JPH0756703B2 - ディスクプレーヤに於けるチルト調整機構 - Google Patents

ディスクプレーヤに於けるチルト調整機構

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JPH0756703B2
JPH0756703B2 JP35939291A JP35939291A JPH0756703B2 JP H0756703 B2 JPH0756703 B2 JP H0756703B2 JP 35939291 A JP35939291 A JP 35939291A JP 35939291 A JP35939291 A JP 35939291A JP H0756703 B2 JPH0756703 B2 JP H0756703B2
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正 橘
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤに於
けるレーザーピックアップのチルト調整機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクプレーヤでは、ディスク
に記録された情報を読み取る際にレーザーピックアップ
の光がディスク面に対し垂直に当たるように、レーザー
ピックアップを載置したピックアップシャーシをディス
クの反りに追従して傾斜させてチルト調整を行ってい
る。このディスクの反りはピックアップシャーシに設け
られたチルトセンサーによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、ピ
ックアップシャーシは上下に設けられた固定ストッパー
によって一定角度以上揺動しないように構成されている
ので、チルトセンサーによる反射光に異常が発生する
か、或いはピックアップシャーシの傾きによって吸収し
きれないほどディスクが反っていた場合は、ピックアッ
プシャーシが固定ストッパーに当接した後もピックアッ
プシャーシを駆動するモーターが停止することなく回転
し、該モーターやモータードライバーが焼き付いたり破
壊したりすることがある。
【0004】そこで本発明は、ピックアップシャーシが
固定ストッパーに当たる前に動作する上下のリミットス
イッチを設けてこれがONになるとチルトモーターに逆
電圧がかかるようにして強制的に逆転させてピックアッ
プシャーシを正常な状態に復帰するようにし、これによ
り前記したモーターの焼き付けや破壊を防止するように
したチルト調整機構を提供することを主たる目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るチルト調整機構にあっては、レーザー
ピックアップ(1)を載せたピックアップシャーシ
(5)の揺動量を規制する上部ストッパー(14)並び
に下部ストッパー(15)の近傍に夫々設置された上部
リミットスイッチ(16)並びに下部リミットスイッチ
(17)と、前記ピックアップシャーシ(5)を駆動す
るチルトモーター(13)と、ディスク(4)のそりを
検出するチルトセンサー(10)と、該チルトセンサー
(10)によって検出されたデーターに応じて正又は負
の電圧を出力してチルトモーター(13)を駆動するチ
ルト制御回路(12)とを備え、前記上部リミットスイ
ッチ(16)又は下部リミットスイッチ(17)がピッ
クアップシャーシ(5)によってONになった時にチル
ト制御回路(12)からの出力が反転してチルトモータ
ー(13)が逆転し、OFFになると元の状態に復帰す
るように構成した。
【0006】
【作用】上記のごとく構成されたチルト調整機構では、
チルトセンサー(10)による反射光に万一異常が発生
したり、或いはピックアップシャーシ(5)の傾きによ
って吸収しきれないほどディスク(4)が反っていた場
合、ピックアップシャーシ(5)が固定ストッパーに当
たる前にリミットスイッチ(16)又は(17)に当接
する。このリミットスイッチがONになると後述する動
作によってチルトモーター(13)に逆電圧がかかって
該モーターが強制的に逆転し、ピックアップシャーシが
正常な状態に復帰してモーターの焼き付けや破壊が防止
されるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照に
して説明する。
【0008】図1は、本発明に係るチルト調整機構が組
み込まれた両面再生方式のディスクプレーヤの一例を示
す概略的な側面図であって、符号(1)はターンテーブ
ル(2)とチャック部材(3)とによって保持されたデ
ィスク(4)の情報を読み取るレーザーピックアップで
あってピックアップ台(11)に設けられている。該レ
ーザーピックアップ(1)を載せたピックアップ台(1
1)は下部ピックアップシャーシ(5)からターンキャ
リッジ(6)を介して上部ピックアップシャーシ(7)
に反転移行できるように組み込まれており、これにより
ディスク(4)の上下両面からディスク情報を読み取っ
て再生できるように構成されている。尚、このピックア
ップ台(11)がディスク下方から前記ターンキャリッ
ジ(6)によってディスク上方に反転移行する機構やデ
ィスクプレーヤとしての基本的な構成については、例え
ば本出願人が先に提出した特願平2−326379号で
詳しく述べられており、また本発明の要件ではないの
で、ここで詳しく述べることは省略する。
【0009】しかして、前記下部ピックアップシャーシ
(5)並びに上部ピックアップシャーシ(7)はこれに
載置したレーザーピックアップ(1)の光がディスク
(4)の面に対して常に垂直に当たるように支点軸
(8)(9)を介して傾斜してチルト調整出来るように
形成されている。このチルト調整は、図2で示すように
ピックアップ台に設置したチルトセンサー(10)によ
ってディスク(4)に対する光反射角を検出してチルト
制御回路(12)によりチルトモーター(13)を正転
又は逆転して行うように構成されている。このチルト調
整機構は下部ピックアップシャーシ(5)及び上部ピッ
クアップシャーシ(7)において同一の構造を持つもの
であるから、以下に於いて下部ピックアップシャーシ
(5)部分について説明する。
【0010】下部ピックアップシャーシ(5)は図2に
示すように、上部ストッパー(14)及び下部ストッパ
ー(15)によって揺動する領域が例えば上向き1度及
び下向き2度の範囲で上限並びに下限が規制されてお
り、下部ピックアップシャーシ(5)がこれら前記各ス
トッパー(14)(15)に当たる直前で作動する位置
に−5Vの負の電位に接続される上部リミットスイッチ
(16)と、+5Vの正の電位に接続される下部リミッ
トスイッチ(17)が設けられている。
【0011】また、前記チルト制御回路(12)は、チ
ルトセンサー(10)による検出によってピックアップ
シャーシ(5)を上側に揺動させるための+5Vの正の
電位と、ピックアップシャーシ(5)を下側に傾斜させ
るための−5Vの負の電位がA点にでるよう構成され、
ピックアップシャーシ(5)が上下リミットスイッチに
当たらないノーマルな領域で正の電位が出たときにチル
トモーター(13)が正転してピックアップシャーシ
(5)が上方側に移動し、負の電位が出たときにモータ
ー(13)が逆転して下方側に移動するように構成され
ている。従ってピックアップシャーシ(5)が上下リミ
ットスイッチ(16)(17)に領域内ではチルトセン
サー(10)の検出によってディスク(4)の傾きに応
じてピックアップシャーシ(5)が傾斜してレーザーピ
ックアップ(1)の光が常にディスク(4)に対して垂
直になるように調整保持される。
【0012】而して、今例えばピックアップシャーシ
(5)が上方に傾斜して上部リミットスイッチ(16)
をONにすると、(R2)の抵抗を(R1)より充分小
さく設定しておくことにより−5Vの電位が抵抗(R
2)からB点にかかってチルトモーター(M)に負荷さ
れ、該モーターを逆転してピックアップシャーシ(5)
を下方に下げる。これにより上部リミットスイッチ(1
6)がOFFになりチルトモーター(13)へのチルト
制御回路(12)が正常な状態に復帰する。
【0013】又、反対にピックアップシャーシ(5)が
下部リミットスイッチ(17)をONにすると、(R
3)の抵抗を(R1)の抵抗より充分小さく設定してお
くことにより、+5Vの電位が抵抗(R3)からB点に
かかってチルトモーター(13)を逆転し、ピックアッ
プシャーシ(5)を上方に移動させる。これにより下部
リミットスイッチ(17)がOFFになってチルトモー
ター(13)へのチルト制御回路(12)が正常な状態
に復帰するものである。
【0014】尚、図2において、符号(18)(19)
はチルト制御回路(12)に組み込まれたバッファアン
プであり、(20)は差動アンプであり、(21)は位
相補償アンプであり、(22)はモータードライバーを
示すものである。
【0015】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例構造のみに限定さ
れるものでなく、本発明の構成要件を備え、且つ効果を
有する範囲内で適宜変更して実施できることは勿論であ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のごとく構成されたもので
あるから、チルトセンサーによる反射光に万一異常が発
生したり、或いはピックアップシャーシの傾きによって
吸収しきれないほどディスクが反っていた場合、ピック
アップシャーシが固定ストッパーに当たる前にリミット
スイッチが動作してチルトモーターに逆電圧をかけ、該
モーターを強制的に逆転してピックアップシャーシを正
常な状態に復帰させ、これによりモーターやモータード
ライバーの焼き付けや破壊を未然に防止することが出来
るという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチルト調整機構を組込んだディス
クプレーヤの概略的な側面図。
【図2】本発明に係るチルト調整機構の概略的な回路
図。
【符号の説明】
(1) レーザーピックアップ (4) ディスク (5) 下部ピックアップシャーシ (10) チルトセンサー (12) チルト制御回路 (13) チルトモーター (14) 上部ストッパー (15) 下部ストッパー (16) 上部リミットスイッチ (17) 下部リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザーピックアップを載せたピックア
    ップシャーシの揺動量を規制する上部ストッパー並びに
    下部ストッパーの近傍に夫々設置された上部リミットス
    イッチ並びに下部リミットスイッチと、前記ピックアッ
    プシャーシを駆動するチルトモーターと、ディスクのそ
    りを検出するチルトセンサーと、該チルトセンサーによ
    って検出されたデーターに応じて正又は負の電圧を出力
    してチルトモーターを駆動するチルト制御回路とを備
    え、前記上部リミットスイッチ又は下部リミットスイッ
    チがピックアップシャーシによってONになった時にチ
    ルト制御回路からの出力が反転してチルトモーターが逆
    転し、OFFになると元の状態に復帰するように構成し
    たことを特徴とするディスクプレーヤに於けるチルト調
    整機構。
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