JPH05173257A - マイクロフィルムカメラ - Google Patents

マイクロフィルムカメラ

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JPH05173257A
JPH05173257A JP3126653A JP12665391A JPH05173257A JP H05173257 A JPH05173257 A JP H05173257A JP 3126653 A JP3126653 A JP 3126653A JP 12665391 A JP12665391 A JP 12665391A JP H05173257 A JPH05173257 A JP H05173257A
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JP
Japan
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JP3126653A
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English (en)
Inventor
Koichi Nagata
浩一 永田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフィルムカメラにおいて、バーコー
ド付きの原稿の撮影を行う場合、そのバーコードのデー
タの内容に応じて撮影条件を変更する。 【構成】 原稿10の原稿撮影位置17への給紙経路に
バーコードスキャナ16を配設する。バーコード22が
付された原稿10はバーコードスキャナ16の下方を通
過する際に、バーコード22が読み取られる。このバー
コードの体系に対応した撮影条件(例えばプリップマー
クの形状等)にて原稿10はマイクロフィルム27に撮
影される。バーコード22を読み取ることができない場
合、CPU11Aは撮影を中止することにより、誤った
撮影条件での撮影を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード付き原稿を撮
影するためのマイクロフィルムカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、保険申し込み用紙、宅配便の送り
状等の原稿についてはその管理を容易とするためにバー
コードが付されているものがある。そして、これらのバ
ーコード付き原稿をマイクロフィルムに撮影することが
行われているが、これは原稿のデータをデータベース化
して検索等の便宜に供するためである。
【0003】従来のマイクロフィルムカメラでは、原稿
に付されたバーコードをスキャナで読み取り、そのバー
コードの内容に基づいてその撮影条件を設定して、ロー
ル状のマイクロフィルムの1コマに対して1枚の原稿を
撮影し、そのコマの枠外のフィルムの余白部分に例えば
ブリップマークを写し込んでいた。このブリップマーク
はマイクロフィルムに撮影した原稿画像、すなわちコマ
を検索するためのマークであって、長さの異なる2種類
または3種類のマークが検索目的に応じて付されてい
る。したがって、この場合の撮影条件とは、撮影するブ
リップマークの種類(大マーク、小マーク等)を決定す
ることを意味している。
【0004】ところで、この原稿にあっては、その全て
についてバーコードが付されているとは限らないもので
あった。したがって、従来のマイクロフィルムカメラで
は、被撮影用の原稿についてバーコードが付されている
場合のみ、そのバーコードの内容に基づいて撮影モード
を変更し、そのモードで撮影およびブリップマークの写
し込みを行い、原稿にバーコードが付されていない場合
には、予め決められたモード(小マーク)にてブリップ
マークの写し込みを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイクロフィルムカメラにおいては、原稿の
汚れ等でスキャナがバーコードを読み取ることができな
い場合、原稿にバーコードが付されていないものと判断
していたために、このような場合には誤った撮影条件に
て撮影が行われる(ブリップマークが誤って写し込まれ
る)という問題があった。この結果、その後の原稿の撮
影モードを正確に判断して撮影した場合でも、そのマイ
クロフィルムについては検索を正確に行うことができな
くなってしまうという不都合が発生していた。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は、バーコードが付され
た原稿を撮影するマイクロフィルムカメラにおいて、原
稿の撮影時にそのバーコードの体系を読み取って判断す
ることにより撮影モードを変更可能とし、万一、バーコ
ードを読み取ることができない場合にはその原稿の撮影
を中止することによって、誤った条件での撮影を未然に
防止することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
に係るマイクロフィルムカメラは、撮影される全ての原
稿についてバーコードが付されており、これらの原稿に
ついてそのバーコードを読み取り、そのバーコードの体
系を判別して撮影条件を設定して原稿をマイクロフィル
ムに撮影するマイクロフィルムカメラである。
【0008】請求項2に記載された発明は、撮影される
全ての原稿についてバーコードが付されており、これら
の原稿についてそのバーコードを読み取り、そのバーコ
ードの体系を判別して撮影条件を設定して原稿をマイク
ロフィルムに撮影するマイクロフィルムカメラであっ
て、上記原稿についてバーコードを読み取ることができ
ない場合、原稿の撮影を中止するマイクロフィルムカメ
ラである。
【0009】
【作用】本発明に係るマイクロフィルムカメラによれ
ば、バーコードが付された原稿についてそのバーコード
を読み取り、そのバーコードの体系を判別して撮影条件
を設定して原稿をマイクロフィルムに撮影する。例えば
そのバーコード体系に応じて、撮影するブリップマーク
を大マークとしたり、小マークとしたりするものであ
る。この場合、撮影される原稿の全てについてバーコー
ドが付されている。そして、なんらかの原因によりその
バーコードを読み取ることができない場合、例えばバー
コードスキャナが所定の信号を出力しない場合には、そ
の原稿の撮影を中止することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例に係るマイクロフィルムカ
メラを図1〜図5を参照しながら以下に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るマイクロフ
ィルムカメラのシステム構成図である。図2は一実施例
に係るマイクロフィルムカメラの主要部の構成を示す模
式図である。図3は原稿のバーコードの位置を説明する
ための図である。図4は本実施例に係るマイクロフィル
ムカメラおよびバーコードスキャナの機能を説明するた
めのブロック図である。
【0012】マイクロフィルムカメラ1は、原稿台3
と、カメラヘッド11と、搬送ベルト12と、給紙トレ
イ13と、排紙トレイ14と、照明ランプ15と、バー
コードスキャナ160と、を含んで構成されている。
【0013】原稿台3の上面の撮影位置17には撮影さ
れる原稿10が位置決めされて載置され、その原稿撮影
位置17の上方にはカメラヘッド11が垂直なポスト4
によって支持、配設されている。このカメラヘッド11
はこの原稿台3の上面に対して接近離隔動自在に設けら
れている。
【0014】原稿10は給紙トレイ13に蓄えられ、フ
ィード機構5により給紙トレイ13から1枚ずつ送り出
されて搬送ベルト12により上記原稿台3の原稿撮影位
置17にセットされる。そして、撮影終了後、原稿17
は搬送ベルト12により排紙トレイ14に排出される構
成である。この給紙トレイ13は原稿台3の側面に、ま
た、排紙トレイ14は原稿台3の下方にそれぞれ固設さ
れている。図3に示すように、この原稿10には長方形
の原稿面の一定の位置、例えば左上隅にバーコード22
が例えば印刷、貼付等により付されている。このバーコ
ード22が原稿撮影位置17で常に一定の位置に配置さ
れるように、給紙トレイ13において原稿10はその表
裏面、上下方向等が整列されてストックされる。さら
に、原稿台3の斜め上方には1対の照明ランプ15が上
記ポスト4に支持されて設けられている。この照明ラン
プ15は原稿撮影位置17に位置決めされた原稿10を
撮影する際の光源となるものである。
【0015】図2に示すように、給紙トレイ13から搬
送ベルト12に原稿10をフィードするフィード機構5
は、ピックアップローラ21、サバキローラ20、搬送
ローラ23、24により構成されている。ピックアップ
ローラ20は給紙トレイ13から原稿10を取り込み、
上下一対のローラで構成されるサバキローラ20に原稿
10を送り込む。サバキローラ20は原稿10を1枚ず
つ搬送ローラ23に供給し、この搬送ローラ23はさら
に搬送ローラ24に原稿10を送る。
【0016】そして、これらの2つの搬送ローラ23、
24の間には原稿10のバーコード22を読み取るバー
コードスキャナ16が配設、固定されている。また、こ
のバーコードスキャナ16の入口側と出口側には2個の
センサ25、26が配設されている。これらのセンサ2
5、26は原稿10の有無を検出するもので、原稿サイ
ズの検出等もこれにより行うことができる。
【0017】バーコードスキャナ16は、図4に示すよ
うに、走査光学系16Aと、バーコード22を読み取る
光電変換素子16Bと、ビデオ回路16Cと、デコーダ
機能を有するCPU16Dとから構成されている。いわ
ゆるレーザスキャンタイプのスキャナである。バーコー
ドスキャナとしてはこの他にも例えばCCDラインセン
サを使用したものも考えられる。
【0018】走査光学系16Aは、原稿10のバーコー
ド22上をレーザ光にて走査し、反射光を光電変換素子
16Bに導く働きをなす。光電変換素子16Bは、この
反射光を電気信号に変換し、この電気信号はビデオ回路
16Cに供給される。ビデオ回路16Cは、この電気信
号の増幅等の処理を行った後、この信号をCPU16D
に供給する。CPU16Dはバーコード22のデコード
を行い、デコードされたデータを出力する。これは例え
ばデコードの際にチェックサムが誤っていれば読み取り
ミスをあらわすデータを出力するといったものである。
【0019】なお、図1に示すように、このマイクロフ
ィルムカメラ1には、バーコードスキャナ16でバーコ
ードが読み取れなかった場合のためにバーコードスキャ
ナ16とは別にマニュアルで読み取り操作することので
きるいわゆるペンタイプのバーコードスキャナ160も
設けられている。
【0020】図2に示すように、上記搬送ベルト12は
上記搬送ローラ24に近接して設けられており、搬送ロ
ーラ24から送出された原稿10はこの搬送ベルト12
に載置される。したがって、搬送ベルト12の走行によ
り原稿10はカメラヘッド11の下方で原稿撮影位置1
7に移動することとなる。
【0021】カメラヘッド11は、撮影レンズ28と、
シャッタと、一対のフィルムリール27と、これらのフ
ィルムリール27間に掛けわたされたロール状のマイク
ロフィルムと、を含んで構成されている。
【0022】さらに、このカメラヘッド11は、CPU
11Aと、ブリップ写し込み用LED11Bと、カウン
タ11Cと、フレームカウンタ写し込み用7セグメント
LED11Dと、を有している。
【0023】そして、上記バーコードスキャナ16から
のバーコード22の内容を示すバーコードデータはこの
CPU11Aに入力される。CPU11Aは、このバー
コードデータに対応した撮影条件を設定し、そのバーコ
ードの付された原稿10の撮影を行う。この撮影条件に
は、ブリップマークの種類、撮影の縮尺率、原稿の両面
撮影または片面撮影などの条件が含まれている。
【0024】したがって、CPU11Aは、このバーコ
ードデータに対応して、ブリップマークの形状、フレー
ムカウンタの値などをも決定し、ブリップ写し込み用L
ED11B、フレームカウンタ写し込み用7セグメント
LED11Dに所定の駆動信号を出力する。そして、ブ
リップ写し込み用LED11Bは、CPU11Aからの
信号を受け、所定の時間発光する。この結果、所望の大
きさのブリップマーク(大マークまたは小マーク)がマ
イクロフィルムのコマの枠外に写し込まれる。また、カ
ウンタ11Cの例えばコマ番号を示すデータはCPU1
1Aに入力され、このデータと上記撮影条件より、フレ
ームカウンタ写し込み用7セグメントLED11Dの表
示(例えば4桁の数値)が決定され、この表示がマイク
ロフィルムのコマの枠外に写し込まれる構成である。こ
の写し込まれた数値をフレームナンバとする。なお、ブ
リップマークとは、マイクロフィルムのコマ(原稿の撮
影領域)の枠外に写し込まれる矩形のマークをいい、こ
のブリップマークの形状(大きさ)を変えることによ
り、コマの検索に使用される。
【0025】また、バーコードスキャナ16からのバー
コードデータは、原稿撮影の縮尺率、原稿両面の撮影か
片面の撮影かなどの撮影条件のデータに、CPU11A
にてフレームカウンタのデータが附加されて、コンピュ
ータ2に供給される。なお、バーコードスキャナ16に
より読み取られたバーコードのデータをカメラヘッド1
1のCPU11Aを介さずにコンピュータ2に送っても
良い。コンピュータ2には例えばパソコン等が使用さ
れ、マイクロフィルムに撮影した原稿10のデータベー
スを作成するため等に用いられる。
【0026】このようにして構築されたデータベース
は、マイクロフィルムのコマの検索を行う場合には、こ
のコマに対応するバーコード22をコンピュータ2に入
力すれば、コンピュータ2は上記のコマに対応するフレ
ームナンバーを出力する。したがって、このフレームナ
ンバを自動検索機に入力することにより、必要とするマ
イクロフィルムのコマを捜し出すことができる。
【0027】なお、図1において、18は各種の操作用
スイッチが配設された操作パネルを示している。この操
作パネル18でのスイッチ等の操作により、上記フィー
ド機構5の駆動、上記搬送ベルト12の走行、上記カメ
ラヘッド11による撮影、コンピュータ2へのデータの
転送等の制御を行うことができる。
【0028】また、図3に示すバーコード22として
は、Code3of9、ITF、コーダバーなどのコー
ド体系のものを使用することができる。そして、これら
のバーコード22を用いて上記撮影条件を設定すること
ができる。例えば、原稿10に付すバーコード22のコ
ード体系を変更することにより撮影条件の設定を変更す
ることができる。すなわち、Code3of9のコード
体系のバーコード22をバーコードスキャナ16または
160で読み取った場合は、CPU11Aではブリップ
マークを小マークとして写し込み、コーダバーのコード
体系のバーコード22を読み取った場合は大マークとし
て写し込むように設定する。この撮影条件には、ブリッ
プマークの種類の他、撮影の縮尺率、原稿の両面撮影ま
たは片面撮影などの条件を含んでいる。また、全ての原
稿10に付すバーコード22としては単一のコード体系
のもののみを使用し、そのバーコード22の一部(下2
桁等)に上記撮影条件をあらわす情報を付加するように
してもよい。この場合、前記付加情報を読み取ることに
よって撮影条件の設定を行うようにすることができる。
【0029】図5は本実施例に係るマイクロフィルムカ
メラ1の動作を説明するためのCPU11Aで実行され
るプログラムを示すフローチャートである。
【0030】まず、撮影すべき複数の原稿10を給紙ト
レイ13にセットして、スタートスイッチをONにし
(ステップS1)、バーコードスキャナ16をONにす
る(S2)。この結果、バーコードスキャナ16では原
稿10のバーコード22の読み取りが可能な状態とな
る。また、これらの原稿10にはCode3of9また
はコーダバーによるバーコード22が付されている。そ
して、このCode3of9のバーコード22を読み取
るとその原稿10についてはブリップマークとしては大
マークを、コーダバーの場合は小マークを、それぞれ写
し込むように撮影条件を設定している。
【0031】次に、原稿の給紙を行う(S3)。すなわ
ち、フィード機構5を駆動してピックアップローラ21
により給紙トレイ13から原稿10をピックアップして
サバキローラ20に送り、さらに、搬送ローラ23に送
る。そして、この原稿10が入口側のセンサ25を通過
すると、センサ25がONになる(S4)。さらに、原
稿10がバーコードスキャナ16を通過する際に、この
原稿10に付されたバーコード22は光電変換素子16
Bにより読み取られる(S5)。原稿10が搬送されて
出口側のセンサ26を通過し終わると、このセンサ26
はOFFとなる(S6)。なお、原稿10は搬送ローラ
24の回転により搬送ベルト12に搭載され、原稿台3
の原稿撮影位置17に送られる。この原稿撮影位置17
に原稿10が到達すると、搬送ベルト12は停止する。
【0032】次に、原稿10がセンサ25、26を通過
する間にバーコードスキャナ16がそのバーコード22
を読み取ることができたかを判断し(S7)、読み取れ
ない場合は(判断の結果がNO)マイクロフィルムカメ
ラ1のすべての動作を一時停止させ(S8)、カメラヘ
ッド11による原稿撮影は中止させられる。この読み取
れない場合とは、原稿10についてバーコード22を全
く読み取ることができない場合を含むものとする。原稿
10がセンサ25、26を通過し終わるまでにバーコー
ドスキャナ16がバーコードを読み取らない場合には読
み取りミスが生じたと判断される。また、例えばCPU
16Dでのデコードの際にチェックサムが誤っていれば
読み取りミスが生じているものとする。このような場合
に全ての動作を停止させるのは、マイクロフィルムに撮
影がなされた場合に誤ったブリップマークが写し込まれ
ることを防止するためである。
【0033】そして、この場合、バーコードスキャナ1
60、または、操作パネル18のスイッチの操作より、
オペレータは上記原稿10のバーコード22のデータを
改めて入力すると(S9)、ステップS10が実行され
ることとなる。オペレータは再度、バーコードスキャナ
160によりバーコード22の読み取りを行い、それで
も読み取りが不可能の場合には操作パネル18より撮影
条件の設定を行うものである。
【0034】一方、ステップS7の判断の結果がYES
であれば、バーコード22について読み取りミスが生じ
ていないので、ステップS10が実行される。ステップ
S10では、読み取られたバーコード22のデータがC
ode3of9であるかどうかを判断する(バーコード
の体系を判別する)。判断の結果がYESであれば、撮
影条件(撮影モード)が変更される(S12)。すなわ
ち、ブリップマークとして大マークを写し込むようにC
PU11Aの設定が変更される。この変更後の撮影条件
のデータと、上記バーコード22のデータはコンピュー
タ2に送られ(S13)、さらに、ステップS14が実
行される。
【0035】ステップS10での判断の結果がNOであ
れば、すなわち読み取ったバーコード22がコーダバー
の体系に属するものであれば、この時点の撮影条件(ブ
リップマークは小マーク)と、上記バーコード22のデ
ータとが、コンピュータ2に送られ(S11)、ステッ
プS14が実行される。
【0036】ステップS14では、カメラヘッド11に
より上記原稿10の撮影が行われる。すなわち、シャッ
タが一定時間開かれてマイクロフィルムのコマに原稿1
0が露光される。ブリップマークはこのコマの枠外の余
白部分に小マークまたは大マークとして写し込まれる。
これはCPU11Aによりブリップ写し込み用LED1
1Bの発光時間を調節することによる。このとき、マイ
クロフィルムも所定の速度で巻取られている。さらに、
CPU11Aはフレームカウンタ写し込み用7セグメン
トLEDの数値をセットして4桁の数値をそのコマの枠
外に写し込むものである。なお、原稿撮影位置17にて
撮影の終了した原稿10は搬送ベルト12の走行によ
り、排紙トレイ14に排出される。そして、この撮影が
終了するとステップS3に戻り、同様の手順で次の原稿
10が給紙、撮影される。
【0037】したがって、上記マイクロフィルムカメラ
1の動作において、バーコード22の読み取りミスが生
じても、誤った撮影条件での撮影を未然に防止できる。
さらに、原稿10にバーコードが付されていない場合
は、上記ステップS8で撮影等の動作が中止されるの
で、その原稿10を原稿撮影位置17から取り除いて再
スタートすることにより、バーコードが付された正規の
原稿10による原稿撮影を続行することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、マイクロフィルムカメラにおいて、原稿に付された
バーコードを読み取り、そのバーコード体系を判別する
ことによってカメラの撮影条件を変更することができ、
バーコードを読み取れない場合には撮影を中止し、誤っ
た条件での撮影を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマイクロフィルムカメ
ラのシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係るマイクロフィルムカメ
ラの主要部の構成を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施例に係るバーコード付き原稿を
示した図である。
【図4】本発明の一実施例に係るマイクロフィルムカメ
ラ、および、バーコードスキャナを示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の一実施例に係るマイクロフィルムカメ
ラの動作をあらわすフローチャートである。
【符号の説明】
10 原稿 11 カメラヘッド 11A CPU 11B ブリップ写し込み用LED 11D フレームカウンタ写し込み用7セグメントLE
D 16 バーコードスキャナ 22 バーコード 28 撮影レンズ 160 バーコードスキャナ(マニュアル用)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影される全ての原稿についてバーコー
    ドが付されており、これらの原稿についてそのバーコー
    ドを読み取り、そのバーコードの体系を判別して撮影条
    件を設定して原稿をマイクロフィルムに撮影することを
    特徴とするマイクロフィルムカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影される全ての原稿についてバーコー
    ドが付されており、これらの原稿についてそのバーコー
    ドを読み取り、そのバーコードの体系を判別して撮影条
    件を設定して原稿をマイクロフィルムに撮影するマイク
    ロフィルムカメラであって、 上記原稿についてバーコードを読み取ることができない
    場合、原稿の撮影を中止することを特徴とするマイクロ
    フィルムカメラ。
JP3126653A 1991-04-30 1991-04-30 マイクロフィルムカメラ Pending JPH05173257A (ja)

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