JP4144855B2 - 電線加工品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願は、例えば液晶表示装置をはじめとする各種の画像表示装置に使用する同軸ケーブルからなる電線加工品に関するものであり、とくに複数の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線の端部の外部導体および中心導体を加工した電線加工品およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置をはじめとする各種の画像表示装置においては、高精細画像をノイズ等の影響を受けずに高速で表示するために、中心導体の絶縁体には、フッ素樹脂等からなる絶縁体を用いた同軸ケーブルが用いられている。
多数の同軸ケーブルの電気的特性を高い精度で一致させて配線するために、各同軸ケーブル間のインピーダンスのマッチング、あるいはノイズ等の悪影響の排除が求められている。こうした要求に対応するために、多数芯のケーブルの一本一本について外部導体の導電接続処理部が確実に接地電位に接続できるとともに、中心導体を所定のピッチのコネクター端子や基板の回路に接続するという必要があり、作業に多大な時間と労力を要していた。
そこで、多数本の同軸ケーブルを所定のピッチに並べて、フラットケーブルとして、外部導体および内部導体の接続部の加工を一括して行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の電線加工品では、図5に記載のように、電線加工品1は、フラットケーブル状に配置した同軸ケーブル2に2組のグランドバー(金属箔)13をはんだにより外部導体である横巻きシールド層に固定した後に、2組のグランドバーの中間あたりを支点にして上下にケーブルを屈曲させて横巻きシールドを切断した後に、グランドバーごと横巻きシールド層を除去して絶縁層を露出させ、その後に絶縁体を剥離して中心導体を露出させたものであった。
【0004】
ところが、このような電線加工品では、グランドバーを折り曲げる際には、グランドバーを構成する金属部材からばりを発生し、短絡等の問題を生じることがあった。また、グランドバーは、外部導体へのはんだコーティングの際に外部導体とはんだによって一体に接合されているので、フラットケーブル状に配置した同軸ケーブルの外部導体は、すべて同一の電位とならざるを得ない。このため、個々の同軸ケーブル毎に、特にノイズの影響を受けやすい同軸ケーブルの外部導体の電位を任意の値に調整することができず、電気回路構成も限定されるという問題点があり、高精細度の画像表示においては問題となることがあった。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−144145号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で固定部材によって固定して、外部導体および中心導体を所定の長さに切断し、外部導体、中心導体を露出させた電線加工品において、各外部導体は、電気的に独立して個別にはんだによって被覆された電線加工品を提供することを課題とするものである。
【0007】
更に、本発明は、電線加工品の各外部導体を電気的に独立して個別にはんだコーティングを行う場合に、はんだコーティングを一括して行うことが可能な電線加工品の製造方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で固定部材によって固定して、長手方向の端部の露出した外部導体にはんだコーティングした電線加工品において、露出した外部導体上にはんだを配置し、はんだと隣接して、はんだとの親和性が外部導体と同等またはそれ以上であるはんだ誘引金属板をはんだコーティングされる部分よりも長手方向の端部側に配置して加熱し外部導体のはんだ誘引金属板以外の部分において相互に導電接続が形成されないようにはんだコーティングした後、はんだ誘引金属板の配置部とはんだコーティング部の間の外部導体をレーザによって切断した後に、外部導体を長手方向の端部方向に引き抜き、端部の中心導体を被覆した誘電体を露出させた電線加工品によって解決することができる。
また、中心導体を被覆した誘電体を、誘電体が露出している部分において端部から所定の長さを剥離して中心導体を露出させた前記の電線加工品である。
複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線加工品の製造方法において、複数本の同軸ケーブルを固定部材によって所定の間隔で固定した後に長手方向の端部の外皮をはがす部分をレーザ光線でスリット状の切れ目を入れて固定部材を長手方向の端部側へ引いて外部導体を一括して露出させて、露出した外部導体上に、はんだとの親和性が外部導体と同等またはそれ以上のはんだ誘引金属板をはんだよりも長手方向の端部側に、はんだと隣接して配置して加熱し外部導体のはんだ誘引金属板以外の部分において、相互に導電接続が形成されないようにはんだコーティングした後、はんだ誘引金属板の配置部とはんだコーティング部の間の外部導体をレーザによって切断して、外部導体を長手方向の端部方向に一括して引き抜いて、端部の中心導体を被覆した誘電体を露出させた電線加工品の製造方法によって解決することができる。
このように、本発明の電線加工品は、フラットケーブル状に多数の同軸ケーブルを配置して、各同軸ケーブルの外部導体を一括してはんだコーティングする際に、はんだと親和性が良好なはんだ誘引金属板をはんだに隣接して配置したので、はんだコーティング個所において溶融したはんだは、外部導体を形成する金属線の素線の空隙を流れて、はんだ誘引金属板側に吸い寄せられるので、同軸ケーブルの外部導体にはその後の接続に必要な程度に薄く被覆され、隣接する同軸ケーブルの外部導体のはんだコーティング個所の間に相互に電気的に導電接続が形成することも防止できる。
【0009】
また、このように本発明の電線加工品は、隣接する同軸ケーブルの外部導体の間で導電接続が形成されていないので、各同軸ケーブルの外部導体の電位を任意に調整することが可能となり、画像信号の伝送に使用した場合には、同軸ケーブル間での調整を行うことができるので、高品質の画像の伝送が実現できる。
また、中心導体を被覆した誘電体を、誘電体が露出している部分において端部から所定の長さを剥離して中心導体を露出させた前記の電線加工品である。
【0010】
また、複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線加工品の製造方法において、複数本の同軸ケーブルを固定部材によって所定の間隔で固定した後に長手方向の端部の外皮をはがす部分をレーザ光線でスリット状の切れ目を入れて固定部材を長手方向の端部側へ引いて外部導体を一括して露出させて、露出した外部導体上にはんだを配置し、はんだと隣接してはんだとの親和性が外部導体と同等またはそれ以上のはんだ誘引金属板をはんだよりも長手方向の端部側に、はんだと隣接して配置して加熱し外部導体のはんだ誘引金属板以外の部分において相互に導電接続が形成されないようにはんだコーティングした後、はんだ誘引金属板の配置部とはんだコーティング部の間の外部導体をレーザによって切断して、外部導体を長手方向の端部方向に一括して引き抜いて、端部の中心導体を被覆した誘電体を露出させたことを特徴とする電線加工品の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線加工品の外部導体のはんだコーティングを、はんだと隣接してはんだ吸引金属板を設けて行うことによって、外部導体に確実にはんだコーティングを行うとともに、隣接する同軸ケーブルの外部導体間がはんだが接続されることはなく、各同軸ケーブルの外部導体を個別にはんだコーティングをすることができ、各外部導体の電位を個別に任意の電位とすることが可能であることを見出し、本発明を想到したものである。
【0012】
すなわち、外部導体とはんだとの親和性が同等あるいは大きな金属からなるはんだ吸引金属板をはんだと隣接して配置してはんだを溶融することによって、外部導体上に形成されるはんだコーティングの厚みが厚くなったり、隣り合う外部導体間が接合したり、あるいは電気的接触を形成することはない。しかも、外部導体上に配置したはんだ吸引金属板は、すべての同軸ケーブルの外部導体と確実にはんだによって接合されるので、はんだ吸引金属板の近傍の外部導体をレーザー光によって切断した後に、はんだ吸引金属板を端部側へ引っ張ることによって、内部導体を被覆した誘電体を一括して露出させることが可能となる。
【0013】
なお、本発明における「はんだコーティング」は、はんだによって外部導体の金属素線の被覆、および金属素線相互の接合等を行って同軸ケーブルの外部導体の末端部がばらけることを防止するとともに、良好な導電接続部を形成することを意味するものである。
【0014】
以下に図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の電線加工品の一製造工程を説明する図である。なお、図1を含めてすべての図は、一方の端部のみを示している。
図1(A)に示すように、電線加工品1は、複数本の同軸ケーブル2を所定のピッチで平行に配置して、粘着テープ等からなる固定部材3で、両側、および両端部を含む全面を囲んで固定する。次いで、同軸ケーブル2の端部の外皮4を剥がし、外部導体を露出させる部分およびその延長上に位置する固定部材3をレーザー光線5でスリット状の切れ目を形成する。
なお、この例では、26本の同軸ケーブルを配置した例を示したが、同軸ケーブルの本数は任意の本数とすることができる。
次いで、図1(B)に示すように、同軸ケーブル2の端部の固定部材3を矢印方向に所定の長さ引いて外部導体6を露出させる。
【0015】
図2は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
図2(A)は、はんだ処理工程の平面図を示し、図2(B)は、図2(A)におけるA−A’線での断面図を示す。
図1に示した工程によって加工した同軸ケーブルの外部導体6の上面にリボン状のはんだ7を配置し、はんだ7の端部側にはんだに隣接してはんだ誘引金属板8を配置し、同時に下面側にも同軸ケーブルに対称の位置に、はんだの担持体7Aとともにリボン状のはんだ7が配置され、それに隣接してはんだ誘引金属板8が配置される。
【0016】
そして、同軸ケーブルの上面、下面には、リボン状のはんだ7、およびはんだ誘引金属板8の外側に加熱手段9を配置して、リボン状のはんだ7を溶融させると、溶融したはんだは外部導体を構成する素線の相互の間に、毛細管現象等によって浸透するとともに、はんだとの親和性が良好なはんだ誘引金属板8の側に吸い寄せられる。
その結果、溶融したはんだは外部導体6の表面において外部導体6間の相互に導電接続部を形成することなく、電線加工品への接続に必要な程度に薄く被覆されるとともに、はんだ吸引金属板8と外部導体6の間もはんだで接合される。
【0017】
はんだ誘引金属板8は、銅等の基体上に銀めっき、スズめっき等を被覆したものであり、はんだとの親和性が外部導体と同等、もしくはそれ以上のなもので形成されたものであって、外部導体と接触する平板状部を有したものであれば任意の形状の部材を用いることができる。
【0018】
また、リボン状のはんだ7は、はんだコーティングをおこなう外部導体の大きさに応じて設定することが好ましく、それによって外部導体6間の相互に導電接続部を形成することなく外部導体6の表面には、電線加工品への接続に必要な程度に薄く被覆されるとともに、はんだ吸引金属板8と外部導体6の間もはんだで接合される。
なお、はんだコーティングに使用するはんだは、リボン状のはんだに限らず、ペースト状、あるいはクリーム状のはんだのように塗布して使用するはんだを使用しても良い。
【0019】
図3は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
図3(A)は、外部導体切断工程の平面図を示し、図3(B)は、図3(A)におけるB−B’線での断面図を示し、図3(C)は平面図を示す。
【0020】
図2に示したはんだ処理工程において、はんだコーティングされた外部導体6Aをはんだ誘引金属板8の近傍において、金属を切断可能な出力のレーザー光線10によって切れ目を形成した後に、固定部材3の端部およびはんだ誘引金属板8を端部方向へ引き、外部導体6を切断して、内部の誘電体11を露出させる。
【0021】
図4は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
図4(A)は、端部の切断工程を説明する平面図であり、図4(B)は、はんだ誘引金属板8の近傍で誘電体11と内部導体を切断して図4(B)に示すものを作製する。次いで、図4(C)に示すように、内部導体を被覆した誘電体11に所定の個所でレーザー光線によって切れ目を入れて剥離して内部導体12を露出させて、導電接続部を形成して電線加工品が得られる。
【0022】
以上の説明においては、複数本の同軸ケーブルからなる一つの群を粘着テープによって上下から固定した部材を例に挙げて説明をしたが、複数本の同軸ケーブルからなる群の複数個を所定の間隔で配置して上下から固定した部材を使用し、はんだ誘引金属板を複数個の群をまたがるように配置することによって、一度の処理工程においてより多くの部材の処理を行うことが可能となる。
【0023】
【実施例】
以下に、実施例を示し本発明を説明する。
実施例1
直径0.03mmの錫メッキ銅合金線7本からなる内部導体の外周に厚さ0.08mmのフッ素樹脂からなる誘電体を被覆し、誘電体の外周には素線径0.04mmの錫メッキ無酸素銅により横巻きシールドからなる外部導体を設け、さらに外部導体の外周には厚さ0.02mmの外皮を設けたポリエステル樹脂製の外径0.37mmから同軸ケーブルを作製した。
【0024】
得られた同軸ケーブルを長さ150mmずつに切断し、ピッチ0.5mmで平行に26本を配置して上面、下面に固定部材のポリエチレンテレフタレートの粘着テープをはりあわせてフラットケーブル状のケーブル集合体を作製した。
【0025】
両端部からそれぞれ15mmの位置に炭酸ガスレーザー光によって切れ目を形成し、粘着テープと外被とを端部側に7mmずらし、外部導体を露出させた。
【0026】
外部導体上に厚さ0.15mm、幅1.5mmのリボン状のはんだを配置し、リボン状のはんだに隣接して、厚さ0.1mm、幅2mmの銀めっき銅板をはんだ誘引金属板として配置するとともに、下面にも同様に、はんだ、はんだの担持体およびはんだ誘引金属板を配置した。幅5mmの260℃の加熱手段を上面、および下面に配置して、はんだを溶融して外部導体上にはんだコーティングを形成するとともに、はんだ誘引金属板を外部導体とはんだによって接合した。
【0027】
次いで、はんだ誘引金属板の端部とは反対側を、出力20WのYAGレーザーによって外部導体に切れ目を形成した。両端部をそれぞれ、はんだ誘引金属板とともにそれぞれ5mm外側へ引張り外部導電体を取り除き、誘電体を露出させた後に切断して、はんだコーティングされた外部導電体の長さ2mm、誘電体の長さ4mmの図4(B)に示す電線加工品を製造した。
隣接する同軸ケーブル間の外部導体は導電接続は形成されておらず、また切断面にばり等が形成されていなかった。
【0028】
【発明の効果】
複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線加工品の外部導体のはんだコーティングを、はんだと隣接してはんだ吸引金属板を設けて接合した後に、外部導体部をレーザーで切断したので、切断部にはバリ等は生じることはなく、また隣接する同軸ケーブルの外部導体間ははんだで一括して導電接続されることはないので、各同軸ケーブルの外部導体を独立した個別のはんだコーティングによって異なる電位とすることができ、高品質の信号伝送を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電線加工品の一製造工程を説明する図である。
【図2】図2は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
【図3】図3は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
【図4】図4は、本発明の電線加工品の他の製造工程を説明する図である。
【図5】図5は、従来の電線加工品を説明する図である。
【符号の説明】
1…電線加工品、2…同軸ケーブル、3…固定部材、4…外皮、5…レーザー光線、6…外部導体、6A…はんだコーティングされた外部導体、7…はんだ、7A…はんだの担持体、8…はんだ誘引金属板、9…加熱手段、10…レーザー光線、11…誘電体、12…内部導電体、13…グランドバー

Claims (3)

  1. 複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で固定部材によって固定して、長手方向の端部の露出した外部導体にはんだコーティングした電線加工品において、露出した外部導体上にはんだを配置し、はんだと隣接してはんだとの親和性が外部導体と同等またはそれ以上であるはんだ誘引金属板をはんだコーティングされる部分よりも長手方向の端部側に配置して加熱し外部導体のはんだ誘引金属板以外の部分において相互に導電接続が形成されないようにはんだコーティングした後、はんだ誘引金属板の配置部とはんだコーティング部の間の外部導体をレーザによって切断した後に、外部導体を長手方向の端部方向に引き抜き、端部の中心導体を被覆した誘電体を露出させたことを特徴とする電線加工品。
  2. 中心導体を被覆した誘電体を、誘電体が露出している部分において端部から所定の長さを剥離して中心導体を露出させたことを特徴とする請求項1記載の電線加工品。
  3. 複数本の同軸ケーブルを所定の間隔で配置した電線加工品の製造方法において、複数の同軸ケーブルを固定部材によって所定の間隔で固定した後に長手方向の端部の外皮をはがす部分をレーザ光線でスリット状の切れ目を入れて固定部材を長手方向の端部側へ引いて外部導体を一括して露出させて、露出した外部導体上に、はんだとの親和性が外部導体と同等またはそれ以上のはんだ誘引金属板をはんだよりも長手方向の端部側に、はんだと隣接して配置して加熱し外部導体のはんだ誘引金属板以外の部分において相互に導電接続が形成されないようにはんだコーティングした後、はんだ誘引金属板の配置部とはんだコーティング部の間の外部導体をレーザによって切断して、外部導体を長手方向の端部方向に一括して引き抜いて、端部の中心導体を被覆した誘電体を露出させたことを特徴とする電線加工品の製造方法。
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