JPH05175432A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05175432A
JPH05175432A JP13587592A JP13587592A JPH05175432A JP H05175432 A JPH05175432 A JP H05175432A JP 13587592 A JP13587592 A JP 13587592A JP 13587592 A JP13587592 A JP 13587592A JP H05175432 A JPH05175432 A JP H05175432A
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JP
Japan
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output
mosfet
mosfets
semiconductor device
diffusion layer
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JP13587592A
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English (en)
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Toshiro Takahashi
敏郎 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L2224/05Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of an individual bonding area
    • H01L2224/0554External layer
    • H01L2224/0555Shape
    • H01L2224/05552Shape in top view
    • H01L2224/05554Shape in top view being square
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の外部端子及び出力バッファを備える論
理集積回路装置等のチップ面積を削減するとともに、論
理集積回路装置等の多ピン化及び大規模化を推進する。 【構成】 多数の外部端子及び出力バッファを備える論
理集積回路装置等において、隣接する2個の出力バッフ
ァ又はそれを構成する出力MOSFETを対称的に配置
し、出力MOSFETのソース又はドレインとなりかつ
回路の電源電圧又は接地電位に結合される拡散層をこれ
らの出力バッファ或いは出力MOSFETによって共有
する。 【効果】 上記のような出力MOSFETのレイアウト
手法を採ることにより、出力MOSFETの出力ノード
のサイズを小さくすることなく、言い換えるならば出力
MOSFETの静電破壊耐圧を確保し、ラッチアップを
防止しつつ、出力バッファの所要レイアウト面積を削減
することができる。この結果、多数の外部端子及び出力
バッファを備える論理集積回路装置等のチップ面積を削
減し論理集積回路装置等の多ピン化及び大規模化を推進
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、例
えば、多数の外部端子及び出力バッファを備える論理集
積回路装置等に利用して特に有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】多数の外部端子と、これらの外部端子の
うち出力端子として用いられるものに対応して設けられ
る多数の出力バッファとを備えるゲートアレイ集積回路
等の論理集積回路装置がある。出力バッファは、例えば
回路の電源電圧と出力端子との間に設けられ出力信号が
ハイレベルとされるとき選択的にオン状態とされる出力
MOSFET(金属酸化物半導体型電界効果トランジス
タ。この明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型
電界効果トランジスタの総称とする)と、出力端子と回
路の接地電位との間に設けられ対応する出力信号がロウ
レベルとされるとき選択的にオン状態とされるもう1個
の出力MOSFETとを含む。
【0003】相補的にオン状態とされる一対の出力MO
SFETを含む出力バッファについては、例えば、特開
昭55−146965号公報等に記載されている。ま
た、多数の外部端子と出力バッファを備えるゲートアレ
イ集積回路について、例えば、1988年2月17日付
『アイ・エス・エス・シー・シー(ISSCC:Int
ernational Solid−State Ci
rcuitsConference) ダイジェスト
オブ テクニカル ペーパーズ(DigestOf T
echnical Papers)』第74頁〜第75
頁ならびに第308頁に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の論理集積回路装
置等では、出力バッファを構成する出力MOSFETQ
1及びQ2ならびにQ3及びQ4等は、そのソース又は
ドレインが対応する外部端子つまりはボンディングパッ
ドPAD01及びPAD02等に結合されるものであ
り、ワイヤーボンダの性能によってボンディングパッド
PAD01,PADP2等のピッチが約160μmのよ
うに素子サイズに比べて大きな間隔を以て形成されるも
のであるため、図6に例示されるように、個別のウェル
領域内に形成される。この構成では、出力MOSFET
の拡散層面積を大きくすることにより静電耐圧を確保す
ることができる。また、隣接した出力バッファどうしで
電源を分離して、一方にノイズがのってもラッチアップ
が起こりにくいという特長がある。
【0005】しかしながら、半導体技術及びその組み立
て技術の進展により、論理集積回路装置等の大規模化が
進められおり、それに伴って外部端子数つまり出力バッ
ファの数も増大させる必要がある。この場合、ボンディ
ングパッドのピッチも狭くなり、それに伴う出力バッフ
ァを形成することができるエリアも必然的に小さくな
る。このため、上記のような論理集積回路装置等の大規
模化は、出力バッファをいかに効率よく配置するかが大
きな課題となるものである。
【0006】この発明の目的は、静電破壊耐圧を確保し
ラッチアップを防止しつつその所要レイアウト面積の縮
小化を図った出力バッファを提供することにある。この
発明の他の目的は、多数の外部端子及び出力バッファを
備える論理集積回路装置等のチップ面積を削減しその低
コスト化を図るとともに、論理集積回路装置の多ピン化
及び大規模化を推進することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、多数の外部端子及び出力バッ
ファを備える論理集積回路装置等において、隣接する2
個の出力バッファ又はそれを構成する出力MOSFET
を対称的に配置し、出力MOSFETのソース又はドレ
インとなりかつ回路の電源電圧又は接地電位に結合され
る拡散層をこれらの出力バッファ或いは出力MOSFE
Tによって共用する。また、複数の出力MOSFETを
グループ化して共通のウェル領域に構成する。
【0008】
【作用】上記手段によれば、出力MOSFETのサイズ
を小さくすることなく、言い換えるならば出力MOSF
ETの静電破壊耐圧を確保し、ラッチアップを防止しつ
つ、出力バッファの所要レイアウト面積を削減すること
ができる。電源分離は共通のウェル領域に構成された出
力MOSFET群ごとに行うことによりラッチアップも
防止できる。その結果、多数の外部端子及び出力バッフ
ァを備える論理集積回路装置等のチップ面積を削減しそ
の低コスト化を図ることができるとともに、論理集積回
路装置等の多ピン化及び大規模化を推進することができ
る。
【0009】
【実施例】図1には、この発明が適用された論理集積回
路装置の一実施例の基板配置図が示されている。また、
図2には、図1の論理集積回路装置に含まれる入出力部
の一実施例の部分的な配置図が示され、図3には、その
一実施例の部分的な拡大配置図が示されている。さら
に、図4には、図3の入出力部の一実施例のA−B断面
構造図が示され、図5には、その一実施例の部分的な回
路図が示されている。これらの図をもとに、この実施例
の論理集積回路装置及び出力バッファの構成とレイアウ
トの概要ならびにその特徴について説明する。なお、以
下の説明では、各配置図の位置関係をもって半導体基板
面上の位置関係が表される。
【0010】図1において、この実施例の論理集積回路
装置は、特に制限されないが、N型半導体基板NSUB
上に形成される算術論理演算ユニットALU及び乗算ユ
ニットMULTをその基本構成とする。算術論理演算ユ
ニットALUの上部には、レジスタファイルRFが配置
され、その右側には、リードオンリーメモリROM及び
ランダムロジック部RLCが配置される。また、乗算ユ
ニットMULT及びランダムロジック部RLCの下部に
は、3個のランダムアクセスメモリRAM1〜RAM3
が配置される。これにより、論理集積回路装置は、いわ
ゆるストアドプログラム方式のディジタル処理装置とし
て機能する。
【0011】論理集積回路装置は、さらに、N型半導体
基板NSUBの4辺にそって配置される入出力部IO1
〜IO4を備える。これらの入出力部は、図2に例示さ
れるように、論理集積回路装置の各外部端子に対応して
設けられる多数のボンディングパッドPADと、その出
力端子が対応するボンディングパッドPADに結合され
る多数の出力バッファとを備える。
【0012】入出力部IO1〜IO4を構成する出力バ
ッファのそれぞれは、図5に例示されるように、回路の
電源電圧(第1の電源電圧)と対応するボンディングパ
ッド(回路の出力端子)PAD01〜PAD04との間
に設けられるNチャンネル型の出力MOSFETQ1,
Q3,Q5及びQ7(第1の出力MOSFET)と、上
記ボンディングパッドPAD01〜PAD04と回路の
接地電位(第2の電源電圧)との間に設けられるNチャ
ンネル型の出力MOSFETQ2,Q4,Q6及びQ8
(第2の出力MOSFET)とをそれぞれ含む。この実
施例において、回路の電源電圧VDDは、特に制限され
ないが、+5Vのような正の電源電圧とされる。
【0013】論理集積回路装置の入出力部IO1〜IO
4を構成する出力バッファのそれぞれは、さらに、その
一方の入力端子に対応する内部出力信号do1〜do4
を受けるノアゲートNO2,NO4,NO6又はNO8
と、その一方の入力端子に、対応する上記内部出力信号
do1〜do4のインバータN1〜N4による反転信号
を受けるノアゲートNO1,NO3,NO5又はNO7
とを含む。これらのノアゲートの他方の入力端子には、
論理集積回路装置の図示されない制御回路から内部制御
信号DOCが共通に供給される。また、ノアゲートNO
1,NO3,NO5及びNO7の出力信号は、対応する
出力MOSFETQ1,Q3,Q5又はQ7のゲートに
それぞれ供給され、ノアゲートNO2,NO4,NO6
及びNO8の出力信号は、対応する出力MOSFETQ
2,Q4,Q6又はQ8のゲートにそれぞれ供給され
る。
【0014】内部制御信号DOCは、通常回路の電源電
圧のようなハイレベルとされ、論理集積回路装置の出力
信号が確立される時点において回路の接地電位のような
ロウレベルとされる。内部制御信号DOCがハイレベル
とされるとき、ノアゲートNO1〜NO8の出力信号
は、対応する内部出力信号do1〜do4等の論理レベ
ルに関係なくともにロウレベルとされる。このため、出
力MOSFETQ1〜Q8はすべてオフ状態とされ、ボ
ンディングパッドPAD01〜PAD04ならびに対応
する外部端子はすべていわゆるハイインピーダンス状態
とされる。
【0015】内部制御信号DOCがロウレベルとされる
と、ノアゲートNO1,NO3,NO5及びNO7の出
力信号は、対応する内部出力信号do1〜do4等がハ
イレベルであることを条件に選択的にハイレベルとさ
れ、ノアゲートNO2,NO4,NO6及びNO8の出
力信号は、対応する内部出力信号do1〜do4がロウ
レベルであることを条件に選択的にハイレベルとされ
る。
【0016】ノアゲートNO1,NO3,NO5及びN
O7の出力信号がハイレベルとされるとき、対をなすノ
アゲートNO2,NO4,NO6及びNO8の出力信号
はともにロウレベルとされる。したがって、各出力バッ
ファでは、回路の電源電圧側に設けられる出力MOSF
ETQ1,Q3,Q5及びQ7がオン状態となり、回路
の接地電位側に設けられる出力MOSFETQ2,Q
4,Q6及びQ8はオフ状態となる。その結果、ボンデ
ィングパッドPAD01〜PAD04ならびに対応する
外部端子には、回路の電源電圧よりMOSFETQ1,
Q3,Q5又はQ7のしきい値電圧Vth分だけ低いハ
イレベルが出力される。
【0017】ノアゲートNO2,NO4,NO6及びN
O8の出力信号がハイレベルとされるとき、対をなすノ
アゲートNO1,NO3,NO5及びNO7の出力信号
はロウレベルとされる。したがって、各出力バッファで
は、回路の接地電位側に設けられる出力MOSFETQ
2,Q4,Q6及びQ8がオン状態となり、回路の電源
電圧側に設けられる出力MOSFETQ1,Q3,Q5
及びQ7はオフ状態となる。その結果、ボンディングパ
ッドPAD01〜PAD04ならびに対応する外部端子
には、回路の接地電位のようなロウレベルが出力され
る。
【0018】この実施例において、入出力部IO1〜I
O4を構成する出力バッファは、4個を単位として出力
バッファ群を構成すべく群分割される。そして、各出力
バッファ群の4個の出力バッファを構成する出力MOS
FETは、図2に例示されるように、4対つまりは8個
を単位として出力MOSFET群MG01〜MG02等
に群分割され、上記ノアゲートNO1〜NO8等を含む
その他の回路素子は、プリバッファPB01〜PB02
等を構成すべく分割される。
【0019】ここで、各出力MOSFET群を構成する
8個の出力MOSFETQ1〜Q8等は、図3及び図4
に示されるように、N型半導体基板SUB面上に形成さ
れたPウェル領域PW01等内に形成される。このPウ
ェル領域PW01等は、対応する8個の出力MOSFE
TQ1〜Q8等によって共用され、プリバッファPB0
1等の出力バッファの他の回路素子が形成されるウェル
領域ならびに他の出力MOSFET群の出力MOSFE
Tが形成されるPウェル領域とは分離される。
【0020】Pウェル領域PW01等には、基板電位と
して回路の電源電圧VSSを供給するための拡散層L0
1,L03及びL05が形成され、さらに出力MOSF
ETQ1〜Q8等のソース又はドレインとなる拡散層L
02及びL04が形成される。拡散層L02及びL04
の上層には、所定厚の絶縁層をはさんで、出力MOSF
ETQ1〜Q8のゲートとなるポリシリコン層FG01
〜FG04ならびにFG05〜FG08等が形成され、
これらのポリシリコン層が、上記拡散層L02及びL0
4のN+ 層を形成するためのフォトマスクとしても機能
する。
【0021】拡散層L01は、対応する複数のコンタク
トを介して第1層のアルミニウム配線層AL15に結合
され、このアルミニウム配線層AL15を介して、ポリ
シリコン層FG02の上側に形成される拡散層L02の
+ 層すなわち出力MOSFETQ2のソースに結合さ
れる。また、拡散層L03は、対応する複数のコンタク
トを介して第1層のアルミニウム配線層AL17に結合
され、このアルミニウム配線層AL17を介して、ポリ
シリコン層FG04の下側に形成される拡散層L02の
+ 層すなわち出力MOSFETQ4のソースと、ポリ
シリコン層FG06の上側に形成される拡散層L04の
+ 層すなわち出力MOSFETQ6のソースとに結合
される。
【0022】同様に、拡散層L05は、対応する複数の
コンタクトを介して第1層のアルミニウム配線層AL1
9に結合され、このアルミニウム配線層AL19を介し
て、ポリシリコン層FG08の下側に形成される拡散層
L04のN+ 層すなわち出力MOSFETQ8のソース
に結合される。上記アルミニウム配線層AL15及びA
L17ならびにAL19は、さらに図示されない複数の
スルーホールを介して、接地電位供給線VSS1及びV
SS2となる第2層のアルミニウム配線層AL21及び
AL23に結合される。
【0023】ポリシリコン層FG01の下側つまりはポ
リシリコン層FG03の上側に形成される拡散層L02
のN+ 層すなわち出力MOSFETQ1及びQ3のドレ
インは、複数のコンタクトを介して第1層のアルミニウ
ム配線層AL16に結合される。ポリシリコン層FG0
5の下側つまりはポリシリコン層FG07の上側に形成
される拡散層L04のN+ 層すなわち出力MOSFET
Q5及びQ7のドレインは、複数のコンタクトを介して
第1層のアルミニウム配線層AL18に結合される。上
記アルミニウム配線層AL16及びAL18は、さらに
図示されない複数のスルーホールを介して、電源電圧供
給線VDD1及びVDD2となる第2層のアルミニウム
配線層AL22及びAL24に結合される。
【0024】上記電源電圧供給線VDD1及びVDD2
ならびに接地電位供給線VSS1及びVSS2となる第
2層のアルミニウム配線層AL21〜AL24は、N型
半導体基板NSUBの4辺にそって周回してレイアウト
される。また、この実施例の論理集積回路装置では、上
記のように電源電圧供給線及び接地電位供給線がそれぞ
れ2本の供給線からなり、2個所おいてアルミニウム配
線層AL15〜AL19と結合されることで、各拡散層
に対する電流分布が分散され、これによって出力バッフ
ァの動作が高速化されるものとなる。
【0025】一方、ポリシリコン層FG02の下側つま
りポリシリコン層FG01の上側に形成される拡散層L
02のN+ 層すなわち出力MOSFETQ2のドレイン
ならびに出力MOSFETQ1のソースは、対応する複
数のコンタクトを介して第1層のアルミニウム配線層A
L11に結合され、このアルミニウム配線層AL11を
介してボンディングパッドPAD01に結合される。ま
た、ポリシリコン層FG03の下側つまりポリシリコン
層FG04の上側に形成される拡散層L02のN+ 層す
なわち出力MOSFETQ3のソースならびに出力MO
SFETQ4のドレインは、対応する複数のコンタクト
を介して第1層のアルミニウム配線層AL12に結合さ
れ、このアルミニウム配線層AL12を介してボンディ
ングパッドPAD02に結合される。
【0026】同様に、ポリシリコン層FG06の下側つ
まりポリシリコン層FG05の上側に形成される拡散層
L04のN+ 層すなわち出力MOSFETQ6のドレイ
ンならびに出力MOSFETQ5のソースは、対応する
複数のコンタクトを介して第1層のアルミニウム配線層
AL13に結合され、このアルミニウム配線層AL13
を介してボンディングパッドPAD03に結合される。
また、ポリシリコン層FG07の下側つまりポリシリコ
ン層FG08の上側に形成される拡散層L04のN+
すなわち出力MOSFETQ7のソースならびに出力M
OSFETQ8のドレインは、対応する複数のコンタク
トを介して第1層のアルミニウム配線層AL14に結合
され、このアルミニウム配線層AL14を介してボンデ
ィングパッドPAD04に結合される。
【0027】つまり、この実施例の論理集積回路装置で
は、出力バッファが4個を単位として出力バッファ群に
群分割され、各出力バッファ群を構成する4個の出力バ
ッファの出力MOSFETが、4対つまりは8個を単位
として出力MOSFET群に群分割される。そして、各
出力MOSFET群を構成する8個の出力MOSFET
は、Pウェル領域を共用するとともに、隣接する2個の
出力バッファはいわゆる対称的に配置され、出力MOS
FETQ1及びQ3等のドレインとなる拡散層L02の
+ 層が隣接する2個の出力バッファによって共用され
る。
【0028】この実施例において、出力MOSFETQ
1〜Q8のソース又はドレインとなる拡散層L02及び
L04のN+ 層は、従来の論理集積回路装置の出力バッ
ファを構成する出力MOSFETの場合と同様に、比較
的大きな面積をもって形成される。また、各出力MOS
FETのゲートとなるポリシリコン層FG01〜FG0
8等は、やはり従来の論理集積回路装置の出力バッファ
を構成する出力MOSFETの場合と同様に、比較的大
きなゲート幅をもって言い換えるならば比較的小さなゲ
ート長をもって形成され、これらのポリシリコン層と対
応する金属配線層とを結合するためのコンタクトはその
一端にのみ形成される。
【0029】したがって、ボンディングパッドPAD0
1〜PAD04等から見た場合、対応する出力MOSF
ETQ1〜Q8等に寄生する比較的大きな拡散容量と拡
散抵抗とが等価的に結合される。このうち、拡散容量
は、外部から回路の電源電圧又は接地電位に対して印加
される比較的大きなサージ電圧を吸収する効果を持ち、
拡散抵抗は、これらのサージ電圧にともなうサージ電流
の部分集中を防ぐ効果を持つ。これらの結果、この実施
例の論理集積回路装置では、そのソース又はドレインが
外部端子に直接結合される出力MOSFETQ1〜Q8
等の静電破壊耐圧を確保し、ラッチアップを防止するこ
とができるものとなる。
【0030】出力バッファ回路の同時切り換えによって
生じる電源ノイズが、他の静止している入力バッファに
伝達することを防止するために、入出力バッファを複数
のグループに分割し、電源系も分割して独立にもつこと
が有効である。この時、異なる入出力バッファ間でウェ
ル領域が共通であると、電源ノイズ発生時にウェル領域
を通じて瞬間的に電流が流れてラッチアップを生じる。
したがって、電源分割は、8個の出力MOSFETQ1
〜Q8単位でウェル領域を分割して行うことによりラッ
チアップを防止する。
【0031】前述のように、この実施例の論理集積回路
装置では、ポリシリコン層FG01及びFG03間に形
成される拡散層L02のN+ 層とポリシリコン層FG0
5及びFG07間に形成される拡散層L04のN+ 層と
が、隣接する2個の出力バッファの出力MOSFETQ
1及びQ3ならびにQ5及びQ7によって共用され、P
ウェルPW01が、出力MOSFET群MG01を構成
する8個の出力MOSFETQ1〜Q8等によって共用
される。
【0032】このため、各出力MOSFET群を形成す
るために必要なレイアウト面積は、図6に示される従来
の論理集積回路装置に比較して1/1.5ないし1/2
に削減される。その結果、出力MOSFETの静電破壊
耐圧を確保しラッチアップを防止しつつ、論理集積回路
装置のチップ面積を削減し、その低コスト化を推進でき
るものである。言い換えるならば、ボンディングパッド
のピッチを従来の約半分に狭くすることができ、その分
半導体装置の多ピン化が可能になる。
【0033】この実施例の論理集積回路装置において、
出力MOSFETQ1〜Q8等は、共通のレイアウトパ
ターンをもって形成され、そのゲートとなるポリシリコ
ン層FG01〜FG08のコンタクトは、マスターチッ
プにおいて開放状態とされる。しかるに、この実施例の
論理集積回路装置では、これらのポリシリコン層のコン
タクト間あるいは前段のプリバッファを結合するための
金属配線層を選択的に形成することで、以下に説明する
ように例えば各出力MOSFETを並列形態に接続する
等してその駆動能力を高めるなど、種々の組み合わせを
実現できるものとされる。
【0034】図7には、この発明に係る出力MOSFE
Tの他の一実施例のレイアウト図が示されている。同図
には、3つのボンディングパッドとそれに接続される3
個の出力バッファが代表として例示的に示されている。
同図において、AL1は1層目のアルミニュウム層であ
り、CONTはコンタクトホールであり、THはスルー
ホールでありFGはMOSFETのゲート電極を構成す
る1層目ポリシリコン層である。また、横方向に2層目
のアルミュウム層からなる電源線VDD2とVSS2が
配置されている。この実施例では、太い電源電圧線VD
Dを挟んで細い接地線VSS2が2本設けられている。
【0035】この実施例では、出力用のボンディングパ
ッドに対応して、図5のような一対の出力MOSFET
が設けられ、同図に一点鎖線で示したよう部分をセルと
して扱うようにするものである。すなわち、各ボンディ
ングパッドに一対一に対応してセル化された2つのMO
SFETが配置される。
【0036】上記一点鎖線で囲まれた出力バッファを例
にして説明すると、ボンディングパッドを構成するアル
ミニュウム層AL1は、そのまま延びて一対の出力MO
SFETの出力点であるソースとドレインを構成する拡
散層にコンコクトCONTにより接続される。このアル
ミニュウム層AL1を中心として左側に設けられるゲー
ト電極FGを挟んでドレインを構成する拡散層が設けら
れる。この拡散層には、スルーホールTHを介して横方
向に延長される電源電圧線VDD2に接続される。上記
アルミニュウム層AL1を中心として右側に設けられる
ゲート電極FGを挟んでソースを構成する拡散層が設け
られる。この拡散層には、スルーホールTHを介して横
方向に延長される電源電圧線VSS2に接続される。
【0037】この実施例では、前記のように左側に配置
される出力MOSFETのドレインが、左隣の出力バッ
ファの出力MOSFETのドレインと共用される。それ
故、左隣の出力バッファは、ボンディングパッドからそ
のまま延びるアルミニュウム層AL1を中心にして右側
に電源電圧VDD2側の出力MOSFETが配置され、
左側に回路の接地電位VSS2側の出力MOSFETが
配置される。
【0038】同図において、下側にセルの向きとして白
抜きのF字が示されている。すわなち、上記中央のセル
を基準にすると、左隣の出力バッファの向きは、上記ド
レイン拡散層の共用化によって上記出力MOSFETの
配置が左右に入れ代わっているため、上記2つの出力バ
ッファの境界線に対して対称的に配置される。
【0039】このことは、右隣の出力バッファにおいて
も同様である。すなわち、右隣の出力バッファの出力M
OSFETのソースが共用される。それ故、右隣の出力
バッファは、ボンディングパッドからそのまま延びるア
ルミニュウム層AL1を中心にして左側に回路の接地電
位VSS側の出力MOSFETが配置され、右側に電源
電圧VDD2側の出力MOSFETが配置される。この
ようなソース拡散層の共用化によって上記出力MOSF
ETの配置が左右に入れ代わるため、右隣の出力バッフ
ァにおいても、その境界線に対して対称的に配置され
る。
【0040】上記のようなレイアウトパターンの繰り返
しにより、出力用のボンディングパッドに対応して出力
バッファを構成する出力MOSFETが配置される。こ
の構成では、隣接する出力バッファ間で電源電圧VDD
2を与えるドレイン拡散層の共用化、回路の接地電位V
SS2を与えるソース拡散層の共用化によって狭いピッ
チで出力MOSFETを配置することができる。そし
て、このような高集積化に伴い、出力バッファを構成す
る一対のMOSFETの出力点を構成するソースとドレ
インの共用化された拡散層を大きく形成でき、その寄生
容量等を大きく形成することにより、静電破壊防止やラ
ッチアップの防止を図ることができる。
【0041】図8には、この発明に係る出力MOSFE
Tの他の一実施例のレイアウト図が示されている。同図
には、8つのボンディングパッドとそれに接続される8
個の出力バッファが代表として例示的に示されている。
以下の図8〜図10の説明において、ボンディングパッ
ドの配列方向を左右とし、それと直角方向を上下として
説明する。
【0042】同図における最小I/Oセル単位は、前記
図7に示したようなセルであり、1つのボンディングパ
ッドに対して3個のセル、言い換えるならば、3対の出
力MOSFETが割り当てられ、これをDA(コンピュ
ータによる自動設計)で扱うI/Oセルとし、それを論
理設定で扱う単位と同一化してその境界線に対して相互
に対称的に配置させるものである。すなわち、同図の右
端の出力バッファにおいては、最小I/Oセル単位で図
7と同様に左−右−左のセルが配置される。この右端の
3個の最小I/Oセル単位からなる出力バッファ全体の
向きを白抜き文字Fにより左向と定義すると、それに対
して左隣に設けられる出力バッファがその境界線に対し
て対称的な右向にされる。このことは、最小I/Oセル
単位でみても、上記境界線に対して鏡像となるような左
右が逆にされるものである。以下、同様なパターンの繰
り返しによって複数の出力バッファが対応するボンディ
ングパッドに設けられる。
【0043】同図においては、以下、同様の繰り返しパ
ターンにより8個の出力バッファが配置されている。こ
の実施例では、4個の出力バッファを単位してウェル領
域が設けられる。すなわち、8個の出力バッファの中央
部にWELL(ウェル)分離領域が設けられる。これに
より、4個の出力バッファがそれぞれ1個の共通化され
たウェル領域に形成される。同図では、ウェル領域その
ものは明示されていないが、WELL分離領域を境にし
て左右に4個ずつ設けられる出力バッファがそれぞれ1
つのウェル領域内に形成される。上記3対の出力バッフ
ァと1つのボンディングパッドは一対一に固定パターン
によって接続される。
【0044】図9には、この発明に係る出力MOSFE
Tの他の一実施例のレイアウト図が示されている。同図
には、12個のボンディングパッドとそれに接続される
12個の出力バッファが代表として例示的に示されてい
る。
【0045】同図における最小I/Oセル単位は、前記
図7に示したようなセルであり、1つのボンディングパ
ッドに対して2個のセル、言い換えるならば、2対の出
力MOSFETが割り当てられ、これをDA(コンピュ
ータによる自動設計)で扱うI/Oセルとし、それを論
理設定で扱う単位と同一化してその境界線に対して相互
に対称的に配置させるものである。すなわち、同図の右
端の出力バッファにおいては、最小I/Oセル単位で図
7の右側2つに対応した右−左のセルが配置される。こ
の右端の2個の最小I/Oセル単位からなる出力バッフ
ァ全体の向きを白抜き文字Fにより左向と定義する。こ
の構成では、左隣に設けられる出力バッファを構成する
最小I/Oセル単位が境界線に対して対称的に右−左に
される。このことは、右端の出力バッファと同一とな
り、DAで扱うI/Oセル単位としては同じ右向きにさ
れる。以下、同様なパターンの繰り返しによって複数の
出力バッファが対応するボンディングパッドに設けられ
る。
【0046】上記2つの最小I/Oセル単位で1つの出
力バッファを構成するとき、中央の拡散層を回路の接地
電位が与えられるソースとし、それを基準にして左右に
出力点を構成する2対の拡散層及び電源電圧VDD2が
与えられるドレイン拡散層が対称的に配置される。それ
故、図9では便宜的に右向きに示されているが、左向き
にしても同じパターンとなって図8の実施例のような規
則性が要求されない。このように、任意の数の最小単位
とボンディングパッドとを組み合わせることができるた
め、ゲートアレイではマスタチップは一定でも、配線セ
ルを置き換えて並列数を小さくすることにより、ピン数
を増加させることができる。
【0047】図10には、この発明に係る出力MOSF
ETの他の一実施例のレイアウト図が示されている。同
図には、8個のボンディングパッドとそれに接続させる
ことができる24の最小I/Oセル単位が代表として例
示的に示されている。
【0048】この実施例では、最小I/Oセル単位をD
Aで扱う単位とするとともに、ボンディングパッドとの
接続部もDAで扱うようにするものである。すなわち、
この実施例では、ボンディングパッドに一対一に対応し
て固定的に最小I/Oセル単位を接続するのではなく、
DA及び論理設計により任意の1ないし複数の最小I/
Oセル単位を接続して出力バッファを構成するものであ
る。
【0049】例えば、右端のボンディングパッドに接続
される出力バッファは、2個の最小I/Oセル単位を用
いて構成される。これに対して、その左隣のボンディン
グパッドに接続される出力バッファは、4個の最小I/
Oセル単位を用いて構成される。以下、ボンディングパ
ッドの配列順にいうと、3個、2個となり、WELL分
離領域を挟んで2個、3個、4個及び2個からなる出力
バッファが設けられる。使用しない最小I/Oセル単位
は、ダミーとしてボンディングパッドに接続されないま
まとされる。
【0050】この構成では、ボンディングパッドを介し
て接続される外部回路の負荷条件等に応じて、出力バッ
ファの駆動能力をきめ細かく設定することができる。す
なわち、比較的大きな駆動能力を必要とする出力バッフ
ァにおいては、上記最小I/Oセル単位の数を4個のよ
うに多くして、比較的小さな駆動能力で十分な出力バッ
ファにおいては上記最小I/Oセル単位を1個ないし2
個のように少なくするものである。この場合には、上記
のようにI/Oセル機能単位に応じてボンディングパッ
ドと最小I/Oセル単位との間の接続部の配線パターン
を最小I/Oセル単位の数に応じて自動生成することが
必要である。
【0051】図11には、この発明に係る出力MOSF
ETの更に他の一実施例のレイアウト図が示されてい
る。この実施例は、出力バッファがCMOS回路により
構成されるものであり、そのうち同図には1個のボンデ
ィングパッドとそれに接続される1つのPチャンネル型
MOSFETが例示的に示されている。
【0052】この実施例では、ボンディングパッドから
3つに分岐して下方向に延びる出力配線パターンが形成
される。すなわち、ボンディングパッドの配列を左右の
横方向とすると、それと直角方向の下方向に上記配線パ
ターンが延びて、それの下側に平行に設けられるPチャ
ンネル型MOSFETの出力点であるドレインにコンタ
クトホールによって接続される。
【0053】上記のように3本に分岐した配線にそれぞ
れ対応して設けられるドレインを基準にして左右対称的
にゲートFGが設けられる。例えば、3本のドレインの
うち、左側2本のドレインに対してそれぞれ設けられた
内側ゲートFGに挟まれて電源電圧VDDが供給される
共用化されたソースが設けられる。3本のドレインのう
ち、右側2本のドレインに対してそれぞれ設けられたゲ
ートFGに対しては、ソース領域が独立して設けられ
る。この一対のソース領域に挟まれてウェル領域に電源
電圧VDDを与えるN型の拡散層が形成される。左端の
ゲートFGに隣接して上記ウェル領域に電源電圧VDD
を与えるN型の拡散層が形成される。この構成では、1
つのボンディングパッドに対して合計6個のPチャンネ
ル型MOSFETが並列に接続されるものである。
【0054】Pチャンネル型MOSFETのソース,ド
レインを構成するP+ 拡散層に着目するならば、上記一
対のソース領域に挟まれてウェル領域に電源電圧VDD
を与えるN型の拡散層を基準にして左右対称的に形成さ
れる。そのうちの右側のP+ 拡散層により、出力点とし
ての3つのドレインのうらちの2つと、それに対応した
合計3本のソースが形成され、そのうちの中央のソース
は2つのMOSFETに共用される。
【0055】VDDを与えるN型の拡散層を基準にして
左右対称的に形成され左側のP+ 拡散層は、出力点とし
ての3つのドレインのうちの残り1つと、右隣のボンデ
ィングパッドに接続され、同様に3つに分岐されるうち
の1本の配線パターンに対応した出力点としてのドレイ
ン及びゲートFGを挟んで設けられるソースとして用い
られる。このPチャンネル型MOSFETのソース,ド
レイン及びゲートと一直線上にソース,ドレイン及びゲ
ートが構成されるようにNチャンネル型MOSFETが
設けられる。すなわち、同図の下側にNチャンネル型M
OSFETが類似のパターンにより形成される。
【0056】図12には、上記CMOS構成の出力バッ
ファの一実施例の全体のレイアウト図が示されている。
同図には、3つのボンディングパッドと、それに接続さ
れる3つのCMOS出力バッファが例示的に示されてい
る。図11は、図12の上半分のPチャンネル型MOS
FETの部分が拡大して描かれているものである。
【0057】図12のように、ホンディングパッドの配
列方向を左右とすると、それと直角方向の下方向にPチ
ャンネル型MOSFETとNチャンネル型MOSFET
とが並んで構成される。しかも、これらのMOSFET
のドレイン−ゲート−ソースが、ボンディングパッドの
配列方向に沿って形成される。それ故、1つのMOSF
ETを縦長に形成することができ、ボンディングバッド
の配列ピッチの高密度化を妨げないようにできる。
【0058】図12から理解されるように、Pチャンネ
ル型MOSFETを構成するP+ 拡散層でいうとウェル
領域にバイアス電圧を与えるN+ 拡散層を基準にして左
右対称的に4個分のMOSFETを形成するよう形成
し、それを隣接するボンディングパッドに対応して設け
られる出力バッファとの境界線を基準にして左右対称的
に配置する。このような対称パターンの組み合わせによ
って高密度に出力バッファを構成するMOSFETを形
成することができる。
【0059】上記のような拡散層及びゲート電極を作り
込んでおいて、最終のアルミニュウム等の配線等を用い
たマスタースライスによって上記6個のMOSFETの
うちの2個を最小I/Oセル単位として選択的に接続す
ること、言い換えるならば、上記ボンディングパッドか
ら分岐して最大3つに延びる配線のうち、1本、2本及
び3本の分岐のうちの1つを選択的に形成することによ
り、駆動能力が1、2、3のように3段階に設定できる
CMOS出力バッファを得ることができる。
【0060】図12のような実施例においては、ボンデ
ィングバットのピッチを90μmまで出力駆動能力を極
端に落とすことなく簡単に対応させることができる。こ
れにより、出力端子のみでいうならば、半導体集積回路
装置に設けることのできる出力端子の数を従来の半導体
装置の160/90≒1.8に増加させることができ
る。
【0061】図12において、下側に設けられるNチャ
ンネル型MOSFETの更に下側にはプリバッファが配
置される。このプリパッファは、そのセルサイズが比較
的小さいこと、及び同様に縦長に配置することによりボ
ンディングパッドのピッチの制約されることなく比較的
自由に形成することができる。しかし、上記のように各
出力バッファが一定の向を以て規則的に配列されている
ことに対応して、プリバッファもセル化し、その向も出
力バッファの規則性に適合するよう規則性をもって形成
される。これにより、プリバッファを含めた出力回路を
効率よく半導体集積回路装置に搭載させることができ
る。
【0062】この実施例では、図11の拡大図に示され
ているようにPチャンネル型MOSFETが形成される
N型のウェル領域NWELLにPチャンネル型のプルア
ップMOSFETが形成される。上記のように最小単位
セルは、3つの分岐された配線に対応した2つのMOS
FETであり、この2つのMOSFETに対応して1つ
のプルアップMOSFETが形成される。このプリアッ
プMOSFETは、出力バッファとしてNチャンネル型
MOSFETによるオープンドレイン構成の出力回路と
したとき、他の半導体装置の出力MOSFETとワイヤ
ード論理を採るときの負荷として利用できるようにする
ものである。
【0063】図12において、Nチャンネル型MOSF
ETが形成されるP型のウェル領域PWELLにも、上
記同様なNチャンネル型のプルダウンMOSFETが形
成される。これは、Pチャンネル型MOSFETのみを
用いてオープンドレイン構成の出力回路を構成したとき
の負荷として使用できるようにするものである。
【0064】特に制限されないが、上記Nチャンネル型
MOSFETが形成されるPWELLは、その外側の点
線で示すように深いNWEEL内に形成される。この深
いNWELLによりPWELLがP型基板から分離さ
れ、内部回路との間、又は入力バッファ若しくは出力バ
ッファ間での電源ノイズを分離することができる。
【0065】図13には、この発明に係る出力バッファ
を用いた半導体装置の設計手順の一実施例を示すフロー
チャート図が示されている。図7〜図12のようにDA
により扱える最小単位はセルパターンとしてセルライブ
ラリに登録されている。このDAで扱える最小単位は論
理機能と一対一対応ではなくてもよく、図10や図11
のように複数の最小単位で1つの論理セルを構成しても
よい。この実施例のセルは、図9の実施例を除き、出力
MOSFETのソース又はドレインの共用化のために向
きに規則性が求められる。それ故、上記最小セル単位
は、別のセル配置規則で許可される全ての配置、方向を
任意に配置できることが必要条件であり、拡散層パター
ンが予めマスタチップに構成されているゲートアレイ方
式でも上記配置条件で配線層パターンの最小単位と拡散
パターンが常に細部にわたって対応がとられている。
【0066】半導体装置の回路機能に応じて論理データ
が作成される。この論理データに基づいてコンピュータ
を用いた自動設計(DA)システムでセルライブラリ及
びセル配置規則からセル自動配置し、アルミニュウム配
線等によるボンディングバッドとの接続、電源電圧VD
D、回路の接地電位VSS等の自動配線を行ってレイウ
ウトデータを作成する。このレイアウトデータに基づい
て半導体装置の製造に必要な複数からなるマスクを作成
し、所望の回路機能を持った論理集積回路等の半導体装
置LSIを製造するものである。
【0067】以上の本実施例に示されるように、この発
明を多数の外部端子及び出力バッファを備える論理集積
回路装置等の半導体装置に適用することで、次のような
作用効果が得られる。すなわち、
【0068】(1) 多数の外部端子及び出力バッファ
を備える論理集積回路装置等において、隣接する出力バ
ッファを面対称に配置して、出力MOSFETのソース
又はドレインとなりかつ回路の電源電圧又は接地電位に
結合される拡散層をこれらの出力バッファによって共用
するとともに、出力MOSFETを所定数を単位として
出力MOSFET群とし、出力MOSFETが形成され
るウェル領域を各出力MOSFET群を構成する複数の
出力MOSFETによって共用することで、出力MOS
FETのサイズを小さくすることなく、言い換えるなら
ば出力MOSFETの静電破壊耐圧を確保しラッチアッ
プを防止しつつ、出力バッファの所要レイアウト面積を
削減できるという効果が得られる。
【0069】(2) 上記(1)項において、出力MO
SFETを共通のレイアウトパターンで形成しそのゲー
ト層をマスターチップにおいて開放状態として、対応す
る金属配線層を選択的に形成することで、これらの出力
MOSFETを任意に組み合わせて、種々の形態の出力
バッファを構成できるという効果が得られる。
【0070】(3) 上記(1)項及び(2)項によ
り、多数の外部端子及び出力バッファを備える論理集積
回路装置等のチップ面積を削減し、その低コスト化を図
ることができるという効果が得られる。
【0071】(4) 上記(1)項〜(3)項により、
論理集積回路装置等の多ピン化及び大規模化を推進でき
るという効果が得られる。
【0072】(5) 出力用のボンディングパッドの配
列方向と同じ方向にソース、ゲート及びドレインを配列
し、かつ隣接するMOSFETとソース及びドレインを
共通にする。この構成では、大きな駆動電流を得るため
にチャンネル幅を広くする出力MOSFETをボンディ
ングパッドの配列方向に対して直角方向の縦長にでき、
しかも隣接するMOSFETの間でドレインやソースが
共通化されるのでボンディングパッドの配列方向の幅を
小さくできるからボンディングパッドの間隔をワイヤー
ボンダ等の性能に応じて極限まで小さくできるという効
果が得られる。
【0073】(6) 1つのボンディングパッドに対し
て設けられる複数の出力MOSFETを、1つのMOS
FETの単位又は複数のMOSFETの単位で繰り返し
パターンとなるように標準化させることにより、出力バ
ッファを効率よく半導体基板上に形成することができる
という効果が得られる。
【0074】(7) CMOS出力回路を構成するPチ
ャンネル型MOSFETとNチャンネル型MOSFET
とを出力用のボンディングパッドの配列方向と同じ方向
にソース、ゲート及びドレインを配列し、しかもソー
ス、ゲート及びドレインがそれぞれ1つの直線上に並ぶ
ようにボンディングパッドの配列方向に対して縦長に配
置させることにより、CMOS回路も効率よく半導体装
置に形成できるという効果が得られる。
【0075】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、論理集積回路装置の入出力部は、必
ずしも半導体基板NSUBの4辺にそって配置される必
要はないし、例えばその中央部に配置することもでき
る。また、論理集積回路装置は、任意数のリードオンリ
ーメモリ及びランダムアクセスメモリを搭載することが
できるし、そのブロック構成及びレイアウト方法は種々
の実施形態を採りうる。
【0076】図2において、出力MOSFETが形成さ
れるPウェル領域は、2個の出力バッファによって共用
してもよいし、5個以上の出力バッファによって共用す
ることもできる。また、出力MOSFETに回路の電源
電圧又は接地電位を供給するための電源電圧供給線及び
接地電位供給線は、特に4本設けられることを必要条件
としない。
【0077】図3及び図4において、論理集積回路装置
は、アルミニウム配線層以外の金属配線層を用いること
ができるし、出力MOSFETのゲート層として、ポリ
シリコン以外の材料を用いることができる。Pウェル領
域PW01等に拡散層L03を設ける必要がない場合、
例えば拡散層L02及びL04を一体化し、MOSFE
TQ4及びQ6等のソースとなるN+ 層をさらに共用こ
とが可能となる。各拡散層及びボンディングパッド等の
形状や具体的なレイアウト方法は、これらの実施例によ
る制約を受けない。
【0078】図5において、各出力バッファを構成する
出力MOSFETQ1及びQ2ないしQ7及びQ8等
は、それぞれが並列形態とされる複数の出力MOSFE
Tからなるものであってよいし、例えばPチャンネルM
OSFETによって構成することもできる。プリバッフ
ァPB01等の具体的な回路構成は、種々の実施形態を
採りうる。また、図12のCMOS構成の出力バッファ
において、Nチャンネル型MOSFETとPチャンネル
型MOSFETの配置を入れ換えてボンディングパッド
に隣接してNチャンネル型MOSFETを形成するもの
であってもよい。出力バッファは、オープンドレイン形
式を採るものであってもよい。
【0079】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である論理
集積回路装置に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、例えば、汎用のゲートアレ
イ集積回路や出力バッファのみを搭載する専用集積回路
ならびに多数の出力バッファを備えるダイナミック型R
AM等の半導体記憶装置にも適用できる。この発明は、
少なくとも複数の出力バッファを備える半導体装置に広
く適用できる。
【0080】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果は、下記の通りである。
すなわち、多数の外部端子及び出力バッファを備える論
理集積回路装置等において、隣接する2個の出力バッフ
ァを面対称に配置し、出力MOSFETのソース又はド
レインとなりかつ回路の電源電圧又は接地電位に結合さ
れる拡散層をこれらの出力バッファによって共用すると
ともに、出力MOSFETを、所定数を単位として出力
MOSFET群とし、各出力MOSFET群によって出
力MOSFETが形成されるウェル領域を共用する。こ
れにより、出力MOSFETのサイズを小さくすること
なく、言い換えるならば出力MOSFETの静電破壊耐
圧を確保しラッチアップを防止しつつ、出力バッファの
所要レイアウト面積を削減できる。その結果、多数の外
部端子及び出力バッファを備える論理集積回路装置等の
チップ面積を削減し、その低コスト化を図ることができ
るとともに、論理集積回路装置等の多ピン化及び大規模
化を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された論理集積回路装置の一実
施例を示す基板配置図である。
【図2】図1の論理集積回路装置に含まれる入出力部の
一実施例を示す部分的な配置図である。
【図3】図2の入出力部の一実施例を示す部分的な拡大
配置図である。
【図4】図3の入出力部の一実施例を示すA−B断面構
造図である。
【図5】図3の入出力部の一実施例を示す部分的な回路
図である。
【図6】従来の論理集積回路装置に含まれる入出力部の
一実施例を示す部分的な配置図である。
【図7】この発明に係る出力MOSFETの他の一実施
例を示すレイアウト図である。
【図8】この発明に係る出力MOSFETの他の一実施
例を示すレイアウト図である。
【図9】この発明に係る出力MOSFETの他の一実施
例を示すレイアウト図である。
【図10】この発明に係る出力MOSFETの他の一実
施例を示すレイアウト図である。
【図11】この発明に係る出力MOSFETの更に他の
一実施例を示すレイアウト図である。
【図12】図12には、図11のCMOS構成の出力バ
ッファの一実施例を示す全体のレイアウト図である。
【図13】この発明に係る出力バッファを用いた半導体
装置の設計手順の一実施例を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
NSUB・・N型半導体基板、ALU・・・算術論理演
算ユニット、MULT・・・乗算ユニット、RF・・・
レジスタファイル、RLC・・・ランダムロジック回
路、ROM・・・リードオンリーメモリ、RAM1〜R
AM3・・・ランダムアクセスメモリ、IO1〜IO4
・・・入出力部。PW01〜PW02,PW41・・・
Pウェル領域、MG01〜MG02,MG41・・・出
力MOSFET群、PB01〜PB04,PB41〜P
B42・・・プリバッファ、PAD・・・ボンディング
パッド、VDD1〜VDD2・・・電源電圧供給線、V
SS1〜VSS2・・・接地電位供給線。AL11〜A
L19,AL1A〜AL1F,AL21〜AL24,A
L2A〜AL2B・・・アルミニウム配線層、L01〜
L05,L0A〜L0D・・・拡散層、FG01〜FG
08・・・ポリシリコン層、PAD01〜PAD04・
・・ボンディングパッド。Q1〜Q8・・・Nチャンネ
ルMOSFET、NO1〜NO8・・・ノアゲート、N
1〜N4・・・インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力MOSFETを含む複数の出力バッ
    ファを具備し、かつ上記出力MOSFETのソース又は
    ドレインとなる拡散層が隣接する出力バッファによって
    共用されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記出力バッファのそれぞれは、第1の
    電源電圧と回路の出力端子との間に設けられる第1の出
    力MOSFETと、回路の出力端子と第2の電源電圧と
    の間に設けられる第2の出力MOSFETとを含むもの
    であって、隣接する出力バッファによって共用される上
    記拡散層は、上記第1又は第2の出力MOSFETの第
    1又は第2の電源電圧に結合されるソース又はドレイン
    となる拡散層であることを特徴とする請求項1の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 上記拡散層を共用する一対の出力バッフ
    ァは、対称的に配置されるものであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記出力MOSFETは、対応する出力
    バッファに含まれる他の回路素子とは別個のウェル領域
    内に形成され、かつ所定数を単位として出力MOSFE
    T群を構成すべく分割されるものであって、上記ウェル
    領域は、上記出力MOSFET群を構成する複数の出力
    MOSFETによって共用されかつ各出力MOSFET
    群ごとに分離されるものであることを特徴とする請求項
    1,請求項2又は請求項3の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の出力MOSFETの
    それぞれは、共通のレイアウトパターンをもって形成さ
    れ、かつ対応する金属配線層が選択的に形成されること
    で選択的に組み合わせされるものであることを特徴とす
    る請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 上記第1及び第2の出力MOSFET
    は、NチャンネルMOSFETからなるものであること
    を特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4
    又は請求項5の半導体装置。
  7. 【請求項7】 出力用のボンディングパッドの配列方向
    と同じ方向にソース、ゲート及びドレインを配列し、か
    つ隣接するMOSFETとソース及びドレインを共通に
    した複数の出力MOSFETを備えてなることを特徴と
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記1つのボンディングパッドに対して
    複数の出力MOSFETを構成する拡散層及びゲート電
    極を作り込んでおいて、設計仕様に応じて上記ボンディ
    ングパッドに接続されるMOSFETの数が任意に選択
    できるようにしてなることを特徴とする請求項7の半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 上記1つのボンディングパッドに対して
    設けられる複数の出力MOSFETは、隣接するボンデ
    ィングパッドにおいて相互に利用可能にされるものであ
    ることを特徴とする請求項8の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記1つのボンディングパッドに対し
    て設けられる複数の出力MOSFETは、1つのMOS
    FETの単位又は複数のMOSFETの単位で繰り返し
    パターンとなるように標準化されるものであることを特
    徴とする請求項7,請求項8又は請求項9の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 上記出力MOSFETは、Pチャンネ
    ル型MOSFETとNチャンネル型MOSFETからな
    り、ソース、ゲート及びドレインがそれぞれ1つの直線
    上に並ぶように配置されるものであることを特徴とする
    請求項7の半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6191461B1 (en) 1998-01-12 2001-02-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device including output circuit improved in electrostatic damage resistance
JP2007173766A (ja) * 2005-11-25 2007-07-05 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
JP2007273980A (ja) * 2005-11-25 2007-10-18 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
WO2023286506A1 (ja) * 2021-07-16 2023-01-19 ローム株式会社 I/o回路、半導体装置、セルライブラリ、半導体装置の回路設計方法

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