JPH05182218A - ディスクプレーヤに於ける光ピックアップのチルトサー ボ回路 - Google Patents

ディスクプレーヤに於ける光ピックアップのチルトサー ボ回路

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JPH05182218A
JPH05182218A JP35896091A JP35896091A JPH05182218A JP H05182218 A JPH05182218 A JP H05182218A JP 35896091 A JP35896091 A JP 35896091A JP 35896091 A JP35896091 A JP 35896091A JP H05182218 A JPH05182218 A JP H05182218A
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tilt
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limit switch
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Tadashi Tachibana
正 橘
Isao Naka
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 光ピックアップのチルト機構がロックする
のを防止する。 [構成] チルト機構がロックする前にそれをリミッ
トスイッチで検出し、自動的にチルト機構を正常な状態
に復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤに於
ける光ピックアップのチルトサーボ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクプレーヤでは、ディスク
の反りに追従し常にディスクに対してレーザ光が垂直に
当るように光ピックアップを取付けるチルトシャーシを
メカニカルストッパで限られた設定範囲内で傾けるチル
トサーボが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、ディスクの反りはチルトセンサによって検出する
が、該センサに異常が発生するか、或いはチルトシャー
シの傾斜によって吸収しきれないほどディスクが反って
いた場合、チルトシャーシがメカニカルストッパに当接
した後もチルト機構の駆動源であるチルトモータが停止
することなく、つまりチルト機構がロックし、該モータ
やモータドライバが破壊する問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、ディ
スクの反りに追従し常にディスクに対してレーザ光が垂
直に当るように光ピックアップを取付けるチルトシャー
シをメカニカルストッパで制限された設定範囲内で傾け
るチルト機構を作動制御する回路に於いて、メカニカル
ストッパにチルトシャーシが当る前にこのチルトシャー
シによってオンされるリミットスイッチと、リミットス
イッチがオンになるとチルトモータドライバに出力され
るチルトサーボ信号を吸収除去するためのチルトサーボ
オフ信号を出力し、且つ、リミットスイッチがオンされ
たときのチルトサーボ信号の極性と逆の極性のチルトサ
ーボ信号を前記チルトモータドライバに出力させるため
のチルト機構復帰信号を出力する集積回路とを備え、チ
ルト機構がロックする前にこれを検出してチルト機構を
正常な状態に自動的に復帰させ、チルトモータ及びモー
タドライバの破壊などを起こすことのない正常なチルト
サーボをかけるようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照に
して説明する。図1はディスクプレーヤの光ピックアッ
プ部の側面説明図であり、図中(1)はターンテーブル
(2)とチャック部材(3)とによって保持されたディ
スク(4)の情報を読み取る光ピックアップであってピ
ックアップ台(5)に設けられている。該光ピックアッ
プ(1)を載せたピックアップ台(5)は下部チルトシ
ャーシ(6)からターンキャリッジ(7)を介して上部
チルトシャーシ(8)に反転移行できるように組み込ま
れており、これによりディスク(4)の上下両面からデ
ィスク情報を読み取って再生できるように構成されてい
る。尚、このピックアップ台(5)がディスク(4)下
方から前記ターンキャリッジ(7)によってディスク
(4)上方に反転移行する機構やディスクプレーヤとし
ての基本的な構成については、例えば本出願人が先に提
出した特願平2−326379号で詳しく述べられてお
り、また本発明の要件ではないので、ここで詳しく述べ
ることは省略する。
【0006】而して、前記下部チルトシャーシ(6)並
びに上部チルトシャーシ(8)はこれに載置した光ピッ
クアップ(1)のレーザー光がディスク(4)に対して
常に垂直に当たるように支点軸(9)(10)を介して
傾斜してチルト調整出来るように形成されている。この
チルト調整は、図2で示すようにピックアップ台(5)
に設置したチルトセンサー(11)の出力に基づいてサ
ーボに頼ってチルトモーター(12)を正転又は逆転し
て行うように構成されている。このチルト機構は下部チ
ルトシャーシ(6)及び上部チルトシャーシ(8)にお
いて同一の構造を持つものであるから、以下に於いて下
部チルトシャーシ(6)について説明する。
【0007】下部チルトシャーシ(6)は図2に示すよ
うに、上下のメカニカルストッパ(13)(14)によ
って制限された設定範囲内、例えば上向き1度及び下向
き2度の範囲内で傾けられるもので、下部チルトシャー
シ(6)が各ストッパ(13)(14)に当る直前で該
シャーシ(6)によってオンされる上限リミットスイッ
チ(15)及び下限リミットスイッチ(16)が備えら
れている。
【0008】前記チルトセンサ(11)は、主ビームス
ポット(11a)と第1及び第2の副ビームスポット
(11b)(11c)を持ち、各副ビームスポット(1
1b)(11c)をバッファアンプ(17)(18)に
接続し、各バッファアンプ(17)(18)を差動アン
プ(19)に接続し、該差動アンプ(19)を位相補償
アンプ(20)に接続して、ディスク(4)の反りを検
出する検出回路(21)を形成するもので、該検出回路
(21)は、ディスク(4)に対して光ピックアップ
(1)からのレーザ光が垂直に当る状態、つまりディス
ク(4)が反っておらず水平な状態では、前記センサ
(11)の主ビームスポット(11a)から照射された
ビームがディスク(4)に反射されて第1及び第2の副
ビームスポット(11b)(11c)に同じ量の光が検
出され、検出回路(21)からの出力はゼロとなる。ま
たディスク(4)に対して光ピックアップ(1)からの
レーザ光が垂直に当っていない状態、つまりディスク
(4)が反っている状態では、第1及び第2の副ビーム
スポット(11b)(11c)で検出される光の量に差
が生じ、上向きに反っている場合はプラス(正)、下向
きに反っている場合はマイナス(負)と、両極性のチル
トサーボ信号を検出回路(21)から出力するように構
成している。
【0009】つまり、前記検出回路(21)によってデ
ィスク(4)の反り量と方向を検出するように構成して
いる。
【0010】そして、前記位相補償アンプ(20)にオ
ペアンプ(22)を接続すると共に、オペアンプ(2
2)にモータドライバ(23)を介して前記モータ(1
2)を接続し、チルトサーボ信号に基づいて前記モータ
(12)を正転又は逆転するように構成している。
【0011】また、前記差動アンプ(19)と位相補償
アンプ(20)の間にエミッタを接続させるコレクタ接
地のトランジスタ(24)と、前記位相補償アンプ(2
0)とオペアンプ(22)の間に出力側を接続させる差
動アンプ(25)とを設けると共に、前記上限及び下限
リミットスイッチ(15)(16)に基づいて前記トラ
ンジスタ(24)及び差動アンプ(25)を作動制御す
る集積回路(26)を備え、前記上限及び下限リミット
スイッチ(15)(16)を集積回路(26)の上限及
び下限リミットスイッチ検出ポート(27)(28)に
接続し、前記トランジスタ(24)のベースを集積回路
(26)のチルトサーボオフ信号ポート(29)に接続
し、前記差動アンプ(25)の入力側を集積回路(2
6)の上限及び下限リミット復帰信号ポート(30)
(31)に接続している。
【0012】前記集積回路(28)は、上限及び下限リ
ミットスイッチ(15)(16)のオフ出力によって上
限及び下限リミットスイッチ検出ポート(27)(2
8)が「H」レベルに維持されており、このポート(2
7)(28)が共に「H」レベルのとき、チルトサーボ
オフ信号ポート(29)からの出力を「L」レベルに維
持して前記トランジスタ(24)をオフ保持すると共
に、上限及び下限リミット復帰信号ポート(30)(3
1)からは差動アンプ(25)の出力がゼロになるよう
な信号を出力して、位相補償アンプ(20)の出力側の
(A)点におけるチルトサーボ信号の極性と同じ極性の
チルトサーボ信号をオペアンプ(22)の出力側つまり
モータドライバ(23)の入力側の(B)点において発
生させるように動作する一方、下部チルトシャーシ
(6)によって上限リミットスイッチ(15)がオンさ
れると、該スイッチ(15)のオン出力によって上限リ
ミットスイッチ検出ポート(27)を「L」レベルに
し、このポート(27)が「L」レベルのときチルトサ
ーボオフ信号ポート(29)からの出力を「H」レベル
にして、前記トランジスタ(24)をオン作動させ、チ
ルトサーボ信号を吸収除去(チルトサーボループをオ
フ)すると同時に、上限及び下限リミット復帰信号ポー
ト(30)(31)からは差動アンプ(25)の出力極
性がマイナスになるような信号を出力して、上限リミッ
トスイッチ(15)がオンのときの前記(A)点におけ
るチルトサーボ信号の極性(プラス)と反対の極性(マ
イナス)のチルトサーボ信号を前記(B)点において発
生させるように動作し、また、下部チルトシャーシ
(6)によって下限リミットスイッチ(16)がオンさ
れると、該スイッチ(16)のオン出力によって下限リ
ミットスイッチ検出ポート(28)を「L」レベルに
し、このポート(27)が「L」レベルのときチルトサ
ーボオフ信号ポート(29)からの出力を「H」レベル
にして、前記トランジスタ(24)をオン作動させチル
トサーボ信号を吸収除去(チルトサーボループをオフ)
すると同時に、上限及び下限リミット復帰信号ポート
(30)(31)からは差動アンプ(25)の出力極性
がプラスになるような信号を出力して、下限リミットス
イッチ(16)がオンときの前記(A)点におけるチル
トサーボ信号の極性(マイナス)と反対の極性(プラ
ス)のチルトサーボ信号を前記(B)点において発生さ
せるように動作するものである。
【0013】従って、下部チルトシャーシ(6)が上限
又は下限のメカニカルストッパ(13)(14)に当接
する直前で該シャーシ(6)によって上限又は下限リミ
ットスイッチ(15)(16)がオンされると、チルト
サーボループがオフされて検出回路(21)からのチル
トサーボ信号に基づくチルトサーボが中断され、同時に
前記上限又は下限リミットスイッチ(15)(16)が
オンされたときとは逆方向にチルトモータ(12)が回
転するから、チルト機構がロック状態からチルトサーボ
ループがオフになる前の正常な状態に自動的に復帰し、
下部チルトシャーシ(6)が上限又は下限のメカニカル
ストッパ(13)(14)に当接した後も当接する前と
同じ方向にチルトモータ(12)が回転して、該モータ
(12)及びモータドライバ(23)を破損するのを防
止できるものである。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、ディスク(4)の反りに追従し常にディスク(4)
に対してレーザ光が垂直に当るように光ピックアップ
(1)を取付けるチルトシャーシ(6)(8)をメカニ
カルストッパ(13)(14)で制限された設定範囲内
で傾けるチルト機構を作動制御する回路に於いて、メカ
ニカルストッパ(13)(14)にチルトシャーシ
(6)(8)が当る前にこのチルトシャーシ(13)
(14)によってオンされるリミットスイッチ(15)
(16)と、リミットスイッチ(15)(16)がオン
になるとチルトモータドライバ(23)に出力されるチ
ルトサーボ信号を吸収除去するためのチルトサーボオフ
信号を出力し、且つ、リミットスイッチ(15)(1
6)がオンされたときのチルトサーボ信号の極性と逆の
極性のチルトサーボ信号を前記チルトモータドライバ
(23)に出力させるためのチルト機構復帰信号を出力
する集積回路(26)とを備えたから、チルト機構がロ
ックする前にこれを検出してチルト機構を正常な状態に
自動的に復帰させることができ、チルトモータ(12)
及びモータドライバ(23)の破壊などを起こすことの
ない正常なチルトサーボをかけることができる顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクプレーヤの光ピックアップ部の側面説
明図。
【図2】光ピックアップのチルトサーボ回路図。
【符号の説明】
(1) 光ピックアップ (4) ディスク (6)(8) チルトシャーシ (13)(14) メカニカルストッパ (15)(16) リミットスイッチ (23) チルトモータドライバ (26) 集積回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの反りに追従し常にディスクに
    対してレーザ光が垂直に当るように光ピックアップを取
    付けるチルトシャーシをメカニカルストッパで制限され
    た設定範囲内で傾けるチルト機構を作動制御する回路に
    於いて、メカニカルストッパにチルトシャーシが当る前
    にこのチルトシャーシによってオンされるリミットスイ
    ッチと、リミットスイッチがオンになるとチルトモータ
    ドライバに出力されるチルトサーボ信号を吸収除去する
    ためのチルトサーボオフ信号を出力し、且つ、リミット
    スイッチがオンされたときのチルトサーボ信号の極性と
    逆の極性のチルトサーボ信号を前記チルトモータドライ
    バに出力させるためのチルト機構復帰信号を出力する集
    積回路とを備えたことを特徴とするディスクプレーヤに
    於ける光ピックアップのチルトサーボ回路。
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