JP3363949B2 - 周波数変調受信機 - Google Patents

周波数変調受信機

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    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
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    • HELECTRICITY
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    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線周波回路と、所望
の無線周波数の周波数変調受信信号を中間周波数の周波
数変調信号にダウン変換する手段と、可同調中間周波フ
ィルタを有する中間周波回路と、中間周波数の周波数変
調信号のベースバンド変調信号を復調する周波数変調復
調器であって、ベースバンド信号処理装置に結合された
この周波数変調復調器と、ベースバンド変調信号により
中間周波フィルタの瞬時的な同調制御を行なう為に周波
数変調復調器を中間周波フィルタの同調制御入力端子に
結合する中間周波同調制御ループとを具える周波数変調
受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した種類の周波数変調(FM)受信
機はPCT出願の国際公開パンフレットWO 88/0
8223号明細書から既知である。既知のFM受信機で
は所望の無線周波数(RF)のFM受信信号を中間周波
数(IF)のFM信号にダウン変換する前記の手段は可
同調の第1混合段を有し、この第1混合段によりRFF
M受信範囲の所望のRFFM受信信号を10.7MHz
の第1中間周波数にダウン変換している。この既知のF
M受信機における第1中間周波数選択後、これにより得
られた第1中間周波(IF)信号が次に固定の第2混合
段により再びダウン変換され、これにより700KHz
の平均中間周波数を有する第2IF信号が得られる。前
記の可同調IFフィルタにおいて第2IF信号が選択さ
れた後、この第2IF信号がFM復調器に供給されてこ
の第2IF信号が復調され、これにより所望のベースバ
ンド復調信号が得られる。FM復調器の出力端子は可同
調IFフィルタの同調制御入力端子に結合され、この可
同調IFフィルタの同調をベースバンド変調信号に応じ
てダイナミック制御する。従って、IFフィルタの共振
周波数が瞬時的にIFFM信号の周波数変調を追従する
為、IFフィルタは比較的狭い帯域を有することがで
き、これにより選択性を高める。
【0003】所望信号の搬送波に近い周波数を有し、I
F同調制御ループの捕獲範囲内に入る隣接の送信機の搬
送波がIFフィルタをこの隣接の送信機に同調せしめる
のを防止する為に、既知のFM受信機の同調制御は同調
制御信号が所定の振幅レベルに達した際にスイッチ・オ
フされ、これにすぐ続いてIFフィルタの同調が初期
値、例えば700KHzの中間周波数にリセットされ
る。IFフィルタの同調制御をスイッチング・オフし、
所望の搬送波が前記の初期リセットにより同調されたI
Fフィルタの通過帯域内に現われた際にIF同調制御を
この所望の搬送波に再捕獲させることにより、明瞭に聞
きとりうる雑音ピークを生ぜしめ、これら雑音ピークは
比較的長い期間存続したり、これら雑音ピークをミュー
ティング回路により抑圧せしめる場合には比較的長いミ
ューティング期間を要するおそれがあるという欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は特に上
述した欠点を簡単に無くすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線周波回路
と、所望の無線周波数の周波数変調受信信号を中間周波
数の周波数変調信号にダウン変換する手段と、可同調中
間周波フィルタを有する中間周波回路と、中間周波数の
周波数変調信号のベースバンド変調信号を復調する周波
数変調復調器であって、ベースバンド信号処理装置に結
合されたこの周波数変調復調器と、ベースバンド変調信
号により中間周波フィルタの瞬時的な同調制御を行なう
為に周波数変調復調器を中間周波フィルタの同調制御入
力端子に結合する中間周波同調制御ループとを具える周
波数変調受信機において、周波数変調復調器の出力端子
と中間周波フィルタの同調制御入力端子との間の中間周
波同調制御ループ中に第1増幅器‐リミッタが配置さ
れ、この第1増幅器‐リミッタの利得は入力信号の振幅
が増大するにつれ徐々に減少し、この第1増幅器‐リミ
ッタが生じる出力信号の振幅は周波数変調復調器の出力
信号の振幅が増大するにつれ中間周波同調制御ループに
おける同調制御信号を連続的に且つ徐々に制限する為の
制限値に向けて単調に増大するようになっていることを
特徴とする。
【0006】本発明は、IF同調制御ループの捕獲及び
保持動作は、同調制御を中断なく維持し且つ同調制御信
号の振幅を制限することにより著しく高まるという認識
に基づくものである。
【0007】本発明による手段を用いると、不所望な隣
りの送信機への同調が阻止される。すなわち、IF同調
制御ループが強い隣りの送信機を捕獲した後、IFフィ
ルタの同調がこの隣りの送信機の平均搬送波周波数を追
従する。同調制御信号が振幅制限されると、この制限期
間中IFフィルタは、IFフィルタの同調の初期リセッ
トの為に追加の手段を必要とすることなくIF同調制御
ループによる所望の送信機の搬送波の急速捕獲を可能に
する周波数に同調された状態に維持される。
【0008】本発明によるこのようなFM受信機では、
周波数変調復調器がマルチプライヤ回路と、中間周波数
の周波数変調信号から互いに等しい変調信号を有し且つ
搬送波周波数で平均90°であって周波数変調信号に応
じて変化する位相差を有する一対の周波数変調された信
号を取出す手段とを有し、この手段は同調制御入力端子
を有する可同調周波数依存移相回路を具えており、周波
数変調復調器は更に、低域通過フィルタを有する復調器
同調制御ループを具えており、この復調器同調制御ルー
プを経て前記のマルチプライヤ回路の出力端子が前記の
周波数依存移相回路の同調制御入力端子に結合され、前
記の中間周波同調制御ループにおける利得が前記の復調
器同調制御ループにおける利得よりも小さくなっている
ようにするのが好ましい。
【0009】この手段を用いると、IF同調制御ループ
のループパラメータと復調器同調制御ループのループパ
ラメータとの正確な整合が簡単に可能となる。復調器同
調制御ループの捕獲及び保持動作をIF同調制御ループ
の捕獲及び保持動作に対して適正に設定し、隣接送信機
がIF同調制御の制御作用に妨害を及ぼさないようにす
ることができる。このようなFM直角位相復調器自体は
例えばドイツ連邦共和国特許出願第2636268号明
細書から既知である。
【0010】本発明によるFM受信機の他の好適例で
は、周波数変調復調器の復調器同調制御ループが第2増
幅器‐リミッタを有し、この第2増幅器‐リミッタの出
力端子が可同調周波数依存移相回路の同調制御入力端子
及びベースバンド信号処理装置に結合され、前記の第2
増幅器‐リミッタの利得は入力信号の振幅が増大するに
つれ徐々に減少し、この第2増幅器‐リミッタが生じる
出力信号の振幅は周波数変調復調器の出力信号の振幅が
増大するにつれ復調器同調制御ループにおける同調制御
信号を連続的に且つ徐々に制限する為の制限値に向け単
調に増大し、第2増幅器‐リミッタの制限値で生じる周
波数依存移相回路中の同調周波数偏移が第1増幅器‐リ
ミッタの制限値で生じる中間周波フィルタにおける同調
周波数偏移よりも大きくなるようになっていることを特
徴とする。
【0011】この手段を用いると、ベースバンド変調信
号の低ひずみの復調が得られ、ループ作動を中断するこ
となく不所望な同調変動が簡単に生じないようになる。
これにより妨害(干渉)の可成りの減少が得られる。
【0012】比較的廉価に実現しうるこのようなFM受
信機の例では、前記の2つの同調制御ループに対し共通
なループフィルタが周波数変調復調器のマルチプライヤ
回路の出力端子と第1及び第2増幅器‐リミッタの入力
端子との間に配置されていることを特徴とする。2つの
増幅器‐リミッタの各々をエミッタ結合トランジスタ対
により実現することにより更なる簡単化を達成しうる。
【0013】極めて容易に集積化しうる本発明によるF
M受信機の他の好適例では、前記の中間周波フィルタ及
び周波数依存移相回路がそれぞれ縦続接続の第1及び第
2共振増幅器を有し、各共振増幅器は同相及び直角位相
の入力端子及び出力端子を有し、第1共振増幅器の同相
及び直角位相出力端子はマルチプライヤ回路の第1及び
第2マルチプライヤ段の第1入力端子にそれぞれ結合さ
れ、第2共振増幅器の同相及び直角位相出力端子は第2
及び第1マルチプライヤ段の第2入力端子にそれぞれ結
合され、これら第1及び第2マルチプライヤ段の出力端
子はこれら第1及び第2マルチプライヤ段の出力信号を
互いに重畳する重畳回路の入力端子に結合され、この重
畳回路は前記の2つの同調制御ループに共通に配置され
た低域通過フィルタに結合されていることを特徴とす
る。この種類の共振増幅器自体は欧州特許出願第EP0
420974号明細書から既知である。
【0014】
【実施例】対応する機能を有する素子には同一符合を付
す。図1は、アンテナANTを接続する為の無線周波
(RF)アンテナ入力端子FIを有する本発明によるF
M受信機を示し、アンテナ入力端子FIには所望のRF
FM受信信号をRF増幅及び選択する為のRF入力回路
RFが結合され、このRF入力回路RFには所望のRF
FM受信信号を中間周波数にダウン変換する為の手段が
続き、この手段は、可同調発振信号が同調発振器TOか
ら供給させるとともに平均で第1中間周波数f1に位置
する搬送周波数を有する第1中間周波(IF)信号に周
波数変換する可同調第1混合段M1と、第1IF信号を
選択する第1IF回路IF1と、これに続いて設けら
れ、第1IF信号を平均で第2中間周波数f2に位置す
る搬送周波数を有する第2IF信号にダウン変換する第
2混合段M2とを有する。
【0015】同調発振器TOは同調制御端子Vtを介し
て供給される同調電圧により所望のRFFM受信信号の
搬送周波数からf1の値だけ偏移した周波数に同調さ
れ、第1中間周波数f1からf2の値だけ偏移した固定
の発振周波数を有する混合信号が固定の局部発振装置L
Oから第2混合段M2に供給される。
【0016】第2混合段M2におけるダウン変換は単相
から直角位相への変換により達成する。この目的の為
に、第2混合段M2は同相マルチプライヤ回路M2iと
直角位相マルチプライヤ回路M2qとを有し、これら
に、第1IF信号が第1IF回路IF1から供給される
とともに、同相及び直角位相混合信号成分が共に固定の
局部発振装置LOから供給される。これらの同相及び直
角位相混合信号成分は発振器FOの信号の周波数を分周
器FD中で正しい偶数で分周することにより得る。実際
例では、第1中間周波数を10.7MHzとし、第2中
間周波数を300KHzとし、発振器FOの周波数を2
2MHzとし、分周器FDの分周比を2とした。
【0017】第2混合段M2は同相及び直角位相出力端
子を有し、これら出力端子は同相信号路I及び直角位相
信号路Qを経て第1可同調共振増幅器RA1に結合され
ている。この共振増幅器は第2IF信号を選択する為の
可同調IFフィルタとして動作する。このような共振増
幅器自体は欧州特許出願第EP0420974号から既
知であり、特に集積化するのに適している。直角位相型
の可同調多相フィルタとして適切に用いるこのような共
振増幅器は極めて高い値の共振周波数fres でも直線性
の同調特性を有するとともに、この周波数fres を中心
として対称的な帯域通過特性や点対称位相特性を有し、
従って低ひずみの選択特性が得られるということは上記
の欧州特許出願から知られている。
【0018】第1共振増幅器RA1は、ベースバンド音
声変調信号を処理するベースバンド変調信号処理装置A
SP及び所望の音声信号を再生する音声再生装置Lに先
行する直角位相FM復調器DEMに結合されている。
【0019】FM復調器DEMの第1出力端子O1は第
1増幅器‐リミッタAL1と、第1ループフィルタLF
1として動作する低域通過フィルタとを経て第1可同調
共振増幅器RA1の同調制御入力端子に結合されてい
る。第1増幅器‐リミッタAL1はIFフィルタ同調制
御信号を増幅するとともに徐々に振幅制限する為に用い
られるものであり、第1ループフィルタLF1はその選
択の為に用いられるものであり、その説明は後に行な
う。これによりIF同調制御ループが得られ、このIF
同調制御ループは第2IF信号のベースバンド変調信号
に対し直ちに、第2IFフィルタとして動作する第1可
同調共振増幅器RA1の同調周波数を変化させる。この
場合、第1可同調共振増幅器RA1の帯域幅をベースバ
ンド変調信号の帯域幅よりも可成り小さく選択し、有効
信号情報のいかなる損失も生じることなく比較的高い中
間周波数の選択を可能としうる。
【0020】増幅器‐リミッタAL1の利得は入力電圧
が増大すると徐々に減少する為、出力電圧は入力電圧の
値が増大すると例えば正接双曲線関数に応じて増大し、
入力電圧が無限大に向けて増大する際の飽和現象の為に
出力電圧は漸近線的に所定の制限値に近づく。この制限
値の選択は後に説明する。このような増幅器‐リミッタ
を構成するトランジスタ差動対を図2に示す。このトラ
ンジスタ差動対は、共通エミッタ電流源とコレクタ抵抗
R1及びR2とを有するエミッタ結合トランジスタ対T
1,T2を具えている。エミッタ抵抗の無い図示の実施
例では前記の正接双曲線関数が得られる。エミッタ抵抗
を用いることにより、徐々に振幅制限する特性を保った
まま上述した関数からのずれを生ぜしめうる。図示の第
1増幅器‐リミッタAL1は、図3に曲線C1及びC2
で示すように入力電圧の関数として変化する出力電圧及
び利得を生じる。完全の為に、後に説明する第2増幅器
‐リミッタAL2の対応する特性を図3に曲線C3及び
C4で示してある。このような増幅器‐リミッタの回路
構成及び入力電圧が変化する際のこれら増幅器‐リミッ
タの動作は当業者にとって既知であり、その詳細な説明
は省略する。
【0021】復調器出力信号の振幅が第1出力端子O1
において増大する場合に第1増幅器‐リミッタAL1の
出力信号が振幅制限される為、IF同調制御ループが不
所望な隣接送信機の搬送波を捕獲すると、IFフィルタ
RA1はこの隣接送信機の搬送波の周波数変調がこのI
F同調制御ループの制御範囲内で生じる限りこの周波数
変調を追従する。隣接送信機の搬送波がこの制御範囲を
超える場合、同調制御が保持され、IFフィルタRA1
はIF同調制御信号の制限レベルにより決定される同調
周波数に保持される。IFフィルタRA1が上述した最
後に述べた状態にある場合に、所望の搬送波がIF同調
制御ループの同調制御範囲内に現われると、IFフィル
タRA1は同調周波数でこの所望搬送波を再び追従す
る。復調器出力信号の振幅が第1出力端子O1で増大す
ると第1増幅器‐リミッタAL1の利得が徐々に減少す
る為、捕獲現象による妨害を有効に減少させる。
【0022】FM復調器DEMは可同調周波数依存移相
回路として動作する第2可同調共振増幅器RA2を具え
ており、この第2可同調共振増幅器は同相信号路I及び
直角位相信号路Qにそれぞれ結合された同相入力端子V
i 及び直角位相入力端子Vqと、同相出力端子VI 及び
直角位相出力端子VQ とを有している。FM復調器DE
Mは更に、第1及び第2入力端子I11及びI12;I21
びI22をそれぞれ有する第1及び第2位相比較回路とし
て動作する第1及び第2マルチプライヤ段M31及びM
32を有する同相−直角位相第3混合段として動作する
マルチプライヤ回路M3と、重畳回路SSとを具えてお
り、この重畳回路には第2ループフィルタLF2として
動作する低域通過フィルタと、前述した第2増幅器‐リ
ミッタAL2とが順次に結合されている。第2ループフ
ィルタLF2の出力端子はFM復調器DEMの第1出力
端子O1に接続され、第2増幅器‐リミッタAL2の出
力端子はFM復調器DEMの第2出力端子O2に接続さ
れている。
【0023】図示の実施例では、周波数依存移相回路と
して動作する第2可同調共振増幅器RA2の直角位相入
力信号路Qが、第1マルチプライヤ段M31の第1入力
端子I11と共振増幅器RA2の直角位相入力端子Vq
に結合されている。第2可同調共振増幅器RA2の同相
入力信号路Iは第2マルチプライヤ段M32の第1入力
端子I21と共振増幅器RA2の同相入力端子Vi とに結
合されている。第2可同調共振増幅器RA2の同相出力
端子Vi は第1マルチプライヤ段M31の第2入力端子
12に結合され、共振増幅器RA2の直角位相出力端子
Q は第2マルチプライヤ段M32の第2入力端子I22
に結合されている。第1マルチプライヤ段M31及び第
2マルチプライヤ段M32の出力端子は重畳回路SSの
入力端子に結合され、この重畳回路においてマルチプラ
イヤ段M31及びM32の出力信号から適切な重畳信号
が形成される。このことは後に詳細に説明する。
【0024】第2可同調共振増幅器RA2は同相入力端
子Vi に供給される同相入力信号及び直角位相入力端子
q に供給される直角位相信号の周波数依存移相を実現
し、この移相は変調信号に応じて変化するとともに第2
中間周波数f2で零となる。従って、互いに等しい変調
信号を有し、搬送波周波数で平均90°であってFM変
調信号に応じて変化する位相差を有する一対のFM被変
調信号がマルチプライヤ回路M3の第1及び第2比較回
路として動作する第1及び第2マルチプライヤ段M31
及びM32の各々に供給される。例えば互いに逆の位相
で生じうる所望のベースバンド変調信号がマルチプライ
ヤ回路M3の第1及び第2マルチプライヤ段M31及び
M32の出力端子に直流成分で得られる。更に、上述し
た例では、互いに等しい位相で生じる二次妨害積が得ら
れる。本例の場合差を形成する重畳回路SSで適切な重
畳を行なうことにより、前記の二次妨害成分の補償が得
られ、第1マルチプライヤ段M31及び第2マルチプラ
イヤ段M32の出力信号中の所望の直流成分が互いに加
算される。ベースバンド変調信号は第2増幅器‐リミッ
タAL2より先行する第2ループフィルタLF2により
選択される。第2増幅器‐リミッタAL2の利得も入力
電圧が増大するにつれ徐々に減少し、出力電圧は例えば
正接双曲線関数に応じて入力電圧の値が増大するにつれ
単調に増大し、しかも入力電圧が無限に向けて増大する
と飽和現象により所定の制限値に漸近線的に近づくとい
う条件の下で、第2増幅器‐リミッタAL2の利得特性
を第1増幅器‐リミッタAL1の利得特性に対応させ
る。第2増幅器‐リミッタAL2の利得特性及び機能は
第1増幅器‐リミッタAL1のものに対応するも、第2
増幅器‐リミッタAL2が有する利得及び制限レベルは
図3における曲線C3及びC1により示すように第1増
幅器‐リミッタAL1のものよりも大きくするのが好ま
しい。
【0025】第2増幅器‐リミッタAL2の出力端子
は、第2可同調共振増幅器RA2の同調を制御する為に
第2可同調共振増幅器RA2の同調制御入力端子に結合
されているとともに、前記のベースバンド変調信号処理
装置ASPに結合されている。周波数依存移相回路とし
て動作する第2可同調共振増幅器RA2の同調(この同
調によりベースバンド変調信号を変える)を得る復調器
同調制御ループは、重畳回路SSと、第2ループフィル
タLF2と、第2増幅器‐リミッタAL2と、第2可同
調共振増幅器RA2の同調制御入力端子への帰還とによ
り実現される。従って、第2IF信号が第2可同調共振
増幅器RA2の位相特性を通る軌跡は著しく減少し、そ
の結果、FM復調器DEMの復調作用を直線化する。図
示の実施例では、IF同調制御ループ及び復調器同調制
御ループが種々の共通の回路、特に第2ループフィルタ
LF2を有している。
【0026】第2増幅器‐リミッタAL2の非直線利得
特性の結果としての復調器同調制御ループにおける信号
ひずみを無くす為には、このループにおける利得を比較
的高く選択する必要がある。正弦波状のベースバンド変
調信号から始めて、この正弦波形状からのいかなるずれ
も強く負帰還し、これにより減少させる。これにより、
図4Bに曲線S2によって示すような正弦波状のベース
バンド変調信号がいかなるひずみをも殆ど無くFM復調
器DEMの第2出力端子O2に得られる。
【0027】このひずみのない信号(以後信号S2と称
する)は、第2増幅器‐リミッタAL2の著しくひずん
だ入力信号、すなわちFM復調器DEMの第1出力端子
O1における信号の、この第2増幅器‐リミッタAL2
で生じる非線形利得によって得られる。FM復調器DE
Mの第1出力端子O1における信号は図4Aに曲線S1
で示してあり、この信号を以後信号S1として示す。I
F同調制御ループにおける利得は、安定性の条件の為
に、比較的小さくする必要がある。著しくひずんだ信号
S1から正弦波状の信号を得る為には、この第1増幅器
‐リミッタAL1の利得及び制限レベルを第2増幅器‐
リミッタAL2の利得及び制限レベルよりも小さくする
必要があるという条件の下で、第1増幅器‐リミッタA
L1の利得特性を第2増幅器‐リミッタAL2の利得特
性に対応させる必要がある。第1増幅器‐リミッタAL
1の利得のスケーリングファクタを第2増幅器‐リミッ
タAL2に対し適切に選択した場合、殆どひずみのない
信号、この場合、正弦波状の信号がIFフィルタRA1
に対する同調制御信号として第1増幅器‐リミッタAL
1の出力端子に得られる。
【0028】従って、直線的な利得特性を有する増幅器
‐リミッタの効果が得られる。すなわち、第1及び第2
増幅器‐リミッタAL1及びAL2で、実際に徐々に振
幅制限される結果、妨害捕獲特性を低く保ったままのひ
ずみのない信号処理が得られる。
【0029】第1可同調共振増幅器RA1と第2可同調
共振増幅器RA2とや、第1増幅器‐リミッタAL1と
第2増幅器‐リミッタAL2とや、第2混合段M2にお
ける同相及び直角位相マルチプライヤ回路とマルチプラ
イヤ回路M3における同相及び直角位相マルチプライヤ
回路とのように互いに対応する動作を有する回路を用い
たり、2つの同調制御ループにおける回路を共通に用い
たりすることにより、可成りの整合性が可成りあり、従
って簡単且つ正確な製造が可能となる。
【0030】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はない。例えば、単相可同調混合段が先行する共振増幅
器により分相を達成したり、図示のFM復調器の代りに
例えばドイツ連邦共和国特許出願第2636268号か
ら既知のような通常のFM直角位相復調器を用いたり、
第1増幅器‐リミッタAL1及び第2増幅器‐リミッタ
AL2を異なるように(例えば非対称に)形成したり、
IFフィルタRA1に対する同調制御信号を第1増幅器
‐リミッタAL1により第1出力端子O1におけるひず
んだ信号から得るのではなく、分流器又は分圧器により
第2出力端子O2におけるひずみのない出力信号から取
出したり、第2混合段M2を省略したり、可同調IFフ
ィルタRA2及びFM復調器DEMを第1中間周波数に
同調させたり、複数個の縦続接続共振増幅器段で可同調
IFフィルタを形成したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるFM受信機を示す回路図であ
る。
【図2】 図1の受信機に用いる増幅器‐リミッタを示
す回路図である。
【図3】 図1のFM受信機に用いる増幅器‐リミッタ
の利得の変化を入力信号振幅の関数として示すグラフ線
図である。
【図4】 図1のFM受信機における低ひずみ信号処理
を表わす信号波形を示すグラフ線図である。
【符号の説明】
ANT アンテナ FI アンテナ入力端子 RF RF入力回路 M1 第1混合段 TO 同調発振器 IF1 第1IF回路 M2 第2混合段 LO 局部発振装置 FO 発振器 FD 分周器 RA1 第1可同調共振増幅器(可同調IFフィルタ) RA2 第2可同調共振増幅器 DEM 直角位相FM復調器 ASP ベースバンド変調信号処理装置 L 音声再生装置 AL1 第1増幅器‐リミッタ AL2 第2増幅器‐リミッタ LF1 第1ループフィルタ LF2 第2ループフィルタ M3 マルチプライヤ回路 M31 第1マルチプライヤ段 M32 第2マルチプライヤ段 SS 重畳回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルター ベイカー オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 ウォルフディートリッヒ ヘオルグ カ スペルコヴィッツ オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 ヘンドリカス クレメンス デ ルイテ ル オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 ウィレム アリー スローフ オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (56)参考文献 米国特許4653117(US,A) 米国特許4079330(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の無線周波数の周波数変調受信信号
    を発生させる無線周波回路(RF)と、 この所望の無線周波数の周波数変調受信信号を中間周波
    数の周波数変調信号にダウン変換する手段(M1)と、 この中間周波数の周波数変調信号を受けるように結合さ
    れた可同調中間周波フィルタ(RA1)、及び中間周波
    数の周波数変調信号のベースバンド変調信号を復調する
    周波数変調復調器(DEM)であって、ベースバンド信
    号処理装置(ASP)に結合されたこの周波数変調復調
    器を有する中間周波回路と、 前記ベースバンド変調信号により前記可同調中間周波フ
    ィルタ(RA1)の瞬時的な同調制御を行なう為に、前
    記周波数変調復調器(DEM)をこの可同調中間周波フ
    ィルタ(RA1)の同調制御入力端子に結合する中間周
    波同調制御ループとを具える周波数変調受信機におい
    て、 前記周波数変調復調器(DEM)の出力端子と前記可同
    調中間周波フィルタ(RA1)の同調制御入力端子との
    間の前記中間周波同調制御ループ中に第1増幅器‐リミ
    ッタ(AL1)が配置され、この第1増幅器‐リミッタ
    の利得は入力信号の振幅が増大するにつれ徐々に減少
    し、この第1増幅器‐リミッタが生じる出力信号の振幅
    は前記周波数変調復調器(DEM)の出力信号の振幅が
    増大するにつれ前記中間周波同調制御ループにおける同
    調制御信号を連続的に且つ徐々に制限する為の制限値に
    向けて単調に増大するようになっていることを特徴とす
    る周波数変調受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の周波数変調受信機にお
    いて、この周波数変調受信機が更に、前記中間周波数の
    周波数変調信号から、変調信号は互いに等しく位相差は
    搬送波周波数での平均で90°であって周波数変調信号
    に応じて変化するようにした一対の周波数変調された信
    号(Vi 、Vq )を取出す手段(FO、FD、M2)を
    有し、前記周波数変調復調器(DEM)は更に、同調制
    御入力端子を有する可同調周波数依存移相回路(RA
    2)と、マルチプライヤ回路(M3)とを具え、前記周
    波数変調復調器(DEM)は更に、低域通過フィルタ
    (LF2)を有する復調器同調制御ループをも具えてお
    り、この復調器同調制御ループを経て前記マルチプライ
    ヤ回路(M3)の出力端子が前記可同調周波数依存移相
    回路(RA2)の同調制御入力端子に結合され、前記中
    間周波同調制御ループにおける利得が前記復調器同調制
    御ループにおける利得よりも小さくなっていることを特
    徴とする周波数変調受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の周波数変調受信機にお
    いて、前記周波数変調復調器(DEM)の復調器同調制
    御ループが第2増幅器‐リミッタ(AL2)を有し、こ
    の第2増幅器‐リミッタの出力端子が前記可同調周波数
    依存移相回路(RA2)の同調制御入力端子及び前記ベ
    ースバンド信号処理装置(ASP)に結合され、前記第
    2増幅器‐リミッタ(AL2)の利得は入力信号の振幅
    が増大するにつれ徐々に減少し、この第2増幅器‐リミ
    ッタが生じる出力信号の振幅は前記周波数変調復調器
    (DEM)の出力信号の振幅が増大するにつれ前記復調
    器同調制御ループにおける同調制御信号を連続的に且つ
    徐々に制限する為の制限値に向け単調に増大し、前記第
    2増幅器‐リミッタ(AL2)の制限値で生じる周波数
    依存移相回路中の同調周波数偏移が第1増幅器‐リミッ
    タの制限値で生じる中間周波フィルタにおける同調周波
    数偏移よりも大きくなるようになっていることを特徴と
    する周波数変調受信機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の周波数変調受信
    機において、前記低域通過フィルタ(LF2)は前記2
    つの同調制御ループに対し共通であり、前記周波数変調
    復調器(DEM)の前記マルチプライヤ回路(M3)の
    出力端子と前記第1及び第2増幅器‐リミッタ(AL
    1、AL2)の入力端子との間に配置されていることを
    特徴とする周波数変調受信機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の周波数変調受信機にお
    いて、前記2つの増幅器‐リミッタ(AL1、AL2)
    の各々がエミッタ結合トランジスタ対を有していること
    を特徴とする周波数変調受信機。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか一項に記載の周
    波数変調受信機において、前記可同調中間周波フィルタ
    (RA1)及び前記周波数依存移相回路(RA2)がそ
    れぞれ縦続接続の第1及び第2共振増幅器を有し、各共
    振増幅器は同相及び直角位相の入力端子及び出力端子を
    有し、第1共振増幅器(RA1)の同相及び直角位相の
    入力端子は前記中間周波数の周波数変調信号の同相及び
    直角位相成分を受け、この第1共振増幅器(RA1)の
    同相及び直角位相の出力端子は前記マルチプライヤ回路
    (M3)の第2及び第1マルチプライヤ段(M32、M
    31)の第1入力端子にそれぞれ結合され、前記第2共
    振増幅器(RA2)の同相及び直角位相出力端子は第1
    及び第2マルチプライヤ段(M31、M32)の第2入
    力端子にそれぞれ結合され、これら第1及び第2マルチ
    プライヤ段の出力端子はこれら第1及び第2マルチプラ
    イヤ段の出力信号を互いに重畳する重畳回路(SS)の
    入力端子に結合され、この重畳回路は前記の2つの同調
    制御ループに共通に配置された前記低域通過フィルタ
    (LF2)に結合されていることを特徴とする周波数変
    調受信機。
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