いられる。
【0021】部分データを発生するために必要な演算量
が減少されることと、これにより印字速度が上昇される
こととは、現行及び先行のサイクルのための隣接加熱素
子の印字データと、少なくとも2つの先行のサイクルに
おけるそれぞれの加熱素子とが、データが発生される際
に同一の重み付けで考慮されることにより実現されると
有利である。
【0022】
【実施例】図1は、4つのセグメントSeg1,Seg
2,Seg3,Seg4に分割されている櫛状加熱素子
配列TKを有するサーマルヘッドすなわち感熱プリンタ
ヘッドTDを示す。各セグメントは多数の加熱素子
1 ...Rn を有する。加熱素子R1 ...Rn は1
本の直線に沿って配列されている。
【0023】加熱素子R1 ...Rn は使用可能信号線
を介して中央制御装置ZSからの使用可能信号STR
1...STR4を入力されることが可能である。
【0024】後述(図8)のように中央制御装置ZS
は、当該の加熱素子R1 ...Rn の隣接加熱素子の観
察及び当該加熱素子の前歴により、前もって与えられて
いる印字データから部分データDATA1,2,3,4
を形成する。
【0025】部分データDATA1,2,3,4は、セ
グメントSeg1...Seg4に割当られているメモ
リSP1...SP4の記憶域にデータ線BUS1を介
して書込まれる。
【0026】メモリSP1...SP4の個々の記憶域
はアドレス指定信号LIにより書込み可能又は読出し可
能な記憶域としてアドレス指定される。
【0027】中央制御装置ZSは制御信号N1及びN2
も出力する。一方では制御信号N1及びN2は使用可能
信号STR1...STR4の長さを制限する。
【0028】他方では制御信号N1及びN2は論理結合
回路Vに入力され論理結合され、これによりデータ呼出
し信号LA1...LA4が出力され、それぞれのデー
タ呼出し信号LA1...LA4はそれぞれのメモリS
P1...SP4に入力され、これによりそれぞれのデ
ータ列DAT1...DAT4がそれぞれのメモリSP
1...SP4から読出される。
【0029】有利にはメモリSP1...SP4は、ユ
ーザーによりプログラミングされることが可能なモジュ
ールAS(いわゆるASIC)を有する。
【0030】図2は、加熱素子R1 ...Rn と、それ
に対応する数の前置接続されているAND素子
1 ...Gn とを有する、感熱プリンタヘッドTD
(図1)のセグメントSeg4を詳細に示す。
【0031】それぞれのAND素子G1 ...Gn の一
方の入力側には使用可能信号STR4が入力される。そ
れぞれのAND素子G1 ...Gn の他方の入力側に
は、バッファメモリZSP出力側に接続されている。バ
ッファメモリZSPの入力側は、直列入力並列出力変換
器としてのシフトレジスタSRの出力側に接続されてい
る。
【0032】メモリーSP4の記憶域(図3)の中に保
持されている、例えば図8の後パルスのための、ある配
置の部分データは、完全にシフトレジスタSRの中に読
込まれる。ここにおいてこの配置のデータは、同時にセ
グメントSeg4の加熱素子R1 ...Rn について出
力される部分パルスを表現するものである。
【0033】転送命令信号が現れると、シフトレジスタ
SRの中に保持されている部分データは並列出力として
バッファメモリZSPに転送される。
【0034】各加熱素子に対応して配置され、そしてバ
ッファメモリZSPの中に読込まれた部分データに従
い、各加熱素子R1 ...Rn は、使用可能信号STR
4が現れると、ANDゲートにより部分パルスを得る。
【0035】転送命令信号TBにより、直ちにさらに、
セグメントSeg4に関係する高位の配置(例えば主イ
ンパルスのための配置)の部分データがシフトレジスタ
SRに読込まれる。
【0036】図3は、メモリSP1...SP4(図
1)の構造をメモリSP4を例にとって示す。
【0037】最下位の記憶域である第1の記憶域SP4
−1は、1セグメント当りの加熱素子R1 ...Rn
数nに対応する数nの記憶場所を有する。各記憶場所に
は、1つの加熱素子のための部分パルスに対応する部分
データが記憶される。
【0038】記憶域SP4−1は、セグメントSeg4
のために同時に出力される部分パルスを表す部分データ
(すなわち順番が同一の部分データ)を書込むために使
われる。
【0039】その他の3つの記憶域SP4−2...S
P4−4は、この時点で読出し可能な記憶域として使わ
れる。
【0040】記憶域SP4−1...SP4−4は物理
的には同一なメモリSP4の記憶領域である。すなわち
境界はポインターPTにより定められ、ポインターPT
により書込み可能又は読出し可能が示される。
【0041】アドレス信号が現れると、すでに読込まれ
ている部分データZ2が記憶域SP4−1から記憶域S
P4−2に移され、同時に中央制御装置により使用可能
とされているデータDATA1,2,3,4の中に含ま
れている部分データZ1が、セグメントSeg4のため
に記憶域SP4−1の中に読込まれる。
【0042】実際上は、メモリSP4の記憶域は同等な
ものであり、データの移送と(新しい)読込み記憶域S
P−1の設定はポインターPTを移動することによって
行われる。
【0043】図4(A)は、各セグメントSeg
1...Seg4の制御パルスを形成するために中央制
御装置ZSからその都度の環境観察に基づいて出力され
て待機状態にあるデータであるDATA1,2,3,4
の発生のタイムチャートを示す。
【0044】ブロックとして表されているそれぞれのデ
ータDATA1,2,3,4の上部に各データブロック
に含まれている各セグメントSeg1...Seg4の
ための部分データが示されている。ここにおいて、Z1
は前パルス用として使われる部分データ、Z0は主パル
ス用として使われる部分データ、Z2は後パルス用とし
て使われる部分データを示す。
【0045】図4(B)〜図4(E)は使用可能信号S
TR1...STR4の時間変化の線図である。
【0046】使用可能信号が送られている時間に当該セ
グメントに送られた制御信号に基づいて印刷が行われ
る。
【0047】図4(F)は,図5に関連して詳述したア
ドレス指定信号LIの出現のタイムチャートを示す。
【0048】図4(G)及び図4(H)は、制御パルス
N1及びN2の時間変化を示す。制御信号N1及びN2
は一方では使用可能信号STR1...STR4の長さ
を制限し、他方ではデータ取出し信号LA1...LA
4(図1及び図5)を形成する。
【0049】図5は、アドレス指定信号LIが入力され
る都度に変化する、メモリSP1...SP4の記憶域
SP1−1...SP1−4等の記憶内容を示す。
【0050】印刷行の印字動作は、その都度のセグメン
トSeg4の制御により開始される。
【0051】最初の印字行サイクルmにおいて現れるア
ドレス指定信号はLI1(m)により示されている。た
だし印字行サイクルmにおいては印字行mが印字され
る。
【0052】第2のアドレス指定信号はLI2(m)に
より示される。
【0053】第3のアドレス指定信号はLI3(m)に
より示される。
【0054】LI(m+1)は次の印字行サイクルm+
1に、LI(m+2)はその次の印字行サイクルm+2
に、入力されるアドレス指定信号LI1又はLI2又は
LI3を示す。
【0055】図5において、部分データを示す記号にお
けるそれぞれの括弧(例えば(Z1))は、次に続く印
字行m+1のための部分データを意味する。
【0056】二重括弧((Z1))によりその次の印字
行m+2のための部分データが示される。
【0057】図5は、印字動作がセグメントSeg4か
ら開始する様子を示す。
【0058】セグメントSeg4の読出し可能な記憶域
SP4−2...SP4−4には印刷行mのためのそれ
ぞれ部分データZ0、部分データZ1、部分データZ2
が記憶されている。
【0059】これらの部分データは、順次にセグメント
Seg4における記憶域間で伝達され、図2との関連で
説明されたように必要に応じて部分パルスを発生する。
【0060】後続のそれぞれのアドレス指定信号LI1
がそれぞれのメモリSP1−SP4に入力されると、書
込み可能としてアドレス指定された記憶域に、部分パル
スの同時出力のために準備されている部分データが次の
ように書込まれる。
【0061】すなわち、アドレス指定信号LIに従って
(例えばメモリSP3のLI1に従って)、少なくとも
1つのメモリは少なくとも1つのセグメント(Seg
3)の制御のための全ての部分データを、その印字サイ
クルにおいて完全に含んでいるように書込まれる。
【0062】図5において、この条件を満足するメモリ
が、部分データの横に垂直の短い線が付加されることに
より示されている。
【0063】印字動作中に、メモリSP3は後続の印字
行m+1のための後パルス用部分データZ2を既に受取
っている。これは括弧(Z2)により示されている。
【0064】この時点で、メモリSP4は、読出し可能
な記憶平面SP4−2にすでに記憶されている部分デー
タ(Z2)の外に、後続の印字行m+1のための別の部
分データ(Z1)をすでに受取っている。
【0065】アドレス指定信号LI2が入力されると、
メモリSP2はセグメントSeg2に出力される制御パ
ルスを形成するために必要なすべての部分データを記憶
する。
【0066】次の印字行m+1のための部分データ(Z
2)はメモリSP2に書込まれ、同時に次の印字行m+
1のための部分データ(Z1)及び(Z0)はメモリS
P3及びSP4に書込まれ、現行の印字行のための部分
データZ0はメモリSP1に書込まれる。
【0067】後続のアドレス指定信号LI3が入力され
ると、メモリSP1のみが、現行の印字行において最後
の制御するセグメントSeg1のためのすべての部分デ
ータを記憶する。
【0068】これと同時にメモリSP4は、後続の印字
行m+1のためのすべての部分データ(Z0)から(Z
2)までをすでに記憶している。
【0069】後続のアドレス指定信号LI1(m+
1)、LI2(m+1)、LI3(m+1)が入力され
ると、後続の印字行m+1のための前述の動作が繰返さ
れる。
【0070】図6は、データ取出し信号LA1...L
A4に依存してメモリSP1...SP4から出力され
るデータDAT1...DAT4を示す。
【0071】図5に関連して説明したように、アドレス
指定信号LI1(m)が入力される前にメモリSP4
は、セグメントSeg4を制御するために必要なすべて
の部分データZ0からZ2を記憶している(図5の第1
の行を参照)。
【0072】印字サイクルmにおける新しい印字行mが
開始される時に、先行の印字行m−1の終了時点でデー
タ取出し信号LA4−Z1によりメモリSP4からシフ
トレジスタSRにすでに転送され、その後でバッファメ
モリZSPに書込まれる。
【0073】この書込みが終了するとすぐに別のデータ
取出し信号LA4−Z0が入力されて、部分データが、
対応する記憶平面SP4−2(図5)から読出される。
【0074】続いて、時間を節約するために、前パルス
と主パルスを規定する部分データZ1およびZ0を用い
てセグメントSeg4を制御している間に、後パルスを
規定する部分データZ2がデータ取出し信号LA2−Z
2を用いて読出される。
【0075】セグメントSeg4のための順次に続くデ
ータ取出し信号LA4−Z0...LA4−Z2の間の
時間間隔は、シフトレジスタSRの入出力速度のみを考
慮するだけでよく、例えば160μmでよい。
【0076】従って前パルス、主パルス、後パルスの持
続時間は、中央制御装置ZSからユーザ素子ASへのデ
ータ処理及び伝達に必要な時間より短く選択されること
が可能である。
【0077】何故ならばこのようなデータ処理及び伝達
は、その都度に部分パルスが入力されている間に大部分
行われ、更に部分データ(例えばセグメントSeg4に
おいてZ2)の一部は、セグメントSeg4の制御の間
に伝達されることが可能であるからである。
【0078】セグメントSeg4に関連して説明した方
法と同様の方法で、それぞれのメモリSP1...SP
3からそれぞれのセグメントSeg1...Seg3へ
のデータ伝達が行われる。
【0079】図4の破線の矢印は、使用可能信号STR
4が出力されると、アドレス指定信号LI1(m)又は
LI1(m+1)が出力されることが可能であることを
示す。
【0080】この場合にはアドレス指定信号LI(m)
又はLI(m+1)の作用は、現行の印字サイクルmの
ための最後の部分データ(例えばZ2)が読出されるま
で、メモリSP4のために単に遅延させることである。
【0081】遅延アドレス指定信号の代りに、すべての
3つのアドレス指定信号LI1〜LI3が入力され、前
述の遅延アドレス指定信号の時に、メモリSP4にのみ
に作用する付加的なアドレス指定信号が出力されること
も可能である。
【0082】この場合には図1のメモリSP4の代り
に、図7のメモリSP4′が使用される。図7には、付
加的なアドレス指定信号により行われる、それぞれの部
分データのシフトを対応して補償する付加的な記憶域が
示されている。
【0083】図8(A)〜図8(E)は、それぞれの使
用可能信号STR1...STR4(図1)の構成と、
当該加熱素子の隣接加熱素子の観察及び当該加熱素子の
前歴から得られる、加熱素子固有の部分パルスの数及び
順序を示す。
【0084】図4(B)〜図4(E)では簡単化のため
に図示されていないが、図8(A)〜図8(E)のそれ
ぞれの使用可能信号STR1...STR4はそれぞれ
の3つの部分パルスすなわち前パルスA及び主パルスB
及び後パルスCから成る。
【0085】これらはそれぞれ部分データZ1,Z0,
Z2に依存して作用するか又は抑圧される。
【0086】図8(A)〜図8(E)の環境観察におい
ては、当該の加熱素子Ri のための前もって与えられて
いる印字データから出発して、現行の印字行m及び先行
の印字行m−1における隣接加熱素子Ri+1 及びRi-1
のためのデータと、2つの先行の印字行m−1及びm−
2における隣接加熱素子Ri の印字データとが考慮され
る。
【0087】先行の印字行m−1及びm−2における印
字データの代りに、制御パルス長を定めるデータが用い
られることも可能である。
【0088】図8(A)は、現行の印字サイクルmにて
当該の加熱素子Ri がドットを印字しないという簡単な
場合を示す。従って部分インパルスA,B,Cを規定す
る全ての部分データZ1,Z0,Z2は、図2の論理結
合により制御インパルスが全く発生しないように設定さ
れる。
【0089】図8(B)は、加熱素子Ri の回りの環境
により、先行のサイクルにおいても現行のサイクルにお
いてもドットを作らない場合を示す。部分データZ1,
Z0,Z2が、部分パルスA,B,Cが付活されるよう
に設定される。
【0090】図8(C)は当該の加熱素子Ri の環境の
種々の配置を示す。この配置は中央制御装置ZSで、部
分データZ1とZ0を作ることを導く。この配置はパル
スAとBを付活し、そしてこれにより、対応する前パル
スと主パルスを作る。
【0091】図8(D)に示されている種々の配置は、
対応する態様で付活されている主パルス及び後パルスに
作用し、部分データZ0とZ2を作る。
【0092】図8(E)は、主パルスのみが付活される
配置を示す。
【0093】図8から、隣接加熱素子Ri+1 及びRi-1
の観察と、当該の加熱素子Ri の前歴とが、本発明の方
法では中央制御装置ZSでの計算規模を減少するために
ほぼ等しく重み付けされることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための回路装置であ
る。
【図2】図1の詳細図である。
【図3】図1の詳細図である。
【図4】本発明の方法との関連で発生され入力される信
号の線図である。
【図5】図1に示されているメモリのデータ内容であ
る。
【図6】本発明の方法との関連で発生され入力される信
号の線図である。
【図7】本発明の1つの変形に対応して図1の詳細が変
形されて示されている詳細図である。
【図8】図4(B)〜図4(E)に示されている信号の
配置を示す詳細図である。
【符号の説明】
BUS1 データ線 G1 ...Gn AND素子 LI1,LI2,LI3 アドレス指定信号 m サイクル N1,N2 制御信号 PT ポインター R1 ...Rn 加熱素子 Seg1...Seg4 セグメント SP1...SP4 メモリ SP1−1...SP4−4 メモリSP4の記憶域 SR シフトレジスタ STR1...STR4 使用可能信号 TB 転送命令信号 TD 感熱プリンタヘッド TK 櫛状加熱素子配列 V 論理結合回路 ZS 中央制御装置 ZSP バッファメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の加熱素子(R1 ...R
    n )により形成されるセグメント(Seg1...Se
    g4)がサイクル的に順次に制御されることと、各サイ
    クルにおいて個々の加熱素子固有のそれぞれ1つの制御
    パルスが、ある特定の時間的順番で配列されているある
    特定の数の部分パルス(A,B,C)により形成される
    ことと、それぞれの加熱素子(Ri )のための所与の印
    字データから出発して現行のサイクル(m)において、
    部分パルス(A,B,C)を定める部分データ(Z1,
    Z0,Z2)が中央制御装置により発生され、少なくと
    も現行のサイクル(m)のための隣接加熱素子
    (Ri+1 ;Ri-1 )の印字データと先行のサイクル(m
    −1)におけるそれぞれの加熱素子(Ri )の印字デー
    タは必ず考慮されることと、1つの制御パルス当り最大
    の数の部分パルス(A,B,C)より多い数の記憶域
    (SP1...SP4−4)を有するそれぞれ1つのメ
    モリ(SP1...SP4)がそれぞれのセグメント
    (Seg1...Seg4)に割当られることと、サイ
    クル的にアドレス指定信号(LI1(m),LI2
    (m),LI3(m))によりそれぞれのメモリ(SP
    1...SP4)のそれぞれ1つの記憶域(SP
    1...SP4−4)が書込み可能な記憶域としてアド
    レス指定され、1つの制御パルス当りの部分パルスの最
    大数に対応する数を有するそれぞれ残りの記憶域(SP
    1−2...SP4−4)が読出し可能な記憶域として
    アドレス指定されることと、1つのセグメント(Seg
    1...Seg4)の加熱素子(R1 ...Rn )を同
    時に制御するために用いられる部分データ(Z1,Z
    0,Z2)が、1つのセグメント(Seg4)が制御さ
    れる間にほぼ書込まれることと、アドレス指定信号(L
    I1(m),LI2(m),LI3(m))により少な
    くとも1つのセグメント(Seg4)を制御するための
    すべての部分データ(Z1,Z0,Z2)が、対応する
    メモリ(SP4)における読出し可能な記憶域(SP4
    −2...SP4−4)に現行のサイクル(m)におい
    て完全に記憶されているように、アドレス指定信号(L
    I1(m),LI2(m),LI3(m))が制御され
    かつ部分データ(Z1,Z0,Z2)の発生及び書込み
    が制御されることと、このメモリ(SP4)のそれぞれ
    の記憶域(SP1...SP4−4)に記憶されている
    それぞれの部分データ(Z1,Z0,Z2)がデータ取
    出し信号(LA4−Z1,LA4−Z0,LA4−Z
    2)により読出され、このセグメント(Seg4)のた
    めの制御回路に入力されることとを特徴とする感熱プリ
    ンタヘッドに制御データを伝達するための方法。
  2. 【請求項2】 それぞれの制御パルスが前パルス及び主
    パルス及び後パルス(A,B,C)により形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の感熱プリンタヘッドに
    制御データを伝達するための方法。
  3. 【請求項3】 4つのセグメント(Seg1...Se
    g4)が形成されることと、4つの記憶域を有するそれ
    ぞれ1つのメモリがそれぞれのセグメント(Seg
    1...Seg4)のために設けられることと、アドレ
    ス指定信号(LI3(m))により後続のサイクル(m
    +1)のためのすべての部分データ(Z1,Z0,Z
    2)をすべて記憶することになるメモリ(SP4)から
    現行のサイクル(m)のためのこのメモリ(SP4)の
    部分データが読出されるまで、その都度のアドレス指定
    信号(LI3(m))が遅延されることを特徴とする感
    熱プリンタヘッドに制御データを伝達するための方法。
  4. 【請求項4】 セグメント(Seg1...Seg4)
    が、サイクル的に発生される使用可能信号(STR
    1...STR4)により順次に制御されることと、使
    用可能信号(STR1...STR4)が、アドレス指
    定信号(LI1(m),LI2(m),LI2(m))
    を発生するために用いられることとを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちのいずれか1つの請求項に記載の
    感熱プリンタヘッドに制御データを伝達するための方
    法。
  5. 【請求項5】 現行のサイクル(m)及び先行のサイク
    ル(m−1)のための隣接加熱素子(Ri+1 ;Ri-1
    の印字データと、その都度の加熱素子(m−1)の印字
    データとが、少なくとも2つの先行のサイクル(m−
    1;m−2)においては部分データ(Z1,Z0,Z
    2)の発生において同一の重み付けされることを特徴と
    する請求項1から請求項4のうちのいずれか1つの請求
    項に記載の感熱プリンタヘッドに制御データを伝達する
    ための方法。
JP20590192A 1991-07-11 1992-07-09 感熱プリンタヘッドに制御データを伝達するための方法 Pending JPH05185631A (ja)

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DE4123221.6 1991-07-11
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JP3601150B2 (ja) * 1995-12-20 2004-12-15 ソニー株式会社 プリンタ装置及びその駆動方法
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DE4123221C2 (ja) 1993-09-16
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