JPH05181184A - リモートコントロールユニットを備えるカメラ - Google Patents

リモートコントロールユニットを備えるカメラ

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Publication number
JPH05181184A
JPH05181184A JP29052691A JP29052691A JPH05181184A JP H05181184 A JPH05181184 A JP H05181184A JP 29052691 A JP29052691 A JP 29052691A JP 29052691 A JP29052691 A JP 29052691A JP H05181184 A JPH05181184 A JP H05181184A
Authority
JP
Japan
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remote control
switch
shutter
timer
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP29052691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Tabata
靖司 田畑
Norio Numako
紀夫 沼子
Takuma Sato
琢磨 佐藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/957,808 priority patent/US5430518A/en
Priority to DE4234125A priority patent/DE4234125A1/de
Priority to GB9221294A priority patent/GB2260418B/en
Priority to FR9212006A priority patent/FR2682495B1/fr
Publication of JPH05181184A publication Critical patent/JPH05181184A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモートコントロールによるバルブ機能を作
動可能とすることで、従来のカメラに対して、より利便
性の高いバルブ機能を有するカメラを提供する。作動さ
せることができるようにする。 【構成】 リモートコントロールユニットからの継続信
号が受信される間シャッターを開放状態にする。或い
は、1回目のリモートコントロール信号によりシャッタ
ーを開き、2回目のリモートコントロール信号によりシ
ャッターを閉じるようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリモートコントロールユ
ニットを備えるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からカメラのレリーズ機構を遠隔操
作し得るようにしたリモートコントロールユニットを備
えるカメラが知られているが、リモートコントロールユ
ニットにより操作し得る機能が単なるシャッタレリーズ
に限られているため必ずしもリモートコントロールの便
宜性が充分に生かされていないのが実状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、改良されたリモー
トコントロールユニットを備えるカメラを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、本発明
によれば、リモートコントロールユニットを備えるカメ
ラであって、カメラ本体に備わるバルブ機能を、前記リ
モートコントロールユニットからの信号により操作可能
としたことを特徴とするカメラを提供することにより達
成される。
【0005】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0006】図1〜3は、本発明に基づくカメラを示す
もので、カメラ本体1と、該カメラ本体に着脱可能に装
着されたリモートコントロールユニット12とを備えて
いる。カメラ本体1は、固定及び可動ズームレンズ鏡筒
2、3を備えるもので、公知のカメラと同様に測距部
4、ファインダ5、ストロボ6を備えている。カメラ本
体1の正面上部に設けられた赤色のLEDランプ7は、
リモートコントロールユニット12が取外されたときに
比較的遅い周期で点滅し、またセルフタイマ機能が作動
したときに、その作動状態に応じて、連続的に点灯し、
或いは比較的速い周期で点滅する。図2に示されるよう
に、カメラの裏蓋8は、裏蓋解放レバー9により開くよ
うにされ、可動ズームレンズ鏡筒3は、カメラ上部に設
けられたテレボタン10a或いはワイドボタン10bを
押すことにより望遠及び広角両方向に連続的に可変制御
し得るようにしてある。LCD表示窓11には、後記す
るようにカメラの様々な状態が表示され、カメラ本体の
前後面に設けられたリモートコントロール受光窓13、
14はリモートコントロールユニット12から発せられ
る赤外線を受光する。更に、カメラの上部にはシャッタ
ボタン15及び電源ボタン16が設けられている。
【0007】カメラ本体1の裏側のファインダ5の周囲
には、カメラの作動モードを選択するためのモードボタ
ン20、カメラのドライブモードを選択するためのドラ
イブボタン21、オートフォーカス機能の合焦可否を表
示するための緑色ランプ22及び、ストロボ充電中には
点滅し、充電完了時には継続して点灯する赤色ランプ2
3が設けられている。カメラ本体1の正面のファインダ
の下方位置には、露光制御用の2つの受光窓24a、2
4bが設けられている。
【0008】また、図4に示されるように、リモートコ
ントロールユニット12には、赤外線投光部17、シャ
ッタボタンに相当するリモートコントロールシャッタボ
タン18及び可動ズームレンズ鏡筒3を操作するための
リモートコントロールズームボタン19が備えられてい
る。
【0009】図5は、LCD表示窓11の表示内容を示
すもので、その中央部にはフィルムカウンタ部分31が
設けられ、その左側には、ストロボの設定状態を表す部
分32、バルブ機能を表す部分33、通常のセルフタイ
マ機能を示す部分34a及び2〜5秒の間隔を置いて自
動的に2回の撮影を行うようなダブルセルフタイマ機能
を表す部分34a、34b、シャッタボタン15を押し
ている間に連続的に撮影を行う連続撮影モードを表す部
分35及びリモートコントロールユニット12が取外さ
れ、リモートコントロール信号の受信が可能になったこ
とを示す部分36が設けられ、右側にはバッテリの状態
を表す部分37が設けられている。
【0010】図6はこのカメラの回路構成を表す単純化
されたブロック図であって、CPU40は、ストロボ回
路41、フィルム給送制御回路42、ズームレンズ制御
回路43、シャッタ制御回路44、測光回路45、測距
回路46、リモートコントロール受光回路47、LCD
表示部48、ランプ回路49、DX接点回路50が接続
されており、更にメインスイッチ(電源スイッチ1
6)、裏蓋スイッチ、測光スイッチ、レリーズスイッ
チ、テレスイッチ、ワイドスイッチ、モードスイッチ、
ドライブスイッチ及びリモートコントロールスイッチが
接続されている。これらのスイッチは、裏蓋が閉じられ
たときに閉じる裏蓋スイッチ及びリモートコントロール
ユニット12が取外されたときに閉じるリモートコント
ロールスイッチを除いていずれもモメンタリスイッチか
らなっている。また、測光スイッチは、シャッターボタ
ン15を軽く押したときに閉じ、レリーズスイッチは、
シャッターボタン15を更に深く押したときに閉じる。
【0011】次に、図7〜図12に示されたフロー図に
基づき、本発明に基づくカメラの作動要領を説明する。
このカメラでは、低消費電力を実現するために、通常C
PUを作動停止とするスタンバイ状態としている。CP
Uは、カメラの各々の状態によって設定された起動条件
が成立したときにスタンバイ状態を抜け出し、メイン処
理の最初からソフト処理を行うものとする。
【0012】メイン処理にあっては、先ず、ステップ1
01に於て、ローディング即ちフィルムを装填する処理
が終了したか否かを判定し、ローディング処理が行われ
ていない場合には、裏蓋が閉じられているかをステップ
102に於て判定し、裏蓋が閉じられていればローディ
ング処理(ステップ103)を行う。ローディング処理
では、フィルム走行信号を検出することによりフィルム
の有無を判定している。次いで電源がオン状態であるか
否かを判定するステップ104に進む。電源オン状態と
は、電源が投入され、撮影が可能な状態を意味する。
【0013】ステップ101に於てローディングが終了
していることが判定された場合には、裏蓋が開かれてい
るか否かをステップ105に於て判定し、裏蓋が開かれ
ていれば、ステップ106に於てフィルムカウンタを初
期化し、電源オン状態を判定するステップ104に進
む。ステップ105に於て裏蓋が閉じられていると判定
された場合、或いはステップ102に於て裏蓋が開かれ
ていることが判定された場合には、メインスイッチ(電
源ボタン16)が押されたことを判定するステップ10
7に進む。メインスイッチが押されたことが検出された
場合には、既に電源オン状態であれば(ステップ10
8)、電源オフ処理を行い(ステップ109)、電源が
オン状態でない場合には(ステップ108)、自動電源
オフ後30分経過したか否かを判定し(ステップ11
0)、30分経過後であれば、カメラは、裏蓋または電
源スイッチのみに応答するオフ状態となっており、通常
の電源オン処理を行い(ステップ111)、30分を経
過していない場合には、自動電源オフ前の状態にカメラ
を復帰させる自動電源オン処理を行う(ステップ11
2)。これらステップ111、112を行った後に、ス
トロボ充電要求フラッグをたてる(ステップ113)。
このカメラは、可動ズームレンズを保護するために、3
分間何も操作されずに放置された場合、自動的にズーム
レンズを収納する機能を有する。この時、レンズの焦点
距離及びモードドライブ設定状態を記憶し、自動収納後
30分以内に電源ボタンが押されたとき、自動収納前の
状態にカメラを復帰させる。
【0014】ステップ107に於いて、メインスイッチ
が押されていない場合には、ステップ114に於て、電
源オン状態であれば、モードスイッチ及びドライブスイ
ッチが押されたことを判定するステップ123、125
を行い、それぞれのスイッチが押された場合には、モー
ド設定処理(ステップ124)或いはドライブ設定処理
(ステップ126)を行う。
【0015】ステップ114に於て電源オン状態でない
と判定されるのは、自動電源オフ処理が行われた後の3
0分間であり。この場合には、30分タイマがタイムア
ップしたか(ステップ115)或いはリモートコントロ
ールユニットが取外された状態から装着されたときは
(ステップ116)、受光回路電源オフ処理(ステップ
119)を行い、モード、ドライブ、焦点距離等を記憶
するメモリをクリアし(ステップ120)、メインスイ
ッチが離されたことを判定(ステップ121)した後
に、裏蓋スイッチの変化、またはメインスイッチが閉じ
られることによってのみ起動可能な状態にする(ステッ
プ122)。ステップ104に於て電源オフ状態が検出
された場合或いはステップ109に於て電源オフ処理を
行った後も、同様にステップ119以下の動作を行う。
【0016】ステップ115に於て30分タイマのタイ
ムアップ前であって、リモートコントロールユニット1
2が外されていた場合には、リモートコントロール信号
確認処理(ステップ117)を行い、リモートコントロ
ールズームスイッチが押されたことを判定するステップ
118に進む。リモートコントロールズーム信号が受信
されない場合には、ステップ149に於て、裏蓋スイッ
チの変化、メインスイッチの閉動作、リモートコントロ
ールスイッチの変化、30分タイマのタイムアップまた
はリモートコントロール信号の入力によってのみ起動可
能な状態で待機する。ステップ118に於てリモートコ
ントロールズーム信号が受信された場合には、ステップ
112の自動電源オン処理に進む。
【0017】ステップ123、125に於いて、モード
スイッチ及びドライブスイッチのいずれも押されなかっ
たと判定された場合には、ローディングエラーでなく
(ステップ127)、巻戻し終了後でもなく(ステップ
128)しかも測光スイッチ53がオン状態(シャッタ
ボタンが軽く押された状態)(ステップ129)であれ
ば、撮影処理(ステップ130)を行い、撮影処理終了
後に3分タイマをリセットする(ステップ131)。ス
テップ104に於いて、裏蓋開閉操作がなされ、電源オ
ン状態が検出された場合、ステップ113に於いて電源
オン制御が行われた後にストロボ充電要求フラッグをた
てた場合、モード設定処理或いはドライブ設定処理を行
った場合には、3分タイマをリセットする(ステップ1
31)。
【0018】ステップ127でローディングエラーが検
出された場合、ステップ128で巻戻し終了後であるこ
とが検出された場合、測光スイッチがオフ状態である場
合或いはステップ130で撮影処理が終了したことが検
出された場合、テレスイッチ及びワイドスイッチの検出
を行い、いずれかのスイッチが押された場合には可動ズ
ームレンズ鏡筒3の制御(ステップ132〜137)を
行う。何らかのズームレンズ鏡筒制御を行った場合に
は、3分タイマがリセットされる(ステップ138)。
【0019】次に、ストロボ充電要求状態か否かをスト
ロボ充電要求フラッグにより判定する(ステップ13
9)。ストロボ充電要求フラッグがたてられるのは、リ
モートコントロールユニット12が外された場合、電源
がオンされたとき、或いはストロボが発光したときであ
り、ステップ139にて充電要求フラッグが立っている
ことが検出された場合、ストロボ充電処理(ステップ1
41)に進む。ストロボ充電処理では、充電中に作動が
必要なスイッチ操作がなされた場合、充電を中断して、
ステップ142から、再びメインフローのステップ10
1に戻り、必要な処理を行う。作動が必要な操作がなさ
れていない場合には、充電が完了するまでストロボ充電
処理を続け、充電が完了すれば、ストロボ充電要求フラ
ッグをクリアし、ステップ142からステップ143に
処理を進める。ステップ143では、前記モメンタリス
イッチのいずれかが押されている場合にはステップ13
2に戻り、全てのスイッチがオフであれば、3分タイマ
がタイムアップしたか否かを判定し(ステップ14
4)、タイムアップした場合には、焦点距離、モード及
びドライブの状態をメモリに格納し(ステップ14
5)、自動電源オフ処理(ステップ146)を行い、3
0分タイマをスタートする(ステップ147)。次に、
リモートコントロールスユニット12が外されているか
否かを判定し(ステップ148)、リモートコントロー
ルユニット12が外されている場合にはステップ149
に進み、リモートコントロールユニットが装着されたま
まであれば、裏蓋スイッチの変化、メインスイッチの閉
動作、または30分タイマのタイムアップ以外では起動
しない状態にする(ステップ150)。
【0020】ステップ144に於て3分タイマがタイム
アップしていなければ、前記ステップ127、128と
同様にローディングエラー及び巻戻し終了の条件を判定
し(ステップ151、152)、ローディングエラーま
たは巻戻し終了後である場合にはステップ154の受光
回路電源オフ処理を行い、裏蓋スイッチとリモートコン
トロールスイッチの変化、モメンタリスイッチの閉動作
及び3分タイマのタイムアップによる起動を許可して待
機状態とする。ローディングエラーもなく、また巻戻し
終了後でもない場合には、リモートコントロールユニッ
ト12が取外されていることを条件として(ステップ1
53)、受光回路の電源がオンであるか否かを判定する
(ステップ156)。リモートコントロールユニットが
装着されたままであれば受光回路電源オフ処理(ステッ
プ154)を行う。ステップ156に於いて、受光回路
電源がオンである場合には、リモコン作動中処理(ステ
ップ161)を行い、リモコン作動可能状態を表すラン
プ13を1秒周期で点滅させ、リモコン信号受光待機状
態を実現する。
【0021】ステップ156に於いて、受光回路電源が
オフである場合即ちリモートコントロールユニットが取
外されたときには、受光回路電源オン処理(ステップ1
57)を行い、ドライブメモリに0を置き(ステップ1
57)、即ち通常の1コマ毎の撮影を行うモードを強制
的に設定した後、3分タイマをリセットし(ステップ1
59)、充電要求フラッグをたて(ステップ160)、
ステップ141に戻る。
【0022】ステップ161に於いて、リモートコント
ロールレリーズ信号を受信した場合(ステップ162)
には、撮影処理に進み(ステップ130)、リモートコ
ントロールズーム信号が受信された場合(ステップ16
3)には、信号を受信する度毎にズームレンズ鏡筒をワ
イド端及びテレ端のいずれかに向けてトグル操作し(ス
テップ164〜166)、いずれのリモートコントロー
ル信号も受信されない場合には、裏蓋スイッチ、リモー
トコントロールスイッチの変化、1秒及び3分タイマの
タイムアップまたはリモートコントロール信号の入力に
より起動可能な状態にする(ステップ167)。本実施
例の場合には、リモコン信号によりワイド端及びテレ端
のいずれかのみが達成されるようになっているが、3段
階以上の複数のズーム段階を有するものとする事もでき
る。
【0023】図10〜図12は撮影処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【0024】撮影処理に際しては、測距、AF(オート
フォーカス)演算処理、緑ランプ点灯点滅処理、測光処
理、測光変換処理及び露出演算処理(ステップ201〜
206)を行い、ストロボの発光が必要であるか否かを
判定し(ステップ207)、必要なければステップ21
1に進み、発光が必要である場合にはストロボ充電が完
了したか否かを判定し(ステップ208)、充電完了後
であれば赤ランプを点灯させ(ステップ209)、充電
が不十分である場合には撮影充電処理(ステップ21
0)を行う。撮影充電処理に際して、充電中は赤ランプ
を点滅させ、充電が完了すると赤ランプを点灯させる。
また、リモコンレリーズでない場合には、測光スイッチ
がオフされると充電を中断して撮影充電処理を抜ける。
【0025】次に、ステップ211に於て、リモコンレ
リーズの場合にはステップ215に進む。シャッタレリ
ーズボタン15を軽く押した状態に対応する測光スイッ
チオンの状態が保持され、更にシャッターレリーズボタ
ン15が最後まで押されたことが判定された場合(ステ
ップ212、214)も、ステップ215に進む。ステ
ップ212に於て測光スイッチが離されれば、緑ランプ
及び赤ランプを消灯してメインプログラムに戻る。
【0026】セルフタイマまたはダブルセルフタイマ機
能が選択されている場合には、ステップ215〜226
のセルフタイマ動作を行う。まず、通常のセルフタイマ
機能が選択されている場合またはダブルセルフタイマ機
能の1回目の撮影が行われる場合には(ステップ21
5)、リモコンレリーズ作動であれば、セルフランプ7
が点滅し(ステップ222)、3秒タイマをスタートさ
せ(ステップ223)、3秒タイマのタイムアップ後に
(ステップ225)、緑ランプ、赤ランプ22、23を
消灯し、セルフランプ7を点灯状態にし、レンズのオー
トフォーカス動作を行い、セルフランプ7を消灯した後
に露出制御処理を実行する(ステップ227〜23
1)。
【0027】ステップ216に於いて、リモコンレリー
ズ作動でない場合には、セルフランプ7を点灯させ、7
秒タイマをスタートさせ(ステップ218)、7秒タイ
マのタイムアップ前にメインスイッチが操作されなけれ
ば(ステップ219)、ステップ222に進み、セルフ
ランプ7を点滅させ、3秒タイマをスタートさせ(ステ
ップ218)、3秒タイマのタイムアップ前にメインス
イッチが操作されなければ(ステップ224)、ステッ
プ222に進み、前記と同様に、ステップ227〜23
1を実行する。7秒タイマあるいは3秒タイマのタイム
アップ前にメインスイッチが押された場合には、セルフ
機能をキャンセルするべくステップ226に進む。
【0028】ステップ215に於いて、通常のセルフタ
イマ機能またはダブルセルフタイマ機能の1回目の撮影
でない場合には、ダブルセルフタイマ機能の2回目の撮
影であるか否かを判定し(ステップ221)、判定結果
が肯定である場合、3秒間のディレイ時間をもってダブ
ルセルフタイマ機能の2回目の撮影を行うべく、ステッ
プ222〜226を実行する。ステップ215に於い
て、ダブルセルフタイマ機能の2回目の撮影でない場合
には、そのままステップ227〜231を実行する。
【0029】このように、カメラ本体の側から通常のセ
ルフタイマ機能またはダブルセルフタイマ機能の1回目
の撮影を行う場合には、7秒タイマ及び3秒タイマの両
者がタイムアップしてはじめて撮影処理が実行され、結
果として10秒のディレイ時間が設定されるのに対し
て、ドライブモードがセルフタイマに設定されていると
きの、リモコンレリーズ作動の場合或いはダブルセルフ
タイマ機能の2回目の撮影が行われる場合には、3秒間
のディレイ時間をもって行われる。また、通常のセルフ
タイマ機能またはダブルセルフタイマ機能の1回目の撮
影に際するデイレイ時間中の始めの7秒間はセルフラン
プ7が常時点灯した状態にあるが、それに続く3秒間及
びダブルセルフタイマ機能の2回目の撮影に先立つディ
レイ時間中はセルフランプ7が点滅する。更に、このセ
ルフタイマ機能の作動中に於てメインスイッチが押され
た場合には、セルフタイマ作動が中断され、緑ランプ、
赤ランプ及びセルフランプがいずれも消灯され(ステッ
プ226)、再びメインプログラムに戻る。セルフタイ
マ機能が選択されなかった場合またはセルフタイマ機能
が正常に終了した後は、緑ランプ、赤ランプを消灯し、
セルフランプを点灯状態にし、レンズのオートフォーカ
ス動作を行い、セルフランプを消灯した後に露出制御処
理を実行する。
【0030】次にバルブ機能が選択されているか否かを
判定し(ステップ232)、バルブ機能が選択されてい
ない場合には、セクタ閉作動を行い(ステップ23
8)、撮影処理を終了させる。それに続いて、ストロボ
が発光したか否かを判定し(ステップ239)、ストロ
ボが発光した場合にはストロボ充電要求フラッグをたて
た後に(ステップ240)、ストロボが発光しなかった
場合にはそのまま、巻き上げ処理を行う。巻き上げ処理
では、フィルムを1コマ巻き上げるが、この時フィルム
の終端を検出したときには、自動巻き戻しを行って当該
処理を終了する。巻き上げ処理から戻ると、巻戻し終
了、連続撮影またはダブルセルフの1枚目であったか否
かを判定し(ステップ241〜243)、継続して撮影
を行う場合にはステップ201に戻り、それ以外の場合
にはメインプログラムに復帰する。
【0031】ステップ232に於てバルブ機能が選択さ
れている場合には、500msecのタイマをスタートさせ
(ステップ233)、リモートコントロールユニット1
2から500msec以内の周期で送り出されるリモートコ
ントロール継続信号が継続して受信されるのを確認し
(ステップ235)、リモートコントロール継続信号が
継続して受信されている限りシャッタを開放し続け(ス
テップ244〜247)、シャッタレリーズボタン(測
光スイッチ)が軽く押され続けた場合(ステップ23
7)にも同じくシャッタを開放し続け、500msecタイ
マがタイムアップしかつ測光スイッチが離された場合に
はシャッタを閉じる動作を行う(ステップ238)。し
かしながら、本発明はこの実施例に限定されず、例え
ば、バルブ機能が選択されている場合に、レリーズ信号
が継続して受信されている間シャッターを開く代わり
に、1回目のリモートコントロールレリーズ信号により
シャッターを開き、2回目のリモートコントロールレリ
ーズ信号によりシャッターを閉じるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】このように、リモートコントロールによ
るバルブ機能を作動可能としたことで、従来のカメラに
対して、より利便性の高いバルブ機能を有するカメラを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくカメラの正面図である。
【図2】本発明に基づくカメラの背面図である。
【図3】本発明に基づくカメラの上面図である。
【図4】リモートコントロールユニットの正面図であ
る。
【図5】LCD表示窓の正面図である。
【図6】本発明に基づくカメラの制御回路を示す回路図
である。
【図7】本発明に基づくカメラの動作のメインフローを
図8及び図9と共に示すフロー図である。
【図8】本発明に基づくカメラの動作のメインフローを
図7及び図9と共に示すフロー図である。
【図9】本発明に基づくカメラの動作のメインフローを
図7及び図8と共に示すフロー図である。
【図10】本発明に基づくカメラの撮影処理動作を図1
1及び図12と共に示すフロー図である。
【図11】本発明に基づくカメラの撮影処理動作を図1
0及び図12と共に示すフロー図である。
【図12】本発明に基づくカメラの撮影処理動作を図1
0及び図11と共に示すフロー図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 固定ズームレンズ鏡筒 3 可動ズームレンズ鏡筒 4 測距部 5 ファインダ 6 ストロボ 7 赤色LEDランプ 8 裏蓋 9 裏蓋解放レバー 10a テレボタン 10b ワイドボタン 11 LCD表示窓 12 リモートコントロールユニット 13、14 リモートコントロール受光窓 15 シャッタボタン 16 電源ボタン 17 赤外線投光部 18 リモートコントロールシャッタボタン 19 ズームボタン 20 モードボタン 21 ドライブボタン 22 緑色ランプ 23 赤色ランプ 31〜37 部分 40 CPU 41 ストロボ回路 42 フィルム給送制御回路 43 ズームレンズ制御回路 44 シャッタ制御回路 45 測光回路 46 測距回路 47 リモートコントロール受光回路 48 LCD表示部 49 セルフランプ 50 DX接点回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】カメラ本体1の裏側のファインダ5の周囲
には、カメラの露出モードを選択するためのモードボタ
ン20、カメラの撮影モードを選択するためのドライブ
ボタン21、オートフォーカス機能の合焦可否を表示す
るための緑色ランプ22及び、ストロボ充電中には点滅
し、ストロボ発光時には点灯する赤色ランプ23が設け
られている。カメラ本体1の正面のファインダの下方位
置には、露光制御用の2つの受光窓24a、24bが設
けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図6はこのカメラの回路構成を表す単純化
されたブロック図であって、CPU40は、ストロボ回
路41、フィルム給送制御回路42、ズームレンズ制御
回路43、シャッタ制御回路44、測光回路45、測距
回路46、リモートコントロール受光回路47、LCD
表示部48、ランプ回路49、DX接点回路50が接続
されており、更にメインスイッチ(電源スイッチ1
6)、裏蓋スイッチ、測光スイッチ、レリーズスイッ
チ、テレスイッチ、ワイドスイッチ、モードスイッチ、
ドライブスイッチ及びリモートコントロールスイッチが
接続されている。これらのスイッチは、裏蓋が閉じられ
たときに閉じる裏蓋スイッチ及びリモートコントロール
ユニット12が取外されたときに閉じるリモートコント
ロールスイッチを除いていずれもモメンタリスイッチ
からなっている。また、測光スイッチは、シャッターボ
タン15を軽く押したときに閉じ、レリーズスイッチ
は、シャッターボタン15を更に深く押したときに閉じ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 カメラ本体 2 固定ズームレンズ鏡筒 3 可動ズームレンズ鏡筒 4 測距部 5 ファインダ 6 ストロボ 7 赤色LEDランプ 8 裏蓋 9 裏蓋解放レバー 10a テレボタン 10b ワイドボタン 11 LCD表示窓 12 リモートコントロールユニット 13、14 リモートコントロール受光窓 15 シャッタボタン 16 電源ボタン 17 赤外線投光部 18 リモートコントロールシャッタボタン 19 ズームボタン 20 モードボタン 21 ドライブボタン 22 緑色ランプ 23 赤色ランプ 31〜37 部分 40 CPU 41 ストロボ回路 42 フィルム給送制御回路 43 ズームレンズ制御回路 44 シャッタ制御回路 45 測光回路 46 測距回路 47 リモートコントロール受光回路 48 LCD表示部 49 ランプ回路 50 DX接点回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロールユニットを備え
    るカメラであって、 カメラ本体に備わるバルブ機能を、前記リモートコント
    ロールユニットからの信号により操作可能としたことを
    特徴とするカメラ。
JP29052691A 1991-10-09 1991-10-09 リモートコントロールユニットを備えるカメラ Pending JPH05181184A (ja)

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JP29052691A JPH05181184A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 リモートコントロールユニットを備えるカメラ
US07/957,808 US5430518A (en) 1991-10-09 1992-10-08 Remote control camera
DE4234125A DE4234125A1 (de) 1991-10-09 1992-10-09 Fernsteuerbare kamera
GB9221294A GB2260418B (en) 1991-10-09 1992-10-09 Remote control camera
FR9212006A FR2682495B1 (fr) 1991-10-09 1992-10-09 Appareil photo avec commande a distance.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990060031A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 유무성 원격 벌브 촬영 장치 및 그 방법

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KR19990060031A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 유무성 원격 벌브 촬영 장치 및 그 방법

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