JPH01234662A - 磁性流体による軸の密封装置 - Google Patents

磁性流体による軸の密封装置

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Publication number
JPH01234662A
JPH01234662A JP63058197A JP5819788A JPH01234662A JP H01234662 A JPH01234662 A JP H01234662A JP 63058197 A JP63058197 A JP 63058197A JP 5819788 A JP5819788 A JP 5819788A JP H01234662 A JPH01234662 A JP H01234662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic fluid
rotating shaft
magnetic
center hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63058197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iwata
雅夫 岩田
Kiyoshi Eguchi
江口 潔
Kenichi Mori
健一 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP63058197A priority Critical patent/JPH01234662A/ja
Publication of JPH01234662A publication Critical patent/JPH01234662A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、回転軸の外周部を密封するために、回転軸の
外周に磁石を配置して、回転軸と磁石との間に磁性流体
を保持できるようにした軸の密封装置に関する。
「従来の技術」 最近、第3図に示すように回転軸1の外周にいわゆる磁
性流体シール2を嵌合し、回転軸lと磁性流体シール2
との隙間に磁性流体3を保持させて、回転軸外周部の密
封をすることが提案されている。このように磁性流体で
密封を保つようにすれば、通常の固体シール材を使う場
合のような摩擦はなく、かつ確実に密封を保つことがで
きるとして注目を集めている。
上記の場合、磁性流体を保持するため、磁石と回転軸と
の間に磁界を発生できるように、環状のプラスチック磁
石2aの軸方向両面に、環状のヨーク2bを接着させ、
磁束が、プラスチック磁石2a→一方のヨーク2b→回
転軸l→他方のヨー72b→プラスチツク磁石2aと流
れるような磁気回路を形成させている。
「発明が解決しようとする課題」 従来、回転軸と磁石との間に磁性流体を保持するために
、磁束を、プラスチック磁石→一方のヨーク→回転軸→
他方のヨーク→プラスチック磁石に生じさせている。よ
っていわゆる磁性流体シールは、プラスチック磁石と2
つのヨークとから構成され、磁性流体シールの厚さが大
きくなり、密封装置の小型化に対応できない。また、密
封をすベき回転軸が磁性体でなければ磁性流体を保持で
きないので、回転軸が磁性体でない場合にはその外周の
密封ができないという問題もあった。
また、従来のような構造では、磁束は磁性流体シールの
外径側へも多く論れてしまい、このことは、磁束が無駄
になってしまうばかりでなく、漏洩磁束として、周囲へ
の悪影響を及ぼすという問題もあった。
そこで本発明は、ヨークを設けなくても磁性流体を保持
できるようにすることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明の密封装置は、磁石の中心孔周縁を小区間ごとに
N極とS極とに分極して、隣接するN極とS極との間し
こ中心孔内側への磁界が生じるようにした。この磁石の
中心孔を回転軸に嵌合し、磁石と回転軸との隙間に磁性
流体を保持させた。
「作用」 I−記手段の磁石は、その中心孔周縁部が分極されて磁
界が磁石の中心孔と回転軸との隙間に生じるので、その
隙間に磁性流体を磁力により保持でき、回転軸外周部を
密封できる。
また磁石は、その中心孔周縁を小区間ごとにN極とS極
とに交互に分極させて、中心孔内側部に磁界が生じるよ
うにされるので、ヨークを設ける必要がなく磁石を薄く
形成できるとともに、回転軸が非磁性のものであっても
磁性流体の保持が可能となる。
「実施例」 本発明の密封装置の一実施例を第1〜2図により説明す
る。
磁石5は、プラスチック磁石、フェライト磁石、希土類
磁石、合金磁石等のいずれでもよく、特に材質は限定さ
れないが、もし磁性流体や反応ガスに浸されるおそれが
あるときは、コーティングなどの保護処理を施すことが
好ましい。
磁石5の中心孔6の周縁は、小区間毎にN極と88iと
が交互に分極され、隣接するN極とS極との間には中心
孔内側に磁界が発生するようにした(第1図参照)。な
お磁石5の外周を円形に17たのは、後記する回転軸1
の周囲壁が円管であるので、それに対応させただけであ
り、磁石5の外周部は円管の内壁に気密状に固定した。
また、後記する磁性流体の保持を適切にさせるためには
、磁石の隣接するN極とS極との間の間隔を0.5mm
〜20mrB程度の範囲にするのが望ましい。間隔が2
0ml11より犬きくになると磁性流体の保持が不十分
になって密封性が低下し、一方、間隔をあまり小さくす
ると着磁が困難になると共に、中心孔内側に向って磁力
の及ぶ範囲が短かくなってしまう。
磁石5の中心孔6が回転軸1に嵌合されて、磁石5と回
転軸1との隙間に磁性流体3を磁力により保持させた。
なお回転軸1は、磁性体であっても非磁性体であっても
磁石5により、回転軸1の外周の隙間に磁界が生じ、そ
こに磁性流体3が保持される。このように磁性流体3が
、回転軸1と磁石5との隙間を満たすので、回転軸1の
外周の密封性が保たれる。なお、回転軸1の回転時に、
磁性流体3との間に小さな摩擦力が生じるが、それは通
常の固体シール材で密封する場合に比較して非常に小さ
いので効率がよい。
「発明の効果」 本発明では、磁性流体を保持させるために回転軸外周に
設ける磁石は、中心孔周縁部が小区間毎にN極とS極と
に交互に分極されて、中心孔内側に磁界が生じるように
しているので、ヨークを設ける必要がなく、密封装置を
薄い小型のものにすることができる。また回転軸は、磁
性体であっても非磁性体であっても適用でき、適応性が
広い。
さらに、磁性流体シールから外側へ洩れてしまう磁束を
極めて小さく抑えることができ、磁力を有効に活用でき
ると共に、漏洩磁束による周囲への悪影響も防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の密封装置の平面断面図、第2図は同装
置の側面断面図、第3図は従来の磁性流体を使用した密
封装置の断面図である。 1;回転軸     3;磁性流体 5:磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁石の中心孔周縁部が小区間毎にN極とS極とに交互に
    分極されて、隣接するN極とS極との間には磁石の中心
    孔内側に磁界が発生するようにし、この磁石が回転軸に
    嵌合されて、磁石と回転軸との隙間に磁性流体が保持さ
    れることを特徴とする磁性流体による軸の密封装置。
JP63058197A 1988-03-14 1988-03-14 磁性流体による軸の密封装置 Pending JPH01234662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63058197A JPH01234662A (ja) 1988-03-14 1988-03-14 磁性流体による軸の密封装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63058197A JPH01234662A (ja) 1988-03-14 1988-03-14 磁性流体による軸の密封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01234662A true JPH01234662A (ja) 1989-09-19

Family

ID=13077298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63058197A Pending JPH01234662A (ja) 1988-03-14 1988-03-14 磁性流体による軸の密封装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH01234662A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5659445A (en) * 1993-12-14 1997-08-19 Hitachi, Ltd. Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor having improved lubrication arrangement
US5973878A (en) * 1993-12-14 1999-10-26 Hitachi, Ltd. Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor, having a magnetic lubricant seal which is inclined

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5659445A (en) * 1993-12-14 1997-08-19 Hitachi, Ltd. Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor having improved lubrication arrangement
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