JPH05172094A - モーター・ファン装置 - Google Patents
モーター・ファン装置Info
- Publication number
- JPH05172094A JPH05172094A JP14986792A JP14986792A JPH05172094A JP H05172094 A JPH05172094 A JP H05172094A JP 14986792 A JP14986792 A JP 14986792A JP 14986792 A JP14986792 A JP 14986792A JP H05172094 A JPH05172094 A JP H05172094A
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- JP
- Japan
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- fan
- motor
- fan device
- shape
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却風のファン後流の相互の干渉による乱れ
を抑制し、流れを円滑となして冷却効果を一層促進し、
同時に干渉による騒音の誘発をなくしてモーター・ファ
ン装置としての性能を向上せしめる。 【構成】 相互のファン部材(1)(1') のなす間を整流板
(2) により仕切して構成する。
を抑制し、流れを円滑となして冷却効果を一層促進し、
同時に干渉による騒音の誘発をなくしてモーター・ファ
ン装置としての性能を向上せしめる。 【構成】 相互のファン部材(1)(1') のなす間を整流板
(2) により仕切して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に自動車用ラジエー
ター．コンデンサー等のの放熱器の冷却装置に組込まれ
るモーター・ファン装置に関するものである。
ター．コンデンサー等のの放熱器の冷却装置に組込まれ
るモーター・ファン装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のモーター・ファン装置と
しては、通常単一のファン部材をモーターの回転軸に取
付けてなるものであるが、近年その機能の促進に関連し
てそれぞれのファン部材を並列状に配置して取付けた２
連によるものが開発されている。
しては、通常単一のファン部材をモーターの回転軸に取
付けてなるものであるが、近年その機能の促進に関連し
てそれぞれのファン部材を並列状に配置して取付けた２
連によるものが開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな２連構造による従来技術においては、ファン部材の
回動に伴い単に並列状に配置したファン部材の構造によ
り、相互の該ファン部材により生じた冷却風による相互
の干渉によってファン後流に乱れを招いて円滑な流れを
害し、従って冷却機能の低下と、騒音の誘発とを余儀な
くされる問題を有するものであった。
うな２連構造による従来技術においては、ファン部材の
回動に伴い単に並列状に配置したファン部材の構造によ
り、相互の該ファン部材により生じた冷却風による相互
の干渉によってファン後流に乱れを招いて円滑な流れを
害し、従って冷却機能の低下と、騒音の誘発とを余儀な
くされる問題を有するものであった。
【０００４】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、冷却風のファン後流による相互
の干渉を抑制して流れを円滑となし、冷却効果を一層促
進せしめ、同時に騒音の誘発をなくして性能を向上する
ことのできるモーター・ファン装置を提案することを目
的とするものである。
てなされたものであり、冷却風のファン後流による相互
の干渉を抑制して流れを円滑となし、冷却効果を一層促
進せしめ、同時に騒音の誘発をなくして性能を向上する
ことのできるモーター・ファン装置を提案することを目
的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、モーターの回転軸にそれぞれファン部材を並
列状に配置して取付けた２連からなるモーター・ファン
装置において、相互のファン部材のなす間を整流板によ
り仕切して構成したモーター・ファン装置を要旨とする
ものであり、特に整流板を後流側に延長し、更に前記整
流板を略Ｓ字形、Ｉ字形、Ｘ字形、Ｙ字形或いは傾斜し
て構成したり、または直接シュラウドの一部をもって遮
蔽して構成したり、前記ファン部材の回転中心を結ぶ線
上附近のみ整流板を設けたり、又は該線上附近の整流板
の高さを他の部分より高くするものである。
するため、モーターの回転軸にそれぞれファン部材を並
列状に配置して取付けた２連からなるモーター・ファン
装置において、相互のファン部材のなす間を整流板によ
り仕切して構成したモーター・ファン装置を要旨とする
ものであり、特に整流板を後流側に延長し、更に前記整
流板を略Ｓ字形、Ｉ字形、Ｘ字形、Ｙ字形或いは傾斜し
て構成したり、または直接シュラウドの一部をもって遮
蔽して構成したり、前記ファン部材の回転中心を結ぶ線
上附近のみ整流板を設けたり、又は該線上附近の整流板
の高さを他の部分より高くするものである。
【０００６】
【作用】本発明はこのように構成されているため、ファ
ン装置の回動に際してそれぞれのファン部材によって起
生するスパイラル状のファン後流を整流板に沿って仕切
内部で整流することとなるため、ファン後流の相互の干
渉による乱れをなくして流れを円滑となすこととなり、
風量を増して冷却効果を一層促進せしめ、同時に干渉に
よる騒音の誘発をなくして性能を向上することができ
る。
ン装置の回動に際してそれぞれのファン部材によって起
生するスパイラル状のファン後流を整流板に沿って仕切
内部で整流することとなるため、ファン後流の相互の干
渉による乱れをなくして流れを円滑となすこととなり、
風量を増して冷却効果を一層促進せしめ、同時に干渉に
よる騒音の誘発をなくして性能を向上することができ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図１は本発明の実施の一例に係るモーター・フ
ァン装置を示す正面図、図２は図１の側面図、図３乃至
図８はそれぞれ他の実施例の図１相当図、図９は更に他
の実施例を示し(a) は正面図、(b) は側面図、図１０は
更に別の実施例の図１相当図であって、(1)(1') は軸流
ファン部材であり、モーター（図示せず）の回転軸にそ
れぞれ並列状に配置して取付けて２連となすものであ
る。(2) は整流板であり、前記ファン部材(1)(1') の間
を仕切してなるもので、略Ｚ字形（図１）、略Ｉ字形
（図３）、略Ｘ字形（図４）、略Ｙ字形（図５）、傾斜
（図６）或いは略Ｓ字状（図７）をもって構成するか、
または直接シュラウド(3) の一部をもって（図８）遮蔽
(4) して構成するものである。
すれば、図１は本発明の実施の一例に係るモーター・フ
ァン装置を示す正面図、図２は図１の側面図、図３乃至
図８はそれぞれ他の実施例の図１相当図、図９は更に他
の実施例を示し(a) は正面図、(b) は側面図、図１０は
更に別の実施例の図１相当図であって、(1)(1') は軸流
ファン部材であり、モーター（図示せず）の回転軸にそ
れぞれ並列状に配置して取付けて２連となすものであ
る。(2) は整流板であり、前記ファン部材(1)(1') の間
を仕切してなるもので、略Ｚ字形（図１）、略Ｉ字形
（図３）、略Ｘ字形（図４）、略Ｙ字形（図５）、傾斜
（図６）或いは略Ｓ字状（図７）をもって構成するか、
または直接シュラウド(3) の一部をもって（図８）遮蔽
(4) して構成するものである。
【０００８】尚本発明による性能試験結果として、ファ
ン部材(1)(1') （直径３２０φの４枚ブレードと同径５
枚ブレードと、コンデンサー、ラジエーター、シュラウ
ドとの組合せ）でのそれぞれ回転数（４枚ブレード側１
８２７ｒ．ｐ．ｍ乃至１８８０ｒ．ｐ．ｍ、５枚ブレー
ド側１８５７ｒ．ｐ．ｍ乃至１８７６ｒ．ｐ．ｍ）にお
ける同一条件による従来技術（整流板のみなし）と対比
して図１の整流板(2)を用いた場合総風量は４５．３４
ｍ３／ｍｉｎから４６．２５ｍ３／ｍｉｎとなり約２％
の風量の向上を得た。
ン部材(1)(1') （直径３２０φの４枚ブレードと同径５
枚ブレードと、コンデンサー、ラジエーター、シュラウ
ドとの組合せ）でのそれぞれ回転数（４枚ブレード側１
８２７ｒ．ｐ．ｍ乃至１８８０ｒ．ｐ．ｍ、５枚ブレー
ド側１８５７ｒ．ｐ．ｍ乃至１８７６ｒ．ｐ．ｍ）にお
ける同一条件による従来技術（整流板のみなし）と対比
して図１の整流板(2)を用いた場合総風量は４５．３４
ｍ３／ｍｉｎから４６．２５ｍ３／ｍｉｎとなり約２％
の風量の向上を得た。
【０００９】尚図１乃至図７では整流板(2) はシュラウ
ド(3) の上端側から下端側へ連続して設けられたものを
示したが、図９(a) 及び(b) のようにファン部材(1) (1
')の回転中心を結ぶ線（ｌ）附近にのみ整流板(2) を設
けたり、図１０のように前記線（ｌ）附近の整流板(2)
を他の部分より高くしても同様な効果が得られる。
ド(3) の上端側から下端側へ連続して設けられたものを
示したが、図９(a) 及び(b) のようにファン部材(1) (1
')の回転中心を結ぶ線（ｌ）附近にのみ整流板(2) を設
けたり、図１０のように前記線（ｌ）附近の整流板(2)
を他の部分より高くしても同様な効果が得られる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるモータ
ー・ファン装置は、特にファン部材(1)(1') の相互間の
少くともファン後流側（吐出側）を前記整流板(2) によ
り仕切して構成せしめるため、ファン部材(1)(1') によ
るスパイラル状のファン後流の相互の干渉をなくして該
整流板に沿って流れを円滑となすことができて風量を増
加させ、冷却効果を一層促進し、同時に騒音の誘発をな
くしてファン装置としての性能を向上することができる
極めて有用なモーター・ファン装置である。
ー・ファン装置は、特にファン部材(1)(1') の相互間の
少くともファン後流側（吐出側）を前記整流板(2) によ
り仕切して構成せしめるため、ファン部材(1)(1') によ
るスパイラル状のファン後流の相互の干渉をなくして該
整流板に沿って流れを円滑となすことができて風量を増
加させ、冷却効果を一層促進し、同時に騒音の誘発をな
くしてファン装置としての性能を向上することができる
極めて有用なモーター・ファン装置である。
【図１】本発明の実施の一例に係るモーター・ファン装
置を略線に示す正面図である。
置を略線に示す正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】他の実施例の図１相当図である。
【図４】更に他の実施例の図１相当図である。
【図５】また更に他の実施例の図１相当図である。
【図６】更に他の実施例の図１相当図である。
【図７】更にまた他の実施例の図１相当図である。
【図８】更に別の実施例の図１相当図である。
【図９】更に他の実施例を示し、(a) は正面図、(b) は
側面図である。
側面図である。
【図１０】更に別の実施例の図１相当図である。
１、１′ ファン部材 ２ 整流板 ２′ 切欠部 ３ シュラウド ４ 遮蔽
Claims (6)
- 【請求項１】 モーターの回転軸にそれぞれファン部材
を並列状に配置して取付けた２連からなるモーター・フ
ァン装置において、相互のファン部材(1)(1') のなす間
を整流板(2) により仕切して構成したことを特徴とする
モーター・ファン装置。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記整流板(2)
は後流側に設けられていることを特徴とするモーター・
ファン装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載において、前記整流
板(2) を略Ｚ字形、Ｉ字形、Ｘ字形、Ｙ字形、傾斜或い
はＳ字形に構成したことを特徴とするモーター・ファン
装置。 - 【請求項４】 請求項１又は２記載において、前記整流
板(2) を直接シュラウド(3) の一部をもって遮蔽(4) し
て構成したことを特徴とするモーター・ファン装置。 - 【請求項５】 請求項１又は２記載において、前記ファ
ン部材(1) (1')の回転中心を結ぶ線（ｌ）上附近のみ整
流板(2) を設けたことを特徴とするモーター・ファン装
置。 - 【請求項６】 請求項１又は２記載において、前記ファ
ン部材(1) (1')の回転中心を結ぶ線（ｌ）上附近の整流
板(2) の高さを他の部分より高くしたことを特徴とする
モーター・ファン装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14986792A JPH05172094A (ja) | 1991-05-18 | 1992-05-18 | モーター・ファン装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14259591 | 1991-05-18 | ||
| JP3-142595 | 1991-05-18 | ||
| JP14986792A JPH05172094A (ja) | 1991-05-18 | 1992-05-18 | モーター・ファン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172094A true JPH05172094A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=26474546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14986792A Pending JPH05172094A (ja) | 1991-05-18 | 1992-05-18 | モーター・ファン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05172094A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6752587B2 (en) * | 2002-08-07 | 2004-06-22 | Inventec Corporation | Modular fan assembly |
| KR100966898B1 (ko) * | 2008-08-04 | 2010-06-30 | 황금택 | 무소음 가압 송풍기 |
| CN112696370A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-23 | 江苏常净环保科技有限公司 | 多组小风机 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP14986792A patent/JPH05172094A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6752587B2 (en) * | 2002-08-07 | 2004-06-22 | Inventec Corporation | Modular fan assembly |
| KR100966898B1 (ko) * | 2008-08-04 | 2010-06-30 | 황금택 | 무소음 가압 송풍기 |
| CN112696370A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-23 | 江苏常净环保科技有限公司 | 多组小风机 |
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