JPH05172960A - 移動型電子機器 - Google Patents

移動型電子機器

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Publication number
JPH05172960A
JPH05172960A JP35491091A JP35491091A JPH05172960A JP H05172960 A JPH05172960 A JP H05172960A JP 35491091 A JP35491091 A JP 35491091A JP 35491091 A JP35491091 A JP 35491091A JP H05172960 A JPH05172960 A JP H05172960A
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JP
Japan
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reception time
information
reception
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received
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Pending
Application number
JP35491091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sasaki
健 佐々木
Hideyuki Shoji
秀行 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH05172960A publication Critical patent/JPH05172960A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の移動体に着脱可能に通信機能を取り付
け、外部装置と接続することなくデータの交換ができる
ようにすることを目的とする。 【構成】 リーダー装置100が、スタート地点、中間
地点及びゴール地点に設置され、各地点のリーダー装置
100からIDコードを含む電磁波がIDコードタグ8
0に送信される。このIDコードタグ80は電子腕時計
60に着脱可能に装着されており、電磁波を受け取る
と、自己のIDコードを電磁波に含めてリーダー装置1
00に送信する。リーダー装置100は、受け取ったI
Dコードを計時・認識処理装置に送信し、計時・認識処
理装置がスプリットタイムやトータル時間、スタート合
図からスタート地点通過までのタイムラグ時間及びトー
タル時間からタイムラグ時間を減算した正式のトータル
時間等を算出する。各時間情報を計時・認識処理装置か
らリーダー装置100を介して電子腕時計60に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動型電子機器に関
し、詳細には、任意のデータを記憶するとともに、外部
とエネルギーの授受を行なうことによりデータの交換を
行なって種々のデータ処理を行なう移動型電子機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器においては、外部装置と
の間でのデータの授受は、RS232Cコードや電話回
線等を使用して行なわれており、また、電子機器の作動
の開始は、電子機器自体のキー操作等により行なわれて
いる。例えば、電子腕時計においては、近時機能が多角
化し、ストップウォッチ機能等が付加されている。この
ような電子腕時計のストップウォッチ機能を利用して1
00メートル競走や200メートル競走等のスタートか
らゴールまでのトータル時間の計時や、マラソン競走に
おけるスタートからゴールまでのトータル時間及びマラ
ソン競走の10キロメートル毎の各ラップタイムの計時
等を行なう場合、スタート地点でキー操作を行なってス
トップウォッチをスタートさせ、ゴール地点で再度キー
操作を行なってストップウォッチを停止させる。また、
従来の電子手帳等においては、メモリカード等が着脱可
能となっており、メモリカード等を入れ替えることによ
り、種々のデータを利用して情報処理を行なわせること
ができる。またこのような電子手帳は、RS232Cコ
ードによりパーソナルコンピュータに接続して、情報処
理システムを構築し、パーソナルコンピュータとデータ
の交換を行なって、種々のデータ処理を行なうことがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子機器にあっては、外部装置との間でのデ
ータの授受は、RS232Cコードや電話回線等を使用
して行なうようになっており、また電子機器の作動の開
始は、電子機器自体のキー操作等により行なうようにな
っていたため、いちいち人間がキー操作を行なって動作
を行なわせたり、外部装置との間でデータの授受を行な
うのにコードの接続を行なう必要があった。その結果、
電子機器の利用性が悪いだけでなく、電子機器の利用範
囲が限定されるという問題があった。また、外部装置と
の間のデータ授受を電話回線を使用して行なう場合に
は、電話機能を必要とし、コストが高くなるだけでな
く、電子機器自体が大型化して、携帯性に欠けるという
問題があった。例えば、100メートル競走等のトラッ
ク競技において、スタートからゴールまでのトータル時
間を計時するためには、スタートの時点でキー操作し
て、電子腕時計等のストップウォッチ機能をスタートさ
せ、ゴールの時点で再度キー操作してストップウォッチ
機能を停止させる必要がある。このようなキー操作は、
競技を行なっているものが行なうことは困難であり、利
用性が悪い。また、競技者の通過を検出して、スタート
からゴールまでのトータル時間を計時する計時装置で
は、複数の競技者により競技するようなときには、計時
装置が、少なくとも競技者の数だけの計時機能を備えて
おり、複数の競技者がスタートした時点で全ての計時機
能の計時を開始させ、競技者がゴールする毎に、計時機
能を1つずつ停止させている。このようにして停止させ
た複数の競技者毎の計時時間に対しては、どの計時時間
がどの競技者の計時時間に対応するかが明確でないた
め、人間が、競技者の順位と照らし合わせて、どの計時
時間がどの競技者に対応するかをチェックし、各競技者
のトータル時間を決定する必要があり、利用性が悪いと
いう問題があった。さらに、マラソン競走のように、多
数の競技者に対してトータル時間を計時するとともに、
10キロメートル毎等の各スプリットタイムをも計時す
る競技においては、トータル時間の計時は、上記トータ
ル時間の計時を行なう競技と同様の方法で行なうことが
できるが、スプリットプタイムの計時は、競技者が多数
であり、競技の途中で競技者の順位が頻繁に入れ替わる
ことから、10キロメートル毎の通過時間をトータル時
間を計時する計時機能から人間が読み取り、各競技者毎
に、10キロメートル毎の通過時間のリストを作って計
算しなければならず、利用性が極端に低下するという問
題があった。そこで、本発明は、着脱可能な通信機能を
備え、外部との間でエネルギーの授受を行なうととも
に、そのエネルギーにデータを含ませたり、そのエネル
ギーに含まれている外部からのデータを受け取って、種
々のデータ処理を行なうことにより、外部装置とコード
や電話回線で接続することなく、またキー操作を行なう
ことなく、データの交換を行なうことができるようにし
て、電子機器の利用性を向上させることを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、移動可能な機器本体と、こ
の機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とから
なり、前記着脱部材は、外部から送信されたトリガー信
号を受信する受信手段と、この受信手段によりトリガー
信号が受信されると、その受信時点における受信時刻を
示す受信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、
を備えたことを特徴としている。請求項2記載の発明
は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に
取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、
外部から送信された機器識別情報を受信する受信手段
と、この受信手段により受信された機器識別情報が適合
する情報か否かを判断する適合判断手段と、この適合判
断手段により受信された前記機器識別情報が適合すると
判断したときは、前記機器識別情報が前記受信手段によ
り受信された時点における受信時刻を示す受信時刻情報
を出力する受信時刻情報出力手段と、を備えたことを特
徴としている。請求項3記載の発明は、移動可能な機器
本体と、この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱
部材とからなり、前記着脱部材は、外部から送信された
機器識別情報を受信する受信手段と、この受信手段によ
り受信された機器識別情報が適合する情報か否かを判断
する適合判断手段と、この適合判断手段により受信され
た前記機器識別情報が適合すると判断したときは、前記
機器識別情報が前記受信手段により受信された時点にお
ける受信時刻を示す受信時刻情報を出力する受信時刻情
報出力手段と、この受信時刻情報出力手段から出力され
た前記受信時刻情報を記憶する記憶手段と、を備えたこ
とを特徴としている。請求項4及び請求項5記載の発明
は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に
取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、
外部から送信された機器識別情報を受信する受信手段
と、この受信手段により受信された機器識別情報が適合
する情報か否かを判断する適合判断手段と、この適合判
断手段により受信された前記機器識別情報が適合すると
判断したときは、前記機器識別情報が前記受信手段によ
り受信された時点における受信時刻を示す受信時刻情報
を出力する受信時刻情報出力手段と、この受信時刻情報
出力手段から出力された前記受信時刻情報に基づき、対
応する受信時刻を視覚表示する表示手段と、あるいは、
この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻
情報に基づき、対応する受信時刻を印刷する印刷手段
と、を備えたことを特徴としている。請求項6記載の発
明は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能
に取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材
は、外部から送信された機器識別情報を受信する受信手
段と、この受信手段により受信された機器識別情報が適
合する情報か否かを判断する適合判断手段と、この適合
判断手段により受信された前記機器識別情報が適合する
と判断したときは、前記機器識別情報が前記受信手段に
より受信された時点における受信時刻を示す受信時刻情
報を出力する受信時刻情報出力手段と、この受信時刻情
報出力手段から出力された前記受信時刻情報を外部に送
信する送信手段と、を備えたことを特徴としている。請
求項7記載の発明は、移動可能な機器本体と、この機器
本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とからなり、
前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
する受信手段と、この受信手段により受信された機器識
別情報が適合する情報か否かを判断する適合判断手段
と、この適合判断手段により受信された前記機器識別情
報が適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前
記受信手段により受信された時点における受信時刻を示
す受信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移
動関連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、を備
えたことを特徴としている。請求項8記載の発明は、移
動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に取り付
けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、外部か
ら送信された機器識別情報と前記機器本体の移動状況に
関連する移動関連情報とを受信する受信手段と、この受
信手段により受信された機器識別情報が適合する情報か
否かを判断する適合判断手段と、この適合判断手段によ
り受信された前記機器識別情報が適合すると判断したと
きは、前記機器識別情報が前記受信手段により受信され
た時点における受信時刻を示す受信時刻情報と前記受信
手段により受信された前記移動関連情報とを出力する受
信時刻情報出力手段と、この受信情報出力手段から出力
された前記受信時刻情報及び前記移動関連情報を記憶す
る記憶手段と、を備えたことを特徴としている。請求項
9及び請求項10記載の発明は、移動可能な機器本体
と、この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材
とからなり、前記着脱部材は、外部から送信された機器
識別情報と前記機器本体の移動状況に関連する移動関連
情報とを受信する受信手段と、この受信手段により受信
された機器識別情報が適合する情報か否かを判断する適
合判断手段と、この適合判断手段により受信された前記
機器識別情報が適合すると判断したときは、前記機器識
別情報が前記受信手段により受信された時点における受
信時刻を示す受信時刻情報と前記受信手段により受信さ
れた前記移動関連情報とを出力する受信時刻情報出力手
段と、この受信情報出力手段から出力された前記受信時
刻情報及び前記移動関連情報に基づき、対応する受信時
刻及び移動関連情報を視覚表示する表示手段と、あるい
は、この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻
情報及び前記移動関連情報に基づき、対応する受信時刻
及び移動関連情報を印刷する印刷手段と、を備えたこと
を特徴とする移動型電子機器。請求項11記載の発明
は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に
取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、
外部から送信された機器識別情報と前記機器本体の移動
状況に関連する移動関連情報とを受信する受信手段と、
この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
情報か否かを判断する適合判断手段と、この適合判断手
段により受信された前記機器識別情報が適合すると判断
したときは、前記機器識別情報が前記受信手段により受
信された時点における受信時刻を示す受信時刻情報と前
記受信手段により受信された前記移動関連情報とを出力
する受信時刻情報出力手段と、この受信情報出力手段か
ら出力された前記受信時刻情報及び前記移動関連情報を
外部に送信する送信手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、移動型電子機器
は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に
取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、
受信手段により、外部から送信されたトリガー信号を受
信し、この受信手段によりトリガー信号が受信される
と、受信時刻情報出力手段が、その受信時点における受
信時刻を示す受信時刻情報を出力する。したがって、必
要に応じて、着脱部材を機器本体に取り付けるのみで、
迅速かつ簡単に、受信時点における受信時刻情報を得る
ことができる。請求項2記載の発明によれば、移動型電
子機器は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱
可能に取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部
材は、受信手段により、外部から送信された機器識別情
報を受信し、この受信手段により受信された機器識別情
報が適合する情報か否かを適合判断手段により判断す
る。この適合判断手段により受信された前記機器識別情
報が適合すると判断したときは、受信時刻情報出力手段
が、前記機器識別情報が前記受信手段により受信された
時点における受信時刻を示す受信時刻情報を出力する。
したがって、必要に応じて、着脱部材を機器本体に取り
付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合す
る場合の受信時点における受信時刻情報を得ることがで
きる。請求項3記載の発明によれば、移動型電子機器
は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に
取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、
受信手段により、外部から送信された機器識別情報を受
信し、この受信手段により受信された機器識別情報が適
合する情報か否かを適合判断手段により判断する。この
適合判断手段により受信された前記機器識別情報が適合
すると判断したときは、受信時刻情報出力手段が、前記
機器識別情報が前記受信手段により受信された時点にお
ける受信時刻を示す受信時刻情報を出力し、この受信時
刻情報出力手段から出力された前記受信時刻情報を記憶
手段が記憶する。したがって、着脱部材を機器本体に取
り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合
する場合の受信時点における受信時刻情報を記憶するこ
とができ、記憶した受信時刻情報を有効に利用すること
ができる。請求項4及び請求項5記載の発明によれば、
移動型電子機器は、移動可能な機器本体と、この機器本
体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とからなり、前
記着脱部材は、受信手段により、外部から送信された機
器識別情報を受信し、この受信手段により受信された機
器識別情報が適合する情報か否かを適合判断手段により
判断する。この適合判断手段により受信された前記機器
識別情報が適合すると判断したときは、受信時刻情報出
力手段が、前記機器識別情報が前記受信手段により受信
された時点における受信時刻を示す受信時刻情報を出力
し、この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信
時刻情報に基づき、表示手段が、対応する受信時刻を視
覚表示したり、あるいは、印刷手段が、対応する受信時
刻を印刷する。したがって、着脱部材を機器本体に取り
付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合す
る場合の受信時点における受信時刻情報を視覚で見るこ
とのできる情報として表示出力したり、印刷出力するこ
とができ、受信時刻情報を有効に利用することができ
る。請求項6記載の発明によれば、移動型電子機器は、
移動可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に取り
付けられた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、受信
手段が、外部から送信された機器識別情報を受信し、こ
の受信手段により受信された機器識別情報が適合する情
報か否かを適合判断手段により判断する。この適合判断
手段により受信された前記機器識別情報が適合すると判
断したときは、前記機器識別情報が前記受信手段により
受信された時点における受信時刻を示す受信時刻情報を
受信時刻情報出力手段により出力する。そして、この受
信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻情報を
送信手段により外部に送信する。したがって、着脱部材
を機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器
識別情報が適合する場合の受信時点における受信時刻情
報を外部に送信することができ、外部装置により受信時
刻情報を有効に利用することができる。請求項7記載の
発明によれば、移動型電子機器は、移動可能な機器本体
と、この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材
とからなり、前記着脱部材は、受信手段により、外部か
ら送信された機器識別情報と前記機器本体の移動状況に
関連する移動関連情報とを受信し、この受信手段により
受信された機器識別情報が適合する情報か否かを適合判
断手段により判断する。この適合判断手段により受信さ
れた前記機器識別情報が適合すると判断したときは、受
信時刻情報出力手段により、前記機器識別情報が前記受
信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
連情報とを出力する。したがって、着脱部材を機器本体
に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が
適合する場合の受信時点における受信時刻情報を得るこ
とができるとともに、移動関連情報を受信して、利用す
ることができる。請求項8記載の発明によれば、移動型
電子機器は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着
脱可能に取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱
部材は、受信手段により、外部から送信された機器識別
情報と前記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報
とを受信し、この受信手段により受信された機器識別情
報が適合する情報か否かを適合判断手段により判断す
る。この適合判断手段により受信された前記機器識別情
報が適合すると判断したときは、受信時刻情報出力手段
により、前記機器識別情報が前記受信手段により受信さ
れた時点における受信時刻を示す受信時刻情報と前記受
信手段により受信された前記移動関連情報とを出力し、
この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
及び前記移動関連情報を記憶する。したがって、着脱部
材を機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機
器識別情報が適合する場合の受信時点における受信時刻
情報得て、記憶することができるとともに、移動関連情
報を受信して、記憶することができる。請求項9及び請
求項10記載の発明によれば、移動型電子機器は、移動
可能な機器本体と、この機器本体に着脱可能に取り付け
られた着脱部材とからなり、前記着脱部材は、受信手段
により、外部から送信された機器識別情報と前記機器本
体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信し、この
受信手段により受信された機器識別情報が適合する情報
か否かを適合判断手段により判断する。この適合判断手
段により受信された前記機器識別情報が適合すると判断
したときは、受信時刻情報出力手段により、前記機器識
別情報が前記受信手段により受信された時点における受
信時刻を示す受信時刻情報と前記受信手段により受信さ
れた前記移動関連情報とを出力し、この受信情報出力手
段から出力された前記受信時刻情報及び前記移動関連情
報に基づき、表示手段が、対応する受信時刻及び移動関
連情報を視覚表示し、また、印刷手段が、対応する受信
時刻及び移動関連情報を印刷する。したがって、着脱部
材を機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機
器識別情報が適合する場合の受信時点における受信時刻
情報を得て表示出力や印刷出力することができるととも
に、移動関連情報を受信して、表示出力や印刷出力する
ことができる。請求項11記載の発明によれば、移動型
電子機器は、移動可能な機器本体と、この機器本体に着
脱可能に取り付けられた着脱部材とからなり、前記着脱
部材は、受信手段により、外部から送信された機器識別
情報と前記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報
とを受信し、この受信手段により受信された機器識別情
報が適合する情報か否かを適合判断手段により、判断す
る。この適合判断手段により受信された前記機器識別情
報が適合すると判断したときは、受信時刻情報出力手段
により、前記機器識別情報が前記受信手段により受信さ
れた時点における受信時刻を示す受信時刻情報と前記受
信手段により受信された前記移動関連情報とを出力し、
この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
及び前記移動関連情報を送信手段により外部に送信す
る。したがって、着脱部材を機器本体に取り付けるのみ
で、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合する場合の受
信時点における受信時刻情報を得て、外部に送信するこ
とができるとともに、移動関連情報を受信して利用する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図3は、本発明に係る移動型電子機器の
第1実施例を示す図であり、マラソン競技のトータル時
間及びスプリット時間等の計時用に適用されたものであ
る。図1は、計時装置1のブロック構成図であり、計時
装置1は、計時・認識処理装置10、スタータ装置20
及び複数のリーダー装置30A〜30F等を備えてい
る。
【0007】計時・認識処理装置10は、計時・認識部
11、制御部12、ディスプレイ13、プリンタ14、
キーボード15、電光掲示板出力ポート16、RAM
(Random Access Memory)17及び拡張ポート18等を
備えており、計時・認識部11には、スタータ装置20
及び各リーダー装置30A〜30Fが接続されている。
【0008】スタータ装置20は、例えば、スタート用
のピストル等であり、作動されると、スタート信号を計
時・認識部11に出力する。
【0009】リーダー装置(エネルギー受取手段)30
A〜30Fは、それぞれスタート地点、10キロメート
ル中継地点、20キロメートル中継地点、30キロメー
トル中継地点、40キロメートル中継地点及びゴール地
点に設置されており、それぞれ各地点を通過する競技者
(移動体)から出力されるエネルギーを検出して、検出
信号を計時・認識部11に出力する。
【0010】なお、各リーダー装置30A〜30Fは、
この実施例では、図2に示すように、リーダー装置30
A〜30Fに発信機40を接続して、発信機40のアン
テナ40aから計時・認識部11に検出信号を送信する
ようにしているが、計時・認識部11に有線で接続して
もよい。この場合、計時・認識処理装置10に受信機を
設け、受信機で受信した検出信号を計時・認識部11に
出力する。また、各リーダー装置30A〜30Fには、
リーダー番号が付与されており、例えば、スタート地点
のリーダー装置30Aからゴール地点のリーダー装置3
0Fへと順番に、R1〜R7が付与されている。
【0011】計時・認識部(計時手段)11は、少なく
ともマラソン競技に参加する競技者の数だけトータル時
間及び各地点までの経過時間を計時する計時機能を有し
ており、それぞれの計時機能をあらかじめ設定されたI
Dコードと対応させて管理する。計時・認識部11は、
スタータ装置20からスタート信号が入力されると、全
ての計時機能の計時を開始し、また各リーダー装置30
A〜30Fから検出信号が入力されると、通過した競技
者のIDコードを認識するとともに、対応する地点の通
過時間(経過時間)を計時する。計時・認識部11は、
認識したIDコードや計時した計時時間を制御部12に
出力する。
【0012】制御部12は、CPU(Central Processi
ng Unit)、RAM(Random AccessMemory)及びROM
(Read Only Memory)、また必要に応じて磁気ディスク
装置等の外部記憶装置を備え、計時・認識部11から入
力されるIDコード及び計時データから各競技者毎のス
プリットタイム、トータルタイム、タイムラグ時間、正
式なトータルタイム及び着順等を計算し、これらの各情
報をRAM17に記憶する。
【0013】RAM(記憶手段)17は、図3に示すよ
うに、各競技者毎、すなわち後述するように、競技者に
渡されるIDコードタグ装置に割り当てられたIDコー
ド毎に、領域区分され、領域区分された各領域に、スタ
ート地点の通過時刻情報、10Km中継地点の通過時刻
情報、20Km中継地点の通過時刻情報、30Km中継
地点の通過時刻情報、40Km中継地点の通過時刻情
報、ゴール地点の通過時刻情報、スタート/10Km間
の中間時間情報、10Km/20Km間の中間時間情
報、20Km/30Km間の中間時間情報、30Km/
40Km間の中間時間情報、40Km/ゴール間の中間
時間情報、スタート/ゴール間のトータル時間情報、1
0Km中継地点における着順情報、20Km中継地点に
おける着順情報、30Km中継地点における着順情報、
40Km中継地点における着順情報、タイムラグ時間情
報及び正式のトータル時間情報等が書き込まれる。
【0014】ディスプレイ13は、制御部12の処理結
果や、キーボード15から入力された各種データ及びコ
マンド等を表示する。
【0015】キーボード15は、制御部12に処理させ
る処理内容のコマンドや各種データ、特に、各競技者の
ゼッケン番号や登録番号を入力する。
【0016】プリンタ14は、制御部12での処理結果
や各種データ、特に、各競技者のトータルタイムやスプ
リットタイムを記録紙に記録出力する。
【0017】電光掲示板出力ポート16には、図外の電
光掲示板が直接接続されたり、電光掲示板にデータを送
信する発信機が接続され、制御部12は、この電光掲示
板出力ポート16を介して計時データ、例えば、スター
ト合図の時点からスタート位置までのタイムラグ時間、
スタートから現在までの経過時間、さらには先頭の競技
者の各中継地点でのスプリットタイム等を出力し、電光
掲示板に表示出力させる。
【0018】拡張ポート18には、外部記憶装置、例え
ば、フロッピィディスク装置やハードディスク装置、あ
るいは他のディスプレイやプリンタ等が接続され、計時
データ等の各種データの入・出力に利用される。なお、
この拡張ポート17の利用形態としては、上記利用形態
に限定されるものでないことは言うまでもない。
【0019】一方、各競技者は、図4に示すIDコード
装置(移動型電子機器)50を装着する。IDコード装
置50は、ケース51にバンド52が取り付けられてお
り、バンド52により競技者の腕に装着される。ケース
51の表面は、ガラス53で覆われており、このガラス
53によりケース51内が保護されている。ケース51
の内部には、IC基板54が収納されており、IC基板
54には、LSI(Large Scale Integrated Circuit)
や各種回路部品及びアンテナ56等が装着されている。
LSI55には、ゼッケン番号や登録番号等のIDコー
ド(移動体を識別するための識別情報)を所定のエネル
ギーとして放出するプログラムが組み込まれており、ア
ンテナ56から前記各リーダー装置30A〜30FにI
Dコードを含む所定のエネルギーを放出する。IDコー
ド装置50のIDコードを含む所定のエネルギーを放出
する方法としては、例えば、IDコード装置50が電池
を内蔵しており、上記リーダー装置30A〜30Fから
放出される所定の信号を検出したときにIDコードを含
むエネルギーを放出したり、常にIDコードを含むエネ
ルギーを放出し、このエネルギーを、所定のライン上を
IDコード装置50を装着した競技者が通過したときの
みリーダー装置30A〜30Fが検出するようなもので
あってもよい。また、エネルギー放出方法としては、前
記リーダー装置30A〜30Fが電磁界を放出し、この
電磁界をアンテナ56が受け取ると、LSI55が駆動
して、IDコードを含むエネルギーを放出するようにし
てもよい。
【0020】また、ケース51の側面には、ゼッケン番
号あるいは登録番号を表示するシール57が貼付されて
おり、このゼッケン番号や登録番号に対応する識別情報
は、LSI55にプログラムされ、IDコードとして放
出される。
【0021】次に、作用を説明する。マラソン競技を行
う場合、各競技者毎にゼッケン番号あるいは登録番号を
割り当て、割り当てた番号に対応するIDコード装置5
0をシール57を確認しながら各競技者に配付する。各
競技者は、このIDコード装置50を腕に装着した状態
で競技を行うことになる。
【0022】一方、スタート地点、各中継地点及びゴー
ル地点にリーダー装置30A〜30Fを配置し、計時・
認識処理装置10の計時・認識部11に接続する。ま
た、この計時・認識部11にスタータ装置20を接続す
る。その後、キーボード15から競技者のIDコードと
競技者の氏名等の必要なデータを入力し、計時・認識処
理装置10のRAM17に競技者を登録する。これによ
り、競技者の人数とそのIDコードが認識される。この
とき、競技者の人数が、図5に示すように、スタートラ
インに一線に並ぶことが不可能なほど多いときには、ス
タートライン上に並んだ競技者と、後方に並んだ競技者
とでは、スタートラインを通過する時間が異なることと
なる。例えば、図5では、競技者A〜Dと競技者Eとで
は、競技者A〜Dは、スタートの合図とともにスタート
ラインを通過することとなるが、競技者Eが、スタート
の合図からスタートラインを通過するまでには、タイム
ラグ時間が発生することになる。
【0023】そこで、後述するように、本実施例では、
各競技者がスタートラインを通過する時間をスタート地
点のリーダー装置30Aにより検出し、スタートの合図
の時点からスタートラインを通過するまでの時間をタイ
ムラグ時間として算出して、正式なスタート時間やトー
タル時間等を算出している。
【0024】この状態で、競技者がスタート位置に集合
すると、スタータ装置20が作動されることとなるが、
このとき、計時・認識処理装置10は、図6に示すよう
に、スタータ装置20の開始動作を走査し(ステップS
1、S2)、スタータ装置20が作動されると、スター
タ装置20からスタート信号が計時・認識部11に入力
され、計時・認識部11は、少なくとも登録された競技
者の数だけ計時機能を作動させて計時を開始する。
【0025】各競技者が走り出し、スタート地点を通過
すると、IDコード装置50からIDコードを含むエネ
ルギーが放出され、このエネルギーをスタート地点に設
置されたリーダー装置30Aが受け取る。リーダー装置
30Aは、このエネルギーをIDコード装置50から受
け取ると、検出信号を計時・認識部11に出力し、計時
・認識部11は、検出信号により通過した競技者のID
コードを認識するとともに、その競技者の通過時刻を検
出する。また、計時・認識部11は、IDコードを検出
したリーダー装置30A〜30Fがどのリーダー装置3
0A〜30Fであるかを、検出したリーダー装置30A
〜30Fのリーダー番号R1〜R6により認識する。上
記各リーダー装置30A〜30Fによる検出処理を、各
競技者が各中継地点を通過する毎に行ない、同様の処理
を行なって、各競技者が各リーダー装置30A〜30F
を通過した時刻を競技者のID及び読み取ったリーダー
装置30A〜30Fのリーダー番号R1〜R6に基づい
て認識する(ステップS3〜7)。
【0026】計時・認識処理装置10は、上記IDコー
ド及びリーダー番号R1〜R6を認識すると、このID
コード情報及びリーダー番号R1〜R6に基づいて、図
3に示した各情報を記憶するためのアドレスを競技者
毎、すなわちIDコード毎にRAM17に作成し(ステ
ップS8)、作成したアドレスの示すエリアに検出され
た通過時刻を示す通過時刻情報を記憶する(ステップS
9)。この通過時刻に基づいて通過時間を電光掲示板出
力ポート16を介して電光掲示板16に表示出力した
り、ディスプレイ13に表示出力し、またプリンタ14
により記録紙に記録出力する(ステップS10)。
【0027】順次各リーダー装置30A〜30Fを競技
者が通過する毎に、上記IDコード及び検出したリーダ
ー番号R1〜R6を認識し、RAM17の通過時刻情報
を作成したアドレスの所定エリアに記憶するとともに、
通過時刻の表示と印刷を行なうと、各競技者毎に、相前
後する通過時刻情報とIDコード情報に基づいて、中間
時間情報、すなわち、各リーダー装置30A〜30Fの
設置されている中継地点間を通過するのに要した中間時
間(スプリット時間)を算出し、算出した中間時間時情
報(スプリット時間情報)をRAM17の該当するID
コードの所定エリアに記憶するとともに、当該中間時間
情報を示すスプリット時間をディスプレイ13や電光掲
示板に表示出力し、またプリンタ14により記録紙に記
録出力する(ステップS11)。
【0028】また、通過時刻情報とIDコード情報に基
づいて、各競技者毎に、着順を算出し、算出した着順情
報をRAM17の該当するIDコードの所定エリアに記
憶するとともに、着順をディスプレイ13や電光掲示板
に表示出力し、またプリンタ14により記録紙に記録出
力する(ステップS12)。
【0029】さらに、スタータの作動したスタート開始
時刻(スタート合図の時刻)、ゴール地点に設置された
リーダー装置30Fの検出した通過時刻(ゴール通過時
刻)及びIDコード情報に基づいて、各競技者毎に、ス
タート開始時刻からゴール地点通過までのトータル時間
情報を算出し、算出したトータル時間情報をRAM17
の該当するIDコードの所定エリアに記憶する。また、
このトータル時間情報の示すトータル時間をディスプレ
イ13や電光掲示板に表示出力するとともに、プリンタ
14により記録紙に記録出力する(ステップS13)。
【0030】次に、スタート開始時刻、スタート地点に
設置されたリーダー装置30Aの検出した通過時刻(ス
タート通過時刻)及びIDコード情報に基づいて、各競
技者毎に、スタート開始時刻からスタート地点通過まで
の時間ラグ時間情報を算出し、このタイムラグ時間情報
をRAM17の該当するIDコードの所定エリアに記憶
する。このタイムラグ時間情報の示すタイムラグ時間を
ディスプレイ13や電光掲示板に表示出力するととも
に、プリンタ14により記録紙に記録出力する(ステッ
プS14)。
【0031】さらに、上記トータル時間情報、タイムラ
グ時間情報及びIDコード情報に基づいて、正式(公
式)のトータル時間を算出し、このトータル時間情報を
RAM17の該当するIDの所定エリアに記憶する。ま
た、この公式のトータル時間をディスプレイ13や電光
掲示板に表示出力するとともに、プリンタ14により記
録紙に記録出力する(ステップS15)。
【0032】上記処理を各競技者について行うことによ
り、各競技者についてそのトータル時間、各中継地点間
等のスプリット時間、タイムラグ時間、公式のトータル
時間及び各地点毎の着順を計算し、RAM17に記憶す
ることができ、このRAM17に記憶した時間情報や着
順情報をディスプレイ13や電光掲示板等に表示出力し
たり、プリンタ14から記録紙に記録出力することがで
きる。
【0033】したがって、多数の競技者がその順位が入
れ替わりながら、所定の中継点を通過して、ゴールする
場合に、各競技者毎に、そのトータル時間を計時するこ
とができるだけでなく、中継地点間毎等のスプリット時
間や着順をも、人間が介在することなく、容易、正確、
かつ速やかに決定することができ、スプリット時間やト
ータル時間を有効に利用することができる。さらに、非
常に多くの競技者が参加する場合に、スタートの合図か
ら実際にスタート地点を通過するまでのタイムラグ時間
を算出し、実際にスタート地点を通過してからゴール地
点を通過するまでの公式(正式)のトータル時間をも、
算出して、正式の順位を決定することができる。
【0034】図7〜図14は、本発明に係る電子機器及
び計時システムの第2実施例を示す図であり、上記第1
実施例同様にマラソン競技のトータル時間及びスプリッ
ト時間等の計時用に適用されたものである。
【0035】図7は、電子機器としての電子腕時計60
の斜視図である。電子腕時計60は、本体ケース61に
タグルーム62が形成されており、本体ケース61のタ
グルーム62部分には、蓋63が取り付けられている。
蓋63は、本体ケース61のタグルーム62部分に螺合
することにより取り付けられており、蓋63を着脱する
ことによりタグルーム62を開閉することができる。こ
の蓋63を開閉することにより、図8に示すIDコード
タグ80を収納し、また取り出すことができる。この本
体ケース61のタグルーム62部分には、窓64が形成
されており、窓64は、ガラスにより内部が保護されて
いる。
【0036】また、本体ケース61には、表示部65及
びスイッチ66〜69が設けられており、スイッチ6
8、69は、図7では図示していないが、後述する図1
1に表示している。表示部65は、例えば、液晶表示装
置により構成されており、電子腕時計60からの種々の
情報、例えば、現在時間、ストップウォッチモードでの
トータル時間、スプリット時間等を表示する。また、本
体ケース61には、バンド70が取り付けられており、
電子腕時計60は、このバンド70により競技者の腕に
装着される。
【0037】前記IDコードタグ(エネルギー放出手
段)80は、図8に示すように、円筒上のケース81内
にアンテナ82、回路基板83が収納されており、ケー
ス81の一方側の底面には、電極板84が取り付けられ
ている。電極板84には、同心円状の複数の電極85が
形成されており、各電極85は、図9に示すように、ピ
ン86により回路基板83に形成された配線パターンに
接続されている。またこの回路基板83と電極板84と
は、接着ピン87により固定されており、接着ピン87
は、電極板84に半田付けされている。
【0038】再び図8において、回路基板83には、こ
の配線パターンが形成されているとともに、LSI(La
rge Scale Integrated Circuit)88や他の回路素子8
9が搭載されており、これらLSI88や回路素子89
は、前記回路基板83に形成された配線パターンとワイ
ヤーボンディングにより接続されている。
【0039】上記アンテナ82は、回路基板83の配線
パターンに接続されており、外部からの電磁波(エネル
ギー)を受け取り、また外部に電磁波を放出する。
【0040】IDコードタグ80は、電子腕時計60の
タグケース62内に収納されると、図10に示すよう
に、タグケース62内に形成されたコネクトピン90に
IDコードタグ80の電極85が接触し、コネクトピン
90は、台座91及びフレキシブルコード92及び電極
板93を介して、後述する電子腕時計60の回路に接続
されている。また、IDコードタグ80は、タグケース
62内に収納され、蓋63が閉じられると、蓋63に取
り付けられたバネ94により、その電極板84が上記コ
ネクトピン90に押し付けられ、電極85とコネクトピ
ン90とが接触する。
【0041】図11は、電子腕時計60及びIDコード
タグ80との間で電磁波を送り、また受け取る外部装置
としてのリーダー装置100のブロック図である。
【0042】前記IDコードタグ80の回路基板83に
は、A・D変換器95、シグナルプロセッサー96が形
成されており、シグナルプロセッサー96には、さらに
メモリ(記憶手段)97が形成されている。
【0043】A・D変換器95は、アンテナ82で受け
取った電磁波に含まれているアナログ信号をディジタル
信号に変換してシグナルプロセッサー96に出力し、ま
た、シグナルプロセッサー96から入力されるディジタ
ル信号をアナログ信号に変換してアンテナ82に出力す
る。
【0044】シグナルプロセッサー96は、アンテナ8
2が電磁波を受信すると作動し、メモリ97からデータ
を読み出して、A・D変換器95を介してアンテナ82
から外部に放出させ、また、電子腕時計60の回路を作
動させる制御信号やアンテナ82が受け取ったデータを
メモリ97に記憶させたり、電子腕時計60の回路に出
力する。
【0045】メモリ97は、例えば、ROM(Read Onl
y Memory)やEPROM(Electrically Programmable
ROM)が使用され、任意のあらかじめ設定されたデータ
等が記憶される。このデータとしては、例えば、IDコ
ードや処理プログラム及び電子腕時計60の回路に出力
する命令コード等であり、メモリ97としてEPROM
を使用することにより、このデータを書き換えて使用す
ることができる。このメモリ97に記憶される命令コー
ドとしては、例えば、図12に示すようなものがあり、
図12において、A、Bは、それぞれ図11のラインA
及びラインBを介して出力する命令コードを示してい
る。シグナルプロセッサー96は、このメモリ97に記
憶されているIDコード等をA・D変換器95及びアン
テナ82を介して電磁波に含ませて外部に放出させ、ま
た命令コードを電子腕時計60の回路に出力する。
【0046】一方、電子腕時計60は、CPU71、電
池72及びブザー73等を備えるとともに、上記表示部
65及びスイッチ66〜69を備えており、また図示し
ない発振器や分周器等を備えている。
【0047】電池72としては、例えば、リチウム電池
が使用され、電池72は、電子腕時計60の各部に電源
を供給する。CPU71は、内蔵メモリに時計やストッ
プウォッチとしてのプログラムを記憶するとともに、ワ
ークメモリを備えており、内蔵メモリのプログラムに従
って電子腕時計60の各部を制御して、計時処理やスト
ップウォッチ処理等を行なう。
【0048】スイッチ66〜69は、電子腕時計60に
各種処理を行なわせるために入力するものであり、スイ
ッチ66は、ストップウォッチモードにおいてスタート
ストップを指示するスタート・ストップスイッチであ
る。スイッチ67は、例えば、ラップとスプリットの切
り換えを行なうスイッチであり、スイッチ68は、モー
ドシフトスイッチである。また、スイッチ69は、数値
訂正スイッチである。
【0049】ブザー73は、スイッチ66〜69の設定
操作によりアラーム時刻が設定され、現在時刻が設定さ
れたアラーム時刻になると、CPU71がブザー73を
駆動させることによりブザー音を発生する。
【0050】また、外部装置であるリーダー装置100
は、アンテナ61、A・D変換器102、シグナルプロ
セッサー62及び入出力インターフェイス104等を備
えており、リーダー装置100は、上記実施例のリーダ
ー装置30A〜30Fと同様に、マラソン競技のスター
ト地点、10キロメートル中継地点、20キロメートル
中継地点、30キロメートル中継地点、40キロメート
ル中継地点及びゴール地点に設置され、各地点のリーダ
ー装置100には、リーダー番号が付与されている。
【0051】アンテナ101は、IDコードタグ80の
アンテナ82と同様のものであり、外部に電磁波を放出
し、また外部からの電磁波を受け取る。A・D変換器1
02は、アンテナ101から入力されるアナログ信号を
ディジタル信号に変換してシグナルプロセッサー103
に出力し、またシグナルプロセッサー103から入力さ
れるディジタル信号をアナログ信号に変換してアンテナ
101に出力する。
【0052】入出力インターフェイス104には、パー
ソナルコンピュータ等のマラソン競技の計時処理装置が
コードを介して直接接続されたり、図2に示したよう
に、発信機40に接続される。発信機40は、リーダー
装置100から入力されるデータを所定の電波に載せ
て、マラソン大会本部等に設置されている上記実施例に
示した計時・認識処理装置10に送る。
【0053】シグナルプロセッサー103は、内部メモ
リに記憶されたプログラムに従ってリーダー装置100
の各部を制御して、リーダー装置100としての処理を
行なう。すなわち、リーダー装置100は、電源が投入
されると、常時、アンテナ101から電磁波を放出し、
電子腕時計60のIDコードタグ80からの電磁波を受
け取ると、その電磁波に含まれているデータ、例えば、
IDコード等を読み出して、入出力インターフェイス1
04を介して出力する。また、入出力インターフェイス
104を介して計時・認識処理装置10から送られてく
る種々の計時データ、例えば、スタートからの経過時間
や各中継地点毎のスプリット時間等を電磁波に載せてア
ンテナ101から放出する。
【0054】次に、作用を説明する。本実施例において
も、上記実施例と同様にマラソン競技を行う場合につい
て説明すると、この場合、各競技者毎にゼッケン番号あ
るいは登録番号を割り当て、割り当てた番号に対応する
IDコードタグ80及び当該割り当てた番号シール11
0(図13参照)を各競技者に配付する。各競技者は、
受け取ったIDコードタグ80をタグルーム62に収納
するとともに、番号シール110を窓64に張り付け
る。このようにIDコードタグ80をタグルーム62に
収納し、番号シール110を窓64に張り付けると、バ
ンド70により電子時計60を腕に装着し、この電子時
計60を装着した状態で競技を行うことになる。
【0055】一方、スタート地点、ゴール地点及び各中
継地点にリーダー装置100を、上記図5と同様に、配
置し、リーダー装置100をケーブルを介してあるいは
発信機40と受信機を介して計時・認識処理装置10に
接続する。
【0056】その後、計時・認識処理装置10には、参
加競技者のIDコードと競技者の氏名等の必要なデータ
を入力し、これにより競技者の人数とそのIDコードが
認識される。リーダー装置100の設置が完了すると、
計時・認識処理装置10から各リーダー装置100に電
磁波の出力の命令が出力され、各リーダー装置100か
らは、電磁波の出力が開始される。
【0057】この状態で、競技者がスタート位置に集合
し、スタータ装置が作動されると、スタータ装置からス
タート信号が計時・認識処理装置10に入力され、計時
・認識処理装置10は、少なくとも登録された競技者の
数だけ計時機能を作動させて計時を開始する。
【0058】一方、競技者は、スタータ装置が作動され
ると、電子腕時計60のスイッチ66を投入して、スタ
ートさせる。電子腕時計60は、スイッチ66が投入さ
れて、スタートされると、図14に示すように、各リー
ダー装置100からの出力を走査して、出力を検出する
かどうかチェックする(ステップP1、P2)。
【0059】各競技者が走り出し、スタート地点を通過
すると、スタート地点に設置されたリーダー装置100
から放出されている電磁波をIDコードタグ80のアン
テナ82が受け取る。このスタート地点に設置されたリ
ーダー装置100から放出されている電磁波を受け取る
と、電磁波からIDコード情報及びリーダー番号を取り
出し、またIDコードタグ80は、シグナルプロセッサ
ー96がメモリ97に記憶されている自己のIDコード
を読み出す(ステップP3)。この自己のIDコードと
受信したIDコードとが一致するかどうかチェックし
(ステップP4)、一致しないときには、リーダー装置
100からの情報は、自己に関する情報ではないと判断
し、そのまま処理を終了する。ステップP4で、受信し
たIDコードと自己のIDコードとが一致するときに
は、リーダー装置100から電磁波を受け取った時刻を
スタート地点を通過した時刻として検出する(ステップ
P5)。
【0060】通過時刻を検出すると、検出した通過時刻
をシグナルプロセッサー96のメモリ97の所定エリア
に記憶する(ステップP6)。この通過時刻に基づいて
通過時間を表示部65に表示出力する(ステップP
7)。
【0061】また、電子腕時計60は、スタート地点の
リーダー装置100から電磁波を受け取ると、そのID
コードタグ80のシグナルプロセッサー96が、メモリ
97から読み出したIDコードを電磁波に含ませて放出
させ、リーダー装置100は、このIDコードを読み取
って、計時・認識処理装置10に出力する。また、ID
コードタグ80のシグナルプロセッサー96は、メモリ
97からストップウォッチ開始コードを読み出し、CP
U71に出力する。CPU71は、ストップウォッチ開
始コードが入力されると、ストップウォッチ機能を開始
させる。したがって、大会本部の計時・認識処理装置1
0により時間の計時が開始されるとともに、スタート地
点を通過したときに、各競技者の電子腕時計60のスト
ップウォッチの計時が開始される。すなわち、数十人が
参加するマラソン競技においては、スタートの開始の合
図と各競技者がスタート地点を通過した時間とは、同時
であると設定しても問題はないが、近時、数千から万を
超える競技者が参加するマラソン大会では、スタート開
始の合図と各競技者がスタート地点を通過する時間と
は、相当のずれが生じるが、本実施例のように、スター
ト地点に設置したリーダー装置100からの電磁波によ
りスタート地点を通過した競技者のIDコードを読み取
って、各競技者がスタート地点を通過した時間を計時す
るとともに、各競技者が装着している電子腕時計60に
よりスタート地点から計時を開始することにより、各競
技者は、自己の装着している電子腕時計60により、自
分がスタート地点を通過してからの経過時間やスプリッ
ト時間を知ることができる。
【0062】競技が進行し、各競技者が10キロメート
ルの中継地点を通過すると、当該中継地点に設置された
リーダー装置100から競技者の腕に装着された電子時
計60のIDコードタグ80に電磁波が送り込まれ、I
Dコードタグ80は、電磁波を受け取ると、上記同様
に、メモリ97からIDコードを読み出して、電磁波に
のせてリーダー装置100に放出する。リーダー装置1
00は、IDコードを受け取ると、そのIDコードを計
時・認識処理装置10に出力し、計時・認識処理装置1
0は、IDコードを受け取ると、上記実施例と同様に、
各中継地点の通過時間等を計測して、スプリット時間の
算出を行なう。また、IDコードタグ80は、上記ID
コードの出力と同時にCPU71に、経過時間を計時さ
せる。さらに、電子腕時計60は、上記ステップP1か
らステップP7の処理を同様に行なう。このとき、相前
後する通過時刻情報、すなわち、前の中継地点の通過時
刻と今回の中継地点の通過時刻に基づいて中間時間情報
(スプリット時間)を算出し、その中間時間情報をメモ
リ97に記憶するとともに、当該中間時間を表示部65
に表示出力する(ステップP8)。
【0063】また、この通過時刻情報に基づいて、着順
を算出し、算出した着順情報をIDコードタグ80に転
送して、メモリ97に記憶するとともに、表示部65に
表示出力する(ステップP9)。
【0064】さらに競技が進行し、次々と中継地点を通
過すると、上記同様に、各中継地点のリーダー装置10
0からの電磁波により、IDコードタグ80が作動し
て、IDコードをリーダー装置100に出力するととも
に、CPU71に命令コードを出力して、各中継地点間
のスプリット時間の計時及び着順の算出を指示する。こ
のようにしてCPU71で計時された各中継地点間のス
プリット時間及び着順は、メモリ97に記憶される。
【0065】競技が終盤を迎え、競技者がゴール地点を
通過すると、ゴール地点に設置されたリーダー装置10
0からの電磁波をIDコードタグ80が受け取る。この
ゴール地点のリーダー装置100の放出する電磁波に
は、電子腕時計60のストップウォッチを停止させるコ
ードが含まれている。IDコードタグ80は、このリー
ダー装置100からの電磁波を受け取ると、上記同様
に、IDコードをリーダー装置100に出力するととも
に、メモリ97からストップ命令コードを読み出し、C
PU71に出力する。CPU71は、ストップ命令が入
力されると、ストップウォッチを停止させ、40キロメ
ートルの中継地点からゴール地点までのスプリット時間
の算出及び着順の算出を行なってメモリ97に記憶する
とともに、表示出力し(ステップP3〜ステップP
9)、またスタートからゴールまでのトータル時間を算
出して、メモリ97に記憶するとともに、トータル時間
を表示部65に表示出力する(ステップP10)。
【0066】さらに、スタート開始時刻、スタート地点
の通過時刻の各情報に基づいてタイムラグ時間を算出
し、タイムラグ時間情報をメモリ97に記憶するととも
に、表示部65に表示出力する(ステップP11)。ま
た、トータル時間情報及びタイムラグ時間情報に基づい
て、公式のトータル時間を算出し、この公式のトータル
時間情報をメモリ97に記憶するとともに、表示部65
に表示出力する(ステップP12)。
【0067】したがって、競技者が携帯する電子腕時計
60においても、スプリット時間やトータル時間だけで
なく、タイムラグ時間及び公式のトータル時間や着順を
そのつど表示出力させることができ、また、その計時結
果をメモリ97等に記憶することができる。また、大会
本部の計時・認識処理装置10では、各競技者の装着し
ている電子腕時計60のIDコードタグ80から放出さ
れる電磁波に含まれているIDコードにより、どの競技
者が中継地点及びゴール地点を通過したかを検出するこ
とができ、各競技者毎に、公式のトータル時間やスプリ
ット時間を計時することができるとともに、スタート地
点の通過時間をもリーダー装置100で検出することに
より、各競技者がスタート地点を実際に通過したときか
らのトータル時間やスプリット時間を計時して、記憶す
ることができる。競技者は、スイッチ7〜10の操作を
行うことにより、公式のトータル時間を表示させること
により、自己の公式のトータル時間を知ることができ
る。その結果、大会本部は、多数の参加者に対して、計
時・認識処理装置10からプリントアウトして、記録紙
を渡す必要がなく、大会運営上の手間を省くことができ
る。
【0068】なお、上記他の実施例において、大会本部
の計時・認識処理装置10で計時したスプリット時間や
公式のトータル時間を、競技者が携帯する電子腕時計6
0で算出しているが、これに限るものではなく、例え
ば、図1に示したような計時・認識処理装置10で算出
し、各競技者が中継地点やゴール地点を通過したとき、
各リーダー装置100から電磁波に含ませて放出させ、
IDコードタグ80のメモリ97として上記EPROM
等の書き込み可能なメモリを使用することにより、この
スプリット時間や公式のトータル時間をIDコードタグ
80のメモリ97に記憶させるようにしてもよい。
【0069】図15、図16は、本発明の電子機器及び
計時システムの第3実施例を示す図であり、本実施例
は、上記第2実施例において、IDコードタグと電子腕
時計の回路とのデータの交換をアンテナを介して行うも
のである。そこで、本実施例の説明にあたり、上記実施
例と同様の構成部分には、同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0070】図15は、IDコードタグ120の斜視図
であり、IDコードタグ120は、上記第2実施例と同
様に、円筒状のケース81内にアンテナ82、回路基板
83が収納されているが、ケース81の一方側の底面に
は、電極板は取り付けられていない。また、回路基板8
3には、同様に、LSI88や回路素子89が搭載され
ており、配線パターンが形成されている。
【0071】図16は、電子腕時計130及びリーダー
装置100のブロック図である。本実施例では、IDコ
ードタグ120と電子腕時計130の回路との間で、リ
ーダー装置100と電子腕時計130との間の通信と同
様に、電磁波等のエネルギーを使用して通信を行なう。
【0072】そのため、本実施例のIDコードタグ12
0のシグナルプロセッサー121は、そのためのプログ
ラムを内蔵しており、その他の構成は、上記第2実施例
と同様である。
【0073】また、電子腕時計130は、IDコードタ
グ120と通信を行なうための通信部131を備えてお
り、通信部131は、アンテナ132及びA・D変換器
133で構成されている。電子腕時計130の他の構成
は、上記第2実施例の電子腕時計60のものと同様であ
り、ただ、CPU134が、通信部131を介してID
コードタグ120と通信を行なうためのプログラム等を
備えていることが異なる。
【0074】したがって、本実施例においても、上記第
2実施例と同様に、多数の競技者がその順位が入れ替わ
りながら、所定の中継点を通過して、ゴールする場合
に、各競技者毎に、そのトータル時間を計時することが
できるだけでなく、中継地点間毎等のスプリット時間や
着順をも、人間が介在することなく、容易、正確、かつ
速やかに決定することができ、スプリット時間やトータ
ル時間を有効に利用することができる。さらに、非常に
多くの競技者が参加する場合に、スタートの合図から実
際にスタート地点を通過するまでのタイムラグ時間を算
出し、実際にスタート地点を通過してからゴール地点を
通過するまでの公式(正式)のトータル時間をも、算出
して、正式の順位を決定することができる。
【0075】また、上記各実施例においては、リーダー
装置30A〜30Fやリーダー装置100が、図2に示
したように、スタートラインやゴールライン及び各中継
地点ラインの側方に設置されている場合について説明し
たが、これに限るものではなく、例えば、図17に示す
ように、スタートライン、ゴールライン及び各中継地点
ラインの上方に設置するものであってもよく、このよう
にラインの上方に設置することにより、複数の競技者が
並んでライン上を通過する場合にも、正確に通過時刻を
検出することができ、また、電子腕時計50、電子腕時
計60及び電子腕時計130との間で、正確に情報のや
り取りを行なうことができる。
【0076】なお、上記各実施例においては、マラソン
競技に適用した場合について説明したが、これに限るも
のではなく、100メートル競走や200メートル競走
等にも、同様に適用できる。また、競技だけでなく、例
えば、ベルトコンベア上に載置された複数の検査物体等
が、所定の工程を通過して最終地点(ゴール地点)まで
移動する場合に、または、自ら移動する移動体(例え
ば、車両)が各地点を通過してゴール地点まで移動する
場合に、そのトータル時間や途中の所定区間での所要時
間(スプリット時間)等を決定する場合にも、同様に適
用することができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、移動可能
な機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたと
からなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送
信されたトリガー信号を受信して、その受信時点におけ
る受信時刻を示す受信時刻情報を出力するので、必要に
応じて、着脱部材を機器本体に取り付けるのみで、迅速
かつ簡単に、受信時点における受信時刻情報を得ること
ができる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、移動可能な
機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたとか
らなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送信
された機器識別情報を受信して、その機器識別情報が適
合する場合にのみ、受信時点における受信時刻を示す受
信時刻情報を出力するので、必要に応じて、着脱部材を
機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識
別情報が適合する場合の受信時点における受信時刻情報
を得ることができる。
【0079】請求項3記載の発明によれば、移動可能な
機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたとか
らなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送信
された機器識別情報を受信して、その機器識別情報が適
合する場合にのみ、受信時点における受信時刻を示す受
信時刻情報を出力して、記憶手段に記憶するので、着脱
部材を機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、
機器識別情報が適合する場合の受信時点における受信時
刻情報を得て、記憶することができ、記憶した受信時刻
情報を有効に利用することができる。
【0080】請求項4及び請求項5記載の発明によれ
ば、移動可能な機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り
付けられたとからなり、この着脱部材の受信手段によ
り、外部から送信された機器識別情報を受信して、その
機器識別情報が適合する場合にのみ、受信時点における
受信時刻を示す受信時刻情報を出力して、表示出力した
り、印刷出力しているので、着脱部材を機器本体に取り
付けるのみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合す
る場合の受信時点における受信時刻情報を視覚で見るこ
とのできる情報として表示出力したり、印刷出力するこ
とができ、受信時刻情報を有効に利用することができ
る。
【0081】請求項6記載の発明によれば、移動可能な
機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたとか
らなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送信
された機器識別情報を受信して、その機器識別情報が適
合する場合にのみ、受信時点における受信時刻を示す受
信時刻情報を出力して、外部に送信しているので、着脱
部材を機器本体に取り付けるのみで、迅速かつ簡単に、
機器識別情報が適合する場合の受信時点における受信時
刻情報を得て、外部に送信することができ、外部装置に
より受信時刻情報を有効に利用することができる。
【0082】請求項7記載の発明によれば、移動可能な
機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたとか
らなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送信
された機器識別情報及び移動関連情報を受信して、その
機器識別情報が適合する場合にのみ、受信時点における
受信時刻を示す受信時刻情報及び移動関連情報を出力す
るので、着脱部材を機器本体に取り付けるのみで、迅速
かつ簡単に、機器識別情報が適合する場合の受信時点に
おける受信時刻情報を得ることができるとともに、移動
関連情報を受信して、利用することができる。
【0083】請求項8記載の発明によれば、移動可能な
機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたとか
らなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送信
された機器識別情報及び移動関連情報を受信して、その
機器識別情報が適合する場合にのみ、受信時点における
受信時刻を示す受信時刻情報及び移動関連情報を出力し
て、記憶するので、着脱部材を機器本体に取り付けるの
みで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合する場合の
受信時点における受信時刻情報得て、記憶することがで
きるとともに、移動関連情報を受信して、記憶すること
ができる。
【0084】請求項9及び請求項10記載の発明によれ
ば、移動可能な機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り
付けられたとからなり、この着脱部材の受信手段によ
り、外部から送信された機器識別情報及び移動関連情報
を受信して、その機器識別情報が適合する場合にのみ、
受信時点における受信時刻を示す受信時刻情報及び移動
関連情報を得て、表示出力したり、印刷出力することが
できるので、着脱部材を機器本体に取り付けるのみで、
迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合する場合の受信時
点における受信時刻情報を得て表示出力や印刷出力する
ことができるとともに、移動関連情報を受信して、表示
出力や印刷出力することができる。
【0085】請求項11記載の発明によれば、移動可能
な機器本体に、着脱部材が着脱可能に取り付けられたと
からなり、この着脱部材の受信手段により、外部から送
信された機器識別情報及び移動関連情報を受信して、そ
の機器識別情報が適合する場合にのみ、受信時点におけ
る受信時刻を示す受信時刻情報を得て、外部に送信する
ことができるとともに、移動関連情報を受信して利用す
ることができるので、着脱部材を機器本体に取り付ける
のみで、迅速かつ簡単に、機器識別情報が適合する場合
の受信時点における受信時刻情報を得て、外部に送信す
ることができるとともに、移動関連情報を受信して利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る計時装置のブロック
構成図。
【図2】リーダー装置の一例の設置状態を示す図。
【図3】図1の計時装置のRAMへの各時間情報の記憶
状態を示す図。
【図4】IDコード装置の斜視図。
【図5】マラソン競技を行なう場合の作用説明図。
【図6】本発明の第1実施例の計時処理及び時間情報算
出処理を示すフローチャート。
【図7】本発明の第2実施例に係る電子腕時計の斜視
図。
【図8】図7の電子腕時計に装着されるIDコードタグ
の斜視図。
【図9】図8のIDコードタグの電極板部分の拡大斜視
図。
【図10】図8のIDコードタグを図7の電子腕時計に
装着したときのIDコードタグと電極との接続状態を示
す図。
【図11】本発明の第2実施例に係る電子腕時計及びリ
ーダー装置の回路ブロック図。
【図12】図11の電子腕時計とリーダ装置との間で交
信される命令の一例を示す図。
【図13】図7の電子腕時計の各種情報を表示している
状態を示す図。
【図14】本発明の第2実施例の計時処理及び時間情報
算出処理を示すフローチャート。
【図15】本発明の第3実施例のIDコードタグの斜視
図。
【図16】本発明の第3実施例に係る電子腕時計及びリ
ーダー装置の回路ブロック図。
【図17】リーダー装置の他の例の設置状態を示す図。
【符号の説明】
1 計時装置 10 計時認識処理装置 11 計時・認識部 12 制御部 13 ディスプレイ 14 プリンタ 15 キーボード 16 電光掲示板出力ポート 17 RAM 18 拡張ポート 20 スタータ装置 30A〜30F、100 リーダー装置 40 発信機 50 IDコード装置 51 ケース 52 バンド 53 ガラス 54 IC基板 55 LSI 56 アンテナ 60、130 電子腕時計 65 表示部 62 タグルーム 71、134 CPU 80、120 IDコードタグ 82 アンテナ 95 A・D変換器 96、121 シグナルプロセッサー 97 メモリ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信されたトリガー信号を受
    信する受信手段と、 この受信手段によりトリガー信号が受信されると、その
    受信時点における受信時刻を示す受信時刻情報を出力す
    る受信時刻情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  2. 【請求項2】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  3. 【請求項3】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻
    情報を記憶する記憶手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  4. 【請求項4】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻
    情報に基づき、対応する受信時刻を視覚表示する表示手
    段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  5. 【請求項5】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻
    情報に基づき、対応する受信時刻を印刷する印刷手段
    と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  6. 【請求項6】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報を出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信時刻情報出力手段から出力された前記受信時刻
    情報を外部に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  7. 【請求項7】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
    記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
    連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  8. 【請求項8】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
    記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
    連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
    及び前記移動関連情報を記憶する記憶手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  9. 【請求項9】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
    記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
    連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
    及び前記移動関連情報に基づき、対応する受信時刻及び
    移動関連情報を視覚表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  10. 【請求項10】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
    記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
    連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
    及び前記移動関連情報に基づき、対応する受信時刻及び
    移動関連情報を印刷する印刷手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
  11. 【請求項11】 移動可能な機器本体と、 この機器本体に着脱可能に取り付けられた着脱部材とか
    らなり、 前記着脱部材は、外部から送信された機器識別情報と前
    記機器本体の移動状況に関連する移動関連情報とを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された機器識別情報が適合する
    情報か否かを判断する適合判断手段と、 この適合判断手段により受信された前記機器識別情報が
    適合すると判断したときは、前記機器識別情報が前記受
    信手段により受信された時点における受信時刻を示す受
    信時刻情報と前記受信手段により受信された前記移動関
    連情報とを出力する受信時刻情報出力手段と、 この受信情報出力手段から出力された前記受信時刻情報
    及び前記移動関連情報を外部に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする移動型電子機器。
JP35491091A 1991-12-19 1991-12-19 移動型電子機器 Pending JPH05172960A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208875A (ja) * 2000-01-31 2001-08-03 Mitsubishi Materials Corp 腕時計の識別用タグ及びこれを内蔵した腕時計
JP2002117489A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Yazaki Corp 移動体監視ユニット及び移動体管理システム
JP2006030211A (ja) * 2005-08-11 2006-02-02 Mitsubishi Materials Corp 腕時計の識別用タグ及びこれを内蔵した腕時計
JP2006064400A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Casio Comput Co Ltd リスト装置及びプログラム
JP2007093494A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Seiko Precision Inc 時刻同期システム、計時機器、および、送信タイミング制御方法
JP2016211961A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 セイコーインスツル株式会社 電子時計

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