JPH05174902A - 同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法 - Google Patents

同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法

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Publication number
JPH05174902A
JPH05174902A JP3343709A JP34370991A JPH05174902A JP H05174902 A JPH05174902 A JP H05174902A JP 3343709 A JP3343709 A JP 3343709A JP 34370991 A JP34370991 A JP 34370991A JP H05174902 A JPH05174902 A JP H05174902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
coaxial
earth
connection
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3343709A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kikuchi
秀夫 菊池
Hidetoshi Kobayashi
英俊 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP3343709A priority Critical patent/JPH05174902A/ja
Publication of JPH05174902A publication Critical patent/JPH05174902A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸多芯ケーブルとコネクターとを接続する
場合、各芯のシールドは、共通に接続してコネクターの
アースにつなぐことが必要である。このシールドを共通
に接続するのに、従来実施されていたアースプレート
(金属板)を介する方法では、アースプレートとコネク
ター端子上面との短絡、アースプレートとシールド線と
をハンダ付けするときの熱により絶縁体を損傷するおそ
れ、アースプレートにより絶縁体が圧迫されて短絡する
おそれ等があり、又、低背化に限度があった。本発明は
これらの問題点を解決して接続の低背化を実現すること
を目的とする。 【構成】 耐熱フィルム上に形成したアースパターン4
を介して同軸多芯ケーブルの各同軸芯1のシールド素線
2を共通に接続してコネクターのアースにつなぐことを
特徴とする同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極細同軸多芯ケーブルと
コネクターとの接続の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同軸多芯ケーブルとコネクターとを接続
する場合、各芯のシールドは、共通に接続してコネクタ
ーのアースにつなぐことが必要である。このシールドを
共通に接続する方法として従来は図−2に示したよう
に、アースプレート(金属板)8をコネクターの固定ピ
ン6で保持し、このアースプレートに各同軸芯のシール
ド素線2をハンダ付けする方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアースプレート
を介して各同軸芯のシールド素線を共通に接続してコネ
クターのアースにつなぐ方法には次の様な問題があっ
た。(1)アースプレートとコネクター端子上面とが、
短絡しないように一定の間隔を維持しなければならない
ので、接続の高さの低背化に限界がある。(2)線材が
ハンダ付時の熱で損傷したり、機械的にアースプレート
で圧迫されて導体とアースプレート間でショートするこ
とがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題点を解決する
ためにアースプレートの代りにポリイミドフィルム等の
耐熱フィルム上に銅箔等によるアースパターンを形成し
たものを使用することとし、このアースパターンを介し
て各同軸芯のシールド素線を共通に接続してコネクター
のアースにつないだ。アースパターンをポリイミドフィ
ルム端部に形成するのではなく、図−3に示した如く、
若干内側に設け、アースパターンの外側をポリイミドフ
ィルムのみのエッジガード3とすることにより、各同軸
芯のシールドをアースパターンにハンダ付する時の線材
の熱的損傷を防止することが出来又、絶縁体を直接金属
のエッジ等で圧迫することがないので、導体とアースと
の短絡を防止することが出来る。又、各同軸芯のシール
ド素線をハンダ付けするときにアースパターン面を斜め
にするなどにより低背でコンパクトな接続処理を行うこ
とが出来る。
【0005】
【実施例】35μmのポリイミドフィルムと35μmの
銅箔とをはりあわせたフィルムを幅8mmにカットし、
図−3に示したように端部から1.0mmずれた位置に
2.2mm幅の銅箔をアースパターン4として残して他
の銅箔をエツチングにより除去した。次にアースパター
ンと反対面のポリイミドフィルムに接着剤層を設けた。
このアースパターンつきポリイミドフィルムをコネクタ
ー端部に図−4に示したように巻き付け、接着剤層によ
り固定した。そのとき、アースパターンは図−4に示し
たようにコネクター端部より突出するように位置ぎめを
した。
【0006】40μm7本よりの導体に発泡ポリエチレ
ンを0.2mm厚に被覆した絶縁電線に40μmの素線
30本を横巻きし、その外側にポリエステルテープ巻き
の保護層を設けた同軸芯コアを18芯集合してなる極細
同軸多芯ケーブルに於て端部をばらして18芯を別々に
し、夫々ポリエステルテープ巻きの保護層の端部を皮は
ぎして横巻きシールド素線2を取り出し、続いて絶縁体
端部9を皮はぎして導体10を露出させた。
【0007】図−1に示した如く、アースパターン部分
をななめにして、コネクターから取り出した固定ピンに
ハンダ付して固定した。次に露出させた18芯の導体を
夫々コネクターの端子で固定し、続いて、18芯の同軸
芯コアから取り出した横巻きシールド素線2を夫々アー
スパターン4にハンダ付けした。以上により同軸多芯ケ
ーブルとコネクターとの接続が低背でコンパクトに完了
し、かつ、ハンダの熱による絶縁の損傷もなく、又、絶
縁を金属エッジ等で圧迫することもないので、導体とア
ースとの短絡も生じなかった。
【0008】
【発明の効果】実施例に於て述べた如く本発明により、
同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続が低背でコンパ
クトに実施することが出来、かつ、ハンダの熱による絶
縁の損傷もなく、絶縁を金属エッジ等で圧迫することも
ないので、導体とアースとの短絡も生じないなど、信頼
性の高い接続を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図−1】本発明により実施した、同軸多芯ケーブルと
コネクターとの接続のようすを示す。
【図−2】アースプレートを用いた従来行なわれていた
同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続のようすを示
す。
【図−3】ポリイミドフィルム上にアースパターンを形
成したものを示す。
【図−4】アースパターンを形成したポリイミドフィル
ムをコネクター端部に巻きつけているところを示す。
【図−5】同軸多芯ケーブルの端部で各芯をばらし、ポ
リエステルテープ保護層を皮はぎしてシールド素線をと
りだし、続いて絶縁端部を皮はぎして導体を露出させた
ようすを示す。
【符号の説明】
1:同軸芯 2:シールド素線 3:エッジガード 4:アースパターン 5:ポリイミドフィルム 6:固定ピン 7:コネクター 8:アースプレート 9:絶縁電線 10:導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性フィルム上に形成したアースパタ
    ーンを介して同軸多芯ケーブルの各同軸芯のシールド素
    線を共通に接続してコネクターのアースにつなぐことを
    特徴とする同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方
    法。
  2. 【請求項2】 銅箔と耐熱フィルムをはりあわせた銅は
    り基板の銅箔の不用部分をエッチングにより除去するこ
    とにより形成したアースパターンを介することを特徴と
    する請求項1に記載した同軸多芯ケーブルとコネクター
    との接続方法。
  3. 【請求項3】 各同軸芯のシールド素線とアースパター
    ンとをハンダ付けするに際してアースパターン面をなな
    めにすることで接続の低背化をはかることを特徴とする
    請求項1に記載した同軸多芯ケーブルとコネクターとの
    接続方法。
JP3343709A 1991-12-26 1991-12-26 同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法 Pending JPH05174902A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3343709A JPH05174902A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法

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JP3343709A JPH05174902A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05174902A true JPH05174902A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18363646

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3343709A Pending JPH05174902A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 同軸多芯ケーブルとコネクターとの接続方法

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JP (1) JPH05174902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097195A (ja) * 2008-09-22 2010-04-30 Canon Inc 光学材料および光学素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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