JPH05172093A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

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JPH05172093A
JPH05172093A JP34066491A JP34066491A JPH05172093A JP H05172093 A JPH05172093 A JP H05172093A JP 34066491 A JP34066491 A JP 34066491A JP 34066491 A JP34066491 A JP 34066491A JP H05172093 A JPH05172093 A JP H05172093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
vacuum pump
exhaust fan
exhaust
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP34066491A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Taniyama
実 谷山
Masahiro Mase
正弘 真瀬
Kazuaki Nakamori
数明 中盛
Yuichi Kawamura
勇一 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05172093A publication Critical patent/JPH05172093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドライ真空ポンプの駆動装置から出る塵埃をド
ライ真空ポンプのパッケージ外部へ漏らさないようにす
る。 【構成】真空ポンプ本体1と駆動装置2を収納できる一
体形のパッケージ3に、パッケージ3内部を数mmAg
に負圧に出来る能力を持った排気ファン6を設置し、吸
込口4部,吐出口5部のパッケージ貫通孔16a,16
bおよび駆動装置2の通気孔より外気を排気ファン6で
吸引し、排気口8より塵埃の混じった気体を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気口を大気圧とする
真空ポンプに係り、特に、半導体製造装置の排気ポンプ
として好適なポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空ポンプは日立評論1991−
9月号に記載されているように、真空ポンプ本体と駆動
装置(インバータ)のパッケージは2分割構造になって
いる。駆動装置(インバータ)にはプリント基板上のI
C等を冷却するため、冷却ファンが設けられ、駆動装置
(インバータ)の盤面から外気を吸い込み、裏面側へ吐
き出しパッケージの通気孔を通って、外気へ排気される
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ドラ
イ真空ポンプの駆動装置(インバータ)の冷却ファンか
らの発塵がパッケージ外部へ漏れることについて考慮さ
れておらず、真空ポンプの浮遊塵埃が半導体のウエハに
悪影響を及ぼす問題があった。
【0004】本発明の目的は、真空ポンプの駆動装置か
ら出る塵埃を真空ポンプのパッケージ外部へ漏らさない
ようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は真空ポンプ本体と駆動装置(インバータ)を
同時に収納できる一体形の密閉構造とし、パッケージ内
部に排気ファンを設置し、パッケージ内部を負圧にし、
塵埃を外へ漏らさないようにした。
【0006】
【作用】真空ポンプ本体と駆動装置(インバータ)を同
時に収納できる一体形のパッケージにすることにより、
パッケージのシールが容易になる。また、密閉構造にす
るとポンプケーシング内部の温度が高くなるので、排気
ファンを設置し、その排気ファンでパッケージ内を排気
し、内部を負圧にすることにより、塵埃をパッケージ部
へ漏らさないようにした。
【0007】また、一体形構造にしたことにより、ユー
ティリティ(水,N2)取合口、電気配線の接続端子台
および吐出口を同一面にもとめ操作性のよいものにする
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0009】図1において、真空ポンプ本体1と駆動装
置(インバータ)2は同時に収納できる一体形のパッケ
ージ3に収納されている。真空ポンプ本体1はケーシン
グ1内部に設けられたポンプ機構部1により、吸込口4
から吸い込まれた気体を排気口5から大気圧下へ排気す
る。前述のケーシング1の内部に設けられたポンプ機構
部1は、駆動装置2により駆動される。真空ポンプが高
速回転形の場合は、一般的にインバータで高周波モータ
を駆動して使用される。また、駆動装置2は真空ポンプ
本体1と電気的に接続されている。
【0010】駆動装置2は真空ポンプ本体1を駆動した
り、制御したりする電子回路をプリント板10上に組み
込んでいる。プリント板10上の電子回路は電気が通電
し、真空ポンプが駆動すると発熱するので冷却ファン1
1a,11bを設け、プリント板1上の電子部品を冷却
している。冷却風の流れは駆動装置2の盤面12から裏
面13へ流れるようになっている。パッケージ3本体は
門形に成形され、側面に側面パネル14(図2参照)を
取り付けるようにしている。
【0011】パッケージ3本体と側面パネル14を取り
付ける面は隙間が空かないようにシール材(例えば、ゴ
ムパッキン,ウレタン等)をパッケージ3本体に取付
け、シールしている。
【0012】パッケージ3本体を密閉にすると、駆動装
置2の冷却ファン11a,11bより排気された気体が
パッケージ内部の圧力を高め、吸込口4部,吐出口5部
のパッケージ貫通孔16a,16bより塵埃といっしょ
に気体が排気される。冷却ファン11a,11bは電気
通電時、回転しているため摺動部より塵埃を発生し、気
体といっしょに排気される。
【0013】ポンプ機構部1は圧縮作用により熱が多量
に発生するため、パッケージ内部の温度が高くなる。ま
た、真空ポンプ本体1の輻射熱が駆動装置2に伝わり、
プリント板10上の電子回路に悪影響を与える。そこ
で、真空ポンプ本体1の輻射熱が直接、駆動装置2に伝
わらないように、遮へい板9を設けている。
【0014】半導体製造装置で使われる場合、超LSI
の高集積化,微細化に伴い、半導体製造装置付近の浮遊
塵埃量が多いと塵埃の混入で製品の歩留まりが悪くな
る。
【0015】パッケージ3はほぼ密閉構造にしている
が、吸込口4部,吐出口5部のパッケージ貫通孔16
a,16bが空いているため、そこの部分から塵埃がク
リーンルームへ排気されることになる。
【0016】そこで、パッケージ3内部に駆動装置2の
冷却ファン11a,11bよりも能力の高い排気ファン
6を設ける。この排気ファン6はパッケージ貫通孔16
a,16bの隙間および駆動装置2の盤面12より、冷
たい外気を吸い込み、排気ダクト7,排気口8,排気ダ
クト17を通って、クリーンルームの集中排気ダクトへ
排気される。排気ファン6はパッケージ3内部圧力を数
mmAgの負圧に出来る能力のものをつける。駆動装置
2の冷却ファン11a,11bより発生した塵埃はこの
排気ファン6より排気される。また、パッケージ3内部
は負圧に保っているため、パッケージ3外部へ塵埃を漏
らさないようにしている。また、排気ファン6はパッケ
ージ貫通孔16a,16bの隙間より入ってきた外気に
より、真空ポンプ本体1の熱を奪う役目もしている。さ
らに、駆動装置2のプリント板10上の電子部品の冷却
も兼ね添えている。
【0017】パッケージ3は図3のように、吐出口5,
排気ファン6の排気口8,給水10,排水20,N2
給口21および駆動装置2と外部との勝手がよい。ま
た、図4のように半導体製造装置22と真空ポンプ24
間の真空配管23を短くでき、配管コンダクタンスによ
る真空ポンプ24の能力を低下させない。
【0018】また、半導体製造装置22と同一フロアに
真空ポンプ24を複数分設置する場合、真空ポンプ24
の同士の音が共鳴し、騒音値が高くなるので、パッケー
ジ3の内面に吸音材(例えば、ウレタン,グラスウール
等)を取付け減音し、騒音値の低減を図ることができ
る。
【0019】図5は他の実施例を示す断面図である。
【0020】真空ポンプ本体1と駆動装置2は直結され
ており、一体形のパッケージ3に収納されている。駆動
装置2は通常、三相誘導電動機が使用され、増速ギア等
で真空ポンプ1を駆動している。吸込口4から吸い込ま
れた気体はポンプ機構部1で圧縮され、吐出口5より大
気圧下へ排気される。駆動装置2は電動機の発熱を押え
るため冷却ファンを持っている。この空冷ファンの摺動
部から発塵した塵埃がパッケージ3外部を漏れるのを防
ぐため、排気ファン6を設け、パッケージ3内部を負圧
に保っている。パッケージ3は完全密閉にすると電動機
真空ポンプの発熱で温度が上昇するので、吸込口部16
a,吐出口16bに貫通孔をパッケージ3に設けてお
り、外気をその部分から吸い込み、排気ダクト7,排気
口8,排気ダクト17を通って、クリーンルームの集中
排気ダクトへ排気される。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果がある。
【0022】パッケージを真空ポンプ本体と駆動装置を
同時に収納できる構造にし、パッケージ内部に設置した
排気ファンでパッケージ内部圧力を負圧に保ことができ
るので、パッケージ内部の塵埃を外部へ漏らさなくでき
る(真空ポンプ機側10cmにおける浮遊塵埃量が1fe
et3当り5個(0.1μm以上)以下)。また、排気ファ
ンは真空ポンプ本体から発生する熱および駆動装置のプ
リント板上の電子部品の冷却効果もある。
【0023】パッケージの内面に吸音材を取り付けるこ
とにより騒音を約10db(A)低減することができ
る。さらに、ユーティリティの接続口等を一面に集約さ
せたので、使い勝手がよく、半導体製造装置と真空ポン
プを清浄な同一フロアに設置できるので、装置と真空ポ
ンプ間の真空配管が短くて済み、配管コンダクタンスに
よる真空ポンプの排気速度の低下がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】図1のI−I断面図。
【図3】図1の矢視図。
【図4】本発明の一実施例のブロック図。
【図5】その他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1…真空ポンプ本体、2…駆動装置、3…パッケージ、
4…吸込口、5…吐出口、6…排気ファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 勇一 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と排気口を有するケーシング内に固
    定されたステータと前記ケーシング内に回転自在に支承
    された駆動軸から成り、前記駆動軸は駆動装置により駆
    動され、前記吸込口から吸込まれた気体を前記吐出口か
    ら直接大気に排気することのできる真空ポンプにおい
    て、前記真空ポンプ本体と前記駆動装置を一体形のパッ
    ケージに組み込み、前記パッケージ内の圧力を負圧に保
    つため、前記パッケージ内に排気ファンを設けたことを
    特徴とする真空ポンプ。
JP34066491A 1991-12-24 1991-12-24 真空ポンプ Pending JPH05172093A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227765A (ja) * 2001-02-01 2002-08-14 Stmp Kk 真空ポンプ
US7647959B2 (en) 2002-02-05 2010-01-19 Lg Display Co., Ltd. LCD bonding machine and method for fabricating LCD by using the same

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JP4657463B2 (ja) * 2001-02-01 2011-03-23 エドワーズ株式会社 真空ポンプ
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