JPH0518219U - 電気接続箱のブスバー保持構造 - Google Patents

電気接続箱のブスバー保持構造

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JPH0518219U
JPH0518219U JP6751291U JP6751291U JPH0518219U JP H0518219 U JPH0518219 U JP H0518219U JP 6751291 U JP6751291 U JP 6751291U JP 6751291 U JP6751291 U JP 6751291U JP H0518219 U JPH0518219 U JP H0518219U
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JP
Japan
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bus bar
case
junction box
protrusion
supporting
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Withdrawn
Application number
JP6751291U
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Inventor
和広 渡辺
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH0518219U publication Critical patent/JPH0518219U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続箱内にブスバー回路を簡単確実に保
持させることのできる構造を提供する。 【構成】 電気接続箱本体の一方のケースと他方ケース
の間に平板状のブスバー3を配索保持させる構造におい
て、ブスバー3の側面に、先端方を拡幅させた係止用突
部18を連成し、一方のケース2に、ブスバーに対する
載置用段部11と係止用突部に対する係合溝13とを有
する支持用突出部9を設け、他方のケース1に、載置用
段部に対する押圧部26を有してブスバー3を支持用突
出部9との間に挟持する押圧用突出部22を設けた構造
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気接続箱内にブスバー回路を簡単確実に保持させることのできる 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、実開平1−166417号公報に記載された従来の電気接続箱のブス バー保持構造を示す分解斜視図、図7は、同じく要部を示す縦断面図である。 図で、31は、ヒューズやリレー等に対するコネクタ部32を有する合成樹脂 製の電気接続箱本体を構成する上ケース、33は、同じく合成樹脂製の下ケース 、34は、該上ケース31と下ケース33の間に多層に配設され、上向き端子3 5を上ケース31のコネクタ部32に、下向き端子36を下ケース33のコネク タ部37にそれぞれ突出させるブスバーを示す。
【0003】 該下ケース33には、ブスバー34を多層に配索するための各種長さの支柱3 8を一体に突設してあり、該支柱38の先端には、円柱状突起39を一体に設け てある。ブスバー34には、該円柱状突起39に対する挿通用の円孔40を穿設 してあり、該円孔40を該円柱状突起39に挿通した後、該円柱状突起39の先 端を図示しない超音波ホーン等により加締めて(41)ブスバー34を固定させ るのである。
【0004】 しかしながら、上記従来の構造にあっては、ブスバー34に孔40を開けるに 伴って、その部分の断面積が減少し、通電時に加熱してしまうという問題があっ た。また、バスバー34を加締固定するのに、大掛かりな設備と多くの工数が必 要であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、ブスバーの加熱を防ぐと共に、電気接続箱内に ブスバーを簡単確実に固定することのできる構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、電気接続箱本体の一方のケースと他方 のケースとの間に平板状のブスバーを配索保持させる構造において、該ブスバー の側面に、先端方を拡幅させた係止用突部を連成し、該一方のケースに、該ブス バーに対する載置用段部と該係止用突部に対する係合溝とを有する支持用突出部 を設け、該他方のケースに、該載置用段部に対する押圧部を有して該ブスバーを 該支持用突出部との間に挟持する押圧用突出部を設けて成る構造を採用するもの である。
【0007】
【作用】
ブスバーの係止用突部を一方のケースの支持用突出部の係合溝に挿通した状態 で、該ブスバーを該支持用突出部の載置用段部に支持させる。そして、他方のケ ースを一方のケースに合体させることにより、他方のケースの押圧用突出部が該 ブスバーを支持用突出部との間に挟持固定する。ここで該ブスバーは、先端方を 拡幅させた係止用突部により横方向の動きが、載置用段部と押圧部との挟持によ り上下方向の動きがそれぞれ阻止される。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案に係る電気接続箱のブスバー保持構造の一実施例を示す分解斜 視図、図2は、その要部を示す分解斜視図、図3は、図2の矢視A平面図である 。 図1で、1は、合成樹脂製の電気接続箱本体を構成する上ケース、2は、同じ く下ケース、3は、ブスバーを示す。該上ケース1の側壁4には、下ケース2の 側壁5に突設された係止突起6に対する係合孔7を設けてあり、両ケース1,2 は、ブスバー3を多層に配索した状態で、該係止突起6に係合孔7を係合させて 合体する。
【0009】 該下ケース2の底壁8には、ブスバー3に対する複数の支持用突出部9を一体 に設けてある。該支持用突出部9は、図2,3にも示すように、初期形状が円柱 状の円柱体10の上半部の両側を切欠して、一対のブスバー3,3′に対する、 水平面21,21′と垂壁面12,12′とを有する直交形状の一対の載置用段 部11,11′を形成すると共に、該垂壁面12,12′の縦(高さ)方向に、 該ブスバー3,3′を係止させる一対のアリ溝状の係合溝13,13′を形成し たものであり、該円柱体10の上部すなわち一対の該垂壁面12,12′に囲ま れた中央突出部14の上端面15の周縁には、後述する押圧用突出部22に対す るガイド用テーパ面取16を施してある。
【0010】 該ブスバー3,3′の側端面17には、該係合溝13,13′に対する、先端 側に向けてテーパ状に拡幅したアリ形状の係止用突部18,18′を一体に形成 してあり、該ブスバー3,3′は、該支持用突出部9に対して、上端面15の開 口19,19′から該係止用突部18,18′を係合溝13,13′に係入させ 、ブスバー底面20,20′を載置用段部11,11′の水平面21,21′に 載置させることにより、横方向の位置ずれなく安定に支持される。
【0011】 さらに、図4にも示す如く、電気接続箱本体の上ケース1には、該支持用突出 部9に対してブスバー3,3′を挟着させる複数の押圧用突出部22を一体に設 けてある。該押圧用突出部22は、該支持用突出部9とほぼ同じ外径の円柱体2 3の先端側中央部に、該支持用突出部9の前記中央突出部14に対する挿入用開 孔24を設けて、該開孔24の両側に、載置用段部11,11′の水平面21, 21′と対向する押圧面25,25′を有する一対の押圧部26,26′を形成 したものである。該挿入用開孔24の周縁には、ガイド用テーパ面取27を施し てある。
【0012】 そして、図4の如く、上ケース1を下ケース2に合体させることにより、該押 圧用突出部22の押圧面25,25′が支持用突出部9の水平面21,21′と の間でブスバー3,3′を挟持し、前記係止用突部18,18′と係合溝13, 13′との係合と相俟って、ブスバー3,3′を上下左右方向に不動に保持する 。
【0013】 ここで支持用突出部9の長さ(高さ)を、隣接する支持用突出部9′の如く幾 通りかに設定することにより、ブスバー3,3′,31 ,31 ′…を多層に配索 させることができる。この場合、対向する押圧用突出部22′の長さは、支持用 突出部9′の長さに応じて増減させる。
【0014】 なお、図5に示す如く、ブスバー32 ,32 ′の係止用突部181 ,181 ′ の形状は、アリ形状に限らず、先端に矩形の幅広部28,28′を形成したもの であってもよい。この場合、当然ながら支持用突出部91 の係合溝131 ,13 1 ′も同様な形状に形成される。
【0015】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、電気接続箱本体の一方のケースを他方のケー スに合体させることにより、ブスバーが、係合溝に係止用突部を係合させた状態 で支持用突出部と押圧用突出部との間に挟持され、上下左右不動に保持されるか ら、ブスバーの配索作業を確実に、しかも従来のような大掛かりな設備を用いる ことなく容易に行うことができる。また、ブスバーに従来のような固定用の孔を 開ける必要がないから、断面積の減少による加熱を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱のブスバー保持構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく要部を示す分解斜視図である。
【図3】図2の矢視A平面図である。
【図4】ブスバーの保持状態を示す縦断面図である。
【図5】ブスバーの係止用突部の変形例を示す平面図で
ある。
【図6】従来の電気接続箱のブスバー保持構造を示す分
解斜視図である。
【図7】同じくブスバーの保持状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3,3′,31 ,31 ′,32 ,32 ′ ブスバー 18,18′,181 ,181 ′ 係止用突部 11,11′ 載置用段部 13,13′,131 ,131 ′ 係合溝 9,9′,91 支持用突出部 26,26′ 押圧部 22,22′ 押圧用突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱本体の一方のケースと他方の
    ケースとの間に平板状のブスバーを配索保持させる構造
    において、該ブスバーの側面に、先端方を拡幅させた係
    止用突部を連成し、該一方のケースに、該ブスバーに対
    する載置用段部と該係止用突部に対する係合溝とを有す
    る支持用突出部を設け、該他方のケースに、該載置用段
    部に対する押圧部を有して該ブスバーを該支持用突出部
    との間に挟持する押圧用突出部を設けて成ることを特徴
    とする電気接続箱のブスバー保持構造。
JP6751291U 1991-08-26 1991-08-26 電気接続箱のブスバー保持構造 Withdrawn JPH0518219U (ja)

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JP6751291U JPH0518219U (ja) 1991-08-26 1991-08-26 電気接続箱のブスバー保持構造

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JPH0518219U true JPH0518219U (ja) 1993-03-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783163B1 (ko) * 2006-10-31 2007-12-07 한국단자공업 주식회사 정션박스

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Effective date: 19951102