JPH05179536A - 織機の緯入れ制御装置 - Google Patents

織機の緯入れ制御装置

Info

Publication number
JPH05179536A
JPH05179536A JP34681491A JP34681491A JPH05179536A JP H05179536 A JPH05179536 A JP H05179536A JP 34681491 A JP34681491 A JP 34681491A JP 34681491 A JP34681491 A JP 34681491A JP H05179536 A JPH05179536 A JP H05179536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
control system
loom
control
picking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34681491A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenji Tamura
善次 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP34681491A priority Critical patent/JPH05179536A/ja
Publication of JPH05179536A publication Critical patent/JPH05179536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 織機の回転数を速やかに変更可能にする。 【構成】 タイミング制御部10に対し、関数発生部2
2を付設する。タイミング制御部10は、定常運転中に
おいて、到達角度θe がθe =θeoとなるように、緯糸
Yの緯入れ開始角度をフィードバック制御する一方、回
転数変更指令信号S1 があるときは、フィードバック制
御を中断し、関数発生部22からの規定緯入れ開始角度
θs1に基づいて、緯入れを開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、緯入れ制御系の応答
速度に制約されず、織機の回転数を速やかに変更させる
ことができる織機の緯入れ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機は、その運転中に回転数を変更しな
ければならないことがある。たとえば、エアジェッルー
ムによって多色緯入れを行なう場合には、飛び易く切れ
難い強力な緯糸を緯入れする際には、高速運転が可能で
ある反面、飛び難く切れ易い緯糸を緯入れする際には、
回転数を低く抑えなければならない。そこで、緯入れす
べき緯糸の種別に対応して、随時織機の回転数を変更す
るようにすれば、緯入れ不良を生じることなく、最大の
生産性を実現することができる。
【0003】一般に、織機の回転数は、緯入れの成否に
重大な影響を与える。緯入れ動作は、織機を運転してい
るとき、所定の織機機械角において開始され、所定の織
機機械角において完了しなければならず、これらの織機
機械角の時間的な相対関係は、織機の回転数によって決
定されるからである。
【0004】一方、最近の織機の緯入れ制御系は、緯入
れ用のエア圧力や、緯入れ開始角度等の制御パラメータ
(以下、単に緯入れ条件と総称する)を最適にするよう
に、複雑なフィードバック制御系となっているのが普通
である。緯糸の飛走特性は、同一の糸種であっても、た
とえば、給糸体の外側部分と内側部分とでは、微妙な差
異を示すことが少なくなく、そのような差異を有効に補
償しなければ、安定な高速運転を継続することが難しい
からである。そこで、かかる緯入れ制御系を有する織機
の回転数を変更するには、緯入れ制御系の応答速度が遅
いために、回転数を時間的に緩やかに変化させざるを得
なかった(たとえば、特開平2−91252号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、織機の回転数は、緯入れ制御系の応答速度に起
因する制約を逸脱しないように、時間的に緩やかに変更
することが必要であるから、回転数変更に過大な時間を
要し、操業上、問題となることがある。たとえば、多色
緯入れを行なう場合に、緯糸の種別によって回転数を最
適に変更制御しようとしても、回転数変更に時間を要す
れば、その制御は、緯糸の切換えに全く追従することが
できず、無意味なものになってしまうからである。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の実情に鑑み、規定緯入れ条件(回転数の関数として
一義的に規定する緯入れ条件をいう、以下同じ)を発生
する関数発生部を設け、緯入れ制御系は、回転数を変更
するとき、フィードバック制御を中断して規定緯入れ条
件を使用するようにすることによって、緯入れ制御系の
応答速度の制約を受けず、回転数を速やかに変更するこ
とができる織機の緯入れ制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、フィードバック制御により緯入
れ条件を自動制御する緯入れ制御系と、織機の回転数に
対応して規定緯入れ条件を発生する関数発生部とを備
え、緯入れ制御系は、織機の回転数を変更するとき、フ
ィードバック制御を中断して、関数発生部からの規定緯
入れ条件に基づき緯入れ制御信号を出力することをその
要旨とする。
【0008】なお、緯入れ制御系は、緯入れ開始角度を
制御するタイミング制御部、または、緯入れ用のエア圧
力を調節する圧力制御部のいずれか一方または双方を含
むことができる。
【0009】また、緯入れ制御系または関数発生部は、
規定緯入れ条件に対し、緯入れ制御系の補正量による補
正を加えることができる。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、関数発生部は
規定緯入れ条件を発生し、緯入れ制御系は、回転数を変
更するとき、フィードバック制御を中断して、規定緯入
れ条件に基づいて緯入れ制御信号を発生する。そこで、
このときの緯入れ制御系は、単なるオープンループ制御
系として動作し、本来のフィードバック制御系として動
作するものでないから、その応答速度は、必要十分に速
くすることが可能である。
【0011】なお、かかる動作形態は、緯入れ制御系
が、タイミング制御部、圧力制御部のいずれを含む場合
であっても、また、その双方を含む場合であっても、簡
単に実現することができる。関数発生部は、タイミング
制御部、圧力制御部に適合する規定緯入れ条件を発生す
れば足りるからである。
【0012】また、関数発生部からの規定緯入れ条件に
対して緯入れ制御系の補正量による補正を加えれば、緯
入れ制御系をオープンループ制御系として動作させると
きでも、規定緯入れ条件を現実の制御状態に適合させる
ことができるので、回転数変更中に、緯入れ動作が不安
定になる可能性を少なくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0014】織機の緯入れ制御装置は、タイミング制御
部10と、関数発生部22とを主要構成部材としてなる
(図1)。
【0015】織機は、エアジェットルームであるものと
し、緯糸Yは、図示しない緯糸給糸体から解舒され、緯
糸測長貯留装置D、緯入れノズルNZを介し、所定のタ
イミングにおいて、図示しない経糸開口に緯入れされる
ものとする。すなわち、緯糸測長貯留装置Dには、係止
ピンD1 が付設されており、緯入れノズルNZを作動さ
せた上、係止ピンD1 を緯糸測長貯留装置DのドラムD
2 の表面から退去させれば、ドラムD2 上に巻き付けて
貯留されている緯糸Yは、緯入れノズルNZからのエア
ジェットにより、経糸開口内に飛走させることができ
る。なお、係止ピンD1 は、ドラムD2 から所定ターン
数の緯糸Yが解舒されたことにより、ドラムD2 の表面
に復帰させ、緯入れを終了させることができる。
【0016】緯入れノズルNZは、開閉弁NZ1 を介
し、エア源ASに接続されており、開閉弁NZ1 を開閉
することにより、作動停止をコントロールすることがで
きる。また、緯糸Yの反緯入れ側には、緯糸Yの先端部
を検出し、緯入れの成否を検出するための緯糸フィーラ
YFが配設されている。
【0017】織機は、主モータMによって駆動するもの
とし、主モータMは、インバータVを介して電源ACに
接続されている。また、主モータMは、主軸MSに連結
されており、主軸MSには、織機機械角θを検出するエ
ンコーダENが連結されている。エンコーダENからの
織機機械角θは、タイミング制御部10の他、回転数検
出部21と、緯糸フィーラYFに接続する到達角度検出
部23に入力されている。
【0018】回転数検出部21の出力は、関数発生部2
2に接続されており、関数発生部22の出力は、タイミ
ング制御部10に接続されている。また、到達角度検出
部23の出力は、偏差検出部24を介し、偏差信号Se
として、タイミング制御部10に入力されている。な
お、偏差検出部24には、設定到達角度θeoが入力され
る一方、タイミング制御部10、インバータVには、図
示しない織機制御回路からの回転数変更指令信号S1 が
入力されている。タイミング制御部10の出力は、緯入
れ制御信号S2a、S2bとして、係止ピンD1 、開閉弁N
Z1 に導かれている。
【0019】タイミング制御部10は、制御増幅器1
1、加え合せ点12、緯入れ信号出力部13を縦続して
なる(図2)。制御増幅器11には、偏差検出部24か
らの偏差信号Se が入力されており、加え合せ点12に
は、設定緯入れ開始角度θsoが印加されている。また、
加え合せ点12と緯入れ信号出力部13との間には、補
助リレーRYの切換接点RYc が介装されており、補助
リレーRYは、回転数変更指令信号S1 によって作動す
るようになっている。なお、切換接点RYc の常開接点
側には、関数発生部22から出力される規定緯入れ開始
角度θs1が導入されている。緯入れ信号出力部13に
は、織機機械角θが併せ入力されており、緯入れ信号出
力部13の出力は、緯入れ制御信号S2a、S2bとなって
いる。
【0020】いま、インバータVを介して主モータMを
起動し、織機が定常運転中であるときを考えると、緯糸
Yは、タイミング制御部10からの緯入れ制御信号S2
b、S2aにより、開閉弁NZ1 を開き、係止ピンD1 を
作動させることによって緯入れされる。
【0021】このようにして緯入れされた緯糸Yは、緯
糸フィーラYFによって検出されるから、到達角度検出
部23は、緯糸フィーラYFからの緯糸信号Sy が発生
したときに織機機械角θを読み取り、緯糸Yが反緯入れ
側に正常に到達した時点の織機機械角θ=θe 、すなわ
ち到達角度θe を検出することができる。そこで、偏差
検出部24は、到達角度θe と設定到達角度θeoとを比
較することにより、到達角度偏差Δθe =θe −θeoを
算出し、偏差信号Se として、タイミング制御部10の
制御増幅器11に送出することができる。
【0022】制御増幅器11は、所定のPID制御要素
を有するものとする。したがって、制御増幅器11は、
到達角度偏差Δθe を入力し、それに対応して、到達角
度偏差Δθe を解消するための開始角度補正量Δθs を
算出出力することができ、加え合せ点12は、緯入れ開
始角度θs =θso+Δθs を算出することができる。
【0023】一方、織機が定常運転中であるときは、回
転数変更指令信号S1 は存在せず、したがって、補助リ
レーRYは作動していないから、このようにして算出さ
れる緯入れ開始角度θs は、切換接点RYc の常閉接点
側を介して緯入れ信号出力部13に入力される。そこ
で、緯入れ信号出力部13は、織機機械角θを参照し、
次回の織機サイクルにおいて、与えられた緯入れ開始角
度θs に緯入れ動作が開始されるように、緯入れ制御信
号S2a、S2bを出力することができる。
【0024】すなわち、タイミング制御部10は、緯入
れノズルNZを開閉する開閉弁NZ1 、係止ピンD1 、
緯糸フィーラYF、到達角度検出部23、偏差検出部2
4とともに、到達角度θe がθe =θeoとなるように、
緯入れ開始角度θs を自動制御するフィードバック制御
系を形成している。
【0025】織機の回転数を変更するに際しては、織機
制御回路から、回転数変更指令信号S1 が出力される。
回転数変更指令信号S1 は、インバータVに入力されて
いるから、インバータVは、回転数変更指令信号S1 の
指示に従って、主モータMの回転数を変更することがで
きる。
【0026】一方、回転数検出部21は、常時、エンコ
ーダENからの織機機械角θを入力し、主軸MSの回転
数、すなわち織機の回転数Nを検出し、関数発生部22
に出力している。そこで、関数発生部22は、たとえ
ば、図3の関数θs1=f1 (N)に従って、回転数Nに
対応する規定緯入れ開始角度θs1を算出出力することが
できる。
【0027】また、回転数変更指令信号S1 は、タイミ
ング制御部10にも入力され、補助リレーRYを作動さ
せるから(図2)、切換接点RYc は、その常開接点側
に切り換えられる。そこで、このときの緯入れ信号出力
部13は、加え合せ点12からの緯入れ開始角度θs に
代えて、関数発生部22からの規定緯入れ開始角度θs1
に基づいて緯入れ制御信号S2a、S2bを出力することが
できる。すなわち、このときのタイミング制御部10
は、補助リレーRYが作動することにより、フィードバ
ック制御が中断され、関数発生部22からの規定緯入れ
開始角度θs1に基づいて、緯入れノズルNZの開閉弁N
Z1 、係止ピンD1 をオープンループ制御するものとな
っている。
【0028】回転数Nが所定の値に変更されると、回転
数変更指令信号S1 が消滅する。そこで、補助リレーR
Yは不作動状態に復帰し、タイミング制御部10は、元
の定常運転中のフィードバック制御系に復帰することが
できる。
【0029】
【他の実施例】関数発生部22からの規定緯入れ開始角
度θs1は、制御増幅器11からの開始角度補正量Δθs
による補正を加えた上、緯入れ信号出力部13に導入す
ることができる(図4)。
【0030】制御増幅器11の出力は、規定緯入れ開始
角度θs1を入力する加え合せ点14に分岐接続されてお
り、加え合せ点14の出力は、切換接点RYc の常開接
点側に接続されている。回転数変更指令信号S1 が出力
され、補助リレーRYが作動すると、緯入れ信号出力部
13は、開始角度補正量Δθs によって補正された規定
緯入れ開始角度(θs1+Δθs )に基づいて緯入れ制御
信号S2a、S2bを発生するから、このときのタイミング
制御部10は、フィードバック制御からオープンループ
制御に切り換えられても、現在の制御状態を反映して、
緯入れを続行することができる。
【0031】なお、図4の制御増幅器11と加え合せ点
14との間には、増幅率a(a≦1)の増幅器を介装
し、緯入れ信号出力部13に対し、(θs1+aΔθs )
を入力するようにしてもよい。回転数Nを変更するとき
は、到達角度偏差Δθe が大きくなりがちであり、開始
角度補正量Δθs の影響を小さく抑えることが好ましい
からである。また、この増幅器には、適当なリミッタ機
能を付設し、aΔθs の最大値を制限するようにしても
よい。
【0032】タイミング制御部10は、緯入れ用のエア
圧力Pを調節する圧力制御部30であってもよい(図
5)。
【0033】圧力制御部30は、偏差信号Se を入力す
る制御増幅器31と、設定エア圧力Po を併せ入力する
加え合せ点32と、補助リレーRYの切換接点RYc
と、圧力制御信号S2cを出力する制御信号出力部33と
を縦続してなる。ただし、このときの圧力制御信号S2c
は、緯入れノズルNZの開閉弁NZ1 とエア源ASとの
間に介装する圧力調整弁NZ2 に導かれている。また、
このときの関数発生部22は、回転数Nに対応する規定
圧力Ps1=f2 (N)を出力するものとする(図6)。
【0034】制御増幅器31は、到達角度偏差Δθe に
基づき、適当なPID制御要素を介して圧力補正量ΔP
を算出し、出力することができる。また、切換接点RY
c は、回転数変更指令信号S1 がないときは、加え合せ
点32からの目標圧力Ps =Po +ΔPを制御信号出力
部33に伝達し、制御信号出力部33は、目標圧力Ps
に対応するエア圧力Pを実現するように、圧力制御信号
S2cを圧力調整弁NZ2 に出力することができる。そこ
で、このときの圧力制御部30は、到達角度θe がθe
=θeoとなるように、緯入れノズルNZに供給するエア
圧力Pをフィードバック制御することができる。
【0035】一方、回転数変更指令信号S1 があるとき
は、補助リレーRYが作動し、切換接点RYc が切り換
えられるから、圧力制御部30は、フィードバック制御
が中断され、関数発生部22からの規定圧力Ps1に基づ
き、エア圧力Pのオープンループ制御を行なうことがで
きる。
【0036】なお、この実施例についても、図4になら
って、規定圧力Ps1に対し、圧力補正量ΔPによる前述
の各種の形態の補正を加えてもよいものとする。
【0037】以上の説明において、タイミング制御部1
0、圧力制御部30は、それぞれ、到達角度θe を制御
量とし、緯入れ条件としての緯入れ開始角度θs 、エア
圧力Pを制御対象とし、緯入れ制御信号S2a、S2b、圧
力制御信号S2cを緯入れ制御信号とするフィードバック
制御による緯入れ制御系の一部を形成している。すなわ
ち、これらの緯入れ制御系は、それぞれ、タイミング制
御部10、圧力制御部30を含むものということができ
る。また、関数発生部22は、規定緯入れ条件として、
規定開始角度θs1、規定圧力Ps1を出力するものであ
り、制御増幅器11、31からの開始角度補正量Δθs
、圧力補正量ΔPは、各緯入れ制御系における補正量
となっている。すなわち、図4の実施例は、タイミング
制御部10を含む緯入れ制御系が、規定緯入れ条件に対
し、緯入れ制御系の補正量による補正を加えるものとい
うことができる。
【0038】なお、図4の加え合せ点14の機能は、関
数発生部22に含めてもよいものとし、その場合は、関
数発生部22が、規定緯入れ条件に対し、緯入れ制御系
の補正量による補正を加えることになる。
【0039】一方、緯入れ制御系は、タイミング制御部
10、圧力制御部30の双方を同時に含んでもよいこと
はいうまでもなく、そのときの関数発生部22は、θs1
=f1 (N)、Ps1=f2 (N)を同時に演算出力すれ
ばよい。
【0040】また、緯入れ制御系を形成する圧力制御部
30は、到達角度θe を制御量とする他、緯糸Yの飛走
速度、飛走時間、飛走張力や、係止ピンD1 によって緯
入れを終了する時点における緯糸Yの張力等を制御量と
してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、緯入れ制御系に対して、規定緯入れ条件を発生する
関数発生部を組み合わせ、緯入れ制御系は、織機の回転
数を変更するとき、関数発生部からの規定緯入れ条件に
基づいて緯入れ制御信号を出力することによって、回転
数を変更するに際し、緯入れ制御系は、フィードバック
制御を中断することにより、応答速度の制約をなくする
ことができるから、全体としても、速い回転数変更に対
し十分対応させることができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体ブロック系統説明図
【図2】 図1の要部詳細図
【図3】 動作説明線図(1)
【図4】 他の実施例を示す要部ブロック系統図
【図5】 別の実施例を示す要部ブロック系統図
【図6】 動作説明線図(2)
【符号の説明】
N…回転数 θs …緯入れ開始角度 P…エア圧力 10…タイミング制御部 22…関数発生部 30…圧力制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードバック制御により緯入れ条件を
    自動制御する緯入れ制御系と、織機の回転数に対応して
    規定緯入れ条件を発生する関数発生部とを備えてなり、
    前記緯入れ制御系は、織機の回転数を変更するとき、フ
    ィードバック制御を中断して、前記関数発生部からの規
    定緯入れ条件に基づき緯入れ制御信号を出力することを
    特徴とする織機の緯入れ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記緯入れ制御系は、緯入れ開始角度を
    制御するタイミング制御部を含むことを特徴とする請求
    項1記載の織機の緯入れ制御装置。
  3. 【請求項3】 前期緯入れ制御系は、緯入れ用のエア圧
    力を調節する圧力制御部を含むことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の織機の緯入れ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記緯入れ制御系は、前記関数発生部か
    らの規定緯入れ条件に対し、前記緯入れ制御系の補正量
    による補正を加えることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれか記載の織機の緯入れ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記関数発生部は、規定緯入れ条件に対
    し、前記緯入れ制御系の補正量による補正を加えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
    織機の緯入れ制御装置。
JP34681491A 1991-12-27 1991-12-27 織機の緯入れ制御装置 Pending JPH05179536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34681491A JPH05179536A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 織機の緯入れ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34681491A JPH05179536A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 織機の緯入れ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05179536A true JPH05179536A (ja) 1993-07-20

Family

ID=18385989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34681491A Pending JPH05179536A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 織機の緯入れ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05179536A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2849422B2 (ja) 織機の緯入れノズルの噴射圧力制御方法と、その装置
JP2896168B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2701545B2 (ja) ジェットルームにおける緯入れ用圧力制御装置
JP2849456B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JPH05179536A (ja) 織機の緯入れ制御装置
JPH0418151A (ja) たて糸張力制御装置
KR20040082276A (ko) 직기의 위단 방지방법 및 장치
JP2838219B2 (ja) 空気噴射式織機用の空気供給装置
JP2849410B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JPH11256450A (ja) ジェットルームのファジィ制御装置
JP2796366B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2892391B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2784665B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP3097021B2 (ja) 経糸張力制御装置
JP2849403B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
EP1091032A2 (en) A let-off control device for a weaving machine
JP2761938B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2663008B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2761945B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
JP2003183950A (ja) 緯入れ制御方法及び装置
JP3289359B2 (ja) 織機の駆動方法及び装置
JPH0327154A (ja) 多色織機における織段発生防止方法
JP2725336B2 (ja) ジェットルームにおける緯入れ制御方法
JPH07118996A (ja) ジェットルームの運転制御装置
JPH0734356A (ja) 織機の送出し制御装置