JPH0518469A - 回転部のシール方法 - Google Patents

回転部のシール方法

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Publication number
JPH0518469A
JPH0518469A JP3152721A JP15272191A JPH0518469A JP H0518469 A JPH0518469 A JP H0518469A JP 3152721 A JP3152721 A JP 3152721A JP 15272191 A JP15272191 A JP 15272191A JP H0518469 A JPH0518469 A JP H0518469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic fluid
main shaft
magnetic
yoke
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3152721A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sekiguchi
修 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
Priority to JP3152721A priority Critical patent/JPH0518469A/ja
Publication of JPH0518469A publication Critical patent/JPH0518469A/ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 回転部の主軸1に穴5または間隙を設けた磁
気回路を装着した後、その穴または間隙から磁性流体を
注入する。 【効果】 磁性流体の一部がヨークの外側にはみ出して
主軸の回転によって周囲に飛散してその他の部品を汚染
するのを防止できる。また、磁性流体の量が少なくなら
ないため、シール効果の低下を防止できる。更に、磁性
流体シールの上部と下部とで圧力差が生じて磁気回路の
一部が破損して飛散するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転部を磁性流体シール
でシールときの回転部のシール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の回転部を磁性流体シール
でシールときの回転部のシール方法の一例を示す図で、
(a)は回転部の主軸と磁性流体シールとの配置を示す
断面図、(b)および(c)は回転部の主軸に対する磁
性流体シールの取付け手順を工程順に示す断面図であ
る。
【0003】回転部を磁性流体シール(以下、EXシー
ルと称す)でシールときの従来の回転部のシール方法
は、図5(a)に示すように、EXシールの磁気回路を
構成するヨーク53の上部および下部に他の構造物55
および56が存在するときは、EXシールを回転部の主
軸51に取付けてから磁性流体を注入するのが困難であ
るため、図5(b)に示すように、あらかじめ磁性流体
57を磁気回路のマグネット52の頂部に注入してお
き、次に、図5(c)に示すように、その状態でEXシ
ールを主軸51に取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
回転部のEXシールによるシール方法は、磁気回路の装
着のときに磁性流体57の一部がヨーク53の外側には
み出した状態で主軸51に付着して残留する(参照符号
57a)。残留した磁性流体57aは、構造物55およ
び56があるため(図5(b)および(c)では図示省
略)、除去することが不可能である。この残留した磁性
流体57aは、主軸51が高速で回転すると、周囲に飛
散して構造物55および56やその他の部品を汚染する
という欠点を有している。また、磁性流体57の量も、
飛散した分だけ少なくなるため、シール効果も低下する
という欠点もある。また、場合によっては、磁性流体シ
ールの上部と下部とで圧力差が生じ、それによって磁気
回路の一部が破損して飛散することもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の回転部のシール
方法は、回転部の主軸を磁性流体および磁気回路からな
る磁性流体シールでシールし、前記磁気回路に設けた穴
または間隙から前記磁性流体を注入することを含んでい
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は本発明の第一の実施例を示す図で、
(a−1)および(a−2)は主軸に磁性流体シールの
磁気回路を装着した状態を示す断面図および側面図、
(b)は磁性流体を注入する状態を示す断面図である。
【0008】本実施例は、回転部の主軸1はベアリング
(図示省略)によって回転可能に支持されており、この
主軸1に対して、まず、図1(a−1)および(a−
2)に示すように、マグネット2とヨーク3とハウジン
グ4とからなる磁気回路を装着する。マグネット2とハ
ウジング4には、それらを貫通して注入口5が設けてあ
る。次に、図1(b)に示すように、この注入口5から
ディスペンサ8を用いて磁性流体(図示省略)を注入す
る。このようにすることにより、磁性流体の一部がヨー
ク3の外側にはみ出すのを防止できる。
【0009】図2は本発明の第二の実施例を示す図で、
主軸に磁性流体シールの磁気回路を装着した後磁性流体
を注入する状態を示す断面図である。
【0010】本実施例は、回転部の主軸11はベアリン
グ(図示省略)によって回転可能に支持されており、こ
の主軸11に対して、マグネット12とヨーク13とハ
ウジング14とからなる磁気回路を装着することは図1
の例と同じである。注入口15は、マグネット12とヨ
ーク13とを斜めに貫通して設けてある。この注入口1
5からディスペンサ18を用いて磁性流体(図示省略)
を注入する。
【0011】図3は本発明の第三の実施例を示す図で、
図3(a−1)および(a−2)は主軸に磁性流体シー
ルの磁気回路を装着した状態を示す断面図および側面
図、図3(b)は磁性流体を注入する状態を示す断面図
である。
【0012】本実施例は、回転部の主軸21はベアリン
グ(図示省略)によって回転可能に支持されており、こ
の主軸21に対して、まず、図3(a−1)および(a
−2)に示すように、マグネット22とヨーク23とハ
ウジング24とからなる磁気回路を装着する。上側のヨ
ーク23とマグネット22との間には、隙間26が設け
てあり、ハウジング24のそれに対応する位置に注入口
25が設けてある。次に、図3(b)に示すように、こ
の注入口25からディスペンサ28を用いて磁性流体
(図示省略)を注入する。
【0013】図4は本発明の第四の実施例を示す図で、
図4(a−1)および(a−2)は主軸に磁性流体シー
ルの磁気回路を装着した状態を示す断面図および側面
図、図4(b)は磁性流体を注入する状態を示す断面図
である。
【0014】本実施例は、回転部の主軸31はベアリン
グ(図示省略)によって回転可能に支持されており、こ
の主軸21に対して、まず、図4(a−1)および(a
−2)に示すように、マグネット32とヨーク33とハ
ウジング34とからなる磁気回路を装着する。マグネッ
ト32は、上下に2分割されており、それらの間には隙
間36が設けてある。またハウジング34のそれに対応
する位置に注入口35が設けてある。次に、図4(b)
に示すように、この注入口35からディスペンサ38を
用いて磁性流体(図示省略)を注入する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転部の
シール方法は、回転部の主軸に穴または間隙を設けた磁
気回路を装着した後、その穴または間隙から磁性流体を
注入することにより、磁性流体の一部がヨークの外側に
はみ出して主軸の回転によって周囲に飛散してその他の
部品を汚染するのを防止できるという効果がある。ま
た、磁性流体の量が少なくならないため、シール効果の
低下を防止できるという効果もある。更に、磁性流体シ
ールの上部と下部とで圧力差が生じて磁気回路の一部が
破損して飛散するのを防止できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す図で、(a−1)
および(a−2)は主軸に磁性流体シールの磁気回路を
装着した状態を示す断面図および側面図、(b)は磁性
流体を注入する状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す図で、主軸に磁性
流体シールの磁気回路を装着した後磁性流体を注入する
状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第三の実施例を示す図で、(a−1)
および(a−2)は主軸に磁性流体シールの磁気回路を
装着した状態を示す断面図および側面図、(b)は磁性
流体を注入する状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第四の実施例を示す図で、(a−1)
および(a−2)は主軸に磁性流体シールの磁気回路を
装着した状態を示す断面図および側面図、(b)は磁性
流体を注入する状態を示す断面図である。
【図5】従来の回転部を磁性流体シールでシールときの
回転部のシール方法の一例を示す図で、(a)は回転部
の主軸と磁性流体シールとの配置を示す断面図、(b)
および(c)は回転部の主軸に対する磁性流体シールの
取付け手順を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 2 マグネット 3 ヨーク 4 ハウジング 5 注入口 8 ディスペンサ 11 主軸 12 マグネット 13 ヨーク 14 ハウジング 15 注入口 18 ディスペンサ 21 主軸 22 マグネット 23 ヨーク 24 ハウジング 25 注入口 26 隙間 28 ディスペンサ 31 主軸 32 マグネット 33 ヨーク 34 ハウジング 35 注入口 36 隙間 38 ディスペンサ 51 主軸 52 マグネット 53 ヨーク 55 構造物 56 構造物 57 磁性流体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転部の主軸を磁性流体および磁気回路
    からなる磁性流体シールでシールし、前記磁気回路に設
    けた穴または間隙から前記磁性流体を注入することを含
    むことを特徴とする回転部のシール方法。
JP3152721A 1991-06-25 1991-06-25 回転部のシール方法 Pending JPH0518469A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3152721A JPH0518469A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 回転部のシール方法

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JP3152721A JPH0518469A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 回転部のシール方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518469A true JPH0518469A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15546701

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JP3152721A Pending JPH0518469A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 回転部のシール方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000504A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Toshiba Corp 洗濯機
CN112112970A (zh) * 2020-10-30 2020-12-22 清华大学 磁性液体密封装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000504A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Toshiba Corp 洗濯機
CN112112970A (zh) * 2020-10-30 2020-12-22 清华大学 磁性液体密封装置
CN112112970B (zh) * 2020-10-30 2021-04-20 清华大学 磁性液体密封装置

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