JP2001119634A - 衛星放送受信装置 - Google Patents
衛星放送受信装置Info
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- JP2001119634A JP2001119634A JP30071599A JP30071599A JP2001119634A JP 2001119634 A JP2001119634 A JP 2001119634A JP 30071599 A JP30071599 A JP 30071599A JP 30071599 A JP30071599 A JP 30071599A JP 2001119634 A JP2001119634 A JP 2001119634A
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- satellite broadcast
- demodulation circuit
- broadcast receiving
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの削減および装置の小型化が可能
な衛星放送受信装置を提供すること。 【解決手段】 衛星放送受信装置は、RF信号を増幅す
る高周波増幅部10〜12,14,15および17と、
増幅回路17から出力される信号を中間周波数の信号に
変換して増幅する中間周波増幅部16,18〜21,2
2aおよび22bと、中間周波増幅回路22aから出力
される信号をFM復調するFM復調回路30と、中間周
波増幅部22bから出力される信号をデジタル復調する
デジタル復調回路40とを含む。FM復調回路30およ
びデジタル復調回路40は、高周波増幅部10〜12,
14,15および17と、中間周波増幅部16,18〜
21を共用するので、製造コストの削減および装置の小
型化が可能となる。
な衛星放送受信装置を提供すること。 【解決手段】 衛星放送受信装置は、RF信号を増幅す
る高周波増幅部10〜12,14,15および17と、
増幅回路17から出力される信号を中間周波数の信号に
変換して増幅する中間周波増幅部16,18〜21,2
2aおよび22bと、中間周波増幅回路22aから出力
される信号をFM復調するFM復調回路30と、中間周
波増幅部22bから出力される信号をデジタル復調する
デジタル復調回路40とを含む。FM復調回路30およ
びデジタル復調回路40は、高周波増幅部10〜12,
14,15および17と、中間周波増幅部16,18〜
21を共用するので、製造コストの削減および装置の小
型化が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ衛星放送
およびデジタル衛星放送を受信する衛星放送受信装置に
関し、特に、入力RF信号処理回路とPLL選局回路と
を含めた局部発振回路、RFミキサ回路および中間周波
増幅回路を共用した衛星放送受信装置に関する。
およびデジタル衛星放送を受信する衛星放送受信装置に
関し、特に、入力RF信号処理回路とPLL選局回路と
を含めた局部発振回路、RFミキサ回路および中間周波
増幅回路を共用した衛星放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送受信装置が広く普及して
いる。一般に、衛星放送受信装置は、FM(Frequency
Modulation)変調されたアナログ衛星放送を受信する
衛星放送受信装置と、QPSK(Quadrature Phase S
hift Keying)変調(または、8PSK変調)されたデ
ジタル衛星放送を受信する衛星放送受信装置とに大別さ
れる。アナログ衛星放送およびデジタル衛星放送の両方
を受信するためには、それぞれの衛星放送に対応した2
個以上のセットトップボックスを使用するか、それらの
機能を内蔵したTV受像機またはVTR(Video Tape
Recorder)を使用する必要がある。
いる。一般に、衛星放送受信装置は、FM(Frequency
Modulation)変調されたアナログ衛星放送を受信する
衛星放送受信装置と、QPSK(Quadrature Phase S
hift Keying)変調(または、8PSK変調)されたデ
ジタル衛星放送を受信する衛星放送受信装置とに大別さ
れる。アナログ衛星放送およびデジタル衛星放送の両方
を受信するためには、それぞれの衛星放送に対応した2
個以上のセットトップボックスを使用するか、それらの
機能を内蔵したTV受像機またはVTR(Video Tape
Recorder)を使用する必要がある。
【0003】欧州においては、デジタル衛星放送が次第
に普及し、アナログ衛星放送とデジタル衛星放送とが混
在しているのが現状である。したがって、アナログ衛星
放送およびデジタル衛星放送の両方を受信する機能を有
するセットトップボックス等の衛星放送受信装置の必要
性が高まりつつある。
に普及し、アナログ衛星放送とデジタル衛星放送とが混
在しているのが現状である。したがって、アナログ衛星
放送およびデジタル衛星放送の両方を受信する機能を有
するセットトップボックス等の衛星放送受信装置の必要
性が高まりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したアナログ衛星
放送およびデジタル衛星放送の両方を受信する機能を有
する衛星放送受信装置において、装置の製造コストを削
減するためには、装置自体の小型化と回路の共用化が必
要となる。
放送およびデジタル衛星放送の両方を受信する機能を有
する衛星放送受信装置において、装置の製造コストを削
減するためには、装置自体の小型化と回路の共用化が必
要となる。
【0005】また、デジタル復調回路において、入力信
号を一旦中間周波数(400MHz帯)の信号に周波数
変換した後、I/Q信号に周波数変換するコンベンショ
ナル方式が従来から使用されていたのに対して、中間周
波数の信号に周波数変換せずに、直接I/Q信号に周波
数変換するダイレクトコンバージョン方式が採用される
ようになってきている。このダイレクトコンバージョン
方式を採用することにより、中間周波数信号用のバンド
パスフィルタおよび増幅回路と、中間周波数信号からI
/Q信号に変換するための第2ローカル発振回路のSA
W(Surface Acoustic Wave)レゾネータ等の回路を
削減することが可能となる。
号を一旦中間周波数(400MHz帯)の信号に周波数
変換した後、I/Q信号に周波数変換するコンベンショ
ナル方式が従来から使用されていたのに対して、中間周
波数の信号に周波数変換せずに、直接I/Q信号に周波
数変換するダイレクトコンバージョン方式が採用される
ようになってきている。このダイレクトコンバージョン
方式を採用することにより、中間周波数信号用のバンド
パスフィルタおよび増幅回路と、中間周波数信号からI
/Q信号に変換するための第2ローカル発振回路のSA
W(Surface Acoustic Wave)レゾネータ等の回路を
削減することが可能となる。
【0006】しかし、FM復調回路においてはダイレク
トコンバージョン方式では、所要の特性を得ることがで
きない。したがって、上述したFM復調回路およびデジ
タル復調回路の回路の一部の共用化を行なう場合、SA
Wレゾネータ等を削減するためには、ミキサ回路および
ローカル回路を含むRF(Radio Frequency)回路の共
用化ができなくなり、逆に回路が複雑になるという問題
点があった。
トコンバージョン方式では、所要の特性を得ることがで
きない。したがって、上述したFM復調回路およびデジ
タル復調回路の回路の一部の共用化を行なう場合、SA
Wレゾネータ等を削減するためには、ミキサ回路および
ローカル回路を含むRF(Radio Frequency)回路の共
用化ができなくなり、逆に回路が複雑になるという問題
点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、製造コストの削減お
よび装置の小型化が可能な衛星放送受信装置を提供する
ことである。
されたものであり、第1の目的は、製造コストの削減お
よび装置の小型化が可能な衛星放送受信装置を提供する
ことである。
【0008】第2の目的は、FM復調回路およびデジタ
ル復調回路の入力部におけるアイソレーションが良好な
衛星放送受信装置を提供することである。
ル復調回路の入力部におけるアイソレーションが良好な
衛星放送受信装置を提供することである。
【0009】第3の目的は、複数のトランスポンダから
伝送されるデジタル衛星放送を良好に受信することが可
能な衛星放送受信装置を提供することである。
伝送されるデジタル衛星放送を良好に受信することが可
能な衛星放送受信装置を提供することである。
【0010】第4の目的は、C/N比が良好な状態で衛
星放送を受信することが可能な衛星放送受信装置を提供
することである。
星放送を受信することが可能な衛星放送受信装置を提供
することである。
【0011】第5の目的は、FM復調回路およびデジタ
ル復調回路の破壊を防止することが可能な衛星放送受信
装置を提供することである。
ル復調回路の破壊を防止することが可能な衛星放送受信
装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、衛星放送受信装置は、RF信号を増幅する高周波増
幅部と、高周波増幅部から出力される信号を中間周波数
の信号に変換して増幅する中間周波増幅部と、中間周波
増幅部から出力される信号をFM復調するFM復調回路
と、中間周波増幅部から出力される信号をデジタル復調
するデジタル復調回路とを含む衛星放送受信装置であっ
て、デジタル復調回路は、中間周波増幅部から出力され
る信号を周波数変換する周波数変換回路と、周波数変換
回路によって周波数変換された信号に基づいて、データ
信号を生成するLINK処理回路とを含む。
ば、衛星放送受信装置は、RF信号を増幅する高周波増
幅部と、高周波増幅部から出力される信号を中間周波数
の信号に変換して増幅する中間周波増幅部と、中間周波
増幅部から出力される信号をFM復調するFM復調回路
と、中間周波増幅部から出力される信号をデジタル復調
するデジタル復調回路とを含む衛星放送受信装置であっ
て、デジタル復調回路は、中間周波増幅部から出力され
る信号を周波数変換する周波数変換回路と、周波数変換
回路によって周波数変換された信号に基づいて、データ
信号を生成するLINK処理回路とを含む。
【0013】FM復調部およびデジタル復調部は、高周
波増幅部および中間周波増幅部を共用するので、製造コ
ストの削減および装置の小型化が可能となる。
波増幅部および中間周波増幅部を共用するので、製造コ
ストの削減および装置の小型化が可能となる。
【0014】本発明の別の局面に従えば、デジタル復調
回路は、1つの半導体集積回路によって構成される。
回路は、1つの半導体集積回路によって構成される。
【0015】デジタル復調回路は、1つの半導体集積回
路によって構成されるので、さらに製造コストの削減お
よび装置の小型化が可能となる。
路によって構成されるので、さらに製造コストの削減お
よび装置の小型化が可能となる。
【0016】本発明のさらに別の局面に従えば、FM復
調回路は、1つの半導体集積回路によって構成される。
調回路は、1つの半導体集積回路によって構成される。
【0017】FM復調回路は、1つの半導体集積回路に
よって構成されるので、さらに製造コストの削減および
装置の小型化が可能となる。
よって構成されるので、さらに製造コストの削減および
装置の小型化が可能となる。
【0018】本発明のさらに別の局面に従えば、FM復
調回路はAGC検波回路を含み、デジタル復調回路はさ
らにAGC検波回路を含む。
調回路はAGC検波回路を含み、デジタル復調回路はさ
らにAGC検波回路を含む。
【0019】使用しない方のAGC検波回路の電源供給
を停止することによって、不要な消費電力の削減を図る
ことが可能となる。
を停止することによって、不要な消費電力の削減を図る
ことが可能となる。
【0020】本発明のさらに別の局面に従えば、FM復
調回路に含まれるAGC検波回路の出力と、デジタル復
調回路に含まれるAGC検波回路の出力とが同じ極性を
有する。
調回路に含まれるAGC検波回路の出力と、デジタル復
調回路に含まれるAGC検波回路の出力とが同じ極性を
有する。
【0021】FM復調回路およびデジタル復調回路に含
まれるAGC検波回路の極性が同じであるので、AGC
検波回路に接続される回路の回路構成を簡略化すること
が可能となる。
まれるAGC検波回路の極性が同じであるので、AGC
検波回路に接続される回路の回路構成を簡略化すること
が可能となる。
【0022】本発明のさらに別の局面に従えば、衛星放
送受信装置はさらに、FM復調回路に含まれるAGC検
波回路と高周波増幅部との間に設けられるダイオードを
含む。
送受信装置はさらに、FM復調回路に含まれるAGC検
波回路と高周波増幅部との間に設けられるダイオードを
含む。
【0023】FM復調回路に含まれるAGC検波回路と
高周波増幅部との間にダイオードが設けられるので、F
M復調回路から出力されAGC制御用電流がデジタル復
調回路に逆流せず、デジタル復調回路の破壊を防止する
ことが可能となる。
高周波増幅部との間にダイオードが設けられるので、F
M復調回路から出力されAGC制御用電流がデジタル復
調回路に逆流せず、デジタル復調回路の破壊を防止する
ことが可能となる。
【0024】本発明のさらに別の局面に従えば、衛星放
送受信装置はさらに、デジタル復調回路に含まれるAG
C検波回路と高周波増幅回路との間に設けられるダイオ
ードを含む。
送受信装置はさらに、デジタル復調回路に含まれるAG
C検波回路と高周波増幅回路との間に設けられるダイオ
ードを含む。
【0025】デジタル復調回路に含まれるAGC検波回
路と高周波増幅部との間にダイオードが設けられるの
で、デジタル復調回路から出力されAGC制御用電流が
FM復調回路に逆流せず、FM復調回路の破壊を防止す
ることが可能となる。
路と高周波増幅部との間にダイオードが設けられるの
で、デジタル復調回路から出力されAGC制御用電流が
FM復調回路に逆流せず、FM復調回路の破壊を防止す
ることが可能となる。
【0026】本発明のさらに別の局面に従えば、衛星放
送受信装置はさらに、中間周波増幅部とFM復調回路と
の間に設けられる第1の中間周波増幅回路と、中間周波
増幅部とデジタル復調回路との間に設けられ、第1の増
幅回路と異なる第2の中間周波増幅回路とを含む。
送受信装置はさらに、中間周波増幅部とFM復調回路と
の間に設けられる第1の中間周波増幅回路と、中間周波
増幅部とデジタル復調回路との間に設けられ、第1の増
幅回路と異なる第2の中間周波増幅回路とを含む。
【0027】FM復調回路に接続される第1の中間周波
増幅回路と、デジタル復調回路に接続される第2の中間
増幅回路とが別々に設けられるので、アイソレーション
を改善することが可能となる。
増幅回路と、デジタル復調回路に接続される第2の中間
増幅回路とが別々に設けられるので、アイソレーション
を改善することが可能となる。
【0028】本発明のさらに別の局面に従えば、中間周
波増幅部は、第1のバンドパスフィルタと、周波数帯域
幅が異なる第2のバンドパスフィルタと、RF信号を中
間周波数に変換して増幅した信号を第1のバンドパスフ
ィルタおよび第2のバンドパスフィルタに選択的に出力
するスイッチ部とを含む。
波増幅部は、第1のバンドパスフィルタと、周波数帯域
幅が異なる第2のバンドパスフィルタと、RF信号を中
間周波数に変換して増幅した信号を第1のバンドパスフ
ィルタおよび第2のバンドパスフィルタに選択的に出力
するスイッチ部とを含む。
【0029】スイッチ部は、RF信号を中間周波数に変
換して増幅した信号を第1のバンドパスフィルタおよび
第2のバンドパスフィルタに選択的に出力するので、複
数のトランスポンダから伝送されるデジタル衛星放送を
良好に受信することが可能となる。
換して増幅した信号を第1のバンドパスフィルタおよび
第2のバンドパスフィルタに選択的に出力するので、複
数のトランスポンダから伝送されるデジタル衛星放送を
良好に受信することが可能となる。
【0030】本発明のさらに別の局面に従えば、高周波
増幅部は、RF信号が入力される複数の入力端子と、中
間周波増幅部との間に設けられる複数のRF増幅回路
と、複数のRF増幅回路から出力される信号を切り換え
るスイッチング回路とを含む。
増幅部は、RF信号が入力される複数の入力端子と、中
間周波増幅部との間に設けられる複数のRF増幅回路
と、複数のRF増幅回路から出力される信号を切り換え
るスイッチング回路とを含む。
【0031】スイッチング回路は、複数のRF増幅回路
から出力される信号を切り換えるので、軌道の異なる衛
星からの衛星放送を受信することが可能となる。
から出力される信号を切り換えるので、軌道の異なる衛
星からの衛星放送を受信することが可能となる。
【0032】本発明のさらに別の局面に従えば、高周波
増幅部は、RF信号が入力される入力端子と、入力端子
に接続されるハイパスフィルタと、ハイパスフィルタに
接続されるRF増幅回路と、RF増幅回路に接続される
分配器と、増幅されたRF信号を出力する出力端子とを
含み、分配器は、RF増幅回路から出力される信号を後
段の信号処理回路および出力端子に出力する。
増幅部は、RF信号が入力される入力端子と、入力端子
に接続されるハイパスフィルタと、ハイパスフィルタに
接続されるRF増幅回路と、RF増幅回路に接続される
分配器と、増幅されたRF信号を出力する出力端子とを
含み、分配器は、RF増幅回路から出力される信号を後
段の信号処理回路および出力端子に出力する。
【0033】分配器は、RF増幅回路から出力される信
号を中間周波増幅部および出力端子に出力するので、1
つの衛星放送受信アンテナに複数の衛星放送受信装置を
接続することが可能となる。
号を中間周波増幅部および出力端子に出力するので、1
つの衛星放送受信アンテナに複数の衛星放送受信装置を
接続することが可能となる。
【0034】本発明のさらに別の局面に従えば、FM復
調回路は外部からの信号によって内部のPLLのループ
フィルタの帯域幅を制御して検波するFM検波回路を含
む。
調回路は外部からの信号によって内部のPLLのループ
フィルタの帯域幅を制御して検波するFM検波回路を含
む。
【0035】FM検波回路は、外部からの信号によって
内部のPLLのループフィルタの帯域幅を制御して検波
するので、C/N比が良好な状態で衛星放送を受信する
ことが可能となる。
内部のPLLのループフィルタの帯域幅を制御して検波
するので、C/N比が良好な状態で衛星放送を受信する
ことが可能となる。
【0036】本発明のさらに別の局面に従えば、中間周
波増幅部、FM復調回路およびデジタル復調回路がそれ
ぞれシールドされた別々のブロックに分割され、FM復
調回路とデジタル復調回路との間に中間周波増幅部が設
けられる。
波増幅部、FM復調回路およびデジタル復調回路がそれ
ぞれシールドされた別々のブロックに分割され、FM復
調回路とデジタル復調回路との間に中間周波増幅部が設
けられる。
【0037】FM復調回路とデジタル復調回路との間に
中間周波増幅部が設けられるので、それぞれの回路間の
信号の戻りによる悪影響を軽減することが可能となる。
中間周波増幅部が設けられるので、それぞれの回路間の
信号の戻りによる悪影響を軽減することが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における衛星放送受信装置の概略構成を
示すブロック図である。この衛星放送受信装置は、RF
信号が入力される入力端子10と、コンデンサを介して
入力端子10に接続されるハイパスフィルタ11と、ハ
イパスフィルタ11に接続されるRF増幅回路12と、
RF増幅回路12によって増幅された信号レベルを減衰
させるRFアッテネータ14と、RFアッテネータ14
に接続される増幅回路17と、増幅回路17に接続され
るRFバンドパスフィルタ15と、局部発振回路18
と、局部発振回路18の発振を制御するPLL(Phase
Locked Loop)シンセサイザ19と、RFバンドパス
フィルタ15から出力される信号を中間周波数の信号に
変換するミキサ16と、ミキサ16から出力された信号
を増幅する中間周波増幅回路20と、中間周波増幅回路
20に接続されるバンドパスフィルタ21と、バンドパ
スフィルタ21に接続される中間周波増幅回路22aお
よび22bと、中間周波増幅回路22aによって増幅さ
れた信号が入力されるFM復調回路30と、中間周波増
幅回路22bによって増幅された信号が入力されるデジ
タル復調回路40と、局部発振回路50とを含む。な
お、FM復調回路30およびデジタル復調回路40は、
それぞれ1つのLSI(Large Scale Integrated ci
rcuit)で構成される。
の実施の形態1における衛星放送受信装置の概略構成を
示すブロック図である。この衛星放送受信装置は、RF
信号が入力される入力端子10と、コンデンサを介して
入力端子10に接続されるハイパスフィルタ11と、ハ
イパスフィルタ11に接続されるRF増幅回路12と、
RF増幅回路12によって増幅された信号レベルを減衰
させるRFアッテネータ14と、RFアッテネータ14
に接続される増幅回路17と、増幅回路17に接続され
るRFバンドパスフィルタ15と、局部発振回路18
と、局部発振回路18の発振を制御するPLL(Phase
Locked Loop)シンセサイザ19と、RFバンドパス
フィルタ15から出力される信号を中間周波数の信号に
変換するミキサ16と、ミキサ16から出力された信号
を増幅する中間周波増幅回路20と、中間周波増幅回路
20に接続されるバンドパスフィルタ21と、バンドパ
スフィルタ21に接続される中間周波増幅回路22aお
よび22bと、中間周波増幅回路22aによって増幅さ
れた信号が入力されるFM復調回路30と、中間周波増
幅回路22bによって増幅された信号が入力されるデジ
タル復調回路40と、局部発振回路50とを含む。な
お、FM復調回路30およびデジタル復調回路40は、
それぞれ1つのLSI(Large Scale Integrated ci
rcuit)で構成される。
【0039】また、FM復調回路30は、中間周波増幅
回路22aによって増幅された信号をさらに増幅する増
幅回路31と、AGC(Auto Gain control)検波回
路32と、増幅回路31によって増幅されたFM信号を
復調するFM検出部33と、FM検波回路33によって
検波された信号を保持するサンプルホールド回路34
と、衛星放送受信装置の前段に接続される図示しないB
Sコンバータ内部の局部発振回路のローカル周波数のズ
レによる衛星放送受信装置の入力周波数のズレを補正す
るためAFT機能を働かすためのAFT出力電圧を生成
するウィンドウコンパレータ35とを含む。
回路22aによって増幅された信号をさらに増幅する増
幅回路31と、AGC(Auto Gain control)検波回
路32と、増幅回路31によって増幅されたFM信号を
復調するFM検出部33と、FM検波回路33によって
検波された信号を保持するサンプルホールド回路34
と、衛星放送受信装置の前段に接続される図示しないB
Sコンバータ内部の局部発振回路のローカル周波数のズ
レによる衛星放送受信装置の入力周波数のズレを補正す
るためAFT機能を働かすためのAFT出力電圧を生成
するウィンドウコンパレータ35とを含む。
【0040】また、デジタル復調回路40は、中間周波
増幅回路22aによって増幅された信号をさらに増幅す
る増幅回路41と、AGC検波回路42と、増幅回路4
1によって増幅された中間周波数の信号を周波数変換す
るミキサ43と、ミキサ43によって周波数変換された
信号が入力されるローパスフィルタ44と、PLL回路
45と、ローパスフィルタ44から出力される信号をA
/D(Analog/Digital)変換するA/Dコンバータ46
と、A/Dコンバータ46から出力される信号に基づい
てデータ信号やストリーム信号を生成して出力するLI
NK処理回路47とを含む。
増幅回路22aによって増幅された信号をさらに増幅す
る増幅回路41と、AGC検波回路42と、増幅回路4
1によって増幅された中間周波数の信号を周波数変換す
るミキサ43と、ミキサ43によって周波数変換された
信号が入力されるローパスフィルタ44と、PLL回路
45と、ローパスフィルタ44から出力される信号をA
/D(Analog/Digital)変換するA/Dコンバータ46
と、A/Dコンバータ46から出力される信号に基づい
てデータ信号やストリーム信号を生成して出力するLI
NK処理回路47とを含む。
【0041】ハイパスフィルタ11、RF増幅回路1
2、RFアッテネータ14およびRFバンドパスフィル
タ15等の高周波信号処理回路と、ミキサ16、局部発
振回路18、PLLシンセサイザ19およびバンドパス
フィルタ21等の中間周波信号処理回路とが、FM復調
回路30およびデジタル復調回路40によって共用され
る。中間周波処理回路内のバンドパスフィルタ21から
出力された信号は、FM復調回路30用の中間周波増幅
回路22aおよびデジタル復調回路40用の中間周波増
幅回路22bに入力されて増幅される。
2、RFアッテネータ14およびRFバンドパスフィル
タ15等の高周波信号処理回路と、ミキサ16、局部発
振回路18、PLLシンセサイザ19およびバンドパス
フィルタ21等の中間周波信号処理回路とが、FM復調
回路30およびデジタル復調回路40によって共用され
る。中間周波処理回路内のバンドパスフィルタ21から
出力された信号は、FM復調回路30用の中間周波増幅
回路22aおよびデジタル復調回路40用の中間周波増
幅回路22bに入力されて増幅される。
【0042】デジタル復調回路40内のPLL回路45
は、局部発振回路50から出力されるクロック信号の周
波数をN倍して出力する。たとえば、局部発振回路50
から出力されるクロック信号が16MHzの場合、32
倍して中間周波数の周波数帯に近い512MHzの信号
を生成して、ミキサ43へ出力する。ミキサ43は、P
LL回路45から出力された512MHzのクロック信
号を用いて、増幅回路41から出力される中間周波数信
号(たとえば、479.5MHz)を周波数変換するこ
とにより、約32MHzの信号を生成してロウパスフィ
ルタ44へ出力する。
は、局部発振回路50から出力されるクロック信号の周
波数をN倍して出力する。たとえば、局部発振回路50
から出力されるクロック信号が16MHzの場合、32
倍して中間周波数の周波数帯に近い512MHzの信号
を生成して、ミキサ43へ出力する。ミキサ43は、P
LL回路45から出力された512MHzのクロック信
号を用いて、増幅回路41から出力される中間周波数信
号(たとえば、479.5MHz)を周波数変換するこ
とにより、約32MHzの信号を生成してロウパスフィ
ルタ44へ出力する。
【0043】次に、図1に示す衛星放送受信装置におい
て記述されている端子について説明する。B2端子およ
びB4端子は、デジタル復調部およびアナログ復調部の
共通回路に電源を供給する端子である。B5端子はアナ
ログ復調回路30に電源を供するための端子であり、B
6端子およびB7端子はデジタル復調回路40に電源を
供給する端子である。
て記述されている端子について説明する。B2端子およ
びB4端子は、デジタル復調部およびアナログ復調部の
共通回路に電源を供給する端子である。B5端子はアナ
ログ復調回路30に電源を供するための端子であり、B
6端子およびB7端子はデジタル復調回路40に電源を
供給する端子である。
【0044】SDA端子およびSCL端子は、i2Cバ
ス制御用のデータ入出力端子およびクロック入力端子で
ある。STR OUT端子は、データを識別するための
信号が出力されるストリーム出力端子である。STR
OUT端子から出力されるストリーム信号は、データの
最初の1ビットが出力されるときにのみハイレベルが出
力される。D/P端子は、データおよびパリティを識別
するための信号が出力される端子である。ERROR端
子は、パリティチェックの結果エラーが発生したことを
示す信号が出力される端子である。CLOCK OUT
端子は、LINK処理回路47に入力された図示しない
クロック信号をそのまま出力する端子である。DATA
出力端子は、復調されたデータが出力される端子であ
る。また、RES端子は、LINK処理回路をリセット
するための端子である。SDA端子、SCL端子、ST
R OUT端子、D/P端子、ERROR端子、CLO
CKOUT端子、DATA出力端子およびRES端子
は、それぞれLINK処理回路に入出力される信号に対
応する端子である。
ス制御用のデータ入出力端子およびクロック入力端子で
ある。STR OUT端子は、データを識別するための
信号が出力されるストリーム出力端子である。STR
OUT端子から出力されるストリーム信号は、データの
最初の1ビットが出力されるときにのみハイレベルが出
力される。D/P端子は、データおよびパリティを識別
するための信号が出力される端子である。ERROR端
子は、パリティチェックの結果エラーが発生したことを
示す信号が出力される端子である。CLOCK OUT
端子は、LINK処理回路47に入力された図示しない
クロック信号をそのまま出力する端子である。DATA
出力端子は、復調されたデータが出力される端子であ
る。また、RES端子は、LINK処理回路をリセット
するための端子である。SDA端子、SCL端子、ST
R OUT端子、D/P端子、ERROR端子、CLO
CKOUT端子、DATA出力端子およびRES端子
は、それぞれLINK処理回路に入出力される信号に対
応する端子である。
【0045】また、FM復調回路30におけるDET
OUT端子は、FM検波出力信号が出力される端子であ
る。AFT(Auto Frequency Tuning) OUT1端
子およびAFT OUT2端子は、図示しないBSコン
バータ内部の局部発振回路のローカル周波数を補正する
ための信号が出力される端子である。また、FM復調回
路30に入力されるKEYED IN端子は、図示しな
いデコーダによってハイビジョン信号が入力されたとき
に出力される信号が入力される端子である。
OUT端子は、FM検波出力信号が出力される端子であ
る。AFT(Auto Frequency Tuning) OUT1端
子およびAFT OUT2端子は、図示しないBSコン
バータ内部の局部発振回路のローカル周波数を補正する
ための信号が出力される端子である。また、FM復調回
路30に入力されるKEYED IN端子は、図示しな
いデコーダによってハイビジョン信号が入力されたとき
に出力される信号が入力される端子である。
【0046】なお、FM復調回路30によってアナログ
衛星放送を受信する場合には、デジタル復調回路40へ
の電源の供給が停止される。また、デジタル復調回路4
0によってデジタル衛星放送を受信する場合には、FM
復調回路30への電源の供給が停止される。
衛星放送を受信する場合には、デジタル復調回路40へ
の電源の供給が停止される。また、デジタル復調回路4
0によってデジタル衛星放送を受信する場合には、FM
復調回路30への電源の供給が停止される。
【0047】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、高周波信号処理回路と中
間周波信号処理回路とが、FM復調回路およびデジタル
復調回路によって共用されるので、製造コストの削減お
よび小型化を実現できる衛星放送受信装置を提供するこ
とが可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、高周波信号処理回路と中
間周波信号処理回路とが、FM復調回路およびデジタル
復調回路によって共用されるので、製造コストの削減お
よび小型化を実現できる衛星放送受信装置を提供するこ
とが可能となった。
【0048】また、バンドパスフィルタ21から出力さ
れた信号は、FM復調回路30に接続される中間周波増
幅回路22aとデジタル復調回路40に接続される中間
周波増幅回路22bとの2系統に分けられて入力される
ので、FM復調回路30およびデジタル復調回路40の
入力部におけるアイソレーションが改善され、FM復調
回路30からデジタル復調回路40への信号戻り、また
はデジタル復調回路40からFM復調回路30への信号
戻りによる相互の影響を軽減することが可能となった。
れた信号は、FM復調回路30に接続される中間周波増
幅回路22aとデジタル復調回路40に接続される中間
周波増幅回路22bとの2系統に分けられて入力される
ので、FM復調回路30およびデジタル復調回路40の
入力部におけるアイソレーションが改善され、FM復調
回路30からデジタル復調回路40への信号戻り、また
はデジタル復調回路40からFM復調回路30への信号
戻りによる相互の影響を軽減することが可能となった。
【0049】また、AGC検波回路42、ミキサ43、
PLL回路45およびLINK処理回路等を1チップ化
することによって、部品点数を削減でき、製造コストの
削減および小型化を実現できる衛星放送受信装置を提供
することが可能となった。
PLL回路45およびLINK処理回路等を1チップ化
することによって、部品点数を削減でき、製造コストの
削減および小型化を実現できる衛星放送受信装置を提供
することが可能となった。
【0050】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、バンドパスフィルタ21が、スイッチ部2
5と周波数帯域幅が異なるバンドパスフィルタ21aお
よび21bとに置換されている点のみが異なる。したが
って、重複する構成および機能の詳細な説明は繰り返さ
ない。
形態2における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、バンドパスフィルタ21が、スイッチ部2
5と周波数帯域幅が異なるバンドパスフィルタ21aお
よび21bとに置換されている点のみが異なる。したが
って、重複する構成および機能の詳細な説明は繰り返さ
ない。
【0051】バンドパスフィルタ21aおよび21b
は、それぞれ通過する周波数帯域幅が異なるフィルタで
あり、スイッチ部25によって中間周波増幅回路20か
ら出力される信号を適宜切り換えることのより、複数の
トランスポンダから伝送されるデジタル衛星放送を伝送
ロスの少ない方のバンドパスフィルタを介して受信する
ことができる。このスイッチ部25の切り換えとして、
たとえば、PLLシンセサイザ19は、図示しないマイ
クロコンピュータからi2CバスラインのSDAバスを
介して、スイッチ部25を切り換える旨の制御データを
受信する。PLLシンセサイザ19は、当該制御データ
に基づいて内部の出力ポートをハイレベルまたはローレ
ベルに切り換えることによってスイッチ部25を切り換
える。
は、それぞれ通過する周波数帯域幅が異なるフィルタで
あり、スイッチ部25によって中間周波増幅回路20か
ら出力される信号を適宜切り換えることのより、複数の
トランスポンダから伝送されるデジタル衛星放送を伝送
ロスの少ない方のバンドパスフィルタを介して受信する
ことができる。このスイッチ部25の切り換えとして、
たとえば、PLLシンセサイザ19は、図示しないマイ
クロコンピュータからi2CバスラインのSDAバスを
介して、スイッチ部25を切り換える旨の制御データを
受信する。PLLシンセサイザ19は、当該制御データ
に基づいて内部の出力ポートをハイレベルまたはローレ
ベルに切り換えることによってスイッチ部25を切り換
える。
【0052】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、スイッチ部25によっ
て、中間周波増幅回路20から出力される信号を適宜切
り換えて、バンドパスフィルタ21aまたは21bへ出
力するようにしたので、複数のトランスポンダから伝送
されるデジタル衛星放送を良好に受信することが可能と
なった。
る衛星放送受信装置によれば、スイッチ部25によっ
て、中間周波増幅回路20から出力される信号を適宜切
り換えて、バンドパスフィルタ21aまたは21bへ出
力するようにしたので、複数のトランスポンダから伝送
されるデジタル衛星放送を良好に受信することが可能と
なった。
【0053】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、RF入力端子10、ハイパスフィルタ11
およびRF増幅回路12が、RF入力端子10aおよび
10bと、コンデンサを介してRF入力端子10aに接
続されるハイパスフィルタ11aと、ハイパスフィルタ
11aに接続されるRF増幅回路12aと、コンデンサ
を介してRF入力端子10bに接続されるハイパスフィ
ルタ11bと、ハイパスフィルタ11bに接続されるR
F増幅回路12bと、RF増幅回路12aおよび12b
の出力を制御するスイッチング回路24とに置換された
点のみが異なる。したがって、重複する構成および機能
の詳細な説明は繰り返さない。
形態3における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、RF入力端子10、ハイパスフィルタ11
およびRF増幅回路12が、RF入力端子10aおよび
10bと、コンデンサを介してRF入力端子10aに接
続されるハイパスフィルタ11aと、ハイパスフィルタ
11aに接続されるRF増幅回路12aと、コンデンサ
を介してRF入力端子10bに接続されるハイパスフィ
ルタ11bと、ハイパスフィルタ11bに接続されるR
F増幅回路12bと、RF増幅回路12aおよび12b
の出力を制御するスイッチング回路24とに置換された
点のみが異なる。したがって、重複する構成および機能
の詳細な説明は繰り返さない。
【0054】スイッチング回路24は、RF増幅回路1
2aおよび12bから出力される信号を適宜切り換える
ことにより、入力端子10aおよび入力端子10bにケ
ーブルを介して接続される2つの衛星放送受信アンテナ
からの信号を切り換えることができる。このスイッチン
グ回路24の切り換えとして、たとえば、PLLシンセ
サイザ19は、図示しないマイクロコンピュータからi
2CバスのSDAラインを介して、スイッチング回路2
4を切り換える旨の制御データを受信する。PLLシン
セサイザ19は、当該制御データに基づいて内部の出力
ポートをハイレベルまたはローレベルに切り換えること
によってスイッチング回路24を切り換える。
2aおよび12bから出力される信号を適宜切り換える
ことにより、入力端子10aおよび入力端子10bにケ
ーブルを介して接続される2つの衛星放送受信アンテナ
からの信号を切り換えることができる。このスイッチン
グ回路24の切り換えとして、たとえば、PLLシンセ
サイザ19は、図示しないマイクロコンピュータからi
2CバスのSDAラインを介して、スイッチング回路2
4を切り換える旨の制御データを受信する。PLLシン
セサイザ19は、当該制御データに基づいて内部の出力
ポートをハイレベルまたはローレベルに切り換えること
によってスイッチング回路24を切り換える。
【0055】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、スイッチング回路24
は、RF増幅回路12aおよび12bから出力される信
号を適宜切り換えることにより、入力端子10aおよび
入力端子10bにケーブルを介して接続される2つの衛
星放送受信アンテナからの信号を切り換えるようにした
ので、軌道の異なる衛星からの衛星放送を受信すること
が可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、スイッチング回路24
は、RF増幅回路12aおよび12bから出力される信
号を適宜切り換えることにより、入力端子10aおよび
入力端子10bにケーブルを介して接続される2つの衛
星放送受信アンテナからの信号を切り換えるようにした
ので、軌道の異なる衛星からの衛星放送を受信すること
が可能となった。
【0056】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、RF増幅回路12とRFアッテネータ14
との間に分配器13を設けた点、および分配器13に接
続されるRF出力端子23を追加された点のみが異な
る。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明
は繰り返さない。
形態4における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、RF増幅回路12とRFアッテネータ14
との間に分配器13を設けた点、および分配器13に接
続されるRF出力端子23を追加された点のみが異な
る。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明
は繰り返さない。
【0057】分配器13は、RF増幅回路12から出力
された信号をRFアッテネータ14へ出力するととも
に、RF出力端子23へ出力する。このRF出力端子2
3に他の衛星放送受信装置が接続された場合、またはR
F出力端子23に同一の衛星放送受信装置内の他の信号
処理回路に接続された場合、他の衛星放送受信装置また
は同一の衛星放送受信装置内の他の信号処理回路は、R
F増幅回路12から出力される信号とほぼ同一レベルの
信号の供給を受けることができる。
された信号をRFアッテネータ14へ出力するととも
に、RF出力端子23へ出力する。このRF出力端子2
3に他の衛星放送受信装置が接続された場合、またはR
F出力端子23に同一の衛星放送受信装置内の他の信号
処理回路に接続された場合、他の衛星放送受信装置また
は同一の衛星放送受信装置内の他の信号処理回路は、R
F増幅回路12から出力される信号とほぼ同一レベルの
信号の供給を受けることができる。
【0058】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、分配器13が、RF増幅
回路12から出力された信号をRFアッテネータ14へ
出力するとともに、RF出力端子23へ出力するように
したので、1つの衛星放送受信アンテナに複数の衛星放
送受信装置または複数の信号処理回路を接続することが
可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、分配器13が、RF増幅
回路12から出力された信号をRFアッテネータ14へ
出力するとともに、RF出力端子23へ出力するように
したので、1つの衛星放送受信アンテナに複数の衛星放
送受信装置または複数の信号処理回路を接続することが
可能となった。
【0059】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、FM復調回路30内のFM検波回路33に
LT IN(ロースレショールド制御入力)電圧が入力
される点のみが異なる。したがって、重複する構成およ
び機能の詳細な説明は繰り返さない。
形態5における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、FM復調回路30内のFM検波回路33に
LT IN(ロースレショールド制御入力)電圧が入力
される点のみが異なる。したがって、重複する構成およ
び機能の詳細な説明は繰り返さない。
【0060】FM検波回路33は、LT IN電圧を受
けて内部のPLL回路のループフィルタの帯域幅を制御
する。たとえば、図示しないマイクロコンピュータは、
C/N比が悪化している場合には、LT IN電圧にハ
イレベルを出力する。FM検波回路33は、LT IN
電圧を受けてPLL回路のループフィルタの帯域を狭く
してスレショールドを改善する。また、図示しないマイ
クロコンピュータは、C/N比が良好な場合には、LT
IN電圧にローレベルを出力する。FM検波回路33
は、LT IN信号を受けてPLL回路のループフィル
タの帯域幅を広げてトランケーションノイズを軽減す
る。
けて内部のPLL回路のループフィルタの帯域幅を制御
する。たとえば、図示しないマイクロコンピュータは、
C/N比が悪化している場合には、LT IN電圧にハ
イレベルを出力する。FM検波回路33は、LT IN
電圧を受けてPLL回路のループフィルタの帯域を狭く
してスレショールドを改善する。また、図示しないマイ
クロコンピュータは、C/N比が良好な場合には、LT
IN電圧にローレベルを出力する。FM検波回路33
は、LT IN信号を受けてPLL回路のループフィル
タの帯域幅を広げてトランケーションノイズを軽減す
る。
【0061】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、C/N比に応じてFM検
波回路33内のPLL回路のループフィルタの帯域を制
御するようにしたので、C/N比が良好な状態で衛星放
送を受信することが可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、C/N比に応じてFM検
波回路33内のPLL回路のループフィルタの帯域を制
御するようにしたので、C/N比が良好な状態で衛星放
送を受信することが可能となった。
【0062】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、FM復調回路30内のAGC検波回路32
の出力およびデジタル復調回路40内のAGC検波回路
42の出力のそれぞれに保護ダイオード51および52
が接続されている点のみが異なる。したがって、重複す
る構成および機能の詳細な説明は繰り返さない。
形態6における衛星放送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態における衛星放送受信装置
は、図1に示す実施の形態1における衛星放送受信装置
と比較して、FM復調回路30内のAGC検波回路32
の出力およびデジタル復調回路40内のAGC検波回路
42の出力のそれぞれに保護ダイオード51および52
が接続されている点のみが異なる。したがって、重複す
る構成および機能の詳細な説明は繰り返さない。
【0063】衛星放送を受信する際、FM復調回路30
に供給される電源またはデジタル復調回路40に供給さ
れる電源が停止される。たとえば、実施の形態1におけ
る衛星放送受信装置において、FM復調回路30に電源
が供給され、デジタル復調回路40への電源供給が停止
されている場合、FM復調回路30内のAGC検波回路
32から出力されたAGC制御用電流がデジタル復調回
路40内のAGC検波回路42に逆流することにより、
AGC検波回路42が破壊されることがある。本実施の
形態における衛星放送受信装置において、ダイオード5
1および52を設けることによって、FM復調回路30
およびデジタル復調回路40へのAGC制御用電流の逆
流を防止することができる。
に供給される電源またはデジタル復調回路40に供給さ
れる電源が停止される。たとえば、実施の形態1におけ
る衛星放送受信装置において、FM復調回路30に電源
が供給され、デジタル復調回路40への電源供給が停止
されている場合、FM復調回路30内のAGC検波回路
32から出力されたAGC制御用電流がデジタル復調回
路40内のAGC検波回路42に逆流することにより、
AGC検波回路42が破壊されることがある。本実施の
形態における衛星放送受信装置において、ダイオード5
1および52を設けることによって、FM復調回路30
およびデジタル復調回路40へのAGC制御用電流の逆
流を防止することができる。
【0064】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、FM復調回路30内のA
GC検波回路32の出力およびデジタル検波回路40内
のAGC検波回路42の出力のそれぞれに保護ダイオー
ド51および52を設けるようにしたので、AGC検波
回路32または42へのAGC制御用電流の逆流を防止
することができ、AGC検波回路32または42の破壊
を防止することが可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、FM復調回路30内のA
GC検波回路32の出力およびデジタル検波回路40内
のAGC検波回路42の出力のそれぞれに保護ダイオー
ド51および52を設けるようにしたので、AGC検波
回路32または42へのAGC制御用電流の逆流を防止
することができ、AGC検波回路32または42の破壊
を防止することが可能となった。
【0065】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7における衛星放送受信装置の外観を示す図であ
る。なお、本実施の形態7における衛星放送受信装置
は、図1〜図6を用いて説明した実施の形態1〜6にお
ける衛星放送受信装置に適用することができる。
形態7における衛星放送受信装置の外観を示す図であ
る。なお、本実施の形態7における衛星放送受信装置
は、図1〜図6を用いて説明した実施の形態1〜6にお
ける衛星放送受信装置に適用することができる。
【0066】図7に示すように、本実施の形態における
衛星放送受信装置は、入力端子10aおよび10bと、
ハイパスフィルタ11(実施の形態3においてはハイパ
スフィルタ11aおよび11b)およびRF増幅回路1
2(実施の形態3においてはRF増幅回路12aおよび
12b)が収納される第1の回路ブロック収納部61
と、RFアッテネータ14、RFバンドパスフィルタ1
5およびミキサ回路16等が収納される第2の回路ブロ
ック収納部62と、局部発振回路18およびPLLシン
セサイザ19が収納される第3の回路ブロック収納部6
3と、FM復調回路30が収納される第4の回路ブロッ
ク収納部64と、バンドパスフィルタ21、中間周波増
幅回路22aおよび22bが収納される第5の回路ブロ
ック収納部65と、デジタル復調回路40が収納される
第6の回路ブロック収納部66とを含む。
衛星放送受信装置は、入力端子10aおよび10bと、
ハイパスフィルタ11(実施の形態3においてはハイパ
スフィルタ11aおよび11b)およびRF増幅回路1
2(実施の形態3においてはRF増幅回路12aおよび
12b)が収納される第1の回路ブロック収納部61
と、RFアッテネータ14、RFバンドパスフィルタ1
5およびミキサ回路16等が収納される第2の回路ブロ
ック収納部62と、局部発振回路18およびPLLシン
セサイザ19が収納される第3の回路ブロック収納部6
3と、FM復調回路30が収納される第4の回路ブロッ
ク収納部64と、バンドパスフィルタ21、中間周波増
幅回路22aおよび22bが収納される第5の回路ブロ
ック収納部65と、デジタル復調回路40が収納される
第6の回路ブロック収納部66とを含む。
【0067】回路ブロック収納部61〜66は金属製の
筐体で形成され、それぞれが金属製のシールド板によっ
てシールドされている。図7に示すように、第5の回路
ブロック収納部65によって、FM復調回路30を収納
する第4の回路ブロック収納部64と、デジタル復調回
路40を収納する第6の回路ブロック収納部66とが隔
離される構造となっている。このような構造とすること
によって、衛星放送受信装置のシャーシを小型化するこ
とができ、FM復調回路30とデジタル復調回路40と
が互いに隣接しないシールドされた構造とすることがで
きる。
筐体で形成され、それぞれが金属製のシールド板によっ
てシールドされている。図7に示すように、第5の回路
ブロック収納部65によって、FM復調回路30を収納
する第4の回路ブロック収納部64と、デジタル復調回
路40を収納する第6の回路ブロック収納部66とが隔
離される構造となっている。このような構造とすること
によって、衛星放送受信装置のシャーシを小型化するこ
とができ、FM復調回路30とデジタル復調回路40と
が互いに隣接しないシールドされた構造とすることがで
きる。
【0068】以上説明したように、本実施の形態におけ
る衛星放送受信装置によれば、各回路ブロック収納部6
1〜66を金属製の筐体で形成し、FM復調回路30を
収納する第4の回路ブロック収納部64と、デジタル復
調回路40を収納する第6の回路ブロック収納部66と
が隔離されるようにしたので、それぞれの回路のアース
を分離することができ、それぞれの回路間の信号の戻り
による悪影響を軽減することが可能となった。
る衛星放送受信装置によれば、各回路ブロック収納部6
1〜66を金属製の筐体で形成し、FM復調回路30を
収納する第4の回路ブロック収納部64と、デジタル復
調回路40を収納する第6の回路ブロック収納部66と
が隔離されるようにしたので、それぞれの回路のアース
を分離することができ、それぞれの回路間の信号の戻り
による悪影響を軽減することが可能となった。
【0069】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図1】 本発明の実施の形態1における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態4における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態5における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態6における衛星放送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態7における衛星放送受信
装置の外観を示す図である。
装置の外観を示す図である。
10,10a,10b RF入力端子、11,11a,
11b ハイパスフィルタ、12,12a,12b R
F増幅回路、14 RFアッテネータ、15RFバンド
パスフィルタ、16,43 ミキサ、17,20,3
1,41 増幅回路、18,50 局部発振回路、19
PLLシンセサイザ、21,21a,21b 中間周
波バンドパスフィルタ、22a,22b 中間周波増幅
回路、23 出力端子、24 スイッチング回路、25
スイッチ部、30 FM復調回路、32,42 AG
C検波回路、33 FM検波回路、34 サンプルホー
ルド回路、35 ウィンドウコンパレータ、40 デジ
タル復調回路、44 ロウパスフィルタ、45 PLL
回路、46 A/Dコンバータ、47 LINK処理回
路、61〜66 回路ブロック収納部。
11b ハイパスフィルタ、12,12a,12b R
F増幅回路、14 RFアッテネータ、15RFバンド
パスフィルタ、16,43 ミキサ、17,20,3
1,41 増幅回路、18,50 局部発振回路、19
PLLシンセサイザ、21,21a,21b 中間周
波バンドパスフィルタ、22a,22b 中間周波増幅
回路、23 出力端子、24 スイッチング回路、25
スイッチ部、30 FM復調回路、32,42 AG
C検波回路、33 FM検波回路、34 サンプルホー
ルド回路、35 ウィンドウコンパレータ、40 デジ
タル復調回路、44 ロウパスフィルタ、45 PLL
回路、46 A/Dコンバータ、47 LINK処理回
路、61〜66 回路ブロック収納部。
Claims (12)
- 【請求項1】 RF信号を増幅する高周波増幅部と、該
高周波増幅部から出力される信号を中間周波数の信号に
変換して増幅する中間周波増幅部と、前記中間周波増幅
部から出力される信号をFM復調するFM復調回路と、
前記中間周波増幅部から出力される信号をデジタル復調
するデジタル復調回路とを含む衛星放送受信装置であっ
て、 前記デジタル復調回路は、前記中間周波増幅部から出力
される信号を周波数変換する周波数変換回路と、 前記周波数変換回路によって周波数変換された信号に基
づいて、データ信号を生成するLINK処理回路とを含
む、衛星放送受信装置。 - 【請求項2】 前記デジタル復調回路または前記FM復
調回路は、1つの半導体集積回路によって構成される、
請求項1記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項3】 前記FM復調回路は、AGC検波回路を
含み、 前記デジタル復調回路はさらに、AGC検波回路を含
む、請求項1または2記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項4】 前記FM復調回路に含まれるAGC検波
回路の出力と、前記デジタル復調回路に含まれるAGC
検波回路の出力とが同じ極性を有する、請求項3記載の
衛星放送受信装置。 - 【請求項5】 前記衛星放送受信装置はさらに、前記F
M復調回路に含まれるAGC検波回路と前記高周波増幅
部との間に設けられるダイオードを含む、請求項3また
は4記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項6】 前記衛星放送受信装置はさらに、前記デ
ジタル復調回路に含まれるAGC検波回路と前記高周波
増幅回路との間に設けられるダイオードを含む、請求項
3〜5のいずれかに記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項7】 前記衛星放送受信装置はさらに、前記中
間周波増幅部と前記FM復調回路との間に設けられる第
1の中間周波増幅回路と、 前記中間周波増幅部と前記デジタル復調回路との間に設
けられ、前記第1の増幅回路と異なる第2の中間周波増
幅回路とを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の衛星
放送受信装置。 - 【請求項8】 前記中間周波増幅部は、第1のバンドパ
スフィルタと、 周波数帯域幅が異なる第2のバンドパスフィルタと、 前記RF信号を中間周波数に変換して増幅した信号を前
記第1のバンドパスフィルタおよび前記第2のバンドパ
スフィルタに選択的に出力するスイッチ部とを含む、請
求項1〜7のいずれかに記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項9】 前記高周波増幅部は、RF信号が入力さ
れる複数の入力端子と、 前記複数の入力端子のそれぞれに接続される複数のRF
増幅回路と、 前記複数のRF増幅回路から出力される信号を切り換え
るスイッチング回路とを含む、請求項1〜8のいずれか
に記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項10】 前記高周波増幅部は、RF信号が入力
される入力端子と、 前記入力端子に接続されるハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタに接続されるRF増幅回路と、 前記RF増幅回路に接続される分配器と、 増幅されたRF信号を出力する出力端子とを含む、請求
項1〜8のいずれかに記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項11】 前記FM復調回路は、外部からの信号
によって内部のPLLのループフィルタの帯域幅を制御
して検波するFM検波回路を含む、請求項1〜10のい
ずれかに記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項12】 前記中間周波増幅部、前記FM復調回
路および前記デジタル復調回路がそれぞれシールドされ
た別々のブロックに分割され、前記FM復調回路と前記
デジタル復調回路との間に前記中間周波増幅部が設けら
れる、請求項1〜11のいずれかに記載の衛星放送受信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30071599A JP2001119634A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 衛星放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30071599A JP2001119634A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 衛星放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119634A true JP2001119634A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17888237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30071599A Withdrawn JP2001119634A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 衛星放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692300B1 (ko) | 2005-08-13 | 2007-03-09 | 인티그런트 테크놀로지즈(주) | 지상파 디지털 멀티미디어 방송용/ 디지털 오디오 방송용Low-IF 수신기. |
JP2007329569A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Sharp Corp | チューナ |
-
1999
- 1999-10-22 JP JP30071599A patent/JP2001119634A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692300B1 (ko) | 2005-08-13 | 2007-03-09 | 인티그런트 테크놀로지즈(주) | 지상파 디지털 멀티미디어 방송용/ 디지털 오디오 방송용Low-IF 수신기. |
JP2007329569A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Sharp Corp | チューナ |
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Legal Events
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