JPH05179675A - 掘削作業車 - Google Patents

掘削作業車

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JPH05179675A
JPH05179675A JP165192A JP165192A JPH05179675A JP H05179675 A JPH05179675 A JP H05179675A JP 165192 A JP165192 A JP 165192A JP 165192 A JP165192 A JP 165192A JP H05179675 A JPH05179675 A JP H05179675A
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JP
Japan
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center frame
plate
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bent parts
upper plate
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JP165192A
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Takuzo Kawamura
卓蔵 河村
Isato Tsuji
勇人 辻
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0808Improving mounting or assembling, e.g. frame elements, disposition of all the components on the superstructures
    • E02F9/0816Welded frame structure

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のセンターフレームが部品点数が多く、
溶接部分の長さが長かったので製作効率が悪く、また角
パイプ等を使用する構成の場合には、鉄板の加工よりも
コストが高いという不具合いがあったので、部品点数を
減少させ、また溶接長さを短くし、かつ溶接加工ミスを
無くし製作効率を向上させたのである。 【構成】 左右のトラックフレームの間に渡架固設し、
旋回台軸受を支持するセンターフレームを、センターフ
レーム上板1とセンターフレーム下板2により構成し、
上板1の折曲部1a,1bと下板2の折曲部2a,2b
とを溶接固定し、一体のセンターフレームを構成したの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホー等の掘削作業
車における、センターフレームとバケットの構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の掘削作業車において、左右のトラ
ックフレームの間に渡架固設するセンターフレームは、
次の如く構成されていたのである。図12はセンターフ
レーム上板とセンターフレーム下板との間に、補強板を
溶接した従来技術の斜視図、図13は、パイプの溶接に
より構成した従来技術の斜視図、図14は図12の従来
技術のセンターフレームの平面図、図15は同じく図1
2の従来技術のセンターフレームの側面図、図16は図
13の従来技術のセンターフレームの平面図、図17は
同じく図13の従来技術のセンターフレームの側面図で
ある。
【0003】図12・図14・図15に示す従来技術の
センターフレームにおいては、センターフレーム上板2
1と、センターフレーム下板22によりセンターフレー
ムの要部を構成し、該上板21と下板22の間は、井桁
に組んだ4枚の補強板23・24・25・26を溶接固
定することにより、全体のセンターフレームを構成して
いたのである。結果として、上板21・下板22・補強
板23・24・25・26の合計6枚の板を組み合わせ
ることによりセンターフレームが作られていたのであ
る。該6枚の板により構成したセンターフレームを、左
右のトラックフレーム5・5の間に架設固定し、旋回台
軸受の載置部を構成していた。
【0004】また図13・図16・図17に示す従来技
術においては、強度の確実性を得る為に、トラックフレ
ーム5・5の間に架設固定するセンターフレームを井桁
に組んだ4本の角パイプ30・31・32・33の上
に、大径の丸パイプ34を搭載して溶接することにより
構成していた。この場合にも合計5個のパイプ部品を溶
接固定する必要があったのである。
【0005】次に従来の掘削用バケットの技術について
説明する。図18は従来のバケットBの構成を示す前面
断面図、図19は同じく底面板13の拡大断面図であ
る。即ち、従来のバケットBは、底面板13のみでは強
度が弱い為に、底面板13の下面に補強ストリップ14
を帯状に溶接固定することにより、構成していたのであ
る。該補強ストリップ14を溶接した部分の厚さは、底
面板13の厚さをtとし、補強ストリップ14の厚さを
t’とすると、(t+t’)の厚さに構成されていたの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のセンタ
ーフレームが部品点数が多く、溶接部分の長さが長かっ
たので製作効率が悪く、また角パイプ等を使用する構成
の場合には、鉄板の加工よりもコストが高いという不具
合いがあったので、まず部品点数を減少させ、また溶接
長さを短くし、かつ溶接加工ミスを無くし製作効率を向
上させたものである。
【0007】また、従来のバケットBが底面板13の底
面に補強ストリップ14を溶接固定して、強度を付加し
ていたので、重量が大きくなっていたので、まず重量を
減少し、重量を減少してもバケットBの強度は十分に保
つことが出来るように構成したのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を
説明する。即ち、左右のトラックフレーム5・5の間に
渡架固設し、旋回台軸受を支持するセンターフレーム
を、センターフレーム上板1とセンターフレーム下板2
により構成し、センターフレーム上板1の折曲部と、セ
ンターフレーム下板2の折曲部とを溶接固定し、一体の
センターフレームを構成したものである。また、掘削用
の掘削作業車のバケットBを側面板4・4と底面板3の
溶接により構成し、該底面板3を波形構造としたのであ
る。
【0009】
【作用】次に作用を説明する。即ち請求項1の如く構成
したので、センターフレーム上板1とセンターフレーム
下板2は、それぞれ鉄板のプレス加工により構成するこ
とが可能となったのである。また板取りを行い、次に切
断した鉄板の折曲部の曲げ加工を行い、センターフレー
ム上板1とセンターフレーム下板2を上下から組み合わ
せて溶接することにより、簡単にセンターフレームが出
来るのである。またこのように、センターフレーム上板
1とセンターフレーム下板2により構成することによ
り、加工と溶接と組立を、ロボット作業により自動化が
容易に出来るようになったのである。
【0010】また、従来の如く、バケットBの底面板1
3の部分を、下面から補強ストリップ14により補強す
る構造の場合には、該補強ストリップ14の溶接部分の
長さが長いので、自動溶接機を使用しても時間が掛かり
すぎるという不具合いがあったのである。これに対して
本発明の構成の場合には、底面板3をコルゲート板とす
る加工はプレスにより行うことができ、該コルゲート加
工した底面板3は断面係数が大きいので、十分な強度を
保つことが出来るのである。
【0011】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はバックホーの
平面図、図2は本発明のセンターフレームを構成するセ
ンターフレーム下板2の、板取り後の展開状態の平面
図、図3はセンターフレーム上板1の直角折曲部1a・
1bの部分を下方へ折曲げた状態の平面図、図4はセン
ターフレーム上板1の鈍角折曲部1c・1dをも折曲げ
た状態の側面図、図5はセンターフレーム下板2の板取
り状態の展開平面図、図6は直角折曲部2a・2bを上
方へ折り曲げた状態の平面図、図7は鈍角折曲部2c・
2dを折曲げた状態の側面図、図8はセンターフレーム
上板1とセンターフレーム下板2を組み合わせて溶接し
た状態の平面図、図9は同じく側面図である。
【0012】図2において示す如く、センターフレーム
上板1は展開すると、直角折曲部1a・1bと鈍角折曲
部1c・1dが、正方形の各辺から突出した花びら状に
構成されている。該直角折曲部1a・1bは、下方へ直
角に折曲げて、鈍角折曲部1c・1dは、下方へ鈍角に
折り曲げる。折曲後の形状は図3と図4に示す如く構成
されて、鈍角折曲部1c・1dの下側に、直角折曲部1
a・1bが入り込む形状となっている。この状態で、直
角折曲部1a・1bと鈍角折曲部1c・1dの部分を溶
接する。
【0013】図5において示す如く、センターフレーム
下板2は直角折曲部2a・2bの部分を折曲げ出来るよ
うに、3面を穿設し、図6の如く直角折曲部2a・2b
を上方へ直角に折り曲げる。次に鈍角折曲部2c・2d
の部分を鈍角に折曲げる。該図7の状態で、上方に図4
の状態のセンターフレーム上板1を組合わせ配置し、図
8・図9の如く各センターフレーム上板1とセンターフ
レーム下板2の突き合わせ部分を溶接により固定するの
である。以上の溶接により、直角折曲部1a・1bと直
角折曲部2a・2bの部分が、センターフレーム上板1
とセンターフレーム下板2の間で井桁状に組まれる構成
となり、補強板の部分を構成するのである。また鈍角折
曲部1c・1dと鈍角折曲部2c・2dの部分はそのま
ま上下の位置に残り、傾斜した上板と下板を構成し、各
部が枠組となり強度の向上に寄与するのである。
【0014】図10は本発明のバケットBの前面断面
図、図11は本発明の底面板3の部分の拡大断面図であ
る。従来の技術においては、前述の如く底面板13の下
面に補強ストリップ14を前面溶接することにより、確
実に強度を発揮するバケットBとしていたのである。こ
れに対し本発明においては、バケットBの軽量化を図る
為に、補強ストリップ14の溶接を廃止し、その代わり
に、底面板3から突出補強リブ3aをプレス加工により
突出したのである。そして該突出補強リブ3aの突出し
た部分と、底面板3の内側との厚みは、底面板13に補
強ストリップ14を溶接した場合の厚さ(t+t’)に
αだけ付加した厚みとしているのである。側面板4・4
については従来と同じである。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、センターフレームを構成する部品点数を減
少することが可能となり、また各部の溶接長さを約30
%だけ短くすることができたのである。これにより、製
作効率を向上し、溶接欠陥を減少し、確実性・信頼性の
向上を図ることが出来たのである。
【0016】請求項2の如く構成したので、補強ストリ
ップ14を無くした分だけバケットBの重量を軽減化す
ることが可能となり、バケットBが軽量化した分でこ機
体の安定性が向上し、安全性が向上するのである。また
バケットBの内側に突出補強リブ3aの裏側が出来るの
で、土砂の積載時において、該凹凸部分において空気溜
まりが出来るので、土砂が付着し難くなり土砂離れが良
くなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホーの平面図。
【図2】本発明のセンターフレームを構成するセンター
フレーム上板1の、板取り後の展開状態の平面図。
【図3】センターフレーム上板1の直角折曲部1a・1
bの部分を下方へ折曲げた状態の平面図。
【図4】センターフレーム上板1の鈍角折曲部1c・1
dをも折曲げた状態の側面図。
【図5】センターフレーム下板2の板取り状態の展開平
面図。
【図6】センターフレーム下板2の直角折曲部2a・2
bを上方へ折り曲げた状態の平面図。
【図7】センターフレーム下板2の鈍角折曲部2c・2
dを折曲げた状態の側面図。
【図8】センターフレーム上板1とセンターフレーム下
板2を組み合わせて溶接した状態の平面図。
【図9】同じく側面図。
【図10】本発明のバケットBの前面断面図。
【図11】本発明の底面板3の部分の拡大断面図。
【図12】センターフレーム上板とセンターフレーム下
板との間に、補強板を溶接した従来技術の斜視図。
【図13】パイプの溶接により構成した従来技術の斜視
図。
【図14】図12の従来技術のセンターフレームの平面
図。
【図15】同じく図12の従来技術のセンターフレーム
の側面図。
【図16】図13の従来技術のセンターフレームの平面
図。
【図17】同じく図13の従来技術のセンターフレーム
の側面図。
【図18】従来のバケットBの構成を示す前面断面図。
【図19】同じく底面板13の拡大断面図である。
【符号の説明】
B バケット 1 センターフレーム上板 1a,1b 直角折曲部 1c,1d 鈍角折曲部 2 センターフレーム下板 2a,2b 直角折曲部 2c,2d 鈍角折曲部 3 底面板 4 側面板 5 トラックフレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のトラックフレーム5・5の間に渡
    架固設し、旋回台軸受を支持するセンターフレームを、
    センターフレーム上板1とセンターフレーム下板2によ
    り構成し、センターフレーム上板1の折曲部と、センタ
    ーフレーム下板2の折曲部とを溶接固定し、一体のセン
    ターフレームを構成したことを特徴とする掘削作業車。
  2. 【請求項2】 掘削用のバケットBを側面板4・4と底
    面板3の溶接により構成し、該底面板3を波形構造とし
    たことを特徴とする掘削作業車。
JP4001651A 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業車 Expired - Lifetime JP2930793B2 (ja)

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Cited By (3)

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