JPH0517026Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0517026Y2 JPH0517026Y2 JP1986165164U JP16516486U JPH0517026Y2 JP H0517026 Y2 JPH0517026 Y2 JP H0517026Y2 JP 1986165164 U JP1986165164 U JP 1986165164U JP 16516486 U JP16516486 U JP 16516486U JP H0517026 Y2 JPH0517026 Y2 JP H0517026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- dust removal
- pattern
- woven
- piles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 25
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 13
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 13
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 13
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 7
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003048 styrene butadiene rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、耐久性に富み、而も鮮明な柄模様を
有する、業務用除塵マツトに関する。
有する、業務用除塵マツトに関する。
[従来の技術]
近時、業務用除塵マツトにおいて、絵柄を有す
るものの需要が増大しつつあるが、従来、絵柄付
き業務用除塵マツトは、単色タフトマツトにプリ
ントにより絵柄を施したものがほとんどであつ
た。
るものの需要が増大しつつあるが、従来、絵柄付
き業務用除塵マツトは、単色タフトマツトにプリ
ントにより絵柄を施したものがほとんどであつ
た。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、プリントにより絵柄を施す場合は、
絵柄を構成する色を1色増す毎にコストが顕著に
上昇し、而も、それによつて施された絵柄は、特
にパイルが長いものほど不鮮明であると共に、業
務用除塵マツトにおいて度々行われるクリーニン
グにより色落ちし、更に不鮮明なものとなり易い
という問題があつた。
絵柄を構成する色を1色増す毎にコストが顕著に
上昇し、而も、それによつて施された絵柄は、特
にパイルが長いものほど不鮮明であると共に、業
務用除塵マツトにおいて度々行われるクリーニン
グにより色落ちし、更に不鮮明なものとなり易い
という問題があつた。
除塵マツトにパイル織物を用いた場合は、柄模
様を容易に織り出すことが出来、而も、柄模様の
使用色を増しても製造コストへの影響は少ない。
また、柄模様は、種類の異なるパイルを所要の模
様に合せて配設することによりパイル自体により
織り出されるものであるから、パイルの長短にか
かわらず鮮明であり、繰り返しクリーニングして
も色落ちがない。
様を容易に織り出すことが出来、而も、柄模様の
使用色を増しても製造コストへの影響は少ない。
また、柄模様は、種類の異なるパイルを所要の模
様に合せて配設することによりパイル自体により
織り出されるものであるから、パイルの長短にか
かわらず鮮明であり、繰り返しクリーニングして
も色落ちがない。
しかしながら、マツト表面において靴底がパイ
ルに引つ掛かると、そのパイルは、ややもすると
脱落してしまう。また、クリーニングによつても
脱落することがある。
ルに引つ掛かると、そのパイルは、ややもすると
脱落してしまう。また、クリーニングによつても
脱落することがある。
本考案は、従来存した如上の問題点を解決し、
耐久性に富むと共に鮮明な柄模様を有する業務用
除塵マツトを提供することを目的とする。
耐久性に富むと共に鮮明な柄模様を有する業務用
除塵マツトを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するための本考案の構成を説明
すると、本考案業務用除塵マツトは、表面にパイ
ル1……1による柄模様2を織り出した三越ウイ
ルトン織りパイル織物3の裏面全面に、合成ゴム
製ベースシート4が接着されることにより、全て
のパイル1……1が合成ゴム製ベースシート4と
直接接着しているものである。
すると、本考案業務用除塵マツトは、表面にパイ
ル1……1による柄模様2を織り出した三越ウイ
ルトン織りパイル織物3の裏面全面に、合成ゴム
製ベースシート4が接着されることにより、全て
のパイル1……1が合成ゴム製ベースシート4と
直接接着しているものである。
[作用]
本考案除塵マツトにおけるパイル織物3はウイ
ルトン織りによるものであるから、柄模様2を容
易に織り出すことが出来、而も、柄模様2の使用
色を増しても製造コストへの影響は少ない。ま
た、柄模様2は、種類の異なるパイル1……1を
所要の模様に合せて配設することによりパイル1
……1自体により織り出されるものであるから、
パイルの長短にかかわらず鮮明であり、繰り返し
クリーニングしても色落ちがなく、ウイルトン織
り独特の高級感が持続する。
ルトン織りによるものであるから、柄模様2を容
易に織り出すことが出来、而も、柄模様2の使用
色を増しても製造コストへの影響は少ない。ま
た、柄模様2は、種類の異なるパイル1……1を
所要の模様に合せて配設することによりパイル1
……1自体により織り出されるものであるから、
パイルの長短にかかわらず鮮明であり、繰り返し
クリーニングしても色落ちがなく、ウイルトン織
り独特の高級感が持続する。
次に、パイル織物3は三越ウイルトン織りによ
るものであるから、第2図に示す如く全てのパイ
ル1……1はパイル織物3の裏面にまで達してい
る。従つて、パイル織物3の裏面全面に合成ゴム
製ベースシート4を接着することにより、全ての
パイル1……1は、それらの下端部において合成
ゴム製ベースシート4に接着することとなり、マ
ツト表面において靴底がパイル1……1に引掛つ
ても、そのパイルは、通常のパイル織物と異なり
極めて抜け難く、また、クリーニングに対する耐
久性も強い。
るものであるから、第2図に示す如く全てのパイ
ル1……1はパイル織物3の裏面にまで達してい
る。従つて、パイル織物3の裏面全面に合成ゴム
製ベースシート4を接着することにより、全ての
パイル1……1は、それらの下端部において合成
ゴム製ベースシート4に接着することとなり、マ
ツト表面において靴底がパイル1……1に引掛つ
ても、そのパイルは、通常のパイル織物と異なり
極めて抜け難く、また、クリーニングに対する耐
久性も強い。
合成ゴム製ベースシート4は、本考案除塵マツ
トの使用時に、載置された床面等との摩擦力を高
め、所定位置からの移動防止に役立つ。
トの使用時に、載置された床面等との摩擦力を高
め、所定位置からの移動防止に役立つ。
[実施例]
三越ウイルトン織りパイル織物3のパイル1…
…1は、地の組織に対して千鳥状に飛び飛びとす
ることが望ましい。パイルを密植状態にすると、
靴などから脱落した塵埃がパイル1……1の表面
付近に留まる割合が大きくなつてその塵埃が飛散
し易いものとなり、パイルの密度を千鳥状に飛び
飛びの状態の次の段階まで低くすると、パイル表
面から下端まで塵埃が上下動し易いものとなるの
に対し、パイル1……1を地の組織に対して千鳥
状に飛び飛びとすると、塵埃がパイル間に好適な
状態で保持され、ダストコントロール上好都合だ
からである。
…1は、地の組織に対して千鳥状に飛び飛びとす
ることが望ましい。パイルを密植状態にすると、
靴などから脱落した塵埃がパイル1……1の表面
付近に留まる割合が大きくなつてその塵埃が飛散
し易いものとなり、パイルの密度を千鳥状に飛び
飛びの状態の次の段階まで低くすると、パイル表
面から下端まで塵埃が上下動し易いものとなるの
に対し、パイル1……1を地の組織に対して千鳥
状に飛び飛びとすると、塵埃がパイル間に好適な
状態で保持され、ダストコントロール上好都合だ
からである。
合成ゴム製ベースシートの素材としては、ニト
リルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム等
を採用することができる。
リルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム等
を採用することができる。
[考案の効果]
本考案除塵マツトは、三越ウイルトン織りパイ
ル織物の裏面全面に合成ゴム製ベースシートが接
着されることにより、全てのパイルが合成ゴム製
ベースシートと直接接着しているという構成であ
るから、合成ゴム製ベースシートによつて、除塵
マツトの載置床面等との摩擦力が高まり、業務用
マツトとして必要な所定位置からの移動が防止さ
れると共に、全てのパイルが合成ゴム製ベースシ
ートに直接接着保持されることによつて、靴など
での引つ掛けによるパイルの脱落が効果的に防止
され、クリーニング等に対する耐久性も強くなつ
ている。従つて、家庭用マツトに比し極めて多数
の人に利用され、繰り返しクリーニングされて長
期間使用され得るべき業務用マツトとして最適で
ある。
ル織物の裏面全面に合成ゴム製ベースシートが接
着されることにより、全てのパイルが合成ゴム製
ベースシートと直接接着しているという構成であ
るから、合成ゴム製ベースシートによつて、除塵
マツトの載置床面等との摩擦力が高まり、業務用
マツトとして必要な所定位置からの移動が防止さ
れると共に、全てのパイルが合成ゴム製ベースシ
ートに直接接着保持されることによつて、靴など
での引つ掛けによるパイルの脱落が効果的に防止
され、クリーニング等に対する耐久性も強くなつ
ている。従つて、家庭用マツトに比し極めて多数
の人に利用され、繰り返しクリーニングされて長
期間使用され得るべき業務用マツトとして最適で
ある。
また、本考案除塵マツトにおける柄模様は、種
類の異なるパイルを所要の模様に合せて配設する
ことによりパイル自体により織り出されるもので
あるため、単色パイルにプリントにより施されて
いた従来除塵マツトと異なり、パイルの長短にか
かわらず鮮明であり、繰り返しクリーニングして
も色落ちがなく、ウイルトン織り独特の高級感が
持続する。従つて、高級な、而も耐久性が強い業
務用除塵マツトとしての効果は大きい。
類の異なるパイルを所要の模様に合せて配設する
ことによりパイル自体により織り出されるもので
あるため、単色パイルにプリントにより施されて
いた従来除塵マツトと異なり、パイルの長短にか
かわらず鮮明であり、繰り返しクリーニングして
も色落ちがなく、ウイルトン織り独特の高級感が
持続する。従つて、高級な、而も耐久性が強い業
務用除塵マツトとしての効果は大きい。
更に、本考案除塵マツトにおけるパイル織物は
ウイルトン織りによるものであるから、柄模様を
容易に織り出すことが出来、而も、柄模様の使用
色を増しても製造コストへの影響は少ない。従つ
て、単色パイルにプリントにより柄模様が施され
ていた従来除塵マツトに比し、需要に即応した複
雑な柄模様を低コストで施すことができる。
ウイルトン織りによるものであるから、柄模様を
容易に織り出すことが出来、而も、柄模様の使用
色を増しても製造コストへの影響は少ない。従つ
て、単色パイルにプリントにより柄模様が施され
ていた従来除塵マツトに比し、需要に即応した複
雑な柄模様を低コストで施すことができる。
図面は何れも本考案業務用除塵マツトの1実施
例を示すものであつて、第1図は、その斜視図、
第2図は、第1図におけるAA線要部断面図であ
る。 図面中、1……1はパイル、2は柄模様、3は
パイル織物、4は合成ゴム製ベースシートであ
る。
例を示すものであつて、第1図は、その斜視図、
第2図は、第1図におけるAA線要部断面図であ
る。 図面中、1……1はパイル、2は柄模様、3は
パイル織物、4は合成ゴム製ベースシートであ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面にパイル1……1による柄模様2を織り
出した三越ウイルトン織りパイル織物3の裏面
全面に、合成ゴム製ベースシート4が接着され
ることにより、全てのパイル1……1が合成ゴ
ム製ベースシート4と直接接着していることを
特徴とする業務用除塵マツト。 2 三越ウイルトン織りパイル織物3のパイル1
……1が、地の組織に対して千鳥状に飛び飛び
となつている、実用新案登録請求の範囲第1項
記載の業務用除塵マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165164U JPH0517026Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165164U JPH0517026Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6371868U JPS6371868U (ja) | 1988-05-13 |
JPH0517026Y2 true JPH0517026Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31094946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986165164U Expired - Lifetime JPH0517026Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517026Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62373B2 (ja) * | 1982-12-25 | 1987-01-07 | Aisin Seiki |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62373U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-06 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP1986165164U patent/JPH0517026Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62373B2 (ja) * | 1982-12-25 | 1987-01-07 | Aisin Seiki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6371868U (ja) | 1988-05-13 |
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