JPH0517671B2 - - Google Patents

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JPH0517671B2
JPH0517671B2 JP61256456A JP25645686A JPH0517671B2 JP H0517671 B2 JPH0517671 B2 JP H0517671B2 JP 61256456 A JP61256456 A JP 61256456A JP 25645686 A JP25645686 A JP 25645686A JP H0517671 B2 JPH0517671 B2 JP H0517671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
lead terminals
solder
jig
heated
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61256456A
Other languages
English (en)
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JPS63110582A (ja
Inventor
Masaru Tabata
Soichi Maruyama
Sukeyuki Mitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP25645686A priority Critical patent/JPS63110582A/ja
Publication of JPS63110582A publication Critical patent/JPS63110582A/ja
Publication of JPH0517671B2 publication Critical patent/JPH0517671B2/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、プリント基板等の被装着部材に複
数のリード端子を装着する方法に関する。
〔背景技術〕
プリント基板等の被装着部材に複数のリード端
子を装着する方法として、従来、以下のような方
法が一般的に行われている。
すなわち、被装着部材であるプリント基板3の
被接合部分3a…にペーストハンダを塗布したあ
と、その部分に、先端に基板を挟み付ける爪10
a…を有した複数のリード端子10…がキヤリヤ
11で繋がれた市販のものを仮止めして、第8図
にみるような状態とする。そして、リフロー炉
(加熱炉)中に入れて前記ハンダを溶融させ、プ
リント基板3とリード端子10との接合を行うの
である。
ところが、このような方法では、リード端子1
0として、既成のものを使用するため、搬送時に
爪10a等が潰されている恐れがある、 自動挿入が困難である、 コストが高い、 装着後にキヤリア11を切り離したり、不要な
リード端子10を抜き取る必要があり、作業性が
悪い、等の問題がある。
そこで、以上のような方法による欠点を解決す
るため、第7図にみるように、線材1′からなる
複数の端子1…のセツテイング、近赤外線照射、
ハンダ溶融の一連の作業を全端子に対し一括して
行う方法が考えられた。このような方法によれ
ば、前記各問題を解決することが可能となる。
ところが、近赤外線ランプからの熱がプリント
基板3に局部的に照射されるため、たとえば、紙
エポキシフエノール等の耐熱性が充分でない基板
に、この方法を適用することはできない。
また、熱効率が悪く、周辺治具等が熱影響を受
けるため、これを防ごうとすると、設備設計が難
しくなる、 照射幅は3mm以下には絞れないため、被接合部
分3a周辺の電子部分が熱影響を受けて破損して
しまう、 等の問題も発生する。
〔発明の目的〕
この発明は、以下の事情に鑑みてなされたもの
であつて、熱効率がよいため、周辺治具や電子部
品が熱影響を受けず、耐熱性が充分でないプリン
ト基板に使用することもでき、作業性が良好で生
産性に富み、しかも、既成のリード端子を使用し
ないため汎用性に富み、低コストなリード端子の
装着方法を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
この発明は、リード仮保持ホルダで一列に並べ
られた複数のリード端子を加熱された治具で挟み
付けることでリード仮保持ホルダからのつかみ替
えを行つてリード端子を加熱し、その熱をリード
端子からのみハンダに伝えて溶融させた後、前記
加熱された治具から冷却された治具につかみ替え
ることでそのリード端子を介してハンダを冷却さ
せることによつて、前記一列に並べられた複数の
リード端子を被装着部材の所定の部分に同時にハ
ンダ付けすることを特徴とするリード端子の装着
方法を要旨としている。
以下に、この発明を、その一実施例をあらわす
図面を参照しつつ、詳しく説明する。
まず、NCコントローラ制御により、線材1′
を、リード仮保持ホルダ2にセツトし、所定の長
さんに切断して、一列に並べられた複数のリード
端子1…を作る(第1図)。
なお、このとき、プリント基板3上の被接合部
分3a…の中に、リード端子1を装着しない被接
合部分3aがある場合には、前記リード仮保持ホ
ルダ2の、それに対応する部分に、リード端子1
をセツトしないようにNCコントローラ制御を行
えばよい。
リード仮保持ホルダ2は、図にみるように、線
材が挿入される溝2aを有する台部2bと、溝2
aに挿入された線材を保持するためのバネ材2c
とからなつている。
また、プリント基板3上の被接合部分3a…に
は、あらかじめ、ペーストハンダを塗布してお
く。
つぎに、以上のようにして、リード仮保持ホル
ダで一列に並べられた複数のリード端子1…を、
一対の加熱された治具である加熱ブロツク4,4
によつて上下から挟み付け、リード仮保持ホルダ
2からのつかみ替えを行う(第2図)。
そして、加熱ブロツク4,4によつてリード端
子1…の加熱を行いつつ、そのリード端子1…の
各先端をプリント基板3上の被接合部3a…に接
触させる。そうすると、被接合部部3a…に塗布
されていた前記ペーストハンダが溶融状態とな
り、リード端子1…のまわりにまわり込む(第3
図)。
なお、図中4a,4aは、この加熱ブロツク
4,4を加熱するための埋め込みヒータ、4e,
4eは、前記埋め込みヒータ4aに電気を供給す
るためのコードである。
溶融したハンダが充分にまわり込んだ段階で、
加熱ブロツク4,4から、冷却治具である冷却ブ
ロツク5,5にリード端子1…をつかみ替え、そ
の冷却を行う(第4図)。なお、図中5a,5a
は、この冷却ブロツク5,5を冷却するための冷
却水が通される穴である。
ハンダが充分に冷却された段階で、冷却ブロツ
ク5,5による挟み付けをやめると、第7図にみ
るように、被接合部分3a…にリード端子1の接
合されたプリント基板(被接合部材)3が得られ
る。
以上のように、この発明では、複数のリード端
子1…を、一本の線材から形成することができる
ため、既成のリード端子を使用した場合の問題点
を全て解決することができるとともに、汎用性に
優れ、かつ、低コストとなる。この発明に方法に
おいては、リード端子1…を加熱することでハン
ダを溶融させるようになつているため、熱効率が
良好で生産性が高い。また、その加熱が、リード
端子1による熱伝導であつて、赤外線照射による
ものに較べて穏やかで、かつ、非常に狭い範囲に
限られるため、周辺治具や電子部品が熱影響を受
けることもなく、耐熱性が充分でない基板にも適
用できるようになる。
なお、以上の実施例では、加熱された治具とし
て、図にみるような加熱ブロツク4,4を使用し
ていたが、このような形状の加熱ブロツク4,4
では、個々のリード端子1…を均等に挟み付ける
ことができない。このため、リード端子1…の直
径にばらつきがあると、加熱を均一にできないば
かりでなく、直径の小さいリード端子1を取り落
としてしまう恐れもある。
そこで、個々のリード端子1…を均等に挟み付
けたい場合には、少なくとも一方の加熱ブロツク
4を、第5図にみるような形状の治具4′にして
やることが好ましい。
図にみる治具4′は挟み付け部分において、挟
み付け方向と平行に複数のスリツト4b′…が設け
られていて、それによつて、その挟み付け部分の
先端が複数の挟み付け片4c′…に分割されてい
る。それとともに、その先端付近には、前記複数
のスリツト4b′…と直交する別のスリツト4d′が
設けられていて、それによつて、前記複数の挟み
付け片4c′…が、それぞれ、別々に撓むようにな
つているものである。なお、図中4a′は、先の場
合と同じく加熱のための埋め込みヒータ、4
e′は、前記埋め込みヒータ4a′に電気を供給する
ためのコードである。
以上のような加熱治具4′と、通常の加熱ブロ
ツク4とを組み合わせ、その間にリード端子1を
挿入する(第6図a)。そして、加熱治具4′を矢
印のように下げて行くと、その先端の挟み付け片
4c′がリード端子1に当接する。さらに加熱治具
4′を下げると、挟み付け片4c′はそれによつて
撓みながらリード端子1を押さえ付ける。前述し
たように、この挟み付け片4c′は、それぞれ別々
に撓むようになつているため、たとえ、直径の違
うリード端子1が含まれていても、その部分の挟
み付け片4c′が、それをしつかりと保持でき、直
径の小さいリード端子1を取り落としてしまう恐
れがなくなるのである。
なお、これまでは、以上の図の実施例にもとづ
いてのみ、この発明のリード端子の装着方法を説
明してきたが、この発明は、以上の実施例に限定
されるものではない。
また、以上の実施例では、ハンダの溶融後、加
熱ブロツク4,4から、冷却ブロツク5,5につ
かみ替えることでリード端子1…およびハンダの
冷却を行つていたが、たとえば、冷風を吹きつけ
る、等の方法で溶融したハンダを冷却するようで
あつてもよい。加熱および冷却を行うための治具
は、以上のようなブロツク状のものには限定され
ず、その他の形状のものであつてもよい。以上の
実施例では、リード端子1が8本であつたが、そ
れ以外の本数でもよいことは言うまでもない。ま
た、以上の実施例では、全ての被接合部分3a…
にリード端子1が接合されるようになつていた
が、リード端子1が接合されない被接合部分3a
が含まれるようであつてもかまわない。その場合
には、前述したように、リード端子1…を一列に
並べるときに、その部分にリード端子1を並べな
いようにすればよい。被装着部材もプリント基板
には限定されず、それ以外のものであつてもかま
わない。
要するに、リード仮保持ホルダで一列に並べら
れた複数のリード端子を加熱された治具で挟み付
けることでリード仮保持ホルダからのつかみ替え
を行つてリード端子を加熱し、その熱をリード端
子からのみハンダに伝えて溶融させた後、前記加
熱された治具から冷却された治具につかみ替える
ことでそのリード端子を介してハンダを冷却させ
ることによつて、前記一列に並べられた複数のリ
ード端子を被接着部材の所定の部分に同時にハン
ダ付けするのであれば、その他の構成は特に限定
されないのである。
〔発明の効果〕
この発明のリード端子の装着方法は、以上のよ
うであり、リード仮保持ホルダーで一列に並べら
れた複数のリード端子を加熱された治具で挟み付
けることでリード仮保持ホルダからのつかみ替え
を行つてリード端子を加熱し、その熱をリード端
子からのみハンダに伝えて溶融させた後、前記加
熱された治具から冷却された治具につかみ替える
ことでそのリード端子を介してハンダを冷却する
ことによつて、前記一列に並べられた複数のリー
ド端子を被装着部材の所定の部分に同時にハンダ
付けするようになつており、複数のリード端子に
対しそれぞれ直接に熱(冷熱を含む)が伝わり、
熱効率がよいため、周辺治具や電子部品が熱影響
を受けず、耐熱性が充分でないプリント基板に使
用することもでき、作業性が良好で生産性に富
み、しかも、既成のリード端子を使用しないた
め、汎用性に富み、かつ、低コストなものとなつ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例をあ
らわす図であつて、第1図はリード端子を一列に
並べるためのリード仮保持ホルダとリード端子が
装着される被装着部材であるプリント基板の外観
をあらわす斜視図、第2図はリード仮保持ホルダ
から加熱された治具である加熱ブロツクにリード
端子をつかみ替える様子をあらわす斜視図、第3
図はリード端子を加熱しつつプリント基板の被接
合部に接触させてハンダを溶融させる様子をあら
わす斜視図、第4図は加熱ブロツクから冷却され
た治具である冷却ブロツクにリード端子をつかみ
替える様子をあらわす斜視図、第5図は加熱され
た治具の別の例をあらわす斜視図、第6図は第5
図の治具を用いてリード端子を挟み付ける様子を
あらわす図であつて、同図aは挟み付ける直前の
状態をあらわす断面図、同図bは挟み付けた状態
をあらわす断面図、第7図は第1図から第4図の
実施例によつてプリント基板にリード端子を装着
した状態をあらわす斜視図、第8図は既成のリー
ド端子をプリント基板に仮止めした状態をあらわ
す斜視図である。 1……リード端子、3……被装着部材、4,
4′……加熱された治具(加熱ブロツク)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リード仮保持ホルダで一列に並べられた複数
    のリード端子を加熱された治具で上下から挟み付
    けることでリード仮保持ホルダからのつかみ替え
    を行つてリード端子を加熱し、その熱をリード端
    子からのみハンダに伝えて溶融させた後、前記加
    熱された治具から冷却された治具につかみ替える
    ことでそのリード端子を介してハンダを冷却させ
    ることによつて、前記一列に並べられた複数のリ
    ード端子を被装着部材の所定の部分に同時にハン
    ダ付けすることを特徴とするリード端子の装着方
    法。 2 加熱治具が、その挟み付け部分において、リ
    ード端子の長さ方向に沿うスリツトが設けられて
    複数の部分に分割されることで撓むことが可能と
    なつており、各部分においてリード端子を1本つ
    づ挟むようになつている特許請求の範囲第1項記
    載のリード端子の装着方法。
JP25645686A 1986-10-27 1986-10-27 リ−ド端子の装着方法 Granted JPS63110582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25645686A JPS63110582A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 リ−ド端子の装着方法

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JP25645686A JPS63110582A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 リ−ド端子の装着方法

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JPS63110582A JPS63110582A (ja) 1988-05-16
JPH0517671B2 true JPH0517671B2 (ja) 1993-03-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179767A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Nippon Avionics Co Ltd 同軸ケーブルの端末加工方法およびこれに用いるリフロー装置

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JPS58186992A (ja) * 1982-04-26 1983-11-01 株式会社日立製作所 プリント基板へのリ−ド端子のハンダ付け方法

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JPS63110582A (ja) 1988-05-16

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