JPH0517992A - 排水溝蓋 - Google Patents

排水溝蓋

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Publication number
JPH0517992A
JPH0517992A JP19879291A JP19879291A JPH0517992A JP H0517992 A JPH0517992 A JP H0517992A JP 19879291 A JP19879291 A JP 19879291A JP 19879291 A JP19879291 A JP 19879291A JP H0517992 A JPH0517992 A JP H0517992A
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JP
Japan
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water
drain ditch
perforated board
water permeability
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP19879291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Rissen
清明 立仙
Katsuyoshi Sugiura
勝善 杉浦
Shoichi Hayashi
昭一 林
Hiroshi Yamada
廣志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANDO GIKEN KK
CHITA KAIHATSU KK
PUB GIKEN KK
SHIYOUKEN KAGAKU KK
Original Assignee
ANDO GIKEN KK
CHITA KAIHATSU KK
PUB GIKEN KK
SHIYOUKEN KAGAKU KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水溝への小物類、落ち葉、土石、ごみなど
の落下を防ぐと共に、排水溝蓋の配色設計を自由に行な
い得るようにする。 【構成】 大径骨材、硬質微粒物及びエポキシ系高分子
樹脂の混合物(透水性多孔盤14の原材料)を格子枠1
1の格子11a間の隙間に充填して透水性多孔盤14を
成形して、両者を一体化する。この場合、雨水などの自
然排水は透水性多孔盤14中の大径骨材の間に形成され
た無数の透水孔を通って排水溝13内へと流れ落ちる
が、小物類、落ち葉、土石、ごみなどは透水性多孔盤1
4の表面に止まる。そして、排水溝蓋10の配色設計を
する場合には透水性多孔盤14の色合いを適宜選定すれ
ば良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水溝の上面開口部を
塞ぐ排水溝蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排水溝蓋は図5に示すように一定
間隔の格子で形成された格子枠1から成り、この格子枠
1の格子間の隙間2を通して雨水などの自然排水を排水
溝に流し落とすようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成では、格子枠1の隙間2に歩行者のハイヒールの踵や
杖などが嵌まり込んで引っ掛かってしまったり、小物類
などを隙間2から排水溝内に落として拾えなくなってし
まうなど、不愉快な思いをすることがある。また、落ち
葉、土石、ごみなども格子枠1の隙間2から排水溝に落
ち、それらが排水溝の底に堆積して排水の流れが悪くな
るという問題もあった。さらに、排水蓋の色は格子枠1
の部材の色合いで決まるので配色設計の自由度が限定さ
れ、格子枠1の隙間2からは汚れた排水の色が歩行者の
目について都市景観上好ましいものではない。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、従ってその目的は、排水溝への小物類、落ち葉、
土石、ごみなどの落下を防止できると共に、配色設計の
自由度を高め、都市景観向上に寄与できる排水溝蓋を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水溝蓋は、排
水溝の上面開口部を塞ぐものにおいて、格子枠と、この
格子枠の格子間の隙間を塞ぐ透水性多孔盤とから成るこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】雨水などは透水性多孔盤を通過して排水口溝へ
と確実に排出され、小物類、落ち葉、土石、ごみなど
は、透水性多孔盤で遮られて、排水溝内に落ち込むこと
はない。
【0007】また、排水溝蓋の配色設計を行う場合に
は、各格子間の透水性多孔盤の色合いを選定しそれを自
由に組み合わせれば良い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4を参
照して説明する。排水溝蓋10は、従来と同じ格子枠1
1を利用して構成されている。そして、この格子枠11
の左右両フランジ部12は水平に突出し、これら両フラ
ンジ部12を排水溝13の上端に掛けるようにして排水
溝蓋10を排水溝13の上面開口部に嵌め込んで排水溝
13の上面開口部を塞ぐようになっている。
【0009】一方、格子枠11の格子11a間はその隙
間を塞ぐように透水性多孔盤14で埋められている。こ
の場合、透水性多孔盤14は図4に示すように単粒度の
大径骨材15の周囲に小径骨材である硬質微粒物16が
ほぼ均一に取り囲んでおり、これらの硬質微粒物16は
例えばエポキシ系の高分子樹脂17で大径骨材15の周
囲に接着されている。また、隣接した大径骨材15どう
しが多数の硬質微粒物16及び高分子樹脂17を介して
互いにそれぞれの一部分で密着した状態にある。そし
て、隣接した大径骨材15どうしが互いにそれぞれの一
部分のみで密着しているので、隣接する大径骨材15の
間に無数の透水孔18が形成されている。この場合、大
径骨材15には自然石またはセラミックス粒体などがの
骨材を使用し、硬質微粒物16には滑り防止及び強度向
上のためJISに規定される珪砂7号などの骨材を使用
する。
【0010】次に、透水性多孔盤14の製造方法につい
て説明する。まず、大径骨材15、硬質微粒物16の混
合に際し、透水機能を有するようにそれぞれの粒度調整
と重量測定をする。この場合、大径骨材15は径の大き
さが格子間距離の二分の一以下のものを使用するのが望
ましい。また、硬質微粒物16は大径骨材15の使用重
量の5〜15重量%用いるのが好ましい。そして、粒度
調整・重量測定後コンクリートミキサーによって大径骨
材15を数分間空練りして粒度の偏りを無くす。その
後、必要量のエポキシ系高分子樹脂17をコンクリート
ミキサー内に投入し、再び数分間回転させて大径骨材1
5とエポキシ系高分子樹脂17を混合する。大径骨材1
5とエポキシ系高分子樹脂17とが十分混ざり合ったと
ころで、硬質微粒物16を投入して混合すると大径骨材
15の周囲に硬質微粒物16が均一に付着する。
【0011】そして、大径骨材15、硬質微粒物16及
びエポキシ系高分子樹脂17の混合物(透水性多孔盤1
4の原材料)をあらかじめエポキシ系高分子樹脂を塗布
した格子枠11の格子11a間の隙間に充填し、コテ仕
上げの後に養生すれば本実施例の排水溝蓋10が完成す
る。この場合、透水性多孔盤14はエポキシ系などの高
分子樹脂により強力に接着しているので、通常の使用状
態であれば強度的に問題はなく脱落することはない。
【0012】この様にして製造された排水溝蓋10は、
大径骨材15の間には無数の透水孔18が形成されてい
るので、雨水などの自然排水はこの透水孔18を通って
確実に排水溝13へと流れ落ちる。そして、透水孔18
よりも大径な異物は排水溝蓋10の表面で止まるので、
小物類や落ち葉、土石、ごみなどが格子11a間の隙間
から排水溝13内に落ちることを確実に防止でき、排水
溝13の底に堆積して排水の流れを悪くするということ
もない。さらに、排水溝蓋10の表面に残った堆積物は
掃除により簡単に取り除けるので、排水溝蓋10の透水
性能を長期間にわたって維持できる。
【0013】また、格子枠11の格子11a間の隙間に
透水性多孔盤14を充填して格子11a間の隙間を塞い
でいるので、従来のように歩行者が格子11a間の隙間
にハイヒールの踵、杖などを引っ掛けたりすることもな
い。
【0014】そして、透水性多孔盤14の表面は大径骨
材15を主成分とするので、この大径骨材15の色合い
を適宜選定することにより、外観の良い表面に仕上げる
ことができ、色彩豊かな配色設計が可能となり、都市景
観向上に寄与できる。
【0015】さらに、高分子樹脂を結合材として使用し
ているので、アスファルトのように夏期高温時に軟化す
ることがなく、透水孔18の内部に塵、埃などが入り込
んで付着し透水孔18を塞いでしまうこともない。
【0016】尚、本実施例では、結合材としてエポキシ
系の高分子樹脂を使用したが、それ以外にもウレタン
系、アクリル系、ポリエステル系などの高分子樹脂を使
用しても良い。
【0017】また、本実施例では、透水性多孔盤14の
原材料を格子枠11の隙間に充填して透水性多孔盤14
を成形するようにしたが、個別に成形した透水性多孔盤
を格子11a間の隙間に嵌め込むような構成としても良
い。この場合、透水性多孔盤と格子11aとを接着剤で
接着しても良いが、格子11aの下端にストッパなどを
形成して透水性多孔盤を抜止めするようにすれば、接着
は不要である。
【0018】その他、本発明は、格子枠11の形状を変
更したり、透水性多孔盤14の形成材料を変更しても良
い等、種々の変形が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかのよう
に、格子枠の格子間の隙間を塞ぐように透水性多孔盤を
設けたので、排水性を確保しつつ排水溝への小物類、落
ち葉、土石、ごみなどの落下を防止することができると
共に、透水性多孔盤の色合いを適宜選定することにより
自由に配色設計を行うことができ、都市景観向上に寄与
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す使用状態図
【図2】排水溝蓋を示す平面図
【図3】図2をA−A線で切断した縦断側面図
【図4】透水性多孔盤の構成を示す部分拡大図
【図5】従来の排水溝蓋を示す平面図
【符号の説明】
10は排水溝蓋、11は格子枠、11aは格子、13は
排水溝、14は透水性多孔盤、15は大径骨材、16は
硬質微粒物、17はエポキシ系高分子樹脂、18は透水
孔である。
フロントページの続き (71)出願人 591173039 パブリツク技建株式会社 静岡県浜松市伊左地町2790番地の1 (72)発明者 立仙 清明 愛知県東海市名和町寝覚131番地 (72)発明者 杉浦 勝善 愛知県半田市郷中町2丁目22番地 知多開 発株式会社内 (72)発明者 林 昭一 愛知県名古屋市千種区東山元町2丁目52番 地2号 (72)発明者 山田 廣志 静岡県浜松市高丘町544番地の5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 排水溝の上面開口部を塞ぐ排水溝蓋にお
    いて、格子枠と、この格子枠の格子間の隙間を塞ぐ透水
    性多孔盤とから成ることを特徴とする排水溝蓋。
JP19879291A 1991-07-12 1991-07-12 排水溝蓋 Pending JPH0517992A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19879291A JPH0517992A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 排水溝蓋

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JP19879291A JPH0517992A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 排水溝蓋

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JPH0517992A true JPH0517992A (ja) 1993-01-26

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ID=16396986

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JP19879291A Pending JPH0517992A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 排水溝蓋

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407424B1 (ko) * 2000-07-14 2003-12-01 가산종합건설(주) 투수 및 통기성 건축자재 및 그의 제조방법과 사용방법
KR100760552B1 (ko) * 2006-03-09 2007-09-28 김동현 투수 가능한 환경 친화형 스틸 그레이팅
US20120097617A1 (en) * 2010-10-25 2012-04-26 Xeripave Storm water filter systems
KR101225886B1 (ko) * 2010-07-16 2013-01-23 김동현 오물 및 냄새 차단 기능을 갖는 스틸그레이팅 복합체

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