JPH0818221A - 電子部品除去用挟持具 - Google Patents
電子部品除去用挟持具Info
- Publication number
- JPH0818221A JPH0818221A JP14322994A JP14322994A JPH0818221A JP H0818221 A JPH0818221 A JP H0818221A JP 14322994 A JP14322994 A JP 14322994A JP 14322994 A JP14322994 A JP 14322994A JP H0818221 A JPH0818221 A JP H0818221A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- heating
- pair
- tweezers
- lead
- Prior art date
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- Pending
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に電子部品を除去できると共に、様々な
サイズの電子部品に対応できる電子部品除去用挟持具を
提供する。 【構成】 屈曲部3の両端から延びる一対のアーム4、
4を備えた加熱子ホルダー1の両端に、電子部品の各リ
ード列と接触可能な加熱挟持片6を有する一対の金属製
加熱子2、2を設ける。先端部にヒータが内蔵されたピ
ンセットで一対の加熱子2、2を両側から掴み、リード
を加熱しながら電子部品を摘み上げることにより、容易
に電子部品を除去することができる。また、除去しよう
とする電子部品の各リード列の長さに合わせて、各加熱
挟持片6の両端部を切断すると、様々なサイズの電子部
品に対応できる。
サイズの電子部品に対応できる電子部品除去用挟持具を
提供する。 【構成】 屈曲部3の両端から延びる一対のアーム4、
4を備えた加熱子ホルダー1の両端に、電子部品の各リ
ード列と接触可能な加熱挟持片6を有する一対の金属製
加熱子2、2を設ける。先端部にヒータが内蔵されたピ
ンセットで一対の加熱子2、2を両側から掴み、リード
を加熱しながら電子部品を摘み上げることにより、容易
に電子部品を除去することができる。また、除去しよう
とする電子部品の各リード列の長さに合わせて、各加熱
挟持片6の両端部を切断すると、様々なサイズの電子部
品に対応できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上にハンダ付け
によって実装された電子部品を除去する際に使用する電
子部品除去用挟持具に関するものである。
によって実装された電子部品を除去する際に使用する電
子部品除去用挟持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板上にハンダ付けによって実装された
電子部品を除去する方法として、ハンダゴテの先端に加
熱ヘッドを取り付け、その加熱ヘッドに形成された凹部
に電子部品を嵌め込み、その凹部の内面を電子部品のリ
ードに接触させ、加熱ヘッドを介して電子部品のリード
に熱を加え、ハンダを溶かした後、電子部品から加熱ヘ
ッドを離し、ピンセットで電子部品を掴んで基板から引
き離す方法がある。
電子部品を除去する方法として、ハンダゴテの先端に加
熱ヘッドを取り付け、その加熱ヘッドに形成された凹部
に電子部品を嵌め込み、その凹部の内面を電子部品のリ
ードに接触させ、加熱ヘッドを介して電子部品のリード
に熱を加え、ハンダを溶かした後、電子部品から加熱ヘ
ッドを離し、ピンセットで電子部品を掴んで基板から引
き離す方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法によると、ハンダゴテに連結された加熱ヘッドによ
るリードの加熱作業と、ピンセットによる電子部品の除
去作業を別々に行うため、手間を要するだけでなく、ハ
ンダが溶解した後、再凝固する前にピンセットで電子部
品を掴み上げなければならず、一連の作業に熟練を要し
た。
方法によると、ハンダゴテに連結された加熱ヘッドによ
るリードの加熱作業と、ピンセットによる電子部品の除
去作業を別々に行うため、手間を要するだけでなく、ハ
ンダが溶解した後、再凝固する前にピンセットで電子部
品を掴み上げなければならず、一連の作業に熟練を要し
た。
【0004】また、加熱ヘッドの凹部は、電子部品のサ
イズに合わせて形成されているため、特定サイズの電子
部品しか除去できず、試作や研究、修理などにおいて様
々な種類の電子部品を取り扱う場合には、それぞれの電
子部品に対応する加熱ヘッドを用意しなければならなか
った。
イズに合わせて形成されているため、特定サイズの電子
部品しか除去できず、試作や研究、修理などにおいて様
々な種類の電子部品を取り扱う場合には、それぞれの電
子部品に対応する加熱ヘッドを用意しなければならなか
った。
【0005】そこで、この発明は、容易に電子部品を除
去できると共に、様々なサイズの電子部品に対応できる
電子部品除去用挟持具を提供することを課題とする。
去できると共に、様々なサイズの電子部品に対応できる
電子部品除去用挟持具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、屈曲部の両端から延びる一対のアーム
を備えた加熱子ホルダーの両端に、電子部品の各リード
列と接触可能な加熱挟持片を有する一対の金属製加熱子
を設けた構成を採用したのである。
め、この発明は、屈曲部の両端から延びる一対のアーム
を備えた加熱子ホルダーの両端に、電子部品の各リード
列と接触可能な加熱挟持片を有する一対の金属製加熱子
を設けた構成を採用したのである。
【0007】
【作用】電子部品を除去する際には、一対の加熱子で電
子部品を挟み、各加熱挟持片を電子部品の各リード列に
接触させ、先端部にヒータが内蔵されたピンセットで一
対の加熱子を両側から掴む。その状態で、ヒータにより
加熱子を介してリードを熱し、ハンダを溶解させ、ピン
セットで電子部品を基板から摘み上げる。
子部品を挟み、各加熱挟持片を電子部品の各リード列に
接触させ、先端部にヒータが内蔵されたピンセットで一
対の加熱子を両側から掴む。その状態で、ヒータにより
加熱子を介してリードを熱し、ハンダを溶解させ、ピン
セットで電子部品を基板から摘み上げる。
【0008】ピンセットにより、リードを加熱しながら
電子部品を摘み上げるので、作業性がよい。
電子部品を摘み上げるので、作業性がよい。
【0009】また、各加熱挟持片の両端部をリード列の
長さに合わせて切断することにより、様々なサイズの電
子部品に対応することができる。
長さに合わせて切断することにより、様々なサイズの電
子部品に対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図2に、第1の実施例を示す。こ
の挟持具は、対向する二辺にリード列を有する電子部品
を除去する際に使用するものである。
て説明する。図1及び図2に、第1の実施例を示す。こ
の挟持具は、対向する二辺にリード列を有する電子部品
を除去する際に使用するものである。
【0011】図示のように、加熱子ホルダー1の両端に
は、一対の金属製加熱子2、2が設けられている。加熱
子ホルダー1は針金により構成され、リング状の屈曲部
3の両端から延びる一対のアーム4、4を備えている。
金属製加熱子2は、ピンセットの先端部が差し込まれる
コ字形部材5の一端に、平らな板体から成る加熱挟持片
6を連設し、その加熱挟持片6の外側面にピンセットの
差し込み量を制限するストッパ片7を設けたものであ
り、コ字形部材5の両側壁間に上記加熱子ホルダー1の
アーム4の先端部が挿入されている。この金属製加熱子
2は、全体が銅などの熱伝導率の高い材料から構成され
ている。
は、一対の金属製加熱子2、2が設けられている。加熱
子ホルダー1は針金により構成され、リング状の屈曲部
3の両端から延びる一対のアーム4、4を備えている。
金属製加熱子2は、ピンセットの先端部が差し込まれる
コ字形部材5の一端に、平らな板体から成る加熱挟持片
6を連設し、その加熱挟持片6の外側面にピンセットの
差し込み量を制限するストッパ片7を設けたものであ
り、コ字形部材5の両側壁間に上記加熱子ホルダー1の
アーム4の先端部が挿入されている。この金属製加熱子
2は、全体が銅などの熱伝導率の高い材料から構成され
ている。
【0012】上記の挟持具を使用して基板B上に実装さ
れた電子部品8を除去する際には、先端部にヒータが内
蔵されたピンセットPの先端部を加熱子2のコ字形部材
5に差し込む。そして、一対の加熱子2間に電子部品8
を挟み、各加熱挟持片6を電子部品8の各リード列に接
触させ、ピンセットPで一対の加熱子2を両側から掴
む。その状態で、ヒータによりコ字形部材5及び加熱挟
持片6を介してリードを熱し、ハンダ9を溶解させ、ピ
ンセットPで電子部品8を基板Bから摘み上げる。
れた電子部品8を除去する際には、先端部にヒータが内
蔵されたピンセットPの先端部を加熱子2のコ字形部材
5に差し込む。そして、一対の加熱子2間に電子部品8
を挟み、各加熱挟持片6を電子部品8の各リード列に接
触させ、ピンセットPで一対の加熱子2を両側から掴
む。その状態で、ヒータによりコ字形部材5及び加熱挟
持片6を介してリードを熱し、ハンダ9を溶解させ、ピ
ンセットPで電子部品8を基板Bから摘み上げる。
【0013】上記のように、この挟持具は、ピンセット
Pの先端部に取り付けで使用するため、電子部品を容易
に掴むことができる。
Pの先端部に取り付けで使用するため、電子部品を容易
に掴むことができる。
【0014】また、ピンセットPの先端部と各加熱子2
との接触面積が大きいため、熱の伝導効率がよい。
との接触面積が大きいため、熱の伝導効率がよい。
【0015】図3及び図4に、第2の実施例を示す。こ
の挟持具は、リード列を四辺に有するフラットパックの
電子部品を除去する際に使用するものである。
の挟持具は、リード列を四辺に有するフラットパックの
電子部品を除去する際に使用するものである。
【0016】図示のように、U字形の屈曲部10の両端
から延びる一対のアーム11、11を備えた加熱子ホル
ダー12の両端には、一対の加熱子13、13が一体に
設けられている。加熱子13は、操作片14、三角板1
5、及び三角板15の直角を挟む二辺から下方へ延びる
一対の加熱挟持片16、16から成り、各加熱挟持片1
6の一端は対向する加熱子13の方向へ延びている。こ
の挟持具は、全体が銅などの熱伝導率の高い材料から構
成されている。
から延びる一対のアーム11、11を備えた加熱子ホル
ダー12の両端には、一対の加熱子13、13が一体に
設けられている。加熱子13は、操作片14、三角板1
5、及び三角板15の直角を挟む二辺から下方へ延びる
一対の加熱挟持片16、16から成り、各加熱挟持片1
6の一端は対向する加熱子13の方向へ延びている。こ
の挟持具は、全体が銅などの熱伝導率の高い材料から構
成されている。
【0017】上記第2の実施例の挟持具を使用して基板
B上に実装された電子部品17を除去する際には、一対
の加熱子13間に電子部品17を挟み、各加熱挟持片1
6を電子部品17の各リード列に接触させ、先端部にヒ
ータが内蔵されたピンセットPで一対の加熱子13の操
作片14を両側から掴む。その状態で、ヒータにより操
作片14、三角板15、加熱挟持片16を介してリード
を熱し、ハンダ18を溶解させ、ピンセットPで電子部
品17を基板Bから摘み上げる。
B上に実装された電子部品17を除去する際には、一対
の加熱子13間に電子部品17を挟み、各加熱挟持片1
6を電子部品17の各リード列に接触させ、先端部にヒ
ータが内蔵されたピンセットPで一対の加熱子13の操
作片14を両側から掴む。その状態で、ヒータにより操
作片14、三角板15、加熱挟持片16を介してリード
を熱し、ハンダ18を溶解させ、ピンセットPで電子部
品17を基板Bから摘み上げる。
【0018】ピンセットPで操作片14を両側から挟ん
だ後、各加熱挟持片16を電子部品17の各リード列に
接触させ、電子部品17を掴んでもよい。
だ後、各加熱挟持片16を電子部品17の各リード列に
接触させ、電子部品17を掴んでもよい。
【0019】上記第1及び第2の実施例の挟持具は、ピ
ンセットPにより、リードを加熱しながら電子部品を摘
み上げるので、作業性がよい。
ンセットPにより、リードを加熱しながら電子部品を摘
み上げるので、作業性がよい。
【0020】また、電子部品の各リード列の長さに合わ
せて、加熱挟持片6、16の両端部を切断することによ
り、一種類で様々なサイズの電子部品に対応することが
できる。
せて、加熱挟持片6、16の両端部を切断することによ
り、一種類で様々なサイズの電子部品に対応することが
できる。
【0021】なお、著しくサイズの異なる電子部品に対
応するため、段階的に大きさの異なる複数の挟持具を用
意しておくとよい。
応するため、段階的に大きさの異なる複数の挟持具を用
意しておくとよい。
【0022】
【効果】この発明によれば、以上のように、屈曲部の両
端から延びる一対のアームを備えた加熱子ホルダーの両
端に、電子部品の各リード列と接触可能な加熱挟持片を
有する一対の金属製加熱子を設けたので、先端部にヒー
タが内蔵されたピンセットで一対の加熱子を両側から掴
み、リードを加熱しながら電子部品を摘み上げることに
より、容易に電子部品を除去することができる。
端から延びる一対のアームを備えた加熱子ホルダーの両
端に、電子部品の各リード列と接触可能な加熱挟持片を
有する一対の金属製加熱子を設けたので、先端部にヒー
タが内蔵されたピンセットで一対の加熱子を両側から掴
み、リードを加熱しながら電子部品を摘み上げることに
より、容易に電子部品を除去することができる。
【0023】また、除去しようとする電子部品の各リー
ド列の長さに合わせて、各加熱挟持片の両端部を切断す
ると、様々なサイズの電子部品に対応できる。
ド列の長さに合わせて、各加熱挟持片の両端部を切断す
ると、様々なサイズの電子部品に対応できる。
【0024】さらに、構造が簡単であるため、低コスト
製作できる。
製作できる。
【図1】第1の実施例の斜視図
【図2】(I)は同上の使用状態を示す平面図 (II)は同上のa−a線に沿った断面図
【図3】第2の実施例の斜視図
【図4】(I)は同上の使用状態を示す平面図 (II)は同上のb−b線に沿った断面図
1、12 加熱子ホルダー 2、13 加熱子 3、10 屈曲部 4、11 アーム 6、16 加熱挟持片
Claims (1)
- 【請求項1】 屈曲部の両端から延びる一対のアームを
備えた加熱子ホルダーの両端に、電子部品の各リード列
と接触可能な加熱挟持片を有する一対の金属製加熱子を
設けた電子部品除去用挟持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322994A JPH0818221A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 電子部品除去用挟持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322994A JPH0818221A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 電子部品除去用挟持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818221A true JPH0818221A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15333910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14322994A Pending JPH0818221A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 電子部品除去用挟持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818221A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300543A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Olympus Corp | 細線接合機構、それを用いた細線接合装置および方法 |
JP2018190576A (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-29 | アドバンス理工株式会社 | 加熱装置及び加熱方法 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14322994A patent/JPH0818221A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300543A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Olympus Corp | 細線接合機構、それを用いた細線接合装置および方法 |
JP2018190576A (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-29 | アドバンス理工株式会社 | 加熱装置及び加熱方法 |
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