JPH0517077U - 門扉用コーナー連結具 - Google Patents

門扉用コーナー連結具

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JPH0517077U
JPH0517077U JP7471691U JP7471691U JPH0517077U JP H0517077 U JPH0517077 U JP H0517077U JP 7471691 U JP7471691 U JP 7471691U JP 7471691 U JP7471691 U JP 7471691U JP H0517077 U JPH0517077 U JP H0517077U
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turnbuckle
mounting
shape
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JP7471691U
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昌廣 寺山
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で工期を短縮できると共に、寸法
精度や歩留が良く、また溶接部がないので歪みや錆の発
生がなく耐久性があり、しかも現場での調整作業も容易
で製造コストを大幅に低減させることができる。 【構成】 直方体状をなすコーナーブロック7の直交す
る2面8、9に段差部10を設けて、前記面8、9の外形
より小さい形材取付部11、12を夫々突設し、この形材取
付部11、12にねじ孔13を開孔すると共に、直交する前記
両形材取付部11、12の間に段差部10を設けて突出させた
ターンバックル取付板14を連結し、この取付板14にター
ンバックル取付孔15を開孔して、前記形材取付部11、12
に被せた形材1の端部1aを段差部10に当接してねじ17
で固定するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は形材で形成する門扉用フレームのコーナーを連結する金具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般にフェンスで囲まれた土地の出入口となる門扉は従来、図7に示すように 4本のアングル材1の端部を斜めに切断して、この切断した端部を突き合わせ溶 接して四角形状のフレーム2を形成し、このフレーム2の内側に金網3を取付け ると共に、四角形状のフレーム2の内側に斜めに交差させて2本のターンバック ル4を取付け、更にフレーム2の中央部に図示しない横板を接続し、ここにカン ヌキを取付けた構造になっている。
【0003】 一般に門扉はフェンスの高さなどに応じて設計され、工場で門扉を製造してか ら現場に搬入し、ここに立設された支柱にヒンジで開閉自在に取付けている。し かしながら現場の土地や道路の状況、支柱の取付け寸法などに応じて門扉の形状 を変更しなければならないことが度々あり、この調整作業に多くの手間がかかり コストが高くなる問題があった。また門扉は1個づつ注文生産になるため、設計 図ができてから形材を切断して溶接、塗装しているので納期が長くなる問題があ った。
【0004】 またアングル材1の端部を斜めに切断するので端材がでて歩留まりが悪く、ま た各コーナーを溶接するのでフレーム2が熱で全体的に歪み、この歪みの修正に も多くの手間がかかっていた。しかもアングル材1を突き合わせ溶接した溶接部 5は表面を塗装しても錆び易く、取付けてから数年もしないうちに赤く錆びて美 観が損なわれ、強度が弱くなる問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は上記欠点を除去し、製造が容易で工期を短縮できると共に、寸法精度 や歩留まりが良く、また溶接部がないので歪みや錆びの発生がなく耐久性があり 、しかも現場での調整作業も容易で製造コストを大幅に低減させた門扉用コーナ ー連結具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は直方体状をなすコーナーブロックの直交する2面に段差部を設けて、 前記2面の外形より小さい形材取付部を夫々突設し、この形材取付部にねじ取付 孔を開孔すると共に、直交する前記両形材取付部の間に段差部を設けて突出させ たターンバックル取付板を連結し、この取付板にターンバックル取付孔を開孔し て、前記形材取付部に被せた形材の端部側を段差部に当接してねじで固定するよ うにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の門扉用コーナー連結具は、先ず4本の形材を所定の長さに垂直に切断 して端部側にねじ孔を開孔してから、形材をコーナーブロックの側面に突設した 形材取付部に被せて、切断した形材の端部を側面とターンバックル取付板の段差 部に突き合わせ、この状態で形材の取付孔を通してねじを形材取付部のねじ孔に 螺合させて固定する。次に縦方向の形材をコーナーブロックの上面又は底面に突 設した形材取付部に被せて、切断した形材の端部を上面又は底面とターンバック ル取付板の段差部に突き合わせ、この状態で形材をねじで形材取付部に螺合させ て固定する。
【0008】 このようにして4つのコーナーに配置した門扉用コーナー連結具に形材を接合 して四角形枠状のフレームを組立ててから、フレームの中間に横板を接合し、こ こにカンヌキを取付ける。この後、フレームの内側に金網を取付けてからターン バックル取付板にターンバックルの一端を連結し、他方の端部を斜めに対向する コーナーに設けた別の門扉用コーナー連結具のターンバックル取付板に連結して 締め上げる。同様にこれとX状に交差させて別のターンバックルを取付けて門扉 を完成する。
【0009】
【実施例】
以下本考案を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1は門扉用コーナ ー連結具6で、これは直方体状をなすコーナーブロック7の直交する側面8と底 面9にアングル材1の肉厚分の段差部10を設けて、正方形状をなす前記側面8と 底面9に、この外形より小さい断面コ字形の形材取付部11、12を夫々一体に突設 している。
【0010】 この形材取付部11、12の直交する2面に図2に示すようにねじ孔13…を開孔す ると共に、直交する前記両形材取付部11、12の間にアングル材1の肉厚分の段差 部10を設けて突出させた2枚の三角形状のターンバックル取付板14、14を一体に 連結し、このターンバックル取付板14、14の中心にターンバックル取付孔15を開 孔したもので、これらはアルミニウムなどで一体に鋳造されている。
【0011】 上記構造の門扉用コーナー連結具6は、先ず4本のアングル材1…を所定の長 さに長手方向に対して垂直に切断して端部側に取付孔16を開孔してから、図4に 示すように横方向のアングル材1をコーナーブロック7の側面8に突設した形材 取付部11に被せて、切断したアングル材1の端部1aを側面8とターンバックル 取付板14の段差部10…に突き合わせ、この状態でアングル材1の取付孔16を通し てねじ17を形材取付部11の上面と側面に開孔したねじ孔13…に螺合させて固定す る。
【0012】 次に縦方向のアングル材1をコーナーブロック7の底面9に突設した形材取付 部12に被せて、切断したアングル材1の端部1aを底面9とターンバックル取付 板14の段差部10…に突き合わせ、この状態でアングル材1の取付孔16を通してね じ17を形材取付部12の2側面に設けたねじ孔13に螺合させて固定する。
【0013】 このようにして4つのコーナーに配置した門扉用コーナー連結具6…に夫々ア ングル材1…を接合して四角形枠状のフレーム2を組立ててから、図3に示すよ うにフレーム2の中間に横板18を接合し、ここにカンヌキ19を取付ける。この後 、フレーム2の内側に金網3を取付けて図4に示すように、門扉用コーナー連結 具6のターンバックル取付板14、14の間にターンバックル4の端部を挿入し、タ ーンバックル取付孔15、15にボルト24を通して連結し、次いでターンバックル4 の他方の端部を、斜めに対向するコーナーに設けた門扉用コーナー連結具6のタ ーンバックル取付板14に連結して締め上げる。
【0014】 同様にこれとX状に交差させて別のターンバックル4を取付けて門扉20を完成 する。このように製造した門扉20を図3に示すように、フェンス21で囲んだ現場 に運搬し、ここで支柱22にヒンジ23で開閉自在に接合して取付けを完了する。
【0015】 従って上記構造のアルミニウムで鋳造成型された門扉用コーナー連結具6を用 いれば、アングル材1を斜めに切断せずにそのまま形材取付部11、12にねじ17で 取付けられ、従来のように溶接部5がないので錆びることがなく、またアングル 材1は形材取付部11、12に密着し、しかも端部1aは段差部10に端面が当接して いるので水平、垂直度が規定されフレーム2の捻れやガタツキがなく、またアン グル材1の端部1aがその肉厚分の段差部10に当接しているのでコーナーブロッ ク7の側面や上面とほぼ面一となって外面が揃って外観形状にも優れている。
【0016】 また現場で寸法を調整する場合もねじ17を外せば、アングル材1も門扉用コー ナー連結具6から容易に取外せてその長さを修正することができるので、従来の ように工場に持ち帰って修正する必要がなく、全体として施工費用を低減させる ことができる。
【0017】 図5は本考案の他の実施例を示すもので、形材取付部11、12を四角筒状に形成 したもので、アングル材1の取付け方法は前述と同様である。なお上記実施例で はアングル材1を取付ける場合について示したが、チャンネル材や、角パイプも 同様に取付けることができる。角パイプを取付ける場合には端部側の一面を形材 取付部11、12の長さ分だけ一部切除すれば良い。
【0018】 図6は本考案の異なる他の実施例を示すもので、形材取付部11、12をL字形に 形成し、この間に1枚のターンバックル取付板14を連結したものである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係る門扉用コーナー連結具によれば、製造が容易で 工期を短縮できると共に、寸法精度や歩留まりが良く、また溶接部がないので歪 みや錆の発生がなく耐久性があり、しかも現場での調整作業も容易で製造コスト を大幅に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による門扉用コーナー連結具
を示す斜視図である。
【図2】図1の門扉用コーナー連結具を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の門扉用コーナー連結具を用いて組立て
た門扉の正面図である。
【図4】図1の門扉用コーナー連結具にアングル材を接
合した状態示す斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例による門扉用コーナー連結
具を示す斜視図である。
【図6】本考案の異なる他の実施例による門扉用コーナ
ー連結具を示す斜視図である。
【図7】従来の門扉のコーナ−部を示す斜視図である。
【符合の説明】
1 アングル材 1a 端部 2 アーム 3 金網 4 ターンバックル 5 溶接部 6 門扉用コーナー連結具 7 コーナーブロック 8 側面 9 底面 10 段差部 11 形材取付部 12 形材取付部 13 ねじ孔 14 ターンバックル取付板 15 ターンバックル取付孔 17 ねじ 20 門扉 21 フェンス 22 支柱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状をなすコーナーブロックの直交
    する2面に段差部を設けて、前記面の外形より小さい形
    材取付部を夫々突設し、この形材取付部にねじ孔を開孔
    すると共に、直交する前記両形材取付部の間に段差部を
    設けて突出させたターンバックル取付板を連結し、この
    取付板にターンバックル取付孔を開孔して、前記形材取
    付部に被せた形材の端部側を段差部に当接してねじで固
    定するようにしたことを特徴とする門扉用コーナー連結
    具。
JP7471691U 1991-08-23 1991-08-23 門扉用コーナー連結具 Expired - Lifetime JPH0640878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7471691U JPH0640878Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 門扉用コーナー連結具

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JP7471691U JPH0640878Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 門扉用コーナー連結具

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Publication Number Publication Date
JPH0517077U true JPH0517077U (ja) 1993-03-05
JPH0640878Y2 JPH0640878Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=13555227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7471691U Expired - Lifetime JPH0640878Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 門扉用コーナー連結具

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JP (1) JPH0640878Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012132310A (ja) * 2012-03-01 2012-07-12 Sadayuki Amiya
BE1027238B1 (nl) * 2019-04-29 2020-11-30 Carpentier Hardwood Solutions Nv Kaderinrichting voor een poort

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JP2012132310A (ja) * 2012-03-01 2012-07-12 Sadayuki Amiya
BE1027238B1 (nl) * 2019-04-29 2020-11-30 Carpentier Hardwood Solutions Nv Kaderinrichting voor een poort

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JPH0640878Y2 (ja) 1994-10-26

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