JPS5939976Y2 - 植毛によつて模様を表現した除塵マツト - Google Patents
植毛によつて模様を表現した除塵マツトInfo
- Publication number
- JPS5939976Y2 JPS5939976Y2 JP1976011405U JP1140576U JPS5939976Y2 JP S5939976 Y2 JPS5939976 Y2 JP S5939976Y2 JP 1976011405 U JP1976011405 U JP 1976011405U JP 1140576 U JP1140576 U JP 1140576U JP S5939976 Y2 JPS5939976 Y2 JP S5939976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- flocking
- short fibers
- dust removal
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
靴、その他の履物に付着した泥土、塵埃を除去するため
の除塵マットは玄関戸口に敷いて人目につき易いもので
あるにも拘わらず、従来一般に使用されているものは主
として靴拭いの性能の良否だけを問題として居り、装飾
的効果を考慮しない無趣味、不体裁のものが多く、又植
毛によって模様を表現したものといえども、単に比較的
硬いモノフィラメント部と比較的柔軟なマルチフィラメ
ント部とを交互に配設した９、又は模様部の部分だけ異
色の繊維を植毛したりすることによりマットの表面に平
面状の模様を表現する程度のものしかなく、シかも、基
布が硬く弾力性のないものが多かったが、本考案は基布
に多数の房状物を密生して植設したマットの表面の文字
、又は模様を表現すべき個所に接着剤を塗着して形成し
た輪郭内に単色、又は多色の短繊維を密生して植毛し、
その短繊維の上面の適所にさらに接着剤層を介して別の
異色の短繊維を電気植毛して重層することにより、所望
の文字や模様をマット上に突設させて立体的に現出する
ようにしたものであり、マットに弾力性を持たせると共
に、従来一般に使用されている模様のない平凡なマット
は勿論、マットの表面に平面的の模様を表現したものに
比し、遥かに美麗にして体裁のよい斬新的なマットを提
供せんとするものである。
の除塵マットは玄関戸口に敷いて人目につき易いもので
あるにも拘わらず、従来一般に使用されているものは主
として靴拭いの性能の良否だけを問題として居り、装飾
的効果を考慮しない無趣味、不体裁のものが多く、又植
毛によって模様を表現したものといえども、単に比較的
硬いモノフィラメント部と比較的柔軟なマルチフィラメ
ント部とを交互に配設した９、又は模様部の部分だけ異
色の繊維を植毛したりすることによりマットの表面に平
面状の模様を表現する程度のものしかなく、シかも、基
布が硬く弾力性のないものが多かったが、本考案は基布
に多数の房状物を密生して植設したマットの表面の文字
、又は模様を表現すべき個所に接着剤を塗着して形成し
た輪郭内に単色、又は多色の短繊維を密生して植毛し、
その短繊維の上面の適所にさらに接着剤層を介して別の
異色の短繊維を電気植毛して重層することにより、所望
の文字や模様をマット上に突設させて立体的に現出する
ようにしたものであり、マットに弾力性を持たせると共
に、従来一般に使用されている模様のない平凡なマット
は勿論、マットの表面に平面的の模様を表現したものに
比し、遥かに美麗にして体裁のよい斬新的なマットを提
供せんとするものである。
次に本考案の一実施例を図について説明する。
本考案は第１、第２両図に示す如く裏面側にゴム、又は
プラスチック等の裏打ち層１を接着した基布２の表面に
綿糸、又はナイロン、その他の化繊糸より成る多数の房
状物３を密生して植設したことにより弾力性を持たせた
マットの表面の文字、又は模様を表現すべき個所に接着
剤層４を塗着して形成した輪郭内に綿、ナイロン、又は
ポリエステルなどの単色、又は多色の短繊維６を電気植
毛し、さらに、その短繊維６の上端面の一部に接着剤層
５を介して、別の異色の短繊維７を電気植毛することに
よってマットの表面に文字や模様の部分を突設させて多
色模様を立体的に表現した除塵マットである。
プラスチック等の裏打ち層１を接着した基布２の表面に
綿糸、又はナイロン、その他の化繊糸より成る多数の房
状物３を密生して植設したことにより弾力性を持たせた
マットの表面の文字、又は模様を表現すべき個所に接着
剤層４を塗着して形成した輪郭内に綿、ナイロン、又は
ポリエステルなどの単色、又は多色の短繊維６を電気植
毛し、さらに、その短繊維６の上端面の一部に接着剤層
５を介して、別の異色の短繊維７を電気植毛することに
よってマットの表面に文字や模様の部分を突設させて多
色模様を立体的に表現した除塵マットである。
尚、前記裏打ち層１は房状物３の抜脱防止のために設け
られたものであるが、この裏打ち層１にはゴム、又はプ
ラスチックなど防水性のものが使用されているので、マ
ットを敷設した床が濡れていてもマットの表面まで水分
が浸透することばな＜、又、マット上に載ってもマット
が床面から滑って移動したりすることがない。
られたものであるが、この裏打ち層１にはゴム、又はプ
ラスチックなど防水性のものが使用されているので、マ
ットを敷設した床が濡れていてもマットの表面まで水分
が浸透することばな＜、又、マット上に載ってもマット
が床面から滑って移動したりすることがない。
本考案は前述したように基布に密生して植設した房状物
３の上端に接着剤層を介して単色、又は他色の短繊維６
が密生して電気植毛しであるのでマットに弾力性を持た
せると同時に、上記短繊維６の上面の適所にさらに接着
剤を塗着して異色の短繊維７が植毛されているため、マ
ットの上面にはその表面に突設された上方の短繊維７の
長さだけの段差が現出され、文字又は模様が浮き出され
て立体的に表現せられてマットの表面に鮮明に表現せら
れるので平面的に模様を表現した従来品に比し、はるか
に優れた装飾的効果を有するものである。
３の上端に接着剤層を介して単色、又は他色の短繊維６
が密生して電気植毛しであるのでマットに弾力性を持た
せると同時に、上記短繊維６の上面の適所にさらに接着
剤を塗着して異色の短繊維７が植毛されているため、マ
ットの上面にはその表面に突設された上方の短繊維７の
長さだけの段差が現出され、文字又は模様が浮き出され
て立体的に表現せられてマットの表面に鮮明に表現せら
れるので平面的に模様を表現した従来品に比し、はるか
に優れた装飾的効果を有するものである。
又、本考案に訃いては、クッション性に富んだ多数の房
状物の表面に接着剤層を介して植毛された短繊維の上面
の適所に、さらに接着剤層を介して異色の短繊維が植毛
されているため、この突設した文字◆、模様などの部分
が靴底で踏まれたときは、その上に載った人の体重によ
り容易にしぼみ変形して衝撃などを吸収すると共に、マ
ット上に載った人がマットから離れてマットを押圧して
いた力が除かれたときには、このしぼんだ部分は直ちに
元の状態に復帰してマット上に立体的に浮き出て文字や
模様等を容易に再現させることができる。
状物の表面に接着剤層を介して植毛された短繊維の上面
の適所に、さらに接着剤層を介して異色の短繊維が植毛
されているため、この突設した文字◆、模様などの部分
が靴底で踏まれたときは、その上に載った人の体重によ
り容易にしぼみ変形して衝撃などを吸収すると共に、マ
ット上に載った人がマットから離れてマットを押圧して
いた力が除かれたときには、このしぼんだ部分は直ちに
元の状態に復帰してマット上に立体的に浮き出て文字や
模様等を容易に再現させることができる。
さらに、本考案の除塵マットに於ては製造が簡単である
ため、同一品を多数製造し得る一方、製品毎に任意の文
字や図形、模様等を電気植毛することも容易であるから
、同一品を多数製造する場合に限らず、各製品毎に需要
家の希望する文字や図形、模様、例えば、商号、商品名
や商標等の図形や、模様等をマットの表面に表現して成
造宣伝用として使用することができるばかりでなく、商
品販売店や、飲食店などで使用する場合には、例えば「
いらっしゃいませ」、ｒｗｅｌｃｏｍｅＪとか、「あり
がとう」、ｒＴｈａｎｋ： ｙｏｕＪ等歓迎や謝意を現
わした文字等を立体的に表現したマットを敷いて置くこ
とにより来意の顧客に好感を持たせることができるなど
の効果を奏することもできる。
ため、同一品を多数製造し得る一方、製品毎に任意の文
字や図形、模様等を電気植毛することも容易であるから
、同一品を多数製造する場合に限らず、各製品毎に需要
家の希望する文字や図形、模様、例えば、商号、商品名
や商標等の図形や、模様等をマットの表面に表現して成
造宣伝用として使用することができるばかりでなく、商
品販売店や、飲食店などで使用する場合には、例えば「
いらっしゃいませ」、ｒｗｅｌｃｏｍｅＪとか、「あり
がとう」、ｒＴｈａｎｋ： ｙｏｕＪ等歓迎や謝意を現
わした文字等を立体的に表現したマットを敷いて置くこ
とにより来意の顧客に好感を持たせることができるなど
の効果を奏することもできる。
その上、本考案品においては、植毛により形成された文
字釦模様などが房状物の表面上に高く浮き出ているため
、靴底などの滑りを防止し、又靴底の凹部両側部などに
付着して除去困難な塵なども房状物の上方に突出した短
繊維の外側部分に容易に除去し得るという付加的な利点
も達成される。
字釦模様などが房状物の表面上に高く浮き出ているため
、靴底などの滑りを防止し、又靴底の凹部両側部などに
付着して除去困難な塵なども房状物の上方に突出した短
繊維の外側部分に容易に除去し得るという付加的な利点
も達成される。
さらに、マットの表面に凹凸部が形成されているのでマ
ット上に載っても滑ることなく容易に靴底又は靴の横側
部に付着した土や塵を拭い去ることができるという効果
をも有するものである。
ット上に載っても滑ることなく容易に靴底又は靴の横側
部に付着した土や塵を拭い去ることができるという効果
をも有するものである。
第１図は本考案除塵マットの斜視図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ線断面図である。 １・・・裏打ち層、２・・・基布、３・・・房状物、４
，５・・・接着剤層、６・・・短繊維、７・・・別の異
色の短繊維。
Ａ−Ａ線断面図である。 １・・・裏打ち層、２・・・基布、３・・・房状物、４
，５・・・接着剤層、６・・・短繊維、７・・・別の異
色の短繊維。
Claims (1)
- 適宜の模様を表現する個所に短繊維を電気植毛して模様
を表現した除塵マットにおいて、基布２の表面に多数の
房状物を密生して植設したマットの表面の文字又は模様
を表現すべき個所に接着剤４を塗着して形成した輪郭内
に単色、又は多色の短繊維６を電気植毛し、その短繊維
６の上端の一部にさらに接着剤層５を介して別の異色の
短繊維７を電気植毛して重層することにより所望の文字
又は模様を立体的に現出したとを特徴とする植毛によっ
て模様を表現した除塵マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976011405U JPS5939976Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 植毛によつて模様を表現した除塵マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976011405U JPS5939976Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 植毛によつて模様を表現した除塵マツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52104458U JPS52104458U (ja) | 1977-08-09 |
| JPS5939976Y2 true JPS5939976Y2 (ja) | 1984-11-10 |
Family
ID=28471777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976011405U Expired JPS5939976Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 植毛によつて模様を表現した除塵マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939976Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5514068A (en) * | 1978-07-18 | 1980-01-31 | Teramoto Kk | Preparation of mat for wiping shoes |
| WO2006126602A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Solotex Corporaton | 多重電気植毛品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50135338U (ja) * | 1974-04-23 | 1975-11-07 |
-
1976
- 1976-02-03 JP JP1976011405U patent/JPS5939976Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52104458U (ja) | 1977-08-09 |
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