JP3504847B2 - 衛星放送受信用dbsチューナ - Google Patents

衛星放送受信用dbsチューナ

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JP3504847B2
JP3504847B2 JP01862698A JP1862698A JP3504847B2 JP 3504847 B2 JP3504847 B2 JP 3504847B2 JP 01862698 A JP01862698 A JP 01862698A JP 1862698 A JP1862698 A JP 1862698A JP 3504847 B2 JP3504847 B2 JP 3504847B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の変調信号を受
信する衛星放送受信用DBSチューナに関する。また、
その衛星放送で用いられているデジタルQPSK変調信
号を処理するI/QコンバータIC(Integrated Circu
it)を搭載した衛星放送受信用DBSチューナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】衛星放送では例えばアナログFM変調信
号とデジタルQPSK変調信号の放送が並存し、従来で
は、アナログFM変調信号で放送される衛星放送はアナ
ログの受信機で、デジタルQPSK変調信号で放送され
るデジタルの受信機で受信を行っていた。そのため、2
個の受信機が必要になり、合計2個のセットトップボッ
クス又は2個の受信機を内蔵したTVが必要となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】低廉化のためには受信
機の小型化と回路の共用による部品点数の削減が必要で
ある。ここで、アンテナ等で受信した高周波信号から選
局を行い中間周波数を出力する受信機における高周波信
号処理回路はアナログ、デジタルの共通の機能を有し、
共通化できる。具体的には図5に示すように、高周波信
号処理回路50は高周波増幅回路12a、12b、フィ
ルタ15、ミキサ16、局部発信回路17、PLL(Ph
ase Lock Loop)シンセサイザ18、中間周波数のバン
ドパスフィルタ22A、22B、中間周波数増幅回路2
3を備え、これらの回路をアナログ、デジタルで共通化
して使用できる。
【0004】そして、高周波信号処理回路50の後段に
は、アナログのFM復調用のFM復調IC51及びQP
SK復調用のI/QコンバータIC53が設けられる。
FM復調ICは第1の信号処理回路であり、I/Qコン
バータIC52は第2の信号処理回路である。さらに、
FM復調IC51又はI/QコンバータIC53への入
力信号レベルを最適値にするためには、AGC検波回路
24、27と、AGC検波回路24、27からのRFA
GC制御電流によって高周波信号の減衰量を制御するた
めのアッテネータ14を高周波信号処理回路50の内部
に備える必要がある。これにより、アッテネータ14は
高周波信号の減衰量を制御し、チューナとしての相互変
調妨害抑圧特性及び雑音指数の望ましい性能を確保す
る。
【0005】図5に示すように従来では、FM復調IC
51の内部にAGC検波回路27を内蔵したものが一般
的で電流をFM復調IC51の外部に電流を流し出すも
のが一般的である。しかし、I/QコンバータIC53
にはI/QコンバータIC53より出力されるI信号及
びQ信号を受けてQPSK復調するQPSK復調部から
のRFAGC制御電流で制御を行うために、I/Qコン
バータIC53にAGC検波回路を内蔵化しているもの
はなかった。したがって、上記従来の受信機では、高周
波信号処理回路50の後段には独立したAGC検波回路
24と、FM復調IC51と、I/QコンバータIC5
3の3部品が必要であった。したがって、上記従来の受
信機では部品点数が多く、消費電力も高くなっていた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、複数
の変調信号を受信する受信機において、部品点数の削減
及び消費電流の低減を図った受信機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1の変調信号及び第2の変調信号を
受信する衛星放送受信用DBSチューナにおいて、前記
第1及び第2の変調信号より中間周波数を生成する高周
波信号処理回路と、第1の変調信号を処理する第1の信
号処理回路と、第2の変調信号を処理する第2の信号処
理回路と、前記第1又は第2の信号処理回路のいずれか
一方をオンし、他方をオフする制御手段とを備えるよう
にしている。
【0008】このような構成によると、衛星放送受信用
DBSチューナはアンテナ等で受信した高周波信号を高
周波処理回路で選局を行い、中間周波数に変換する。高
周波信号とは、例えばデジタルQPSK変調信号とアナ
ログFM変調信号であり、信号に応じて中間周波数を復
調等をする第1及び第2の信号処理回路に送る。マイク
ロコンピュータ等の制御手段では受信した信号に応じて
一方をオンし、他方をオフする。このように、衛星放送
受信用DBSチューナは信号処理する側の信号処理回路
をオンし、他方をオフするので、衛星放送受信用DBS
チューナとしては消費電力の低減となる。
【0009】また、本発明では、上記構成において、さ
らに、前記第1の変調信号はアナログFM変調信号であ
り、前記第2の変調信号はデジタルQPSK変調信号で
あり、前記第1の信号処理回路は第1のAGC検波回路
が内蔵されたFM復調ICであり、前記第2の信号処理
回路は第2のAGC検波回路が内蔵されたI/Qコンバ
ータICであり、前記高周波処理回路は前記第1及び第
2の検波回路からのRFAGC制御電流によって前記第
1及び第2の変調信号の減衰量を制御するアッテネータ
を有するようにしている。
【0010】このような構成によると、衛星放送のよう
にデジタルQPSK変調信号と、アナログFM変調信号
の放送が並存して行われている場合に、FM復調ICと
I/QコンバータICのそれぞれにはAGC検波回路が
内蔵されているので、独立したAGC検波回路を設けな
くても高周波信号の減衰量の制御を行うことができる。
そのため、衛星放送受信用DBSチューナを構成する部
品点数が少なく簡単な回路となる。
【0011】また、本発明では、上記構成において、さ
らに、前記第1及び第2のAGC検波回路は電流を流し
出すことによって前記RFAGC制御電流を出力し、ノ
ードを介して前記RFAGC制御電流を合流して前記ア
ッテネータに供給し、前記ノードと前記第1のAGC検
波回路の間にアノードが前記第1の検波回路にカソード
が前記ノードに向くように第1のダイオードが挿入さ
れ、前記ノードと前記第2のAGC検波回路の間にアノ
ードが前記第2の検波回路にカソードが前記ノードに向
くように第2のダイオードが挿入されている。
【0012】このような構成によると、各信号処理回路
に内蔵されているAGC検波回路はRFAGC制御電流
を流し出すタイプであり、各信号処理回路のAGC検波
回路の出力側では処理回路を保護するためのダイオード
がアノードを信号処理回路にカソードをノードに向くよ
うに挿入されている。したがって、一方の信号処理回路
がオンしているときにはAGC検波回路からのRFAG
C制御電流による電流がダイオードを介してアッテネー
タに送られ、高周波信号の減衰量の制御が行われる。こ
のとき、他方のオフしている信号処理回路にはダイオー
ドによってAGC検波回路に電流が流入するのが阻止さ
れ、信号処理回路が保護される。
【0013】また、本発明では、上記構成において、さ
らに、前記高周波処理回路は、前記中間周波信号の生成
用に第1の帯域幅をもつ第1のフィルタと、第2の帯域
幅をもつ第2のフィルタと、第1及び第2のフィルタを
切り替えて用いるスイッチング回路とを備えるようにし
ている。
【0014】このような構成によると、例えば衛星内に
複数のトランスポンダを備え、放送するチャネルによっ
て経由するトランスポンダの伝送帯域幅が異なっている
場合には、衛星放送受信用DBSチューナにおける高周
波選局回路では、例えばマイクロコンピュータの制御に
よりスイッチング回路で適する帯域のフィルタに切り替
える。
【0015】また、本発明では、上記構成において、さ
らに、前記高周波信号処理回路は、2個の入力端子と、
前記入力端子のそれぞれに接続された第1及び第2の入
力増幅回路と、前記第1及び第2の入力増幅回路のいず
れか一方の信号を切り替えて増幅するスイッチング回路
とを備えている。
【0016】このような構成によると、受信した信号が
互いの干渉を防ぐために2系統に分離されて衛星放送受
信用DBSチューナに入力される。そして、衛星放送受
信用DBSチューナはスイッチング回路で受信信号を選
択して高周波信号処理を行う。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1は本実施形態の衛星放送受信用DBS
チューナのブロック図であり、図5と同一部分について
は同一符号を付してある。本実施形態の衛星放送受信用
DBSチューナは、衛星放送等で利用されるデジタルQ
PSK変調信号及びアナログFM変調信号の両者を受信
することが可能である。衛星放送受信用DBSチューナ
は高周波信号処理回路50と、FM復調IC51と、I
/QコンバータIC52と、高周波信号処理回路50よ
り出力される中間周波数をFM復調回路IC51及びI
/QコンバータIC52に分配供給する電力分配器25
とから成っている。FM復調IC51は第1の信号処理
回路であり、I/QコンバータIC52は第2の信号処
理回路である。
【0020】アンテナ(図示せず)等で受信された高周
波信号はBS(Broadcasting Satellite)コンバータ
(又はLNB(Low Noise Block down Converter))
(図示せず)で水平偏波成分と、垂直偏波成分の2系統
に分割されてそれぞれ高周波入力端子10a、10bよ
り高周波信号処理回路50に入力される。そして、端子
10aより入力された高周波信号はコンデンサ9a及び
ハイパスフィルタ11aで低周波成分が除去される。ま
た、端子10bより入力された高周波信号はコンデンサ
9b及びハイパスフィルタ11bで低周波成分が除去さ
れる。そして、高周波増幅回路12a、12bはスイッ
チング回路13によって制御されて、ハイパスフィルタ
11a、11bからの信号のいずれか一方を切り替えて
増幅し、次段のアッテネータ14に送る。
【0021】アッテネータ14はRFAGC制御電流に
よって高周波信号の減衰量を制御する。RFAGC制御
電流はFM復調IC51とI/QコンバータIC52か
ら高周波信号処理回路50に入力され、高周波信号処理
回路50の内部のノード120で合流されてアッテネー
タ14に伝えられる。そして、次段のフィルタ15でP
LLシンセサイザ18による制御で同調がとられる。フ
ィルタ15はトラッキングフィルタ又はイメージフィル
タが用いられる。
【0022】そして、フィルタ15を通過した信号は、
ミキサ16で第1の局部発振回路17より発振される信
号で混合されることにより周波数変換(例えば479.
5MHz)され、ローパスフィルタ19を通る。なお、
局部発振回路17の発振周波数はPLLシンセサイザ1
8によって制御される。
【0023】ローパスフィルタ19の通過後に信号は増
幅回路20で増幅され、スイッチング回路21で信号は
中間周波帯域フィルタ22A、22Bのいずれか一方に
供給先が決められる。中間周波帯域フィルタ22A、2
2Bによって通過帯域が異なっており、フィルタ22
A、22Bから成るフィルタ回路22を通過した信号は
中間周波増幅回路23で増幅されて高周波信号処理回路
50より中間周波数を出力する。
【0024】例えば、衛星内に複数のトランスポンダを
備え、放送するチャネルによって経由するトランスポン
ダの伝送帯域幅が異なっている場合には、マイクロコン
ピュータ等の制御手段(図示せず)より選局するチャネ
ルに応じてバスを介して端子103よりデータと、端子
104よりクロックをPLLシンセサイザ18はスイッ
チング回路21のスイッチ位置を制御することにより帯
域幅を切り換える。なお、高周波信号処理回路50にお
いて、端子101、102は電源端子であり、端子10
5はチューニング電源端子である。また、端子116、
117は衛星放送受信用DBSチューナ側からデータ出
力を行うために設けられている端子である。
【0025】高周波信号処理回路50より出力された中
間周波数は電力分配器25でFM復調IC51及びI/
QコンバータIC52に信号を分配供給する。アナログ
FM変調信号を処理するときには、制御手段(図示せ
ず)の制御により端子106よりFM復調IC51に電
源供給が行われ、I/QコンバータIC52には端子1
14からの電源供給が切られる。逆に、デジタルQPS
K変調信号を処理するときには、端子114よりI/Q
コンバータIC52に電源供給が行われ、FM復調IC
51には電源供給が切られる。このように、制御手段
(図示せず)はFM復調IC51とI/QコンバータI
C52のいずれか一方をオンし、他方をオフする。
【0026】FM復調IC51では、まず入力される中
間周波数はAGC増幅回路26で増幅され、第1のAG
C検波回路27及びPLLFM復調回路28に送られ
る。そして、PLLFM復調回路28ではPLL制御に
よりFM復調を行い、端子107より検波結果を出力す
る。
【0027】また、AGC検波回路27はAGC増幅回
路26からの信号に応じてAGC検波を行い、RFAG
C制御電流による電流がFM復調IC51より流れ出
る。また、PLLFM復調回路28からの信号によりウ
ィンドウコンパレータ29のPLLシンセサイザ18に
信号AFT1、AFT2を出力する。これは、PLLシ
ンセサイザ18に信号を送るBSコンバータ(又はLN
B(Low Noise Block down Converter))(図示せず)
でのローカルドリフト等により高周波発生回路50に入
力される信号に誤差が生ずるのを是正するためである。
【0028】図2に示すように、信号AFT1、AFT
2は周波数f0の近くではともにハイレベル(H)であ
るが、周波数がf0よりもある程度低い側では、信号A
FT2はハイレベル(H)であるが、信号AFT1はロ
ーレベル(L)となる。一方の周波数がf0よりもある
程度高い側では、信号AFT1はハイレベルであるが、
信号AFT2はローレベルとなる。PLLシンセサイザ
18は信号AFT1、AFT2がともにハイレベルであ
るように中間周波数を制御する。また、信号AFT1、
AFT2は端子108、109より出力される。
【0029】再び、図1において、I/QコンバータI
C52では電力分配器25より供給される中間周波数が
AGC増幅回路30で増幅され、I側ミキサ32、Q側
ミキサ33及びAGC検波回路31に送られる。第2の
AGC検波回路31よりRFAGC制御電流による電流
が流れ出る。また、ミキサ32、33では、移相器34
により互いに90度位相がずれた信号が入力され、それ
ぞれI信号、Q信号に分けられる。移相器34には端子
115から電源供給されることにより発振動作する第2
の局部発振回路43からの信号が入力される。
【0030】ミキサ32より出力される信号はベースバ
ンド増幅回路35、36で増幅されてI側ローパスフィ
ルタ37で高周波成分が除去される。さらに、I信号は
ベースバンド増幅回路38で増幅され、端子112より
出力される。また、ミキサ33より出力される信号はベ
ースバンド増幅回路39、40で増幅されてQ側ローパ
スフィルタ41で高周波成分が除去される。そして、Q
信号はベースバンド増幅回路42で増幅され、端子11
3より出力される。I/QコンバータIC52より出力
されるI信号とQ信号は後段に設けられているQPSK
復調部(図示せず)でQPSK復調される。
【0031】図3はアッテネータ14の回路図である。
端子200より入力される信号はコンデンサC1、ピン
ダイオードD1、D2及びコンデンサC2を介して減衰
されて端子201より出力される。端子202にはFM
復調IC51からのRFAGC制御電流が流れる。一
方、端子203にはI/QコンバータIC52からのR
FAGC制御電流が流れる。
【0032】端子202、203より入力されるRFA
GC制御電流はノード120で合流して抵抗R1、ピン
ダイオードD1、D2及び抵抗R2を通ってグランドレ
ベルに流れる。この電流によってピンダイオードD1、
D2での減衰量が制御される。このように、ノード12
0で制御電流を合流してからアッテネータ14に送るよ
うにしているので、アッテネータ14の回路は簡単とな
っている。
【0033】図4は上記の回路において、さらに、端子
202とノード120の間に保護用ダイオードD5がア
ノードが端子202にカソードがノード120に向くよ
うに挿入される。また、端子203とノード120の間
に保護用ダイオードD6がAノードが端子203にカソ
ードがノード120に向くように挿入される。
【0034】これにより、FM復調IC51とI/Qコ
ンバータIC52の一方のオフしている側には、オンし
ている側から送られてくるRFAGC制御電流の電流が
流れ込まなくなり、そのオフしている側のFM復調IC
51とI/QコンバータIC52を保護している。
【0035】このように本実施形態では、FM復調IC
51とI/QコンバータIC52のいずれにもAGC検
波回路27、31が内蔵されているので、独立したAG
C検波回路を設ける必要がなく、部品点数を減らすこと
ができる。そのため、衛星放送受信用DBSチューナの
低廉化の効果が得られる。また、信号処理する変調信号
によってFM復調IC51とI/QコンバータIC52
のいずれか一方がオフするので低消費電力となる。な
お、本実施形態では、デジタルQPSK変調信号とアナ
ログFM変調信号を受信する衛星放送受信用DBSチュ
ーナであったが、それ以外の変調信号であっても復調回
路等の信号処理回路を変調信号に応じて備えるようにす
ることにより受信可能となる。
【0036】
【発明の効果】<請求項1の効果>以上説明したよう
に、請求項1に記載の衛星放送受信用DBSチューナに
よれば、複数の信号を受信する衛星放送受信用DBSチ
ューナでは、中間周波数を生成する高周波信号処理回路
を共通して利用し、制御手段では、受信した信号の処理
する信号の種類に応じて信号処理回路の一方をオンし、
他方をオフするので、信号処理を行わない側では電力が
消費されず、衛星放送受信用DBSチューナは低消費電
力となる。
【0037】また、衛星放送では例えばデジタルQPS
K変調信号とアナログFM変調信号による放送が並存し
ているので、衛星放送受信用DBSチューナは両者の信
号を受信し、信号処理することができる。また、FM復
調ICとI/QコンバータICのいずれにもAGC検波
回路が内蔵されているので部品点数を減らすことができ
る。
【0038】<請求項2の効果> また、請求項2に記載の衛星放送受信用DBSチューナ
によれば、各信号処理回路には内蔵されるAGC検波回
路はRFAGC制御電流の電流を流し出すタイプであ
り、オフしているときにはダイオードによってAGC検
波回路には電流が流れ込まなくなるので回路の破壊が防
止される。さらに、信号処理回路のAGC検波回路の信
号の出力の極性は同じなのでアッテネータも両者の信号
を合流してから入力することができるため回路構成が簡
単となる。
【0039】<請求項3の効果> また、請求項3に記載の衛星放送受信用DBSチューナ
によれば、チャネルによって帯域の異なる場合等に、ス
イッチング回路で適切なフィルタに切り替えて中間周波
数を生成することができる。
【0040】<請求項4の効果>請求項4 に記載の衛星放送受信用DBSチューナによれ
ば、2系統で分離されて衛星放送受信用DBSチューナ
に入力される信号はスイッチング回路を介することによ
って、高周波信号処理回路では信号処理での互いの干渉
による歪みが生じないようになっている。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の衛星放送受信用D
BSチューナのブロック図。
【図2】 その衛星放送受信用DBSチューナの信号A
FT1、AFT2の出力状態を示す図。
【図3】 その衛星放送受信用DBSチューナの高周波
増幅回路のアッテネータの一例の回路図。
【図4】 そのアッテネータへのRFAGC制御電流の
入力側にダイオードが挿入された回路図。
【図5】 従来の衛星放送受信用DBSチューナのブロ
ック図。
【符号の説明】
10a、10b 高周波入力端子 11a、11b ハイパスフィルタ 12a、12b 高周波増幅回路 13 スイッチング回路 14 アッテネータ 15 フィルタ 16 ミキサ 17 第1の局部発振回路 18 PLLシンセサイザ 19 ローパスフィルタ 20 中間周波増幅回路 21 スイッチ回路 22A、22B 中間周波帯域フィルタ 23 中間周波増幅回路 25 電力分配器 26 AGC増幅回路 27 AGC検波回路 28 PLLFM復調回路 29 ウィンドウコンパレータ 30 AGC増幅回路 31 AGC検波回路 32 I側ミキサ 33 Q側ミキサ 34 移相器 35、36 I側ベースバンド増幅回路 37 I側ローパスフィルタ 39、40 Q側ベースバンド増幅回路 41 Q側ローパスフィルタ 43 第2の局部発振回路 50 高周波信号処理回路 51 FM復調IC 52 I/QコンバータIC D1、D2 ピンダイオード D5、D6 保護用ダイオード R1、R2 抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の変調信号及び第2の変調信号より
    中間周波数を生成する高周波信号処理回路と、第1の変
    調信号を処理する第1の信号処理回路と、第2の変調信
    号を処理する第2の信号処理回路と、前記第1又は第2
    の信号処理回路のいずれか一方をオンし、他方をオフす
    る制御手段とを備えた衛星放送受信用DBSチューナに
    おいて、 前記第1の変調信号はアナログFM変調信号であり、前
    記第2の変調信号はデジタルQPSK変調信号であり、
    前記第1の信号処理回路は第1のAGC検波回路が内蔵
    されたFM復調ICであり、前記第2の信号処理回路は
    第2のAGC検波回路が内蔵されたI/QコンバータI
    Cであり、前記高周波処理回路は前記第1及び第2の検
    波回路からのRFAGC制御電流によって前記第1及び
    第2の変調信号の減衰量を制御するアッテネータを有す
    ことを特徴とする衛星放送受信用DBSチューナ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のAGC検波回路は電
    流を流し出すことによって前記RFAGC制御電流を出
    力し、ノードを介して前記RFAGC制御電流を合流し
    て前記アッテネータに供給し、前記ノードと前記第1の
    AGC検波回路の間にアノードが前記第1の検波回路に
    カソードが前記ノードに向くように第1のダイオードが
    挿入され、前記ノードと前記第2のAGC検波回路の間
    にアノードが前記第2の検波回路にカソードが前記ノー
    ドに向くように第2のダイオードが挿入されていること
    を特徴とする請求項1に記載の衛星放送受信用DBSチ
    ューナ。
  3. 【請求項3】 前記高周波処理回路は、前記中間周波信
    号の生成用に第1の帯域幅をもつ第1のフィルタと、第
    2の帯域幅をもつ第2のフィルタと、第1及び第2のフ
    ィルタを切り替えて用いるスイッチング回路とを備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衛星放
    送受信用DBSチューナ。
  4. 【請求項4】 前記高周波信号処理回路は、2個の入力
    端子と、前記入力端子のそれぞれに接続された第1及び
    第2の入力増幅回路と、前記第1及び第2の入力増幅回
    路のいずれか一方の信号を切り替えて増幅するスイッチ
    ング回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の衛星放送受信用DBSチュー
    ナ。
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