JPH05175119A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH05175119A
JPH05175119A JP34456091A JP34456091A JPH05175119A JP H05175119 A JPH05175119 A JP H05175119A JP 34456091 A JP34456091 A JP 34456091A JP 34456091 A JP34456091 A JP 34456091A JP H05175119 A JPH05175119 A JP H05175119A
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JP
Japan
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compound semiconductor
layer
group
semiconductor device
chalcopyrite
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JP34456091A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Oshima
徹也 大島
Kazutaka Tsuji
和隆 辻
Shinichiro Takatani
信一郎 高谷
Juichi Shimada
寿一 嶋田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】良好な結晶性のカルコパイライト型又は欠陥カ
ルコパイライト型化合物半導体膜を有し、この化合物半
導体とIII−V族化合物半導体の良質なヘテロ接合を有
する半導体装置及びその製造方法を提供すること。 【構成】III−V族化合物半導体基板1と、該基板上に
設けられた少なくとも1原子層以上の厚さを有し、カル
コゲンと上記III−V族化合物半導体基板の構成元素の
少なくとも1種とを有する変性層2と、該変性層上に形
成されたカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト
型の結晶構造を持つ化合物半導体層3とを少なくとも有
することを特徴とする半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法に係り、特に優れた性能及び新機能を有する半導
体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CuInSe2に代表されるI−III−VI
2族や、ZnSnAs2に代表されるII−IV−V2族のカ
ルコパイライト型化合物半導体、ZnIn2Se4に代表
されるII−III2−VI4族や、CuAlGeS4に代表され
るI−III−IV−VI4族等の欠陥カルコパイライト型化合
物半導体は、多く物質が光を吸収、放出しやすい直接遷
移型の半導体であり、また、p−n制御が可能であり、
電子素子及び光素子として優れた基本特性を有している
ことが、例えば飯田他:応用物理、57(1988)8
71 によって明らかにされている。さらに、この化合
物半導体をII−VI族やIII−V族化合物半導体上に堆積
して形成するヘテロ接合は、太陽電池等の受光素子に応
用されており(例えばJ.Shay et.al.,アプライド フ
ィジクスレター 27(1975)89頁(Appl.Phys.Lett.,27
(1975)89)、また、レーザー素子等の発光素子へ応用
できることが盛田:特開平3−87073に開示されて
いる。また、気相成長法等によりIII−V族単結晶基板
上にエピタキシャル成長が可能であることが、例えば
K.Hara et.al.,ジャパニーズ ジャーナル アプライ
ド フィジクス 26(1987)L1107頁(Jpn.J.Appl.Phy
s.,26(1987)L1107)によって明らかにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】III−V族化合物半導
体の結晶構造は閃亜鉛鉱型又はウルツ鉱型であり、カル
コパイライト型及び欠陥カルコパイライト型化合物半導
体の結晶構造とは異なる。このため、III−V族化合物
半導体基板上に堆積したカルコパイライト型及び欠陥カ
ルコパイライト型化合物半導体には結晶欠陥の発生や結
晶方位の不一致が認められ、その結晶性は必ずしも良好
でなく、実用上耐えうる電子素子、光素子が作製できな
いという問題があった。
【0004】また、III−V族化合物半導体とカルコパ
イライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体を
接合させた場合、両者の界面では相互拡散のために、良
好なヘテロ接合が得られないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、良好な結晶性のカルコパ
イライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体膜
を有し、この化合物半導体とIII−V族化合物半導体の
良質なヘテロ接合を有する半導体装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は、その半導体装置の製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(1)III
−V族化合物半導体基板と該基板上に設けられた少なく
とも1原子層以上の厚さを有する変性層と該変性層上に
形成されたカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライ
ト型の結晶構造を持つ化合物半導体層とを少なくとも有
することを特徴とする半導体装置、(2)上記1記載の
半導体装置において、上記変性層は、数原子層以下の厚
さであることを特徴とする半導体装置、(3)上記1又
は2記載の半導体装置において、上記変性層は、カルコ
ゲンと上記III−V族化合物半導体基板の構成元素の少
なくとも1種とを有する層であることを特徴とする半導
体装置、(4)上記1から3のいずれか一に記載の半導
体装置において、上記化合物半導体層は、カルコパイラ
イト型の結晶構造を持ち、I族元素とIII族元素とVI族
元素とを有する化合物半導体からなることを特徴とする
半導体装置、(5)上記4記載の半導体装置において、
上記I族元素は、Cu及びAgからなる群から選ばれた
少なくとも1種の元素であり、上記III族元素は、I
n、Ga及びAlからなる群から選ばれた少なくとも1
種の元素であり、上記VI族元素は、Se、S及びTeか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の元素であること
を特徴とする半導体装置、(6)上記1から3のいずれ
か一に記載の半導体装置において、上記化合物半導体層
は、カルコパイライト型の結晶構造を持ち、II族元素と
IV族元素とV族元素とを有する化合物半導体からなるこ
とを特徴とする半導体装置、(7)上記6記載の半導体
装置において、上記II族元素は、Zn及びCdからなる
群から選ばれた少なくとも1種の元素であり、上記IV族
元素は、Si、Ge及びSnからなる群から選ばれた少
なくとも1種の元素であり、上記V族元素は、P、As
及びSbからなる群から選ばれた少なくとも1種の元素
であることを特徴とする半導体装置、(8)上記1から
7のいずれか一に記載の半導体装置において、上記III
−V族化合物半導体基板は、GaAs、InGaAs、
InP又はAlGaAsからなることを特徴とする半導
体装置、(9)上記1から8のいずれか一に記載の半導
体装置において、上記半導体装置は発光素子を有し、該
発光素子の少なくとも一部は上記化合物半導体層に形成
されたことを特徴とする半導体装置、(10)上記1か
ら8のいずれか一に記載の半導体装置において、上記半
導体装置は受光素子を有し、該受光素子の少なくとも一
部は上記化合物半導体層に形成されたことを特徴とする
半導体装置によって達成される。
【0007】上記他の目的は、(11)III−V族化合
物半導体基板上に、少なくとも1原子層以上の厚さを有
する変性層を形成する工程及びカルコパイライト型又は
欠陥カルコパイライト型の結晶構造を持つ化合物半導体
層を形成する工程を少なくとも有することを特徴とする
半導体装置の製造方法、(12)上記11記載の半導体
装置の製造方法において、上記変性層を形成する工程
は、上記III−V族化合物半導体基板上にカルコゲン元
素を堆積して行うことを特徴とする半導体装置の製造方
法、(13)上記11記載の半導体装置の製造方法にお
いて、上記化合物半導体層を構成する元素の少なくとも
一種は、上記変性層を構成するカルコゲン元素と同一の
カルコゲン元素であり、上記化合物半導体層を形成する
工程は、上記変性層を形成する工程に引き続いて変性層
上に、カルコゲン元素層を形成し、ついで上記化合物半
導体層を構成する他の元素の層を形成し、熱処理するこ
とによって行うことを特徴とする半導体装置の製造方
法、(14)上記11又は12記載の半導体装置の製造
方法において、上記変性層を形成する工程と上記化合物
半導体層を形成する工程との間に、上記変性層を大気に
接触させる工程を有することを特徴とする半導体装置の
製造方法によって達成される。
【0008】本発明におけるIII−V族化合物半導体基
板とは、III−V族化合物半導体単結晶を用いてもよ
く、他の材質の基体上にIII−V族化合物半導体層を設
けたものであってもよい。
【0009】本発明の半導体装置の基本的構成は、図1
に示したように、III−V族化合物半導体基板1と、こ
の上に形成された少なくとも1原子層以上の厚さを有す
る変性層2と、さらにこの上に形成されたカルコパイラ
イト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体層3を
少なくとも有する構造である。なお、カルコパイライト
型の結晶構造を有する化合物半導体をカルコパイライト
型化合物半導体、欠陥カルコパイライト型の結晶構造を
有する化合物半導体を欠陥カルコパイライト型化合物半
導体と呼ぶ。また、本明細書では、セレン、テルル、硫
黄をカルコゲンと称する。
【0010】変性層は、1原子層以上、数原子層以下の
厚さであることが好ましい。変性層は、カルコゲンを含
む層で、III−V族化合物半導体の構成元素の少なくと
も一種とカルコゲンを含むことが好ましい。例えば、II
I族元素とカルコゲンの化合物及びV族元素とカルコゲ
ンの化合物の単独又は両者からなる。
【0011】このような変性層は、通常III−V族化合
物半導体の表面に存在する自然酸化膜が実質的に存在し
ない清浄な表面を加熱処理等により形成した後、III−
V族化合物半導体の表面を分子線蒸着法等によりカルコ
ゲンと反応させることで形成することができる。
【0012】III−V族化合物半導体上に変性層を形成
する方法の例としては、自然酸化膜が実質的に存在しな
い表面を有するIII−V族化合物半導体とした後、カル
コゲンの蒸発温度より高温に保ち、この化合物半導体表
面に、真空中においてカルコゲンの分子線を照射するこ
とが挙げられる。
【0013】あるいは、化合物半導体の表面を、例えば
硫化アンモニウムなど、カルコゲンを含む溶液で処理し
することによっても変性層を得ることができる。このよ
うにすると、多くの場合、自然酸化膜が上記溶液によっ
て除去されるので、酸化膜除去の工程を付加する必要は
ない。
【0014】このようにして形成された変性層上にカル
コパイライト型又は欠陥カルコパイライト化合物半導体
を堆積することにより、カルコパイライト型/III−V
族化合物半導体、又は欠陥カルコパイライト化合物半導
体/III−V族化合物半導体構造を得る。カルコパイラ
イト型又は欠陥カルコパイライト化合物半導体は、真空
中で加熱蒸着法やCVD法等の周知の製膜法により堆積
できる。
【0015】このほか、上記III−V族化合物半導体の
酸化物が実質的に存在しない清浄な表面上に直接カルコ
ゲン又はカルコゲンを主体とする化合物層を堆積しても
よい。このようにすると、上記III−V族化合物半導体
と上記堆積層の界面に変性層が形成される。この場合、
熱処理やエッチングにより変性層を残したままカルコゲ
ン層のみを除去することができ、その上に、カルコパイ
ライト型又は欠陥カルコパイライト化合物半導体を堆積
することにより、カルコパイライト型/III−V族化合
物半導体、又は欠陥カルコパイライト化合物半導体/II
I−V族化合物半導体構造が得られる。また、上記カル
コゲン元素が、上記カルコパイライト型又は欠陥カルコ
パイライト型化合物半導体の構成元素である場合には、
上記カルコゲン層を除去することなく、上記カルコゲン
又はカルコゲンを主体とする層からの原料供給では不足
するカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化
合物半導体の構成元素を組成に応じて堆積した後、熱処
理することによってもカルコパイライト型/III−V族
化合物半導体、又は欠陥カルコパイライト化合物半導体
/III−V族化合物半導体構造が得られる。
【0016】
【作用】カルコパイライト型化合物半導体には、I−II
I−VI2族とII−IV−V2族があり、欠陥カルコパイライ
ト型化合物半導体にはII−III2−VI4族、I−III−IV−
VI4族等がある。ここで、I族元素としてはCu又はA
g、II族元素としてはZn又はCd、III族元素として
はAl、Ga又はIn、IV族元素としてはSi、Ge又
はSn、V族元素としてはP、As又はSb、VI族元素
としてはSe、S又はTeの中のそれぞれ一個又は複数
の元素が選ばれる。これらの化合物半導体群は光を吸
収、放出しやすい直接遷移型の物質が多く、また、その
組成を変えることにより広い範囲にわたって電気特性、
光学特性、禁制帯幅、格子定数を調節することができ
る。
【0017】これらのカルコパイライト型又は欠陥カル
コパイライト型化合物半導体をIII−V族化合物半導体
上に堆積することにより、カルコパイライト型又は欠陥
カルコパイライト型化合物半導体とIII−V族化合物半
導体双方の特徴を活かした電子素子や光素子、さらには
カルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物
半導体とIII−V族化合物半導体のヘテロ接合における
電子構造の変化を利用した新しい電子素子や光素子が実
現される。
【0018】また、カルコパイライト型又は欠陥カルコ
パイライト型化合物半導体層とIII−V族化合物半導体
との界面には、酸化物が実質的に存在しない清浄なIII
−V族化合物半導体表面とカルコゲンとの反応によって
形成された、厚さ1原子層以上、数原子層以下の変性層
が存在することが必要である。
【0019】以下、III−V族化合物半導体基板として
GaAs、変性層を形成するためのカルコゲンとしてS
e、カルコパイライト化合物半導体としてCuInSe
2とした場合について説明する。
【0020】自然酸化膜が実質的に存在しない清浄なG
aAs(100)基板表面に、真空中、150℃以上の
温度で、Se分子線を照射すると、SeはGaAs基板
表面のGaあるいはAsと結合して、厚さが1原子層以
上、数原子層以下の変性層がGaAs表面に形成され
る。上記温度では、変性層が形成された後、余分なSe
はGaAs表面に堆積しない。これは上記温度では固体
のSeは蒸発するためである。さらに真空中で温度を3
00℃程度に保ちCu、In、Seを抵抗加熱蒸着法等
により所望の量を堆積すると良好なCuInSe2/G
aAsヘテロ接合が得られる。このヘテロ接合の界面に
存在する変性層は熱的、化学的に安定である。従って、
CuInSe2層へのGaやAsの混入、GaAs基板
へのCuやIn、Seの混入、すなわち、相互拡散現象
は抑制され、各層独立の電気的制御が可能であり、良好
なヘテロ接合が得られる。
【0021】また、CuInSe2の結晶構造はカルコ
パイライト構造であり、単位胞は正方晶であるのに対し
て、GaAsの結晶構造は閃亜鉛鉱型であり、単位胞は
立方晶である。変性層が形成されることなく、GaAs
層にCuInSe2層を形成した場合、この結晶構造の
違いが、CuInSe2層の結晶欠陥や結晶方向の不均
一を生じさせる原因となり、その結晶性は必ずしも良好
でなかった。しかし、変性層が形成されたGaAs(1
00)面の表面は2×1構造に再配列し、実質的に正方
晶に対応した面対称性を示す。従ってこの上に堆積した
CuInSe2の結晶方位は均一となり、CuInSe2
の結晶性は良好なものとなる。従って、電気的な特性の
劣化の原因となる欠陥準位の発生が抑制される。このこ
とはGaAsを基板としてCuInSe2のホモ接合や
CuInSe2上にさらに異なる半導体も積層したヘテ
ロ接合を形成した場合でも、CuInSe2積層膜の結
晶性の向上により良好な電気的、光学的特性が得られ
る。
【0022】また、この例では変性層を形成しているカ
ルコゲンのSeが堆積するCuInSe2層の構成元素
でもある。この場合、接合界面に変性層の存在するSe
/GaAs構造を形成した後、CuとInとを所望の量
だけ堆積した後、熱処理することによってもCuInS
2/GaAs構造が得られる。さらに必要な場合に
は、CuとInの他に、Seを所望の量だけ堆積した
後、熱処理することによっても同様にCuInSe2
GaAs構造が得られる。接合界面に変性層の存在する
Se/GaAs構造は、自然酸化膜の実質的に存在しな
いGaAs基板表面上に変性層を形成した後にSeを堆
積することにより得られる。また、自然酸化膜の実質的
に存在しないGaAs基板上に、基板温度150℃以下
で、直接Seを堆積しても、カルコゲンであるSeによ
り接合界面に変性層が形成されるので、接合界面に変性
層の存在するSe/GaAs構造が得られる。
【0023】以上、III−V族化合物半導体をGaA
s、変性層を形成するカルコゲンをSe、カルコパイラ
イト型化合物半導体をCuInSe2とした場合につい
て説明したが、GaAs以外のIII−V族化合物半導
体、あるいはSe以外のカルコゲン、あるいはCuIn
Se2以外のカルコパイライト型又は欠陥カルコパイラ
イト型化合物半導体を用いた場合も同様である。カルコ
ゲンと反応して得られるIII−V族化合物半導体表面の
変性層は、有害な欠陥準位を作らない。また、この状態
はカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合
物半導体をその上に堆積しても保存される。さらにカル
コパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導
体層側にも欠陥準位が発生しない。このため、III−V
族化合物半導体とカルコパイライト型又は欠陥カルコパ
イライト型化合物半導体の界面には欠陥準位が発生しな
い。また、変性層は熱的、化学的に安定なので、接合部
において各半導体層の構成元素が互いに混じり合う、い
わゆる相互拡散現象は抑制される。従って、カルコパイ
ライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体とII
I−V族化合物半導体の間には極めて良好な接合が得ら
れる。
【0024】上記のように、GaAs(100)表面が
Seと結合して得られる変性層は2×1構造になるが、
変性層の構造はIII−V族化合物半導体の結晶方位と種
類、カルコゲンの種類に依存する。変性層はSeを結合
して形成した場合が最も良好であるが、S、Teにより
形成しても良いことが認められた。変性層の面対称性
は、III−V族化合物半導体の面対称性より低下し、カ
ルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半
導体と類似する場合が多い。従って、III−V族化合物
半導体上に変性層を介して形成されたカルコパイライト
型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体は、結晶欠
陥が少なく、結晶方位が均一となり、結晶性が向上す
る。カルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化
合物半導体の長軸の方向が、堆積しようとするIII−V
族化合物半導体の表面と平行になる場合に、上記結晶性
が向上する効果は特に大きい。
【0025】上記のようにIII−V族化合物半導体上に
変性層を介してカルコパイライト型又は欠陥カルコパイ
ライト型化合物半導体を積層すれば、界面準位や相互拡
散がない良好なヘテロ接合が得られるため、界面での電
気特性の変化を利用した電子素子や光素子が得られるな
ど、III−V族化合物半導体とカルコパイライト型又は
欠陥カルコパイライト型化合物半導体の特性の違いを活
かした素子が実現できる。また、III−V族化合物半導
体上に変性層を介して積層されたカルコパイライト型又
は欠陥カルコパイライト型化合物半導体積層膜は結晶方
位が均一で結晶欠陥が少なく、結晶性は良好である。従
って、上記III−V族化合物半導体上に変性層を介して
積層されたカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライ
ト型化合物半導体上に、同種の化合物半導体を積層し
た、いわゆるホモ接合や、異種の半導体を積層した、い
わゆるヘテロ接合を形成しても良好な結晶性を有する堆
積層と良好な電気特性を有する接合部が得られる。
【0026】カルコパイライト型又は欠陥カルコパイラ
イト型化合物半導体層を形成するには真空中において原
料を加熱蒸発などの周知の製膜法で堆積すればよい。変
性層の形成方法としては、カルコゲンの蒸発温度より高
温に加熱された、自然酸化膜が実質的に存在しない清浄
な化合物半導体表面に、カルコゲン分子線を照射すれば
よい。また、上記のように、自然酸化膜が実質的に存在
しない清浄な化合物半導体表面に直接カルコゲン層を堆
積しても良い。この場合、化合物半導体は、表面上に堆
積されたカルコゲンと反応して、変性層が界面に形成さ
れる。ただし変性層の形成は、高温で分子線を照射した
場合よりもやや不十分である。さらにカルコゲンを含む
溶液中で処理して変性層を形成しても良い。しかし、こ
の場合酸化物の除去がやや不十分で、表面に酸化物が残
りやすく、高温で分子線を照射して形成した場合に比
べ、やはり界面の特性は劣る。
【0027】従って、上記のように、自然酸化膜を実質
的に除去した後、カルコゲンの蒸発温度よりも高い温度
に化合物半導体を保持し、その表面にカルコゲンの分子
線を照射する方法を用いれば良好な変性層が得られる。
この様にして得られる変性層は熱的、化学的に極めて安
定である。そのため、変性層を形成したIII−V族化合
物半導体は、カルコパイライト型又は欠陥カルコパイラ
イト型化合物半導体層を堆積する前に、変性層を形成し
たIII−V族化合物半導体を大気中にさらしても、表面
状態は劣化しない。変性層を形成したIII−V族化合物
半導体上に、カルコゲンを堆積した構造を形成した後に
大気中にさらした場合、表面状態の劣化はさらに少な
い。従って、変性層を形成する装置とは異なる装置でカ
ルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半
導体層を形成することが可能であり、各層の形成に最適
な装置、製造方法を自由に組み合わせることができる。
【0028】また、変性層を形成したIII−V族化合物
半導体上に、カルコゲン又はカルコゲンを主体とする層
を堆積した構造を得た後に、カルコパイライト型又は欠
陥カルコパイライト型化合物半導体層を堆積する場合、
カルコゲン層を熱処理などにより蒸発させた後、堆積を
行なってもよい。また、カルコゲン又はカルコゲンを主
体とする層を構成する元素が、堆積するカルコパイライ
ト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体層の構成
元素に含まれる場合には、カルコゲン層を蒸発させるこ
となく、上記カルコゲン又はカルコゲンを主体とする層
からの原料供給では不足するカルコパイライト型又は欠
陥カルコパイライト型化合物半導体の構成元素を組成に
応じて堆積した後、熱処理することでもカルコパイライ
ト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体とIII−
V族化合物半導体の良好なヘテロ接合を得られる。
【0029】
【実施例】実施例1 本発明の第1の実施例として、フォトダイオードを作製
した例を図2を用いて説明する。まず、裏面にAuGe
/Ni/Au電極10をマスク蒸着法により堆積したn
型InP基板11の表面に存在する自然酸化膜を真空中
において基板を500℃に加熱することで除去した(図
2(a))。次いで、真空中において加熱し、基板温度
150℃でSe分子線を照射して、n型InP基板11
上に厚さ1原子層以上の変性層12を形成した(図2
(b))。次いで、厚さ1μmのストイキオメトリより
ややInの過剰なn型CuIn(Se0.79Te0.212
層13、厚さ1μmのストイキオメトリよりややCu過
剰なp型CuIn(Se0.79Te0.212層14を順次
堆積した(図2(c))。次いでフォトレジストのパタ
ーンを形成し、エッチングした後、Au電極15を取り
付け、フォトダイオードを形成した(図2(d))。
【0030】なお、変性層12を形成した後、その表面
を大気に接触させ、以下上記と同様にしてフォトダイオ
ードを形成しても、得られたフォトダイオードの性能は
上記のものとほとんど同じであった。
【0031】実施例2 本発明の第2の実施例として、発光素子を製作した例を
図3を用いて説明する。裏面にIn電極20を形成した
p型GaAs基板21の表面に存在する自然酸化膜を真
空中において基板を600℃に加熱することで除去した
(図3(a))。次いで真空中において加熱し、基板温
度150℃でSe分子線を照射して、p型GaAs基板
21上に、厚さ1原子層以上の変性層22を形成した
(図3(b))。次いで、厚さ2μmのp型Cu0.89
0.11AlS2クラッド層23を堆積した(図3
(c))。次いで、厚さ0.2μmのZnS0.06Se
0.94活性層24、厚さ2μmのn型Zn0.40Cd0.60
クラッド層25、Au電極26を順次堆積して発光素子
を作製した(図3(d))。
【0032】実施例3 本発明の第3の実施例として、太陽電池を製作した例を
図4を用いて説明する。裏面にIn電極30を形成した
p型GaAs基板31の表面に存在する自然酸化膜を真
空中において基板を600℃に加熱することで除去した
後、室温でSe分子線を照射して厚さ1170nmのS
e層33を堆積した(図4(a))。これにより、Se
とGaAsの界面には変性層32が形成されている。こ
の上に、厚さ590nmのIn層34、厚さ240nm
のCu層35を堆積し(図4(b))、ついで400
℃、数時間の熱処理によりp型CuInSe2層36を
得た(図4(c))。さらに、この上に厚さ400nm
のn型Zn0.40Cd0.60S層37、ZnO透明電極38
を順次堆積して、太陽電池を作製した(図4(d))。
【0033】以上、三実施例を説明したが、本発明はこ
の他の様々な電子素子及び光素子への応用が可能なこと
はいうまでもない。また、上記実施例では、III−V族
半導体基板上に、直接変性層を形成した例のみ示したが
が、Si等の他の材質の基体上に形成したIII−V族半
導体堆積層上に変性層を形成しても同様に良質なヘテロ
接合が形成でき、良好なデバイス特性が得られることは
言うまでもない。
【0034】また、上記III−V族化合物半導体として
は、GaAs、InPのみでなく、InGaAs、Ga
P及びAlGaAs等の多くの種類の化合物半導体が使
用できた。変性層を形成するためのカルコゲンはSeの
みならずS、Teの単独又は複数の元素の組合せを用い
ることができた。また、カルコパイライト型又は欠陥カ
ルコパイライト型化合物半導体としては、CuIn(S
eTe)2、CuAgAlS2、CuInSe2のみなら
ず、CuAlS2、CuGaS2、AgGaS2、AgG
aSe2、CdGeAs2、ZnSiAs2、ZnGe
2、CdSnAs2、CdSnP2、ZnSnSb2やC
uAlGeS4やZnIn24など多くの種類の化合物
半導体を上記と同様に用いることができた。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、III−V族化合物半導
体上に種々の電気的、光学的特性を有するカルコパイラ
イト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体が積層
された構造が得られるので、III−V族化合物半導体と
カルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物
半導体を用いる各種電子素子や光素子の高性能化及び新
機能素子開発の可能性を著しく広げることができた。特
に、III−V族化合物半導体とカルコパイライト型又は
欠陥カルコパイライト型化合物半導体の界面における欠
陥準位密度が小さいため、電気的、光学的特性の劣化の
少ない良好なヘテロ接合が得られた。また、カルコパイ
ライト型又は欠陥カルコパイライト型化合物半導体の良
好な結晶性を有する積層膜が得られたので、該積層膜上
に良好なホモ接合やヘテロ接合を形成することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するためのカルコパイライト型又
は欠陥カルコパイライト型化合物半導体とIII−V族化
合物半導体との積層構造を示す模式図である。
【図2】本発明の実施例1のPINフォトダイオードの
製造方法を示す工程図である。
【図3】本発明の実施例2の発光素子の製造方法を示す
工程図である。
【図4】本発明の実施例3の太陽電池の製造方法を示す
工程図である。
【符号の説明】
1 III−V族化合物半導体基板 2、12、22、32 変性層 3 化合物半導体層 10 AuGe/Ni/Au電極 11 n型InP基板 13 n型CuIn(Se0.79Te0.212層 14 p型CuIn(Se0.79Te0.212層 15、26 Au電極 20、30 In電極 21 p型GaAs基板 23、25 クラッド層 24 活性層 31 p型GaAs基板 33 Se層 34 In層 35 Cu層 36 p型CuInSe2層 37 n型Zn0.40Cd0.60S層 38 ZnO透明電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/363 8422−4M 31/04 31/10 33/00 A 8934−4M (72)発明者 嶋田 寿一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】III−V族化合物半導体基板と該基板上に
    設けられた少なくとも1原子層以上の厚さを有する変性
    層と該変性層上に形成されたカルコパイライト型又は欠
    陥カルコパイライト型の結晶構造を持つ化合物半導体層
    とを少なくとも有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、上記
    変性層は、数原子層以下の厚さであることを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、上記変性層は、カルコゲンと上記III−V族化合物
    半導体基板の構成元素の少なくとも1種とを有する層で
    あることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記化合物半導体層は、カルコパイラ
    イト型の結晶構造を持ち、I族元素とIII族元素とVI族
    元素とを有する化合物半導体からなることを特徴とする
    半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の半導体装置において、上記
    I族元素は、Cu及びAgからなる群から選ばれた少な
    くとも1種の元素であり、上記III族元素は、In、G
    a及びAlからなる群から選ばれた少なくとも1種の元
    素であり、上記VI族元素は、Se、S及びTeからなる
    群から選ばれた少なくとも1種の元素であることを特徴
    とする半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項1から3のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記化合物半導体層は、カルコパイラ
    イト型の結晶構造を持ち、II族元素とIV族元素とV族元
    素とを有する化合物半導体からなることを特徴とする半
    導体装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の半導体装置において、上記
    II族元素は、Zn及びCdからなる群から選ばれた少な
    くとも1種の元素であり、上記IV族元素は、Si、Ge
    及びSnからなる群から選ばれた少なくとも1種の元素
    であり、上記V族元素は、P、As及びSbからなる群
    から選ばれた少なくとも1種の元素であることを特徴と
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記III−V族化合物半導体基板は、
    GaAs、InGaAs、InP又はAlGaAsから
    なることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記半導体装置は発光素子を有し、該
    発光素子の少なくとも一部は上記化合物半導体層に形成
    されたことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】請求項1から8のいずれか一に記載の半
    導体装置において、上記半導体装置は受光素子を有し、
    該受光素子の少なくとも一部は上記化合物半導体層に形
    成されたことを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】III−V族化合物半導体基板上に、少な
    くとも1原子層以上の厚さを有する変性層を形成する工
    程及びカルコパイライト型又は欠陥カルコパイライト型
    の結晶構造を持つ化合物半導体層を形成する工程を少な
    くとも有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の半導体装置の製造方法
    において、上記変性層を形成する工程は、上記III−V
    族化合物半導体基板上にカルコゲン元素を堆積して行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の半導体装置の製造方法
    において、上記化合物半導体層を構成する元素の少なく
    とも一種は、上記変性層を構成するカルコゲン元素と同
    一のカルコゲン元素であり、上記化合物半導体層を形成
    する工程は、上記変性層を形成する工程に引き続いて変
    性層上に、カルコゲン元素層を形成し、ついで上記化合
    物半導体層を構成する他の元素の層を形成し、熱処理す
    ることによって行うことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  14. 【請求項14】請求項11又は12記載の半導体装置の
    製造方法において、上記変性層を形成する工程と上記化
    合物半導体層を形成する工程との間に、上記変性層を大
    気に接触させる工程を有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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