JPH051791Y2 - - Google Patents

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JPH051791Y2
JPH051791Y2 JP9086988U JP9086988U JPH051791Y2 JP H051791 Y2 JPH051791 Y2 JP H051791Y2 JP 9086988 U JP9086988 U JP 9086988U JP 9086988 U JP9086988 U JP 9086988U JP H051791 Y2 JPH051791 Y2 JP H051791Y2
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photo diode
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フオト・ダイオードを用いた光・電
変換回路の周波数特性の改善に関するものであ
る。
[従来の技術] 第2図は従来の光・電変換回路の一例を示す構
成図である。図において、1は入射されるパルス
光をその光強度に応じた光電流に変換するフオ
ト・ダイオード、2はフオト・ダイオード1の光
電流Iを電圧V0に変換する検出用抵抗器で、一
端がフオト・ダイオードに接続され、他端が接地
されている。3は低圧側が接地された、フオト・
ダイオードのバイアス用の直流電源であり、フオ
ト・ダイオード1の一端に直流電源3の電圧Eを
印加している。抵抗器2で検出された電圧V0
出力端子4より出力される。
なお、直流電源3は必ずしも必要とするもので
はない。直流電源3を用いない場合は、フオト・
ダイオードに入射光が当ると内部の半導体接合部
の電位差により光電流が流れ、直流電源3を印加
している場合と同様に光電流が流れる。
このような構成においては、フオト・ダイオー
ド1に入射された光Lは、その強さに応じて変化
する光電流Iに変換される。この光電流Iは、検
出用抵抗器2に流れ、その結果として出力端子4
には光電流Iと抵抗器2の抵抗値Rの積で表され
る電圧V0が現れる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、フオト・ダイオード1には必ず
内部接合容量5が存在し、この構成における光・
電変換特性に大きな悪影響を及ぼすことになる。
詳しく説明すれば次の通りである。
パルス状の入射光Lがフオト・ダイオード1に
入射されると、直ちに光電流Iが流れるが、入射
光Lが変化した直後には光電流Iのすべてが抵抗
器2に流れるのではなく、大半はフオト・ダイオ
ード1の内部容量Cの充電電流となつてしまう。
充電が完了してはじめて検出用抵抗器に光電流I
が流れることになる。その結果、入射光Lが変化
してから一定の遅れを伴つてはじめて光・電変換
出力電圧V0が出力端子4に現れることとなり、
高速で変化する入射パルス光を忠実に電気信号に
変換することは不可能であつた。
本考案の目的は、このような点に鑑みてなされ
たもので、高速パルス光を電圧に変換する際、フ
オト・ダイオード内部の静電容量の充放電による
悪影響を抑え、高速で変化するパルス光を忠実に
電気信号に変換することのできる光・電変換回路
を実現しようとするものである。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本考案は、 入射されるパルス光をその光強度に応じた光電
流に変換するフオト・ダイオードと、このフオ
ト・ダイオードに直列に接続され光電流を電圧に
変換する検出用抵抗器を備え、検出用抵抗器の端
子よりパルス光の強度に比例した電圧を得る光・
電変換回路において、 ある一定のバイアス電圧を前記フオト・ダイオ
ードと検出用抵抗器の共通接続点の電位に加える
ことにより得られた電圧をバツフア・アンプを介
した後フオト・ダイオードの検出用抵抗器とは接
続されない側の端子に印加し、入力されるパルス
光の強度によらずフオト・ダイオードの両端に印
加される電圧が一定となるようにしたことを特徴
とする。
[作用] 本考案では、入射光の光強度に拘らず、フオ
ト・ダイオードの端子間電圧を常に一定に保つこ
とができるので、フオト・ダイオード内部の静電
容量の充放電による影響を抑え、高速で変化する
パルス光を忠実に変換した電気信号を検出用抵抗
器から得ることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。第1図は本考案に係る光・電変換回路の
一実施例を示す構成図である。図において、第2
図と同等部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。第2図に示す従来の光・電変換回路と異
なるところは、バツフア・アンプ20を介してバ
イアス用の直流電源3aの高圧側の電圧をフオ
ト・ダイオード1に供給している点、および直流
電源3aの低圧側がフオト・ダイオードと検出用
抵抗器の共通接続点に接続されている点である。
このような構成において、フオト・ダイオード
1に入射されたパルス光Lは、その光の強さに応
じて変化する光電流Iに変換される。その結果と
して、出力端子4には光電流Iと検出用抵抗器2
の抵抗値Rとの積に比例した電圧V0が現れる。
以上の機能は従来の光・電変換回路の機能と同じ
であるが、本考案では以下の動作に差異がある。
バツフア・アンプ20は、入射光の強さLに応
じて変化する光・電変換出力電圧V0に、バイア
ス用直流電源3aの直流電圧Eを加えた電圧、す
なわちV0+Eをフオト・ダイオード1のカソー
ド端子に印加している。一方、フオト・ダイオー
ド1のアノード端子の電圧は上記のようにV0
あるので、結果としてフオト・ダイオード1のア
ノード・カソード端子間に印加される電圧は、入
力される光の強さいかんに拘らず常に一定値Eと
なり、高速で変化するパルス光がフオト・ダイオ
ードに入射されてもフオト・ダイオード内部の静
電容量の充放電が起こらず、出力電圧V0は入射
光の高速な変化に忠実に応答することができる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、
簡単な構成で、フオト・ダイオードの内部接合容
量の充放電の影響を受けることなく、極めて高速
でしかも高感度の光・電変換回路を実現すること
ができる。
特に、微弱であるが高速で変化する光の検出、
例えば光デイクスの情報読み出しなどに有効であ
り、種々の光通信技術、光学等のあらゆる光学産
業に応用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光・電変換回路の一実施
例を示す構成図、第2図は従来の光・電変換回路
の一例を示す構成図である。 1……フオト・ダイオード、2……検出用抵抗
器、3a……直流電源、20……バツフア・アン
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入射されるパルス光をその光強度に応じた光電
    流に変換するフオト・ダイオードと、このフオ
    ト・ダイオードに直列に接続された光電流を電圧
    に変換する検出用抵抗器を備え、検出用抵抗器の
    端子よりパルス光の強度に比例した電圧を得る
    光・電変換回路において、 ある一定のバイアス電圧を前記フオト・ダイオ
    ードと検出用抵抗器の共通接続点の電位に加える
    ことにより得られた電圧をバツフア・アンプを介
    した後フオト・ダイオードの検出用抵抗器とは接
    続されない側の端子に印加し、入力されるパルス
    光の強度によらずフオト・ダイオードの両端に印
    加される電圧が一定となるようにしたことを特徴
    とする光・電変換回路。
JP9086988U 1988-07-08 1988-07-08 Expired - Lifetime JPH051791Y2 (ja)

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JP9086988U JPH051791Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08

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JPH0212630U JPH0212630U (ja) 1990-01-26
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