JPH05178201A - 車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブ - Google Patents
車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブInfo
- Publication number
- JPH05178201A JPH05178201A JP34647091A JP34647091A JPH05178201A JP H05178201 A JPH05178201 A JP H05178201A JP 34647091 A JP34647091 A JP 34647091A JP 34647091 A JP34647091 A JP 34647091A JP H05178201 A JPH05178201 A JP H05178201A
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- Japan
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- brake
- spring
- compressed air
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- parking
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単一の制御バルブでパーキングブレーキとブ
レーキロックの作動を制御する。 【構成】 サービスブレーキ時はブレーキシュー13を
作動させるピストン19をブレーキブースタ35によっ
て駆動する一方、パーキングブレーキ時はそのピストン
をスプリング26のばね力によって駆動するブレーキ装
置11と、スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給
してパーキングブレーキの作動を不能とするオフ位置
と、その圧縮エアを解放してスプリングによってブレー
キを作動させるパーキングブレーキ位置と、パーキング
ブレーキ時にブレーキブースタにその制御用圧縮エアを
供給するブレーキロック位置とを有する制御バルブ41
と、スプリングのばね力に抗するエアの圧力の低下を検
出してブレーキロック作動準備を行う装置83とを有す
る。
レーキロックの作動を制御する。 【構成】 サービスブレーキ時はブレーキシュー13を
作動させるピストン19をブレーキブースタ35によっ
て駆動する一方、パーキングブレーキ時はそのピストン
をスプリング26のばね力によって駆動するブレーキ装
置11と、スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給
してパーキングブレーキの作動を不能とするオフ位置
と、その圧縮エアを解放してスプリングによってブレー
キを作動させるパーキングブレーキ位置と、パーキング
ブレーキ時にブレーキブースタにその制御用圧縮エアを
供給するブレーキロック位置とを有する制御バルブ41
と、スプリングのばね力に抗するエアの圧力の低下を検
出してブレーキロック作動準備を行う装置83とを有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のブレーキロック装
置及びその制御バルブに関し、ブレーキロック装置の構
造及び作動操作の単純化を図ったものである。
置及びその制御バルブに関し、ブレーキロック装置の構
造及び作動操作の単純化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】例えばミキサー車のように、車両の停止
状態においてエンジンを作動させて作業をする車両にお
いては、作業の安全性を高めるために、パーキングブレ
ーキの補助装置としてこれに重ねて使用するブレーキロ
ック装置が採用されている。
状態においてエンジンを作動させて作業をする車両にお
いては、作業の安全性を高めるために、パーキングブレ
ーキの補助装置としてこれに重ねて使用するブレーキロ
ック装置が採用されている。
【0003】従来、このブレーキロック装置はサービス
ブレーキの作動流体の圧力を適正に減圧してサービスブ
レーキに供給することでブレーキペダルを踏込まなくて
もサービスブレーキを作動状態に維持するものが主流で
あった。このブレーキロック装置は、エンジン作動状態
でパーキングブレーキの操作レバーを一定以上の操作力
で操作することによってブレーキロック作動準備が完了
し、この状態でブレーキロック用の制御バルブを操作す
ることで作動するようになっている。
ブレーキの作動流体の圧力を適正に減圧してサービスブ
レーキに供給することでブレーキペダルを踏込まなくて
もサービスブレーキを作動状態に維持するものが主流で
あった。このブレーキロック装置は、エンジン作動状態
でパーキングブレーキの操作レバーを一定以上の操作力
で操作することによってブレーキロック作動準備が完了
し、この状態でブレーキロック用の制御バルブを操作す
ることで作動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレーキロック
装置の作動操作においては、まず初めにパーキングブレ
ーキレバーを引く操作を行い、次にそれによって達成さ
れるブレーキロック作動準備完了を待ってパーキングブ
レーキレバーとは別のブレーキロック用の制御バルブを
操作するという二つの装置の操作が必要であり、その作
動操作が若干煩雑であった。
装置の作動操作においては、まず初めにパーキングブレ
ーキレバーを引く操作を行い、次にそれによって達成さ
れるブレーキロック作動準備完了を待ってパーキングブ
レーキレバーとは別のブレーキロック用の制御バルブを
操作するという二つの装置の操作が必要であり、その作
動操作が若干煩雑であった。
【0005】一方、この種の従来のブレーキロック装置
は、パーキングブレーキレバーが十分な操作力以上で引
かれていない場合にブレーキロック装置の作動を不能に
するため、パーキングブレーキレバーの操作力を検出す
る装置が必要である。従来の検出装置は、パーキングケ
ーブルにプランジャを固定すると共にこれを所定のばね
力を有するばねで付勢し、所定の操作力によってパーキ
ングケーブルが引かれたときにばね力に抗して移動する
プランジャの位置を検出するものであった。そのため、
その構造が複雑であり、調整にも手間取るという問題点
があった。
は、パーキングブレーキレバーが十分な操作力以上で引
かれていない場合にブレーキロック装置の作動を不能に
するため、パーキングブレーキレバーの操作力を検出す
る装置が必要である。従来の検出装置は、パーキングケ
ーブルにプランジャを固定すると共にこれを所定のばね
力を有するばねで付勢し、所定の操作力によってパーキ
ングケーブルが引かれたときにばね力に抗して移動する
プランジャの位置を検出するものであった。そのため、
その構造が複雑であり、調整にも手間取るという問題点
があった。
【0006】本発明は上述に鑑み、装置の簡素化を図
り、且つ単一の操作装置でパーキングブレーキを作動さ
せると共にブレーキロックも行うことができるようにす
ることを目的としている。
り、且つ単一の操作装置でパーキングブレーキを作動さ
せると共にブレーキロックも行うことができるようにす
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明にかかる車両用ブレーキロック装置の構成
は、パーキングブレーキの作動時に該パーキングブレー
キの補助装置としてこれに重ねて使用する車両用ブレー
キロック装置において、ブレーキドラムに係合するブレ
ーキシューを作動させるための駆動ピストンを有し、サ
ービスブレーキ時はブレーキブースタによってその液圧
を制御されるブレーキ液によって該駆動ピストンを駆動
する一方、パーキングブレーキ時は該駆動ピストンをス
プリングのばね力によって駆動するブレーキ装置と、前
記スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給して該ス
プリングによる前記駆動ピストンの駆動を不能とするオ
フ位置と、前記圧縮エアを解放して前記スプリングによ
る前記駆動ピストンの駆動を可能とするパーキングブレ
ーキ位置と、前記圧縮エアが解放されたときに前記ブレ
ーキ液によって前記駆動ピストンを駆動するように前記
ブレーキブースタにその制御用圧縮エアを供給するブレ
ーキロック位置とを有する制御バルブと、前記スプリン
グのばね力に抗するエアの圧力の低下を検出してブレー
キロック作動準備を行う装置と、を有することを特徴と
する。
めの本発明にかかる車両用ブレーキロック装置の構成
は、パーキングブレーキの作動時に該パーキングブレー
キの補助装置としてこれに重ねて使用する車両用ブレー
キロック装置において、ブレーキドラムに係合するブレ
ーキシューを作動させるための駆動ピストンを有し、サ
ービスブレーキ時はブレーキブースタによってその液圧
を制御されるブレーキ液によって該駆動ピストンを駆動
する一方、パーキングブレーキ時は該駆動ピストンをス
プリングのばね力によって駆動するブレーキ装置と、前
記スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給して該ス
プリングによる前記駆動ピストンの駆動を不能とするオ
フ位置と、前記圧縮エアを解放して前記スプリングによ
る前記駆動ピストンの駆動を可能とするパーキングブレ
ーキ位置と、前記圧縮エアが解放されたときに前記ブレ
ーキ液によって前記駆動ピストンを駆動するように前記
ブレーキブースタにその制御用圧縮エアを供給するブレ
ーキロック位置とを有する制御バルブと、前記スプリン
グのばね力に抗するエアの圧力の低下を検出してブレー
キロック作動準備を行う装置と、を有することを特徴と
する。
【0008】
【作用】制御バルブをそれぞれそのオフ位置、パーキン
グブレーキ位置、ブレーキロック位置に作動させること
で、それぞれ走行状態、パーキングブレーキ状態、ブレ
ーキロック状態が達成される。
グブレーキ位置、ブレーキロック位置に作動させること
で、それぞれ走行状態、パーキングブレーキ状態、ブレ
ーキロック状態が達成される。
【0009】また、ブレーキロック作動準備をエア圧の
低下を検出して行うことで装置の構造が簡単となる。
低下を検出して行うことで装置の構造が簡単となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる車両用
ブレーキロック装置のシステム構成図である。
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる車両用
ブレーキロック装置のシステム構成図である。
【0011】本発明はその基本的な構成として、パーキ
ングブレーキ装置にスプリングブレーキを用いている。
図1において、11はスプリングブレーキ付きのドラム
ブレーキ装置を表しており、図では一輪についてのみ示
しているが他の車輪についても同様である。
ングブレーキ装置にスプリングブレーキを用いている。
図1において、11はスプリングブレーキ付きのドラム
ブレーキ装置を表しており、図では一輪についてのみ示
しているが他の車輪についても同様である。
【0012】このドラムブレーキ装置11は、ブレーキ
ドラム12、ブレーキシュー13、ブレーキライニング
14等からなるブレーキ本体15と、このブレーキシュ
ー13を作動させるホイールシリンダ部16と、ウェッ
ジシリンダ部17と、スプリングチャンバ部18を有し
ている。
ドラム12、ブレーキシュー13、ブレーキライニング
14等からなるブレーキ本体15と、このブレーキシュ
ー13を作動させるホイールシリンダ部16と、ウェッ
ジシリンダ部17と、スプリングチャンバ部18を有し
ている。
【0013】ホイールシリンダ部16はブレーキシュー
13を駆動する一対の駆動ピストン19を有しており、
ホイールシリンダ部16のシリンダ室20内にブレーキ
液が供給されると、その圧力によって駆動ピストン19
が互いに離間する方向に移動し、それによってブレーキ
シュー13が拡げられてブレーキドラム12が係止され
るようになっている。
13を駆動する一対の駆動ピストン19を有しており、
ホイールシリンダ部16のシリンダ室20内にブレーキ
液が供給されると、その圧力によって駆動ピストン19
が互いに離間する方向に移動し、それによってブレーキ
シュー13が拡げられてブレーキドラム12が係止され
るようになっている。
【0014】また、駆動ピストン19にはウェッジシリ
ンダ部17内に位置するウェッジプッシュロッド21の
先端ウェッジ22が係合している。ウェッジプッシュロ
ッド21の後端はウェッジシリンダ部17内のピストン
23に当接し、このピストン23の反対側にはスプリン
グチャンバ部18から延出するプッシュロッド24が当
接している。
ンダ部17内に位置するウェッジプッシュロッド21の
先端ウェッジ22が係合している。ウェッジプッシュロ
ッド21の後端はウェッジシリンダ部17内のピストン
23に当接し、このピストン23の反対側にはスプリン
グチャンバ部18から延出するプッシュロッド24が当
接している。
【0015】スプリングチャンバ部18内には前述のプ
ッシュロッド24が固定されたスプリングチャンバピス
トン25が装入されており、このピストン25の後側に
はスプリング26が配設されてそのばね力によって常時
このピストン25を前方(図において右方)へ付勢して
いる。一方、スプリングチャンバ部18にはそのピスト
ン25の前側にシリンダ室27が形成されており、シリ
ンダ室27に圧縮エアを供給することでその圧力によっ
て前記スプリング26のばね力に抗してスプリングチャ
ンバピストン25を後方(図において左方)へ位置させ
るようになっている。
ッシュロッド24が固定されたスプリングチャンバピス
トン25が装入されており、このピストン25の後側に
はスプリング26が配設されてそのばね力によって常時
このピストン25を前方(図において右方)へ付勢して
いる。一方、スプリングチャンバ部18にはそのピスト
ン25の前側にシリンダ室27が形成されており、シリ
ンダ室27に圧縮エアを供給することでその圧力によっ
て前記スプリング26のばね力に抗してスプリングチャ
ンバピストン25を後方(図において左方)へ位置させ
るようになっている。
【0016】従って、スプリングチャンバ部18のシリ
ンダ室27から圧縮エアを解放すると、スプリングチャ
ンバピストン25はスプリング26のばね力によって右
方に移動し、それによってプッシュロッド24、ピスト
ン23、ウェッジプッシュロッド21が右方に移動し、
先端ウェッジ22の楔作用によって駆動ピストン19が
互いに離間する方向に駆動されてブレーキドラム12が
係止される。つまり、前述のホイールシリンダ部16の
シリンダ室20へブレーキ液を供給することによってブ
レーキ本体15を作動させる代わりに、シリンダ室27
から圧縮エアを解放することによってもブレーキ本体1
5を作動させることができるようになっている。
ンダ室27から圧縮エアを解放すると、スプリングチャ
ンバピストン25はスプリング26のばね力によって右
方に移動し、それによってプッシュロッド24、ピスト
ン23、ウェッジプッシュロッド21が右方に移動し、
先端ウェッジ22の楔作用によって駆動ピストン19が
互いに離間する方向に駆動されてブレーキドラム12が
係止される。つまり、前述のホイールシリンダ部16の
シリンダ室20へブレーキ液を供給することによってブ
レーキ本体15を作動させる代わりに、シリンダ室27
から圧縮エアを解放することによってもブレーキ本体1
5を作動させることができるようになっている。
【0017】尚、図1において、28はシールであり、
ホイールシリンダ部16に供給されたブレーキ液の圧力
によってウェッジシリンダ部17内のピストン23が左
方に押戻されないように機能している。
ホイールシリンダ部16に供給されたブレーキ液の圧力
によってウェッジシリンダ部17内のピストン23が左
方に押戻されないように機能している。
【0018】次に、このドラムブレーキ装置11を作動
させるライン回路について説明する。図1に示すよう
に、例えば後軸用のエアタンク29は配管30を介して
ブレーキバルブ31に接続され、続いて配管32、ダブ
ルチェックバルブ33、配管34を介してブレーキブー
スタ35に接続されている。ブレーキ液が送給されるこ
のブースタ35の出力配管36は前述のホイールシリン
ダ部16のシリンダ室20に接続されている。
させるライン回路について説明する。図1に示すよう
に、例えば後軸用のエアタンク29は配管30を介して
ブレーキバルブ31に接続され、続いて配管32、ダブ
ルチェックバルブ33、配管34を介してブレーキブー
スタ35に接続されている。ブレーキ液が送給されるこ
のブースタ35の出力配管36は前述のホイールシリン
ダ部16のシリンダ室20に接続されている。
【0019】尚、ブレーキバルブ31には別のエアタン
ク(例えば前軸用エアタンク)からの配管37が接続さ
れると共に、図示しない前軸用ブレーキブースタへの配
管38が接続されているが、この前軸用のブレーキ装置
は上述のものと同様の構成であるので、重複する説明は
省略する。また、出力配管36の枝分かれした一方は、
同様な構成を有する図示しない片側車輪のドラムブレー
キ装置に接続されている。
ク(例えば前軸用エアタンク)からの配管37が接続さ
れると共に、図示しない前軸用ブレーキブースタへの配
管38が接続されているが、この前軸用のブレーキ装置
は上述のものと同様の構成であるので、重複する説明は
省略する。また、出力配管36の枝分かれした一方は、
同様な構成を有する図示しない片側車輪のドラムブレー
キ装置に接続されている。
【0020】また、スプリングブレーキ用のエアタンク
39が配管40を介して制御バルブ41に接続されてい
る。制御バルブ41にはさらに、前述のスプリングチャ
ンバ部18のシリンダ室27に接続される配管42、減
圧弁43を介してエアタンク29の配管30と連通する
配管44、及びダブルチェックバルブ33に接続されて
ブレーキブースタ35に連通するようにされた配管45
が接続されている。
39が配管40を介して制御バルブ41に接続されてい
る。制御バルブ41にはさらに、前述のスプリングチャ
ンバ部18のシリンダ室27に接続される配管42、減
圧弁43を介してエアタンク29の配管30と連通する
配管44、及びダブルチェックバルブ33に接続されて
ブレーキブースタ35に連通するようにされた配管45
が接続されている。
【0021】次に、この制御バルブ41について説明す
る。図2及び図3はそれぞれ制御バルブ41の断面図及
び一部破断した側面図を表している。図2及び図3に示
すように、制御バルブ41はハウジング46に回動自在
に取付けられた操作レバー47を有している。操作レバ
ー47は、図3に示すように、運転者の操作によってオ
フ位置[OFF]、パーキングブレーキ位置[PAR
K]、及びブレーキロック位置[B/L]の間で回動で
きるようになっている。操作レバー47には中空部が形
成され、その中にロッド48が軸方向摺動自在に装入さ
れると共に、ロッド48はそれに巻装されたばね49に
よって操作レバー47の回動軸心の方向に付勢されてい
る。操作レバー47にはその自由端のノブ50に隣接し
てその軸方向摺動自在にフランジスリーブ51が装嵌さ
れ、操作レバー47の長孔52を貫通したピン53によ
ってフランジスリーブ51はロッド48に固定されてい
る。一方、ハウジング46には、ロッド48が図3で実
線で示すように前述のパーキングブレーキ位置にあると
きにその先端部が嵌入する凹部54が形成されている。
従って、操作レバー47を例えばそのオフ位置からパー
キングブレーキ位置に回動させると、ばね49のばね力
によってロッド48が凹部54に嵌入し、そこで操作レ
バー47の回動位置が半固定される。またこの位置から
操作レバー47をオフ位置あるいはブレーキロック位置
へ移動させる場合は、ばね49のばね力に抗してフラン
ジスリーブ51を操作してロッド48を凹部54から抜
出してから回動操作を行う。
る。図2及び図3はそれぞれ制御バルブ41の断面図及
び一部破断した側面図を表している。図2及び図3に示
すように、制御バルブ41はハウジング46に回動自在
に取付けられた操作レバー47を有している。操作レバ
ー47は、図3に示すように、運転者の操作によってオ
フ位置[OFF]、パーキングブレーキ位置[PAR
K]、及びブレーキロック位置[B/L]の間で回動で
きるようになっている。操作レバー47には中空部が形
成され、その中にロッド48が軸方向摺動自在に装入さ
れると共に、ロッド48はそれに巻装されたばね49に
よって操作レバー47の回動軸心の方向に付勢されてい
る。操作レバー47にはその自由端のノブ50に隣接し
てその軸方向摺動自在にフランジスリーブ51が装嵌さ
れ、操作レバー47の長孔52を貫通したピン53によ
ってフランジスリーブ51はロッド48に固定されてい
る。一方、ハウジング46には、ロッド48が図3で実
線で示すように前述のパーキングブレーキ位置にあると
きにその先端部が嵌入する凹部54が形成されている。
従って、操作レバー47を例えばそのオフ位置からパー
キングブレーキ位置に回動させると、ばね49のばね力
によってロッド48が凹部54に嵌入し、そこで操作レ
バー47の回動位置が半固定される。またこの位置から
操作レバー47をオフ位置あるいはブレーキロック位置
へ移動させる場合は、ばね49のばね力に抗してフラン
ジスリーブ51を操作してロッド48を凹部54から抜
出してから回動操作を行う。
【0022】図2は操作レバー47がそのパーキングブ
レーキ位置にあるときの状態を表している。ハウジング
46内には駆動ブロック55が操作レバー47の回動中
心軸を中心として回動できるように支持され、その一端
部に操作レバー47が固定されている。駆動ブロック5
5の他端にはプランジャ56がばね57によって押圧さ
れている。駆動ブロック55とプランジャ56との係合
面は傾斜面となっていて、操作レバー47のそのオフ位
置とパーキングブレーキ位置との間の回動に伴ってプラ
ンジャ56が図2で左右方向に進退するようになってい
る。。ここで、操作レバー47がパーキングブレーキ位
置にあるときは、図2に示すようにプランジャ56は図
中右方位置にあり、その前方に位置するフィードバルブ
58から離間している一方、操作レバー47がオフ位置
にあるときはプランジャ56は左方に移動してフィード
バルブ58に当接してさらにそれを左方に移動させる。
レーキ位置にあるときの状態を表している。ハウジング
46内には駆動ブロック55が操作レバー47の回動中
心軸を中心として回動できるように支持され、その一端
部に操作レバー47が固定されている。駆動ブロック5
5の他端にはプランジャ56がばね57によって押圧さ
れている。駆動ブロック55とプランジャ56との係合
面は傾斜面となっていて、操作レバー47のそのオフ位
置とパーキングブレーキ位置との間の回動に伴ってプラ
ンジャ56が図2で左右方向に進退するようになってい
る。。ここで、操作レバー47がパーキングブレーキ位
置にあるときは、図2に示すようにプランジャ56は図
中右方位置にあり、その前方に位置するフィードバルブ
58から離間している一方、操作レバー47がオフ位置
にあるときはプランジャ56は左方に移動してフィード
バルブ58に当接してさらにそれを左方に移動させる。
【0023】フィードバルブ58は略筒状の形状をして
おり、ハウジング46内に図2で左右方向に摺動自在に
支持されると共に、ばね59によって右方に付勢され、
前記プランジャ56が係合していないときは図2に示す
ように先端がバルブシート60に当接している。このフ
ィードバルブ58がバルブシート60に当接した状態に
おいては、これによって配管40が連通するハウジング
46内のチャンバ61は封止されると共に、配管42が
連通するチャンバ62と排気口63が連通するチャンバ
64とがフィードバルブ58の中心孔を介して連通して
いる。一方、プランジャ56に押圧されることによって
フィードバルブ58がばね59のばね力に抗して左方に
移動すると、フィードバルブ58がバルブシート60か
ら離れ、チャンバ61とチャンバ62とが連通すると共
に、フィードバルブ58の中心孔がプランジャ56によ
って塞がれる。
おり、ハウジング46内に図2で左右方向に摺動自在に
支持されると共に、ばね59によって右方に付勢され、
前記プランジャ56が係合していないときは図2に示す
ように先端がバルブシート60に当接している。このフ
ィードバルブ58がバルブシート60に当接した状態に
おいては、これによって配管40が連通するハウジング
46内のチャンバ61は封止されると共に、配管42が
連通するチャンバ62と排気口63が連通するチャンバ
64とがフィードバルブ58の中心孔を介して連通して
いる。一方、プランジャ56に押圧されることによって
フィードバルブ58がばね59のばね力に抗して左方に
移動すると、フィードバルブ58がバルブシート60か
ら離れ、チャンバ61とチャンバ62とが連通すると共
に、フィードバルブ58の中心孔がプランジャ56によ
って塞がれる。
【0024】さらに、操作レバー47にはその回動中心
に近いところに突出部65が形成されていて、その突出
部65にはカム66が突設されている。一方、カム66
に対向するハウジング46の部分にはバルブロッド67
が操作レバー47の回動軸と平行な方向に摺動自在に支
持され、ばね68によって図2で右方に付勢されてい
る。バルブロッド67の右方端、すなわち操作レバー4
7のカム66と対向するところにはカムフォロワとして
のボール69が装着されている。カム66は、図3中に
表したそのA矢視図に示すように、操作レバー47がパ
ーキングブレーキ位置にあるときにボール69に当接
し、操作レバー47がそこからオフ位置に向かって回動
するにしたがってそのリフト量が漸次増大し、それによ
って操作レバー47がオフ位置に回動する過程でバルブ
ロッド67を図2で左方に押込むようになっている。
に近いところに突出部65が形成されていて、その突出
部65にはカム66が突設されている。一方、カム66
に対向するハウジング46の部分にはバルブロッド67
が操作レバー47の回動軸と平行な方向に摺動自在に支
持され、ばね68によって図2で右方に付勢されてい
る。バルブロッド67の右方端、すなわち操作レバー4
7のカム66と対向するところにはカムフォロワとして
のボール69が装着されている。カム66は、図3中に
表したそのA矢視図に示すように、操作レバー47がパ
ーキングブレーキ位置にあるときにボール69に当接
し、操作レバー47がそこからオフ位置に向かって回動
するにしたがってそのリフト量が漸次増大し、それによ
って操作レバー47がオフ位置に回動する過程でバルブ
ロッド67を図2で左方に押込むようになっている。
【0025】バルブロッド67にはバルブボデー70が
固定される一方、バルブボデー70を挟んでその両側に
バルブシート71、72がハウジング46内に設けられ
ている。ボール69がカム66によって押圧されていな
いとき、つまり操作レバー47がオフ位置あるいはパー
キングブレーキ位置にあるときは、バルブロッド67は
ばね68のばね力によって右方位置をとり、バルブボデ
ー70が右側のバルブシート71に当接する。この状態
では、配管44が連通するハウジング46のチャンバ7
3が封止され、配管45が連通するチャンバ74は排気
口63に連通している。一方、カム66によって押圧さ
れることによってバルブロッド67がばね68のばね力
に抗して左方に移動すると、バルブボデー70は今まで
当接していたバルブシート71から離れてもう一方のバ
ルブシート72に当接する。その状態では、配管44と
配管45がチャンバ73、74を介して連通し、排気口
63への通路は断たれる。
固定される一方、バルブボデー70を挟んでその両側に
バルブシート71、72がハウジング46内に設けられ
ている。ボール69がカム66によって押圧されていな
いとき、つまり操作レバー47がオフ位置あるいはパー
キングブレーキ位置にあるときは、バルブロッド67は
ばね68のばね力によって右方位置をとり、バルブボデ
ー70が右側のバルブシート71に当接する。この状態
では、配管44が連通するハウジング46のチャンバ7
3が封止され、配管45が連通するチャンバ74は排気
口63に連通している。一方、カム66によって押圧さ
れることによってバルブロッド67がばね68のばね力
に抗して左方に移動すると、バルブボデー70は今まで
当接していたバルブシート71から離れてもう一方のバ
ルブシート72に当接する。その状態では、配管44と
配管45がチャンバ73、74を介して連通し、排気口
63への通路は断たれる。
【0026】また、バルブロッド67にはそのロック手
段が設けられている。すなわち、バルブロッド67の右
方部には溝75が凹設されると共に、その溝75に近接
してハウジング46にソレノイドアクチュエータ76が
固定され、ソレノイドアクチュエータ76はその溝75
に嵌入し得るロックピン77を有し、ソレノイドアクチ
ュエータ76に通電されていないときはアクチュエータ
内部のばね力によってロックピン77が前進して溝75
内に嵌入してバルブロッド67の左右方向の移動を阻止
するようになっている。一方、ソレノイドアクチュエー
タ76に通電すると、ロックピン77が後退して溝75
から外れ、バルブロッド67が移動できるようになる。
段が設けられている。すなわち、バルブロッド67の右
方部には溝75が凹設されると共に、その溝75に近接
してハウジング46にソレノイドアクチュエータ76が
固定され、ソレノイドアクチュエータ76はその溝75
に嵌入し得るロックピン77を有し、ソレノイドアクチ
ュエータ76に通電されていないときはアクチュエータ
内部のばね力によってロックピン77が前進して溝75
内に嵌入してバルブロッド67の左右方向の移動を阻止
するようになっている。一方、ソレノイドアクチュエー
タ76に通電すると、ロックピン77が後退して溝75
から外れ、バルブロッド67が移動できるようになる。
【0027】さらに、ハウジング46にはバルブロッド
67と同軸上にポジションスイッチ78が固定され、バ
ルブロッド67が左方位置に移動したときにロッド端部
がこのポジションスイッチ78を押してポジションスイ
ッチ78をONとし、ブレーキロック状態を表すように
なっている。
67と同軸上にポジションスイッチ78が固定され、バ
ルブロッド67が左方位置に移動したときにロッド端部
がこのポジションスイッチ78を押してポジションスイ
ッチ78をONとし、ブレーキロック状態を表すように
なっている。
【0028】また、図1においては電気配線は破線で示
され、図中、79はリレーボックス、80はブレーキロ
ック作動準備ランプ、81は圧力保持ランプ、82は警
報ブザー、83は配管42内のエア圧力が規定圧以下と
なったときにONとなる圧力スイッチ、84は配管45
内のエア圧力が規定圧以上となったときにOFFとなる
圧力スイッチである。
され、図中、79はリレーボックス、80はブレーキロ
ック作動準備ランプ、81は圧力保持ランプ、82は警
報ブザー、83は配管42内のエア圧力が規定圧以下と
なったときにONとなる圧力スイッチ、84は配管45
内のエア圧力が規定圧以上となったときにOFFとなる
圧力スイッチである。
【0029】このような構成において、通常の走行状態
等では制御バルブ41の操作レバー47をオフ位置にす
る。オフ位置では、制御バルブ41は配管40と配管4
2とを連通させると共に、配管44を封止し且つ配管4
5を大気に開放する。この配管40と配管42の連通に
よってエアタンク39のエア圧がスプリングチャンバ部
18のシリンダ室27内に導入され、そのエア圧によっ
てスプリングチャンバピストン25はスプリング26に
抗して図1で左方に後退し、スプリングブレーキは解放
されている。また、減圧弁43からのエア圧はこのバル
ブ41で遮断されていて、配管44、45を通じてブレ
ーキブースタ35へエア圧が供給されることはない。し
たがって、サービスブレーキを作動させるべくブレーキ
バルブ31を踏み込むと、エアタンク29からの圧縮エ
アがダブルチェックバルブ33を介して制御圧としてブ
レーキブースタ35に伝えられ、ブレーキブースタ35
によって倍力されたブレーキ液が配管36を通ってホイ
ールシリンダ部16のシリンダ室20内に送られて駆動
ピストン19を駆動してブレーキ本体15が作動する。
等では制御バルブ41の操作レバー47をオフ位置にす
る。オフ位置では、制御バルブ41は配管40と配管4
2とを連通させると共に、配管44を封止し且つ配管4
5を大気に開放する。この配管40と配管42の連通に
よってエアタンク39のエア圧がスプリングチャンバ部
18のシリンダ室27内に導入され、そのエア圧によっ
てスプリングチャンバピストン25はスプリング26に
抗して図1で左方に後退し、スプリングブレーキは解放
されている。また、減圧弁43からのエア圧はこのバル
ブ41で遮断されていて、配管44、45を通じてブレ
ーキブースタ35へエア圧が供給されることはない。し
たがって、サービスブレーキを作動させるべくブレーキ
バルブ31を踏み込むと、エアタンク29からの圧縮エ
アがダブルチェックバルブ33を介して制御圧としてブ
レーキブースタ35に伝えられ、ブレーキブースタ35
によって倍力されたブレーキ液が配管36を通ってホイ
ールシリンダ部16のシリンダ室20内に送られて駆動
ピストン19を駆動してブレーキ本体15が作動する。
【0030】一方、このドラムブレーキ装置11をパー
キングブレーキとして機能させるときは、制御バルブ4
1の操作レバー47をパーキングブレーキ位置に位置さ
せる。すると、制御バルブ41で配管42が排気口63
に連通し、それによってスプリングチャンバ部18のシ
リンダ室27から圧縮エアが解放され、スプリング26
がスプリングチャンバピストン25を右方へ移動させて
先端ウェッジ22を介してブレーキ本体15を作動させ
る。また、スプリング26によってブレーキが十分に作
動した状態、つまり配管42内のエアの圧力が規定圧以
下の状態となると圧力スイッチ83がONとなり、この
信号によってリレーボックス79を介してソレノイドア
クチュエータ76が通電されてロックピン77がバルブ
ロッド67の溝75から外れると共に、ブレーキロック
作動準備ランプ80が点灯して運転者にブレーキロック
装置が使用可能の状態になったことを知らせる。
キングブレーキとして機能させるときは、制御バルブ4
1の操作レバー47をパーキングブレーキ位置に位置さ
せる。すると、制御バルブ41で配管42が排気口63
に連通し、それによってスプリングチャンバ部18のシ
リンダ室27から圧縮エアが解放され、スプリング26
がスプリングチャンバピストン25を右方へ移動させて
先端ウェッジ22を介してブレーキ本体15を作動させ
る。また、スプリング26によってブレーキが十分に作
動した状態、つまり配管42内のエアの圧力が規定圧以
下の状態となると圧力スイッチ83がONとなり、この
信号によってリレーボックス79を介してソレノイドア
クチュエータ76が通電されてロックピン77がバルブ
ロッド67の溝75から外れると共に、ブレーキロック
作動準備ランプ80が点灯して運転者にブレーキロック
装置が使用可能の状態になったことを知らせる。
【0031】ブレーキロックを作動させるときは、制御
バルブ41の操作レバー47をブレーキロック位置に位
置させる。すると、バルブロッド67が左方に移動して
配管44と配管45を連通させ、減圧弁43によって適
正に減圧されたエアタンク29の圧力がブレーキブース
タ35に加わり、ブレーキブースタ35にてブレーキ液
を発生してブレーキ状態が保持される。同時にポジショ
ンスイッチ78がONとなる。ブレーキブースタ35に
規定のエア圧が作用している状態、つまり配管45内の
圧力が規定値以上に保たれている間は圧力スイッチ84
はOFFとなっており、この信号によってリレーボック
ス79を介してブレーキロック圧力保持ランプ81が点
灯している。一方、バルブロッド67が左方に移動した
状態において、エア漏れ等によってこの圧力が規定圧以
下となると、圧力スイッチ84がONとなり、ブレーキ
ロック圧力保持ランプ81が消灯すると共に警報ブザー
82が吹鳴して運転者に警告する。
バルブ41の操作レバー47をブレーキロック位置に位
置させる。すると、バルブロッド67が左方に移動して
配管44と配管45を連通させ、減圧弁43によって適
正に減圧されたエアタンク29の圧力がブレーキブース
タ35に加わり、ブレーキブースタ35にてブレーキ液
を発生してブレーキ状態が保持される。同時にポジショ
ンスイッチ78がONとなる。ブレーキブースタ35に
規定のエア圧が作用している状態、つまり配管45内の
圧力が規定値以上に保たれている間は圧力スイッチ84
はOFFとなっており、この信号によってリレーボック
ス79を介してブレーキロック圧力保持ランプ81が点
灯している。一方、バルブロッド67が左方に移動した
状態において、エア漏れ等によってこの圧力が規定圧以
下となると、圧力スイッチ84がONとなり、ブレーキ
ロック圧力保持ランプ81が消灯すると共に警報ブザー
82が吹鳴して運転者に警告する。
【0032】
【発明の効果】以上、一実施例を挙げて具体的に説明し
たように本発明によれば、単一の操作装置を操作するこ
とで走行状態、パーキングブレーキ状態、ブレーキロッ
ク状態を切替ることができ、全体の構造が簡単となると
共にその操作も単純化される。また、ブレーキロック作
動準備をエア圧の低下を検出して行うようにしたので、
従来のパーキングブレーキレバーの操作力を検出するも
のに比べてその構造が簡単となる等の効果を有する。
たように本発明によれば、単一の操作装置を操作するこ
とで走行状態、パーキングブレーキ状態、ブレーキロッ
ク状態を切替ることができ、全体の構造が簡単となると
共にその操作も単純化される。また、ブレーキロック作
動準備をエア圧の低下を検出して行うようにしたので、
従来のパーキングブレーキレバーの操作力を検出するも
のに比べてその構造が簡単となる等の効果を有する。
【図1】 本発明の一実施例にかかる車両用ブレーキロ
ック装置の構成図
ック装置の構成図
【図2】 本発明の一実施例にかかる車両用ブレーキロ
ック装置の制御バルブの断面図
ック装置の制御バルブの断面図
【図3】 本発明の一実施例にかかる車両用ブレーキロ
ック装置の制御バルブの一部破断した側面図
ック装置の制御バルブの一部破断した側面図
11はドラムブレーキ装置、12はブレーキドラム、1
3はブレーキシュー、15はブレーキ本体、16はホイ
ールシリンダ部、17はウェッジシリンダ部、18はス
プリングチャンバ部、19は駆動ピストン、20はシリ
ンダ室、21はウェッジプッシュロッド、22は先端ウ
ェッジ、23はピストン、24はプッシュロッド、25
はスプリングチャンバピストン、26はスプリング、2
7はシリンダ室、29はエアタンク、31はブレーキバ
ルブ、35はブレーキブースタ、36は出力配管、39
はスプリングブレーキ用のエアタンク、41は制御バル
ブ、43は減圧弁、46はハウジング、47は操作レバ
ー、48はロッド、49はスプリング、50はノブ、5
5は駆動ブロック、56はプランジャ、57はスプリン
グ、58はフィードバルブ、59はスプリング、60は
バルブシート、63は排気口、65は突出部、66はカ
ム、67はバルブロッド、68はスプリング、69はボ
ール、70はバルブボデー、71、72はバルブシー
ト、75は溝、76はソレノイドアクチュエータ、77
はロックピン、78はポジションスイッチ、79はリレ
ーボックス、80はブレーキロック作動準備ランプ、8
1は圧力保持ランプ、82は警報ブザー、83、84は
圧力スイッチである。
3はブレーキシュー、15はブレーキ本体、16はホイ
ールシリンダ部、17はウェッジシリンダ部、18はス
プリングチャンバ部、19は駆動ピストン、20はシリ
ンダ室、21はウェッジプッシュロッド、22は先端ウ
ェッジ、23はピストン、24はプッシュロッド、25
はスプリングチャンバピストン、26はスプリング、2
7はシリンダ室、29はエアタンク、31はブレーキバ
ルブ、35はブレーキブースタ、36は出力配管、39
はスプリングブレーキ用のエアタンク、41は制御バル
ブ、43は減圧弁、46はハウジング、47は操作レバ
ー、48はロッド、49はスプリング、50はノブ、5
5は駆動ブロック、56はプランジャ、57はスプリン
グ、58はフィードバルブ、59はスプリング、60は
バルブシート、63は排気口、65は突出部、66はカ
ム、67はバルブロッド、68はスプリング、69はボ
ール、70はバルブボデー、71、72はバルブシー
ト、75は溝、76はソレノイドアクチュエータ、77
はロックピン、78はポジションスイッチ、79はリレ
ーボックス、80はブレーキロック作動準備ランプ、8
1は圧力保持ランプ、82は警報ブザー、83、84は
圧力スイッチである。
Claims (3)
- 【請求項1】 パーキングブレーキの作動時に該パーキ
ングブレーキの補助装置としてこれに重ねて使用する車
両用ブレーキロック装置において、 ブレーキドラムに係合するブレーキシューを作動させる
ための駆動ピストンを有し、サービスブレーキ時はブレ
ーキブースタによってその液圧を制御されるブレーキ液
によって該駆動ピストンを駆動する一方、パーキングブ
レーキ時は該駆動ピストンをスプリングのばね力によっ
て駆動するブレーキ装置と、 前記スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給して該
スプリングによる前記駆動ピストンの駆動を不能とする
オフ位置と、前記圧縮エアを解放して前記スプリングに
よる前記駆動ピストンの駆動を可能とするパーキングブ
レーキ位置と、前記圧縮エアが解放されたときに前記ブ
レーキ液によって前記駆動ピストンを駆動するように前
記ブレーキブースタにその制御用圧縮エアを供給するブ
レーキロック位置とを有する制御バルブと、 前記スプリングのばね力に抗するエアの圧力の低下を検
出してブレーキロック作動準備を行う装置と、 を有することを特徴とする車両用ブレーキロック装置。 - 【請求項2】 ブレーキドラムに係合するブレーキシュ
ーを作動させるための駆動ピストンを有し、サービスブ
レーキ時はブレーキブースタによってその液圧を制御さ
れるブレーキ液によって該駆動ピストンを駆動する一
方、パーキングブレーキ時は該駆動ピストンをスプリン
グのばね力によって駆動するブレーキ装置に連結される
制御バルブであって、 前記スプリングのばね力に抗する圧縮エアを供給して該
スプリングによる前記駆動ピストンの駆動を不能とする
オフ位置と、前記圧縮エアを解放して前記スプリングに
よる前記駆動ピストンの駆動を可能とするパーキングブ
レーキ位置と、前記圧縮エアが解放されたときに前記ブ
レーキ液によって前記駆動ピストンを駆動するように前
記ブレーキブースタにその制御用圧縮エアを供給するブ
レーキロック位置とを有することを特徴とする制御バル
ブ。 - 【請求項3】 前記オフ位置において前記ブレーキブー
スタにブレーキロック用の制御用圧縮エアを供給するた
めに作動するバルブロッドを有し、前記バルブロッドは
前記スプリングのばね力に抗する圧縮エアが解放された
ときにだけその作動を可能とするロック手段を具えたこ
とを特徴とする請求項2に記載の制御バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34647091A JP2659643B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34647091A JP2659643B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178201A true JPH05178201A (ja) | 1993-07-20 |
JP2659643B2 JP2659643B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=18383645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34647091A Expired - Fee Related JP2659643B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2659643B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34647091A patent/JP2659643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2659643B2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |