JPH05183757A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH05183757A
JPH05183757A JP4000109A JP10992A JPH05183757A JP H05183757 A JPH05183757 A JP H05183757A JP 4000109 A JP4000109 A JP 4000109A JP 10992 A JP10992 A JP 10992A JP H05183757 A JPH05183757 A JP H05183757A
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/53Querying
    • G06F16/532Query formulation, e.g. graphical querying

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、且つ、出力する画像の解像度
に応じた所望の符号化データを高速に処理できる画像処
理方法及び装置を提供する。 【構成】 ユーザが表示装置2に表示されている画像の
任意の矩形領域を拡大表示したい旨を指定すると、CP
U部4は蓄積デバイス6内に格納されているタグ情報8
に基づいて、階層的に符号化され格納されたビットスト
リームファイル7から矩形領域に対応するビットストリ
ームを読み出し、エンコーダ/デコーダ部5にデコード
開始を指示する。そして、矩形領域の最終ラインまでエ
ンコーダ/デコーダ部5によってデコードされた画像デ
ータをビデオ・フレームメモリ3に転送することによ
り、任意の矩形領域の画像を拡大表示することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば階層的に符号化
された画像データを蓄積し、該蓄積データを復号化して
出力する画像処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2値画像の符号化方式として、例
えばMH,MR,MMR方式等が利用されている。これ
らの符号化方式は、画像を上から下へシーケンシャルに
符号化しているために、例えば400dpi程度の高解
像度の原画像をコンピュータの表示装置(低解像度のC
RT)等に表示する場合、符号化されたデータを伸張
し、原画像データに変換し表示するように構成されてい
る。
【0003】また、画像電子学会誌(1991年,VOL.20,
NO.1)には「2値画像階層形符号化方式−JBIG(Jo
int Bi-level Image Group)アルゴリズム−」が記載さ
れている。この符号化方式は、2値画像符号化方式によ
る符号化データが階層符号化方式であるが、可変長符号
化方式であり、符号化データが1つのファイルとして管
理されている。
【0004】尚、2値画像データを符号化せずに、直接
原画像データを保持するように構成することも可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、原画像を例えばA4サイズ、400dp
iの解像度とすると、4752×3360画素となる。
一方、画像を表示するためのCRTの解像度は1024
×1024画素程度であるため、以下のような欠点があ
った。 (1)CRT上に表示された縮小画像の内、ある矩形領
域の詳細なデータを拡大表示したり、画像全体を拡大し
たい場合、例えば縮小された画像データを拡大すると画
像サイズは拡大されるが、解像度が上がらず、拡大する
ための専用ハードウェアが必要になるという欠点があっ
た。また、原画像から再度縮小する場合、符号化データ
に基づいて行うと、上記(1)のように、縮小率を変え
て再度実行する必要があり、時間がかかる。更に、符号
化データを伸張した原画像をメモリ上に格納しておき、
伸張せず直接原画像を縮小する場合、原画像全部を格納
するためのバッファメモリ(原画が4752×3360
の場合、4752×3360/8バイトの容量)が必要
となるという欠点もあった。 (2)例えばJBIG方式の場合、各解像度毎に符号化
を行う階層符号化であり、符号化されたデータ(以下
「ビットストリーム」と称す)が1つのファイルの場
合、このビットストリームだけでは、各レイヤ、ストラ
イプ毎のビット長などのタグ情報がないため、画像中の
ある矩形領域などランダムアクセスが不可能であり、ビ
ットストリームを頭からデコードしなければならないと
いう欠点があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、簡単な構成で、且つ、出力する画像の解像
度に応じた所望の符号化データを高速に処理できる画像
処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は、階層的に符号化されたデータを蓄
積する蓄積手段と、前記蓄積されたデータを復号化する
復号化手段と、該蓄積手段に蓄積されるデータに対応す
るタグ情報を設定する設定手段と、該設定手段で設定さ
れたタグ情報に基づいて、前記復号化手段を制御する制
御手段とを有することを特徴とする。
【0008】また好ましくは、前記設定手段は、階層的
に符号化された画像データの各階層毎にタグ情報を設定
することを特徴とする。
【0009】更に好ましくは、前記設定手段は、階層的
に符号化された画像データの各階層内の処理単位毎にタ
グ情報を設定することを特徴とする。
【0010】また好ましくは、前記復号化手段は、前記
出力手段の解像度に応じて前記タグ情報を選択し、該タ
グ情報に対応する符号化データを読み出して符号化する
ことを特徴とする。
【0011】また、他の発明の構成は、階層的に符号化
されたデータを蓄積する蓄積工程と、前記蓄積されたデ
ータを復号化する復号化手段と、該蓄積工程で蓄積され
るデータに対応するタグ情報を設定する設定工程と、該
設定工程で設定されたタグ情報に基づいて、前記復号化
工程を制御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成において、画像データを階層的に符
号化し、符号化されたデータに対応するタグ情報を設定
し、符号化されたデータを蓄積する。そして、タグ情報
に基づいて、蓄積されたデータを復号化して出力する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本実施例におけるシステム全体の
構成を示す概略ブロック図である。図中、1はシステム
に付属する各デバイスを接続するためのシステムバス、
2は画像表示装置であり、例えばCRTで構成されてい
る。3はCRT2に画像等を表示するためのビデオフレ
ームメモリであり、書き込まれた画像等にD/A変換等
の処理を施してCRT2へ出力する。4はCPU部であ
り、本システム全体を制御するためのCPUやプログラ
ム等をロードするメモリ等で構成されている。5はエン
コーダ/デコーダ部であり、JBIGのような階層的な
符号化/復号化を行う。6はハードディスク等の蓄積デ
バイスであり、画像データ,プログラム等を格納する。
ここで、蓄積デバイス6に格納されている2値画像デー
タはエンコーダ/デコーダ部5で階層的に符号化された
ビットストリームファイル7と詳細は後述するタグ情報
ファイル8とから構成されている。そして、エンコーダ
/デコーダ部5が、例えばCPU部4から指定されたビ
ットストリームファイル7を読み込み、伸張した結果の
画像データをビデオフレームメモリ3上の該当する位置
に書き込むという動作を行う。
【0015】尚、上述の蓄積デバイス6に格納される2
値画像データは、スキャナ等の画像入力手段によって入
力された画像データでも良いし、不図示の通信回線を介
して送られてくる画像データでも良い。
【0016】次に、階層符号化における解像度とストラ
イプの概念を図2を参照して以下に説明する。
【0017】例えば、JBIG方式の場合、シングルデ
ータベースで、かつプログレッシブにもシーケンシャル
にもアクセスできるようにするためにストライプ処理と
いう概念がある。図2は、この概念を示す図である。図
中、解像度は、例えば原画を400dpiとすると、2
00dpi、100dpi、50dpi、25dpi、
12.5dpiというように縦横共1/2にして行く、
この例では、図中のDを「5」としたものである。ま
た、ストライプ幅を“128”(400dpiで128
ラインを1つのストライプにする)とし、原画のサイズ
を“Y”とすると、ストライプはY/128となる。例
えば、Y=1951とすると、1951/128=1
5、余り31となり16コとなり、図中のSは「16」
となる。
【0018】図示するように、C0,0 20,C1,0
1,…,CS-1,0 22は解像度R0 の各ストライプ毎の
ビットストリームを、C0,1 23,C1,1 24,…,C
S-1,125は解像度R1 の各ストライプ毎のビットスト
リームを、C0,D 26,C1,D27,…,CS-1,D 28
は解像度RD の各ストライプ毎のビットストリームをそ
れぞれ表わしている。そして、解像度R0 、R1 など解
像度方向から見ることをレイヤと呼ぶ。これらのビット
ストリーム群を1つのビットストリームファイルにする
場合、例えば解像度の低い方から順に、ストライプ番号
の低い方から順に並べるとすると、次のようになり、こ
れが1つのファイルとして図1に示す蓄積デバイス6に
格納される。
【0019】C0,0 20,C1,0 21,…,CS-1,0
2,C0,1 23,C1,1 24,…,CS-1,1 25,C
0,D 26,C1,D 27,…,CS-1,D 28次に、蓄積デ
バイス6内に格納されるタグ情報8の詳細なデータ形式
について説明する。尚、本実施例では、このタグ情報8
をレイヤ(解像度)毎に設定し、格納する場合を詳述す
る。まず、CPU部4のCPUはタグ情報として各レイ
ヤ毎のビットストリームのバイト長、即ち図2の29内
にあるC0,0 20,C1,021,…,CS-1,0 22まで
のビットストリームのバイト長の総和を求め、図3に示
すTL032に、また図2の30内のバイト長の総和を
TL133に、そして、31内の総和をTLS-1 34に
それぞれ格納する。
【0020】このように、レイヤ毎のバイト長(TL0
32,TL133,TLS-1 34)がタグ情報8として
付加されたビットストリームファイル7を画像表示装置
2に表示する画像表示方法について以下に説明する。
【0021】尚、原画像のサイズを400dpi,A4
サイズ(3360×4752画素)とし、400dpi
でのストライプ幅を128ライン、差分階層数を5とす
る。従って、この場合、各レイヤの解像度,画像サイ
ズ,ストライプ幅は図5に示すようになる。また、本実
施例での画像表示装置2の解像度は1024×1024
画素とする。
【0022】以下、図4を参照しながら本実施例におけ
る表示動作について説明する。
【0023】まず、ユーザが画像全体を表示したい旨を
不図示のキーボード,マウス等で指定すると、CPU部
4のCPUは蓄積デバイス6内の該当するビットストリ
ームファイル7を読み出し、エンコーダ/デコーダ部5
にデコード開始を指示する。この指示により、画像全体
を表示するため、画像表示装置2の解像度と各レイヤの
画像サイズから図5に示す50dpiまで、即ち12.
5dpi,25dpi,50dpiまでのビットストリ
ームがデコードされる。つまり、図4に示すように、ビ
ットストリームファイル7内のデータ構造40が低解像
度から高解像度の順に格納されていれば、エンコーダ/
デコーダ部5はビットストリームの先頭から順にデコー
ドして行く。
【0024】次に、50dpiまでのビットストリーム
がデコードされると、エンコーダ/デコーダ部5は一旦
止まるように動作する。ここで、エンコーダ/デコーダ
部5は、デコードした画像データを図1のビデオフレー
ムメモリ3の該当する位置に順次書き込む。例えば、5
0dpiまでデコードした画像が図4に示す画像41で
あれば、画像表示装置2にはその画像41が表示されて
いる。
【0025】ここで、ユーザが不図示のキーボード、マ
ウス等から図4に示す矩形領域42を拡大(更に高解像
度の画像を表示)する旨を指定した場合を例に説明す
る。
【0026】図6は、本実施例における拡大処理の処理
手順を示すフローチャートであり、CPU部4のCPU
によって実行される。
【0027】まず、CPU部4のCPUは図6に示すフ
ローチャートに従い、ユーザが指定した矩形領域42の
画面上の位置、X,Yサイズを計算する(ステップS
1)。例えば、位置のアドレスをXアドレス=200、
Yアドレス=250、サイズをXサイズ=100、Yサ
イズ=100とする。次に、現在表示中の画像の解像度
が最高の解像度か否かを判断する(ステップS2)。そ
の結果、最高の解像度であれば処理を終了するが、最高
解像度でなければステップS3へ処理を進める。つま
り、本実施例では、現在表示中の画像の解像度が50d
piであり、最高の解像度が400dpiであるので、
ステップS3へ進み、上述のステップS1で求めた値を
1つ上のレイヤにおける指定領域の位置、サイズを計算
する。ここでの処理は、解像度100dpiの画像デー
タにおける位置のアドレス、サイズを求める処理で、具
体的には、位置のアドレスがXアドレス=400、Yア
ドレス=500、サイズがXサイズ=200、Yサイズ
=200となる。
【0028】次に、ステップS4において、ステップS
3で求めた値から指定された矩形領域42の開始点、終
了点をそれぞれ計算する。その結果、上述の例では、開
始点アドレス=(400,500)、終了点アドレス=
(600,700)となる。そして、ステップS5へ進
み、タグ情報8から一連のビットストリームファイル7
の中で100dpiのビットストリームが始まるバイト
数を求める。この処理は、図3に示したように、各レイ
ヤ毎のビットストリームのバイト長がタグ情報8として
格納されているため、12.5dpiから50dpiま
でのタグ情報(バイト数)を加算すれば良い。従って、
ビットストリームファイル7の先頭からオフセット値が
計算でき、直接100dpiのビットストリームを読み
出すことが可能となる。
【0029】ここで、読み出されたビットストリームを
デコードするエンコーダ/デコーダ部5の処理を説明す
る。
【0030】図7は、本実施例におけるエンコーダ/デ
コーダ部5のデコーダの詳細な構成を示すブロック図で
ある。図中、70はデコーダであり、JBIG方式のよ
うな階層的符号をデコードする。71はXカウンタであ
り、今回の解像度のXサイズ、本実施例では、解像度が
100dpiなので、840画素が設定される。このカ
ウンタ71はデコーダ70がデコードし1画素の画像デ
ータを出力するCLK信号に同期してX方向の画素数を
カウントアップする。その後、カウント値がXサイズと
等しくなるとCarry信号76を出力し、カウンタイ
ネーブル(E)が制御されてカウント動作が停止する。
また、この信号76はデコーダ70へのwait信号と
なり、デコード動作を停止させる。更に、1ラインのデ
コードが終了したことをCPUに知らせるCPUINT
信号としても機能し、Xカウンタ71のカウント値が
“0”にクリアされる。このXカウンタ71から出力さ
れるカウント値はそのまま後述するラインメモリ74の
書き込みアドレスとなる。
【0031】72はYカウンタであり、現在デコード中
のY方向のアドレスをカウントする。そして、Xカウン
タ71がXサイズになる毎に出力される信号76に基づ
いてカウントアップされる。そして、このYカウンタ7
2から出力されるカウント値77はCPUへ送られ、デ
コーダデータを表示するか否かの判断に用いられる。7
3はMPXであり、Xカウンタ71からのアドレスとC
PUからアクセスする時のアドレスを切り替える。74
はラインメモリであり、デコーダ70から出力されたデ
ータ(画像データ)がMPX73からのアドレスに書き
込まれる。そのため、ラインメモリ74は最高解像度の
Xサイズ、本実施例の場合は、3360画素分以上の容
量が必要となる。そして、75はカウンタであり、ライ
ンメモリ74の読み出しアドレスがCPUによってセッ
トされる。
【0032】以上の構成からなるデコーダにCPUがデ
コード開始信号を送出し、CPUは上述したINT信号
を入力する毎に図8に示す処理を実行する。
【0033】図8は、デコードされた画像データをビデ
オフレームメモリ3へ転送する処理を示すフローチャー
トである。まずステップS11において、図7のYカウ
ンタ72のカウント値を読み込み、続くステップS12
では、この値と開始アドレス(400,500)とを比
較する。ここで、この値が開始アドレスより小さければ
表示ラインでないと判断し、ステップS15へ進み、デ
コーダを起動して次のラインのデコードを開始する。一
方、表示ラインであればステップS13へ進み、図7の
カウンタ75にXアドレス(500)から200画素分
の画像データをラインメモリ74から読み出す旨指示す
る。これにより、ラインメモリ74から該当する画像デ
ータが図1のビデオフレームメモリ3の該当する位置に
転送される。そして、ステップS14では、表示するラ
インが最後か否かを判断し、最終ラインでなければステ
ップS15へ処理を進め、デコーダを起動して次のライ
ンのデコードを開始する。
【0034】以上の処理を繰り返し、最終ラインまで処
理が終了すると、図4に示すように矩形領域42が2倍
の解像度の矩形領域43として表示される。
【0035】
【他の実施例】上述した実施例では、ビットストリーム
のタグ情報を各レイヤ毎に持つ場合を説明したが、スト
ライプ毎にタグ情報を持つようにしても良い。その場
合、タグ情報は、図9に示すような構成となる。図中、
図3と同様なものには同一の番号を付けている。また、
図9の各情報93〜101は図2に示す20〜28まで
の各ビットストリームのバイト長である。
【0036】前述した実施例では、各レイヤのビットス
トリームの先頭からデコードを開始したが、この例で
は、拡大表示する矩形領域を含むストライプのビットス
トリームのみをデコードすれば良い。つまり、100d
piのビットストリームの内、ストライプ15〜21の
ビットストリームのみをデコードするのみで良い。
【0037】この例における詳細な動作は前述した実施
例とほぼ同様であるが、図6に示すフローチャート中の
ステップS5での処理が異なる。ここでは、各ストライ
プの先頭アドレスを求めることにより、表示するライン
になるまでのデコーダの空回りの回数を減らすことが可
能となる。
【0038】以上説明したように、2値画像階層形符号
化方式の符号化データに各レイヤや各ストライプの符号
化データのバイト数からなるタグ情報を持ち、そのタグ
情報に基づいてデコードを行うデコーダを備えることに
より、現在表示中の画像の内ある矩形領域のみ、拡大
(解像度を上げる表示)することが可能となると共に、
そのときに必要なハード規模も極小量である効果があ
る。
【0039】このような画像を表示する環境にウインド
ウシステムがあっても良い。また、拡大された画像を表
示する画面上の位置等は、実施例で示したものに限定さ
れるものではない。
【0040】また、実施例では、画像表示装置に出力す
る場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるこ
となく、例えば複写機等に適用することも可能である。
【0041】更に、タグ情報としてビットストリームの
バイト数を例に説明したが、これに限るものでもない。
また、実施例では、解像度を順に上げる処理を説明した
が、これに限るものでもなく、ランダムに解像度を上げ
ていくことも可能である。
【0042】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で、且つ、出力する画像の解像度に応じた所
望の符号化データを高速に処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例でのシステム全体の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図2】階層符号化における解像度とストライプを説明
するための図である。
【図3】実施例でのタグ情報形式を説明するための図で
ある。
【図4】ビットストリームから画像をデコードする処理
を説明するための図である。
【図5】階層と解像度、サイズ、ストライプ幅の関係を
示す図である。
【図6】実施例での拡大表示処理を示すフローチャート
である。
【図7】実施例でのエンコーダ/デコーダ部5のデコー
ダを示すブロック図である。
【図8】実施例での表示転送処理を示すフローチャート
である。
【図9】他の実施例でのタグ情報形式を説明するための
図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層的に符号化されたデータを蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積されたデータを復号化する復号化手段と、 該蓄積手段に蓄積されるデータに対応するタグ情報を設
    定する設定手段と、 該設定手段で設定されたタグ情報に基づいて、前記復号
    化手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、階層的に符号化された
    画像データの各階層毎にタグ情報を設定することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、階層的に符号化された
    画像データの各階層内の処理単位毎にタグ情報を設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記復号化手段は、前記出力手段の解像
    度に応じて前記タグ情報を選択し、該タグ情報に対応す
    る符号化データを読み出して符号化することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 階層的に符号化されたデータを蓄積する
    蓄積工程と、 前記蓄積されたデータを復号化する復号化工程と、 該蓄積工程で蓄積されるデータに対応するタグ情報を設
    定する設定工程と、 該設定工程で設定されたタグ情報に基づいて、前記復号
    化工程を制御する制御工程とを有することを特徴とする
    画像処理方法。
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