JPH0517435U - ダクト補強材 - Google Patents
ダクト補強材Info
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- JPH0517435U JPH0517435U JP6920391U JP6920391U JPH0517435U JP H0517435 U JPH0517435 U JP H0517435U JP 6920391 U JP6920391 U JP 6920391U JP 6920391 U JP6920391 U JP 6920391U JP H0517435 U JPH0517435 U JP H0517435U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け作業が容易になされ、施工がより迅速
に行なえるようにしたダクト補強材を提供する。 【構成】 支持ロッド14の両端にフランジ部材13を
取付け、ダクト11の対向する内壁に当接する。フラン
ジ部13aに対向してダクト11の外側にワッシャ15
を配置し、ダクト11の外側から打ち込みロッド16を
挿入する。フランジ部材13の内部には、ロック部材1
8が配置されており、その爪部17が打ち込みロッド1
6に食い込んで、打ち込みロッド16を固定する。こう
してダクト11内に配置された支持ロッド14によりダ
クト11の補強がなされる。
に行なえるようにしたダクト補強材を提供する。 【構成】 支持ロッド14の両端にフランジ部材13を
取付け、ダクト11の対向する内壁に当接する。フラン
ジ部13aに対向してダクト11の外側にワッシャ15
を配置し、ダクト11の外側から打ち込みロッド16を
挿入する。フランジ部材13の内部には、ロック部材1
8が配置されており、その爪部17が打ち込みロッド1
6に食い込んで、打ち込みロッド16を固定する。こう
してダクト11内に配置された支持ロッド14によりダ
クト11の補強がなされる。
Description
【0001】
本考案は、グラスウールなどの無機繊維質マットからなる矩形ダクトに取付け られる補強材に関するものである。
【0002】
近年、グラスウール製のダクトが、従来の鉄板製のダクトに比べ、施工が簡単 であるとともに軽量であるという利点を有することから、広く採用されている。 ところが、かかるグラスウール製ダクトの壁部は、還気(レターン)に際しては 減圧力が作用して壁部が内側方向へ膨れ、また、送風(サプライ)に際しては加 圧力が作用して壁部が外側方向へ膨れやすいことから、これらの膨出の防止のた めに、各種のダクト補強材が提案されている。本出願人は、このようなダクト補 強材の一例として、特願昭63−137488号を既に提案している。
【0003】 このダクト補強材は、例えば図9に示すように、フランジ3aを有する2個の 雌ねじ部材3、3のボス部3b、3bに設けられた有底のねじ孔3c、3cに、 1本の雄ねじ部材4の両端を螺着してこれらを相互に連結し、これらの雌ねじ部 材3、3のフランジ3a、3aをダクト1の対向する内壁1a、1bに当接させ て配置する。また、ダクト1の外側からワッシャ5を介してダクト壁部を貫通さ せた2本のボルト6、6を、上記雌ねじ部材3、3のボス部3b、3bに形成さ れたねじ孔3d、3dに螺着させて取付けるものである。この補強材2において は、1本の雄ねじ部材4及び2本のボルト6、6のそれぞれを雌ねじ部材3、3 に螺合させて締め込むことによってダクトを補強することができるので、還気及 び送風によるダクト1の壁部の内外方向への膨出を防止することができる。また 、このダクト補強材では、比較的小径の1本の雄ねじ部材4及び2個の雌ねじ部 材3、3のみをダクト内に配置していることから、ダクト内流体の流動の妨げに なることはほとんどなく、補強構造全体の軽量化をも図ることができる。
【0004】
しかしながら、前記従来例は、1本の雄ねじ部材4によって相互に連結した雌 ねじ部材3、3のそれぞれに、ダクト1の外側からワッシャ5、5を介してダク ト壁部を貫通させた2本のボルト6、6をそれぞれ螺合させて取付けるものであ るため、現場において取付け作業を行なう場合に、1つの補強構造体に対して2 本のボルト6、6を締め具によって締め付ける必要があり、取付け作業のスピー ドアップを図るにも限界があった。また、締め付け力を過度にした場合には、ボ ルト6や雌ねじ部材3のねじ山を潰してしまうこともあり、慎重な作業が必要で あった。更に、2本のボルト6、6をダクト壁部に貫通させるため、ダクト壁部 の所定箇所に予め所定の径の孔を開ける必要があり、取付け作業を煩雑にしてい た。
【0005】 したがって、本考案の目的は、取付け作業が容易になされ、施工がより迅速に 行なえるようにしたダクト補強材を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案のダクト補強材は、無機繊維質マットからな る矩形ダクトに取付けられる補強材において、 前記ダクト内部に内壁に対してほぼ垂直に配置される支持ロッドと、 この支持ロッドの両端に取付けられ、その端面に一体又は別体のフランジを有 し、前記ダクトの対向する内壁面に当接される一対のフランジ部材と、 前記ダクトの外壁の前記フランジ部材に対応した位置に当接される一対のワッ シャと、 基部が前記ワッシャに係合又は固定され、中間部が前記ダクトの壁部を貫通し 、先端部が前記フランジ部材の中央部に差し込まれる一対の打ち込みロッドとを 備え、 前記フランジ部材の中央部には、前記打ち込みロッドを受け入れる凹部が設け られ、 この凹部には、舌片状に延出されて、前記打ち込みロッドの差し込み方向に向 けて斜めに折曲された複数の爪部材を有するロック部材が取付けられており、 前記打ち込みロッドの先端部が前記フランジ部材の凹部に差し込まれたとき、 前記爪部材の先端部が前記打ち込みロッドに食い込んで、前記打ち込みロッドが 固定されることを特徴とする。
【0007】 本考案の好ましい態様の一つにおいては、前記フランジ部材には、一方の端部 に前記支持ロッドを受け入れる凹部が形成され、他方の端部に前記打ち込みロッ ドを受け入れる凹部が形成され、前記各凹部に前記ロック部材が配置されており 、前記支持ロッド及び前記打ち込みロッドは、対応する前記凹部に打ち込まれて それぞれ固定される。
【0008】
本考案のダクト補強材は、次のようにしてダクトに取付けられる。まず、支持 ロッドの両端部にフランジ部材を予め取付けておく。この場合、フランジ部材と 支持ロッドとの取付け構造は、従来例と同様な螺着構造であってもよく、その他 の嵌合構造や、接着、溶接などの固着構造であってもよい。また、打ち込みロッ ドと同様なロック部材を用いた固定構造であってもよい。ただし、フランジ部材 を支持ロッド両端に取付けた状態で、その長さがダクトの内径にほぼ適合するよ うにしておく。次に、この支持ロッド及びフランジ部材をダクト内部に挿入し、 フランジ部材をダクトの対向する内壁面に当接する。この状態で、基端部がワッ シャに係合又は固定された打ち込みロッドを、ダクトの外側からダクト壁部を貫 通するように挿入し、打ち込みロッドの先端部をフランジ部材の中央の凹部に差 し込む。フランジ部材の中央の凹部には、複数の爪部材を有するロック部材が配 置されており、打ち込みロッドを差し込むと爪部材が打ち込みロッドに食い込み 、打ち込みロッドが抜け止めされて固定される。こうして、ダクトの対向する壁 部をそれぞれフランジ部材とワッシャで挟み、フランジ部材を支持ロッドで連結 した補強構造が形成される。
【0009】 したがって、送風時にダクト内に加圧力が作用して壁部が外側に膨らもうとす るときは、外壁に当接されたワッシャによって壁部の膨らみが防止され、また、 還気時にダクト内に減圧力が作用して壁部が内側にへこもうとするときは、内壁 に当接されたフランジ部材によって壁部のへこみが防止される。そして、本考案 のダクト補強材は、ダクト内に支持ロッド及びフランジ部材を挿入してフランジ 部材を対向する内壁に当接させた後、ワッシャに係合又は固定された打ち込みロ ッドをダクトの外側からダクト壁部を貫通してフランジ部材の中央の凹部に差し 込むだけで、締め具等による締め付けを必要とせずワンタッチで取付けられるの で、取付け作業が簡素化され、施工を迅速に行なうことができる。また、ロック 部材の爪部材が打ち込みロッドに食い込んで打ち込みロッドが固定されるので、 十分な固定強度が得られる。なお、打ち込みロッドとして、通常のくぎのような ものを用いれば、ダクト壁部に予め孔を開けておかなくても容易に挿入できるの で、取付け作業をより簡略化することができる。また、打ち込みロッドとして、 外周にネジ山を有するボルトを用いれば、ロック部材の爪部材が係合しやすくな るので、強い結合力が得られる。
【0010】
図1〜5には、本考案によるダクト補強材の一実施例が示されている。
【0011】 図1において、ダクト11は、グラスウールのマットに所定間隔で平行にV溝 やL溝を形成し、これらのV溝やL溝の部分を直角に折り曲げて矩形の筒状に形 成したものからなっている。なお、ダクト11の内面には、グラスシートが貼り 付けられてグラスウールの飛散が防止され、ダクト11の外面には、難燃クラフ ト紙にグラスヤーンを介在させてアルミ箔をラミネートした表皮材が貼られてい る。本考案の補強材12は、このようなダクト11の長手方向において所定間隔 で取付けられる。
【0012】 補強材12は、外周に雄ねじを形成された支持ロッド14と、この支持ロッド 14の両端に螺着される2個のフランジ部材13を有している。すなわち、フラ ンジ部材13は、フランジ部13aとボス部13bとからなり、ボス部13bの 突出方向端面には有底のねじ孔13cが形成され、ボス部13bの反対側端面に は有底の凹部13dが形成されている。そして、2個のフランジ部材13の上記 ねじ孔13cに支持ロッド14の両端を螺合させることにより、フランジ部材1 3が支持ロッド14の両端に取付けられている。この場合、支持ロッド14の両 端を各フランジ部材13のねじ孔13cの底に当接するまで螺合させたとき、一 方のフランジ部材13の端面から他方のフランジ部材13の端面に至る長さが、 ダクト11の対向する内壁間の距離とほぼ等しくなるようにされている。この支 持ロッド14は、ダクト11内において内壁に対してほぼ垂直に配置され、2個 のフランジ部材13は、ダクト11の対向する内壁面にそれぞれ当接される。な お、支持ロッド14とフランジ部材13との連結構造としては、上記のような螺 合構造だけでなく、その他の嵌合構造を採用してもよく、あるいは接着、溶接な どによって固着してもよい。
【0013】 これに対して、ダクト11の外側からは、ワッシャ15及び打ち込みロッド1 6が組み付けられるようになっている。打ち込みロッド16は、ワッシャ15の 中心部に挿通され、その頭部16aがワッシャ15に係合し、必要に応じて溶接 、接着などの手段によってワッシャ15に固着されている。こうして、ワッシャ 15と一体化された打ち込みロッド16は、ダクト11の外側からダクト壁部を 貫通して、先端部16bが前記フランジ部材13の凹部13dに差し込まれる。 これに関連して、フランジ部材13の凹部13dには、ロック部材18が取付け られている。
【0014】 このロック部材18は、打ち込みロッド16よりも硬い材質の鋼板19を基材 とし、好ましくはロック部材18が鋼板19からなり、打ち込みロッド16が軟 鋼からなっている。図2、3に示すように、ロック部材18は、前記鋼板19に 一対の平行なスリット20、20と、これらのスリット20、20の中間部を連 結するもう一つのスリットとを形成して(すなわち、スリットをH字状に形成し て)、舌片状をなす一対の爪部材17、17を設けたものからなる。爪部材17 、17は、それらの先端部17a、17aを突き合わされるとともに、打ち込み ロッド16の差し込み方向に向けて斜めに折曲されている。また、爪部材17、 17の先端部17a、17aの中央部には、打ち込みロッド16の外周に当接す るV溝17b、17bが形成されている。なお、このロック部材18は、フラン ジ部材13のボス部13bの凹部13d内に配置され、例えばかしめ、接着、溶 接等の適宜手段によって凹部13dの周壁に固着されている。
【0015】 次に、このダクト補強材12の取付け方法について説明する。
【0016】 まず、支持ロッド14の両端部をフランジ部材13のボス部13bのねじ孔1 3cに螺着して、支持ロッド14の両端部にフランジ部材13をそれぞれ装着す る。そして、支持ロッド14及びフランジ部材13、13をダクト11内に挿入 し、フランジ部材13、13をダクト11の内壁の対向する部分に当接させる。 このとき、支持ロッド14は、ダクト11の内壁に対してほぼ垂直で、流路中央 部を横切るように配置される。
【0017】 一方、打ち込みロッド16の頭部16aに、ワッシャ15を係合又は固着させ る。そして、ダクト11の外面における、前記フランジ部材13、13の中心に 対応した位置を求め、その位置から打ち込みロッド16の先端部16bを差し込 み、ダクトの壁11aを貫通させ、更に、フランジ部材13のボス部13bの凹 部13d内に打ち込む。打ち込みは、ハンマー等で叩いてもよく、手で強く叩く ようにしてもよい。また、打ち込みロッド16は、その先端部16bが尖ってお り、しかも外周にねじ山等を有しないため、ダクト11の壁部に予め孔を開けて おかなくても差し込むことができる。
【0018】 この結果、打ち込みロッド16の先端部16bは、凹部13d内に配置された ロック部材18の爪部材17、17を押し広げて突き進み、凹部13dの底に突 き当たるまで押し込まれる。そして、爪部材17、17の先端部17a,17a が打ち込みロッド16に食い込み、打ち込みロッド16は強固に固定される。な お、この状態で、打ち込みロッド16は、爪部材17、17のV溝17b、17 bに嵌合し、側方へのずれを防止される。
【0019】 こうして打ち込みロッド16を差し込んで固定した状態で、ワッシャ15とフ ランジ部材13との間隙は、ダクト11の壁の厚さよりもやや小さくなるように 設定されているため、ワッシャ15及びフランジ部材13は、弾力性のあるグラ スウールの壁をやや圧縮するように密接される。
【0020】 図1は、支持ロッド14の両端方向において、ダクト11の外側から、打ち込 みロッド16を打ち込んで固定した、補強材12の取付け完了後の状態を示して いる。このように、ダクト11の対向する壁部は、ワッシャ15及びフランジ部 材13に挟持されており、かつ、フランジ部材13は、支持ロッド14に連結支 持されている。したがって、ダクト11に、送風時における加圧力や、還気時に おける減圧力が作用しても、壁が外側又は内側に膨らむことを防止し、ダクト1 1の強度を高めることができる。そして、上述のように、締め具を必要とせず単 に打ち込みロッド16を打ち込むだけでダクト補強材12を矩形ダクト11に装 着できるので、取付け作業がスピードアップされ作業能率が向上する。
【0021】 なお、ワッシャ15及びフランジ部材13の材質は、特に限定されることはな く、金属板、プラスチック板等、各種の材質が用いられる。また、上記実施例で は、ロック部材18には、2つの爪部材17、17が先端部17a、17aを突 き合わされて設けられているが、爪部材は先端部を突き合わせるように3つ以上 設けてもよい。
【0022】 図4、5には、上記実施例においてフランジ部材の形状を変えた本考案の他の 実施例が示されている。
【0023】 このダクト補強材12は、ダクト11とダクト11との継ぎ目位置近傍部分に 配置される場合に好適なものであり、フランジ部材13のフランジ部13aを長 手方向の一方に延在させて、隣接する矩形ダクト11の内壁にも接触させるよう にしている。そして、フランジ部13aを補強するため、フランジ部13aの長 手方向中央部に垂直なリブ21を設けている。なお、ワッシャ15についても同 様に、ダクト11とダクト11との継ぎ目を跨いで長手方向へ延在させてもよい 。
【0024】 図6には、本考案で用いられる打ち込みロッド及びワッシャの好ましい態様が 示されている。
【0025】 すなわち、ワッシャ15は、全体として円形をなし、その中央部に図示しない 孔が形成され、この孔を貫通して打ち込みロッド16が挿入されている。そして 、打ち込みロッド16の頭部が上記孔の周縁に係合し、好ましくは、この係合部 を接着又は溶接されている。更に、ワッシャ15の外側面には、放射状のリブ2 2が形成されている。
【0026】 図7には、本考案によるダクト補強材の更に他の実施例が示されている。
【0027】 このダクト補強材では、フランジ部材33が、ボス部材31と、フランジ32 とで構成されている。ボス部材31の一端には、打ち込みロッド16を受け入れ る凹部34が形成され、ボス部材31の他端には、支持ロッド14を受け入れる 凹部35が形成されている。
【0028】 各凹部34、35には、図8に示すようなロック部材36、37がそれぞれ配 置されている。ロック部材36、37は、外周にボス部材31内壁に固着される 環状部38を有し、中心部に打ち込みロッド16又は支持ロッド14が挿入され る孔39を有している。孔39の内周には、複数の扇形に分割された爪部40が 形成され、これらの爪部40は、打ち込みロッド16又は支持ロッド14の挿入 方向に向けて屈曲している。
【0029】 打ち込みロッド16又は支持ロッド14としては、外周にネジ山を有するボル トが用いられ、ボス部材31の凹部34、35に打ち込まれたとき、上記ロック 部材36、37の爪部40にそれぞれ係合して、強い固定力で連結がなされるよ うになっている。
【0030】
以上説明したように、本考案によれば、送風時における加圧力や、環気時にお ける減圧力に対して、ダクトの壁が外側又は内側に膨出することが防止され、簡 単かつ軽量な構造でダクトを効果的に補強することができる。そして、補強材の 取付けに際して、締め具による締め付けを必要とせず、打ち込みロッドを差し込 むというワンタッチの操作で装着でき、迅速な施工を可能にする。更に、打ち込 みロッドは、ダクト壁部に予め孔を開けておかなくても差し込むことが容易なの で、取付け作業をより簡略化できる。
【図1】本考案によるダクト補強材の一実施例を示す断
面斜視図である。
面斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】打ち込みロッドを爪部材に挿入する状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本考案によるダクト補強材の他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】図4におけるb−b方向から見た断面図であ
る。
る。
【図6】本考案に用いられる打ち込みロッド及びワッシ
ャの好ましい例を示す斜視図である。
ャの好ましい例を示す斜視図である。
【図7】本考案によるダクト補強材の更に他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】同ダクト補強材に用いられるロック部材を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】ダクト補強材の従来例を示す断面斜視図であ
る。
る。
11 ダクト 11a 壁部 12 補強材 13 フランジ部材 13a フランジ部 13b ボス部 13c ねじ孔 13d 凹部 14 支持ロッド 15 ワッシャ 16 打ち込みロッド 16a 打ち込みロッドの頭部 16b 打ち込みロッドの先端部 17 爪部材 17a 爪部材の先端部 17b V溝 18 ロック部材 19 鋼板 20 スリット 31 ボス部材 32 フランジ 33 フランジ部材 34、35 凹部 36、37 ロック部材 40 爪部
Claims (2)
- 【請求項1】 無機繊維質マットからなる矩形ダクトに
取付けられる補強材において、 前記ダクト内部に内壁に対してほぼ垂直に配置される支
持ロッドと、 この支持ロッドの両端に取付けられ、その端面に一体又
は別体のフランジを有し、前記ダクトの対向する内壁面
に当接される一対のフランジ部材と、 前記ダクトの外壁の前記フランジ部材に対応した位置に
当接される一対のワッシャと、 基部が前記ワッシャに係合又は固定され、中間部が前記
ダクトの壁部を貫通し、先端部が前記フランジ部材の中
央部に差し込まれる一対の打ち込みロッドとを備え、 前記フランジ部材の中央部には、前記打ち込みロッドを
受け入れる凹部が設けられ、 この凹部には、舌片状に延出されて、前記打ち込みロッ
ドの差し込み方向に向けて斜めに折曲された複数の爪部
材を有するロック部材が取付けられており、 前記打ち込みロッドの先端部が前記フランジ部材の凹部
に差し込まれたとき、前記爪部材の先端部が前記打ち込
みロッドに食い込んで、前記打ち込みロッドが固定され
ることを特徴とするダクト補強材。 - 【請求項2】 前記フランジ部材には、一方の端部に前
記支持ロッドを受け入れる凹部が形成され、他方の端部
に前記打ち込みロッドを受け入れる凹部が形成され、前
記各凹部に前記ロック部材が配置されており、前記支持
ロッド及び前記打ち込みロッドは、対応する前記凹部に
打ち込まれてそれぞれ固定される請求項1記載のダクト
補強材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6920391U JPH0517435U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ダクト補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6920391U JPH0517435U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ダクト補強材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517435U true JPH0517435U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13395939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6920391U Pending JPH0517435U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ダクト補強材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517435U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101160605B1 (ko) * | 2010-05-28 | 2012-06-28 | 광스틸 주식회사 | 도관 보강재 |
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---|---|---|---|---|
JPS4427890Y1 (ja) * | 1965-03-15 | 1969-11-20 | ||
JPS501776B1 (ja) * | 1969-11-08 | 1975-01-21 | ||
JPH01307585A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-12 | Bridgestone Corp | ダクト補強構造 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6920391U patent/JPH0517435U/ja active Pending
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