JPH05183815A - 映像信号の文字位置移動回路 - Google Patents
映像信号の文字位置移動回路Info
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- JPH05183815A JPH05183815A JP35756391A JP35756391A JPH05183815A JP H05183815 A JPH05183815 A JP H05183815A JP 35756391 A JP35756391 A JP 35756391A JP 35756391 A JP35756391 A JP 35756391A JP H05183815 A JPH05183815 A JP H05183815A
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- Japan
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- video signal
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 字幕等の文字成分のみを移動することができ
る映像信号の文字位置移動回路を提供する。 【構成】 Ａ／Ｄ変換器２によりデジタル化された映像
信号を、メモリ制御回路４によって指定された信号部分
のみフィールドメモリ３に書き込む。一定時間後にこの
映像信号を読み出し、Ｄ／Ａ変換器５によりアナログ映
像信号に戻す。レベル比較器７は、この映像信号と任意
電圧発生器８より出力された電圧とを比較し、文字成分
のみを検出して文字成分検出信号をスイッチ９の制御端
子に入力する。スイッチ９は、文字成分検出信号が入力
されている期間のみ、端子Ｂから端子Ａに切り換える。
これにより、文字成分のみが重畳された映像信号が出力
端子１１より出力する。
る映像信号の文字位置移動回路を提供する。 【構成】 Ａ／Ｄ変換器２によりデジタル化された映像
信号を、メモリ制御回路４によって指定された信号部分
のみフィールドメモリ３に書き込む。一定時間後にこの
映像信号を読み出し、Ｄ／Ａ変換器５によりアナログ映
像信号に戻す。レベル比較器７は、この映像信号と任意
電圧発生器８より出力された電圧とを比較し、文字成分
のみを検出して文字成分検出信号をスイッチ９の制御端
子に入力する。スイッチ９は、文字成分検出信号が入力
されている期間のみ、端子Ｂから端子Ａに切り換える。
これにより、文字成分のみが重畳された映像信号が出力
端子１１より出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を入力するテ
レビジョン受像機またはディスプレイ装置に使用する映
像信号処理装置における映像信号の文字位置移動回路に
関する。
レビジョン受像機またはディスプレイ装置に使用する映
像信号処理装置における映像信号の文字位置移動回路に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ＮＴＳＣ方式の映像信号による映像画面
のアスペクト比は１２：９（４：３）であり、一般に、
ＮＴＳＣ方式のテレビジョン受像機の受像管のアスペク
ト比も、図６（Ａ）に示すように、それに合わせて１
２：９となっている。しかし、次世代のテレビジョン方
式として開発されたハイビジョンの規格では、アスペク
ト比は１６：９であり、図６（Ｂ）に示すように、現行
のＮＴＳＣ方式の受像管より横長となっている。従っ
て、アスペクト比１６：９の映像を画面の欠落なしに映
出するためには、アスペクト比１６：９の受像管を持つ
テレビジョン受像機が必要となる。
のアスペクト比は１２：９（４：３）であり、一般に、
ＮＴＳＣ方式のテレビジョン受像機の受像管のアスペク
ト比も、図６（Ａ）に示すように、それに合わせて１
２：９となっている。しかし、次世代のテレビジョン方
式として開発されたハイビジョンの規格では、アスペク
ト比は１６：９であり、図６（Ｂ）に示すように、現行
のＮＴＳＣ方式の受像管より横長となっている。従っ
て、アスペクト比１６：９の映像を画面の欠落なしに映
出するためには、アスペクト比１６：９の受像管を持つ
テレビジョン受像機が必要となる。
【０００３】このアスペクト比１６：９の受像管を持つ
テレビジョン受像機に、図６（Ａ）に示すような通常の
ＮＴＳＣ方式の映像をそのまま表示すると、図６（Ｃ）
に示すように、水平方向が１６／１２倍に伸びた映像と
なってしまう。それゆえ、図６（Ｄ）に示すように、水
平方向に１２／１６倍の時間圧縮を行って正常な映像と
して表示する。この場合、アスペクト比１６：９の受像
管の左右両端には映像が表示されない無表示部分ができ
る。あるいは、図６（Ｅ）に示すように、水平方向はそ
のままで、垂直方向に１２／９倍に拡大することによ
り、映像の一部（上下端部）が欠落してしまうが、正常
な映像とすることができる。
テレビジョン受像機に、図６（Ａ）に示すような通常の
ＮＴＳＣ方式の映像をそのまま表示すると、図６（Ｃ）
に示すように、水平方向が１６／１２倍に伸びた映像と
なってしまう。それゆえ、図６（Ｄ）に示すように、水
平方向に１２／１６倍の時間圧縮を行って正常な映像と
して表示する。この場合、アスペクト比１６：９の受像
管の左右両端には映像が表示されない無表示部分ができ
る。あるいは、図６（Ｅ）に示すように、水平方向はそ
のままで、垂直方向に１２／９倍に拡大することによ
り、映像の一部（上下端部）が欠落してしまうが、正常
な映像とすることができる。
【０００４】しかしながら、外国映画等は、図７（Ａ）
に示すように、映像がアスペクト比１６：９の横長で上
下端部の画像のない黒い部分に字幕が入っているビスタ
サイズの映像である場合が多い。この場合、アスペクト
比１６：９の受像管に垂直方向に１２／９倍に拡大して
映像を表示すると、図７（Ｂ）に示すように、字幕部分
は受像管の表示可能範囲外に出てしまい、字幕を見るこ
とができない。そこで、字幕が含まれる欠落映像部分の
映像信号をメモリに書き込み、一定時間遅延させた後、
映像が欠落しない場所で読み出し、元の映像信号に重畳
すれば、図７（Ｃ）に示すように、字幕を見ることがで
きる。
に示すように、映像がアスペクト比１６：９の横長で上
下端部の画像のない黒い部分に字幕が入っているビスタ
サイズの映像である場合が多い。この場合、アスペクト
比１６：９の受像管に垂直方向に１２／９倍に拡大して
映像を表示すると、図７（Ｂ）に示すように、字幕部分
は受像管の表示可能範囲外に出てしまい、字幕を見るこ
とができない。そこで、字幕が含まれる欠落映像部分の
映像信号をメモリに書き込み、一定時間遅延させた後、
映像が欠落しない場所で読み出し、元の映像信号に重畳
すれば、図７（Ｃ）に示すように、字幕を見ることがで
きる。
【０００５】図３は、上記のように字幕を移動させるた
めの、従来の映像信号の文字位置移動回路を示すブロッ
ク図である。図３において、入力端子１より入力された
輝度映像信号は、Ａ／Ｄ変換器２に入力され、デジタル
映像信号に変換される。このデジタル映像信号はフィー
ルドメモリ３に入力され、メモリ制御回路４より供給さ
れる書き込みタイミング信号Ｓwtにより指定された信号
部分のみ書き込まれる。そして、ある一定時間後にメモ
リ制御回路４より供給される読み出しタイミング信号Ｓ
rtにより読み出され、Ｄ／Ａ変換器５に入力される。Ｄ
／Ａ変換器５に入力されたデジタル映像信号はアナログ
映像信号に戻され、加算器６に入力される。この加算器
６には入力端子１より入力された輝度映像信号も入力さ
れており、加算器６は、この２つの映像信号、即ち、入
力輝度映像信号とＤ／Ａ変換器５より出力された映像信
号とを加算する。そして、この加算された映像信号は出
力端子１１より出力する。
めの、従来の映像信号の文字位置移動回路を示すブロッ
ク図である。図３において、入力端子１より入力された
輝度映像信号は、Ａ／Ｄ変換器２に入力され、デジタル
映像信号に変換される。このデジタル映像信号はフィー
ルドメモリ３に入力され、メモリ制御回路４より供給さ
れる書き込みタイミング信号Ｓwtにより指定された信号
部分のみ書き込まれる。そして、ある一定時間後にメモ
リ制御回路４より供給される読み出しタイミング信号Ｓ
rtにより読み出され、Ｄ／Ａ変換器５に入力される。Ｄ
／Ａ変換器５に入力されたデジタル映像信号はアナログ
映像信号に戻され、加算器６に入力される。この加算器
６には入力端子１より入力された輝度映像信号も入力さ
れており、加算器６は、この２つの映像信号、即ち、入
力輝度映像信号とＤ／Ａ変換器５より出力された映像信
号とを加算する。そして、この加算された映像信号は出
力端子１１より出力する。
【０００６】次に、図４を用いて前述のメモリ制御回路
４による書き込み及び読み出しのタイミングについて説
明する。まず、書き込みタイミングにおいて、映像信号
の１フィールドであるＡフィールドの内、書き込み指定
されているａ１とａ５の信号部分がフィールドメモリ３
に書き込まれる。そして、読み出しタイミングにおい
て、書き込み後一定時間保持した後に、読み出し指定場
所であるＢフィールドのｂ２でａ１を、ｂ４でａ５をフ
ィールドメモリ３より読み出す。同様に、Ｂフィールド
のｂ１とｂ５の信号部分をフィールドメモリ３に書き込
み、Ｃフィールドのｃ２とｃ４でフィールドメモリ３よ
り読み出す。以下のフィールドについても同様である。
ここで、下端部のａ５及びｂ５の信号部分だけではな
く、上端部のａ１及びｂ１の信号部分も書き込み指定し
ているのは、上端部のａ１及びｂ１の信号部分にある文
字成分、例えば時刻表示等も移動させるためである。
４による書き込み及び読み出しのタイミングについて説
明する。まず、書き込みタイミングにおいて、映像信号
の１フィールドであるＡフィールドの内、書き込み指定
されているａ１とａ５の信号部分がフィールドメモリ３
に書き込まれる。そして、読み出しタイミングにおい
て、書き込み後一定時間保持した後に、読み出し指定場
所であるＢフィールドのｂ２でａ１を、ｂ４でａ５をフ
ィールドメモリ３より読み出す。同様に、Ｂフィールド
のｂ１とｂ５の信号部分をフィールドメモリ３に書き込
み、Ｃフィールドのｃ２とｃ４でフィールドメモリ３よ
り読み出す。以下のフィールドについても同様である。
ここで、下端部のａ５及びｂ５の信号部分だけではな
く、上端部のａ１及びｂ１の信号部分も書き込み指定し
ているのは、上端部のａ１及びｂ１の信号部分にある文
字成分、例えば時刻表示等も移動させるためである。
【０００７】これにより、加算器６より出力される映像
信号は、アスペクト比１６：９の受像管で表示可能な範
囲であるｂ２〜ｂ４，ｃ２〜ｃ４の信号部分の内、ｂ２
とｂ４，ｃ２とｃ４の部分に、本来であれば欠落してし
まうＡフィールドのａ１とａ５，Ｂフィールドのｂ１と
ｂ５の信号を重畳した信号となる。従って、図７（Ｃ）
に示すように、本来であれば表示可能範囲外にある字幕
を、アスペクト比１６：９の受像管の表示可能部分に移
動させて見ることができる。
信号は、アスペクト比１６：９の受像管で表示可能な範
囲であるｂ２〜ｂ４，ｃ２〜ｃ４の信号部分の内、ｂ２
とｂ４，ｃ２とｃ４の部分に、本来であれば欠落してし
まうＡフィールドのａ１とａ５，Ｂフィールドのｂ１と
ｂ５の信号を重畳した信号となる。従って、図７（Ｃ）
に示すように、本来であれば表示可能範囲外にある字幕
を、アスペクト比１６：９の受像管の表示可能部分に移
動させて見ることができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビスタサイ
ズの映像のように、画像のない黒い部分に字幕が入って
いる場合には、元の映像信号にこの字幕の入っている信
号部分を加算しても、字幕以外には画像がないので字幕
のみ加算されることになるが、ビスタサイズの映像以外
の映像（黒い部分のない画像）では、人物や背景等の画
像の上に字幕があるので、２つの映像が重なってしまう
ことになり、非常に見ずらくなるという問題点がある。
この問題点について、図５を用いて説明する。図５
（Ａ）は元の映像であり、下端部に字幕が挿入されてい
る。これは図４のＡフィールドに相当する。図５（Ｂ）
は加算される映像であり、図４のＢフィールドに相当す
る。すると、加算後の映像は、図５（Ｃ）に示すよう
に、２つの映像が重なり、非常に見ずらくなってしま
う。
ズの映像のように、画像のない黒い部分に字幕が入って
いる場合には、元の映像信号にこの字幕の入っている信
号部分を加算しても、字幕以外には画像がないので字幕
のみ加算されることになるが、ビスタサイズの映像以外
の映像（黒い部分のない画像）では、人物や背景等の画
像の上に字幕があるので、２つの映像が重なってしまう
ことになり、非常に見ずらくなるという問題点がある。
この問題点について、図５を用いて説明する。図５
（Ａ）は元の映像であり、下端部に字幕が挿入されてい
る。これは図４のＡフィールドに相当する。図５（Ｂ）
は加算される映像であり、図４のＢフィールドに相当す
る。すると、加算後の映像は、図５（Ｃ）に示すよう
に、２つの映像が重なり、非常に見ずらくなってしま
う。
【０００９】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、アスペクト比１６：９の受像管では欠落す
る映像部分に含まれている字幕等の文字成分のみを検出
し、アスペクト比１６：９の受像管の表示可能部分に移
動させることにより、人物や背景等の画像の上に字幕が
あっても画像が重なることのない見やすい映像を見るこ
とができる映像信号の文字位置移動回路を提供すること
を目的とする。
ものであり、アスペクト比１６：９の受像管では欠落す
る映像部分に含まれている字幕等の文字成分のみを検出
し、アスペクト比１６：９の受像管の表示可能部分に移
動させることにより、人物や背景等の画像の上に字幕が
あっても画像が重なることのない見やすい映像を見るこ
とができる映像信号の文字位置移動回路を提供すること
を目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力される輝度映像信号
をＡ／Ｄ変換して出力するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ
変換器より出力された輝度映像信号の内、少なくとも移
動させる文字成分を含む信号部分を書き込むフィールド
メモリと、前記フィールドメモリの書き込み及び読み出
しタイミングを制御するメモリ制御回路と、前記フィー
ルドメモリより読み出された信号と第１の任意電圧とを
比較して文字成分検出信号を出力するレベル比較器と、
前記文字成分検出信号が入力されると共に、前記入力さ
れる輝度映像信号と第２の任意電圧とが入力され、前記
文字成分検出信号が入力されている期間のみ、前記入力
される輝度映像信号から前記第２の任意電圧に切り換え
て出力するスイッチとより構成されるこを特徴とする映
像信号の文字位置移動回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、入力される輝度映像信号
をＡ／Ｄ変換して出力するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ
変換器より出力された輝度映像信号の内、少なくとも移
動させる文字成分を含む信号部分を書き込むフィールド
メモリと、前記フィールドメモリの書き込み及び読み出
しタイミングを制御するメモリ制御回路と、前記フィー
ルドメモリより読み出された信号と第１の任意電圧とを
比較して文字成分検出信号を出力するレベル比較器と、
前記文字成分検出信号が入力されると共に、前記入力さ
れる輝度映像信号と第２の任意電圧とが入力され、前記
文字成分検出信号が入力されている期間のみ、前記入力
される輝度映像信号から前記第２の任意電圧に切り換え
て出力するスイッチとより構成されるこを特徴とする映
像信号の文字位置移動回路を提供するものである。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の映像信号の文字位置移動回路
について、添付図面を参照して説明する。図１は本発明
の映像信号の文字位置移動回路の一実施例を示すブロッ
ク図、図２は本発明の映像信号の文字位置移動回路によ
る映像を示す図である。なお、図１において、図３と同
一部分には同一符号を付す。輝度映像信号の内、文字成
分は一般に画像成分より輝度レベルが大きい。従って、
この輝度レベルの差によって文字成分と画像成分とを分
けることができる。本発明では、後述する如く、文字成
分と画像成分との輝度レベルの差を検出して文字成分
（字幕）のみを移動させるものである。
について、添付図面を参照して説明する。図１は本発明
の映像信号の文字位置移動回路の一実施例を示すブロッ
ク図、図２は本発明の映像信号の文字位置移動回路によ
る映像を示す図である。なお、図１において、図３と同
一部分には同一符号を付す。輝度映像信号の内、文字成
分は一般に画像成分より輝度レベルが大きい。従って、
この輝度レベルの差によって文字成分と画像成分とを分
けることができる。本発明では、後述する如く、文字成
分と画像成分との輝度レベルの差を検出して文字成分
（字幕）のみを移動させるものである。
【００１２】図１において、入力端子１より入力された
輝度映像信号は、Ａ／Ｄ変換器２に入力され、デジタル
映像信号に変換される。このデジタル映像信号はフィー
ルドメモリ３に入力され、メモリ制御回路４より供給さ
れる書き込みタイミング信号Ｓwtにより指定された信号
部分のみ書き込まれる。そして、ある一定時間後にメモ
リ制御回路４より供給される読み出しタイミング信号Ｓ
rtにより読み出され、Ｄ／Ａ変換器５に入力される。Ｄ
／Ａ変換器５に入力されたデジタル映像信号はアナログ
映像信号に戻される。なお、メモリ制御回路４によるフ
ィールドメモリ３の書き込み及び読み出しタイミングに
ついては、従来の技術で説明した通りであるので、ここ
では省略する。そして、Ｄ／Ａ変換器５より出力された
輝度映像信号は、レベル比較器７の一方の入力端子に入
力される。第１の任意電圧発生器８は、文字成分の輝度
レベルより若干小さい電圧を発生し、この電圧はレベル
比較器７のもう一方の入力端子に入力される。レベル比
較器７は、この２つの入力、即ち、Ｄ／Ａ変換器５より
出力された輝度映像信号と第１の任意電圧発生器８より
出力された電圧とを比較し、文字成分のみを検出して文
字成分検出信号をスイッチ９の制御端子に入力する。
輝度映像信号は、Ａ／Ｄ変換器２に入力され、デジタル
映像信号に変換される。このデジタル映像信号はフィー
ルドメモリ３に入力され、メモリ制御回路４より供給さ
れる書き込みタイミング信号Ｓwtにより指定された信号
部分のみ書き込まれる。そして、ある一定時間後にメモ
リ制御回路４より供給される読み出しタイミング信号Ｓ
rtにより読み出され、Ｄ／Ａ変換器５に入力される。Ｄ
／Ａ変換器５に入力されたデジタル映像信号はアナログ
映像信号に戻される。なお、メモリ制御回路４によるフ
ィールドメモリ３の書き込み及び読み出しタイミングに
ついては、従来の技術で説明した通りであるので、ここ
では省略する。そして、Ｄ／Ａ変換器５より出力された
輝度映像信号は、レベル比較器７の一方の入力端子に入
力される。第１の任意電圧発生器８は、文字成分の輝度
レベルより若干小さい電圧を発生し、この電圧はレベル
比較器７のもう一方の入力端子に入力される。レベル比
較器７は、この２つの入力、即ち、Ｄ／Ａ変換器５より
出力された輝度映像信号と第１の任意電圧発生器８より
出力された電圧とを比較し、文字成分のみを検出して文
字成分検出信号をスイッチ９の制御端子に入力する。
【００１３】一方、スイッチ９の端子Ｂには、入力端子
１より入力された輝度映像信号が入力され、また、端子
Ａには、新しく重畳する文字成分の輝度レベルを任意に
設定するための第２の任意電圧発生器１０より出力され
る電圧が入力されている。そして、スイッチ９は、この
２つの入力をレベル比較器７より出力される文字成分検
出信号により切り換えて、新しく文字成分が重畳された
輝度映像信号を出力する。さらに詳細には、スイッチ９
は、文字成分がある期間のみ、即ち、レベル比較器７よ
り文字成分検出信号が出力されている期間のみ端子Ｂか
ら端子Ａに切り換える。これにより、文字成分のみが重
畳された映像信号が出力端子１１より出力する。従っ
て、本発明の映像信号の文字位置移動回路によると、図
２に示すように、アスペクト比１６：９の受像管の表示
可能範囲外にある輝度映像信号の文字成分のみを表示可
能範囲内に移動させ、字幕等の文字成分が重畳された映
像信号を得ることができる。
１より入力された輝度映像信号が入力され、また、端子
Ａには、新しく重畳する文字成分の輝度レベルを任意に
設定するための第２の任意電圧発生器１０より出力され
る電圧が入力されている。そして、スイッチ９は、この
２つの入力をレベル比較器７より出力される文字成分検
出信号により切り換えて、新しく文字成分が重畳された
輝度映像信号を出力する。さらに詳細には、スイッチ９
は、文字成分がある期間のみ、即ち、レベル比較器７よ
り文字成分検出信号が出力されている期間のみ端子Ｂか
ら端子Ａに切り換える。これにより、文字成分のみが重
畳された映像信号が出力端子１１より出力する。従っ
て、本発明の映像信号の文字位置移動回路によると、図
２に示すように、アスペクト比１６：９の受像管の表示
可能範囲外にある輝度映像信号の文字成分のみを表示可
能範囲内に移動させ、字幕等の文字成分が重畳された映
像信号を得ることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の映
像信号の文字位置移動回路は上述の如く構成されてなる
ので、アスペクト比１６：９の受像管の画面外にある字
幕等の文字成分のみを受像管の画面上に移動させること
ができ、よって、画像が重なることのない良好な字幕付
きの映像とすることができる。
像信号の文字位置移動回路は上述の如く構成されてなる
ので、アスペクト比１６：９の受像管の画面外にある字
幕等の文字成分のみを受像管の画面上に移動させること
ができ、よって、画像が重なることのない良好な字幕付
きの映像とすることができる。
【図１】一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明による映像を示す図である。
【図３】従来例を示すブロック図である。
【図４】従来例を説明するための図である。
【図５】従来例の問題点を説明するための図である。
【図６】受像管の表示画面を説明するための図である。
【図７】受像管の表示画面を説明するための図である。
１ 入力端子 ２ Ａ／Ｄ変換器 ３ フィールドメモリ ４ メモリ制御回路 ５ Ｄ／Ａ変換器 ７ レベル比較器 ８ 第１の任意電圧発生器 ９ スイッチ １０ 第２の任意電圧発生器 １１ 出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年６月２３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力される輝度映像信号
をＡ／Ｄ変換して出力するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ
変換器より出力された輝度映像信号の内、少なくとも移
動させる文字成分を含む信号部分を書き込むフィールド
メモリと、前記フィールドメモリの書き込み及び読み出
しタイミングを制御するメモリ制御回路と、前記フィー
ルドメモリより読み出された輝度映像信号をＤ／Ａ変換
して出力するＤ／Ａ変換器と、前記Ｄ／Ａ変換器より出
力された輝度映像信号と第１の任意電圧とを比較して文
字成分検出信号を出力するレベル比較器と、前記文字成
分検出信号が入力されると共に、前記入力される輝度映
像信号と第２の任意電圧とが入力され、前記文字成分検
出信号が入力されている期間のみ、前記入力される輝度
映像信号から前記第２の任意電圧に切り換えて出力する
スイッチとを有して構成されるこを特徴とする映像信号
の文字位置移動回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、入力される輝度映像信号
をＡ／Ｄ変換して出力するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ
変換器より出力された輝度映像信号の内、少なくとも移
動させる文字成分を含む信号部分を書き込むフィールド
メモリと、前記フィールドメモリの書き込み及び読み出
しタイミングを制御するメモリ制御回路と、前記フィー
ルドメモリより読み出された輝度映像信号をＤ／Ａ変換
して出力するＤ／Ａ変換器と、前記Ｄ／Ａ変換器より出
力された輝度映像信号と第１の任意電圧とを比較して文
字成分検出信号を出力するレベル比較器と、前記文字成
分検出信号が入力されると共に、前記入力される輝度映
像信号と第２の任意電圧とが入力され、前記文字成分検
出信号が入力されている期間のみ、前記入力される輝度
映像信号から前記第２の任意電圧に切り換えて出力する
スイッチとを有して構成されるこを特徴とする映像信号
の文字位置移動回路を提供するものである。
Claims (1)
- 【請求項１】入力される輝度映像信号をＡ／Ｄ変換して
出力するＡ／Ｄ変換器と、 前記Ａ／Ｄ変換器より出力された輝度映像信号の内、少
なくとも移動させる文字成分を含む信号部分を書き込む
フィールドメモリと、 前記フィールドメモリの書き込み及び読み出しタイミン
グを制御するメモリ制御回路と、 前記フィールドメモリより読み出された信号と第１の任
意電圧とを比較して文字成分検出信号を出力するレベル
比較器と、 前記文字成分検出信号が入力されると共に、前記入力さ
れる輝度映像信号と第２の任意電圧とが入力され、前記
文字成分検出信号が入力されている期間のみ、前記入力
される輝度映像信号から前記第２の任意電圧に切り換え
て出力するスイッチとより構成されるこを特徴とする映
像信号の文字位置移動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35756391A JPH05183815A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 映像信号の文字位置移動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35756391A JPH05183815A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 映像信号の文字位置移動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05183815A true JPH05183815A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18454769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35756391A Pending JPH05183815A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 映像信号の文字位置移動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05183815A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR950703254A (ko) * | 1993-06-18 | 1995-08-23 | 프레데릭 얀 스미트 | 텔레비젼 수상기(Television receiver) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333074A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | Canon Inc | キヤラクタ信号挿入装置 |
| JPH02179080A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像表示装置 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP35756391A patent/JPH05183815A/ja active Pending
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