JPH0517170Y2 - - Google Patents

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JPH0517170Y2
JPH0517170Y2 JP1986073898U JP7389886U JPH0517170Y2 JP H0517170 Y2 JPH0517170 Y2 JP H0517170Y2 JP 1986073898 U JP1986073898 U JP 1986073898U JP 7389886 U JP7389886 U JP 7389886U JP H0517170 Y2 JPH0517170 Y2 JP H0517170Y2
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button
finger
injection
cap
aerosol
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、不使用時には、不注意か何かのは
ずみでボタンを圧下しないようにしたエアゾール
キヤツプに関する。
〔従来の技術〕
エアゾール容器は、キヤツプ部分に設けられた
エアゾールボタンを指で押さえて圧下することに
よりエアゾール製品を噴射していたが、不使用時
にエアゾールボタンを不注意か何かのはずみでボ
タンを押す惧がある。
又それを避けるための工夫もされているが、構
造が複雑になる難点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案では従来の欠点を解消するために、キ
ヤツプ内に設けたボタンの噴射突起に嵌合部と、
又ボタンの上方に位置する指阻止部とを有する指
押さえを、ボタンに滑動可能に取り付けたもので
ある。
〔作用〕
この考案では指押さえを噴射突起に沿つて前後
に滑動しうるように取りつけてあるので、不使用
時には、指阻止部をボタン側にくるように後方に
引いておけば、指阻止部がボタンの上方に位置
し、不用意に指がボタンにふれることを防ぎ、ボ
タンの圧下を防ぐことができる。
噴射時には指押さえを前方にずらせば、指阻止
部も移動してボタンの上方が開き、ボタンを圧下
することができる。
（なお、噴射方向側を前方、その反対方向のボタ
ン側を後方と称することとする。） 〔実施例〕 第１図Ａはこの考案のキヤツプの不使用時の状
態の側断面図、Ｂは平面図、第２図Ａは噴射時の
状態の側断面図、Ｂは平面図であつて。エアゾー
ル缶３の上部にバルブステム３１があり、それに
噴射ボタン４が嵌合されている。
ボタン４は前方に突出する噴射突起４１を有
し、内部に液がバルブステム３１から通過するた
て通路４３ならびに噴射通路４２を有している。
エアゾール缶３の上部には、ボタン４を囲んで
キヤツプ２が取り付けられている。キヤツプ２は
噴射突起の前方の開口２１、ボタン４を押すため
に指を入れることのできる切欠２３を有してい
る。
さらにボタン４には、指押さえ７が嵌合されて
いる。即ち指押さえ７は噴射突起４１に滑動しう
るように嵌合されている嵌合部７１と、ボタン４
の上部に位置する嵌合部７１と一体の指阻止部７
３とから形成される。図示の例では指阻止部７３
は直角に立ち上る指かけ７２を有している。
不使用時においては、第１図に示すように指押
さえを後方（即ち図の右方）に引けば、指押さえ
７の指阻止部７３がボタン４の上部に位置してい
るので、ボタン４を押すことはできず、不注意に
よるボタンの圧下を防止することができる。
噴射を行いたいときは、第２図Ａ，Ｂに示すよ
うに、指かけ７２を押して、指押さえ７全体を前
方（即ち図の左方）にずらせば、嵌合部７１は噴
射突起４１上を滑動し、指押さえ７が左方に移動
し、嵌合部７１と一体の指阻止部７３も左に移動
するので、ボタン４の上方が開放され、ボタン４
を圧下することができるようになる。２４は指押
さえ７がそれ以上左方に行かないようにする係止
部である。
嵌合部７１は開口２１から前方に突出し噴射突
起４１の延長部分のような形状となる。
噴射が終われば、指かけ７２に指をかけて指押
さえ７を後方（即ち図の右方）に引き戻せば再び
第１図Ａ，Ｂの状態となる。
〔効果〕
この考案のエアゾールキヤツプは前記の如き構
成であつて、不使用時に、指押さえを後方に引い
ておけば指阻止部のため不用意に指がボタンにふ
れることがないので、簡単な構成で、不注意によ
るボタンの圧下を防ぐことができ、また使用時に
は嵌合部が噴射突起の延長部分となり、正確な方
向に噴射できる。
【図面の簡単な説明】
第１図Ａはこの考案のキヤツプの不使用時の状
態の側断面図、第１図Ｂは同じく平面図、第２図
Ａは噴射時の状態の側断面図、第２図Ｂは同じく
平面図である。 符号の説明、２……キヤツプ、２１……開口、
２３……切欠、２４……係止部、３……エアゾー
ル缶、３１……バルブステム、４……ボタン、４
１……噴射突起、４２……噴射通路、４３……た
て通路、７……指押さえ、７１……嵌合部、７２
……指かけ、７３……指阻止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアゾールキヤツプにおいて、キヤツプ２内に
    設けたボタン４の前方に突出している噴射突起４
    １に滑動可能に嵌合された嵌合部７１と、不使用
    時にはボタン４の上方に位置する如く嵌合部７１
    と一体に形成されている指阻止部７３とからなる
    指押さえ７が、噴射突起４１に沿つて前後に滑動
    しうる如くボタン４に取りつけられていることを
    特徴とするエアゾールキヤツプ。
JP1986073898U 1986-05-19 1986-05-19 Expired - Lifetime JPH0517170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986073898U JPH0517170Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP1986073898U JPH0517170Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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Publication Number Publication Date
JPS63114981U JPS63114981U (ja) 1988-07-25
JPH0517170Y2 true JPH0517170Y2 (ja) 1993-05-10

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ID=30918632

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JP1986073898U Expired - Lifetime JPH0517170Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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Families Citing this family (2)

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Also Published As

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JPS63114981U (ja) 1988-07-25

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