JPH0518559Y2 - - Google Patents

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JPH0518559Y2
JPH0518559Y2 JP14453386U JP14453386U JPH0518559Y2 JP H0518559 Y2 JPH0518559 Y2 JP H0518559Y2 JP 14453386 U JP14453386 U JP 14453386U JP 14453386 U JP14453386 U JP 14453386U JP H0518559 Y2 JPH0518559 Y2 JP H0518559Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、冷凍・空調装置などの機器の台床
に関し、特に構成部材及び結合構成の改良にかか
わる。
〔従来の技術〕
第7図は機器として一般に知られている冷凍・
空調装置を示す概要斜視図である。1は台床、2
は冷媒圧縮機、3は水側熱交換器、4はアキユム
レータ、5は制御箱、6は空気側熱交換器、7は
送風機、8は外箱である。これらの各機器に、図
示しない冷媒配管の配設及び電気配線の接続が施
されている。上記台床1としては、次の機能が必
要である。
(a) 上記各機器の取付けが容易であるとともに、
各機器の重量及び運転中の振動に耐える強度を
有すること。
(b) 装置のつり上げ時の荷重及び輸送時の振動に
耐える強度を有すること。
(c) 装置の台板として基礎への据付けが容易であ
り、また、十分な耐食性をもつていること。
このような機能を有する従来の台床として、第
8図に示すものがある。図において、10は溶接
結合された台床で、次のように構成されている。
11は溝形鋼からなり互いに側辺部を対向させ間
隔をあけ平行に配置された一対のベース枠、12
はこのベース枠11に溶接固着された一対のつり
手、13は溝形鋼からなり、双方のベース枠11
間の両端に溶接結合された一対の連結枠、14は
溝形鋼からなり、双方のベース枠11間にまたが
り溶接結合された複数の支持枠で、冷媒圧縮機な
ど各機器の取付け用穴14aが設けられている。
上記ベース枠11と連結枠13及び支持枠14
との溶接結合状態を第9図に示す。連結枠13及
び支持枠14はベース枠11に溶接部13a及び
14bで接続溶接されている。
こうして、溶接結合されて構成された台床10
は、耐食性をもたせるため、全体にサンドブラス
トを行い、塗料を施していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の台床では、次のような問題
点があつた。
(a) 使用部材が溝形鋼及び山形鋼であり、重量が
増加し、材料費が高くなり、運搬取扱いが面倒
でその費用も増大していた。
(b) 溶接組立てであるため、ひずみ取り作業が必
要で高価になり、また、良品質の安定維持が困
難であつた。
(c) 溶接組立て構成された台床10を、全体的に
サンドブラストをし塗装をしなければならず、
表面処理費用が増大していた。
(d) 溶接組立場、サンドブラスト場及び塗装場
は、台床10の外形に対応する大きな作業スペ
ースを必要としていた。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたもので、軽量化され、良品質が安定化
され、価格を低減し、所要作業スペースが縮少さ
れる機器の台床を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる機器の台床は、溝形鋼からな
る一対のベース枠を側辺部を対向させ平行に配置
し、各ベース枠の対向する側辺部にはそれぞれ山
形鋼からなるL形状取付枠をとび溶接結合し、双
方の突出する底辺が対向するようにし、四角波形
に折曲げ形成された波形板枠を双方のベース枠間
に入れ、波形板枠の上辺から両側に出された突出
片部で各ベース枠の上辺上に締付け部材により結
合し、波形板枠の低辺部の両側寄りで、各取付枠
の底辺上に締付け部材により結合したものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、L形状取付枠が固着され
た1対のベース枠に、波形板枠が締付け部材によ
り接合されて組立構成されており、従来のような
溶接変形がなくされ、ひずみ取り作業を要しな
い。また、波形板枠は四角波形に形成され、か
つ、上辺両側の突出片部でベース枠の上辺上に接
合され、底辺部の両側寄りで取付枠の低辺上に結
合されており、剛性が高いので板厚を薄くでき軽
量化される。さらに、取付枠が固着された1対の
ベース枠と波形板枠とは、結合前にそれぞれ単独
で防食処理されてから、締付け部材による締付け
で結合組立てができ、作業性が向上する。
〔実施例〕
第1図はこの考案による機器の台床の一実施例
を示す斜視図である。20は無溶接により結合構
成された台床で、次のように構成されている。2
1は溝形鋼からなり、側辺部を対向させ平行に配
置された両側一対のベース枠で、それぞれ一対宛
のつり手12が溶接固着されている。22はL形
鋼からなり、各ベース枠21に側辺部を合わせと
び溶接で固着された一対の取付枠で、双方の取付
枠22の突出する底辺が対向している。ベース枠
21に取付枠22がとび溶接固着された状態を第
2図に拡大図で示す。ベース枠21に取付枠22
がとび溶接により断続する溶接部22bで固着さ
れており、溶接によるベース枠21のひずみが少
なく、溶接後のひずみ取りは要しない。23は薄
鋼板からなり四角波形状に折曲げ形成された波形
板枠で、双方のベース枠21の間にまたがり取付
けられており、長手方向に対し適宜に分割結合さ
れている。
上記波形板枠23は、第3図に示すように、底
辺部23a、立て辺部23b及び上辺部23cと
が連続折曲げ形成されており、各上辺部23cに
は両側に出された突出片部23dが一体に形成さ
れている。両側の各突出片部23d及び各底辺部
23aの両側部には結合用穴23eがそれぞれあ
けられてあり、上辺部23cには所要の箇所に機
器据付用穴23gがあけられてある。
第4図に隣接する双方の波形板枠23の分割部
を示す。分割部において、上に重ねられる一方の
板枠23の底辺部23jは折曲げ長さを、他方の
板枠23の底辺部23hの折曲げ長さより小さく
し、かつ、一方の板枠23の立て辺部23kの曲
げ高さを、立て辺部23bの高さより板厚分だけ
底く形成していて、分割部での双方の板枠23同
志の結合を容易にしている。23fは分割部で重
ねられた双方の底辺部23jと23hとに設けら
れた結合ボルト用穴である。
上記のように形成された複数分割の波形板枠2
3は双方のベース枠21間にはめられ、各突出片
部23d及び各底片部23aの各結合用穴23e
に締付け部材をなすボルトが通され、これらの各
結合用穴23eに対応し、ベース枠21及び取付
枠22に設けられてあるボルト用ねじ穴21a及
び22aにねじ込み結合される。隣接する板枠2
3の分割部は各ボルト用穴23fにボルトが通さ
れナツトにより結合される。
上記一実施例の台床20では、取付枠22が固
着された双方のベース枠21は、溶接によること
なく、波形板枠23に結合部材で結合組立てされ
るので、組立て前に耐食性処理が施される。これ
には、サンドブラスト後塗装処理をする。このよ
うに、各ベース枠21は単品状態で処理されるの
で、各処理の作業スペースが狭くてよい。
一方、波形板枠23は耐食性のため、亜鉛鉄板
など表面処理鋼板を用い、塗装処理を省いてい
る。
この波形板枠23は台床20の幅方向に対する
強度を受持つている。また、載せられる機器の重
量に対する強度は、各負担荷量に応じ、底辺部2
3a、上辺部23cの曲げ幅寸法、及び波形固数
を、梁の強度計算式により設定することにより対
処している。
板枠23の両ベース枠21への結合は、底辺部
の両側部の両取付枠22への結合のみでなく、各
突出片部23dのベース枠21の上辺部への結合
を施していることは、粱としての強度上重要な役
割りを果している。
すなわち、台床20を基礎に据付けた場合、板
枠23の梁モデルは、突出片部23d無しの場
合、第5図に説明図で示すように、両端支持梁と
なる。また、上記一実施例の突出片部23d有り
の場合は、第6図に説明図で示すように、両端固
定梁と考えられ、後者が前者に比べ梁強度が増す
ことにより、波形板枠23の素材である鋼板のよ
り一層の薄肉化が図られる。
さて、上記波形板枠23の形成には、まず平鋼
板の状態で、タレツトパンチプレス機により各結
合用穴23e、各据付用穴23g、各組合せ用穴
23fなどの穴加工及び各突出片部23dなどの
形状切断加工を行つた後、ブレーキプレス機によ
り底辺部23a、立て辺部23b、上辺部23c
などを連続的に折曲げ加工し四角波形状に形成す
る。
このように、自動加工機を用いての一連の加工
ができ、製作費の大幅な低減がされる。また、波
形板枠23は、冷媒圧縮機2など各機器の配置、
さらに、製作及び運搬、組立の容易性を考慮し、
装置の長手方向に適当数に分割されている。
なお、上記実施例では波形板枠23を複数に分
割したが、必要がなければ一体のものであつても
よい。
また、上記実施例では波形板枠23のベース枠
21、取付枠22への結合固着は、溶接によらな
い接合組立ての締付け部材として、ボルトによつ
たが、リベツトによつてもよくあるいはタツピン
グねじによつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、溝形鋼から
なる一対の枠の側辺部外方にそれぞれL形鋼から
なる取付枠のベースを立て辺で接してとび溶接固
着し、これらのベース枠の取付枠を対向させ、双
方のベース枠を所定の間隔をあけ平行に配置し、
長手方向に四角波形に折曲げ形成した波形板枠を
上記双方のベース枠間にはめ、上記板枠の各上辺
部両側に形成した各突出片部を上記各ベース枠上
に締付け部材による締付けで結合するとともに、
板枠の底辺部両側部を各取付枠の底辺上に締付け
部材による締付けで結合し台板を構成したので、
波形板枠の板厚が薄くでき台床が軽量化され、製
作組立費が低減される。また、台床全体が溶接組
立てでないので、従来の台床のような外形の大き
い組立後での、溶接後のひずみ取り作業や塗装前
の処理を要せず、ベース枠部と波形板枠とが単独
でサンドブラストや塗装処理ができ、その作業ス
ペースが小さくてよい。さらに、組立ては、従来
のような台床の溶接組立場所を要せず、機器の組
込み場所に、ベース枠部と波形板枠とが容易に搬
入されて、締付け部材による締付け結合で、作業
性よく組立てられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による機器の台床の一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図のA部の拡大図、
第3図は第1図の波形板枠の部分斜視図、第4図
は第1図の波形板枠の分割部の斜視図、第5図は
第1図の波形板枠が取付枠のみに結合されたと仮
定した場合の梁の支持を示す説明図、第6図は第
1図の波形板枠がベース枠と取付枠とに結合され
た梁の支持を示す説明図、第7図は台床上に取付
けられた冷凍・空調装置の概要構成図、第8図は
従来の台床の斜視図、第9図は第8図のB部の拡
大図である。 20……台床、21……ベース枠、22……取
付枠、23……波形板枠、23a……底辺部、2
3c……上辺部、23d……突出片部。なお、図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 溝形鋼からなり、側辺部を対向させ平行に配
    置された両側一対のベース枠、山形鋼からな
    り、これらのベース枠の側辺部外面にそれぞれ
    立て辺部が接し断続に複数箇所で固着され底辺
    が内方に出された両側一対の取付枠、及び薄鋼
    板からなり、長手方向に複数の四角波形が折曲
    げ形成されて上辺部と底辺部が設けられた波形
    板枠を備え、この波形板枠は上記各上辺部両側
    に水平の突出片部が一体に形成されてあり、上
    記双方のベース枠間にはめられ、上記各突出片
    部が各ベース枠上に当てられ、かつ、上記波形
    板枠の各底辺部両側部が上記各取付枠の底辺上
    に当てられ、それぞれ締付け部材による締付け
    で結合されて構成された機器の台床。 (2) 波形板枠はベース枠の長手方向に対し複数に
    分割され、この分割部で結合されたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の機
    器の台床。 (3) 締付け部材はボルトからなる実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の機器の台床。 (4) 波形板枠は表面処理鋼板からなる実用新案登
    録請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の機器の台床。
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