JPH05174160A - データ記憶装置 - Google Patents
データ記憶装置Info
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- JPH05174160A JPH05174160A JP35635191A JP35635191A JPH05174160A JP H05174160 A JPH05174160 A JP H05174160A JP 35635191 A JP35635191 A JP 35635191A JP 35635191 A JP35635191 A JP 35635191A JP H05174160 A JPH05174160 A JP H05174160A
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- data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリの容量を最大限に有効利用して、ある
時刻間における一定時間間隔毎のデータを欠落なくしか
も最大多数をもって記憶する。 【構成】 測定開始時刻としてA(AM)10:00を
入力し、かつ、インターバルとして0:10を入力し、
このとき最大メモリが30であったとする。すると、測
定終了時刻ETは3:00から0:10ずつ加算される
とともに、カウンタCは1ずつカウントアップされる。
そして、カウンタCの値が最大メモリの値“30”とな
った時点のETの時刻であるP(PM)3:00が最終
的にETにセットされる。これにより、CPUはP3:
00までに最大メモリMMに相当する30個の温度デー
タをROMの所定記憶領域に記憶し、測定終了時刻であ
るP3:00まで10分間隔の全温度データが欠落する
ことなく記憶される。
時刻間における一定時間間隔毎のデータを欠落なくしか
も最大多数をもって記憶する。 【構成】 測定開始時刻としてA(AM)10:00を
入力し、かつ、インターバルとして0:10を入力し、
このとき最大メモリが30であったとする。すると、測
定終了時刻ETは3:00から0:10ずつ加算される
とともに、カウンタCは1ずつカウントアップされる。
そして、カウンタCの値が最大メモリの値“30”とな
った時点のETの時刻であるP(PM)3:00が最終
的にETにセットされる。これにより、CPUはP3:
00までに最大メモリMMに相当する30個の温度デー
タをROMの所定記憶領域に記憶し、測定終了時刻であ
るP3:00まで10分間隔の全温度データが欠落する
ことなく記憶される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の開始時刻から終
了時刻まで、時間間隔をもって順次データを記憶するデ
ータ記憶装置に関する。
了時刻まで、時間間隔をもって順次データを記憶するデ
ータ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意の時刻間において一定の時間
間隔でデータを記憶する装置としては、例えば腕時計に
設けられた温度記憶装置が知られている。この温度記憶
装置は、一定の時間間隔で測定された外気の温度を記憶
するものであって、腕時計本体にはモード設定用あるい
は時刻設定用の複数のボタンと外気の温度を検出する温
度センサとが設けられているとともに、メモリ等が内蔵
されている。そして、前記複数のボタンを操作して、測
定開始時刻と測定終了時刻、及びインターバルタイムと
を入力すると、測定開始時刻から測定終了時刻までに温
度センサにより検出された温度データがインターバルタ
イム毎に記憶される。したがって、測定終了時刻が経過
した後、メモリに記憶されている温度データを読み出し
て表示することにより、測定開始時刻から測定終了時刻
までのインターバルタイム毎の温度変化を視認すること
ができる。
間隔でデータを記憶する装置としては、例えば腕時計に
設けられた温度記憶装置が知られている。この温度記憶
装置は、一定の時間間隔で測定された外気の温度を記憶
するものであって、腕時計本体にはモード設定用あるい
は時刻設定用の複数のボタンと外気の温度を検出する温
度センサとが設けられているとともに、メモリ等が内蔵
されている。そして、前記複数のボタンを操作して、測
定開始時刻と測定終了時刻、及びインターバルタイムと
を入力すると、測定開始時刻から測定終了時刻までに温
度センサにより検出された温度データがインターバルタ
イム毎に記憶される。したがって、測定終了時刻が経過
した後、メモリに記憶されている温度データを読み出し
て表示することにより、測定開始時刻から測定終了時刻
までのインターバルタイム毎の温度変化を視認すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ記憶装置にあっては、前述のようにボ
タン操作により任意の測定開始時刻と測定終了時刻及び
インターバルタイムを入力するように構成されている。
一方、メモリの記憶容量は有限であることから、例えば
入力された任意のインターバルタイム毎に温度データを
メモリに記憶させた際に、測定終了時刻に到達する前に
メモリの最大容量まで温度データが記憶されてしまう場
合が生ずる。その結果、それ以降はメモリへの記憶が不
可能となって温度データが欠落し、予め入力した測定終
了時刻までの全温度データを得られないこととなる。
うな従来のデータ記憶装置にあっては、前述のようにボ
タン操作により任意の測定開始時刻と測定終了時刻及び
インターバルタイムを入力するように構成されている。
一方、メモリの記憶容量は有限であることから、例えば
入力された任意のインターバルタイム毎に温度データを
メモリに記憶させた際に、測定終了時刻に到達する前に
メモリの最大容量まで温度データが記憶されてしまう場
合が生ずる。その結果、それ以降はメモリへの記憶が不
可能となって温度データが欠落し、予め入力した測定終
了時刻までの全温度データを得られないこととなる。
【0004】無論、インターバルタイムを予め長く設定
すれば、測定開始時刻から測定終了時刻までにメモリに
記憶されるデータ数が減少し、よって測定終了時刻まで
の全データがメモリの容量を越えることがなく、全デー
タをメモリに記憶させることが可能となる。しかし、イ
ンターバルタイムを長くした場合には、測定終了時刻ま
でインターバルタイム毎に温度データを記憶しても、逆
にメモリの容量が余ってしまう場合が生じ、メモリの容
量を最大限に有効利用してより多くのデータを記憶する
ことができない。
すれば、測定開始時刻から測定終了時刻までにメモリに
記憶されるデータ数が減少し、よって測定終了時刻まで
の全データがメモリの容量を越えることがなく、全デー
タをメモリに記憶させることが可能となる。しかし、イ
ンターバルタイムを長くした場合には、測定終了時刻ま
でインターバルタイム毎に温度データを記憶しても、逆
にメモリの容量が余ってしまう場合が生じ、メモリの容
量を最大限に有効利用してより多くのデータを記憶する
ことができない。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、メモリの容量を最大限に有効利用
して、ある時刻間における一定時間間隔毎のデータを欠
落なくしかも最大多数をもって記憶するデータ記憶装置
を提供することを目的とするものである。
なされたものであり、メモリの容量を最大限に有効利用
して、ある時刻間における一定時間間隔毎のデータを欠
落なくしかも最大多数をもって記憶するデータ記憶装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、開始時刻から終了時刻まで、時間
間隔をもって順次データをメモリに記憶するデータ記憶
装置であって、前記開始時刻を入力する開始時刻入力手
段と、前記時間間隔を入力する時間間隔入力手段と、こ
の両入力手段により入力された開始時刻と時間間隔とに
基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶させ得
る時刻を算出し、この時刻を前記終了時刻として設定す
る終了時刻設定手段とを備えている。また、本発明の他
の構成にあっては、前記開始時刻を入力する開始時刻入
力手段と、前記終了時刻を入力する終了時刻入力手段
と、この両入力手段により入力された開始時刻と終了時
刻とに基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶
させ得る時間間隔を算出して設定する時間間隔設定手段
とを備えている。
に本発明にあっては、開始時刻から終了時刻まで、時間
間隔をもって順次データをメモリに記憶するデータ記憶
装置であって、前記開始時刻を入力する開始時刻入力手
段と、前記時間間隔を入力する時間間隔入力手段と、こ
の両入力手段により入力された開始時刻と時間間隔とに
基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶させ得
る時刻を算出し、この時刻を前記終了時刻として設定す
る終了時刻設定手段とを備えている。また、本発明の他
の構成にあっては、前記開始時刻を入力する開始時刻入
力手段と、前記終了時刻を入力する終了時刻入力手段
と、この両入力手段により入力された開始時刻と終了時
刻とに基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶
させ得る時間間隔を算出して設定する時間間隔設定手段
とを備えている。
【0007】
【作用】前記構成において、開始時刻と時間間隔とを入
力すると、これら開始時刻と時間間隔とに基づき、メモ
リの容量限界までデータを記憶させ得る時刻が算出さ
れ、この時刻が終了時刻として設定される。よって、前
記時間間隔でデータをメモリに記憶させた際、開始時刻
から終了時刻までの全データが欠落することなく記憶さ
れる。
力すると、これら開始時刻と時間間隔とに基づき、メモ
リの容量限界までデータを記憶させ得る時刻が算出さ
れ、この時刻が終了時刻として設定される。よって、前
記時間間隔でデータをメモリに記憶させた際、開始時刻
から終了時刻までの全データが欠落することなく記憶さ
れる。
【0008】また、開始時刻と終了時刻とを入力する
と、これら開始時刻と終了時刻とに基づき、メモリの容
量限界までデータを記憶させ得る時間間隔が算出されて
設定される。よって、この時間間隔でデータをメモリに
記憶させることにより、前記開始時刻から終了時刻まで
の時間内で、容量限界との関係においてより多数のデー
タが記憶される。
と、これら開始時刻と終了時刻とに基づき、メモリの容
量限界までデータを記憶させ得る時間間隔が算出されて
設定される。よって、この時間間隔でデータをメモリに
記憶させることにより、前記開始時刻から終了時刻まで
の時間内で、容量限界との関係においてより多数のデー
タが記憶される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。この実施例は本発明を腕時計に適用したもので
あり、図2に示したように、腕時計本体1の上面にはL
CDで構成された表示部2が設けられているとともに、
外気の温度を検出する温度センサ3が嵌装されている。
また、腕時計本体1の周部にはモード切替ボタン4、設
定切替ボタン5、第1時刻設定ボタン6、第2時刻設定
ボタン7が設けられている。前記モード切替ボタン4
は、通常の時計モードと設定モードとに切り替える際に
操作され、設定切替ボタン5は、温度の測定開始時刻、
測定終了時刻及びインターバルタイムの設定対象を切り
替える際に操作され、1回の操作毎に測定開始時刻→測
定終了時刻→インターバルタイムの順に繰り返し切り替
わる。
明する。この実施例は本発明を腕時計に適用したもので
あり、図2に示したように、腕時計本体1の上面にはL
CDで構成された表示部2が設けられているとともに、
外気の温度を検出する温度センサ3が嵌装されている。
また、腕時計本体1の周部にはモード切替ボタン4、設
定切替ボタン5、第1時刻設定ボタン6、第2時刻設定
ボタン7が設けられている。前記モード切替ボタン4
は、通常の時計モードと設定モードとに切り替える際に
操作され、設定切替ボタン5は、温度の測定開始時刻、
測定終了時刻及びインターバルタイムの設定対象を切り
替える際に操作され、1回の操作毎に測定開始時刻→測
定終了時刻→インターバルタイムの順に繰り返し切り替
わる。
【0010】さらに前記第1時刻設定ボタン6は、時刻
の時と分とを切り替える際に操作され、第2時刻設定ボ
タン7はこの第1設定ボタン6の操作により設定された
時または分の値を設定変更する際に操作される。つま
り、第1の時刻設定ボタン6の操作により時が設定され
ているとすると、その値は第2時刻設定ボタン7の操作
毎に、0→1→2→・・・→12の順で繰り返し切り替
わり、また、第1の時刻設定ボタン6の操作により分が
設定されているとすると、その値は第2時刻設定ボタン
7の操作毎に、0→10→20→・・・→50の順で繰
り返し切り替わる。
の時と分とを切り替える際に操作され、第2時刻設定ボ
タン7はこの第1設定ボタン6の操作により設定された
時または分の値を設定変更する際に操作される。つま
り、第1の時刻設定ボタン6の操作により時が設定され
ているとすると、その値は第2時刻設定ボタン7の操作
毎に、0→1→2→・・・→12の順で繰り返し切り替
わり、また、第1の時刻設定ボタン6の操作により分が
設定されているとすると、その値は第2時刻設定ボタン
7の操作毎に、0→10→20→・・・→50の順で繰
り返し切り替わる。
【0011】図1は、本実施例の回路構成を示すブロッ
ク図であり、同図において発振回路8は基本周波数のク
ロック信号を生成する回路であり、生成したクロック信
号を分周回路9に出力する。該分周回路9は入力された
クロック信号を分周して、1Hzの計時信号を生成し時
刻計数回路10に出力する。該時刻計数回路10は、
時、分、秒のカウンタを備え、前記1Hzの計時信号を
計測して、時、分、秒の時刻データを得て、その時刻デ
ータをCPU11に出力する。スイッチ部12は、前記
モード切替ボタン4、設定切替ボタン5、第1、第2各
時刻設定ボタン6,7で構成され、各ボタン4〜7の操
作信号はCPU11に入力される。
ク図であり、同図において発振回路8は基本周波数のク
ロック信号を生成する回路であり、生成したクロック信
号を分周回路9に出力する。該分周回路9は入力された
クロック信号を分周して、1Hzの計時信号を生成し時
刻計数回路10に出力する。該時刻計数回路10は、
時、分、秒のカウンタを備え、前記1Hzの計時信号を
計測して、時、分、秒の時刻データを得て、その時刻デ
ータをCPU11に出力する。スイッチ部12は、前記
モード切替ボタン4、設定切替ボタン5、第1、第2各
時刻設定ボタン6,7で構成され、各ボタン4〜7の操
作信号はCPU11に入力される。
【0012】CPU11は、内蔵するROM13に格納
されているマイクロプログラムに従って、前記表示部2
に対する表示処理、及び内蔵するRAM14へのデータ
の書き込み及び読み出し処理等を実行する中央処理部で
あり、前記温度センサ3及びA/D変換回路15を動作
させる測定信号aを後述するインターバルタイム間隔で
出力する。この測定信号aにより動作する温度センサ3
によって検出された測定値は、同様に測定信号aのタイ
ミングで動作する前記A/D変回路15によりデジタル
の温度データに変換されて、CPU11に入力される。
また、表示部2は前述のようにLCD等で構成され、C
PU11からの表示信号により各表示素子が駆動され
て、時刻、測定温度等を表示する。
されているマイクロプログラムに従って、前記表示部2
に対する表示処理、及び内蔵するRAM14へのデータ
の書き込み及び読み出し処理等を実行する中央処理部で
あり、前記温度センサ3及びA/D変換回路15を動作
させる測定信号aを後述するインターバルタイム間隔で
出力する。この測定信号aにより動作する温度センサ3
によって検出された測定値は、同様に測定信号aのタイ
ミングで動作する前記A/D変回路15によりデジタル
の温度データに変換されて、CPU11に入力される。
また、表示部2は前述のようにLCD等で構成され、C
PU11からの表示信号により各表示素子が駆動され
て、時刻、測定温度等を表示する。
【0013】RAM14には、前記温度センサ3により
測定された測定温度を格納する記憶領域、その他演算用
のワーク領域等が設けられているとともに、図3にその
一部を示した時計、ST、ET、INT、MMの各レジ
スタ及びカウンタCが設けられている。各レジスタにお
いて、時計には時刻計数回路10からの時刻データが格
納され、STには、温度データの記憶を開始する時刻で
ある測定開始時刻が格納され、ETには温度データの記
憶を終了する時刻である測定終了時刻が格納される。ま
た、INTにはインターバルタイム、つまり温度センサ
3が温度を測定するタイミング間隔が格納され、MMに
は測定データを記憶し得る最大メモリ容量のデータ数が
格納される。
測定された測定温度を格納する記憶領域、その他演算用
のワーク領域等が設けられているとともに、図3にその
一部を示した時計、ST、ET、INT、MMの各レジ
スタ及びカウンタCが設けられている。各レジスタにお
いて、時計には時刻計数回路10からの時刻データが格
納され、STには、温度データの記憶を開始する時刻で
ある測定開始時刻が格納され、ETには温度データの記
憶を終了する時刻である測定終了時刻が格納される。ま
た、INTにはインターバルタイム、つまり温度センサ
3が温度を測定するタイミング間隔が格納され、MMに
は測定データを記憶し得る最大メモリ容量のデータ数が
格納される。
【0014】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
をCPU11の動作手順を示した図4のフローチャート
にしたがって説明する。すなわち、前記モード切替ボタ
ン4を操作して時計モードから設定モード切り替え、か
つ、設定切替ボタン5及び第1、第2各時刻設定ボタン
6,7を操作して、測定開始時刻とインターバルタイム
とを入力することにより、CPU11はこのフローチャ
ートに従って動作を開始する。そして、先ずSTに測定
開始時刻を格納するとともに、INTにインターバルタ
イムを格納し、さらにカウンタCを0リセットする(S
A1)。
をCPU11の動作手順を示した図4のフローチャート
にしたがって説明する。すなわち、前記モード切替ボタ
ン4を操作して時計モードから設定モード切り替え、か
つ、設定切替ボタン5及び第1、第2各時刻設定ボタン
6,7を操作して、測定開始時刻とインターバルタイム
とを入力することにより、CPU11はこのフローチャ
ートに従って動作を開始する。そして、先ずSTに測定
開始時刻を格納するとともに、INTにインターバルタ
イムを格納し、さらにカウンタCを0リセットする(S
A1)。
【0015】さらに、測定終了時刻ETを算出するとと
もに、カウンタCの値を1ずつカウントアップさせる。
この測定終了時刻ETの算出は、測定開始時刻STにイ
ンターバルタイムINTを加算する演算処理であって、
1回の加算毎にカウンタCの値を0から1ずつカウント
アップさせる。引き続き、最大メモリ容量がデータ数を
もって記憶されているレジスタMMの値と、カウンタC
の値とが等しくなったか否かを判別し(SA3)、等し
くなるまでSA2,SA3のループを繰り返す。そし
て、レジスタMMとカウンタCとの値が等しくなり、M
M=Cとなった時点における測定終了時刻を最終的にE
Tにセットする(SA4)。
もに、カウンタCの値を1ずつカウントアップさせる。
この測定終了時刻ETの算出は、測定開始時刻STにイ
ンターバルタイムINTを加算する演算処理であって、
1回の加算毎にカウンタCの値を0から1ずつカウント
アップさせる。引き続き、最大メモリ容量がデータ数を
もって記憶されているレジスタMMの値と、カウンタC
の値とが等しくなったか否かを判別し(SA3)、等し
くなるまでSA2,SA3のループを繰り返す。そし
て、レジスタMMとカウンタCとの値が等しくなり、M
M=Cとなった時点における測定終了時刻を最終的にE
Tにセットする(SA4)。
【0016】つまり、この図4のフローチャートによっ
て実行される処理手順をより具体例をもって説明する
と、図5に示したように、測定開始時刻としてA(A
M)10:00を入力し、かつ、インターバルタイムと
して0:10を入力し、このとき最大メモリが30であ
ったとする。すると前述したSA2の処理により、ET
は10:00から0:10ずつ加算されるとともに、カ
ウンタCは1ずつカウントアップされる。そして、カウ
ンタCの値が最大メモリの値“30”となった時点のE
Tの時刻であるP(PM)3:00が最終的にETにセ
ットされる。これにより、CPU11はP3:00まで
に最大メモリMMに相当する30個の温度データをRO
M13の所定記憶領域に記憶し、測定終了時刻であるP
3:00まで10分間隔の全温度データが欠落すること
なく記憶される。
て実行される処理手順をより具体例をもって説明する
と、図5に示したように、測定開始時刻としてA(A
M)10:00を入力し、かつ、インターバルタイムと
して0:10を入力し、このとき最大メモリが30であ
ったとする。すると前述したSA2の処理により、ET
は10:00から0:10ずつ加算されるとともに、カ
ウンタCは1ずつカウントアップされる。そして、カウ
ンタCの値が最大メモリの値“30”となった時点のE
Tの時刻であるP(PM)3:00が最終的にETにセ
ットされる。これにより、CPU11はP3:00まで
に最大メモリMMに相当する30個の温度データをRO
M13の所定記憶領域に記憶し、測定終了時刻であるP
3:00まで10分間隔の全温度データが欠落すること
なく記憶される。
【0017】他方、前記モード切替ボタン4を操作して
時計モードから設定モードに切り替え、かつ、設定切替
ボタン5及び第1、第2各時刻設定ボタン6,7を操作
して、測定開始時刻と測定終了時刻とを入力した場合に
は、CPU11は図6に示したフローチャートに従って
動作を開始し、STに測定開始時刻を格納するととも
に、ETに測定終了時刻を格納し(SB1)、このST
及びETと最大メモリMMとに基づきインターバルタイ
ムを算出してINTにセットする(SB1)。つまり、
図7は図6のフローチャートによって実行される内容を
より具体的に示したものであり、今測定開始時刻として
A10:00を入力し、かつ、測定終了時刻としてP1
0:00を入力し、このとき最大メモリが30であった
とする。すると前述したSB2の処理により、インター
バルタイムとして0:30が算出されてINTにセット
される。
時計モードから設定モードに切り替え、かつ、設定切替
ボタン5及び第1、第2各時刻設定ボタン6,7を操作
して、測定開始時刻と測定終了時刻とを入力した場合に
は、CPU11は図6に示したフローチャートに従って
動作を開始し、STに測定開始時刻を格納するととも
に、ETに測定終了時刻を格納し(SB1)、このST
及びETと最大メモリMMとに基づきインターバルタイ
ムを算出してINTにセットする(SB1)。つまり、
図7は図6のフローチャートによって実行される内容を
より具体的に示したものであり、今測定開始時刻として
A10:00を入力し、かつ、測定終了時刻としてP1
0:00を入力し、このとき最大メモリが30であった
とする。すると前述したSB2の処理により、インター
バルタイムとして0:30が算出されてINTにセット
される。
【0018】このインターバルタイムの算出は、STか
らETまでの時間(分)を最大メモリで除し、1の位を
切り上げれることにより行われる。すなわち、この例で
はST=A10:00であって、ET=P10:00で
あることから、STからETまでは12時間であって
“720分”である。そして、720分を30で除する
と“0:24”となり、0:24の1の位を切り上げる
と“0:30”となって、この0:30がINTにセッ
トされる。これにより、CPU11はP10:00まで
に0:30ごとに温度データをROM13の所定記憶領
域に記憶し、よって該記憶領域には24個の温度データ
が記憶される。なお、仮にインターバルタイムを0:2
0とした場合には、P10:00までに36個の温度デ
ータを記憶しなければならず、記憶容量の限度(30)
との関係において測定終了時刻までの全温度データをよ
り記憶させることが不可能となるが、前述したようにし
て算出されたインターバルタイム0:30ごとに24個
の温度データを記憶することにより、測定終了時刻まで
一定の時間間隔ごとの温度データを欠落なく最大多数
(24)をもって記憶することができる。
らETまでの時間(分)を最大メモリで除し、1の位を
切り上げれることにより行われる。すなわち、この例で
はST=A10:00であって、ET=P10:00で
あることから、STからETまでは12時間であって
“720分”である。そして、720分を30で除する
と“0:24”となり、0:24の1の位を切り上げる
と“0:30”となって、この0:30がINTにセッ
トされる。これにより、CPU11はP10:00まで
に0:30ごとに温度データをROM13の所定記憶領
域に記憶し、よって該記憶領域には24個の温度データ
が記憶される。なお、仮にインターバルタイムを0:2
0とした場合には、P10:00までに36個の温度デ
ータを記憶しなければならず、記憶容量の限度(30)
との関係において測定終了時刻までの全温度データをよ
り記憶させることが不可能となるが、前述したようにし
て算出されたインターバルタイム0:30ごとに24個
の温度データを記憶することにより、測定終了時刻まで
一定の時間間隔ごとの温度データを欠落なく最大多数
(24)をもって記憶することができる。
【0019】また、この実施例においては測定したデー
タを記憶するものを示したが、これに限ることなく、他
のデータを順次記憶する場合であっても本発明を適用し
得ることは勿論である。
タを記憶するものを示したが、これに限ることなく、他
のデータを順次記憶する場合であっても本発明を適用し
得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、開始時刻
と時間間隔とが入力された場合には、メモリの容量限界
までデータを記憶させ得る終了時刻を算出し、また、開
始時刻と終了時刻とが入力された場合には、メモリの容
量限界までデータを記憶させ得る時間間隔を算出しする
ようにした。よって、開始時刻から終了時刻までの時間
間隔毎の全データを欠落させることなく、しかもメモリ
の容量限界との関係において最大多数のデータを記憶す
ることができ、これによりメモリの記憶容量を効率的に
活用して有効なデータ記憶が可能となる。
と時間間隔とが入力された場合には、メモリの容量限界
までデータを記憶させ得る終了時刻を算出し、また、開
始時刻と終了時刻とが入力された場合には、メモリの容
量限界までデータを記憶させ得る時間間隔を算出しする
ようにした。よって、開始時刻から終了時刻までの時間
間隔毎の全データを欠落させることなく、しかもメモリ
の容量限界との関係において最大多数のデータを記憶す
ることができ、これによりメモリの記憶容量を効率的に
活用して有効なデータ記憶が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の外観平面図である。
【図3】同実施例のROMの一部領域に設けられたレジ
スタ群の概念図である。
スタ群の概念図である。
【図4】同実施例において測定開始時刻とインターバル
タイムが入力された場合のCPUの動作手順を示すフロ
ーチャートである。
タイムが入力された場合のCPUの動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図4のフローチャートの処理手順を具体例によ
り示す説明図である。
り示す説明図である。
【図6】同実施例において測定開始時刻と測定終了時刻
が入力された場合のCPUの動作手順を示すフローチャ
ートである。
が入力された場合のCPUの動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】図6のフローチャートの処理手順を具体例によ
り示す説明図である。
り示す説明図である。
2 表示部 3 温度センサ 4 モード切替ボタン 5 設定切替ボタン 6 第1時刻設定ボタン 7 第2時刻設定ボタン 11 CPU 14 RAM
Claims (2)
- 【請求項1】 開始時刻から終了時刻まで、時間間隔を
もって順次データをメモリに記憶するデータ記憶装置で
あって、 前記開始時刻を入力する開始時刻入力手段と、 前記時間間隔を入力する時間間隔入力手段と、 この両入力手段により入力された開始時刻と時間間隔と
に基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶させ
得る時刻を算出し、この時刻を前記終了時刻として設定
する終了時刻設定手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項2】 開始時刻から終了時刻まで、時間間隔を
もって順次データをメモリに記憶するデータ記憶装置で
あって、 前記開始時刻を入力する開始時刻入力手段と、 前記終了時刻を入力する終了時刻入力手段と、 この両入力手段により入力された開始時刻と終了時刻と
に基づき、前記メモリの容量限界までデータを記憶させ
得る時間間隔を算出して設定する時間間隔設定手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35635191A JPH05174160A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | データ記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35635191A JPH05174160A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | データ記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05174160A true JPH05174160A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18448594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35635191A Pending JPH05174160A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | データ記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05174160A (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP35635191A patent/JPH05174160A/ja active Pending
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