JPH05172177A - パイロット制御式ショックアブソーバ - Google Patents
パイロット制御式ショックアブソーバInfo
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- JPH05172177A JPH05172177A JP14022092A JP14022092A JPH05172177A JP H05172177 A JPH05172177 A JP H05172177A JP 14022092 A JP14022092 A JP 14022092A JP 14022092 A JP14022092 A JP 14022092A JP H05172177 A JPH05172177 A JP H05172177A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
- F16F9/465—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall using servo control, the servo pressure being created by the flow of damping fluid, e.g. controlling pressure in a chamber downstream of a pilot passage
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主弁及びパイロット制御弁の構成を単純化
し、相対運動する可動部品数を減少させることによって
稼動トラブルを低下させる。 【構成】 リング状の弁プレート10が歯形状の内側輪
郭を有し、該歯形の凹設部33が、被覆すべき前記開口
8にまで達しており、かつ前記弁プレート10が、軸方
向区分35を有するストローク制限器17によって位置
決めされ、該ストローク制限器の軸方向区分35の自由
端面41が歯形状に構成されており、該歯形の凹設部3
3′が前記弁プレート10の凸設部43を受容し、また
逆に該弁プレートの歯形の凹設部33が前記ストローク
制限器17の歯形の凸設部43′を受容し、しかも該ス
トローク制限器歯形の凹設部33′がより深く構成され
ており、かつ、前記ストローク制限器の凸設部43′が
弁プレート10の凹設部33の基底に位置している。
し、相対運動する可動部品数を減少させることによって
稼動トラブルを低下させる。 【構成】 リング状の弁プレート10が歯形状の内側輪
郭を有し、該歯形の凹設部33が、被覆すべき前記開口
8にまで達しており、かつ前記弁プレート10が、軸方
向区分35を有するストローク制限器17によって位置
決めされ、該ストローク制限器の軸方向区分35の自由
端面41が歯形状に構成されており、該歯形の凹設部3
3′が前記弁プレート10の凸設部43を受容し、また
逆に該弁プレートの歯形の凹設部33が前記ストローク
制限器17の歯形の凸設部43′を受容し、しかも該ス
トローク制限器歯形の凹設部33′がより深く構成され
ており、かつ、前記ストローク制限器の凸設部43′が
弁プレート10の凹設部33の基底に位置している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショックアブソーバの
シリンダが、ピストン棒に固定された液密に摺動可能な
ピストンによって2つの作動室に分割されており、前記
ピストンが一方の端面から他方の端面へ少なくとも1つ
の貫通路を有し、該貫通路の各開口がばねによる弁プレ
ートの圧着によって閉鎖可能でありかつこの閉鎖によっ
て主弁を形成し、前記弁プレートが逆方向ではパイロッ
ト制御力によって負荷される形式の、パイロット制御式
ショックアブソーバに関するものである。
シリンダが、ピストン棒に固定された液密に摺動可能な
ピストンによって2つの作動室に分割されており、前記
ピストンが一方の端面から他方の端面へ少なくとも1つ
の貫通路を有し、該貫通路の各開口がばねによる弁プレ
ートの圧着によって閉鎖可能でありかつこの閉鎖によっ
て主弁を形成し、前記弁プレートが逆方向ではパイロッ
ト制御力によって負荷される形式の、パイロット制御式
ショックアブソーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】欧州特許出願公開WO87/07565
号並びにWO88/06983号明細書に基づいて公知
になっているようにショックアブソーバのピストンは、
ピストン本体内に構成された主弁並びに、該主弁に内設
されていて該主弁の弁プレートを負荷するパイロット制
御室から成っている。
号並びにWO88/06983号明細書に基づいて公知
になっているようにショックアブソーバのピストンは、
ピストン本体内に構成された主弁並びに、該主弁に内設
されていて該主弁の弁プレートを負荷するパイロット制
御室から成っている。
【0003】この場合パイロット制御室の圧力は放圧ピ
ストンを介して弁プレートに作用し、前記放圧ピストン
は第1に内周面におけるロック状態を避けるために、並
びにリング形状の外周面ではギャップシールによってピ
ストン本体に対してシールされて付加的な押圧ばねによ
って負荷されている。前記放圧ピストン内に設けられて
いてパイロット制御室から隣接の作動室へ通じる開口部
は、比較的小さな絞り部を穿設していて内側に当接した
円板によって減少されており、該円板もやはり別のばね
によって放圧ピストンに押圧され、該ばね自体は特別の
ガイド部材によって所定の位置に保持される。
ストンを介して弁プレートに作用し、前記放圧ピストン
は第1に内周面におけるロック状態を避けるために、並
びにリング形状の外周面ではギャップシールによってピ
ストン本体に対してシールされて付加的な押圧ばねによ
って負荷されている。前記放圧ピストン内に設けられて
いてパイロット制御室から隣接の作動室へ通じる開口部
は、比較的小さな絞り部を穿設していて内側に当接した
円板によって減少されており、該円板もやはり別のばね
によって放圧ピストンに押圧され、該ばね自体は特別の
ガイド部材によって所定の位置に保持される。
【0004】可動の単個部材が多数あるためにロック状
態が生じやすいばかりでなく、これらの単個部材の製作
は全体として著しくコスト高になり、就中、ギャップシ
ールの使用に基づいて比較的狭い許容誤差範囲で加工す
る必要があるので、概ね製作にあたって切削加工法しか
使用できず、非切削加工法を適用することは不可能であ
る。
態が生じやすいばかりでなく、これらの単個部材の製作
は全体として著しくコスト高になり、就中、ギャップシ
ールの使用に基づいて比較的狭い許容誤差範囲で加工す
る必要があるので、概ね製作にあたって切削加工法しか
使用できず、非切削加工法を適用することは不可能であ
る。
【0005】この場合弁プレートの内径部は、ピストン
本体とピストン棒とを結合する接続管片の外径部に沿っ
てガイドされかつ該弁プレートは押圧ばねによって加圧
プレートを介して負荷される。ばね力は必ずしも常に同
心的に作用する訳ではないので、−特に小径部にばね力
が作用する場合には−弁プレートは片寄った不均一な旋
回を起こすことがある。またストローク制限器はこれま
で設けられていない。
本体とピストン棒とを結合する接続管片の外径部に沿っ
てガイドされかつ該弁プレートは押圧ばねによって加圧
プレートを介して負荷される。ばね力は必ずしも常に同
心的に作用する訳ではないので、−特に小径部にばね力
が作用する場合には−弁プレートは片寄った不均一な旋
回を起こすことがある。またストローク制限器はこれま
で設けられていない。
【0006】接続管片の内部には通常パイロット制御弁
が構成されており、該パイロット制御弁は主弁のパイロ
ット制御室内の圧力に影響を及ぼす。このために接続管
片は内部を中空に構成されており、該内部ではスライド
スリーブが軸方向に液密に摺動可能であり、該スライド
スリーブ自体の内部では圧力平衡体として作用する本来
のスライダが摺動し、該スライダは、パイロット制御室
に連通する半径方向開口の範囲に環状溝を有し、該環状
溝を介してスライダの適当な位置で両方のパイロット制
御室間が連通される。
が構成されており、該パイロット制御弁は主弁のパイロ
ット制御室内の圧力に影響を及ぼす。このために接続管
片は内部を中空に構成されており、該内部ではスライド
スリーブが軸方向に液密に摺動可能であり、該スライド
スリーブ自体の内部では圧力平衡体として作用する本来
のスライダが摺動し、該スライダは、パイロット制御室
に連通する半径方向開口の範囲に環状溝を有し、該環状
溝を介してスライダの適当な位置で両方のパイロット制
御室間が連通される。
【0007】他方の端面側では前記スライドは、長手方
向でやはり中空のスリーブの端面内において直径を変化
することなく終っており、該スリーブは反対側ではばね
によって電磁石に対して隔てて保持される。該スリーブ
は、外周に複数の溝を有し、該溝は中心孔と連通し、か
つスライドに面した方の端面によってのみスリーブとス
ライドスリーブとの間をシールする。電磁石の引き付け
似よってスリーブはばねの力に抗してシフトされて前記
シール部は開かれ、この結果、スライドスリーブとスラ
イドとの間に相対的な移動が生じ、ひいては両パイロッ
ト制御室間の連通路の自由横断面積が影響を受ける。該
パイロット制御弁の個々の部品は著しく狭い許容誤差範
囲で加工されねばならない。
向でやはり中空のスリーブの端面内において直径を変化
することなく終っており、該スリーブは反対側ではばね
によって電磁石に対して隔てて保持される。該スリーブ
は、外周に複数の溝を有し、該溝は中心孔と連通し、か
つスライドに面した方の端面によってのみスリーブとス
ライドスリーブとの間をシールする。電磁石の引き付け
似よってスリーブはばねの力に抗してシフトされて前記
シール部は開かれ、この結果、スライドスリーブとスラ
イドとの間に相対的な移動が生じ、ひいては両パイロッ
ト制御室間の連通路の自由横断面積が影響を受ける。該
パイロット制御弁の個々の部品は著しく狭い許容誤差範
囲で加工されねばならない。
【0008】この場合接続管片はピストン棒の端部内に
押し込まれて、そこで軸ナットによって確保されてお
り、該軸ナットは、主弁の2つの押圧ばねの一方のスト
ッパとして同時に併用されている。
押し込まれて、そこで軸ナットによって確保されてお
り、該軸ナットは、主弁の2つの押圧ばねの一方のスト
ッパとして同時に併用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ショックアブソーバの
慣用の構成は、ピストンを貫通する貫通路の開口が弁プ
レートによって閉鎖され、該弁プレートが加圧プレート
を介してばねによって負荷され、逆方向では、パイロッ
ト制御室内で摺動する放圧ピストンによって負荷され、
該放圧ピストンが絞り部によってパイロット制御室と隣
接作動室との間の圧力平衡を可能にする点にある。パイ
ロット制御室はパイロット制御弁を介して互いに連通
し、該パイロット制御弁は、ピストンとピストン棒とを
結合する接続管片の内部に収容されており、電磁石を介
して制御される。従って従来技術ではショックアブソー
バの構成が複雑で可動部品数も多いために故障発生率も
高くなる。そこで本発明の課題は、主弁及びパイロット
制御弁の構成を単純化し、相対運動する可動部品の使用
数を減少させることによって稼動トラブルを低下させる
ことである。
慣用の構成は、ピストンを貫通する貫通路の開口が弁プ
レートによって閉鎖され、該弁プレートが加圧プレート
を介してばねによって負荷され、逆方向では、パイロッ
ト制御室内で摺動する放圧ピストンによって負荷され、
該放圧ピストンが絞り部によってパイロット制御室と隣
接作動室との間の圧力平衡を可能にする点にある。パイ
ロット制御室はパイロット制御弁を介して互いに連通
し、該パイロット制御弁は、ピストンとピストン棒とを
結合する接続管片の内部に収容されており、電磁石を介
して制御される。従って従来技術ではショックアブソー
バの構成が複雑で可動部品数も多いために故障発生率も
高くなる。そこで本発明の課題は、主弁及びパイロット
制御弁の構成を単純化し、相対運動する可動部品の使用
数を減少させることによって稼動トラブルを低下させる
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、リング状の弁プレートが歯形状の内側
輪郭を有し、該歯形の凹設部が、被覆すべき前記開口に
まで達しており、かつ前記弁プレートが、軸方向区分を
有するストローク制限器によって位置決めされ、該スト
ローク制限器の軸方向区分の自由端面が歯形状に構成さ
れており、該歯形の凹設部が前記弁プレートの凸設部を
受容し、また逆に該弁プレートの歯形の凹設部が前記ス
トローク制限器の歯形の凸設部を受容し、しかも該スト
ローク制限器歯形の凹設部がより深く構成されており、
かつ、前記ストローク制限器の凸設部が弁プレートの凹
設部の基底に位置している点にある。
明の構成手段は、リング状の弁プレートが歯形状の内側
輪郭を有し、該歯形の凹設部が、被覆すべき前記開口に
まで達しており、かつ前記弁プレートが、軸方向区分を
有するストローク制限器によって位置決めされ、該スト
ローク制限器の軸方向区分の自由端面が歯形状に構成さ
れており、該歯形の凹設部が前記弁プレートの凸設部を
受容し、また逆に該弁プレートの歯形の凹設部が前記ス
トローク制限器の歯形の凸設部を受容し、しかも該スト
ローク制限器歯形の凹設部がより深く構成されており、
かつ、前記ストローク制限器の凸設部が弁プレートの凹
設部の基底に位置している点にある。
【0011】シールプレート、つまり弁プレートの本発
明による新規な構成によって、これまで弾性的に構成さ
れてきた薄肉のシールプレートの機能と頑丈に構成され
てきた圧着プレートの機能とが一体化され、これによっ
て構成要素の数が減少される。それというのは本発明で
は、押圧ばねが弁プレートに対して直接作用し、しかも
ピストン端面の閉鎖すべき開口の範囲で直接作用するか
らである。
明による新規な構成によって、これまで弾性的に構成さ
れてきた薄肉のシールプレートの機能と頑丈に構成され
てきた圧着プレートの機能とが一体化され、これによっ
て構成要素の数が減少される。それというのは本発明で
は、押圧ばねが弁プレートに対して直接作用し、しかも
ピストン端面の閉鎖すべき開口の範囲で直接作用するか
らである。
【0012】弁プレートの歯付き内側輪郭が閉鎖すべき
開口の近くにまで達しており、かつこの部位で、弁プレ
ートの内側輪郭とストローク制限器の軸方向区域の歯付
き外側輪郭との噛み合いが生じるので、弁プレートは、
シールすべき開口の直ぐ近くでガイドされている。シー
ルプレートが著しく小さな内径を有し、これによってシ
ールプレートの内縁点の1つを中心として傾動し、ひい
ては主弁の不均一な開放が極めて生じ易かった従来技術
に対して、このような不均一な開放は、本発明の解決手
段によればもはや不可能である。構成部品の絶対数以外
に、弁プレート、ストローク制限器などの引張り側と圧
縮側との構成が等しいことに基づいて、ショックアブソ
ーバには異なった形状の単個部品の数も少なくする。
開口の近くにまで達しており、かつこの部位で、弁プレ
ートの内側輪郭とストローク制限器の軸方向区域の歯付
き外側輪郭との噛み合いが生じるので、弁プレートは、
シールすべき開口の直ぐ近くでガイドされている。シー
ルプレートが著しく小さな内径を有し、これによってシ
ールプレートの内縁点の1つを中心として傾動し、ひい
ては主弁の不均一な開放が極めて生じ易かった従来技術
に対して、このような不均一な開放は、本発明の解決手
段によればもはや不可能である。構成部品の絶対数以外
に、弁プレート、ストローク制限器などの引張り側と圧
縮側との構成が等しいことに基づいて、ショックアブソ
ーバには異なった形状の単個部品の数も少なくする。
【0013】放圧弁の新規な構成によって、軸方向で比
較的大きな長さを有しギャップシールとしても機能する
直径部では充分に正確な加工が必要であるが、例えば普
通のシールリングによってシールされるその他の周面で
は正確な加工の必要は無くなる。これによって全体とし
てはリング状の放圧ピストンについては比較的大きな製
作誤差が許容され、その結果製作費が低下し、付加的に
該放圧ピストンを例えば焼結法を用いて、ひいては後加
工を必要としない成形加工によって製作する可能性も開
かれる。
較的大きな長さを有しギャップシールとしても機能する
直径部では充分に正確な加工が必要であるが、例えば普
通のシールリングによってシールされるその他の周面で
は正確な加工の必要は無くなる。これによって全体とし
てはリング状の放圧ピストンについては比較的大きな製
作誤差が許容され、その結果製作費が低下し、付加的に
該放圧ピストンを例えば焼結法を用いて、ひいては後加
工を必要としない成形加工によって製作する可能性も開
かれる。
【0014】更にまた、圧着ばねの必要がなくなり、こ
れによって従来必要だったガイドピストンも省かれるこ
とによって、単個部品数が減少するばかりでなく、特
に、折損したりロックしたりし易い、トラブル発生率の
高い構成部品数も減少することになる。スリット付き保
持リングの場合でも折損やロックの虞れが殆どなく、し
かもパイロット制御室内に設けられている絞り部位を有
する円板は、該パイロット制御室内に隣接した作動室の
圧力よりも高い圧力が生じると直ちに、その機能を果た
すことができる。何故ならば放圧ピストンの内側円板に
対する前記円板の当接が保証されているからである。
れによって従来必要だったガイドピストンも省かれるこ
とによって、単個部品数が減少するばかりでなく、特
に、折損したりロックしたりし易い、トラブル発生率の
高い構成部品数も減少することになる。スリット付き保
持リングの場合でも折損やロックの虞れが殆どなく、し
かもパイロット制御室内に設けられている絞り部位を有
する円板は、該パイロット制御室内に隣接した作動室の
圧力よりも高い圧力が生じると直ちに、その機能を果た
すことができる。何故ならば放圧ピストンの内側円板に
対する前記円板の当接が保証されているからである。
【0015】歯付き自由端面を有するストローク制限器
は付加的にピストンの端面に接触し、かつ、該ストロー
ク制限器の半径方向部分が、前記ピストンとピストン棒
とを結合する接続管片の対応段部又は軸ナットに支持さ
れるので、複数の単個部品から成るピストンベース体が
単に軸ナットの力に依って軸方向で纏められているにす
ぎず、従ってピストン区域では特に組立て後の溶接操作
の必要も無くなる。
は付加的にピストンの端面に接触し、かつ、該ストロー
ク制限器の半径方向部分が、前記ピストンとピストン棒
とを結合する接続管片の対応段部又は軸ナットに支持さ
れるので、複数の単個部品から成るピストンベース体が
単に軸ナットの力に依って軸方向で纏められているにす
ぎず、従ってピストン区域では特に組立て後の溶接操作
の必要も無くなる。
【0016】接続管片の内部にパイロット制御弁の新規
な構成に基づいて、特に端面側の減径されたスライドと
隣接スリーブとの協働によって、従来スライドと接続管
片との間に同心的に配置されていたスライドスリーブは
完全に省かれる。このことは又、ショックアブソーバの
製作費並びにトラブル発生率を低下させ、かつ外側寸法
が等しい場合には接続管片のための材料厚をより大きく
することを可能にし、ひいてはピストン区域又は該ピス
トンからピストン棒への移行区域における剛性を高める
ためにも役立つ。
な構成に基づいて、特に端面側の減径されたスライドと
隣接スリーブとの協働によって、従来スライドと接続管
片との間に同心的に配置されていたスライドスリーブは
完全に省かれる。このことは又、ショックアブソーバの
製作費並びにトラブル発生率を低下させ、かつ外側寸法
が等しい場合には接続管片のための材料厚をより大きく
することを可能にし、ひいてはピストン区域又は該ピス
トンからピストン棒への移行区域における剛性を高める
ためにも役立つ。
【0017】これによって単個部品の相互緊定は部分的
には比較的大きな直径部で行われるので、剛性もやはり
改善される。妥協策としてスライドの直径を増大させ
て、これによって、より大きな流動横断面、これに伴っ
て別の応答挙動が可能になる。
には比較的大きな直径部で行われるので、剛性もやはり
改善される。妥協策としてスライドの直径を増大させ
て、これによって、より大きな流動横断面、これに伴っ
て別の応答挙動が可能になる。
【0018】また個々の直径部の製作は、直径の増大に
基づいて容易になり、ひいては低廉になる。
基づいて容易になり、ひいては低廉になる。
【0019】接続管片をピストン棒の端面内に差し込ん
で、キャップナットによってピストン棒の外径部とねじ
締結するのではなくて、むしろ接続管片に設けた雄ねじ
山と、ピストン棒内の雌ねじ山との間を直接螺合させる
ことによって、単個部品を更に省くことが可能になる。
これまで軸ナットによって形成されていた、主弁のスパ
イラルばねのために必要な対応ばね受けは、屈曲した保
持フランジによって得られ、該保持フランジはすでに、
ピストンの対向側では、その部位に設けられている押圧
ばねのばね受けとして使用されている。このような実施
態様では付加的に、ピストンの両側で同様に互いに接し
合う保持フランジとストローク制限器とを1つの構成部
分として統合することが望ましい。
で、キャップナットによってピストン棒の外径部とねじ
締結するのではなくて、むしろ接続管片に設けた雄ねじ
山と、ピストン棒内の雌ねじ山との間を直接螺合させる
ことによって、単個部品を更に省くことが可能になる。
これまで軸ナットによって形成されていた、主弁のスパ
イラルばねのために必要な対応ばね受けは、屈曲した保
持フランジによって得られ、該保持フランジはすでに、
ピストンの対向側では、その部位に設けられている押圧
ばねのばね受けとして使用されている。このような実施
態様では付加的に、ピストンの両側で同様に互いに接し
合う保持フランジとストローク制限器とを1つの構成部
分として統合することが望ましい。
【0020】従って一方のキャップナットを省いたこと
に基づいて単個部品が減少し、かつピストン棒と接続管
片との間の移行部における剛性が高くなり、それと相俟
ってピストン棒の有効長が増大することになる。
に基づいて単個部品が減少し、かつピストン棒と接続管
片との間の移行部における剛性が高くなり、それと相俟
ってピストン棒の有効長が増大することになる。
【0021】
【実施例】次に図面に基づいて本発明による2実施例を
詳説する。
詳説する。
【0022】図1には、パッキン29によってシールさ
れてシリンダ2内を摺動可能なピストン3が図示されて
おり、該ピストンは、ピストン本体20と種々の組立て
部分から成っており、接続管片25を介してピストン棒
22と固定的に結合されている。
れてシリンダ2内を摺動可能なピストン3が図示されて
おり、該ピストンは、ピストン本体20と種々の組立て
部分から成っており、接続管片25を介してピストン棒
22と固定的に結合されている。
【0023】ピストン3の外寄り域には複数の貫通路6
が穿設されており、該貫通路はそれぞれ開いた開口9
と、シールプレートつまり弁プレート10によって閉鎖
可能の開口8とを有し、前記の両開口は両方の通流方向
のための主弁5を形成する。ピストン3の両端面7に圧
着する2つのシールプレート10はそれぞれ、開口の範
囲ではコイルばね11を介して負荷され、また逆方向で
は放圧ピストン42によって負荷され、該放圧ピストン
の力は、その後方に位置しているパイロット制御室13
の圧力に関連し、該パイロット制御室は、ピストン3内
の環状溝26と接続管片25内の半径方向ポート21を
介して該接続管片25の内部のパイロット制御弁と接続
している。
が穿設されており、該貫通路はそれぞれ開いた開口9
と、シールプレートつまり弁プレート10によって閉鎖
可能の開口8とを有し、前記の両開口は両方の通流方向
のための主弁5を形成する。ピストン3の両端面7に圧
着する2つのシールプレート10はそれぞれ、開口の範
囲ではコイルばね11を介して負荷され、また逆方向で
は放圧ピストン42によって負荷され、該放圧ピストン
の力は、その後方に位置しているパイロット制御室13
の圧力に関連し、該パイロット制御室は、ピストン3内
の環状溝26と接続管片25内の半径方向ポート21を
介して該接続管片25の内部のパイロット制御弁と接続
している。
【0024】ストローク制限器17は、接続管片25の
対応段部36に支持される半径方向リング状部分と、半
径方向区分34の外周に配置された軸方向区分35とか
ら成り、該軸方向区分の自由端面側は、フィンガー状の
歯形構成に基づいて前記シールプレート10の対応歯溝
を通って延びてピストン3の端面に圧着する。
対応段部36に支持される半径方向リング状部分と、半
径方向区分34の外周に配置された軸方向区分35とか
ら成り、該軸方向区分の自由端面側は、フィンガー状の
歯形構成に基づいて前記シールプレート10の対応歯溝
を通って延びてピストン3の端面に圧着する。
【0025】図2に示した詳細図では前記ストローク制
限器17は拡大縦断面図で示されており、しかも図2の
右半部ではシールプレート10、つまり弁プレートとの
協働状態が付加的に示されている。
限器17は拡大縦断面図で示されており、しかも図2の
右半部ではシールプレート10、つまり弁プレートとの
協働状態が付加的に示されている。
【0026】図2の左半部には、軸方向区分35の自由
端面41に配置された凹設部33′が示されており、該
凹設部は、規則的に続く凸設部43′に基づいて歯形輪
郭を生ぜしめる。
端面41に配置された凹設部33′が示されており、該
凹設部は、規則的に続く凸設部43′に基づいて歯形輪
郭を生ぜしめる。
【0027】図2の右半部には、ストローク制限器17
の歯形形状と共に、内周に対応成形された弁プレート1
0の侵入状態が図示されている。この場合弁プレート1
0は、ショックアブソーバの縦軸線に対して直角に、要
するにストローク制限器17の半径方向区分35に平行
に位置している。弁プレート10の凸設部43はこの場
合ストローク制限器17の凹設部33′を貫通して延び
ているが、該凸設部の軸方向運動自由度は前記凹設部3
3′の軸方向端部によって制限され、該軸方向端部に凸
設部は主弁5の全開時に当接する。従ってストローク制
限器17の凹設部33′の深度は弁プレート10の凸設
部43の材料厚みよりも著しく大である。
の歯形形状と共に、内周に対応成形された弁プレート1
0の侵入状態が図示されている。この場合弁プレート1
0は、ショックアブソーバの縦軸線に対して直角に、要
するにストローク制限器17の半径方向区分35に平行
に位置している。弁プレート10の凸設部43はこの場
合ストローク制限器17の凹設部33′を貫通して延び
ているが、該凸設部の軸方向運動自由度は前記凹設部3
3′の軸方向端部によって制限され、該軸方向端部に凸
設部は主弁5の全開時に当接する。従ってストローク制
限器17の凹設部33′の深度は弁プレート10の凸設
部43の材料厚みよりも著しく大である。
【0028】半径方向区分34の中央でストローク制限
器17が、接続管片25の外周に被せ嵌めるための共軸
の開口を有しているのは勿論である。
器17が、接続管片25の外周に被せ嵌めるための共軸
の開口を有しているのは勿論である。
【0029】図1から判るように弁プレート10の凸設
部43はストローク制限器17の半径方向区分よりも少
なく内向きに突出しているが、ピストン3の端面7に形
成された環状凹設部の前に少なくとも部分的に位置して
おり,該環状凹設部はこの区域で接続管片25の外周と
相俟ってパイロット制御室13を形成する。該パイロッ
ト制御室13内にはリング状の放圧ピストン42が位置
している。該放圧ピストン42はその内周部では比較的
大きな軸方向長さを有しかつギャップシール50によっ
て接続管片25の外周面に対してシールされている。放
圧ピストン42はその外周ではピストン3のピストン本
体20に対してシールリング28によってシールされ
る。
部43はストローク制限器17の半径方向区分よりも少
なく内向きに突出しているが、ピストン3の端面7に形
成された環状凹設部の前に少なくとも部分的に位置して
おり,該環状凹設部はこの区域で接続管片25の外周と
相俟ってパイロット制御室13を形成する。該パイロッ
ト制御室13内にはリング状の放圧ピストン42が位置
している。該放圧ピストン42はその内周部では比較的
大きな軸方向長さを有しかつギャップシール50によっ
て接続管片25の外周面に対してシールされている。放
圧ピストン42はその外周ではピストン3のピストン本
体20に対してシールリング28によってシールされ
る。
【0030】更にまた前記放圧ピストン42は軸方向で
開口部44を有し、該開口部はパイロット制御室13か
ら隣接した作動室4への連通路を形成し、該作動室は、
ストローク制限器17と弁プレート10との間の協働中
の遊びに基づいて、山形状のストローク制限器17によ
って形成された内室と連通する。前記開口部44は、内
側に絞り部12として設けられた少なくとも1つの所定
の小さな開口を有する円板15によって減少されるの
で、パイロット制御室13内の圧力が高くなった場合、
隣接した作動室4との圧力平衡は時間を遅延させてのみ
可能である。
開口部44を有し、該開口部はパイロット制御室13か
ら隣接した作動室4への連通路を形成し、該作動室は、
ストローク制限器17と弁プレート10との間の協働中
の遊びに基づいて、山形状のストローク制限器17によ
って形成された内室と連通する。前記開口部44は、内
側に絞り部12として設けられた少なくとも1つの所定
の小さな開口を有する円板15によって減少されるの
で、パイロット制御室13内の圧力が高くなった場合、
隣接した作動室4との圧力平衡は時間を遅延させてのみ
可能である。
【0031】前記円板15は軸方向で放圧ピストン42
の対向面から、該放圧ピストンと軸方向で固定的に結合
された保持リング18まで移動することができ、該保持
リングは本実施例では放圧ピストン42の、大きな軸方
向長さ部の外周に設けた溝に嵌装されたスナップリング
として構成されている。従って前記パイロット制御室1
3に対比して作動室4内の圧力が高くなると前記円板1
5は開口部44の口から離間し迅速な圧力平衡を可能に
する。両パイロット制御室13は、スライダ38の環状
溝30が一方の半径方向ポート21から他方の半径方向
ポート21に達するような位置にスライダ38が位置し
ている限り、環状溝26と、接続管片25内で軸方向で
隔離された半径方向ポート21とを介して互いに連通す
る。
の対向面から、該放圧ピストンと軸方向で固定的に結合
された保持リング18まで移動することができ、該保持
リングは本実施例では放圧ピストン42の、大きな軸方
向長さ部の外周に設けた溝に嵌装されたスナップリング
として構成されている。従って前記パイロット制御室1
3に対比して作動室4内の圧力が高くなると前記円板1
5は開口部44の口から離間し迅速な圧力平衡を可能に
する。両パイロット制御室13は、スライダ38の環状
溝30が一方の半径方向ポート21から他方の半径方向
ポート21に達するような位置にスライダ38が位置し
ている限り、環状溝26と、接続管片25内で軸方向で
隔離された半径方向ポート21とを介して互いに連通す
る。
【0032】スライダ38は減径部49を有する方の端
部でもって、軸方向で中空の可動磁極片40の端面側対
応凹設部内を摺動し、該可動磁極片は他方の側でばね1
6を介して電磁石39に支持されて電磁石39に対する
端面45の間隔を維持する。
部でもって、軸方向で中空の可動磁極片40の端面側対
応凹設部内を摺動し、該可動磁極片は他方の側でばね1
6を介して電磁石39に支持されて電磁石39に対する
端面45の間隔を維持する。
【0033】可動磁極片40の外周面には長手方向に一
貫して延在する複数の溝47が設けられており、この場
合可動磁極片40は、スライダ38寄りの端面46でも
って接続管片25の対応する段部48に、ばね16のば
ね力に基づいて付加的に当接している。
貫して延在する複数の溝47が設けられており、この場
合可動磁極片40は、スライダ38寄りの端面46でも
って接続管片25の対応する段部48に、ばね16のば
ね力に基づいて付加的に当接している。
【0034】可動磁極片40の右側端面46がスライダ
38に当接するか否かは、他方の端面45に作用するば
ね16のばね力が、前記可動磁極片40を左手に向かっ
て引き寄せる電磁石39の作動によって補償されるか否
かに懸っている。
38に当接するか否かは、他方の端面45に作用するば
ね16のばね力が、前記可動磁極片40を左手に向かっ
て引き寄せる電磁石39の作動によって補償されるか否
かに懸っている。
【0035】図1の上半部では、接続管片25とピスト
ン棒22との間の連結が解除されており、従って接続管
片25は中空のピストン棒22内の対応段部にまで押し
込まれて軸ナット23によって軸方向及び半径方向で位
置固定され、前記軸ナット23はピストン棒22の雄ね
じ山と螺合される。該軸ナット23は、左手の弁プレー
ト10を負荷するコイルばね11のためのばね受けも同
時に形成している。
ン棒22との間の連結が解除されており、従って接続管
片25は中空のピストン棒22内の対応段部にまで押し
込まれて軸ナット23によって軸方向及び半径方向で位
置固定され、前記軸ナット23はピストン棒22の雄ね
じ山と螺合される。該軸ナット23は、左手の弁プレー
ト10を負荷するコイルばね11のためのばね受けも同
時に形成している。
【0036】図1の下半部には接続管片25が雄ねじ山
51を有する実施態様が図示されており、前記雄ねじ山
に続いて、周面嵌合部52並びに半径方向段部53が設
けられている。接続管片25はピストン棒22の対応雌
ねじ山にねじ込まれており、この場合接続管片25とピ
ストン棒22の相互位置は前記半径方向嵌合部52と、
軸方向嵌合部として構成された段部53とによって固定
される。
51を有する実施態様が図示されており、前記雄ねじ山
に続いて、周面嵌合部52並びに半径方向段部53が設
けられている。接続管片25はピストン棒22の対応雌
ねじ山にねじ込まれており、この場合接続管片25とピ
ストン棒22の相互位置は前記半径方向嵌合部52と、
軸方向嵌合部として構成された段部53とによって固定
される。
【0037】コイルばね11のためのばね受けとして
は、軸方向のリング状屈曲部19を有する保持フランジ
32が使用され、該保持フランジは接続管片25の外周
部に設けた対応段部に当接し、かつ同じ形で鏡面対称
に、接続管片25の自由端部の軸ナット24とストロー
ク制限器17との間に、やはりコイルばね11のための
ばね受けとして挿入されている。
は、軸方向のリング状屈曲部19を有する保持フランジ
32が使用され、該保持フランジは接続管片25の外周
部に設けた対応段部に当接し、かつ同じ形で鏡面対称
に、接続管片25の自由端部の軸ナット24とストロー
ク制限器17との間に、やはりコイルばね11のための
ばね受けとして挿入されている。
【図1】本発明によるショックアブソーバのピストン区
域の縦断面図である。
域の縦断面図である。
【図2】ストローク制限器及び弁プレートの拡大縦断面
図である。
図である。
2 シリンダ、 3 ピストン、 4 作動室、
5 主弁、 6貫通路、 7 端面、 8,9
開口、 10 弁プレートを形成するシールプレー
ト、 11 コイルばね、 13 パイロット制御
室、 15円板、16 ばね、 17 ストローク
制限器、 18 保持リング、 19 軸方向のリン
グ状屈曲部、 20 ピストン本体、 21半径方向
ポート、 22 ピストン棒、 23 軸ナット、
24 軸ナット、 25 接続管片、 26
環状溝、 28 シールリング、 30 環状溝、
32 保持フランジ、 33,33′ 凹設部、
34半径方向区分、 35軸方向区分、 36 対
応段部、 38 スライダ、 39 電磁石、 4
0 可動磁極片、 41 自由端面、 42放圧
弁、 43,43′ 凸設部、 44 開口部、
45 左側端面、 46 右側端面、 47溝、
48 段部、 49 減径部、50 ギャップシ
ール、 51 雄ねじ山、 52 周面嵌合部、
53 半径方向段部
5 主弁、 6貫通路、 7 端面、 8,9
開口、 10 弁プレートを形成するシールプレー
ト、 11 コイルばね、 13 パイロット制御
室、 15円板、16 ばね、 17 ストローク
制限器、 18 保持リング、 19 軸方向のリン
グ状屈曲部、 20 ピストン本体、 21半径方向
ポート、 22 ピストン棒、 23 軸ナット、
24 軸ナット、 25 接続管片、 26
環状溝、 28 シールリング、 30 環状溝、
32 保持フランジ、 33,33′ 凹設部、
34半径方向区分、 35軸方向区分、 36 対
応段部、 38 スライダ、 39 電磁石、 4
0 可動磁極片、 41 自由端面、 42放圧
弁、 43,43′ 凸設部、 44 開口部、
45 左側端面、 46 右側端面、 47溝、
48 段部、 49 減径部、50 ギャップシ
ール、 51 雄ねじ山、 52 周面嵌合部、
53 半径方向段部
Claims (5)
- 【請求項1】 ショックアブソーバのシリンダ(2)
が、ピストン棒(22)に固定された液密に摺動可能な
ピストン(3)によって2つの作動室(4)に分割され
ており、前記ピストンが一方の端面から他方の端面へ少
なくとも1つの貫通路(6)を有し、該貫通路の各開口
(8)がばね(11)による弁プレート(10)の圧着
によって閉鎖可能でありかつこの閉鎖によって主弁
(5)を形成し、前記弁プレート(10)が逆方向では
パイロット制御力によって負荷される形式の、パイロッ
ト制御式ショックアブソーバにおいて、リング状の弁プ
レート(10)が歯形状の内側輪郭を有し、該歯形の凹
設部(33)が、被覆すべき前記開口(8)にまで達し
ており、かつ前記弁プレート(10)が、軸方向区分
(35)を有するストローク制限器(17)によって位
置決めされ、該ストローク制限器の軸方向区分(35)
の自由端面(41)が歯形状に構成されており、該歯形
の凹設部(33′)が前記弁プレート(10)の凸設部
(43)を受容し、また逆に該弁プレートの歯形の凹設
部(33)が前記ストローク制限器(17)の歯形の凸
設部(43′)を受容し、しかも該ストローク制限器歯
形の凹設部(33′)がより深く構成されており、か
つ、前記ストローク制限器の凸設部(43′)が弁プレ
ート(10)の凹設部(33)の基底に位置しているこ
とを特徴とする、パイロット制御式ショックアブソー
バ。 - 【請求項2】 弁プレート(10)がその内側で放圧ピ
ストン(42)によって負荷され、該放圧ピストンが、
ピストン(3)のパイロット制御室(13)を形成す
る、ピストン(3)のピストン本体(20)の端面
(7)に形成された環状凹設部内を摺動可能であり、該
放圧ピストン(42)の内周面及び外周面が、軸方向の
ギャップシール(50)及びシールリング(28)によ
ってピストン本体(20)に対してシールされている、
請求項1記載のショックアブソーバ。 - 【請求項3】 放圧ピストン(42)内に穿設されてい
てパイロット制御室(13)から作動室(4)へ達する
開口部(44)が、パイロット制御室(13)の側で接
触する、絞り部(12)を有する円板(15)によって
減少され、該円板の軸方向遊びが、前記放圧ピストン
(42)に固定されていて前記円板(15)の前方で半
径方向に張出した保持リング(18)によって制限され
ている、請求項1又は2記載のショックアブソーバ。 - 【請求項4】 ピストン本体(20)をピストン棒(2
2)と結合する接続管片(25)が長手方向で中空に構
成されており、かつ軸方向で隔離された少なくとも2つ
の半径方向ポート(21)を有し、両半径方向ポート内
寄り開口が、前記接続管片(25)内を液密に摺動する
スライダ(38)の外周面に設けた環状溝(30)によ
って連通可能であり、前記接続管片(25)が軸方向で
前記ピストン棒(22)と固定的に結合されており、前
記スライダ(38)の一方の端部が、長手方向に中空の
可動磁極片(40)の端面(46)内で液密に、しかも
摺動可能に減径部(49)でもって終っており、、前記
可動磁極片(40)が、前記スライダ(38)から離反
した方の端面(45)で軸方向力によって負荷されてお
りかつ外周面に長手方向に延在する複数の溝(47)を
有しており、該溝が、前記接続管片(25)の対応段部
(48)からの可動磁極片の他方の端面(46)の離間
時に前記減径部(49)の外側で中心孔(31)からス
ライダ(38)の端面域への流動連通路を解放する、請
求項1から3までのいずれか1項記載のショックアブソ
ーバ。 - 【請求項5】 接続管片(25)が一方の端部に雄ねじ
山(51)を有し、該雄ねじ山に続いて周面嵌合部(5
2)並びに外向きに張出した半径方向段部(53)が設
けられており、前記接続管片(25)が前記雄ねじ山
(51)によってピストン棒(22)の端面寄りに設け
た対応雌ねじ山内に螺入されて該ピストン棒の端面が前
記半径方向段部(53)に当接されている、請求項1か
ら4までのいずれか1項記載のショックアブソーバ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914118030 DE4118030A1 (de) | 1991-06-01 | 1991-06-01 | Vorgesteuerter stossdaempfer |
DE4118030.5 | 1991-06-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05172177A true JPH05172177A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=6432999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14022092A Pending JPH05172177A (ja) | 1991-06-01 | 1992-06-01 | パイロット制御式ショックアブソーバ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5234085A (ja) |
JP (1) | JPH05172177A (ja) |
DE (1) | DE4118030A1 (ja) |
FR (1) | FR2677095B1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4423526C1 (de) * | 1994-03-03 | 1995-12-07 | Fichtel & Sachs Ag | Schwingungsdämpfer mit verstellbarer Dämpfkraft |
DE4406918C2 (de) * | 1993-03-18 | 1995-11-02 | Fichtel & Sachs Ag | Dämpfventileinrichtung |
US5551541A (en) * | 1993-03-18 | 1996-09-03 | Fichtel & Sachs Ag | Shock absorber |
ES2106667B1 (es) * | 1994-01-15 | 1998-05-16 | Fichtel & Sachs Ag | Instalacion de accionamiento de valvula, en particular para un amortiguador de vibraciones. |
GB2314602B (en) * | 1996-06-28 | 2000-09-20 | Delphi Espana Automotive Sys | Suspension strut |
JP2001159444A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-12 | Tokico Ltd | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
US7165469B2 (en) * | 2003-04-10 | 2007-01-23 | M-B-W Inc. | Shift rod piston seal arrangement for a vibratory plate compactor |
US7070029B2 (en) * | 2003-09-15 | 2006-07-04 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Monotube piston valving system with selective bleed |
US7878311B2 (en) * | 2007-07-19 | 2011-02-01 | Husco Automotive Holdings, LLC | Piston with an integral electrically operated adjustment valve for a hydraulic vibration damper |
US8083039B2 (en) * | 2007-08-29 | 2011-12-27 | Tenneco Automotive Operating Company, Inc. | Disc spring intake |
US8997953B2 (en) * | 2007-08-30 | 2015-04-07 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Shock absorber having a full displacement valve assembly |
JP4761474B2 (ja) * | 2007-09-06 | 2011-08-31 | カヤバ工業株式会社 | 緩衝器のバルブ構造 |
US9080629B2 (en) | 2012-09-07 | 2015-07-14 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Multi-tuneable degressive valve |
US9163691B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-10-20 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Rod guide arrangement for electronically controlled valve applications |
DE102013114169A1 (de) * | 2013-12-17 | 2015-06-18 | Thyssenkrupp Bilstein Gmbh | Regelbarer Schwingungsdämpfer für Kraftfahrzeuge |
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