JPH05183372A - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
- Publication number
- JPH05183372A JPH05183372A JP34514491A JP34514491A JPH05183372A JP H05183372 A JPH05183372 A JP H05183372A JP 34514491 A JP34514491 A JP 34514491A JP 34514491 A JP34514491 A JP 34514491A JP H05183372 A JPH05183372 A JP H05183372A
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- Japan
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- surface acoustic
- acoustic wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浮遊インピーダンスを低減して対誘導特性を
向上でき、しかも量産性の高い弾性表面波装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 対向する一方の各櫛形電極２２ａ、２３ａと
外囲器２４内の各接地端子２５ａ、２６ａ間の電気線路
のインピーダンスＺａを、対向する他方の各櫛形電極２
２ｂ、２３ｂと外囲器２４内の各信号入出力端子２５
ｂ、２６ｂ間の電気線路のインピーダンスＺｂより低く
設定したものである。
向上でき、しかも量産性の高い弾性表面波装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 対向する一方の各櫛形電極２２ａ、２３ａと
外囲器２４内の各接地端子２５ａ、２６ａ間の電気線路
のインピーダンスＺａを、対向する他方の各櫛形電極２
２ｂ、２３ｂと外囲器２４内の各信号入出力端子２５
ｂ、２６ｂ間の電気線路のインピーダンスＺｂより低く
設定したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波フィルタな
どの弾性表面波装置に関する。
どの弾性表面波装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】弾性表面波フィルタは、高い周波数での
フィルタを容易に製造できるため、各種の通信機器など
に使用されている。
フィルタを容易に製造できるため、各種の通信機器など
に使用されている。
【０００３】図４はこのような弾性表面波フィルタの構
成を示す図であり、外囲器１内に信号入出力用の２組の
対向する櫛形電極２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂが形成された
圧電基板４を搭載し、対向する一方の各櫛形電極２ａ、
３ａと外囲器内の各接地端子５ａ、６ａ間および対向す
る他方の各櫛形電極２ｂ、３ｂと外囲器内の各信号入出
力端子５ｂ、６ｂ間をそれぞれ電気的に接続して弾性表
面波フィルタ７を構成している。
成を示す図であり、外囲器１内に信号入出力用の２組の
対向する櫛形電極２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂが形成された
圧電基板４を搭載し、対向する一方の各櫛形電極２ａ、
３ａと外囲器内の各接地端子５ａ、６ａ間および対向す
る他方の各櫛形電極２ｂ、３ｂと外囲器内の各信号入出
力端子５ｂ、６ｂ間をそれぞれ電気的に接続して弾性表
面波フィルタ７を構成している。
【０００４】ところで、こうした弾性表面波フィルタ７
が基板上に実装された場合、表面波の伝搬による信号に
弾性表面波フィルタ７より外部に露出した端子（入出力
端子）間の直達波による信号が重畳し、帯域内のリップ
ルの増加、帯域外の減衰量の減少が問題となる。
が基板上に実装された場合、表面波の伝搬による信号に
弾性表面波フィルタ７より外部に露出した端子（入出力
端子）間の直達波による信号が重畳し、帯域内のリップ
ルの増加、帯域外の減衰量の減少が問題となる。
【０００５】ここで、弾性表面波フィルタ７の入出力端
子や弾性表面波フィルタ７が実装されるプリント基板の
導体パターンは、物理的形状が弾性表面波フィルタ７内
の櫛形電極２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂの導体パターンより
大きいため、弾性表面波フィルタ７の入出力端子間やプ
リント基板の導体パターン間での浮遊インピーダンスが
高くなる。そして、弾性表面波フィルタ７の入出力端子
間の直達波の大部分がこの浮遊インピーダンスによって
生じていると考えられる。
子や弾性表面波フィルタ７が実装されるプリント基板の
導体パターンは、物理的形状が弾性表面波フィルタ７内
の櫛形電極２ａ、２ｂ、３ａ、３ｂの導体パターンより
大きいため、弾性表面波フィルタ７の入出力端子間やプ
リント基板の導体パターン間での浮遊インピーダンスが
高くなる。そして、弾性表面波フィルタ７の入出力端子
間の直達波の大部分がこの浮遊インピーダンスによって
生じていると考えられる。
【０００６】そこで、図５に示すように、弾性表面波フ
ィルタ７の入出力端子８、９間を接地電位に保たれた銅
板等の導体板１０で仕切り、入出力端子間８、９、プリ
ント基板１１の導体パターン１２、１３間の直達波によ
る信号を減衰させる技術が従来から考えられている。
ィルタ７の入出力端子８、９間を接地電位に保たれた銅
板等の導体板１０で仕切り、入出力端子間８、９、プリ
ント基板１１の導体パターン１２、１３間の直達波によ
る信号を減衰させる技術が従来から考えられている。
【０００７】また、上述したように浮遊インピーダンス
の大部分は弾性表面波フィルタ７の入出力端子８、９間
やプリント基板の導体パターン間で生じるものであり、
弾性表面波フィルタ７内の接地パターンとプリント基板
１１の接地パターン間の浮遊インピーダンスはかなり少
ないが、弾性表面波フィルタ７で扱う周波数帯が高くな
りＵＨＦ帯以上になるとこれを無視できなくなり、弾性
表面波フィルタ７内の接地パターンとプリント基板１１
の接地パターン間の浮遊インピーダンスによる直達波の
影響も顕著なものとなる。
の大部分は弾性表面波フィルタ７の入出力端子８、９間
やプリント基板の導体パターン間で生じるものであり、
弾性表面波フィルタ７内の接地パターンとプリント基板
１１の接地パターン間の浮遊インピーダンスはかなり少
ないが、弾性表面波フィルタ７で扱う周波数帯が高くな
りＵＨＦ帯以上になるとこれを無視できなくなり、弾性
表面波フィルタ７内の接地パターンとプリント基板１１
の接地パターン間の浮遊インピーダンスによる直達波の
影響も顕著なものとなる。
【０００８】そこで、外囲器１が通常ケースアースにな
っていることに着目し、図６に示すように、外囲器１と
プリント基板１１の接地パターン１４とをはんだ付け１
５をし、弾性表面波フィルタ７の接地パターンとプリン
ト基板１１の接地パターン１４との電気的な接合を向上
させることにより、弾性表面波フィルタ７内の接地パタ
ーンとプリント基板１１の接地パターン１４間の浮遊イ
ンピーダンスによる直達波を減少させる技術が従来から
考えられている。
っていることに着目し、図６に示すように、外囲器１と
プリント基板１１の接地パターン１４とをはんだ付け１
５をし、弾性表面波フィルタ７の接地パターンとプリン
ト基板１１の接地パターン１４との電気的な接合を向上
させることにより、弾性表面波フィルタ７内の接地パタ
ーンとプリント基板１１の接地パターン１４間の浮遊イ
ンピーダンスによる直達波を減少させる技術が従来から
考えられている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、弾性表面波フ
ィルタの入出力端子間を接地電位に保たれた銅板等の導
体板で仕切る技術では、この導体板の取り付けを自動的
に行うことが非常に困難であるため、製造コストが増大
して量産化が望めないという問題がある。
ィルタの入出力端子間を接地電位に保たれた銅板等の導
体板で仕切る技術では、この導体板の取り付けを自動的
に行うことが非常に困難であるため、製造コストが増大
して量産化が望めないという問題がある。
【００１０】また、外囲器とプリント基板の接地パター
ンとをはんだ付けする技術では、はんだ付けを自動的に
行うことが非常に困難であるため、上述した場合と同様
の問題がある他、４００℃近いはんだごてを直接外囲器
に当てるため、弾性表面波フィルタの熱による劣化が懸
念される。
ンとをはんだ付けする技術では、はんだ付けを自動的に
行うことが非常に困難であるため、上述した場合と同様
の問題がある他、４００℃近いはんだごてを直接外囲器
に当てるため、弾性表面波フィルタの熱による劣化が懸
念される。
【００１１】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、浮遊インピーダンスを低減して対誘導特
性を向上させ、しかも量産性の高い弾性表面波装置を提
供することを目的としている。
されたもので、浮遊インピーダンスを低減して対誘導特
性を向上させ、しかも量産性の高い弾性表面波装置を提
供することを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、信号入出力用の２組の対向する櫛
形電極が形成された圧電基板を外囲器内に搭載し、対向
する一方の各櫛形電極と外囲器内の各接地端子間および
対向する他方の各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端
子間とをそれぞれ電気的に接続してなる弾性表面波装置
において、対向する一方の各櫛形電極と外囲器内の各接
地端子間の電気線路のインピーダンスを、対向する他方
の各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端子間の電気線
路のインピーダンスより低く設定したものである。
みてなされたもので、信号入出力用の２組の対向する櫛
形電極が形成された圧電基板を外囲器内に搭載し、対向
する一方の各櫛形電極と外囲器内の各接地端子間および
対向する他方の各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端
子間とをそれぞれ電気的に接続してなる弾性表面波装置
において、対向する一方の各櫛形電極と外囲器内の各接
地端子間の電気線路のインピーダンスを、対向する他方
の各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端子間の電気線
路のインピーダンスより低く設定したものである。
【００１３】具体的には、外囲器内の接地端子に電気的
に接続された櫛形電極のブスバーの幅を外囲器内の信号
入出力端子に電気的に接続された櫛形電極のブスバーの
幅よりも幅広にする、外囲器内の接地端子とこれに対応
する櫛形電極とを電気的に接続するためのボンディング
ワイヤの数を外囲器内の信号入出力端子とこれに対応す
る櫛形電極とを電気的に接続するためのボンディングワ
イヤの数より多くする、あるいは外囲器内の接地端子に
電気的に接続された櫛形電極のブスバーの厚さを外囲器
内の信号入出力端子に電気的に接続された櫛形電極のブ
スバーの厚さよりも厚くするなどで、接地側の電気線路
のインピーダンスを低く設定している。
に接続された櫛形電極のブスバーの幅を外囲器内の信号
入出力端子に電気的に接続された櫛形電極のブスバーの
幅よりも幅広にする、外囲器内の接地端子とこれに対応
する櫛形電極とを電気的に接続するためのボンディング
ワイヤの数を外囲器内の信号入出力端子とこれに対応す
る櫛形電極とを電気的に接続するためのボンディングワ
イヤの数より多くする、あるいは外囲器内の接地端子に
電気的に接続された櫛形電極のブスバーの厚さを外囲器
内の信号入出力端子に電気的に接続された櫛形電極のブ
スバーの厚さよりも厚くするなどで、接地側の電気線路
のインピーダンスを低く設定している。
【００１４】
【作用】本発明では、接地側の電気線路のインピーダン
スがより低くされているので、接地側の浮遊インピーダ
ンスが低減され、この弾性表面波装置とこの弾性表面波
装置を実装する基板間の接地側の電気的な接合が向上す
る。したがって、対誘導特性が向上し、帯域内のリップ
ルの増加、帯域外の減衰量の減少を抑えることができ
る。
スがより低くされているので、接地側の浮遊インピーダ
ンスが低減され、この弾性表面波装置とこの弾性表面波
装置を実装する基板間の接地側の電気的な接合が向上す
る。したがって、対誘導特性が向上し、帯域内のリップ
ルの増加、帯域外の減衰量の減少を抑えることができ
る。
【００１５】また、本発明は、弾性表面波装置内の構成
要素たとえば櫛形電極の幅などを設計変更することで実
現でき、新たな部材たとえば上述したような仕切りのた
めの導体板などを付加することは不要であるので、従来
どおりの量産性を維持できる。
要素たとえば櫛形電極の幅などを設計変更することで実
現でき、新たな部材たとえば上述したような仕切りのた
めの導体板などを付加することは不要であるので、従来
どおりの量産性を維持できる。
【００１６】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【００１７】図１は第１の実施例の弾性表面波フィルタ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【００１８】同図において、２１は圧電基板を示してお
り、この圧電基板２１上には、信号入出力用の２組の対
向する櫛形電極２２ａ、２２ｂ、２３ａ、２３ｂが形成
されている。
り、この圧電基板２１上には、信号入出力用の２組の対
向する櫛形電極２２ａ、２２ｂ、２３ａ、２３ｂが形成
されている。
【００１９】そして、この圧電基板２１は、外囲器２４
内に搭載され、外囲器２４内の各接地端子２５ａ、２６
ａと接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａ間および外囲器
内の各信号入出力端子２５ｂ、２６ｂと入出力側の各櫛
形電極２２ｂ、２３ｂ間がそれぞれボンディングワイヤ
２７ａ〜２８ｂにより接続されている。
内に搭載され、外囲器２４内の各接地端子２５ａ、２６
ａと接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａ間および外囲器
内の各信号入出力端子２５ｂ、２６ｂと入出力側の各櫛
形電極２２ｂ、２３ｂ間がそれぞれボンディングワイヤ
２７ａ〜２８ｂにより接続されている。
【００２０】ここで、接地側の各櫛形電極２２ａ、２３
ａのブスバー２９ａ、３０ａの幅Ｗ１は、入出力側の各
櫛形電極２２ｂ、２３ｂのブスバー２９ｂ、３０ｂの幅
Ｗ２よりも幅広にされている。
ａのブスバー２９ａ、３０ａの幅Ｗ１は、入出力側の各
櫛形電極２２ｂ、２３ｂのブスバー２９ｂ、３０ｂの幅
Ｗ２よりも幅広にされている。
【００２１】したがって、外囲器２４内の各接地端子２
５ａ、２６ａと接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａ間の
電気線路のインピーダンスをＺａとし、外囲器内の各信
号入出力端子２５ｂ、２６ｂと入出力側の各櫛形電極２
２ｂ、２３ｂ間の電気線路のインピーダンスをＺｂとす
ると、 Ｚｂ＞Ｚａ となる。
５ａ、２６ａと接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａ間の
電気線路のインピーダンスをＺａとし、外囲器内の各信
号入出力端子２５ｂ、２６ｂと入出力側の各櫛形電極２
２ｂ、２３ｂ間の電気線路のインピーダンスをＺｂとす
ると、 Ｚｂ＞Ｚａ となる。
【００２２】よって、接地側の浮遊インピーダンスが低
減され、この弾性表面波フィルタとこの弾性表面波フィ
ルタを実装する基板間の接地側の電気的な接合が向上す
るので、対誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増
加、帯域外の減衰量の減少を抑えることができる。
減され、この弾性表面波フィルタとこの弾性表面波フィ
ルタを実装する基板間の接地側の電気的な接合が向上す
るので、対誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増
加、帯域外の減衰量の減少を抑えることができる。
【００２３】また、櫛形電極２２ａ〜２３ｂのブスバー
２９ａ〜３０ｂの幅の変更は、櫛形電極２２ａ〜２３ｂ
を蒸着する工程において単にフォトマスクを変更するだ
けでよいので、従来どおりの量産性を維持できる。
２９ａ〜３０ｂの幅の変更は、櫛形電極２２ａ〜２３ｂ
を蒸着する工程において単にフォトマスクを変更するだ
けでよいので、従来どおりの量産性を維持できる。
【００２４】次に、第２の実施例を図２に基づき説明す
る。
る。
【００２５】同図に示す弾性表面波フィルタは、図１に
示した弾性表面波フィルタが櫛形電極２２ａ〜２３ｂの
ブスバー２８ａ〜２９ｂの幅の変更によりＺｂ＞Ｚａと
したのに対し、接地側のボンディングワイヤ２７ａ、２
８ａの本数を入出力側のボンディングワイヤ２７ｂ、２
８ｂの本数より多くすることでＺｂ＞Ｚａとしている。
この実施例においても、第１の実施例と同様に対誘導
特性が向上し、帯域内のリップルの増加、帯域外の減衰
量の減少を抑えることができる。
示した弾性表面波フィルタが櫛形電極２２ａ〜２３ｂの
ブスバー２８ａ〜２９ｂの幅の変更によりＺｂ＞Ｚａと
したのに対し、接地側のボンディングワイヤ２７ａ、２
８ａの本数を入出力側のボンディングワイヤ２７ｂ、２
８ｂの本数より多くすることでＺｂ＞Ｚａとしている。
この実施例においても、第１の実施例と同様に対誘導
特性が向上し、帯域内のリップルの増加、帯域外の減衰
量の減少を抑えることができる。
【００２６】また、ボンディングワイヤ２７ａ〜２８ｂ
の本数の変更は、ワイヤボンディングの工程において単
にボンディグの回数を変更するだけでよいので、従来ど
おりの量産性を維持できる。
の本数の変更は、ワイヤボンディングの工程において単
にボンディグの回数を変更するだけでよいので、従来ど
おりの量産性を維持できる。
【００２７】次に、第３の実施例を図３に基づき説明す
る。
る。
【００２８】同図に示す弾性表面波フィルタは、図１に
示した弾性表面波フィルタが櫛形電極２２ａ〜２３ｂの
ブスバー２８ａ〜２９ｂの幅の変更によりＺｂ＞Ｚａと
したのに対し、接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａのブ
スバー２９ａ、３０ａの膜厚Ｔ１を入出力側の各櫛形電
極２２ｂ、２３ｂのブスバー２９ｂ、３０ｂの膜厚Ｔ２
より厚くすることでＺｂ＞Ｚａとしている。
示した弾性表面波フィルタが櫛形電極２２ａ〜２３ｂの
ブスバー２８ａ〜２９ｂの幅の変更によりＺｂ＞Ｚａと
したのに対し、接地側の各櫛形電極２２ａ、２３ａのブ
スバー２９ａ、３０ａの膜厚Ｔ１を入出力側の各櫛形電
極２２ｂ、２３ｂのブスバー２９ｂ、３０ｂの膜厚Ｔ２
より厚くすることでＺｂ＞Ｚａとしている。
【００２９】この実施例においても、上述した実施例と
同様に対誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増加、
帯域外の減衰量の減少を抑えることができる。
同様に対誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増加、
帯域外の減衰量の減少を抑えることができる。
【００３０】また、ブスバー２９ａ、３０ａの膜厚の変
更は、櫛形電極２２ａ〜２３ｂを蒸着する工程において
異なるマスクで複数回蒸着するだけでよいので、従来ど
おりの量産性を維持できる。
更は、櫛形電極２２ａ〜２３ｂを蒸着する工程において
異なるマスクで複数回蒸着するだけでよいので、従来ど
おりの量産性を維持できる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
地側の電気線路のインピーダンスが信号入出力側の電気
線路のインピーダンスより低く設定されているので、対
誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増加、帯域外の
減衰量の減少を抑えることができる。また、このような
インピーダンスの変更は、弾性表面波装置内の構成要素
を設計変更することで実現できるので、従来どおりの量
産性を維持できる。
地側の電気線路のインピーダンスが信号入出力側の電気
線路のインピーダンスより低く設定されているので、対
誘導特性が向上し、帯域内のリップルの増加、帯域外の
減衰量の減少を抑えることができる。また、このような
インピーダンスの変更は、弾性表面波装置内の構成要素
を設計変更することで実現できるので、従来どおりの量
産性を維持できる。
【図１】本発明の第１の実施例の弾性表面波フィルタの
平面図である。
平面図である。
【図２】本発明の第２の実施例の弾性表面波フィルタの
平面図である。
平面図である。
【図３】（ａ）は本発明の第３の実施例の弾性表面波フ
ィルタの平面図、（ｂ）はＡＡ断面図である。
ィルタの平面図、（ｂ）はＡＡ断面図である。
【図４】従来の弾性表面波フィルタの平面図である。
【図５】対誘導特性を向上させた従来の弾性表面波フィ
ルタの正面図である。
ルタの正面図である。
【図６】対誘導特性を向上させた従来の弾性表面波フィ
ルタの正面図である。
ルタの正面図である。
【符号の説明】 ２１…圧電基板、２２ａ、２２ｂ、２３ａ、２３ｂ…櫛
形電極、２４…外囲器、２５ａ、２６ａ…接地端子、２
５ｂ、２６ｂ…信号入出力端子、２７ａ〜２８ｂ…ボン
ディングワイヤ、２９ａ、３０ａ…接地側の櫛形電極の
ブスバー、２９ｂ、３０ｂ…入出力側の櫛形電極のブス
バー。
形電極、２４…外囲器、２５ａ、２６ａ…接地端子、２
５ｂ、２６ｂ…信号入出力端子、２７ａ〜２８ｂ…ボン
ディングワイヤ、２９ａ、３０ａ…接地側の櫛形電極の
ブスバー、２９ｂ、３０ｂ…入出力側の櫛形電極のブス
バー。
Claims (1)
- 【請求項１】 信号入出力用の２組の対向する櫛形電極
が形成された圧電基板を外囲器内に搭載し、対向する一
方の各櫛形電極と外囲器内の各接地端子間および対向す
る他方の各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端子間と
をそれぞれ電気的に接続してなる弾性表面波装置におい
て、 前記対向する一方の各櫛形電極と外囲器内の各接地端子
間の電気線路のインピーダンスが、前記対向する他方の
各櫛形電極と外囲器内の各信号入出力端子間の電気線路
のインピーダンスより低く設定されていることを特徴と
する弾性表面波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34514491A JPH05183372A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34514491A JPH05183372A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 弾性表面波装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05183372A true JPH05183372A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18374582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34514491A Withdrawn JPH05183372A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05183372A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0825713A2 (en) * | 1996-08-12 | 1998-02-25 | Motorola, Inc. | Differential input and/or differential output transversely-coupled surface acoustic wave filter and method |
| EP0899874A2 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34514491A patent/JPH05183372A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0825713A2 (en) * | 1996-08-12 | 1998-02-25 | Motorola, Inc. | Differential input and/or differential output transversely-coupled surface acoustic wave filter and method |
| EP0825713A3 (en) * | 1996-08-12 | 1998-09-16 | Motorola, Inc. | Differential input and/or differential output transversely-coupled surface acoustic wave filter and method |
| EP0899874A2 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
| EP0899874A3 (en) * | 1997-08-29 | 1999-12-29 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |