JPH05176331A - 復調回路及びそれを用いた衛星放送受信機 - Google Patents

復調回路及びそれを用いた衛星放送受信機

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JPH05176331A
JPH05176331A JP35556891A JP35556891A JPH05176331A JP H05176331 A JPH05176331 A JP H05176331A JP 35556891 A JP35556891 A JP 35556891A JP 35556891 A JP35556891 A JP 35556891A JP H05176331 A JPH05176331 A JP H05176331A
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signal
amplifier
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multiplier
filter
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JP35556891A
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Masaki Noda
正樹 野田
Yoshimi Iso
佳実 磯
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 乗算器51,LPF52a,ループ増幅器5
3,第1の電圧制御発振器54aは第1のループを構成
する。乗算器51,BPF52b,バッファ増幅器5
6,MSK復調器22,第2の電圧制御発振器54bは
第2のループを構成する。VCO選択回路58は、入力
端子103に角度変調信号が入力されたときは第1の電
圧制御発振器54aのみを、MSK変調信号が入力され
たときは第2の電圧制御発振器54bのみを、ONす
る。 【効果】 乗算器51の共用化を図ることにより2種類
の復調回路の入力部分のIF増幅器やAGC制御回路等
の共用化も図ることができ、回路の小型化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放送衛星や通信衛星から
の信号を受信する衛星放送受信機に係り、特に、アナロ
グFM変調されたテレビジョン信号等の角度変調信号
と、ディジタル変調された音声信号やテレビジョン信号
等のディジタル変調信号と、を受信する衛星放送受信機
の復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】静止衛星を利用した放送サービスとし
て、従来のアナログテレビジョン放送に加え、多チャン
ネルパルス・コード・モジュレーション(PCM)放送
や多チャンネルデジタルテレビジョン放送が計画されて
いる。これらの放送では、従来のアナログ角度変調に対
し、電波の利用効率を上げるため、ミニマム・フェイズ
・シフト・キーイング(MSK)やクォドラチャー・フ
ェイズ・シフト・キーイング(QPSK)など、多チャ
ンネルの信号で直接キャリアを変調する直接変調方式が
使用される。
【0003】この様なMSK変調信号やQPSK変調信
号などのディジタル変調信号の復調としては、例えば、
特開昭63−30049号公報に記載されたものがあ
る。受信したMSK変調信号を復調するための同期検波
方式を用いた復調方式は、基準信号である搬送波の再生
方法が重要である。では、この特開昭63−30049
号公報に記載の既提案例について、図5を用いて説明す
る。
【0004】図5は従来の衛星放送受信機の一例を示す
ブロック図である。図5において、100は入力端子、
2は第1の局部発振器、3は第1の混合器、4は第2の
局部発振器、5は第2の混合器、6はバンドパスフィル
タ(BPF)、7は第1の乗算器、8は第2の乗算器、
9は基準発振器、10はπ/2位相器、11は第1のロ
ーパスフィルタ(LPF)、12は第2のLPF、13
は第1の判定回路、14は第2の判定回路、15は反転
回路、16はディジタル信号処理回路、101は復調出
力端子、18は第3の乗算器、19は第4の乗算器、2
0はループフィルタ、21はクロック再生回路、22は
MSK復調器、23は搬送波位相誤差情報である。
【0005】この従来例では、屋外ユニット(図示せ
ず)から入力端子100を介して入力される第1の中間
周波数を持つMSK変調信号に対し、第1の局部発振器
2と第1の混合器3から成る第1の周波数変換回路と第
2の局部発振器4と第2の混合器5から成る第2の周波
数変換回路により、中間周波数に2つの周波数(第2及
び第3の中間周波数)を持つ二重ヘテロダイン方式で、
その搬送波周波数を下げた後、MSK復調器22に入力
してMSK変調信号を復調するものである。
【0006】MSK復調器22における詳しい動作はこ
こでは省略するが、まず、第3の中間周波数に変換され
た変調信号を、第1の乗算器7と第2の乗算器8におい
て、基準発振器9とπ/2位相器10で発生させた同相
搬送波及び直交搬送波と、それぞれ乗算することで同期
検波する。次に、その同相成分出力と直交成分出力とを
第3の乗算器18において乗算し、さらに、その乗算出
力を第4の乗算器19においてクロック再生回路21で
再生されたクロック信号と乗算して、第3の中間周波数
を持つ変調信号と基準発振器9の出力との搬送波位相誤
差を検出し、搬送波位相誤差情報23として出力する。
そして、その搬送波位相誤差情報23によって、第2の
局部発振器4を制御して、第3の中間周波数を持つ変調
信号と基準発振器9の出力の位相差を、或る一定値にす
る負帰還ループを構成する。
【0007】この従来例では、基準発振器9として周波
数安定度の高い水晶発振器を用いるので、第1の局部発
振器2の周波数が周囲の温度変動や通電による温度変動
などによってドリフトを生じたとしても、上記負帰還ル
ープによって第3の中間周波数は安定する。
【0008】次に、図5の衛星放送受信機を応用して、
多チャンネルPCM放送や多チャンネルデジタルテレビ
ジョン放送の他、アナログテレビジョン放送をも受信す
る衛星放送受信機について説明する。従来、アナログ角
度変調(FM)の復調としては、一般にフェイズ・ロッ
クド・ループ(PLL)による復調が良く知られてい
る。
【0009】図6は従来の衛星放送受信機の他の例を示
すブロック図である。図6において、図5と同じ機能ブ
ロックに対しては同じ符号を記している。その他、24
はBPF、25はRF増幅器、26は可変BPF、27
はRFオート・ゲイン・コントロール(AGC)増幅
器、28はIF増幅器、43は混合器IC、29は切換
スイッチ、30は選局用PLL回路、31はマイクロコ
ンピュータ(マイコン)、6a,6bはBPF、32は
IFAGC増幅器、33は位相比較器、34はループフ
ィルタ、35はバッファ増幅器、36は発振器、37は
ループ増幅器、38は共振系、102は復調出力端子、
39はFM復調IC、40はIF増幅器、41はMSK
復調IC、42は共振系である。
【0010】また、図6において、IFAGC増幅器3
2,位相比較器33,ループフィルタ34,バッファ増
幅器35,発振器36から成るFM復調IC39と、共
振系38と、でPLL方式のFM復調回路を構成してい
る。
【0011】この従来例では、屋外ユニット(図示せ
ず)から入力端子100を介して入力される第1の中間
周波数を持つ変調信号に対し、第1の局部発振器2と第
1の混合器3から成る第1の周波数変換回路により、第
1の中間周波数から第2の中間周波数へ周波数変換を施
す。そして、その第2の中間周波数を持つ変調信号を切
換スイッチ29に入力し、アナログテレビジョン放送に
よる角度変調信号の受信時には、その切換スイッチ29
によりBPF6aを選択させて、復調出力端子102よ
り復調信号を得、ディジタルテレビジョン放送によるM
SK変調信号の受信時には、BPF6bを選択させて、
復調出力端子101より復調信号を得ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した図6の従来例
においては、図5の従来例と同様、第1の局部発振器2
の周波数がドリフトを生じたとしても、前述の負帰還ル
ープにより第3の中間周波数は安定するため、搬送波を
十分再生でき、変調信号を復調できる。しかし、図6の
従来例のように、多チャンネルPCM放送や多チャンネ
ルデジタルテレビジョン放送の他、アナログテレビジョ
ン放送をも受信するには、角度変調信号の復調を行なう
復調回路とディジタル変調信号(図6ではMSK変調信
号)の復調を行なう復調回路がそれぞれ必要となる他、
同様な周辺回路も2つ必要であり、特に復調回路の1チ
ップIC化に問題があった。
【0013】本発明の目的は、放送衛星や通信衛星から
の角度変調信号とディジタル変調信号の2つの方式の信
号を安定に復調し、IC化に適した復調回路及びそれを
用いた衛星放送受信機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、乗算器と第1のフィルタと第1の
増幅器と第1の電圧制御発振器から成り、角度変調信号
を復調するPLLの第1のループと、前記乗算器と第2
のフィルタと第2の増幅器とディジタル変調信号復調器
と第2の電圧制御発振器から成り、ディジタル変調信号
復調器の入力周波数を安定化する第2のループと、を形
成し、第1のループと第2のループのうち、受信された
信号に応じて何れか一方を選択し動作させる選択手段を
設けるようにした。
【0015】
【作用】前記乗算器は、前記選択手段により前記第1の
ループが選択された場合は、位相比較器として動作し、
前記第2のループが選択された場合はミクサー動作を行
う。本発明によれば、前記乗算器の共用化を図ることに
より、2種類の復調回路の入力部分のIF増幅器やAG
C制御回路他の共用化も図ることができ、回路の小型化
が図れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例としての復調回路を示すブ
ロック図、図2は図1の復調回路をより具体化すると共
に、その周辺回路まで示したブロック図、図3は図1の
復調回路を用いた衛星放送受信機を示すブロック図であ
る。
【0017】図1において、図6と同じ機能ブロックに
対しては同じ記号を記している。その他、103は入力
端子、51は乗算器、52aはLPF、52bはBP
F、53はループ増幅器、54aは第1の電圧制御発振
器、54bは第2の電圧制御発振器、55,56はバッ
ファ増幅器、58はVCO選択回路、104は制御入力
端子である。
【0018】本実施例では、乗算器51,LPF52
a,ループ増幅器53,第1の電圧制御発振器54aで
第1のループを構成し、乗算器51,BPF52b,バ
ッファ増幅器56,MSK復調器22,第2の電圧制御
発振器54bで第2のループを構成する。
【0019】図1において、入力端子103からは、図
3で示すように、切換スイッチ29よりBPF6aまた
はBPF6bを介して出力された第2の中間周波数を持
つ変調信号が入力される。また、制御入力端子104か
らは、入力された変調信号の種類、即ち、角度変調信号
か,MSK変調信号かに応じて、切換信号が入力され
る。VCO選択回路58は、その切換信号によって、入
力端子103に角度変調信号が入力されたときには第1
の電圧制御発振器54aをON、第2の電圧制御発振器
54bをOFFし、MSK変調信号が入力されたときに
は第1の電圧制御発振器54aをOFF、第2の電圧制
御発振器54bをONする。
【0020】従って、入力端子103に角度変調信号が
入力され、第1の電圧制御発振器54aがONされる
と、第1のループがPLLのFM復調器として動作し、
復調信号がループ増幅器53からバッファ増幅器55を
介して復調出力端子102より出力される。
【0021】また、入力端子103にMSK変調信号が
入力され、第1の電圧制御発振器54aがOFFされ、
第2の電圧制御発振器54bがONされると、第1のル
ープが切断されて、乗算器51からはMSK変調信号と
第2の電圧制御発振器54bの出力との混合信号が出力
され、BPF52bとバッファ増幅器56を介してMS
K復調器22に入力される。MSK復調器22では、従
来例で述べたように、搬送波位相誤差情報23を出力し
て第2の電圧制御発振器54bを制御すると共に、復調
信号を復調出力端子101より出力する。
【0022】次に、図2を用いて、図1の復調回路をよ
り具体化した回路及びその周辺回路について説明する。
図2において、図1と同じ機能ブロックに対しては同じ
符号を記している。その他、60aは第1の電圧制御発
振器54aの共振系、60bは第2の電圧制御発振器5
4bの共振系、61,63はオペレーショナル増幅器、
62はAGC検波器、64はオート・フレキュエンシィ
・コントロール(AFC)切換回路、65a,65bは
バッファ増幅器、66はAFCの基準電圧、67はAG
Cの基準電圧、68は復調IC、105はAGC制御電
圧出力端子、106はAFC制御電圧出力端子である。
【0023】復調IC68は、図1の復調回路の要部と
AGC制御回路やAFC制御回路等の周辺回路の要部を
同一の半導体基板、例えば、Si基板上に構成したもの
である。尚、図2では、電圧制御発振器の共振系60
a,60bは復調IC68の外部に配置されているが、
復調IC68に内蔵される方式でも本発明の趣旨を逸脱
しないことは明白である。
【0024】また、AGC制御回路は、AGC検波器6
6とオペレーショナル増幅器61とAGCの基準電圧6
7で構成されており、従来はそれぞれの復調回路に必要
であったが、本実施例では1つで良く、その分、回路の
削減が図れる。
【0025】一方、AFC制御回路は、AFC切換回路
64とオペレーショナル増幅器63とAFCの基準電圧
66で構成されている。AFC切換回路64はループ増
幅器53の出力と搬送波位相誤差情報23との直流レベ
ル差を補正する機能も有する。AGC制御回路も、従来
はそれぞれの復調回路に必要であったが、本実施例では
1つで良く、その分、回路の削減が図れる。尚、AFC
制御回路は、図2では、1つのAFC制御電圧出力端子
106を有するアナログAFC制御回路で構成されてい
るが、Hレベル,Lレベルの出力により周波数のずれ方
向を知る2つのAFC制御電圧出力端子を有するデジタ
ルAFC制御回路で構成しても、本発明の趣旨を逸脱し
ないことは明白である。
【0026】次に、図3を用いて、図1の復調回路を用
いた衛星放送受信機について説明する。図3において、
図2及び図6と同じ機能ブロックに対しては同じ符号を
記している。なお、復調IC68は、AGC制御回路と
AFC制御回路の機能ブロックが省略されている。ま
た、BPF6a,6bは、帯域幅が例えば衛星放送用の
27MHzと通信衛星用の36MHzのSAWフィルタ
で構成されている。
【0027】以上説明したように、本実施例によれば、
角度変調信号入力時とMSK変調信号入力時とで乗算器
51の共用化を図ることにより、2種類の復調回路の入
力部分のIF増幅器等の共用化や、AGC制御回路,A
FC制御回路等の周辺回路の共用化も図ることができ、
従来、2つ必要であった復調回路及びその周辺回路が1
つで良く、復調回路の1チップIC化を実現することが
でき、衛星放送受信機の小型化が図れる。
【0028】図4は本発明の他の実施例としての復調回
路を示すブロック図である。図4において、図1と同じ
機能ブロックに対しては同じ符号を記している。その
他、54は電圧制御発振器、59は制御電圧切換回路で
ある。本実施例が、図1の復調回路と異なる点は、2つ
有った電圧制御発振器を1つにした点である。
【0029】制御入力端子104からは、入力された変
調信号の種類、即ち、角度変調信号か,MSK変調信号
かに応じて、切換信号が入力される。制御電圧切換回路
59は、制御入力端子104からの切換信号によって、
入力端子103に角度変調信号が入力されたときには第
1のループに係るループ増幅器53の出力を制御電圧と
して電圧制御発振器54に印加し、MSK変調信号が入
力されたときには第2のループに係る搬送波位相誤差情
報23を制御電圧として電圧制御発振器54に印加す
る。本実施例によれば、電圧制御発振器が1つで良く、
発振器同士の干渉や実装を行う上での問題が少なくな
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角度変調信号入力時とディジタル変調信号入力時とで乗
算器の共用化を図ることにより、2種類の復調回路の入
力部分のIF増幅器等の共用化や、AGC制御回路,A
FC制御回路等の周辺回路の共用化も図ることができ、
従来、2つ必要であった復調回路及びその周辺回路が1
つで良く、復調回路の1チップIC化を実現することが
でき、衛星放送受信機の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての復調回路を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の復調回路をより具体化すると共に、その
周辺回路まで示したブロック図である。
【図3】図1の復調回路を用いた衛星放送受信機を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例としての復調回路を示すブ
ロック図である。
【図5】従来の衛星放送受信機の一例を示すブロック図
である。
【図6】従来の衛星放送受信機の他の例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
22…MSK復調器、51…乗算器、52a…LPF、
52b…BPF、53…ループ増幅器、54a…第1の
電圧制御発振器、54b…第2の電圧制御発振器、5
5,56…バッファ増幅器、58…VCO選択回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角度変調信号とディジタル変調信号を受
    信する衛星放送受信機において、 受信された信号と入力された発振信号とを乗算して出力
    する乗算器と、該乗算器からの出力信号にフィルタ処理
    を施して出力する第1のフィルタと、該第1のフィルタ
    からの出力信号を増幅して出力する第1の増幅器と、第
    1の発振信号を発生し、前記発振信号として前記乗算器
    に入力すると共に、前記第1の増幅器からの出力信号を
    制御電圧として、その発振周波数が制御される第1の電
    圧制御発振器と、前記乗算器からの出力信号にフィルタ
    処理を施して出力する第2のフィルタと、該第2のフィ
    ルタからの出力信号を増幅して出力する第2の増幅器
    と、該第2の増幅器からの出力信号を復調して出力する
    と共に、搬送波位相誤差情報を出力するディジタル変調
    信号復調器と、第2の発振信号を発生し、前記発振信号
    として前記乗算器に入力すると共に、前記ディジタル変
    調信号復調器からの搬送波位相誤差情報を制御電圧とし
    て、その発振周波数が制御される第2の電圧制御発振器
    と、を有すると共に、 前記乗算器,第1のフィルタ,第1の増幅器及び第1の
    電圧制御発振器から成る第1のループと前記乗算器,第
    2のフィルタ,第2の増幅器,ディジタル変調信号復調
    器及び第2の電圧制御発振器から成る第2のループのう
    ち、受信された信号に応じて何れか一方を選択し動作さ
    せる選択手段を有し、 前記角度変調信号が受信されたときには前記選択手段に
    より前記第1のループを選択し動作させて、前記第1の
    増幅器からの出力信号として前記角度変調信号について
    の復調信号を得、前記ディジタル変調信号が受信された
    ときには前記選択手段により前記第2のループを選択し
    動作させて、前記ディジタル変調信号復調器からの出力
    信号として前記ディジタル変調信号についての復調信号
    を得ることを特徴とする復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の復調回路において、前
    記選択手段は、前記第1及び第2の電圧制御発振器のう
    ち、前記角度変調信号が受信されたときには前記第1の
    電圧制御発振器のみを駆動して前記第2の電圧制御発振
    器は停止させ、前記ディジタル変調信号が受信されたと
    きには前記第2の電圧制御発振器のみを駆動して前記第
    1の電圧制御発振器は停止させる電圧制御発振器選択回
    路から成ることを特徴とする復調回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の復調回路にお
    いて、前記第2の電圧制御発振器の発振中心周波数が、
    前記第1の電圧制御発振器の発振中心周波数より高いこ
    とを特徴とする復調回路。
  4. 【請求項4】 角度変調信号とディジタル変調信号を受
    信する衛星放送受信機において、 発振信号を発生して出力すると共に、入力される制御電
    圧により、その発振周波数が制御される電圧制御発振器
    と、受信された信号と前記電圧制御発振器からの発振信
    号とを乗算して出力する乗算器と、該乗算器からの出力
    信号にフィルタ処理を施して出力する第1のフィルタ
    と、該第1のフィルタからの出力信号を増幅して出力
    し、前記制御電圧として前記電圧制御発振器に入力させ
    る第1の増幅器と、前記乗算器からの出力信号にフィル
    タ処理を施して出力する第2のフィルタと、該第2のフ
    ィルタからの出力信号を増幅して出力する第2の増幅器
    と、該第2の増幅器からの出力信号を復調して出力する
    と共に、搬送波位相誤差情報を出力し、前記制御電圧と
    して前記電圧制御発振器に入力させるディジタル変調信
    号復調器と、を有すると共に、 前記乗算器,第1のフィルタ,第1の増幅器及び電圧制
    御発振器から成る第1のループと前記乗算器,第2のフ
    ィルタ,第2の増幅器,ディジタル変調信号復調器及び
    電圧制御発振器から成る第2のループのうち、受信され
    た信号に応じて何れか一方を選択し動作させる選択手段
    を有し、 前記角度変調信号が受信されたときには前記選択手段に
    より前記第1のループを選択し動作させて、前記第1の
    増幅器からの出力信号として前記角度変調信号について
    の復調信号を得、前記ディジタル変調信号が受信された
    ときには前記選択手段により前記第2のループを選択し
    動作させて、前記ディジタル変調信号復調器からの出力
    信号として前記ディジタル変調信号についての復調信号
    を得ることを特徴とする復調回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の復調回路において、前
    記選択手段は、前記第1の増幅器からの出力信号と前記
    ディジタル変調信号復調器からの搬送波位相誤差情報の
    うち、前記角度変調信号が受信されたときには前記第1
    の増幅器からの出力信号のみを前記電圧制御発振器に入
    力させ、前記ディジタル変調信号が受信されたときには
    前記ディジタル変調信号復調器からの搬送波位相誤差情
    報のみを前記電圧制御発振器に入力させる制御電圧切換
    回路から成ることを特徴とする復調回路。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    復調回路において、前記乗算器は、前記角度変調信号が
    受信されたときには前記乗算により位相比較動作を行な
    い、前記ディジタル変調信号が受信されたときには前記
    乗算によりミクサー動作を行なうことを特徴とする復調
    回路。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6に記
    載の復調回路において、第1のフィルタはローパスフィ
    ルタから成り、前記第2のフィルタはバンドパスフィル
    タから成ることを特徴とする復調回路。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6または7
    に記載の復調回路において、少なくとも、前記乗算器,
    増幅器,電圧制御発振器及びディジタル変調信号復調器
    が、同一の半導体基板上に構成されていることを特徴と
    する復調回路。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8に記載の復調回路を用いたことを特徴とする衛星放
    送受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100330497B1 (ko) * 1999-01-27 2002-04-01 가타오카 마사타카 복수의 출력단자를 가진 위성방송수신용 컨버터

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KR100330497B1 (ko) * 1999-01-27 2002-04-01 가타오카 마사타카 복수의 출력단자를 가진 위성방송수신용 컨버터

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