JPH05173072A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH05173072A
JPH05173072A JP35490591A JP35490591A JPH05173072A JP H05173072 A JPH05173072 A JP H05173072A JP 35490591 A JP35490591 A JP 35490591A JP 35490591 A JP35490591 A JP 35490591A JP H05173072 A JPH05173072 A JP H05173072A
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JP
Japan
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lens
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negative
object side
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Application number
JP35490591A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kono
哲生 河野
Hiroyuki Matsumoto
博之 松本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/986,456 priority patent/US5539582A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】変倍比2〜4程度の全変倍範囲にわたって高い
光学性能を維持しつつ、低コスト化及びコンパクト化を
達成する。 【構成】物体側から順に負の第1群L1,正の第2群L2,
負の第3群L3とから構成する。広角端Wから望遠端Tへの
変倍の際に第1群L1と第2群L2との間隔及び第2群L2と
第3群L3との間隔を減らしながら、全ての群L1〜L3を移
動させて変倍を行う。第2群L2を物体側から順に正・負
・正の3枚のレンズで構成し、条件式0.6<f2/fW<1.
0,0.2<f2/fT<0.4を満足するようにする。ここで、f
2は第2群の焦点距離,fWは広角端での全系の焦点距
離、fTは望遠端での全系の焦点距離である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズに関する
ものであり、更に詳しくはズームレンズ内蔵型レンズシ
ャッターカメラ用のズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ズームレンズ内蔵型レンズシャッ
ターカメラのコンパクト化,低コスト化を達成するため
に、撮影レンズのコンパクト化,低コスト化が要望され
ている。その一方でズーム比の大きいズームレンズ系が
望まれている。ズームレンズにおいて、ズーミングに際
するレンズの移動量も含め、ズーム比を確保しつつレン
ズ系をコンパクト化するには、各群の屈折力を強くする
必要がある。
【0003】しかし、性能を維持しながら屈折力を強く
していくのはレンズ枚数を増加させる方向であるといえ
る。一方、低コスト化のためにはレンズ枚数を削減する
のが効果的である。このように、ズーム比を確保した上
でのレンズ系のコンパクト化と低コスト化には相反する
要素が多分に含まれているのである。
【0004】光学性能を維持しつつコンパクト化や高変
倍比化を狙ったズームレンズとしては、物体側から順に
負の屈折力の第1群,正の屈折力の第2群及び負の屈折
力の第3群の3つのレンズ群から構成され、それぞれの
群を移動させて変倍を行うズームレンズが提案されてい
る(特開昭64-72114号,特開平2-63007号,同2-181715
号,同2-201409号等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のズームレンズは、いずれも現在要望されているコンパ
クト化及び低コスト化を満たしているとはいえない。つ
まり、上記ズームレンズでは、光学性能を維持しつつレ
ンズ枚数を削減し、コストを低く押さえるのは難しく、
また、コンパクト化についても十分達成されているとは
いえないのである。
【0006】そこで、このような状況に鑑み、本発明で
は変倍比2〜4程度の全変倍範囲にわたって高い光学性
能を有し、少ないレンズ枚数で低コスト化及びコンパク
ト化が達成され、かつ、レンズシャッターカメラに好適
なズームレンズを提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、物体側から順に負の屈折力を有する第
1群と,正の屈折力を有する第2群と,負の屈折力を有
する第3群とから成り、広角端から望遠端への変倍の際
に前記第1群と第2群との間隔及び前記第2群と第3群
との間隔を減らしながら、全ての群を移動させて変倍を
行うズームレンズであって、前記第2群を物体側から順
に正レンズ,負レンズ及び正レンズの3枚で構成すると
ともに、次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴と
している。 0.6<f2/fW<1.0 ……(1) 0.2<f2/fT<0.4 ……(2) ここで、 f2:第2群の焦点距離 fW:広角端での全系の焦点距離 fT:望遠端での全系の焦点距離 である。
【0008】更に、次の条件式(3)を満足する構成とす
るのが好ましい。 2<fT/fW<4 ……(3)
【0009】上記のように、負・正・負の3成分ズーム
レンズにおいて、第2群のレンズの並びを規定し、全て
の群、つまり第1群,第2群及び第3群の3つのレンズ
群を例えば物体側へ移動させる構成とすることにより、
広角端から望遠端までレンズ系全体を対称的な屈折力配
置とすることができ、光学性能、特に歪曲収差を良好に
補正することが可能となる。
【0010】また、前記条件式(1)及び(2)を満足するこ
とにより、全ズーム域にわたり、画面中心から周辺まで
更に良好な光学性能を確保することができる。条件式
(1)及び(2)は、第2群の焦点距離と広角端での全系の焦
点距離及び望遠端での全系の焦点距離の比を規定するも
のであり、下限値を越えると、第2群の屈折力が強くな
りすぎるためコンパクト化には有利となるが、条件式
(3)で規定されるズーム域で球面収差の補正が困難にな
る。上限値を越えると、第2群の屈折力が弱くなりすぎ
るので全長の増大を招き、本発明の目的に反してしま
う。
【0011】前記第2群中に非球面レンズを用いるのが
好ましい。特に、物体側から順に負の屈折力を有する第
1群と,正の屈折力を有する第2群と,負の屈折力を有
する第3群とから成り、広角端から望遠端への変倍の際
に前記第1群と第2群との間隔及び前記第2群と第3群
との間隔を減らしながら全ての群を移動させて変倍を行
うズームレンズであって、前記第2群中最も物体側の面
を非球面にするのが、良好な光学性能を確保する上で有
効である。
【0012】尚、非球面は次の条件式(4)を満足するの
が好ましい。条件式(4)は、非球面の最大有効径をYmax
とするとき、0.7Ymax<y<Ymaxの任意の光軸垂直方向高
さyに対して、 -0.01<φ2・(N'-N)・(d/dy)・{X(y)-X0(y)}<0.005 ……(4) ここで、φ2:第2群の屈折力 N :非球面の物体側媒質の屈折率 N' :非球面の像側媒質の屈折率 X(y):非球面の面形状 X0(y):非球面の参照球面形状 である。但し、X(y)及びX0(y)は、後記数1及び数2の
式で定義するものとする。
【0013】条件式(4)は、非球面の形状を規定する式
であり、球面収差及び望遠側での軸外光束のフレアーを
補正するための条件である。この式(4)の上限値を越え
ると、ズーム全域で球面収差がアンダー側へ倒れる傾向
が著しくなるとともに望遠側での軸外光束のフレアーが
著しく発生する。下限値を越えると、ズーム全域で球面
収差がオーバー側へ倒れるとともに望遠側での軸外光束
のフレアーの補正過剰の傾向が著しくなる。
【0014】尚、前記非球面レンズとして両面非球面レ
ンズを用いると、更にバランスよく球面収差と望遠側で
の軸外光束のフレアーを補正することができる。つま
り、一方の非球面での球面収差及びフレアーの補正過不
足分をもう一方の非球面で補正することが可能となる。
【0015】一方の面は上記非球面の式(4)を満足し、
もう一方の非球面は次の条件式(5)を満足するのが望ま
しい。条件式(5)は、非球面の最大有効径をYmaxとする
とき、0.7Ymax<y<Ymaxの任意の光軸垂直方向高さyに
対して、 -0.01<φ2・(N'-N)・(d/dy)・{X(y)-X0(y)}<0.01 ……(5) である。
【0016】この式(5)の上限値を越えると、球面収差
及びフレアーの補正不足となる。下限値を越えると、球
面収差及びフレアーの補正過剰となる。
【0017】また、本発明では、広角端から望遠端近辺
の中帯光束のフレアーをカットするために前記第1群と
第2群との間に変倍中に可動の光束規制板(以下「遮光
板」ともいう)を設けるのが好ましい。
【0018】更に、本発明では色収差の補正のために、
前記第1群及び第3群をそれぞれ正・負の2枚のレンズ
で構成するのが好ましい。正レンズ,負レンズの配置
は、第1群で物体側から順に正レンズ,負レンズ、第3
群で物体側から順に負レンズ,正レンズとすることによ
り、光学系全体が対称的な屈折力配置となり、諸収差の
補正に有利となる。
【0019】また、第3群中に非球面を用いることによ
り、更に良好な光学性能が得られる。かかる非球面は次
の条件式(6)を満足するのが好ましい。条件式(6)は、非
球面の最大有効径をYmaxとするとき、0<y<Ymaxの任意
の光軸垂直方向高さyに対して、 -0.05<φ3・(N'-N)・(d/dy)・{X(y)-X0(y)}<0 ……(6) ここで、φ3:第3群の屈折力である。
【0020】この式(6)の上限値を越えると、広角側で
の正の歪曲収差が大きくなるとともに、望遠側での球面
収差がオーバー側へ倒れてしまう。下限値を越えると、
広角側での負の歪曲収差が大きくなるとともに、望遠側
での球面収差がアンダー側へ倒れてしまう。
【0021】また、第2群中の最も物体側の正レンズ
は、次の条件式(7)を満足するのが望ましい。 -1.3<(r1-r2)/(r1+r2)<-0.9 ……(7) ここで、r1:物体側の面の曲率半径 r2:像側の面の曲率半径 である。
【0022】この式(7)は、第2群中の最も物体側の正
レンズの形状を規定する式であり、下限値を越えると、
球面収差がオーバー側へ倒れるとともにバックフォーカ
スが長くなるために全長の増大を招く。上限値を越える
と、球面収差がアンダー側へ倒れるとともにバックフォ
ーカスが短くなるために広角側で軸外照度を十分確保す
るためには、第3群のレンズ径が大きくなる。
【0023】以上のように、本発明の構成により高倍率
で、コンパクトで、レンズ枚数の少ないズームレンズを
得ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係るズームレンズの実施例を
示す。但し、各実施例において、ri(i=1,2,3,...)は物
体側から数えてi番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)
は物体側から数えてi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,
2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の
レンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、
fは全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
【0025】尚、実施例中、曲率半径に*印を付した面
は非球面で構成された面であることを示し、前記非球面
の面形状(X(y))を表わす数1の式で定義するものとす
る。
【0026】<実施例1> f=36.1〜60.6〜101.8 FNO=3.7〜5.8〜8.7 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 2428.363 d1 1.500 N1 1.71300 ν1 53.93 r2 16.251 d2 1.600 r3 17.906 d3 4.200 N2 1.63980 ν2 34.55 r4 63.604 d4 19.931〜13.439〜3.200 r5* 14.696 d5 5.200 N3 1.62041 ν3 60.29 r6 -124.138 d6 0.250 r7 -649.697 d7 5.050 N4 1.84666 ν4 23.82 r8 13.930 d8 0.550 r9 21.323 d9 3.770 N5 1.68893 ν5 31.16 r10 -42.124 d10 1.000 r11 ∞(絞り) d11 15.818〜5.604〜3.000 r12* -58.120 d12 3.400 N6 1.58340 ν6 30.23 r13 -19.853 d13 3.100 r14 -15.334 d14 1.500 N7 1.69680 ν7 56.47 r15 -724.029
【0027】[非球面係数] r5 :ε=0.10000×10 A4 =-0.21494×10-4 A6 =-0.79914×10-7 A8 =-0.42363×10-9 A10=-0.53532×10-12 A12= 0.22474×10-13 r12 :ε=0.10000×10 A4 = 0.10053×10-4 A6 =-0.19089×10-7 A8 = 0.40223×10-9 A10= 0.52816×10-11 A12=-0.38351×10-13
【0028】<実施例2> f=40.0〜60.6〜98.0 FNO=4.1〜6.4〜10.1 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 214.400 d1 1.449 N1 1.72000 ν1 50.31 r2 19.024 d2 1.590 r3 18.204 d3 5.500 N2 1.66446 ν2 35.84 r4* 45.212 d4 12.238〜5.754〜2.101 r5 ∞(遮光板) d5 5.046〜5.046〜1.046 r6* 13.831 d6 3.500 N3 1.60311 ν3 60.74 r7* -5359.917 d7 1.200 r8 -156.961 d8 3.000 N4 1.84666 ν4 23.82 r9* 15.633 d9 0.900 r10 23.142 d10 3.600 N5 1.65446 ν5 33.86 r11 -23.478 d11 1.000 r12 ∞(絞り) d12 9.540〜5.401〜2.500 r13* -60.107 d13 3.500 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -18.746 d14 2.902 r15 -11.433 d15 1.560 N7 1.71300 ν7 53.93 r16 567.028
【0029】[非球面係数] r4 :ε=0.10000×10 A4 = 0.10373×10-4 A6 = 0.10681×10-6 A8 =-0.31850×10-8 A10= 0.45910×10-10 A12=-0.21619×10-12 r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.65323×10-4 A6 =-0.89345×10-6 A8 =-0.87765×10-8 A10= 0.51935×10-10 A12=-0.10888×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 =-0.92872×10-4 A6 =-0.58409×10-6 A8 =-0.19615×10-8 A10= 0.42039×10-10 A12= 0.10855×10-12 r9 :ε=0.10000×10 A4 = 0.59177×10-4 A6 =-0.61332×10-6 A8 =-0.29850×10-8 A10= 0.19471×10-10 A12= 0.62259×10-12 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.51473×10-4 A6 =-0.42616×10-6 A8 = 0.12684×10-7 A10=-0.42975×10-10 A12=-0.31709×10-12
【0030】<実施例3> f=36.0〜60.6〜101.8 FNO=4.1〜5.9〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 298.861 d1 1.449 N1 1.72000 ν1 50.31 r2 17.923 d2 1.590 r3 19.377 d3 5.500 N2 1.66446 ν2 35.84 r4 70.592 d4 17.193〜7.790〜2.101 r5 ∞(遮光板) d5 6.125〜6.125〜1.125 r6* 14.401 d6 3.713 N3 1.62041 ν3 60.29 r7* -503.360 d7 1.209 r8 -59.475 d8 4.251 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 16.422 d9 0.550 r10 25.229 d10 3.754 N5 1.68893 ν5 31.16 r11 -21.860 d11 1.000 r12 ∞(絞り) d12 11.996〜5.688〜2.500 r13* -57.921 d13 3.500 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -18.939 d14 2.902 r15 -11.752 d15 1.560 N7 1.72000 ν7 52.14 r16 -171.924
【0031】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.80644×10-5 A6 = 0.31161×10-6 A8 =-0.10303×10-7 A10= 0.13163×10-9 A12=-0.11772×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 = 0.29256×10-4 A6 = 0.16918×10-6 A8 =-0.48913×10-8 A10=-0.90163×10-11 A12=-0.19732×10-13 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.42605×10-4 A6 =-0.13540×10-6 A8 = 0.71363×10-8 A10=-0.35864×10-10 A12= 0.59236×10-14
【0032】<実施例4> f=36.0〜60.6〜101.8 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 120.758 d1 1.100 N1 1.72000 ν1 50.31 r2 16.837 d2 1.850 r3 18.292 d3 4.000 N2 1.68893 ν2 31.16 r4 41.695 d4 12.174〜6.241〜2.300 r5 ∞(遮光板) d5 6.000〜6.000〜0.600 r6* 14.104 d6 4.500 N3 1.60311 ν3 60.74 r7* -1064.248 d7 0.500 r8 -83.533 d8 4.000 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 18.197 d9 1.300 r10 32.230 d10 3.650 N5 1.65446 ν5 33.86 r11 -20.465 d11 1.650 r12 ∞(絞り) d12 12.994〜5.886〜3.100 r13* -61.538 d13 3.750 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -17.443 d14 2.450 r15 -11.413 d15 1.000 N7 1.74400 ν7 44.93 r16 -119.322
【0033】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.13490×10-4 A6 = 0.57968×10-6 A8 =-0.28297×10-7 A10= 0.58215×10-9 A12=-0.43174×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 = 0.43054×10-4 A6 = 0.42251×10-6 A8 =-0.24463×10-7 A10= 0.64551×10-9 A12=-0.57864×10-11 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.46482×10-4 A6 =-0.16344×10-6 A8 = 0.91403×10-8 A10=-0.89265×10-10 A12= 0.45987×10-12
【0034】<実施例5> f=39.1〜60.6〜101.9 FNO=4.5〜6.4〜8.5 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 76.106 d1 1.550 N1 1.74400 ν1 44.93 r2 16.547 d2 1.100 r3 17.430 d3 5.500 N2 1.65446 ν2 33.72 r4 51.215 d4 19.070〜11.944〜2.100 r5 ∞(遮光板) d5 5.154〜 5.154〜1.154 r6* 13.569 d6 3.650 N3 1.62041 ν3 60.29 r7* -1049.395 d7 0.323 r8 -1032.791 d8 3.550 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 13.188 d9 0.800 r10 28.688 d10 3.000 N5 1.67339 ν5 29.25 r11* -22.310 d11 1.000 r12 ∞(絞り) d12 11.893〜 5.893〜2.500 r13* -46.503 d13 3.800 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -17.100 d14 2.600 r15 -11.781 d15 1.594 N7 1.72000 ν7 50.31 r16 -199.744
【0035】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.93063×10-4 A6 =-0.10854×10-5 A8 =-0.17008×10-7 A10=-0.31903×10-9 A12=-0.37656×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 =-0.87050×10-4 A6 =-0.13431×10-5 A8 =-0.24187×10-7 A10=-0.88723×10-10 A12= 0.14126×10-13 r11 :ε=0.10000×10 A4 =-0.15039×10-4 A6 = 0.51153×10-6 A8 =-0.11113×10-7 A10=-0.12675×10-9 A12=-0.79311×10-12 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.42860×10-4 A6 =-0.33337×10-6 A8 = 0.13916×10-7 A10=-0.13735×10-9 A12= 0.60406×10-12
【0036】<実施例6> f=36.0〜60.6〜101.8 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 122.843 d1 1.100 N1 1.72000 ν1 50.31 r2 16.636 d2 1.850 r3 18.328 d3 4.000 N2 1.70055 ν2 30.11 r4 42.144 d4 17.819〜11.719〜2.300 r5 ∞(絞り) d5 0.600 r6* 14.075 d6 4.500 N3 1.60311 ν3 60.74 r7* -2575.261 d7 0.500 r8 -79.004 d8 4.000 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 18.259 d9 1.300 r10 33.820 d10 3.650 N5 1.66446 ν5 35.84 r11 -19.939 d11 14.297〜7.320〜4.600 r12* -61.107 d12 3.750 N6 1.58340 ν6 30.23 r13 -17.994 d13 2.600 r14 -12.421 d14 1.000 N7 1.77250 ν7 49.77 r15 -175.424
【0037】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.97191×10-5 A6 = 0.71675×10-6 A8 =-0.28744×10-7 A10= 0.57159×10-9 A12=-0.41336×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 = 0.51121×10-4 A6 = 0.59017×10-6 A8 =-0.26510×10-7 A10= 0.66516×10-9 A12=-0.58622×10-11 r12 :ε=0.10000×10 A4 = 0.38379×10-4 A6 =-0.34412×10-6 A8 = 0.12398×10-7 A10=-0.15708×10-9 A12= 0.83494×10-12
【0038】<実施例7> f=28.8〜54.2〜101.9 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 606.516 d1 1.100 N1 1.78831 ν1 47.32 r2 18.766 d2 2.050 r3 20.729 d3 4.800 N2 1.74000 ν2 28.26 r4 57.757 d4 17.162〜9.986〜2.300 r5 ∞(遮光板) d5 5.700〜5.700〜0.600 r6* 13.311 d6 3.800 N3 1.51728 ν3 69.43 r7* 4989.519 d7 0.500 r8 -224.009 d8 4.050 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 16.925 d9 1.250 r10 26.126 d10 3.800 N5 1.66446 ν5 35.84 r11 -22.103 d11 1.700 r12 ∞(絞り) d12 14.118〜5.248〜3.100 r13* -46.488 d13 4.050 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -19.003 d14 3.500 r15 -11.902 d15 1.000 N7 1.72000 ν7 50.31 r16 -104.983
【0039】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.29926×10-4 A6 = 0.33426×10-6 A8 =-0.32306×10-7 A10= 0.59764×10-9 A12=-0.55497×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 = 0.35204×10-4 A6 =-0.82040×10-7 A8 =-0.18379×10-7 A10= 0.37274×10-9 A12=-0.41948×10-11 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.33856×10-4 A6 =-0.27886×10-6 A8 = 0.89087×10-8 A10=-0.79899×10-10 A12= 0.35641×10-12
【0040】<実施例8> f=36.1〜60.6〜101.9 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 122.843 d1 1.100 N1 1.72000 ν1 50.31 r2 16.636 d2 1.850 r3 18.328 d3 4.000 N2 1.70055 ν2 30.11 r4 42.144 d4 18.419〜12.319〜2.900 r5* 14.075 d5 4.500 N3 1.60311 ν3 60.74 r6* -2575.261 d6 0.500 r7 -79.004 d7 4.000 N4 1.84666 ν4 23.82 r8 18.259 d8 1.300 r9 33.820 d9 3.650 N5 1.66446 ν5 35.84 r10 -19.939 d10 1.500 r11 ∞(絞り) d11 12.797〜5.820〜3.100 r12* -61.107 d12 3.750 N6 1.58340 ν6 30.23 r13 -17.994 d13 2.600 r14 -12.421 d14 1.000 N7 1.77250 ν7 49.77 r15 -175.424
【0041】[非球面係数] r5 :ε=0.10000×10 A4 =-0.99523×10-5 A6 = 0.72280×10-6 A8 =-0.28790×10-7 A10= 0.57130×10-9 A12=-0.41301×10-11 r6 :ε=0.10000×10 A4 = 0.50891×10-4 A6 = 0.59506×10-6 A8 =-0.26495×10-7 A10= 0.66471×10-9 A12=-0.58689×10-11 r12 :ε=0.10000×10 A4 = 0.38417×10-4 A6 =-0.34333×10-6 A8 = 0.12401×10-7 A10=-0.15738×10-9 A12= 0.83719×10-12
【0042】<実施例9> f=40.2〜68.4〜116.4 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 121.418 d1 1.226 N1 1.72000 ν1 52.14 r2 18.550 d2 2.061 r3 20.192 d3 4.457 N2 1.68893 ν2 31.16 r4 46.835 d4 14.973〜7.835〜2.400 r5 ∞(遮光板) d5 6.686〜6.686〜0.686 r6* 15.757 d6 5.014 N3 1.60311 ν3 60.74 r7* -1556.274 d7 0.557 r8 -92.764 d8 4.457 N4 1.84666 ν4 23.82 r9 20.204 d9 1.449 r10 36.884 d10 4.067 N5 1.66446 ν5 35.84 r11 -23.216 d11 1.839 r12 ∞(絞り) d12 14.637〜6.485〜3.350 r13* -68.221 d13 4.179 N6 1.58340 ν6 30.23 r14 -19.576 d14 2.730 r15 -12.696 d15 1.114 N7 1.72000 ν7 50.31 r16 -173.269
【0043】[非球面係数] r6 :ε=0.10000×10 A4 =-0.11865×10-4 A6 = 0.70485×10-6 A8 =-0.23732×10-7 A10= 0.34975×10-9 A12=-0.18569×10-11 r7 :ε=0.10000×10 A4 = 0.30289×10-4 A6 = 0.54341×10-6 A8 =-0.21916×10-7 A10= 0.39067×10-9 A12=-0.24155×10-11 r13 :ε=0.10000×10 A4 = 0.38286×10-4 A6 =-0.32483×10-6 A8 = 0.10535×10-7 A10=-0.11131×10-9 A12= 0.50736×10-12
【0044】<実施例10> f=28.8〜54.2〜101.8 FNO=4.1〜6.1〜8.2 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 606.516 d1 1.100 N1 1.78831 ν1 47.31 r2 18.770 d2 2.050 r3 20.712 d3 4.800 N2 1.74000 ν2 28.26 r4 57.592 d4 22.827〜15.674〜2.900 r5* 13.312 d5 3.800 N3 1.51728 ν3 69.43 r6* 4913.039 d6 0.500 r7 -222.676 d7 4.050 N4 1.84666 ν4 23.82 r8 16.928 d8 1.250 r9 26.110 d9 3.800 N5 1.66446 ν5 35.84 r10 -22.108 d10 1.700 r11 ∞(絞り) d11 14.137〜5.252〜3.100 r12* -46.710 d12 4.050 N6 1.58340 ν6 30.23 r13 -18.957 d13 3.500 r14 -11.890 d14 1.000 N7 1.72000 ν7 50.31 r15 -106.553
【0045】[非球面係数] r5 :ε=0.10000×10 A4 =-0.30969×10-4 A6 = 0.39646×10-6 A8 =-0.33033×10-7 A10= 0.59062×10-9 A12=-0.54401×10-11 r6 :ε=0.10000×10 A4 = 0.34361×10-4 A6 = 0.24315×10-9 A8 =-0.19905×10-7 A10= 0.37340×10-9 A12=-0.40838×10-11 r12 :ε=0.10000×10 A4 = 0.34876×10-4 A6 =-0.35833×10-6 A8 = 0.11263×10-7 A10=-0.11036×10-9 A12= 0.49678×10-12
【0046】図1,図3,図5,図7,図9,図11,
図13,図15,図17及び図19は、それぞれ前記実
施例1〜10に対応するレンズ構成図であり、広角端
(W)での配置を示している。各図中の矢印(m1),(m2)及び
(m3)は、それぞれ第1群(L1),第2群(L2)及び第3群(L
3)の広角端(W)から望遠端(T)にかけての移動を模式的に
示している。尚、図3,図5,図7,図9,図13及び
図17中の矢印(mS)は、遮光板(S1)の広角端(W)から望
遠端(T)にかけての移動を模式的に示している。
【0047】実施例1は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,両凸の正レンズ,両凹の負
レンズ,両凸の正レンズ及び絞り(S)から成る第2群(L
2)と,像側に凸の正メニスカスレンズ及び像側に凸の負
メニスカスレンズから成る第3群(L3)とから構成されて
いる。尚、第2群(L2)中の物体側の正レンズの物体側の
面及び第3群(L3)中の正メニスカスレンズの物体側の面
は非球面である。
【0048】実施例2は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,遮光板(S1)と,両凸の正レ
ンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レンズ及び絞り(S2)か
ら成る第2群(L2)と,像側に凸の正メニスカスレンズ及
び両凹の負レンズから成る第3群(L3)とから構成されて
いる。尚、第1群(L1)中の正レンズの像側の面,第2群
(L2)中の物体側の正レンズの両面及び負レンズの像側の
面並びに第3群(L3)中の正メニスカスレンズの物体側の
面は非球面である。
【0049】実施例3,実施例4及び実施例9は、物体
側より順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ及び物体
側に凸の正メニスカスレンズから成る第1群(L1)と,遮
光板(S1)と,両凸の正レンズ,両凹の負レンズ,両凸の
正レンズ及び絞り(S2)から成る第2群(L2)と,像側に凸
の正メニスカスレンズ及び像側に凸の負メニスカスレン
ズから成る第3群(L3)とから構成されている。尚、第2
群(L2)中の物体側の正レンズの両面及び第3群(L3)中の
正メニスカスレンズの物体側の面は非球面である。
【0050】実施例5は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,遮光板(S1)と,両凸の正レ
ンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レンズ及び絞り(S2)か
ら成る第2群(L2)と,像側に凸の正メニスカスレンズ及
び像側に凸の負メニスカスレンズから成る第3群(L3)と
から構成されている。尚、第2群(L2)中の物体側の正レ
ンズの両面及び像側の正レンズの像側の面並びに第3群
(L3)中の正メニスカスレンズの物体側の面は非球面であ
る。
【0051】実施例6は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,絞り(S),両凸の正レン
ズ,両凹の負レンズ及び両凸の正レンズから成る第2群
(L2)と,像側に凸の正メニスカスレンズ及び像側に凸の
負メニスカスレンズから成る第3群(L3)とから構成され
ている。尚、第2群(L2)中の物体側の正レンズの両面及
び第3群(L3)中の正メニスカスレンズの物体側の面は非
球面である。
【0052】実施例7は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,遮光板(S1)と,物体側に凸
の正メニスカスレンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レン
ズ及び絞り(S2)から成る第2群(L2)と,像側に凸の正メ
ニスカスレンズ及び像側に凸の負メニスカスレンズから
成る第3群(L3)とから構成されている。尚、第2群(L2)
中の物体側の正レンズの両面及び第3群(L3)中の正メニ
スカスレンズの物体側の面は非球面である。
【0053】実施例8は、物体側より順に、物体側に凸
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズから成る第1群(L1)と,両凸の正レンズ,両凹の負
レンズ,両凸の正レンズ及び絞り(S)から成る第2群(L
2)と,像側に凸の正メニスカスレンズ及び像側に凸の負
メニスカスレンズから成る第3群(L3)とから構成されて
いる。尚、第2群(L2)中の物体側の正レンズの両面及び
第3群(L3)中の正メニスカスレンズの物体側の面は非球
面である。
【0054】実施例10は、物体側より順に、物体側に
凸の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカス
レンズから成る第1群(L1)と,物体側に凸の正メニスカ
スレンズ,両凹の負レンズ,両凸の正レンズ及び絞り
(S)から成る第2群(L2)と,像側に凸の正メニスカスレ
ンズ及び像側に凸の負メニスカスレンズから成る第3群
(L3)とから構成されている。尚、第2群(L2)中の物体側
の正レンズの両面及び第3群(L3)中の正メニスカスレン
ズの物体側の面は非球面である。
【0055】図2,図4,図6,図8,図10,図1
2,図14,図16,図18及び図20は、それぞれ前
記実施例1〜10に対応する収差図であり、広角端(短
焦点端)(W),中間焦点距離状態(M)及び望遠端(長焦点
端)(T)の各々について示している。また、実線(d)はd
線に対する収差を表わし、破線(SC)は正弦条件を表わ
す。更に破線(DM)と実線(DS)はメリディオナル面とサジ
タル面での非点収差をそれぞれ表わしている。
【0056】表1〜10はそれぞれ実施例1〜10に対
応して、前記yの値に対する各非球面における条件式(4)
(5)中のφ2・(N'-N)・(d/dy)・{X(y)-X0(y)}の値を(II)で
表わし、条件式(6)中のφ3・(N'-N)・(d/dy)・{X(y)-X0
(y)}の値を(III)で表わしている。また、表11は、実
施例1〜10における条件式(1)中のf2/fW,条件式(2)
中のf2/fT,条件式(3)中のfT/fW,条件式(7)中の(r1-
r2)/(r1+r2)を示しており、表12は、実施例1〜10
における第2群の前・後での絞り等の有無、非球面位置
(Gnは物体側からn番目のレンズを表す)を示している。
【0057】
【数1】
【0058】
【数2】
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】
【表6】
【0065】
【表7】
【0066】
【表8】
【0067】
【表9】
【0068】
【表10】
【0069】
【表11】
【0070】
【表12】
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、物体側か
ら順に負の屈折力を有する第1群と,正の屈折力を有す
る第2群と,負の屈折力を有する第3群とから成り、広
角端から望遠端への変倍の際に前記第1群と第2群との
間隔及び前記第2群と第3群との間隔を減らしながら全
ての群を移動させて変倍を行うズームレンズであって、
更に前記第2群を物体側から順に正レンズ,負レンズ及
び正レンズの3枚で構成することにより、光学系全体が
対称的な屈折力配置になり、諸収差、特に歪曲収差の補
正が容易になる。その結果、例えばレンズ7枚という非
常に少ない構成枚数で変倍比2〜4の高倍率ズームを達
成することができる。更に、前記条件式(1)及び(2)を満
足する構成とすることにより、収差補正を良好に行いつ
つコンパクト化を図ることができる。また、前記第2群
中最も物体側の面を非球面にすることにより、球面収差
と望遠側での軸外光束のフレアーの補正が可能になり、
良好な光学性能を得ることができる。従って、本発明に
よれば、変倍比2〜4程度の全変倍範囲にわたって高い
光学性能を有し、少ないレンズ枚数で低コスト化及びコ
ンパクト化が達成され、かつ、レンズシャッターカメラ
に好適なズームレンズを実現することができるのであ
る。
【0072】前記第2群中に非球面レンズを用いた場
合、特に非球面レンズが両面非球面レンズである場合に
は、球面収差等のバランスの良い補正を行うことが可能
である。また、前記第1群と第2群との間に変倍中に可
動の光束規制板を設けることにより、広角端から望遠端
近辺の中帯光束のフレアーを効果的にカットすることが
できる。前記第1群及び第3群をそれぞれ2枚のレンズ
で構成することにより、諸収差の補正が有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成図。
【図2】本発明の実施例1の収差図。
【図3】本発明の実施例2のレンズ構成図。
【図4】本発明の実施例2の収差図。
【図5】本発明の実施例3のレンズ構成図。
【図6】本発明の実施例3の収差図。
【図7】本発明の実施例4のレンズ構成図。
【図8】本発明の実施例4の収差図。
【図9】本発明の実施例5のレンズ構成図。
【図10】本発明の実施例5の収差図。
【図11】本発明の実施例6のレンズ構成図。
【図12】本発明の実施例6の収差図。
【図13】本発明の実施例7のレンズ構成図。
【図14】本発明の実施例7の収差図。
【図15】本発明の実施例8のレンズ構成図。
【図16】本発明の実施例8の収差図。
【図17】本発明の実施例9のレンズ構成図。
【図18】本発明の実施例9の収差図。
【図19】本発明の実施例10のレンズ構成図。
【図20】本発明の実施例10の収差図。
【符号の説明】
(L1) …第1群 (L2) …第2群 (L3) …第3群 (S),(S2) …絞り (S1) …遮光板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に負の屈折力を有する第1群
    と,正の屈折力を有する第2群と,負の屈折力を有する
    第3群とから成り、広角端から望遠端への変倍の際に前
    記第1群と第2群との間隔及び前記第2群と第3群との
    間隔を減らしながら全ての群を移動させて変倍を行うズ
    ームレンズであって、前記第2群を物体側から順に正レ
    ンズ,負レンズ及び正レンズの3枚で構成するととも
    に、次の条件を満足することを特徴とするズームレン
    ズ; 0.6<f2/fW<1.0 0.2<f2/fT<0.4 ここで、 f2:第2群の焦点距離 fW:広角端での全系の焦点距離 fT:望遠端での全系の焦点距離 である。
  2. 【請求項2】前記第2群中に非球面レンズを用いたこと
    を特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 【請求項3】前記非球面レンズが両面非球面レンズであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】前記第1群と第2群との間に変倍中に可動
    の光束規制板を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のズームレンズ。
  5. 【請求項5】前記第1群及び第3群をそれぞれ2枚のレ
    ンズで構成したことを特徴とする請求項1に記載のズー
    ムレンズ。
  6. 【請求項6】物体側から順に負の屈折力を有する第1群
    と,正の屈折力を有する第2群と,負の屈折力を有する
    第3群とから成り、広角端から望遠端への変倍の際に前
    記第1群と第2群との間隔及び前記第2群と第3群との
    間隔を減らしながら全ての群を移動させて変倍を行うズ
    ームレンズであって、前記第2群中最も物体側の面を非
    球面にしたことを特徴とするズームレンズ。
  7. 【請求項7】前記非球面レンズが両面非球面レンズであ
    ることを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
JP35490591A 1991-12-09 1991-12-19 ズームレンズ Pending JPH05173072A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06160715A (ja) * 1992-11-19 1994-06-07 Canon Inc 小型のズームレンズ
JPH07218838A (ja) * 1993-12-09 1995-08-18 Asahi Optical Co Ltd 複写用変倍光学系
US6353507B1 (en) * 1998-12-24 2002-03-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Zoom lens systems
JP2003344769A (ja) * 2002-03-20 2003-12-03 Ricoh Co Ltd ズームレンズ、これを用いたカメラおよび携帯情報端末

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