JP3070044U - マット - Google Patents

マット

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JP3070044U
JP3070044U JP1999009912U JP991299U JP3070044U JP 3070044 U JP3070044 U JP 3070044U JP 1999009912 U JP1999009912 U JP 1999009912U JP 991299 U JP991299 U JP 991299U JP 3070044 U JP3070044 U JP 3070044U
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JP
Japan
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pile
mat
base fabric
dust
present
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JP1999009912U
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English (en)
Inventor
野 満 桑
田 敏 夫 武
Original Assignee
株式会社サニクリーン本部
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ダストコントロール性能を低コス
トで向上することができるマットを提供する。 【解決手段】 基布12の表面に、パイル糸をタフト化
し図柄を現出するパイル13が固定されるとともに、基
布12の裏面にゴムシート11が貼着され、基布12表
面のパイル13に歩行者の歩行方向Wに交差する多数の
帯状の溝15が形成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家の玄関の入り口に敷設したり、ホテルや商店の入り口に敷設して 使用され、表面に図柄や文字に合わせて凹凸を形成したマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のカービングマットは、基布の表面にパイル糸をタフト化したパ イルが固定され、裏面にゴムシートが貼着されたものであり、家の玄関の入り口 、ホテルや商店の入り口に敷設され、表面に花柄などの図柄や「いらっしゃいま せ」、「ありがとうございました」などの顧客に対するメッセージや購買意欲を 喚起させる文字に合わせて凹凸が形成され、繰り返しレンタルや洗浄再生が行わ れるものである。
【0003】 一般に、マットは家、ホテルおよび商店への訪問者(マット上を歩行する歩行 者)の靴底などに付着したダストが室内に持ち込まれないように、除塵および防 塵(以下、ダストコントロールという)を行なうため、パイルのパイル長を3〜 40mm、目付量を300〜4000g/m2に設定して、パイル糸と靴底との 摺擦によって靴底に付着したダストがパイル糸上に吸着し保持されるようになっ ている。
【0004】 また、パイル糸によるダスト吸着・保持作用を一層高めるために、パイル糸に 流動パラフィン、スピンドル油、アルキルベンゼン油、ジエステル油、ひまし油 などの鉱物油、合成油あるいは植物油系の油剤類や水性ダスト吸着剤などのダス ト吸着性液体を塗布または含浸させたものもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如きマットは、ダストコントロールを行なうため、パイルを 所定のパイル長および目付量に設定しているが、パイル糸と靴底との摺擦が充分 ではなく、ダストの一部が靴底に付着したまま室内に侵入するという問題点があ る。 また、パイル糸のダスト吸着・保持作用を一層高めるために、パイル糸にダス ト吸着性液体を塗布または含浸させる場合は、コスト高になり経済的でないとい う問題点がある。
【0006】 本考案は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とす るところは、ダストコントロール性能を低コストで向上することができるマット を提供することにある。 本考案の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本考案に係るマットは、基布の表面に、パイル糸をタ フト化し図柄を現出するパイルが固定されるとともに、上記基布の裏面にゴムシ ートが貼着され、上記基布表面の上記パイルに歩行者の歩行方向に交差する多数 の帯状の溝が形成されたことを特徴とするものであり、上記歩行方向と上記溝と が直交することを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。実施の形態を説 明するに当たって、同一機能を奏するものは同じ符号を付して説明する。 図1は、本考案の一実施の形態に係るカービングマットの使用状態を示す斜視 図、図2は、図1におけるカービングマットのA−A断面図である。
【0009】 図1、2に示すカービングマット10は、家の玄関の入り口、ホテルや商店の 入り口のドアー20の近傍に敷設され、比較的厚手の設置用ゴムシート11上に そのエッジ部を残して基布12が貼着されている。基布12の表面にはパイル糸 をタフト化し、所望の図柄および文字、たとえば「Welcome」を現出する 図柄パイル13および文字パイル14がそれぞれ固定されている。
【0010】 図柄パイル13には歩行者の歩行方向Wに対して交差、たとえば直交する方向 に帯状の凹溝15が図柄の輪郭に一致するように多数形成され、全体として横縞 模様が表現されている。
【0011】 図柄の形成方法としては、異なる色のパイル糸を図柄部分の基布12にタフト 化する方法や着色しないパイル糸または後の捺染に悪影響を及ぼさない色に着色 されたパイル糸を基布12の全面にタフト化し、図柄部を1段または多段で捺染 処理する方法がある。
【0012】 凹溝15は、公知のカービング機を使用してパイル糸を切断して目的とする図 柄の輪郭に一致した所望形状に形成される。あるいは、凹溝15の形成予定部分 のパイル糸の上端部に薬剤を塗布して、これを軟弱化し機械で掻き落して形成さ れる。
【0013】 このようなカービングマット10のゴムシート11としては、アクリロニトリ ル−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、クロロプレ ンゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロ ピレン−ジエン共重合体ゴム、イソプレンゴム、イソブチレンゴムおよびポリウ レタンなどが使用される。
【0014】 また、基布12としては、ポリエステルなどの任意の合成繊維からなる織布や 不織布などが使用され、図柄パイル13および文字パイル14には、ナイロン繊 維、ビニロン繊維およびアクリル繊維などの合成繊維や木綿繊維などの天然繊維 あるいはこれらの2種以上の混紡繊維などが使用される。
【0015】 このように、本実施の形態のカービングマット10では、図柄パイル13に歩 行者の歩行方向Wに対して直交する帯状の凹溝15が多数形成されたので、図柄 パイル13と靴底との摺擦がより効果的に行われ、靴底に付着したダストがパイ ル糸上に効率よく吸着され保持される。 これにより、ダストコントロール性能が向上され、ダストの室内への侵入を低 コストで確実に防止することができる。
【0016】 以上、本考案の実施の形態のマットについて詳述したが、本考案は、上記実施 の形態記載のマットに限定されるものではなく、本考案の実用新案登録請求の範 囲に記載されている考案の精神を逸脱しない範囲で、設計において種々の変更が できるものである。 たとえば、上記実施の形態のカービングマット10の溝は、凹溝15であるが 、これに限定されず、V字溝またはU字溝であっても構わない。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から理解されるように、本考案のマットによれば、基布に固定され たパイルに歩行者の歩行方向に交差(直交)する多数の帯状の溝が形成されたの で、パイルと靴底との摺擦がより効果的に行われ、靴底に付着したダストがパイ ル糸上に効率よく吸着され保持されるため、ダストコントロール性能を向上する ことができ、ダストが室内に侵入するのを低コストで確実に防止することができ る。 また、溝を図柄の輪郭に一致するように形成することにより、図柄は浮き出し て見え、図柄に明瞭感、ボリューム感および立体感を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態であるカービングマット
の使用状態を示す斜視図。
【図2】図1におけるカービングマットのA−A断面
図。
【符号の説明】
10 カービングマット 11 ゴムシート 12 基布 13 図柄パイル 14 文字パイル 15 凹溝 20 ドアー W 歩行方向

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基布の表面に、パイル糸をタフト化し図柄
    を現出するパイルが固定されるとともに、上記基布の裏
    面にゴムシートが貼着され、上記基布表面の上記パイル
    に歩行者の歩行方向に交差する多数の帯状の溝が形成さ
    れたことを特徴とするマット。
  2. 【請求項2】上記歩行方向と上記溝とが直交することを
    特徴とする請求項1記載のマット。
JP1999009912U 1999-12-28 1999-12-28 マット Expired - Lifetime JP3070044U (ja)

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