JPH0518344U - 自動車シートにおけるシートクツシヨンの フレーム構造 - Google Patents
自動車シートにおけるシートクツシヨンの フレーム構造Info
- Publication number
- JPH0518344U JPH0518344U JP535291U JP535291U JPH0518344U JP H0518344 U JPH0518344 U JP H0518344U JP 535291 U JP535291 U JP 535291U JP 535291 U JP535291 U JP 535291U JP H0518344 U JPH0518344 U JP H0518344U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- seat cushion
- seat
- fixed
- frame structure
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】部品点数を削減し、作業性の良好な十分な剛性
を有するシートクッションのフレーム構造を提供する。 【構成】フレーム1には、パイプの両端を平板状に潰し
て折曲部を形成した凵字状の補強材30,40を、フレ
ームの左、右の側面間に設け、補強材の折曲部を介して
ベースプレート2をフレーム1に固定したことを特徴と
する。
を有するシートクッションのフレーム構造を提供する。 【構成】フレーム1には、パイプの両端を平板状に潰し
て折曲部を形成した凵字状の補強材30,40を、フレ
ームの左、右の側面間に設け、補強材の折曲部を介して
ベースプレート2をフレーム1に固定したことを特徴と
する。
Description
【0001】
本考案は、左、右方向からの荷重に対して、十分に耐えることができる剛性 を有する自動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造に関するもので ある。
【0002】
従来、自動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造は、図4、5に 示す様に、シートクッションを構成するパン型フレーム1と、このフレーム1の 左、右の外側面11、11に沿って設け且つ前、後21、22を前記フレーム1 に固定したリクライニングデバイス用ベースプレート2、2とからなり、衝突時 のフレーム1の変形を防止するため、フレーム1の内側には左、右方向に沿って 補強プレート3を配してフレーム1を補強している。 又、左、右のベースプレート2、2間の剛性を強化する為、ベースプレート2 、2はその前、後21、22を、深絞り加工をした厚板のブラケット4、4、4 を介して、フレーム1にボルト5、5…によって締結固定している。 図中、6はリクライニングデバイスで、このリクライニングデバイス6はシー トクッションに固定する上部アーム7と、この上部アーム7が回動可能に取付け られ且つベースプレート2に固定した下部アーム8と、上部アーム7を付勢する ためバネ9と、上部アーム7のロック状態を解除する操作レバー10とを有して 成っている。
【0003】 従って、フレーム1の変形を防止するための補強プレート3を、フレーム1の 内側に配し、更に、ベースプレート2、2間の剛性を強化するため、ブラケット 4、…を介してベースプレート2、2をフレーム1に固定しなければならず、部 品点数が多くコスト高となる不具合があった。 その上、部品点数が多いため、フレーム1にベースプレート2、2を固定する 作業に時間を要し、作業性が悪くなるという不具合もあった。
【0004】 そこで、本考案は、上記不具合を解消すべくなされたものであり、部品点数が 削減し、しかも作業性の良好な自動車シートにおけるシートクッションのフレー ム構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、フレームには、パイプの両端を平板状に潰して折曲部を形成した凵 字状の補強材を、前記フレームの左、右の側面間に設け、補強材の折曲部を介し てベースプレートをフレームに固定したことを特徴とする。
【0006】
本考案に係る一実施例を図1乃至図3に基づいて説明するが、従来構造と同一 部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0007】 図1は本案構造の分解謝図で、補強材30、40はパイプからなり、このパイ プの両端を平板状に潰して、両端を垂直状に折曲して折曲部31、41が形成さ れている。 補強材30、40は凵字状からなり、折曲部31、41の長さがフレーム1の 左、右の外側面11、12間の同一からなっている。 補強材30、40はフレーム1の前、後の底面に沿って配し、折曲部31、4 1がフレーム1の左、右の外側面11、12に溶接されている。
【0008】 ベースプレート2、2は、図1、2に示す様に、補強材30、40をフレーム 1の前、後に固定した後、ボルト5、5…によって補強材30、40の折曲部3 1、41を介して、フレーム1に締結して取付られている。
【0009】 上記構成に係るフレーム構造は、補強材30、40が金属製パイプから成って いるため、ねじれ、左、右方向からの荷重に対して強く、衝突時における荷重に 対してフレーム1の剛性の向上が図られ、フレーム1の変形が防止できる。 又、補強材30、40をフレームに固定し、フレーム1の剛性が向上している ため、フレーム1の肉厚を薄肉化することができ、シートクッションの軽量化を 達成することができる。 その上、補強材30、40は空間を余り多く占有しないので、フレーム1に取 付けるリフター機構等の阻げとなることがなく、車内空間が有効に活用できる。 更に、補強材30、40の加工を容易に行うことができるため、補強材30、 40を安価に提供することができる。
【0010】 尚、上記実施例では、補強材30、40はフレーム1の底面から外側面に沿っ てフレーム1の外側に配したが、底面から内側面に沿ってフレーム1の内側に配 することもできる。
【0011】
本考案によれば、パイプの両端を平板状に潰して折曲部を形成した凵字状の補 強材を、フレームの左、右の側面間に設け、補強材の折曲部を介してベースプレ ートをフレームに固定しているため、フレームの補強とベースプレート間の剛性 の強化を、補強材によって行うことができる。 従って、フレームの補強と剛性の強化のための部材を各々設ける必要がなく、 部品点数の削除が行え、コストの低減を図ることができる。 又、部品点数が解除するため、フレームにベースプレートを固定するための作 業が容易化し、作業性が向上する。
【図1】本案構造を用いたシートクッションのフレーム
構造の分解斜視図
構造の分解斜視図
【図2】図1に示すフレーム構造を組付けた斜視図
【図3】図2に示すIIIーIII線に沿う部分断面図
【図4】従来構造を用いたシートクッションのフレーム
構造の分解斜視図
構造の分解斜視図
【図5】図4に示すフレーム構造を組付けた際の図3と
同様な部分断面図
同様な部分断面図
1 パン型フレーム 2 リクライニングデバイス用ベースプレート 30、40 補強材 31、41 折曲部
Claims (1)
- 【請求項1】シートクッションを構成するパン型フレー
ムと、このフレームの左、右の外側面に沿って設け且つ
前、後を前記フレームに固定したリクライニングデバイ
ス用ベースプレートとからなり、 前記フレームには、パイプの両端を平板状に潰して折曲
部を形成した凵字状の補強材を、前記フレームの左右の
側面間に設け、前記補強材の折曲部を介して前記ベース
プレートを前記フレームに固定したことを特徴とする自
動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535291U JP2549110Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 自動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535291U JP2549110Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 自動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518344U true JPH0518344U (ja) | 1993-03-09 |
JP2549110Y2 JP2549110Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=11608804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP535291U Expired - Lifetime JP2549110Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 自動車シートにおけるシートクッションのフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549110Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP535291U patent/JP2549110Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2549110Y2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |