JP4630030B2 - アンダーラン・プロテクタ - Google Patents

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本発明は、車両に設けられるアンダーラン・プロテクタに関する。
近年、車両同士の衝突時に一方の車両が他方の車両の下に潜り込むことを防止するための装置として、アンダーラン・プロテクタが採用されるに至っている。アンダーラン・プロテクタには、車両の前端部に設けられるフロント・アンダーラン・プロテクタと後端部に設けられるリア・アンダーラン・プロテクタとがある。
それらの内のフロント・アンダーラン・プロテクタ(以下、単にアンダーラン・プロテクタ)を図10に基づき説明する。
アンダーラン・プロテクタ51は、車両の前端部に配置されたプロテクタ本体52と、車両のフレーム54に取り付けられプロテクタ本体52を支持するサポート部材55とを備える。プロテクタ本体52にはブラケット56が設けられ、そのブラケット56にサポート部材55が結合される。ブラケット56によりプロテクタ本体52の強度が高められている(例えば、特許文献1参照)。
アンダーラン・プロテクタ51の耐荷重性能を測るための試験が欧州法規(ECE R93)などにより定められている。そのような試験の内、車両の最外側より所定距離(200mm)内側の位置においてアンダーラン・プロテクタ51に所定の荷重(車両総重量の50%)を前方側から加える試験がある。
図10に示すように、その試験において荷重P1が加えられると、プロテクタ本体52は、サポート部材55よりも車幅方向外側の部分が後方に撓むだけでなく、車幅方向内側の部分が前方に張り出す。この前方への張り出しは、荷重P1によりプロテクタ本体52がサポート部材55の取り付け位置を中心に回転するためである。その回転により荷重点におけるプロテクタ本体52の変位量が大きくなりアンダーラン・プロテクタ51の耐荷重性能が著しく低減してしまう。
そこで、図11に点線で示すように、ブラケット56を車幅方向に延長すると共に強化部材59を設けサポート部材55の捩り剛性を高めることで、回転を抑制しアンダーラン・プロテクタ51の耐荷重性能を向上させるようにしている。
特表2001−515432号公報
しかしながら、ブラケット56を車幅方向内側に延長すると、車種によってはラジエータ58などのエンジン補機類に干渉してしまう場合がある(図12参照)。干渉しない場合にも、ブラケット56を延長することは、車両前端部のレイアウトを著しく制限してしまう。
レイアウトの自由度を確保するために、ブラケット56をプロテクタ本体52に内蔵させることも考えられるが、プロテクタ本体52を鋼管などから形成した場合には、ブラケット56を内蔵させることが困難となる。また、内蔵したとしてもブラケット56とプロテクタ本体52の断面の重心(図心)との距離が短くなり、ブラケット56によりプロテクタ本体52を補強する効果が低下してしまうことから採用できない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、車両レイアウトの自由度を確保しつつ、耐荷重性能の向上を図ることができるアンダーラン・プロテクタを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、車両の前端部または後端部に位置され車幅方向に延出するプロテクタ本体と、上記車両のフレームに車幅方向に離間させて取り付けられ上記プロテクタ本体を支持する一対のサポート部材とを備えたアンダーラン・プロテクタであって、上記プロテクタ本体上記サポート部材を連結するための補強部材を設け、その補強部材を、上記一対のサポート部材よりも車幅方向内側の上記プロテクタ本体に接続し、更に、車幅方向に延出して上記一対のサポート部材同士を連結する横材を設けたものである。
好ましくは、上記補強部材が、車幅中心の位置において上記プロテクタ本体に接続されたものである。
好ましくは、上記プロテクタ本体が、上記車両の前端部に位置され、上記補強部材が、上記プロテクタ本体から斜め後方に直線状に延出して上記サポート部材に接続されたものである。または、上記プロテクタ本体が、上記車両の後端部に位置され、上記補強部材が、上記プロテクタ本体から斜め前方に直線状に延出して上記サポート部材に接続されたものである。
好ましくは、上記補強部材が、水平方向に延出するものである。
本発明によれば、サポート部材よりも車幅方向内側のプロテクタ本体に接続された補強部材を設けることで、プロテクタ本体の回転を抑制し、アンダーラン・プロテクタの耐荷重性能を向上させることができる。補強部材により耐荷重性能が向上するのでブラケットなどを小型化することができ、車両レイアウトの自由度を十分に確保することができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のアンダーラン・プロテクタは、例えば大型車両などに設けられるものであり、本実施形態ではフロント・アンダーラン・プロテクタとして使用される。
図1に基づき車両の前端部の概略構造を説明する。
車両のフレーム4は、はしご型フレームであり、車幅方向に離間された一対のサイドメンバ31、31と、それらサイドメンバ31、31を結合する複数のクロスメンバ32とを備える。フレーム4には、ラジエータ34などのエンジン補機類が搭載される。ラジエータ34は、サイドメンバ31の前方に配置され、上下方向に延出する。フレーム4の前方下部には、アンダーラン・プロテクタ1が設けられる。
図1から図4に基づき本発明に係る実施形態の前提となる参考形態のアンダーラン・プロテクタ1の構造を説明する。
アンダーラン・プロテクタ1は、車両の前端部に位置され車幅方向に延出するプロテクタ本体2と、車両のフレーム4に取り付けられプロテクタ本体2を支持するサポート部材5とを備える。本参考形態のプロテクタ本体2は、ブラケット6をさらに備え、そのブラケット6にサポート部材5が取り付けられる。
プロテクタ本体2は、フレーム4に近接して、フレーム4よりも下方かつ前方に配置される。プロテクタ本体2は、長手方向の中心を車幅中心に一致させて配置される。プロテクタ本体2は、断面が長方形で直線状に延出する中空材からなり、例えば鋼管からなる。
サポート部材5は、締結具(リベットやボルトなど)や溶接などの取付手段(図示せず)により、サイドメンバ31の車幅方向外側の側面31aの前端部に取り付けられる。具体的には、リベットによりサポート部材5がサイドメンバ31に結合される。そのリベット結合のための穴5a、31b(図1参照)が、サポート部材5とサイドメンバ31とに複数ずつ(本参考形態では、4つずつ)形成される。サポート部材5は、車幅方向から見て略L字形に形成される。サポート部材5は、サイドメンバ31の前端部から下方に延出すると共に前方に屈曲してプロテクタ本体2のブラケット6に接続される。
以上のサポート部材5、5が一対のサイドメンバ31、31に対応して一対取り付けられる。
ブラケット6は、一対のサポート部材5、5に対応して一対設けられる。ブラケット6は、断面コ字形に形成されプロテクタ本体2の長手方向に沿って所定長さ延びる。本参考形態のブラケット6は、サポート部材5よりも車幅方向内側に突出しないように配置される。その配置により、ブラケット6とラジエータ34との干渉が防止される。ブラケット6は、後方側からプロテクタ本体2を上下に挟むようにプロテクタ本体2に取り付けられる。ブラケット6は前記同様の取付手段により取り付けられる。具体的には、溶接によりブラケット6がプロテクタ本体2に接合される。
ブラケット6には、前記同様の取付手段によりサポート部材5が取り付けられる。具体的には、サポート部材5の前端部に、車幅方向外側に折り曲げて形成されたフランジ8が設けられる。そのフランジ8の前面とブラケット6の後面とを互いに接合させた後、リベットによりフランジ8とブラケット6とが結合される。そのリベット結合のための穴8a、6aが、フランジ8とブラケット6とに複数ずつ(本参考形態では、4つずつ)形成される。
特に、本参考形態のアンダーラン・プロテクタ1は、プロテクタ本体2をフレーム4に連結するための補強部材21を備え、その補強部材21は、サポート部材5よりも車幅方向内側のプロテクタ本体2に接続される。より詳細には、補強部材21は、車幅中心の位置においてプロテクタ本体2に接続される。その補強部材21は、プロテクタ本体2から斜め後方に直線状に延出してサポート部材5に接続される。本参考形態の補強部材21は、サポート部材5を介してプロテクタ本体2をフレーム4に連結する。また、補強部材21は水平方向に延出する。
補強部材21は、プロテクタ本体2から延出する延出部22を有する。本参考形態では、複数(具体的には、左右に一つずつ、計二つ)の延出部22、22が、車幅中心のプロテクタ本体2から、車幅方向両側のサポート部材5、5に各々延出する。それら延出部22、22は、直線状にかつ水平方向に延出する。補強部材21は、延出部22、22をサポート部材5、5およびプロテクタ本体2に取り付けるための取付部24をさらに有する。
延出部22は、プロテクタ本体2の下部と同じ高さ位置に配置され、本参考形態では、ラジエータ34よりも下方に配置される。延出部22は、断面が丸形で直線状に延出する中空材からなり、例えば鋼管からなる。
図2および図4に示すように、取付部24は、延出部22の一方の端部に設けられサポート部材5と結合するサポート部材側取付部材25と、延出部22の他方の端部に設けられたプロテクタ本体側取付部材26と、プロテクタ本体2に設けられプロテクタ本体側取付部材26と結合するブラケット28とを有する。
サポート部材側取付部材25は、前記同様の取付手段により、サポート部材5の下部に取り付けられる。より詳細には、サポート部材側取付部材25はサポート部材5の下部後方のコーナー部に取り付けられる。具体的には、リベットによりサポート部材側取付部材25がサポート部材5に結合される。そのリベット結合のための穴5b、25bがサポート部材5とサポート部材側取付部材25とに各々形成される。
サポート部材側取付部材25は、延出部22と別体で形成され、前記同様の取付手段により延出部22に取り付けられる。具体的には、サポート部材側取付部材25に延出部22の一方の端部を包む把持部25aが形成され、その把持部25aが溶接により延出部22に接合される。
以上のサポート部材側取付部材25が両方の延出部22、22に各々設けられ、各延出部22が各サポート部材側取付部材25を介してサポート部材5に接続される。また、サポート部材側取付部材25、25は、断面コ字状に形成され強度が高められている。
プロテクタ本体側取付部材26は、延出部22と別体に形成される。本参考形態では、両方の延出部22、22が、前記同様の取付手段により、同一のプロテクタ本体側取付部材26に各々取り付けられる。具体的には、プロテクタ本体側取付部材26に各延出部22の他方の端部を包む把持部26a、26aが各々形成され、各把持部26aが溶接により各延出部22に各々接合される。
プロテクタ本体側取付部材26は、前記同様の取付手段により、ブラケット28に取り付けられる。具体的には、プロテクタ本体側取付部材26の前面とブラケット28の後面とを互いに接合した後に、リベットによりプロテクタ本体側取付部材26とブラケット28とが結合される。そのリベット結合のための穴26b、28aがプロテクタ本体側取付部材26とブラケット28とに複数ずつ(本参考形態では、車幅方向に沿って二つずつ)形成される。また、プロテクタ本体側取付部材26は断面コ字状に形成され強度が高められている。
ブラケット28は、前記同様の取付手段により、車幅中心の位置においてプロテクタ本体2の後面下部に取り付けられる。具体的には、溶接によりブラケット28がプロテクタ本体2に接合される。
これらのブラケット28とプロテクタ本体側取付部材26とを介して各延出部22がプロテクタ本体2に各々接続される。
以上のサポート部材側取付部材25とプロテクタ本体側取付部材26とブラケット28とは、例えば金属板をプレス加工して形成される。
次に、図5から図7に基づき本参考形態のアンダーラン・プロテクタ1の作用を説明する。
図5に示すように、耐荷重試験における荷重P1は、車両前方側からプロテクタ本体2に加えられる。荷重P1は、サポート部材5よりも車幅方向外側の点(以下、荷重点)に加えられる。その荷重P1は、プロテクタ本体2をサポート部材5の取り付け位置まわりに回転させるモーメントMとして働く。本参考形態では、補強部材21により車幅中心のプロテクタ本体2を拘束することで、モーメントMに対抗するモーメントMrを発生させることができる。その理由を以下に説明する。
モーメントMにより、サポート部材5よりも内側のプロテクタ本体2には、そのプロテクタ本体2を前方に張り出させようとする力Fが働く。本参考形態では、その力Fに対して、プロテクタ本体2を後方に引き戻す反力Rが補強部材21により働く。その反力Rは、延出部22に働く引張力の反力により与えられ、プロテクタ本体2をモーメントMと反対向きに回転させるモーメントMrとして働く。そのモーメントMrによりモーメントMが打ち消される。
これにより、図6に示すように、プロテクタ本体2が回転することによる変位量d2が消失し、本参考形態のアンダーラン・プロテクタ1の変位量は、プロテクタ本体2の撓みによる変位量d1のみとなる。サポート部材5よりも車幅方向外側のプロテクタ本体2のみが片持ち梁の如く変形する。
参考形態のアンダーラン・プロテクタ1のほうが、従来のアンダーラン・プロテクタ1よりも(図5および図6に鎖線で示す)変形し難くなる。つまり、本参考形態のアンダーラン・プロテクタ1は、耐荷重性能が向上する。
上述のように、本参考形態では、アンダーラン・プロテクタ1の耐荷重性能が、断面係数に基づくプロテクタ本体2の耐荷重性能のみにより決定される。プロテクタ本体2の耐荷重性能が完全に効率よく発揮されることとなる。
図7に解析結果を示す。縦軸は、荷重点に加えられる荷重値であり、横軸は、荷重点の変位量(加圧子変位量)である。
参考形態では従来に較べアンダーラン・プロテクタ1の耐荷重性能が格段に向上する。上述の解析結果によれば約10%の向上が認められた。
この解析において、補強部材21を設けることによる本参考形態のアンダーラン・プロテクタ1の重量増加は約8%であった。一方、プロテクタ本体の板厚を増大させて、耐荷重性能を本参考形態と同じ程度(約10%)向上させた場合には、アンダーラン・プロテクタの重量が約33%増加した。本参考形態では、プロテクタ本体の板厚を増大させる場合に較べてはるかに少ない重量増加で耐荷重性能が向上した。
このように、補強部材21を車幅方向内側のプロテクタ本体2に接続し、プロテクタ本体2の回転を抑制することで、アンダーラン・プロテクタ1の耐荷重性能を向上させることができる。
参考形態では、補強部材21を車幅中心のプロテクタ本体2に接続した。その理由は、荷重による前方への変形が車幅中心においてほぼ最大であり、その車幅中心を拘束することで、プロテクタ本体2の回転を効果的に抑制することができるからである。
ところで、耐荷重試験においては、プロテクタ本体2の左側に荷重が加えられる場合と右側に荷重が加えられる場合とがある。本参考形態の補強部材21は、車幅中心の一点で荷重を支えるので、左右何れの側の荷重に対しても同様にその効果を発揮することができる。さらに、補強部材21の接続箇所が一箇所であるため、取付部材の数を少なくすると共に取付工数を削減することができ、コストを低減することができる。
延出部22は、直線状に延出するため荷重が極度に集中する屈曲部などが存在しない。そのため延出部22は荷重を均等に受けることができる。また、補強部材21を左右の各サポート部材5に各々接続することで、荷重を両側のサポート部材5、5に分散することができる。
補強部材21は、水平方向に延出するので荷重が加えられても捩れ変形することがない。すなわち、補強部材のサポート部材側の取り付け位置を上方に移動させた場合には、補強部材は捩れ変形することとなる。そのような捩れ変形は、衝突による非常に大きな荷重が加えられる場合に、補強部材の強度を著しく低下させてしまう。本参考形態では、補強部材21に捩れ変形が生じないので、アンダーラン・プロテクタ1の耐荷重性能をさらに向上させることができる。
以上のように、補強部材21により耐荷重性能が向上するので、プロテクタ本体2、サポート部材5、およびブラケット6などの板厚の低減や、軽量化を図ることができる。それにより、アンダーラン・プロテクタ1の製造コストを低減させることができる。
その他に、耐荷重性能が向上するので、ブラケット6を延長させる必要がなくなり、さらには、ブラケット6をより短縮させることも可能となり、車両レイアウトの自由度を十分に確保することができる。また、補強部材21をプロテクタ本体2の最下部と同じ高さ位置に配置しているので(図3参照)、車両の前端部の空きスペースの拡大に有利となる。
また、サイドメンバの間隔などが異なる車両に補強部材を取り付ける場合に、延出部と取付部とが一体で形成される場合には、各車両毎に異なる補強部材を用意する必要があるが、本参考形態では、延出部と取付部とが別体なので、延出部の長さを変更するだけでそれらの車両に容易に対応することができる。つまり、車種の異なる車両間での補強部材の共通化を容易に図ることができる。
次に、図8に基づき本実施形態のアンダーラン・プロテクタ1の構造を、上述の参考形態との相違点について説明する。
8に示すように、本実施形態では、両側のサポート部材5、5を連結する横材29を設けている本実施形態によれば、上述の参考形態と同様の効果が得られる(図9参照)。さらに、サポート部材5、5の車幅方向の剛性をより高めることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、アンダーラン・プロテクタを車両の後部に設けて、リア・アンダーラン・プロテクタとして使用してもよい。その場合、配置関係が上述した参考形態及び実施形態と前後逆になり、プロテクタ本体は車両の後端部に位置される。その場合、補強部材が、プロテクタ本体から斜め前方に直線状に延出してサポート部材に接続されることが好ましい。
また、サポート部材を介さずに補強部材をフレームに直接接続することも可能である。
また、補強部材の延出部は中空材に限らず、例えば断面L字形の板材など様々な形状の部材を用いることが可能である。
また、延出部は車幅方向片側にのみ設けることも可能である。
また、延出部をプロテクタ本体の下面や前面などに接続することも可能である。
また、補強部材の取付部は省略可能であり、例えば、延出部をサポート部材とプロテクタ本体とに直接接合するようにしてもよい。
本発明に係る実施形態の前提となる参考形態によるアンダーラン・プロテクタの斜視図を示す。 参考形態のアンダーラン・プロテクタの平面図を示す。 図2のIII−III断面図を示す。 参考形態の補強部材の斜視図を示す。 荷重が加えられた状態のアンダーラン・プロテクタの平面図を示す。 図5の部分拡大図であり、荷重点の近傍を示す。 参考形態および従来のアンダーラン・プロテクタにおける、荷重値と加圧子変位量との関係を示す。 本発明に係る一実施形態によるアンダーラン・プロテクタの平面図を示す。 実施形態および従来のアンダーラン・プロテクタにおける、荷重値と加圧子変位量との関係を示す。 従来のアンダーラン・プロテクタの平面図を示す。 他の従来のアンダーラン・プロテクタの平面図を示す。 図11のXII−XII断面図を示す。
符号の説明
1 アンダーラン・プロテクタ
2 プロテクタ本体
4 フレーム
5 サポート部材
21 補強部材
29 横材

Claims (5)

  1. 車両の前端部または後端部に位置され車幅方向に延出するプロテクタ本体と、上記車両のフレームに車幅方向に離間させて取り付けられ上記プロテクタ本体を支持する一対のサポート部材とを備えたアンダーラン・プロテクタであって、
    上記プロテクタ本体上記サポート部材を連結するための補強部材を設け、その補強部材を、上記一対のサポート部材よりも車幅方向内側の上記プロテクタ本体に接続し、
    更に、車幅方向に延出して上記一対のサポート部材同士を連結する横材を設けたことを特徴とするアンダーラン・プロテクタ。
  2. 上記補強部材が、車幅中心の位置において上記プロテクタ本体に接続された請求項1記載のアンダーラン・プロテクタ。
  3. 上記プロテクタ本体が、上記車両の前端部に位置され、
    上記補強部材が、上記プロテクタ本体から斜め後方に直線状に延出して上記サポート部材に接続された請求項1または2記載のアンダーラン・プロテクタ。
  4. 上記プロテクタ本体が、上記車両の後端部に位置され、
    上記補強部材が、上記プロテクタ本体から斜め前方に直線状に延出して上記サポート部材に接続された請求項1または2記載のアンダーラン・プロテクタ。
  5. 上記補強部材が、水平方向に延出する請求項1から4いずれかに記載のアンダーラン・プロテクタ。
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