JPH05176895A - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
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- JPH05176895A JPH05176895A JP3359840A JP35984091A JPH05176895A JP H05176895 A JPH05176895 A JP H05176895A JP 3359840 A JP3359840 A JP 3359840A JP 35984091 A JP35984091 A JP 35984091A JP H05176895 A JPH05176895 A JP H05176895A
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- stopper
- ophthalmologic apparatus
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Abstract
ら保護することができる眼科装置を提供する。 【構成】 被検眼に向けて測定用光束等を放射する放射
手段を有する検眼ユニットと、該検眼ユニットと相対移
動可能な固定基台とを有し、検眼ユニットを前後左右に
移動して位置合わせを行う眼科装置において、前記検眼
ユニットの被検眼方向の移動量を制限するためのストッ
パと該ストッパに当接するストッパ当接部材とを有する
前後方向移動量制限手段、前記ストッパ又はストッパ当
接部材を移動して被検眼方向の移動限界位置を変更する
変更手段と、を有することを特徴としている。
Description
置決めを要する眼科装置に係り、殊に測定部の移動範囲
を規制し、被検者を保護する機構に関する。
と被検眼との厳密な位置合わせが必要である。この位置
合せ機構としては、固定基台に固着された頭部支持部に
被検者の頭部を固定し、ジョイスティックの操作により
測定部が載置された移動台を固定基台上を前後左右に水
平移動する機構が知られている。こうした機構は被検者
の個体差を考慮して、比較的広い範囲の移動領域を確保
している。しかし、眼底カメラにおける対物レンズや非
接触式眼圧計におけるノズル先端等のように被検眼角膜
とのワ−キングディスタンスが長くとれない装置におい
ては、装置と被検者とが衝突する危険が高いので、被検
者を保護するために移動台の被検眼方向への移動を規制
する機構が提案されている。また、非接触式眼圧計では
片眼測定後他眼測定のために測定部を移動する際、ノズ
ルが被検者の鼻に衝突するのを防止する機構が備えられ
ているものもある。
保護する機構は複雑であり、装置が大型化しコスト的に
も割高になってしまうという難点があった。本発明は上
記従来装置の難点に鑑み案出されたもので、コンパクト
な機構で被検者を装置との衝突から保護することができ
る眼科装置を提供することを技術課題とする。
するために以下のような特徴を有する。 (1) 被検眼に向けて測定用光束等を放射する放射手
段を有する検眼ユニットと、該検眼ユニットと相対移動
可能な固定基台とを有し、検眼ユニットを前後左右に移
動して位置合わせを行う眼科装置において、前記検眼ユ
ニットの被検眼方向の移動量を制限するためのストッパ
と該ストッパに当接するストッパ当接部材とを有する前
後方向移動量制限手段、前記ストッパ又はストッパ当接
部材を移動して被検眼方向の移動限界位置を変更する変
更手段と、を有することを特徴としている。
限界位置を設定する設定手段を有することを特徴として
いる。
と、該操作レバ−の一端に取り付けられたピンと、該ピ
ンが嵌入する穴又は溝を有し前後方向に移動可能な部材
とからなることを特徴としている。
され、移動限界位置を設定するときは操作レバ−を押し
下げて行うことを特徴としている。
の鼻部が前記放射手段と接触しないように左右方向の移
動領域を制限する部材を設けたことを特徴としている。
固定基台に設けられた凹部であり、凹部の平面形状は略
凹の字状であることを特徴としている。
明する。図1は1実施例である非接触式眼圧計の外観略
図である。図1において、1は固定基台であり、固定基
台1には被検者の頭部を固定するための頭部支持部2が
固着されている。3は固定基台1上を前後左右に移動可
能な測定ユニットであり、測定ユニット3はジョイステ
ィック4によって操作される。測定ユニット3の外周部
には、圧縮空気を被検眼に向けて噴射するノズルを中心
に有する対物部5や対物部5が被検眼に接近できる移動
限界を調節するためのツマミ6が配置されている。測定
者に対面する側の測定ユニット3には被検眼前眼部像や
位置合わせ用指標等を映出するテレビモニタ(図示せ
ず)が配置されている。眼圧測定機構自体については本
発明とは関係が薄いので、その説明は省略する。
説明する一部断面図、図3はそのA−A断面図である。
図2において、ジョイスティック4の鋼球部10は保持
部材11に保持され、鋼球部10の中心を支点としてジ
ョイスティック4は旋回可能となっている。ジョイステ
ィック4の下端部12は摺動板13に回転自在に保持さ
れている。摺動板13と摩擦板14の間の摩擦力は摺動
板13の滑り板とベ−ス板との間の摩擦力より大きくな
るようにそれぞれ材質が選ばれている。17は測定ユニ
ット3の下面に取り付けられた位置調整機構を保持する
ための基板であり、基板17には位置規制部材18が前
後方向に移動可能に支持されている。この位置規制部材
18は前後方向に等間隔に9個のピン穴19を持つ。位
置規制部材18にはピン穴19の代わりに溝状のものを
設けていも良い。位置規制部材18の下面にはストッパ
部材20が固着されている。ストッパ部材20は一端が
下方に突出し、この突出部21の一部が固定基台1に設
けられた凹部22内に入り込むことによりその移動範囲
が規制される。図4は凹部22を上から見た図であり、
略凹の字となっている。凹部の平面形状は図5のような
ものでも良い。突出部21は凹部22の壁23により移
動が阻害され24の位置には移動できない構成になって
いる。25はストッパ部材20を被検者側に付勢するバ
ネである。
れと接触する凹部の壁との相対的位置関係により決定さ
れるので、本明細書でいう凹部とはストッパ部材が当接
する壁面とその内部においてストッパ部材が自由に移動
できる空間を有するもの一般をいう。26は一端にツマ
ミ6を、他端にピン穴19に嵌入されるピン27を有す
るレバ−であり、レバ−26は基板17に設けられた支
軸28に回動可能に枢支されている。29はツマミ5を
押し下げたときに反発するようにレバ−26を付勢する
捩りバネである。このようにしてツマミ6を押し下げる
と、ピン27が上方へ持ち上がり、ピン27が嵌入する
ピン穴19の位置を変えられる構成になっている。
する。まず、被検者の頭部を頭部支持部2に固定する。
測定者はツマミ6を押し下げ、位置規制部材18のピン
穴19からピン27を外し、ジョイスティック4を操作
して測定ユニット3を前後左右方向に移動させ、あらか
じめ対物部5を測定の適性位置よりやや被検者側に略位
置決めする。ストッパ部材20はバネ25により被検者
側に引っ張られているので、突出部21が凹部22の被
検眼側の壁部に当接する位置に移動する。測定者はツマ
ミ6から手を離し、ピン27を略位置決めされた位置に
ほぼ対応するピン穴19に嵌入する。上記のような調整
が終了すると、検者はテレビモニタ上の前眼部像と位置
合せ用指標を見ながらジョイスティック4を操作し、ア
ライメントを行う。アライメント終了後所定の測定を行
う。上記のようにして、一方の眼の測定が終了し他方の
眼に測定ユニット3を移動する。このとき、ジョイステ
ィック4を操作して左右方向に移動しようとしても、ス
トッパ部材20の突出部21は凹部22の壁によりその
移動を規制され、対物部5が被検者の鼻部と接触するこ
とがない。
け、位置調整機構を測定ユニットに設けた構成である
が、本発明の態様はこれに止まらず、凹部22を測定ユ
ニットに位置調整機構を固定基台に設けたものでも良
く、さらには、ストッパ部材を固定して凹部22を移動
可能な構成としても良い。この様な変形も技術思想を同
一にする範囲内で本発明に包含されされるものである。
検者を装置との衝突から保護することができる。
部断面図である。
係を示す説明図である。
者の鼻部が前記放射手段と接触しないように左右方向の
移動領域を制限する部材を設けたことを特徴としてい
る。
説明する一部断面図、図3はそのA−A断面図である。
図2において、ジョイスティック4の鋼球部10は保持
部材11に保持され、鋼球部10の中心を支点としてジ
ョイスティック4は旋回可能となっている。ジョイステ
ィック4の下端部12は摺動板13に回転自在に保持さ
れている。摺動板13と摩擦板14の間の摩擦力は摺動
板13の滑り板とベ−ス板との間の摩擦力より大きくな
るようにそれぞれ材質が選ばれている。17は測定ユニ
ット3の下面に取り付けられた位置調整機構を保持する
ための基板であり、基板17には位置規制部材18が前
後方向に移動可能に支持されている。この位置規制部材
18は前後方向に等間隔に9個のピン穴19を持つ。位
置規制部材18にはピン穴19の代わりに溝状のものを
設けても良い。位置規制部材18の下面にはストッパ部
材20が固着されている。ストッパ部材20は一端が下
方に突出し、この突出部21の一部が固定基台1に設け
られた凹部22内に入り込むことによりその移動範囲が
規制される。図4は凹部22を上から見た図であり、略
凹の字となっている。凹部の平面形状は図5のようなも
のでも良い。突出部21は凹部22の壁23により移動
が阻害され24の位置には移動できない構成になってい
る。25はストッパ部材20を被検者側に付勢するバネ
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被検眼に向けて測定用光束等を放射する
放射手段を有する検眼ユニットと、該検眼ユニットと相
対移動可能な固定基台とを有し、検眼ユニットを前後左
右に移動して位置合わせを行う眼科装置において、前記
検眼ユニットの被検眼方向の移動量を制限するためのス
トッパと該ストッパに当接するストッパ当接部材とを有
する前後方向移動量制限手段、前記ストッパ又はストッ
パ当接部材を移動して被検眼方向の移動限界位置を変更
する変更手段と、を有することを特徴とする眼科装置。 - 【請求項2】 請求項1の変更手段は段階的に移動限界
位置を設定する設定手段を有することを特徴とする眼科
装置。 - 【請求項3】 請求項2の設定手段は操作レバ−と、該
操作レバ−の一端に取り付けられたピンと、該ピンが嵌
入する穴又は溝を有し前後方向に移動可能な部材とから
なることを特徴とする眼科装置。 - 【請求項4】 請求項3の操作レバ−は上側に付勢さ
れ、移動限界位置を設定するときは操作レバ−を押し下
げて行うことを特徴とする眼科装置。 - 【請求項5】 請求項1のストッパ当接部材は検者の鼻
部が前記放射手段と接触しないように左右方向の移動領
域を制限する部材を設けたことを特徴とする眼科装置。 - 【請求項6】 請求項5のストッパ当接部材は前記固定
基台に設けられた凹部であり、凹部の平面形状は略凹の
字状であることを特徴とする眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984091A JP3221709B2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984091A JP3221709B2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 眼科装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176895A true JPH05176895A (ja) | 1993-07-20 |
JP3221709B2 JP3221709B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18466570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35984091A Expired - Fee Related JP3221709B2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221709B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5696573A (en) * | 1995-02-28 | 1997-12-09 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic apparatus |
-
1991
- 1991-12-28 JP JP35984091A patent/JP3221709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5696573A (en) * | 1995-02-28 | 1997-12-09 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3221709B2 (ja) | 2001-10-22 |
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