JPH0328548Y2 - - Google Patents

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JPH0328548Y2
JPH0328548Y2 JP1984124902U JP12490284U JPH0328548Y2 JP H0328548 Y2 JPH0328548 Y2 JP H0328548Y2 JP 1984124902 U JP1984124902 U JP 1984124902U JP 12490284 U JP12490284 U JP 12490284U JP H0328548 Y2 JPH0328548 Y2 JP H0328548Y2
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JP
Japan
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wire
core wire
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printed circuit
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JP1984124902U
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JPS6066086U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数本の電線をプリント基板に接続
する際に使用する電線保持具に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の電線保持具としては、例えば実
開昭49−106900号公報、実開昭53−78564号公報
及び実公昭53−49510号公報等に開示された考案
がある。
しかし、前記従来のものは、保持具で電線を挟
持した場合に、該電線の芯線は保持具の下端から
完全露出することになる。
そのため、これをプリント基板に実装するまで
の間に芯線が外力により屈曲変形してしまい、実
装時に改めて芯線を整形し直す必要があり、作業
性が悪いといつた第1の問題点がある。
また、これをプリント基板に実装した場合に、
電線の被覆部下端(露出芯線との境界部分)がプ
リント基板の上面と直接面接するため、プリント
基板の下面においてプリント面と芯線との接続の
ために付けた半田が芯線挿入孔を通つてプリント
基板の上面に昇り、電気的接続が不完全となると
いつた第2の問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような問題点を解決できるものとして、例
えば実開昭55−12620号公報に開示されたリード
線接続装置があるが、この考案における脚部3は
保持具本体1のプリント基板への固定手段として
のみ考えられているので、その巾は第1の保持具
片1aの板厚の範囲内でのみ形成されていて、非
常に巾狭の構成からなつている。
したがつて、電線10を保持具本体1に装着し
た場合、その芯線は保持具本体1の下端において
ほゞ露出した状態となり、前記第1の問題点は完
全には解消できないとゝもに、前記第2の問題点
も前記従来の考案と同様に解消できない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑み、電線
を保持具に装着した状態での芯線の外力からの保
護を図るとゝもに、実装時における電気的接続を
確実に行えるものを提供することを目的としたも
のであり、その要旨は、複数本の電線を並列に
夫々挟持する電線挟持部と、該電線挟持部の下方
に設けた芯線保持部とからなる保持具本体と、該
保持具本体の側壁巾とほゞ同一巾で前記側壁の両
下端に夫々垂設した一対の脚部と、該脚部の一側
面に突設せしめたプリント基板への係止用爪とを
夫々具備してなる電線保持具にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図及び第2図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係る電線保持具の全体斜視図で、第2図はプリン
ト基板に取付けた状態の正面図である。
図において、1は絶縁体で構成された保持具本
体で、この保持具本体1の上方には複数本の電線
A,Aを並列に夫々挟持する電線挟持部1Aが、
またその下方にはその芯線Bを挿通しこれを保持
する芯線保持部1Bが夫々形成されている。
2,2は保持具本体1の前面に形成した横断面
矩形状の電線挿入溝で、3列が並列して形成され
ており、この各電線挿入溝2の溝幅W1はここに
挿入する電線Aの被覆外径と等しいか僅かに広く
形成されている。また隣接する電線挿入溝2,2
の中心間間隔は、プリント基板Pに穿設した各芯
線Bを挿通するための穿孔Pa,Paの中心間間隔
Sと等しく構成されている。
3,3は前記各電線挿入溝2のほゞ中央の内部
側壁に突設した一対の対峙した突起で、電線Aを
挟持するために、その先端の間隔W2は電線Aの
被覆外径より狭くなるよう設定されている。かか
る構成により、各電線挿入溝2内に電線Aを挿入
した際に、この突起3,3の部分において電線A
の外皮を凹ませて挟持して抜けや左右動を防止す
るとゝもに、電線間間隔を一定とすることができ
る。なお、この突起3,3は、図示のように、そ
の上面をテーパ面3aとし、下面を水平面3bと
した方が電線Aの抜けを確実に防止し、且つ上方
からの挿入を容易にする上で好ましい。
4,4は前記各電線挿入溝2の開口部上端に形
成した一対の舌片で、電線挿入溝2の中心に向け
て次第に大きくなる斜面4aを備えており、この
舌片4,4の間隙W3は電線Aの被覆外径より狭
くなるように形成されている。これにより、前記
舌片4,4の間隙W3から舌片4,4をその弾性
に抗して左右に押し拡げつつ電線Aを電線挿入溝
2内に挿入することもでき、挿入後は斜面4aの
後端の段部4bで電線Aの前方への脱出を防止す
ることができる。
5は芯線保持部1Bに穿設した芯線挿通孔で、
上方の電線挿入溝2と連通しており、各電線Aの
芯線Bはこの芯線挿通孔5を貫通し、保持具本体
1の下端から突出して装着される。
6,6は前記保持具本体1の両側壁の下端から
夫々垂設した一対の脚部で、その巾W4は保持具
本体1の側壁の巾とほゞ同一大きさに形成されて
おり、該脚部6の外側面には、下端からやゝ上方
位置にプリント基板Pに形成した取付け孔Pb
係止する係止用爪7が突設している。
而して、電線Aの被覆部を保持具本体1の電線
挿入溝2内に前記の如き方法により押入し、これ
を挟持することにより、電線Aの上下方向及び前
後左右方向への脱出を防止するとゝもに、その芯
線Bの先端を芯線挿通孔5内に挿通することによ
り芯線を垂直状態に保持し、電線Aを保持具本体
1に装着する。
この場合、各芯線Bは保持具本体1の下端から
突出し露出した状態となるが、保持具本体1の両
側壁から垂下しているとゝもに、該側壁の巾と
ほゞ同一巾とした一対の脚部6,6の内部に収容
されているので、これを天動した場合でも芯線B
に外力が係ることがない。
そして、この状態で脚部6,6の先端をプリン
ト基板Pに形成した取付孔Pb,Pbと位置合わせ
を行なうことにより、各芯線Bと芯線挿入用の穿
孔Pa,Paとの位置決めがなされるので、保持具
本体1をプリント基板Pの方向に押し付ける。
これにより、脚部6,6の係止用爪7,7はプ
リント基板Pに形成した取付孔Pb,Pbとその下
面において係止し、保持具本体1はプリント基板
Pに固定されると同時に、各芯線Bもプリント基
板Pの穿孔Pa,Pa内を貫通することになるが、
この実装時において、各芯線Bは芯線保持部1B
を介してプリント基板Pと装着されることにな
る。
〔考案の効果〕
考案に係る電線保持具は、上記のように、複数
本の電線を並列に夫々挟持する電線挟持部と、該
電線挟持部の下方に設けた芯線を挿通する芯線保
持部とからなる保持具本体と、該保持具本体の側
壁巾とほゞ同一巾で前記両側壁の下端に夫々垂設
した一対の脚部と、該脚部にその下端より上方位
置に突設せしめたプリント基板への係止用爪とを
具備した構成であるから、電線保持具に電線を装
着した後は脚部により芯線が保護され、外力によ
る屈曲変形の虞がない。したがつて、芯線を再整
形することなく、保持具本体に装着した時のその
まゝの状態でこれをプリント基板に実装すること
ができ、作業能率が一段と向上するとゝもに、自
動実装も可能である。
また、芯線は芯線保持部を介してプリント基板
に実装されるため、プリント基板の下面において
付けた半田がプリント基板の上面に昇る虞もなく
なり、電気的接続が完全となるといつた諸効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電線保持具の斜視図、第
2図はプリント基板に取付けた状態の正面図であ
る。 1……保持具本体、1A……電線挟持部、1B
……芯線保持部、2……電線挿入溝、3……突
起、4……舌片、5……芯線挿通孔、6……脚
部、7……係止用爪、A……電線、B……芯線、
P……プリント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の電線を並列に夫々挟持する電線挟持部
    と、該電線挟持部の下方に設けた芯線保持部とか
    らなる保持具本体と、該保持具本体の側壁巾と
    ほゞ同一巾で前記側壁の両下端に夫々垂設した一
    対の脚部と、該脚部の一側面に突設せしめたプリ
    ント基板への係止用爪とを夫々具備してなる電線
    保持具。
JP12490284U 1984-08-16 1984-08-16 電線保持具 Granted JPS6066086U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12490284U JPS6066086U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 電線保持具

Applications Claiming Priority (1)

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JP12490284U JPS6066086U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 電線保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6066086U JPS6066086U (ja) 1985-05-10
JPH0328548Y2 true JPH0328548Y2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=30284566

Family Applications (1)

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JP12490284U Granted JPS6066086U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 電線保持具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4572670B2 (ja) * 2004-11-30 2010-11-04 船井電機株式会社 コードのプリント基板接続構造
FR3088228B1 (fr) * 2018-11-14 2020-12-11 Continental Automotive France Dispositif de maintien d'au moins un cable sur un circuit imprime durant la soudure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378564U (ja) * 1976-12-03 1978-06-30
JPS5746632Y2 (ja) * 1978-07-07 1982-10-14

Also Published As

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JPS6066086U (ja) 1985-05-10

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