JPH05177301A - 鋳型を造型する方法と装置 - Google Patents
鋳型を造型する方法と装置Info
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- JPH05177301A JPH05177301A JP3314269A JP31426991A JPH05177301A JP H05177301 A JPH05177301 A JP H05177301A JP 3314269 A JP3314269 A JP 3314269A JP 31426991 A JP31426991 A JP 31426991A JP H05177301 A JPH05177301 A JP H05177301A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C5/00—Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
- B22C5/12—Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose for filling flasks
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 申し分のない型輪郭と均質な品質の鋳型を短
いサイクル時間で造型できるような造型法と造型装置を
提供することである。 【構成】 方法上の手段:模型の表面を少なくとも被覆
するのに充分な部分量の鋳型材料を、鋳型枠への引渡し
前又は先行する造型のための引渡し中に充填槽内で篩い
にかけて分級して篩い通し分として鋳型枠に引渡し、か
つ篩い残し分としての残量を鋳型枠内に直接引渡すよう
にした。装置上の手段:充填槽(2)が、鋳型材料を抑
留する篩い(10)と鋳型材料を弛めるための運動装置
(13,14)とを有し、かつ、前記篩い(10)が、
鋳型枠(8)内へ篩い残し分(15)を引渡す位置へ移
動可能に構成されている。
いサイクル時間で造型できるような造型法と造型装置を
提供することである。 【構成】 方法上の手段:模型の表面を少なくとも被覆
するのに充分な部分量の鋳型材料を、鋳型枠への引渡し
前又は先行する造型のための引渡し中に充填槽内で篩い
にかけて分級して篩い通し分として鋳型枠に引渡し、か
つ篩い残し分としての残量を鋳型枠内に直接引渡すよう
にした。装置上の手段:充填槽(2)が、鋳型材料を抑
留する篩い(10)と鋳型材料を弛めるための運動装置
(13,14)とを有し、かつ、前記篩い(10)が、
鋳型枠(8)内へ篩い残し分(15)を引渡す位置へ移
動可能に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填槽内に収容されて
いて該充填槽によって取付けテーブル、模型定盤、鋳型
枠及び充填枠を装備した造型ステーションへ移動されか
つ該造型ステーションで前記鋳型枠内へ引渡される砂粒
状の鋳型材料特に鋳物砂から鋳型を造型する方法であっ
て、しかも分級された細粒状の鋳型材料を先ず模型上に
放出し、次いでその他の鋳型材料を鋳型枠に引渡すよう
にした造型法並びに該方法を実施する装置に関するもの
である。
いて該充填槽によって取付けテーブル、模型定盤、鋳型
枠及び充填枠を装備した造型ステーションへ移動されか
つ該造型ステーションで前記鋳型枠内へ引渡される砂粒
状の鋳型材料特に鋳物砂から鋳型を造型する方法であっ
て、しかも分級された細粒状の鋳型材料を先ず模型上に
放出し、次いでその他の鋳型材料を鋳型枠に引渡すよう
にした造型法並びに該方法を実施する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鋳型枠内で模型の上で圧縮される砂粒状
の鋳型材料から鋳型を造型する場合に、決定的に重要な
ことは、模型が輪郭鮮明に鋳型材料に写しとられること
である。更にまた、模型に近接した型範囲の鋳型材料密
度と硬度も重要である。それゆえに殊に鋳型材料は、良
好な砂粒状の流動能と、できるだけ均一な比較的微小の
粒度を有していなければならない。鋳型材料はコストと
環境保護の理由から鋳型枠に鋳込んだ後に再び使用され
かつこの再使用のために調製準備されねばならないの
で、前記の要求を厳守することは特に重要である。それ
ゆえに調製される鋳型材料は細かく粉砕されて流動可能
な砂粒の形にされる。それにも拘らず粒度分布が不均一
になること、特に比較的大きな鋳型材料集塊が残存する
ことは避けられない。また如何なる場合にも鋳型材料の
搬送中にこのような集塊が再形成されかつ増成されるこ
とがあるので、鋳型材料の調製プロセスに組込まれた分
級段階(篩い)は条件付きの補助手段になるに過ぎな
い。
の鋳型材料から鋳型を造型する場合に、決定的に重要な
ことは、模型が輪郭鮮明に鋳型材料に写しとられること
である。更にまた、模型に近接した型範囲の鋳型材料密
度と硬度も重要である。それゆえに殊に鋳型材料は、良
好な砂粒状の流動能と、できるだけ均一な比較的微小の
粒度を有していなければならない。鋳型材料はコストと
環境保護の理由から鋳型枠に鋳込んだ後に再び使用され
かつこの再使用のために調製準備されねばならないの
で、前記の要求を厳守することは特に重要である。それ
ゆえに調製される鋳型材料は細かく粉砕されて流動可能
な砂粒の形にされる。それにも拘らず粒度分布が不均一
になること、特に比較的大きな鋳型材料集塊が残存する
ことは避けられない。また如何なる場合にも鋳型材料の
搬送中にこのような集塊が再形成されかつ増成されるこ
とがあるので、鋳型材料の調製プロセスに組込まれた分
級段階(篩い)は条件付きの補助手段になるに過ぎな
い。
【0003】鋳型材料は搬送装置によって造型装置へ搬
送され、場合によっては例えばバンカーのような中間緩
衝帯域を経て充填槽に引渡される。当今の造型機械では
充填槽とコンプレッサ装置は鋳型枠を装備した取付けテ
ーブルの上位で走行可能に配置されておりかつ選択的に
造型ステーション内へ移動可能であり、その場合先ず充
填槽が鋳型枠の上方にもたらされて必要量の鋳型材料を
鋳型枠に放出し、次いでコンプレッサ装置が、鋳型枠内
の鋳型材料を圧縮するために鋳型枠の上方に移動され
る。この作業段階中に充填槽は充填位置に到達する。
送され、場合によっては例えばバンカーのような中間緩
衝帯域を経て充填槽に引渡される。当今の造型機械では
充填槽とコンプレッサ装置は鋳型枠を装備した取付けテ
ーブルの上位で走行可能に配置されておりかつ選択的に
造型ステーション内へ移動可能であり、その場合先ず充
填槽が鋳型枠の上方にもたらされて必要量の鋳型材料を
鋳型枠に放出し、次いでコンプレッサ装置が、鋳型枠内
の鋳型材料を圧縮するために鋳型枠の上方に移動され
る。この作業段階中に充填槽は充填位置に到達する。
【0004】鋳型枠内に鋳型材料集塊(団塊)が入り込
むのを避けるために、鋳型材料を鋳型枠へ引渡す直前に
弛め装置によって撹拌し、こうして鋳型材料団塊を分解
することは、英国特許第776031号、ドイツ連邦共
和国特許第544268号及び同特許第606043号
の各明細書に基づいて公知である。
むのを避けるために、鋳型材料を鋳型枠へ引渡す直前に
弛め装置によって撹拌し、こうして鋳型材料団塊を分解
することは、英国特許第776031号、ドイツ連邦共
和国特許第544268号及び同特許第606043号
の各明細書に基づいて公知である。
【0005】このような弛め装置によって比較的ゆるい
集塊は分解することができるが、比較的大きな粘結力を
もった集塊は弛めることができない。しかしいずれにし
ても公知の弛め装置は充填槽又は、該充填槽に前置され
たバンカー内における鋳型材料のそれ相応の滞在時間を
要求する。このような滞在時間は今日の造型装置の高い
作業サイクルにはもはや調和することができない。前記
滞在時間は成程、それ相応に強力な弛め運動によって短
縮することは出来るものの、この短縮のためには高いエ
ネルギー消費量が必要であり、しかも究極的には完全に
満足のいく成績は挙げられない。
集塊は分解することができるが、比較的大きな粘結力を
もった集塊は弛めることができない。しかしいずれにし
ても公知の弛め装置は充填槽又は、該充填槽に前置され
たバンカー内における鋳型材料のそれ相応の滞在時間を
要求する。このような滞在時間は今日の造型装置の高い
作業サイクルにはもはや調和することができない。前記
滞在時間は成程、それ相応に強力な弛め運動によって短
縮することは出来るものの、この短縮のためには高いエ
ネルギー消費量が必要であり、しかも究極的には完全に
満足のいく成績は挙げられない。
【0006】大抵の場合、鋳型の模型に近接した区域で
の鋳型材料品質には特別の要求が課される。これを満た
すために模型には先ず所謂「模型砂」がセッティングさ
れる。この模型砂のセッティングは以前は手で行なわれ
た。機械化された造型装置では造型ステーションの外部
にすでに篩いステーションが配置されており、鋳型枠が
前記造型ステーションに入る以前に該鋳型枠は模型定盤
と一緒に前記篩いステーションへもたらされる。該篩い
ステーションにおいて振動篩いによって模型砂が模型上
に篩いかけられる。篩い残分(篩い滓)は廃棄される。
弛め操作が不充分である点は無視するとしても、篩い通
し分は僅少であり、従って造型装置のサイクル時間は著
しく長くなる。それ以外に構造経費が高くなり、所要ス
ペースも大きくなる。
の鋳型材料品質には特別の要求が課される。これを満た
すために模型には先ず所謂「模型砂」がセッティングさ
れる。この模型砂のセッティングは以前は手で行なわれ
た。機械化された造型装置では造型ステーションの外部
にすでに篩いステーションが配置されており、鋳型枠が
前記造型ステーションに入る以前に該鋳型枠は模型定盤
と一緒に前記篩いステーションへもたらされる。該篩い
ステーションにおいて振動篩いによって模型砂が模型上
に篩いかけられる。篩い残分(篩い滓)は廃棄される。
弛め操作が不充分である点は無視するとしても、篩い通
し分は僅少であり、従って造型装置のサイクル時間は著
しく長くなる。それ以外に構造経費が高くなり、所要ス
ペースも大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、申し
分のない型輪郭と均質な品質の鋳型を短いサイクル時間
で造型できるような造型法と造型装置を提供することで
ある。
分のない型輪郭と均質な品質の鋳型を短いサイクル時間
で造型できるような造型法と造型装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の方法上の構成手段は、模型の表面を少なくとも被覆
するのに充分な部分量の鋳型材料を、鋳型枠への引渡し
前又は先行する造型のための引渡し中に充填槽内で篩い
にかけて分級して篩い通し分として鋳型枠に引渡し、か
つ篩い残し分としての残量を鋳型枠内に直接引渡す点に
ある。
明の方法上の構成手段は、模型の表面を少なくとも被覆
するのに充分な部分量の鋳型材料を、鋳型枠への引渡し
前又は先行する造型のための引渡し中に充填槽内で篩い
にかけて分級して篩い通し分として鋳型枠に引渡し、か
つ篩い残し分としての残量を鋳型枠内に直接引渡す点に
ある。
【0009】本発明の方法によれば、充填槽内に収容さ
れている鋳型材料の少なくとも部分量が先ず分級され
る。すなわちこの分級は篩いのメッシュ幅に相当する粒
度に限定されることを意味する。この部分量が先ず鋳型
枠内に入り、従って先ず模型表面に到達するので、ここ
で課されている高い品質要求は、比較的微粒の鋳型材料
粒度と均一な粒度分配とによって満たされる。理論的に
は1つの鋳型枠に要する鋳型材料総所要量を篩いにかけ
て分級することも可能であるが、このためにおおむね所
要時間が過度に長くなる。それ故に模型の表面を覆うの
に充分なだけの部分量が「模型砂」として分級され、篩
い残しの残量分は鋳型枠内に直接引渡される。この場合
本発明は、模型表面に近接した範囲外では鋳型材料に対
して課される品質要求がそれほど高くはないので、模型
表面に近接していない範囲では場合によっては比較的粗
い粒度の鋳型材料粒子並びに集塊が存在していてもよい
という公知の事実から出発している。模型表面を被覆す
るためには比較的少量しか必要でないので、今日通常行
なわれている機械サイクルに篩い操作を簡単に組込むこ
とが可能である。本発明は、上記以外に、品質要求のそ
れほど高くない鋳型の場合には、鋳型材料の総所要量を
分級操作なしに直接鋳型枠に放出することができること
も開示するものである。
れている鋳型材料の少なくとも部分量が先ず分級され
る。すなわちこの分級は篩いのメッシュ幅に相当する粒
度に限定されることを意味する。この部分量が先ず鋳型
枠内に入り、従って先ず模型表面に到達するので、ここ
で課されている高い品質要求は、比較的微粒の鋳型材料
粒度と均一な粒度分配とによって満たされる。理論的に
は1つの鋳型枠に要する鋳型材料総所要量を篩いにかけ
て分級することも可能であるが、このためにおおむね所
要時間が過度に長くなる。それ故に模型の表面を覆うの
に充分なだけの部分量が「模型砂」として分級され、篩
い残しの残量分は鋳型枠内に直接引渡される。この場合
本発明は、模型表面に近接した範囲外では鋳型材料に対
して課される品質要求がそれほど高くはないので、模型
表面に近接していない範囲では場合によっては比較的粗
い粒度の鋳型材料粒子並びに集塊が存在していてもよい
という公知の事実から出発している。模型表面を被覆す
るためには比較的少量しか必要でないので、今日通常行
なわれている機械サイクルに篩い操作を簡単に組込むこ
とが可能である。本発明は、上記以外に、品質要求のそ
れほど高くない鋳型の場合には、鋳型材料の総所要量を
分級操作なしに直接鋳型枠に放出することができること
も開示するものである。
【0010】場合によっては、一面において粉砕動作を
生ぜしめ、他面においては篩い面における分級を促進す
るために篩い操作中に鋳型材料を弛めることも可能であ
る。
生ぜしめ、他面においては篩い面における分級を促進す
るために篩い操作中に鋳型材料を弛めることも可能であ
る。
【0011】準備位置から造型ステーションへの充填槽
の走行移動中に鋳型材料の部分量を分級して捕集し、造
型ステーションに到達したのち鋳型枠に引渡すようにし
た場合には、特に有利な稼働態様が得られる。
の走行移動中に鋳型材料の部分量を分級して捕集し、造
型ステーションに到達したのち鋳型枠に引渡すようにし
た場合には、特に有利な稼働態様が得られる。
【0012】このようにすれば、模型の外輪郭を被覆す
るのに必要な鋳型材料は、いずれにしても存在している
無駄時間中(充填槽の走行運動中)に製造され、かつ造
型ステーションに充填槽が到達した瞬間に所望の量が供
用される訳である。
るのに必要な鋳型材料は、いずれにしても存在している
無駄時間中(充填槽の走行運動中)に製造され、かつ造
型ステーションに充填槽が到達した瞬間に所望の量が供
用される訳である。
【0013】前記課題を解決する本発明の装置上の構成
手段は、充填槽が、鋳型材料を抑留する篩いと鋳型材料
を弛めるための運動装置とを有し、かつ、前記篩いが、
鋳型枠内へ篩い残し分を引渡す位置へ移動可能に構成さ
れている点にある。
手段は、充填槽が、鋳型材料を抑留する篩いと鋳型材料
を弛めるための運動装置とを有し、かつ、前記篩いが、
鋳型枠内へ篩い残し分を引渡す位置へ移動可能に構成さ
れている点にある。
【0014】「模型砂」を製造するために本発明の提案
した篩いは、充填槽の少なくとも一部分を形成し、鋳型
材料を抑留できるように構成されている。鋳型材料用の
運動装置によって、篩い面上に位置している鋳型材料は
撹拌されて弛められ、同時に篩いを通る比較的微粒の鋳
型材料粒子の通過が促進される。模型の高さ又は鋳型枠
の丈が小さい場合、場合によっては鋳型材料の総所要量
を分級することも可能である。しかし大抵は部分量だけ
が分級されて、篩い残し分は篩いのそれ相応の運動によ
って鋳型枠内に直接引渡される。
した篩いは、充填槽の少なくとも一部分を形成し、鋳型
材料を抑留できるように構成されている。鋳型材料用の
運動装置によって、篩い面上に位置している鋳型材料は
撹拌されて弛められ、同時に篩いを通る比較的微粒の鋳
型材料粒子の通過が促進される。模型の高さ又は鋳型枠
の丈が小さい場合、場合によっては鋳型材料の総所要量
を分級することも可能である。しかし大抵は部分量だけ
が分級されて、篩い残し分は篩いのそれ相応の運動によ
って鋳型枠内に直接引渡される。
【0015】本発明の装置の有利な実施態様では、篩い
は、水平に軸支された円筒篩いとして構成されており、
かつ、周壁に開口を有している。
は、水平に軸支された円筒篩いとして構成されており、
かつ、周壁に開口を有している。
【0016】充填槽内に配置された篩いを円筒篩いとし
て構成することによって、比較的多量の鋳型材料量、特
に1つの鋳型枠に要する総量を篩い内に収容する一方、
該鋳型材料を、支承軸線を中心として循環する運動装置
によって弛めることが可能になる。更に該円筒篩いは、
その軸線を中心として旋回させることによって簡単に鋳
型材料を鋳型枠内に空けることができるので、比較的微
粒状の模型砂を必要としない場合でも、鋳型材料の総所
要量を充填槽から極めて短時間で鋳型枠に引渡すことが
可能である。
て構成することによって、比較的多量の鋳型材料量、特
に1つの鋳型枠に要する総量を篩い内に収容する一方、
該鋳型材料を、支承軸線を中心として循環する運動装置
によって弛めることが可能になる。更に該円筒篩いは、
その軸線を中心として旋回させることによって簡単に鋳
型材料を鋳型枠内に空けることができるので、比較的微
粒状の模型砂を必要としない場合でも、鋳型材料の総所
要量を充填槽から極めて短時間で鋳型枠に引渡すことが
可能である。
【0017】充填槽から鋳型材料を迅速かつ完全に空け
ることを保証するために、円筒篩いの開口は、少なくと
も90゜の角度範囲の開先角を有している。これによっ
て該円筒篩いへの鋳型材料の引渡しも容易になる。
ることを保証するために、円筒篩いの開口は、少なくと
も90゜の角度範囲の開先角を有している。これによっ
て該円筒篩いへの鋳型材料の引渡しも容易になる。
【0018】本発明の有利な実施態様では、円筒篩いは
2つの部分円筒シェルから成り、両部分円筒シェルが2
セクタ型シャッターの形式で、篩いを形成する閉鎖位置
と、実質的に鋳型材料の落下経路外に位置することにな
る開放位置とへ選択的に旋回可能に構成されている。こ
のように構成すれば、必要とあれば、すなわち篩いにか
けて分級された砂を使用する必要がない場合には、円筒
篩いから鋳型材料を鋳型枠内へ直接引渡すことが可能で
あり、この場合両方の部分円筒シェルは、閉鎖位置から
互いに離反する方向に旋回させられるので、鋳型材料は
充填槽の底閉鎖部の上に直接落下し、かつ鋳型枠に引渡
すための準備状態になる。前記運動装置はこの場合は静
止したままである。
2つの部分円筒シェルから成り、両部分円筒シェルが2
セクタ型シャッターの形式で、篩いを形成する閉鎖位置
と、実質的に鋳型材料の落下経路外に位置することにな
る開放位置とへ選択的に旋回可能に構成されている。こ
のように構成すれば、必要とあれば、すなわち篩いにか
けて分級された砂を使用する必要がない場合には、円筒
篩いから鋳型材料を鋳型枠内へ直接引渡すことが可能で
あり、この場合両方の部分円筒シェルは、閉鎖位置から
互いに離反する方向に旋回させられるので、鋳型材料は
充填槽の底閉鎖部の上に直接落下し、かつ鋳型枠に引渡
すための準備状態になる。前記運動装置はこの場合は静
止したままである。
【0019】更にまた、模型砂が先ず分級される場合に
は、篩い操作を行なったのちの篩い残し分は、両部分円
筒シェルを離反旋回させることによって、すなわち2セ
クタ型シャッターを開放することによって、極めて迅速
に鋳型枠内へ空けられるので、作業サイクル時間は一層
短縮される。
は、篩い操作を行なったのちの篩い残し分は、両部分円
筒シェルを離反旋回させることによって、すなわち2セ
クタ型シャッターを開放することによって、極めて迅速
に鋳型枠内へ空けられるので、作業サイクル時間は一層
短縮される。
【0020】一面において閉鎖位置において篩い、つま
り両部分円筒シェルが充分に大きな容量を得るため、ま
た他面において両部分円筒シェルを鋳型材料の落下経路
外において確実に位置決めさせることを保証するため
に、各部分円筒シェルは、約90゜の円弧角にわたって
おり、すなわちそれぞれ四分円筒シェルの形状を有して
いるようにする。
り両部分円筒シェルが充分に大きな容量を得るため、ま
た他面において両部分円筒シェルを鋳型材料の落下経路
外において確実に位置決めさせることを保証するため
に、各部分円筒シェルは、約90゜の円弧角にわたって
おり、すなわちそれぞれ四分円筒シェルの形状を有して
いるようにする。
【0021】有利な実施態様によれば、円筒篩い内に、
該円筒篩いの支承軸線を中心として循環又は揺振する運
動装置が配置されており、該運動装置は例えば篩い面を
擦過する複数の条片を有することができる。該条片自体
は、円筒篩いの支承軸で駆動される回転十字体に配置さ
れているのが有利である。
該円筒篩いの支承軸線を中心として循環又は揺振する運
動装置が配置されており、該運動装置は例えば篩い面を
擦過する複数の条片を有することができる。該条片自体
は、円筒篩いの支承軸で駆動される回転十字体に配置さ
れているのが有利である。
【0022】鋳型材料の撹拌と弛め作用は、円筒篩いの
軸線延在方向で、複数の短い条片が互い違いに相前後し
て配置されていることによって助成され、前記短い条片
は、円筒篩いの支承軸線に対して角度を成して設定され
ているのが有利である。
軸線延在方向で、複数の短い条片が互い違いに相前後し
て配置されていることによって助成され、前記短い条片
は、円筒篩いの支承軸線に対して角度を成して設定され
ているのが有利である。
【0023】特に短い篩い時間並びに鋳型材料の良好な
弛めが得られるのは、前記条片がブラシ付き条片として
構成されている場合である。
弛めが得られるのは、前記条片がブラシ付き条片として
構成されている場合である。
【0024】更に有利な実施態様では、篩いから下方へ
間隔をおいて鋳型材料の分級された部分量を受け取るた
めの捕集装置が配置されており、該捕集装置は鋳型枠に
前記部分量を放出できるように構成されている。
間隔をおいて鋳型材料の分級された部分量を受け取るた
めの捕集装置が配置されており、該捕集装置は鋳型枠に
前記部分量を放出できるように構成されている。
【0025】前記実施態様によって特に、所望の、又は
必要な鋳型材料部分量を充填槽の走行運動中に篩いにか
けて分級することが可能であり、その場合該鋳型材料が
走行運動中に造型装置の他の部分の上に落下するような
ことはありえない。前記捕集装置は鋳型材料部分量を受
取り、かつ、造型ステーションで鋳型枠内へ前記部分量
を放出することができるように構成されている。
必要な鋳型材料部分量を充填槽の走行運動中に篩いにか
けて分級することが可能であり、その場合該鋳型材料が
走行運動中に造型装置の他の部分の上に落下するような
ことはありえない。前記捕集装置は鋳型材料部分量を受
取り、かつ、造型ステーションで鋳型枠内へ前記部分量
を放出することができるように構成されている。
【0026】前記捕集装置は、マルチブラインド式シャ
ッターとして構成することができる。その場合円筒篩い
が充填槽の内部に配置されている限りでは、前記シャッ
ターは充填槽の慣用のマルチブラインド式シャッターで
あってもよい。
ッターとして構成することができる。その場合円筒篩い
が充填槽の内部に配置されている限りでは、前記シャッ
ターは充填槽の慣用のマルチブラインド式シャッターで
あってもよい。
【0027】前記マルチブラインド式シャッターの代り
に、捕集装置を、魚の口吻状に開閉する2セクタ型シャ
ッターの形式で構成することも可能であり、該2セクタ
型シャッターは円筒篩いの下側に同心的に配置されて充
填槽を下から閉鎖している。
に、捕集装置を、魚の口吻状に開閉する2セクタ型シャ
ッターの形式で構成することも可能であり、該2セクタ
型シャッターは円筒篩いの下側に同心的に配置されて充
填槽を下から閉鎖している。
【0028】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【0029】図1に示した造型装置は、例えば空気衝撃
波発生ユニットの形のコンプレッサ装置1並びに充填槽
2を有し、前記空気衝撃波発生ユニットと充填槽は共に
例えば共通のキャリッジ3によって図平面内を走行可能
である。コンプレッサ装置1の下位には充填枠4が配置
されている。該充填枠の下位には、図面では左手から右
手に向かって造型ステーションを通って移動する鋳型枠
8を移送するためのローラテーブル7が配置されてい
る。該ローラテーブル7の下位には回転ディスク5を有
する取付けテーブル6が位置し、前記回転ディスク5は
実施例では、例えばそれぞれ1つの上枠と下枠のための
2つの模型定盤を受容し、従って該造型装置によって上
枠用模型と下枠用模型が交互に型上げされる訳である。
波発生ユニットの形のコンプレッサ装置1並びに充填槽
2を有し、前記空気衝撃波発生ユニットと充填槽は共に
例えば共通のキャリッジ3によって図平面内を走行可能
である。コンプレッサ装置1の下位には充填枠4が配置
されている。該充填枠の下位には、図面では左手から右
手に向かって造型ステーションを通って移動する鋳型枠
8を移送するためのローラテーブル7が配置されてい
る。該ローラテーブル7の下位には回転ディスク5を有
する取付けテーブル6が位置し、前記回転ディスク5は
実施例では、例えばそれぞれ1つの上枠と下枠のための
2つの模型定盤を受容し、従って該造型装置によって上
枠用模型と下枠用模型が交互に型上げされる訳である。
【0030】図示の実施例では充填槽2は、ベルトコン
ベヤ9を介して装入される。この代りに、ベルトコンベ
ヤ9を介して鋳型材料が送出される貯蔵バンカーを設け
ることも可能である。充填槽2の内部には篩い10が配
置されており、該篩いは、充填槽内に引渡された鋳型材
料を抑留する。
ベヤ9を介して装入される。この代りに、ベルトコンベ
ヤ9を介して鋳型材料が送出される貯蔵バンカーを設け
ることも可能である。充填槽2の内部には篩い10が配
置されており、該篩いは、充填槽内に引渡された鋳型材
料を抑留する。
【0031】図2〜図7から良く判るように篩い10は
円筒篩いとして構成されておりかつその周壁に開口11
を有している。該開口は少なくとも90゜の開先角を有
している。充填位置では該開口11は充填槽2のホッパ
状の引入れ口12の下側に位置している。
円筒篩いとして構成されておりかつその周壁に開口11
を有している。該開口は少なくとも90゜の開先角を有
している。充填位置では該開口11は充填槽2のホッパ
状の引入れ口12の下側に位置している。
【0032】円筒篩い10の内部では駆動軸13に回転
十字体(図示せず)が装着されており、該回転十字体
は、殊に有利にはブラシ付き条片として構成された複数
の条片14を備えている。前記ブラシ付き条片は円筒篩
いの内面を擦過し、かつ、円筒篩い10内に収容された
鋳型材料を撹拌する。条片14の運動によって鋳型材料
細粒子は円筒篩い10によって分級され篩い通し分17
(図2参照)として捕集装置16上に達し、該捕集装置
は図2〜図4に示した実施例では充填槽2のマルチブラ
インド式シャッターとして構成されている。
十字体(図示せず)が装着されており、該回転十字体
は、殊に有利にはブラシ付き条片として構成された複数
の条片14を備えている。前記ブラシ付き条片は円筒篩
いの内面を擦過し、かつ、円筒篩い10内に収容された
鋳型材料を撹拌する。条片14の運動によって鋳型材料
細粒子は円筒篩い10によって分級され篩い通し分17
(図2参照)として捕集装置16上に達し、該捕集装置
は図2〜図4に示した実施例では充填槽2のマルチブラ
インド式シャッターとして構成されている。
【0033】捕集装置16上に載っている篩い通し分1
7(該篩い通し分は例えば、図1に示した位置から造型
ステーションへの充填槽2の走行運動中に生じる)は、
造型ステーションにおいてマルチブラインド式シャッタ
ーを開放することによって鋳型枠8又は、該鋳型枠の上
に載置されている充填枠4に放出される(図3)。こう
して先ず模型表面は鋳型材料で覆われる。次いで円筒篩
い10は180゜回動されるので、該円筒篩い内になお
収容されている未分級の鋳型材料15が鋳型枠8内に達
する(図4)。
7(該篩い通し分は例えば、図1に示した位置から造型
ステーションへの充填槽2の走行運動中に生じる)は、
造型ステーションにおいてマルチブラインド式シャッタ
ーを開放することによって鋳型枠8又は、該鋳型枠の上
に載置されている充填枠4に放出される(図3)。こう
して先ず模型表面は鋳型材料で覆われる。次いで円筒篩
い10は180゜回動されるので、該円筒篩い内になお
収容されている未分級の鋳型材料15が鋳型枠8内に達
する(図4)。
【0034】図5〜図7に示した実施例が図2〜図4に
示した実施例と異なっている点は、捕集装置16の構成
が異なっている点だけである。本実施例の捕集装置16
は2つの開閉顎18を有する魚の口吻状に開閉する2セ
クタ型シャッターとして構成されており、前記の両開閉
顎は駆動軸13に同心的に配置されており、かつ、図5
に示した篩い通し分17を抑留する位置から、図6に示
した開放位置へ旋回可能であり、この開放位置で模型砂
は鋳型枠8内に達する。次いで円筒篩い10は、図7に
示した位置へ回動されて篩い残し分が鋳型枠8を補填す
るために放出される。因みにこの場合も捕集装置16は
充填槽2の下部閉鎖部を形成している。
示した実施例と異なっている点は、捕集装置16の構成
が異なっている点だけである。本実施例の捕集装置16
は2つの開閉顎18を有する魚の口吻状に開閉する2セ
クタ型シャッターとして構成されており、前記の両開閉
顎は駆動軸13に同心的に配置されており、かつ、図5
に示した篩い通し分17を抑留する位置から、図6に示
した開放位置へ旋回可能であり、この開放位置で模型砂
は鋳型枠8内に達する。次いで円筒篩い10は、図7に
示した位置へ回動されて篩い残し分が鋳型枠8を補填す
るために放出される。因みにこの場合も捕集装置16は
充填槽2の下部閉鎖部を形成している。
【0035】図8及び図9に示した実施例は、図2〜図
4に示した実施例による円筒篩いの変化態様を示すもの
である。この場合円筒篩い10は2つの部分円筒シェル
10aから成り、両部分円筒シェルは、図8に示した閉
鎖位置において半円筒体を形成する。両部分円筒シェル
10aは駆動軸13に対して同心的に回動可能に支承さ
れており、かつ、図9に示した開放位置へ旋回可能であ
り、該開放位置では両部分円筒シェルは開口11を上下
共に解放しかつ実質的に鋳型材料の落下経路外に位置し
ている。
4に示した実施例による円筒篩いの変化態様を示すもの
である。この場合円筒篩い10は2つの部分円筒シェル
10aから成り、両部分円筒シェルは、図8に示した閉
鎖位置において半円筒体を形成する。両部分円筒シェル
10aは駆動軸13に対して同心的に回動可能に支承さ
れており、かつ、図9に示した開放位置へ旋回可能であ
り、該開放位置では両部分円筒シェルは開口11を上下
共に解放しかつ実質的に鋳型材料の落下経路外に位置し
ている。
【0036】部分円筒シェル10aは一面においては、
充填槽2内に上方から装入される鋳型材料を篩い操作に
かけること無しに捕集装置16の上に、ひいては模型の
上に到達させるために、図9で示した開放位置を占める
ことができる。また他面において円筒篩い10は、図8
に示した篩い操作を終了したのち、両部分円筒シェル1
0aを上向旋回させることによって開放することができ
る。また図5〜図7に示した実施例の場合も、図10及
び図11に示したような2つの部分円筒シェル10aか
ら成る円筒篩い10を使用することも可能である。この
場合円筒篩い10及び捕集装置16は共に上向旋回可能
な開閉顎18を有する2セクタ型シャッターとして構成
されている。しかも前記開閉顎18は同心的に配置され
ておりかつ共通の駆動装置によって駆動される。
充填槽2内に上方から装入される鋳型材料を篩い操作に
かけること無しに捕集装置16の上に、ひいては模型の
上に到達させるために、図9で示した開放位置を占める
ことができる。また他面において円筒篩い10は、図8
に示した篩い操作を終了したのち、両部分円筒シェル1
0aを上向旋回させることによって開放することができ
る。また図5〜図7に示した実施例の場合も、図10及
び図11に示したような2つの部分円筒シェル10aか
ら成る円筒篩い10を使用することも可能である。この
場合円筒篩い10及び捕集装置16は共に上向旋回可能
な開閉顎18を有する2セクタ型シャッターとして構成
されている。しかも前記開閉顎18は同心的に配置され
ておりかつ共通の駆動装置によって駆動される。
【図1】造型装置の概略的な側面図である。
【図2】1実施例による充填槽の第1稼働位置を示す図
である。
である。
【図3】図2に示した充填槽の第2稼働位置を示す図で
ある。
ある。
【図4】図2に示した充填槽の第3稼働位置を示す図で
ある。
ある。
【図5】図2とは異なった実施例による充填槽の第1稼
働位置を示す図である。
働位置を示す図である。
【図6】図5に示した充填槽の第2稼働位置を示す図で
ある。
ある。
【図7】図5に示した充填槽の第3稼働位置を示す図で
ある。
ある。
【図8】図2〜図4に示した充填槽の変化態様の閉鎖位
置を示す図である。
置を示す図である。
【図9】図8に示した充填槽の開放位置を示す図であ
る。
る。
【図10】図5〜図7に示した充填槽の変化態様の閉鎖
位置を示す図である。
位置を示す図である。
【図11】図10に示した充填槽の開放位置を示す図で
ある。
ある。
1 コンプレッサ装置、 2 充填槽、 3 共
通のキャリッジ、 4充填枠、 5 回転ディスク、
6 取付けテーブル、 7 ローラテーブル、
8 鋳型枠、 9 ベルトコンベヤ、 10 円
筒篩い、10a 部分円筒シェル、 11 開口、
12 ホッパ状の引入れ口、13 駆動軸、 14
条片、 15 鋳型材料、 16 捕集装置、
17 篩い通し分、 18 開閉顎
通のキャリッジ、 4充填枠、 5 回転ディスク、
6 取付けテーブル、 7 ローラテーブル、
8 鋳型枠、 9 ベルトコンベヤ、 10 円
筒篩い、10a 部分円筒シェル、 11 開口、
12 ホッパ状の引入れ口、13 駆動軸、 14
条片、 15 鋳型材料、 16 捕集装置、
17 篩い通し分、 18 開閉顎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト ダム ドイツ連邦共和国 カールスドルフノイト ハルト ビューヒェナウアー シュトラー セ 22 (72)発明者 トーマス パル ドイツ連邦共和国 カールスルーエ 41 マルシュタルシュトラーセ 12 ベー
Claims (18)
- 【請求項1】 充填槽内に収容されていて該充填槽によ
って取付けテーブル、模型定盤、鋳型枠及び充填枠を装
備した造型ステーションへ移動されかつ該造型ステーシ
ョンで前記鋳型枠内へ引渡される砂粒状の鋳型材料特に
鋳物砂から鋳型を造型する方法であって、しかも分級さ
れた細粒状の鋳型材料を先ず模型上に放出し、次いでそ
の他の鋳型材料を鋳型枠に引渡すようにした造型法にお
いて、模型の表面を少なくとも被覆するのに充分な部分
量の鋳型材料を、鋳型枠への引渡し前又は先行する造型
のための引渡し中に充填槽内で篩いにかけて分級して篩
い通し分として鋳型枠に引渡し、かつ篩い残し分として
の残量を鋳型枠内に直接引渡すことを特徴とする、鋳型
の造型法。 - 【請求項2】 篩い操作中に鋳型材料を弛める、請求項
1記載の造型法。 - 【請求項3】 準備位置から造型ステーションへの充填
槽の走行運動中に部分量の鋳型材料を篩いにかけて分級
して捕集し、造型ステーションに到達したのち、鋳型枠
に引渡す、請求項1又は2記載の造型法。 - 【請求項4】 走行可能な鋳型材料用充填槽と、取付け
テーブル、模型定盤、鋳型枠、充填枠及び鋳型材料用コ
ンプレッサ装置を有する造型ステーションと、模型上に
細粒状の鋳型材料を送出するための篩いとを備えた、砂
粒状の鋳型材料、特に鋳物砂から鋳型を造型する装置に
おいて、充填槽(2)が、鋳型材料を抑留する篩い(1
0)と鋳型材料を弛めるための運動装置(13,14)
とを有し、かつ、前記篩い(10)が、鋳型枠(8)内
へ篩い残し分(15)を引渡す位置へ移動可能に構成さ
れていることを特徴とする、鋳型の造型装置。 - 【請求項5】 篩い(10)が充填槽(2)内に配置さ
れている、請求項4記載の造型装置。 - 【請求項6】 篩いが、水平に軸支された円筒篩い(1
0)として構成されており、かつ、周壁に開口(11)
を有している、請求項4又は5記載の造型装置。 - 【請求項7】 開口(11)が、少なくとも90゜の角
度範囲の開先角を有している、請求項6記載の造型装
置。 - 【請求項8】 円筒篩い(10)が2つの部分円筒シェ
ル(10a)から成り、両部分円筒シェルが2セクタ型
シャッターの形式で、篩いを形成する閉鎖位置と、実質
的に鋳型材料の落下経路外に位置することになる開放位
置とへ選択的に旋回可能に構成されている、請求項6又
は7記載の造型装置。 - 【請求項9】 各部分円筒シェル(10a)が約90゜
の円弧角にわたっている、請求項8記載の造型装置。 - 【請求項10】 円筒篩い(10)内に、該円筒篩いの
支承軸線を中心として循環又は揺振する運動装置(1
3,14)が配置されている、請求項4から9までのい
ずれか1項記載の造型装置。 - 【請求項11】 運動装置が、篩い面を擦過する複数の
条片(14)を有している、請求項4から10までのい
ずれか1項記載の造型装置。 - 【請求項12】 条片(14)が回転十字体に配置され
ている、請求項11記載の造型装置。 - 【請求項13】 円筒篩いの軸線延在方向で、複数の短
い条片(14)が互い違いに相前後して配置されてい
る、請求項4から12までのいずれか1項記載の造型装
置。 - 【請求項14】 短い条片(14)が円筒篩い(10)
の支承軸線に対して角度を成して設定されている、請求
項4から13までのいずれか1項記載の造型装置。 - 【請求項15】 条片(14)がブラシ付き条片として
構成されている、請求項4から14までのいずれか1項
記載の造型装置。 - 【請求項16】 篩い(10)から下方へ間隔をおいて
鋳型材料の分級された部分量(17)を受け取るための
捕集装置(16)が配置されており、該捕集装置が鋳型
枠(8)に前記部分量を放出できるように構成されてい
る、請求項4から15までのいずれか1項記載の造型装
置。 - 【請求項17】 捕集装置(16)がマルチブラインド
式シャッターとして構成されている、請求項4から16
までのいずれか1項記載の造型装置。 - 【請求項18】 捕集装置(16)が2セクタ型シャッ
ター(18)として構成されている、請求項4から17
までのいずれか1項記載の造型装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4038173.0 | 1990-11-30 | ||
DE4038173A DE4038173A1 (de) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von giessformen |
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---|---|
JPH05177301A true JPH05177301A (ja) | 1993-07-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3255951B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
CN105690590B (zh) * | 2016-04-01 | 2017-09-26 | 西安医学院 | 一种口腔临床用合成橡胶印模材料的制备方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH462392A (de) * | 1967-08-16 | 1968-09-15 | Buehrer Erwin | Verfahren zum Dosieren von zwei Formsandsorten in einen Formkasten einer Giessereiform |
CH665787A5 (de) * | 1984-07-11 | 1988-06-15 | Fischer Ag Georg | Verfahren und vorrichtung zum verdichten von koernigen formstoffen. |
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- 1990-11-30 DE DE4038173A patent/DE4038173A1/de not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-11-22 DE DE59108542T patent/DE59108542D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-22 ES ES91119928T patent/ES2098302T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-22 EP EP91119928A patent/EP0488068B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-28 JP JP31426991A patent/JP3255951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0488068B1 (de) | 1997-02-12 |
DE59108542D1 (de) | 1997-03-27 |
EP0488068A2 (de) | 1992-06-03 |
ES2098302T3 (es) | 1997-05-01 |
JP3255951B2 (ja) | 2002-02-12 |
EP0488068A3 (en) | 1993-09-01 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |