JPH05171859A - 自動ドアの制御方法 - Google Patents

自動ドアの制御方法

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JPH05171859A
JPH05171859A JP3354002A JP35400291A JPH05171859A JP H05171859 A JPH05171859 A JP H05171859A JP 3354002 A JP3354002 A JP 3354002A JP 35400291 A JP35400291 A JP 35400291A JP H05171859 A JPH05171859 A JP H05171859A
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Tamotsu Tanaka
保 田中
Akiyoshi Takimoto
明芳 滝本
Ryuichi Nakayama
隆一 中山
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YKK Corp
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉を手で移動することで全開位置に保持し続
けたり、通常開閉動作に復帰できるようにする。 【構成】 通常開閉動作中に閉じエンド位置で開放待ち
している扉を全開位置に移動した時に扉4を全開位置に
保持し続け、その扉を閉じ側に移動した時に通常開閉動
作に復帰させる。 【効果】 扉を手で移動することで全開位置に保持し続
けたり、通常開閉動作に復帰できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ドアの扉を故意に
開位置で保持できるようにした制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアの制御方法は通常一般に、人体
検知信号が入力された時に扉を高速開き動作し、開きブ
レーキ点に達したらブレーキ動作し、その後扉を低速開
き動作して開きエンド位置として設定した開放待ち時間
だけ開きエンド位置に停止させ、その開放待ち時間経過
後に扉を高速閉じ動作し、閉じブレーキ点に達したらブ
レーキ動作し、その後扉を低速閉じ動作して閉じ位置と
する制御方法が知られている。かかる制御方法であると
扉は設定した開放待ち時間だけ開きエンド位置に停止す
るだけであり、その開放待ち時間は建物内部の空調効率
等によってあまり長く設定できない。このために、荷物
等の搬入・搬出作業の際に扉が閉じ動作して荷物や作業
者に衝突したり、扉が開きエンド位置まで開き動作する
まで作業者が待ちその後に荷物等を搬入・搬出すること
になるから、安全性、作業能率の点で問題がある。そこ
で、従来は作業開始時に自動ドアの電源を切って扉を手
で開きエンド位置まで開放させ、作業終了後に電源を投
入することで、作業中に扉を開きエンド位置に保持し続
けるようにしたり、通常開閉用の人体検出器とは別に開
放スイッチを設けて作業中に扉を開きエンド位置に保持
し続けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の電源を切る方法
では自動ドアの電源を切ったり、投入したりせねばなら
ず面倒であるし、自動ドアの電源を切ったり、投入する
やり方が判らないと扉を開きエンド位置に保持し続ける
ことができない。しかも、通常の自動ドアでは電源投入
後に扉を低速で1ストローク開閉動作して開き、閉じブ
レーキ点等を設定して安全に開閉動作するようにしてい
るから、前述のように電源を切って後に電源を投入した
際に、扉が低速で1ストローク開閉動作し、通常動作に
復帰するまでに時間がかかって入出者が不便となる。後
者の開放スイッチを設ける方法ではそのための配線工事
が必要で手間がかかる。
【0004】そこで、本発明は簡単な操作でしかも面倒
な配線作業をすることなしに扉を故意に開位置に保持で
きるようにした自動ドアの制御方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】人体検出信号によって扉
4を全開位置より手前の開きエンド位置まで開動作して
開きエンド位置で設定した開放待ち時間だけ停止させ、
その開放待ち時間経過後に扉4を閉じ位置まで閉じ動作
する通常開閉動作を行ない、前記扉4が開きエンド位置
で開放待ちしている時に扉4を手で開位置方向に移動し
た時には扉4をその開位置に保持し続け、その開位置の
扉を開きエンド位置より閉じ側に手で移動した時には前
述の通常開閉動作に復帰するようにした自動ドアの制御
方法。
【0006】
【作 用】開きエンド位置で開放待ちしている扉4を
手で開位置に移動することで扉4を開位置に保持し続け
ることができるから、扉4を手で移動するだけの簡単な
操作で扉4を開放し続けることができるし、開放スイッ
チ等が不要で無駄な配線作業がなくなる。開位置で停止
している扉4を手で開きエンド位置より閉じ側に移動す
ることで通常開閉動作に復帰でき、電源投入時に低速で
1ストローク開閉動作する自動ドアであっても直ちに通
常開閉動作に復帰できて入出者が不便とならない。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、駆動プーリ1と従動
プーリ2に扉駆動ベルト3を巻掛け、この扉駆動ベルト
3に扉4を連結具5で連結して駆動プーリ1を正転、逆
転すると扉4が開閉動作する自動ドアとする。DCブラ
シレスモータなどのモータ6の出力側が減速機7を介し
て駆動プーリ1に連結され、モータ6の回転により発生
するパルスPが自動ドアコントローラ10に入力され、
自動ドアコントローラ10は入力されたパルスPに基づ
いて扉4の位置を判断してモータ6を高速正転、低速正
転、高速逆転、低速逆転、制動する。前記自動ドアコン
トローラ10は主制御回路11、速度制御回路12、方
向判別回路13、速度判別回路14を有し、主制御回路
11は扉位置判別回路15を有して扉位置及び人体検出
器16からの人体検出信号R1 によって速度制御回路1
2にブレーキ信号BK、高速信号VH、低速信号VL、
モータON、OFF信号、正転信号、逆転信号を出力し
て扉4を通常開閉動作する。すなわち、扉4は図2に示
すように人体検出信号R1 が入力されると開き高速ブレ
ーキ点まで高速開き動作してブレーキ動作し、その後に
低速開きブレーキ点まで低速開き動作してブレーキ動作
し開きエンド位置で停止し、設定した開放待ち時間が経
過すると閉じ高速ブレーキ点まで高速閉じ動作してブレ
ーキ動作し、その後閉じ低速ブレーキ点まで低速閉じ動
作してブレーキ動作し閉じ位置となる通常開閉動作を行
う。前記開きエンド位置は全開位置よりもS1 だけ閉じ
側となり、開きエンド位置の扉4を手で押して全開位置
に移動できる。
【0008】次に扉4を全開位置に保持する方法を説明
する。前述の通常開閉動作中に扉4が開きエンド位置で
開放待ち時間だけ保持している時に、人が扉4を押して
全開位置とすると扉駆動ベルト3が回動されて駆動プー
リ1、減速機7を介してモータ6が回転される。モータ
6の回転によってパルスPが出力され、そのパルスPを
扉位置判別回路15に送って扉4が全開位置であると判
断し、それによって主制御回路11は全開位置での保持
動作と判断してモータOFF信号を速度制御回路12に
出力し続けて扉4を全開位置に保持し続ける。
【0009】次に全開位置に保持している扉4を通常開
閉動作に復帰する方法を説明する。全開位置に保持して
いる扉4を人が手で動かして開きエンド位置より閉じ側
に戻す。これにより、扉駆動ベルト3が回転して駆動プ
ーリ1、減速機7を介してモータ6が前述とは反対方向
に回転してパルスPを出力し、そのパルスPによって扉
位置判別回路15が扉4が開きエンド位置より閉じ側へ
戻ったと判断し、主制御回路11は全開位置での保持動
作が終了したと判断して通常開閉動作に復帰し、扉4を
その位置で設定した開放待ち時間だけ停止してその時間
の経過後に扉4を閉じ高速ブーキ点まで高速開き動作し
てブレーキ動作し、その後に閉じ低速ブレーキ点まで低
速閉じ動作してブレーキ動作し閉じ位置とする。この扉
4の動作は図2の点線で示すようになり、フローチャー
トで示すと図3に示すようになる。以上の説明では扉4
を全開位置まで移動したが、扉4を開きエンド位置より
全開位置方向に若干でも移動した時に開位置での保持動
作と判断してモータOFF信号を速度制御回路12に出
力し続けて扉4をその開き位置に保持し続けるようにし
ても良い。
【0010】
【発明の効果】開きエンド位置で開放待ちしている扉4
を手で開位置に移動することで扉4を開位置に保持し続
けることができるから、扉4を手で移動するだけの簡単
な操作で扉4を開放し続けることができるし、開放スイ
ッチ等が不要で無駄な配線作業がなくなる。開位置で停
止している扉4を手で開きエンド位置より閉じ側に移動
することで通常開閉動作に復帰でき、電源投入時に低速
で1ストローク開閉動作する自動ドアであっても直ちに
通常開閉動作に復帰できて入出者が不便とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動ドアの制御部を示す概略説明図である。
【図2】扉の開閉動作パターンを示す図表である。
【図3】動作フローチャートである。
【符号の説明】
4…扉、6…モータ、10…自動ドアコントローラ、1
1…主制御回路、12…速度制御回路、13…方向判別
回路、14…速度判別回路、16…人体検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体検出信号によって扉4を全開位置よ
    り手前の開きエンド位置まで開動作して開きエンド位置
    で設定した開放待ち時間だけ停止させ、その開放待ち時
    間経過後に扉4を閉じ位置まで閉じ動作する通常開閉動
    作を行ない、 前記扉4が開きエンド位置で開放待ちしている時に扉4
    を手で全開位置方向に移動した時には扉4をその開位置
    に保持し続け、その開位置の扉を開きエンド位置より閉
    じ側に手で移動した時には前述の通常開閉動作に復帰す
    るようにした自動ドアの制御方法。
JP3354002A 1991-12-19 1991-12-19 自動ドアの制御方法 Expired - Fee Related JP2640702B2 (ja)

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JPH05171859A true JPH05171859A (ja) 1993-07-09
JP2640702B2 JP2640702B2 (ja) 1997-08-13

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JP2008280764A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Akira Kawabata 自動扉装置

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