JPH05178880A - 4′−デメチルエピポドフイロトキシングルコシド4′−ホスフェートの製法 - Google Patents

4′−デメチルエピポドフイロトキシングルコシド4′−ホスフェートの製法

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JPH05178880A
JPH05178880A JP4137449A JP13744992A JPH05178880A JP H05178880 A JPH05178880 A JP H05178880A JP 4137449 A JP4137449 A JP 4137449A JP 13744992 A JP13744992 A JP 13744992A JP H05178880 A JPH05178880 A JP H05178880A
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Mark G Saulnier
ジー ソールニア マーク
John F Kadow
エフ カドウー ジョン
David R Langley
アール ラングレィ デビッド
Min Min Tun
ミン タン ミン
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Bristol Myers Squibb Co
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    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
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    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6561Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom containing systems of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring or ring system, with or without other non-condensed hetero rings

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 経済的かつ効率的な4′−デメチルエピポド
フィロトキシンの製造方法を提供する。 【構成】 ルイス酸の存在下に、式(II)の保護された
グルコピラノースと式(III)の保護された4′−デメ
チルポドフィロトキシンと反応させて式(I)の化合物
を形成させ、次いで脱保護することにより式(I)中R
がHである化合物、またはその製薬上許容し得る塩あ
るいはその溶媒和物を製造する。 〔式中R;Rは水酸基保護基、Rはホスフェート
保護基、R1aは2個が一緒になってC1−5アルキリ
デン基、を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗がん化合物の新規な
製法、ならびに前記製法で生成される新規な中間体に関
する。更に詳しくは、本発明の新規な方法および中間体
は4′−デメチルエピポドフイロトキシングルコシド
4′−ホスフェートの製造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】エトポシドおよびテニポシド、すなわち
2種の4′−デメチルエピポドフイロトキシグルコシド
誘導体は現在がんの臨床治療に広く使用され、そしてエ
トポシドは現在米国において小細胞肺がんおよび睾丸が
んの治療に承認されている。しかし、これらの化合物は
水溶性が非常に低く、適当な製薬投与形態に処方するの
が難しいものであった。
【0003】米国特許第4,904,768号には、エ
トポシド4′−ホスフェートで例示される如く4′−デ
メチルエピポドフイロトキシングルコシド誘導体の水溶
性プロドラッグが開示されている。エピトープ4′−ホ
スフェートは、エピトシドをオキシ塩化りんと反応さ
せ、次いで加水分解することにより、あるいはエトポシ
ドをジフェニルクロロホスフェートと反応させ、次いで
水素添加してフェニル基を除去することにより製造され
ていた。
【0004】エトポシド4′−ホスフェートはまた特開
昭63−192,793号(昭和63年8月10日公
開)にも報告され、そしてこのものは2″,3″−ビス
−0−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)
エトポシドをオキシ塩化りんと反応させ、次いで加水分
解し、次に亜鉛処理により糖水酸基保護基を除去するこ
とによって製造されていた。
【0005】上記の方法で使用される出発物質は、4′
−保護基4′−デメチルエピポドフイロトキシンを水酸
基保護されたエチリレン−β−D−グルコピラノースと
縮合させ、次に少なくとも4′−保護基を除去すること
により得られる。意外にもまた格別なことに、本発明者
等は4′−デメチルエピポドフイロトキシンの4′−フ
ェノール性水酸基をホスフェートトリエステルの形態で
保護し、このものは、グルコピラノシル部分と縮合させ
た後、開裂してエトポシド4′−ホスフェートを直接提
供し得ることを見い出した。本発明の方法では、4′−
デメチルエピポドフイロトキシの4′−フェノール性水
酸基を別個に保護し、そして脱保護する必要がなくな
り、それでエトポシド4′−ホスフェートの製造のため
の他の既知技術の方法にまさるより経済的でかつ効率の
よいルートを与える。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(IV)
【化10】 (式中2個のR1a基は一緒になってC1−5アルキリ
デンを示す)を有する化合物またはその製薬上許容し得
る塩あるいはその溶媒和物の製法において、式(II)
【化11】 (式中Rは水酸基保護基であり、あるいは2個のR
基は一緒になってC1−5アルキリデンを示し、そして
は水酸基保護基である)を有する化合物を式(II
I)
【化12】 (式中Rはホスフェート保護基である)を有する化合
物とルイス酸の存在下に反応させて式(I)
【化13】 を有する化合物を形成させ;水酸基保護基を除去し、そ
して、Rが水酸基保護基である場合、得られた生成物
を炭素原子1〜5個を有するカルボニル化合物またはそ
のアセタールもしくはケタール均等物と反応させ;ホス
フェート保護基を除去することを特徴とする上記製法に
関する。
【0007】本発明の他の特徴によれば、式(I)の保
護された4′−デメチルエピポドフイロトキシングルコ
シド4′−ホスフェート中間体の新規な製法が提供さ
れ、この製法は式(II)の水酸基保護グルコピラノー
スをルイス酸の存在下にホスフェート保護4′−デメチ
ルポドフイロトキシン4′−ホスフェートと反応させる
ことを特徴とする。
【0008】本発明はまた式(I)および(II)の新
規な化合物も企図している。
【0009】本発明によれば、4′−デメチルエピポド
フイロトキシングルコシド4′−ホスフェート、その製
薬上許容し得る塩またはその溶媒和物の改良製法が提供
され、特に、本発明の方法はエトポシド4′−ホスフェ
ート(その製薬上許容し得る塩および溶媒和物を包含)
の製造に適している。本文で使用される「製薬上許容し
得る塩」なる用語は、モノ−またはジ−アルカリ金属塩
およびアルカリ土類金属塩を包含し、好ましくは製薬上
許容し得る塩はジナトリウム塩である。「溶媒和物」は
有機溶媒例えばエタノールからまたは水(水和物)から
の晶出または再結晶により形成される。「アルキリデ
ン」なる用語は、直鎖および有枝鎖炭素鎖、例えばエチ
リデン、プロピリデンおよびイソプロピリデンを包含す
る。「4′−デメチルポドフイロトキシ」なる用語は、
他に特定されない限り、4′−デメチルポドフイロトキ
シおよび4′−デメチルエピポドフイロトキシンを個別
にあるいはその混合物として包含するものと解される。
【0010】本発明の方法は、式(III)のホスフェ
ート保護4′−デメチルポドフイロトキシンを式(I
I)の水酸基保護グルコピラノースとルイス酸の存在下
に反応させて式(I)の中間体を提供することを包含す
る。次に、中間体上の水酸基およびホスフェート保護基
を除去して直接式(IV)の4′−デメチルエピポドフ
イロトキシングルコシド4′−ホスフェートを生成さ
せ、2個のR基が一緒になってC1−5アルキリデン
を示している場合、あるいはRが水酸基保護基である
場合、生成物を適当なカルボニル化合物あるいはそのア
セタールまたはケタール均等物と反応させて式(IV)
の化合物を得る。
【0011】式(I)および(III)の化合物におい
て、ホスフェート(りん酸)保護基は当該分野で知られ
ているいずれであってもよく、この例として限定的では
ないが2,2,2−トリクロロエチル、フェニル、置換
フェニル、ベンジルおよび置換ベンジルが包含され、そ
して置換分はメトキシ、ニトロおよびメチルから選択さ
れる基の1種またはそれ以上であってよい。好ましく
は、ホスフェート保護基はフェニルまたはベンジルであ
り、そして最も好ましくはベンジルである。
【0012】式(I)および(II)の化合物におい
て、水酸基(ヒドロキシ)保護基は通常使用されている
いずれであってもよく、そして限定的ではないがエーテ
ル例えばメチル、t−ブチル、ベンジル、p−メトキシ
ベンジル、p−ニトロベンジル、アリル、トリチル、メ
トキシメチル、メトキシエトキシメチル、エトキシエチ
ル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル
およびトリアルキルシリルエーテル例えばトリメチルシ
リルエーテルおよびt−ブチルジメチルシリル;エステ
ル例えばアセチル、フェニルアセチル、ホルミル、モノ
−、ジ−およびトリハロアセチル例えばクロロアセチ
ル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフル
オロアセチル;およびカーボネート例えばメチル、エチ
ル、2,2,2−トリクロロエチル、ベンジルおよびp
−ニトロフェニルが包含される。更に好ましくは、ヒド
ロキシ保護基はポドフイロトキシン化学で普通に使用さ
れているものであり、あげることのできる例には限定的
ではないがベンジル;エステル例えばC1−3アルカノ
イルおよびハロゲン化C2−3アルカノイル基例えばホ
ルミル、アセチル、モノー、ジーおよびトリハロアセチ
ル;およびC1−3アルキルまたはハロゲン化C1−3
アルキルカーボネート例えばエチルおよびモノ−、ジ−
およびトリハロエチルカーボネートが包含される。ハロ
ゲンにはフッ素、臭素、塩素およびヨウ素が包含され
る。最も好ましくは、水酸基保護基は2,2,2−トリ
クロロエチルカーボネート(すなわち、2,2,2−ト
リクロロ−エトキシカルボニル基)である。
【0013】式(III)の化合物は、4′−デメチル
ポドフイロトキシンをクロロホスフェートClP(O)
(OR(ここでRは先の定義のとおりである)
と反応させることによって得られる。反応は酸脱除剤例
えば3級アミン塩基例えばジイソプロピルエチルアミン
の存在下に周囲の温度で不活性有機溶剤例えばアセトニ
トリル中で行われる。この一般的方法の例示として、ア
セトニトリル中ジイソプロピルエチルアミンの存在下に
4′−デメチルエピポドフイロトキシンとジフェニルク
ロロホスフェートとの反応により4′−デメチルエピポ
ドフイロトキシン4′−ジフェニルホスフェートの生成
があげられる。
【0014】式(II)の出発物質の1−位における立
体化学配位は限定的なものではなく、本発明の条件下式
(II)の化合物と式(III)の化合物との縮合によ
り一般に1−位で所望の配位を有する生成物、すなわち
エピポドフイロトキシンが結果として得られる。それ
で、出発物質はホスフェート保護4′−デメチルエピポ
ドフイロトキシン、ホスフェート保護4′−デメチルポ
ドフイロトキシンあるいはその混合物であってよい。
【0015】式(II)のテトラ−O−保護β−D−グ
ルコピラノース誘導体およびその製造方法は当該分野で
周知である。2個のR基が一緒になってC1−5アル
キリデンを示す式(II)の化合物はまた既知の方法に
よって製造される。例えば、酸触媒の存在下にグルコー
スを適当なカルボニル化合物あるいはそのアセタールま
たはケタール均等物と反応させて環状アセタールを形成
させ、次にR水酸基保護基を導入することによって製
造される。カルボニル化合物は例えばアセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、またはアセトンおよびその
均等物例えばパラアルデヒド、アセトアルデヒドジメチ
ルアセタールおよびアセトンジメチルアセタールであり
得る。それで、例として、D−グルコースを鉱酸例えば
硫酸の存在下にパラアルデヒドで処理して4,6−O−
エチリデン−D−グルコースとし、これを水酸化ナトリ
ウム次いでベンジルクロロホルメートで処理してアノマ
ー性水酸基をベンジルカーボネートに変換する。形成さ
れた化合物を2,2,2−トリクロロエチルクロロホル
メートで処理し、そして得られた生成物を接触水添に付
して4,6−O−エチリデン−2,3−ビス−O−
(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)−β−
D−グルコピラノースとする。この化合物は特開昭53
−225,096号にも開示されている。
【0016】式(II)の保護されたグルコピラノース
と式(III)の保護された4′−デメチルポドフイロ
トキシン4′−ホスフェートとのカップリングにより式
(I)の化合物を形成させることは、不活性有機溶媒中
ルイス酸好ましくは三フッ化ホウ素エーテレートの存在
下で行われる。溶媒は好ましくはハロゲン化炭化水素例
えば塩化メチレン、ジクロロエタンまたはクロロホルム
である。反応温度は典型的には0℃以下、適当には約−
15℃乃至約−25℃である。
【0017】次に、式(I)の化合物のヒドロキシおよ
びホスフェート保護基を除去して相当する4′−デメチ
ルエピポドフイロトキシングルコシド4′−ホスフェー
ト誘導体とする。脱保護は当該分野で周知の方法で実施
することができ、そして、あげることのできる例には、
加水分解、水素添加、水素化分解、還元等が包含され
る。例えば、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニ
ルヒドロキシ保護基は亜鉛試薬例えば亜鉛および酢酸で
除去することができ;フェニルおよびベンジルホスフェ
ート保護基は接触水素化分解により除去することがで
き;そしてベンジル基はまたパラジウム付き炭素および
試薬例えば1,4−シクロヘキサジエンおよび1−メチ
ル−1,4−シクロヘキサジエンを用いて接触交換水添
により除去することもできる。保護基の性状に基づい
て、脱保護は引き続いて実施することができ、この場合
除去の順序は特に限定はなく、また適当ならば、保護基
を1工程で除去する。
【0018】Rが水酸基保護基である場合、水酸基保
護基を除去した後に生成された化合物を酸触媒の存在下
で適当なカルボニル化合物、例えばアセトアルデヒド、
プロピオンアルデヒド、アセトンあるいはそのアセター
ルもしくはケタール均等物例えばパラアルデヒド、アセ
トアルデヒドジメチルアセタール、およびアセトンジメ
チルアセタールと反応させて式(IV)の相当する化合
物を形成させる。
【0019】本発明の方法の例示である特別な一態様で
は、4′−デメチルエピポドフイロトキシン4′−ジフ
ェニルホスフェートを三フッ化ホウ素エーテレートの存
在下にジクロロエタン中−20℃で4,6−O−エチリ
デン−2,3−ビス−O−(2,2,2−トリクロロエ
トキシカルボニル)−D−グルコピラノースと反応させ
て2,3−ビス−O−(2,2,2−トリクロロエトキ
シカルボニル)エトポシド4′−ジフェニルホスフェー
トを生成させる。亜鉛および酢酸で処理して2,2,2
−トリクロロエトキシカルボニル基を除去し、次いで接
触水素化分解してフェニル基を除去すると、エトポシド
4′−ホスフェートが得られる。別の例では、ベンジル
基をホスフェート保護基として使用し、この基を例えば
パラジウム付き炭素および1−メチル−1,4−シクロ
ヘキサジエンにより接触交換(トランスファー)水素添
加によって除去する。
【0020】式(V)の4′−デメチルエピポドフイロ
トキシグルコシド4′−ホスフェートは、適当な陽イオ
ン源と接触させることによりその製薬上許容し得る塩に
変換することができ;例えば塩基例えば炭酸ナトリウム
で処理することによりそのナトリウム塩の形成が生じ
る。式(IV)の4′−デメチルエピポドフイロトキシ
ングルコシド4′−ホスフェートの溶媒和物はまた有機
溶媒または水から晶出または再結晶により得られる。そ
れで、例えば、エトポシド4′−ホスフェートのジエタ
ノレートは、エタノール含有溶媒系中のエトポシド4′
−ホスフェートの飽和溶液から得ることができる。
【0021】本発明の他の特徴によれば、式(I)
【化14】 (式中、Rは水酸基保護基であるか、または2個のR
基は一緒になってC1−5アルキリデンを示し;R
は水酸基保護基であり;そしてRはホスフェート保護
基である)を有する新規な化合物が提供される。好まし
くは、RはC1−5アルキリデンであり、Rはベン
ジル、C1−3アルカノイル、ハロゲン化C1−3アル
カノイル、C1−3アルコキシカルボニルおよびハロゲ
ン化C1−3アルコキシカルボニルから選択される水酸
基保護基であり、そしてRはフェニル、置換フェニ
ル、ベンジルおよび置換ベンジルから選択される。更に
好ましくは、Rはハロゲン化エトキシカルボニルであ
り、そしてRはフェニルまたはベンジルであり、最も
好ましくは、2個のRは一緒になってエチリデンを示
し、Rは2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル
であり、そしてRがベンジルである。
【0022】本発明の別の特徴によれば、式(III)
【化15】 (式中、Rはホスフェート保護基である)を有する新
規な化合物が提供される。好ましくは、Rはフェニ
ル、置換フェニル、ベンジル、置換ベンジルおよび2,
2,2−トリクロロエチルから選択され、更に好ましく
は、Rはフェニルまたはベンジルであり、最も好まし
くはRはベンジルである。
【0023】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を更に詳しく説明
する。これらの実施例は本発明の範囲をどのようにも限
定するものと解すべきではない。
【0024】実施例1 4′−デメチルエピポドフイロトキシン−4′−ジフエ
ニルホスフェート(化合物1) ヘルブ・シム・アクタ(Helv.Chim.Act
a)、152巻、944頁、1969年に記載の如くに
ポドフイロトキシンから製造した4′−デメチルエピポ
ドフイロトキシン(1.44g)の乾燥アセトニトリル
(25ml)の溶液にジイソプロピルエチルアミン(9
41μl)およびジフェニルクロロホスフェート(82
1μl)を加えた。混合物を室温で16時間かくはん
し、そして真空濃縮した。残渣をCHClに溶解
し、そしてHOおよび食塩水で洗った。CHCl
中の2%MeOHを用いるシリカゲルでの中圧クロマト
グラフィーで精製し次いでヘキサン中EtOAcから晶
出させた。純粋な1の最適化していない収量は700m
g(約30%)であった。
【0025】H−NMR(CDCl)δ 7.35
−7.15(m,10H),6.81(s,1H),
6,43(s,1H),6.23(s,2H),5.9
4(d,2H),4.78(t,1H),4.54
(d,1H,J=5Hz),4.35−4.20(m,
2H),3.48(s,6H),3.24(dd,1
H,J=13.2および5Hz),2.73−2.63
(m,1H),1.97(d,1H,OH). HRMS C333011Pに対する計算値(M+
H):633.1526 実験値:633.1532
【0026】実施例2 4′−デメチルエピポロフイロトキシン−4′−ジベン
ジルホスフェート(化合物2) 等モル量のN−クロロスクシンイミドおよびジベンジル
ホスファイトからCHCl(150ml)中20分
間還流させてジベンジルクロロホスフェート(6当量)
を新たに調製した。この混合物を濾過し、そして濾液を
乾燥アセトニトリル中の4′−デメチルエピポドフイロ
トキシン(1.22g)、ジイソプロピルエチルアミン
(1.7ml)および4−ジメチルアミノピリジン(3
7mg)の溶液に加えた。混合物を16時間かくはん
し、次にCHClと飽和NaHCOとで分配し
た。有機抽出液をHOおよび食塩水で洗い、そして乾
燥した(NaSO)。CHCl中の1%MeO
Hを用いるシリカゲルでのフラッシュ・クロマトグラフ
ィーにより精製し、次にEtOAc、CHCl中の
10%MeOHからの晶出、次いでEtOAc、CH
Cl中の10%MeOHおよびヘキサンからの晶出を
行った。純粋な2の最適化していない収量は760mg
(約38%)であった。
【0027】H−NMR(CDCl)δ 7.37
−7.27(m,10H),6.83(s,1H),
6,49(s,1H),6.27(s,2H),5.9
6(d,2H),5.25−5.17(m,4H),
4.82(d,1H,J=3.3Hz),4.60
(d,1H,J=5Hz),4.40−4.30(m,
2H),3.62(s,6H),3.28(dd,1
H,J=13および5Hz),2.77−2.68
(m,1H). 質量スペクトル、m/e=661(M+H).
【0028】実施例3 2″,3″−ビス−O−〔(2,2,2−トリクロロエ
トキシ)カルボニル〕−エトポシド−4′−ジフェニル
ホスフェート(化合物3) アルゴン下−20℃の乾燥1,2−ジクロロエタン
(0.5ml)中の化合物1(50mg)および4,6
−O−エチリデン−2,3−ビス−O−〔(2,2,2
−トリクロロエトキシ)カルボニル〕−β−D−グルコ
ピラノース(45mg)の懸濁液に三フッ化ホウ素エー
テレート(27μl)を5分かけて滴加した。−20℃
で2時間後に、混合物をピリジン(50μl)で急冷
し、そして室温に上昇させた。混合物をCHCl
(20ml)で希釈し、冷1NHCl(2X)、H
Oおよび食塩水で洗浄し、そして乾燥した(MgS
)。CHCl中1%MeOHを用いる調製TL
Cで精製すると純粋な標記化合物3が74.5mg(8
0.5%)得られた。
【0029】IR(KBr) 1778,1600,1
488,1284,1260,1232,1190,1
162,1132,958,822,774 c
−1 H−NMR(CDCl)δ 7.35−7.15
(m,10H),6.72(s,1H),6,47
(s,1H),6.15(s,2H),5.98(s,
2H),4.88(d,1H),4.82−4.45
(m,7H),4.35(m,1H),4.25−4.
18(m,2H),3.80−3.49(m,4H),
3.48(s,6H)3.41−3.37(m,1
H),3.13(dd,1H,J=14.1および5.
2Hz),2.86−2.76(m,1H),1.31
(d,3H,J=5Hz). 質量スペクトル、m/e=1171(M+H).
【0030】実施例4 2″,3″−ビス−O−〔(2,2,2−トリクロロエ
トキシ)カルボニル〕−エトポシド−4′−ジベンジル
ホスフェート(化合物4) 乾燥1,2−ジクロロエタン(1.5ml)中の化合物
2(145mg)および4,6−O−エチリデン−2,
3−ビス−O−〔(2,2,2−トリクロロエ トキ
シ)カルボニル〕−β−D−グルコピラノース(135
mg)の三フッ化ホウ素エーテレート(74μl)と共
に用いて、実施例3に記載の操作を繰り返すと純粋な標
記化合物4が240mg得られた。
【0031】IR(KBr) 1768,1599,1
505,1485,1458,1420,1381,1
338,1260,1229,938,818 cm
−1 H−NMR(CDCl) 7.35−7.25
(m,10H),6.75(s,1H),6,51
(s,1H),6.22(s,2H),5.98(s,
2H),5.24−5.14(m,4H),4.91
(d,1H),4.83−4.47(m,7H),4.
37(m,1H),4.24−4.20(m,2H),
3.80−3.45(m,4H)3.62(s,6
H),3.44−3.35(m,1H),3.15(d
d,1H,J=14および5.2Hz),2.88−
2.78(m,1H),1.31(d,3H,J=4.
9Hz). 質量スペクトル、m/e=1199(M+H).
【0032】実施例5 エトポシド4′−ジフェニルホスフェート N下室温で乾燥THF(8ml)中の化合物3(20
0mg)の溶液に亜鉛末(468mg)次いで酢酸
(4.8ml)を加えた。反応混合物を30分間25−
30℃で音波処理し、次に室温で3時間かくはんした。
混合物をセライトを通して濾過し、そしてCHCl
(200ml)で洗浄した。濾液を飽和NaHCO
Oおよび食塩水で洗浄し、そして乾燥した(NgS
)。真空で蒸発させ次にCHCl中0〜3%M
eOHを用いるシリカゲルでフラッシュ・クロマトグラ
フィーを行うと、純粋な標記化合物116mg(83
%)が得られた。標記化合物をエトポシド4′−ホスフ
ェートに変換することは、米国特許第4,904,76
8号に記載されている。
【0033】実施例6 エトポシド4′−ジベンジルホスフェート 乾燥ジオキサン(2ml)中の化合物4(152mg)
の溶液、亜鉛末(315mg)および酢酸(1.2m
l)を用いて、実施例5に記載の操作を繰り返すと純粋
な標記化合物126mg(66%)が得られた。
【0034】実施例7 エトポシド4′−ホスフェート メタノール(21)中の4′−ジベンジルホスフェート
エトポシド(500g、0.59モル)の溶液をメタノ
ール(I1)中10%Pd/cの懸濁液に加え、そして
懸濁液を約37℃に加熱した。この懸濁液にメタノール
(I1)中の1−メチル−1,4−シクロヘキサジエン
(555g、660m1、5.89モル、10当量)の
溶液をゆっくりと加え、そして懸濁液を40〜45℃
で、TLCにより示されるとおり反応が完了するまで、
かくはんした。反応混合物を濾過し、そして濾液の容量
を濃縮することによりあるいは追加のメタノールを加え
ることにより約11に調節し、得られた溶液を次に無水
メタノール(41)に加えた。溶液をエトポシド4′−
ホスフェート参考標準品で種結晶を入れ、約2.51に
濃縮した。スラリーに無水エタノール(3.51)を加
え、約20℃で18〜72時間かくはんした。固体を濾
集し、無水エタノール(2×250ml)で洗い、そし
て18時間約20℃で真空乾燥するとジエタノレートと
して標記化合物300〜350gが得られた(80〜9
0%収率)。 融点:141〜150℃(溶媒喪失);160〜172
℃(溶融)。 エタノール残渣:11.8%(NMRによる);13.
2%(熱重量分析)。 C293316P・2COに対する計算値1
2.1%。 水分含量:カール・フイッシャー法で0.22%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エフ カドウー アメリカ合衆国コネチカット州 06492 ウォーリンフォード クオーリー ラン コート 9 (72)発明者 デビッド アール ラングレィ アメリカ合衆国コネチカット州 06450 メリデングラベル ストリート 56 (72)発明者 ミン ミン タン アメリカ合衆国コネチカット州 06511 ニューハーベン コテージ ストリート イ−5 137

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(IV) 【化1】 (式中2個のR1a基は一緒になってC1−5アルキリ
    デンを示す)を有する化合物またはその製薬上許容し得
    る塩あるいはその溶媒和物の製法において、式(II) 【化2】 (式中Rは水酸基保護基であり、あるいは2個のR
    基は一緒になってC1−5アルキリデンを示し、そして
    は水酸基保護基である)を有する化合物を式(II
    I) 【化3】 (式中Rはホスフェート保護基である)を有する化合
    物とルイス酸の存在下に反応させて式(I) 【化4】 を有する化合物を形成させ;水酸基保護基を除去し、そ
    して、Rが水酸基保護基である場合、得られた生成物
    を炭素原子1〜5個を有するカルボニル化合物またはそ
    のアセタールもしくはケタール均等物と反応させ;ホス
    フェート保護基を除去することを特徴とする上記製法。
  2. 【請求項2】 2個のR基がC1−5アルキリデンを
    示し;Rがベンジル、C1−3アルカノイル、ハロゲ
    ン化C1−3アルカノイル、C1−3アルコキシカルボ
    ニルおよびハロゲン化C1−3アルコキシカルボニルか
    らなる群から選択され;そしてRがフェニル、置換フ
    ェニル、ベンジル、置換ベンジルおよび2,2,2−ト
    リクロロエチルからなる群から選択される式(IV)の
    化合物を製造する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 2個のR基がエチリデンを示し、R
    が2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルであり、
    そしてRがフェニルまたはベンジルである式(IV)
    の化合物を製造する請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 Rがベンジルである請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテレ
    ートである請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテレ
    ートである請求項2の方法。
  7. 【請求項7】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテレ
    ートである請求項3の方法。
  8. 【請求項8】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテレ
    ートである請求項4の方法。
  9. 【請求項9】 前記水酸基保護基が亜鉛試薬で除去さ
    れ、そして前記ホスフェート保護基が接触水素化分解に
    より除去される請求項7の方法。
  10. 【請求項10】 前記水酸基保護基が亜鉛試薬で除去さ
    れ、そして前記ホスフェート保護基が接触交換水素添加
    により除去される請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 式(I) 【化5】 を有する化合物の製法において、式(II) 【化6】 を有する化合物を式(III) 【化7】 を有する化合物とルイス酸の存在下に反応させることを
    特徴とし、而して上記式中Rは水酸基保護基である
    か、または2個のR基が一緒になってC1−5アルキ
    リデンを示し;Rは水酸基保護基であり;そしてR
    はホスフェート保護基であることを特徴とする上記の製
    法。
  12. 【請求項12】 2個のR基がC1−5アルキリデン
    を示し;Rはベンジル、C1−3アルカノイル、ハロ
    ゲン化C1−3アルカノイル、C1−3アルコキシカル
    ボニルおよびハロゲン化C1−3アルコキシカルボニル
    からなる群から選択され;そしてRはフェニル、置換
    フェニル、ベンジル、置換ベンジルおよび2,2,2−
    トリクロロエチルからなる群から選択される式(I)の
    化合物を製造する請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 2個のR基がエチリデンを示し;R
    が2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルであ
    り、そしてRがフェニルまたはベンジルである式
    (I)の化合物を製造する請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテ
    レートである請求項11の方法。
  15. 【請求項15】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテ
    レートである請求項12の方法。
  16. 【請求項16】 前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテ
    レートである請求項13の方法。
  17. 【請求項17】 式(I) 【化8】 (式中、Rは水酸基保護基であるか、または2個のR
    基は一緒になってC1−5アルキリデンを示し;R
    は水酸基保護基であり;そしてRはホスフェート保護
    基である)を有する化合物。
  18. 【請求項18】 2個のR基が一緒になってC1−5
    アルキリデンを示し、Rはベンジル、C1−3アルカ
    ノイル、ハロゲン化C1−3アルカノイル、C1−3
    ルコキシカルボニルおよびハロゲン化C1−3アルコキ
    シカルボニルからなる群から選択され;そしてRはフ
    ェニル、置換フェニル、ベンジル、置換ベンジルおよび
    2,2,2−トリクロロエチルからなる群から選択され
    る請求項17の化合物。
  19. 【請求項19】 2個のR基が一緒になってエチリデ
    ンを示し、Rが2,2,2−トリクロロエトキシカル
    ボニルであり、そしてRがフェニルまたはベンジルで
    ある請求項17の化合物。
  20. 【請求項20】式(III) 【化9】 (式中Rはホスフェート保護基である)を有する化合
    物。
  21. 【請求項21】 Rがフェニル、置換フェニル、ベン
    ジル、置換ベンジルおよび2,2,2−トリクロロエチ
    ルからなる群から選択される請求項20の化合物。
  22. 【請求項22】 Rがフェニルまたはベンジルである
    請求項20の化合物。
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