JPH0211970A - 磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置 - Google Patents

磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置

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JPH0211970A
JPH0211970A JP63161887A JP16188788A JPH0211970A JP H0211970 A JPH0211970 A JP H0211970A JP 63161887 A JP63161887 A JP 63161887A JP 16188788 A JP16188788 A JP 16188788A JP H0211970 A JPH0211970 A JP H0211970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
magnetic
magnet structure
magnet
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63161887A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iwata
雅夫 岩田
Kiyoshi Eguchi
江口 潔
Kenichi Mori
健一 毛利
Hiroshi Tsuchida
土田 弘志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP63161887A priority Critical patent/JPH0211970A/ja
Publication of JPH0211970A publication Critical patent/JPH0211970A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、「産業上の利用分野」 本発明は、回転軸の外周部に磁石構造物を配置して回転
軸と磁石構造物との間に磁性流体を保持させる軸封装置
とその磁石構造物とに関し、特に磁石構造物の磁束が外
部に遥げるのを防止したものである。
「従来の技術」 最近、第3図に示すように回転軸1の外周に。
中心孔を有する磁石構造物2を嵌合し、回転軸1と磁石
構造物2との間隙に磁性流体3を保持させて、回転軸外
周部の密封をすることが提案されている。このように磁
性流体で密封を保つようにすれば、通常の固体シール材
を使う場合のような摩擦はなく、かつ確実に密封を保つ
ことができるとして注目を集めている。
上記の場合、磁石構造物と回転軸(磁性体製)との間に
磁界を発生できるようにするため、磁石構造物は、環状
の磁石2aの軸方向両面に環状のヨーク2bを接着させ
た構成にしている。
そして磁界が磁石2a→一方のヨーク2b→回転軸1→
他方のヨーク2b−磁石2aに作用するようにしている
。また回転軸lが磁性体ハウジング4内に配置される場
合、磁石構造物2の半径方向外周部から外部に磁束が逃
げるのを防止するため、環状の磁石構造物2と、ハウジ
ング4の支持部4aと周壁4bとの間にプラスチック等
の非磁性体6を設けることも提案されている。
「発明が解決しようとする課題」 従来、磁性流体を回転軸外周に保持するために磁石構造
物の中心孔を回転軸に嵌合し、磁石構造物の外周部から
外部に磁束が逃げるのを防止するために、磁石構造物と
磁性体ハウジングとの間に非磁性体を設けることが提案
されている。もしそうしない場合には、磁束が半径方向
外部に逃げるのを十分に防止できず、磁石構造物の内周
側の磁力を弱めて磁性流体の保持力が弱まったり、磁界
が磁性体ハウジング側に洩れて他の機器に悪影響を及ぼ
すという問題が生じる。しかし、非磁性体を環状磁石と
ハウジングとの間に気密状に配置するというのは、それ
だけ余分の部品および手数を要し、また、これにより、
磁石構造物と軸との同軸度がくずれてくることと懸念さ
れ、製造上望ましいものではない。
そこで本発明は、磁性流体を使用した軸封装置に用いる
磁石構造物の磁力を有効に利用し、しかもその製造を容
易にすることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、磁性体の回転軸が磁性体ハウジング内に設け
られ、磁石構造物の中心孔を回転軸に嵌合して磁石構造
物の外周部を磁性体ハウジングに固定し、磁石構造物と
回転軸との間隙に磁性流体を保持する軸封装置ならびに
、それを構成している磁石構造物である。
磁石構造物は、磁石の両面にヨーク板を接着して形成さ
れ、一方のヨーク板の外径を他方のヨーク板の外径より
少なくとも1mmは小として、小さい方のヨーク板外周
と磁性体ハウジング内周面との間に少なくとも0.5m
m以上の間隔を設けることにより、そこの磁気抵抗を増
加させた。上記間隔が0.5omよりも小さい場合には
、磁気抵抗が十分でなく、ヨークからハウジングへの磁
束の流れが大きい。
外径を小さくするヨークは、ふつう磁石構造物を磁性体
ハウジングの支持部に固定する側とは反対側の方に選べ
ばよいが、磁性体ハウジングの支持部に固定する側のヨ
ークの外径を小さくするときは、ヨークと磁性体ハウジ
ングの支持部との間に非磁性体を介在させればよい。
「作用」 上記手段の磁性流体を使用した軸封装置は、磁石構造物
を構成する一方のヨークの外径を小さくし、そのヨーク
外周と磁性体ハウジング内周面との間にある程度の間隔
を設けているので、磁石の半径方向外周部では、磁石→
一方のヨーク→磁性体ハウジング→他方のヨーク→磁石
という磁路は生じず、磁束が外部に逃げることがない、
よって、磁石構造物における磁性流体を保持する内側の
磁力を強めることができ、かつ磁束が磁性体ハウジング
に洩れて他の機器に悪影響を及ぼすことがない。
「実施例」 本発明の実施例を81図により説明する。
本発明の軸封装置は、磁性体製の回転軸1が、磁性体ハ
ウジング4内に設けられる場合に適用される。回転軸l
に磁石構造物2の中心孔を嵌合させて、回転軸1と磁石
構造物2との間に磁性流体3を保持させた。磁性体ハウ
ジング4には、支持面4aが設けられ、その支持面4a
に磁石構造物2の軸方向の片側面pく接して保持される
ようになっている。磁石構造物2は、ポンド磁石板2a
の両面に、例えば磁性ステンレス製のヨーク板2b、2
b’が接着されて形成される。なお、ポンド磁石板2a
は、ナイロンにフェライトあるいは希土類金属を混入さ
せて磁力を持たせたものであり、ポンド磁石以外の板状
磁石を適用することも可能である。
磁石構造物2におけるハウジング支持面4aの側のヨー
ク2bは、支持面4aに保持されるとともに、ヨーク2
bの外周面が磁性体ハウジング4の大径内周面に接着さ
れる。また他方のヨーク2b′は、支打面側のヨーク2
bより外径が2mm小さく形成されヨーク2b′外周と
磁性体ハウジング4の大径内周面との間に1mmの間隔
が設けられる。この間隔があるために、ヨーク2b′の
半径方向外周部と磁性体ハウジング4との間の磁路が切
断され、磁石構造物2の磁束が外部に洩れるのが防止さ
れる。
なお、磁石構造物2の内周側では、ポンド磁石2a→ヨ
ーク2b′→回転軸l→ヨーク2b−ポンド磁石2aの
磁路が形成されて、各ヨーク2b、2b”と回転軸1と
の間に磁性流体3が保持される。
次に第2実施例を第2図により説明する。
この実施例は、ポンド磁石5aの両側のヨーク5b5b
′のうち、ハウジング支持面4a側のヨーク5b′の外
径を少し小さく形成し、そのヨーク5b′とハウジング
支持面4aとの間にプラスチック等の非磁性体6を介在
させて、ヨーク5b′と磁性体ハウジング4との間の磁
路を切断した。なお、第2図では非磁性体8をヨーク5
III′の半径方向外側にまで延長させているが、必ず
しもそのように延長させる必要はない。また逆側のヨー
ク5bは、前記ヨーク5b′より外径が大きく、その半
径方向外周面が磁性体ハウジング4の大径部内周面に接
着される。そして各ヨーク5b、5b’と回転軸1との
間に、第1実施例と同様に磁性流体3が保持され、磁石
構造物5の半径方向外周から磁束が外部に逃げるのが防
止される。
「発明の効果」 本発明の磁石構造物あるいはそれを使用した軸封装置は
、磁性体ハウジング内に設けた軸に適用され、磁石の両
面に設けたヨークの一方を、その外径を小さくして、ヨ
ーク外周部と磁性体ハウジングとの間の磁路を遮断して
いるので、磁束が外部に逃げることがない。よって、磁
石構造物内周側の磁力は十分に強くて磁性流体の保持が
確実となり、磁束が磁性体ハウジング外部に洩れて他の
機器に悪影響を及ぼすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸封装置の断面図、第2図は第2実施
例の軸封装置の断面図、第3図は従来の軸封装置の断面
図である。 l;回転軸      2:磁石構造物3;磁性流体 
    4;磁性体/\ウジング5;磁石構造物   
 6;非磁性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性体製軸の外周に磁性流体を保持するため中心
    孔を有する磁石板の両面に、中心孔を有するヨーク板を
    接着して軸外周に嵌合させる磁石構造において、一方の
    ヨーク板の外径を他方のヨーク板の外径より少なくとも
    1mmは小としたことを特徴とする磁性流体保持用の磁
    石構造物。
  2. (2)磁性体ハウジング内に設けた軸の外周に、磁石板
    の両面にヨーク板を接着した磁石構造物を配置し、回転
    軸と磁石構造物との間に磁性流体を保持するようにした
    軸封装置において、一方のヨーク板の外径を他方のヨー
    ク板の外径より少なくとも1mmは小さく形成すること
    により、小さい方のヨーク板外周と磁性体ハウジング内
    周面との間の間隔を他方のヨーク板外周と磁性体ハウジ
    ング内周面との間の間隔よりも大ならしめたことを特徴
    とする磁性流体を使用した軸封装置。
JP63161887A 1988-06-29 1988-06-29 磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置 Pending JPH0211970A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63161887A JPH0211970A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置

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JP63161887A JPH0211970A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置

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JPH0211970A true JPH0211970A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15743884

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JP63161887A Pending JPH0211970A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 磁性流体保持用の磁石構造物およびそれを用いた軸封装置

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JP (1) JPH0211970A (ja)

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