JPH05170220A - 電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方法 - Google Patents
電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方法Info
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- JPH05170220A JPH05170220A JP35334891A JP35334891A JPH05170220A JP H05170220 A JPH05170220 A JP H05170220A JP 35334891 A JP35334891 A JP 35334891A JP 35334891 A JP35334891 A JP 35334891A JP H05170220 A JPH05170220 A JP H05170220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】片面に設けたホットメルト型接着剤層によりキ
ャリア基体に融着する電子部品キャリア用カバ−テ−プ
を接続しても、その接続部分をカバ−テ−プと同様にキ
ャリア基体に良好に融着することを可能にする電子部品
キャリア用カバ−テ−プの接続方法を提供する。 【構成】接着面にホットメルト型接着剤を塗布した電子
部品キャリア用カバ−テ−プを接続する方法において、
互いに接続すべきテ−プ端部を接着面と非接着面とにお
いて重ね合せ、この重ね合せ部両面のうちの非接着面に
加熱板を接触させてヒ−トシ−ル法により、または同非
接着面に工具ホ−ンを接触させて超音波ウエルダ−法に
より上記の重ね合せ面を融着することを特徴とする。
ャリア基体に融着する電子部品キャリア用カバ−テ−プ
を接続しても、その接続部分をカバ−テ−プと同様にキ
ャリア基体に良好に融着することを可能にする電子部品
キャリア用カバ−テ−プの接続方法を提供する。 【構成】接着面にホットメルト型接着剤を塗布した電子
部品キャリア用カバ−テ−プを接続する方法において、
互いに接続すべきテ−プ端部を接着面と非接着面とにお
いて重ね合せ、この重ね合せ部両面のうちの非接着面に
加熱板を接触させてヒ−トシ−ル法により、または同非
接着面に工具ホ−ンを接触させて超音波ウエルダ−法に
より上記の重ね合せ面を融着することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品用テ−プ状キャ
リアのカバ−に使用するカバ−テ−プの接続方法に関す
るものである。
リアのカバ−に使用するカバ−テ−プの接続方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】回路板に電子部品を実装する場合、テ−
プ状キャリアを使用することがあり、そのテ−プ状キャ
リアとしてカバ−テ−プ方式が公知である。図4はその
カバ−テ−プ方式のテ−プ状キャリアの製作方法の一例
を示す説明図である。
プ状キャリアを使用することがあり、そのテ−プ状キャ
リアとしてカバ−テ−プ方式が公知である。図4はその
カバ−テ−プ方式のテ−プ状キャリアの製作方法の一例
を示す説明図である。
【0003】図4において、b’はテ−プ状のキャリア
基体であり、一定の間隔ごとに電子部品収容孔を有し、
リ−ル61’から連続的に送り出されていく。1n’は
下側カバ−テ−プであり、片面にホットメルト型接着剤
層2’を有し、この接着剤層2’を上側に向けてリ−ル
62’から送り出され、加熱部c1’とガイド部c1”と
の間をキャリア基体b’と共に通過して加熱部c1’に
よりキャリア基体b’に融着され、以後、キャリア基体
と一体的に走行されていく。
基体であり、一定の間隔ごとに電子部品収容孔を有し、
リ−ル61’から連続的に送り出されていく。1n’は
下側カバ−テ−プであり、片面にホットメルト型接着剤
層2’を有し、この接着剤層2’を上側に向けてリ−ル
62’から送り出され、加熱部c1’とガイド部c1”と
の間をキャリア基体b’と共に通過して加熱部c1’に
よりキャリア基体b’に融着され、以後、キャリア基体
と一体的に走行されていく。
【0004】h’は電子部品装填部を示し、下側カバ−
テ−プ1n’が融着された走行中のキャリア基体に電子
部品e’が次々と収納されていく。1m’は上側カバ−
テ−プであり、片面にホットメルト型接着剤層2’を有
し、この接着剤層2’を下側に向けてリ−ル63’から
送り出され、電子部品装填後のキャリア基体と共に加熱
部c2’とガイド部c2”との間を通過して加熱部c2’
によりキャリア基体に融着され、以後、巻取りリ−ル6
4’に巻取られていく。
テ−プ1n’が融着された走行中のキャリア基体に電子
部品e’が次々と収納されていく。1m’は上側カバ−
テ−プであり、片面にホットメルト型接着剤層2’を有
し、この接着剤層2’を下側に向けてリ−ル63’から
送り出され、電子部品装填後のキャリア基体と共に加熱
部c2’とガイド部c2”との間を通過して加熱部c2’
によりキャリア基体に融着され、以後、巻取りリ−ル6
4’に巻取られていく。
【0005】上記のテ−プ状キャリアの製作において、
リ−ル62’または63’のカバ−テ−プが使い尽くさ
れると、その使い尽くしリ−ルをカバ−テ−プ満巻のリ
−ルに交換し、この新たなリ−ルのカバ−テ−プの先端
を先行のカバ−テ−プの後端に接続することが必要であ
り、従来においては、図5の(イ)又は図5の(ロ)に
示すようにカバ−テ−プ1’,1’を片面粘着テ−プ片
a’により接続するか、図5の(ハ)に示すように、両
面粘着テ−プ片a”により接続している(図5の(イ)
乃至(ハ)において、2’はホットメルト型接着剤層で
ある)。
リ−ル62’または63’のカバ−テ−プが使い尽くさ
れると、その使い尽くしリ−ルをカバ−テ−プ満巻のリ
−ルに交換し、この新たなリ−ルのカバ−テ−プの先端
を先行のカバ−テ−プの後端に接続することが必要であ
り、従来においては、図5の(イ)又は図5の(ロ)に
示すようにカバ−テ−プ1’,1’を片面粘着テ−プ片
a’により接続するか、図5の(ハ)に示すように、両
面粘着テ−プ片a”により接続している(図5の(イ)
乃至(ハ)において、2’はホットメルト型接着剤層で
ある)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すカバ−テ−
プ方式においては、カバ−テ−プ1n’(1m’)の非
接着面(ホットメルト型接着剤層の存在しない面)を加
熱部c1’(c2’)で加熱・加圧して、キャリア基体
b’に接する側のホットメルト型接着剤層面2’を溶融
することが必要である。
プ方式においては、カバ−テ−プ1n’(1m’)の非
接着面(ホットメルト型接着剤層の存在しない面)を加
熱部c1’(c2’)で加熱・加圧して、キャリア基体
b’に接する側のホットメルト型接着剤層面2’を溶融
することが必要である。
【0007】しかしながら、従来法でカバ−テ−プを接
続すれば、カバ−テ−プの接続部が加熱部を通過する際
には、キャリア基体とホットメルト型接着剤層との接触
界面への加熱部からの伝達熱量が上記粘着テ−プ片の熱
抵抗のために減少し、その接触界面のホットメルト型接
着剤を充分にに溶融させ得ず、カバ−テ−プの接続部分
をキャリア基体に満足に融着し得ないことが往々にして
ある。
続すれば、カバ−テ−プの接続部が加熱部を通過する際
には、キャリア基体とホットメルト型接着剤層との接触
界面への加熱部からの伝達熱量が上記粘着テ−プ片の熱
抵抗のために減少し、その接触界面のホットメルト型接
着剤を充分にに溶融させ得ず、カバ−テ−プの接続部分
をキャリア基体に満足に融着し得ないことが往々にして
ある。
【0008】尤も、加熱部の熱量を増加すれば、カバ−
テ−プ接続部分のホットメルト型接着剤層によるキャリ
ア基体への融着は可能であるが、接続部分以外のカバ−
テ−プに対しては、オ−バ−ヒ−トとなり、本来のカバ
−テ−プとキャリア基体との融着に支障が生じるに至る
(例えば、カバ−テ−プの劣化)。
テ−プ接続部分のホットメルト型接着剤層によるキャリ
ア基体への融着は可能であるが、接続部分以外のカバ−
テ−プに対しては、オ−バ−ヒ−トとなり、本来のカバ
−テ−プとキャリア基体との融着に支障が生じるに至る
(例えば、カバ−テ−プの劣化)。
【0009】本発明の目的は、片面に設けたホットメル
ト型接着剤層によりキャリア基体に融着する電子部品キ
ャリア用カバ−テ−プを接続しても、その接続部分をカ
バ−テ−プと同様にキャリア基体に良好に融着すること
を可能にする電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方
法を提供することにある。
ト型接着剤層によりキャリア基体に融着する電子部品キ
ャリア用カバ−テ−プを接続しても、その接続部分をカ
バ−テ−プと同様にキャリア基体に良好に融着すること
を可能にする電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品キャリ
ア用カバ−テ−プの接続方法は、接着面にホットメルト
型接着剤を塗布した電子部品キャリア用カバ−テ−プを
接続する方法において、互いに接続すべきテ−プ端部を
接着面と非接着面とにおいて重ね合せ、この重ね合せ部
両面のうちの非接着面に加熱板を接触させてヒ−トシ−
ル法により、または同非接着面に工具ホ−ンを接触させ
て超音波ウエルダ−法により上記の重ね合せ面を融着す
ることを特徴とする構成である。
ア用カバ−テ−プの接続方法は、接着面にホットメルト
型接着剤を塗布した電子部品キャリア用カバ−テ−プを
接続する方法において、互いに接続すべきテ−プ端部を
接着面と非接着面とにおいて重ね合せ、この重ね合せ部
両面のうちの非接着面に加熱板を接触させてヒ−トシ−
ル法により、または同非接着面に工具ホ−ンを接触させ
て超音波ウエルダ−法により上記の重ね合せ面を融着す
ることを特徴とする構成である。
【0011】
【作用】重ね合せ両面のうちの非接着面側に熱板又は工
具ホ−ンを接触・加圧させているから、同両面のうちの
接着面側(ホットメルト型接着剤層側)のホットメルト
型接着剤層を充分、元の状態のままで保持できる。ま
た、熱板の加圧又は工具ホ−ンの加圧のために、接続部
分の厚さを薄くしてその接続部分の厚さ方向の熱抵抗を
充分に小さくできる。従って、接続部分もその以外のテ
−プ部分と同様にキャリア基体に満足に融着できる電子
部品キャリア用の接続カバ−テ−プを得ることができ
る。
具ホ−ンを接触・加圧させているから、同両面のうちの
接着面側(ホットメルト型接着剤層側)のホットメルト
型接着剤層を充分、元の状態のままで保持できる。ま
た、熱板の加圧又は工具ホ−ンの加圧のために、接続部
分の厚さを薄くしてその接続部分の厚さ方向の熱抵抗を
充分に小さくできる。従って、接続部分もその以外のテ
−プ部分と同様にキャリア基体に満足に融着できる電子
部品キャリア用の接続カバ−テ−プを得ることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示す説明図である。図1に
おいて、1は電子部品キャリア用カバ−テ−プであり、
片面にホットメルト型接着剤層2を設けてある。3はヒ
−トシ−ル用熱板、4は受台、5はシリコンゴム等の緩
衝層である。
る。図1は本発明の実施例を示す説明図である。図1に
おいて、1は電子部品キャリア用カバ−テ−プであり、
片面にホットメルト型接着剤層2を設けてある。3はヒ
−トシ−ル用熱板、4は受台、5はシリコンゴム等の緩
衝層である。
【0013】本発明の方法によって電子部品キャリア用
カバ−テ−プを接続するには、電子部品キャリア用カバ
−テ−プ1をホットメルト型接着剤層2を下側に向けて
配し、そのテ−プ両端部10,10を受台4上で重ね合
せて接着面12と非接着面11とを接触させ、この重ね
合せ部分の上面側である非接着面11側に熱板3を加圧
接触させる。
カバ−テ−プを接続するには、電子部品キャリア用カバ
−テ−プ1をホットメルト型接着剤層2を下側に向けて
配し、そのテ−プ両端部10,10を受台4上で重ね合
せて接着面12と非接着面11とを接触させ、この重ね
合せ部分の上面側である非接着面11側に熱板3を加圧
接触させる。
【0014】この熱板3の加圧接触により熱板3の熱が
重ね合せ接触面aに伝達され、その接触面aのホットメ
ルト型接着剤層12並びにカバ−テ−プ材自体が軟化さ
れ、加圧のためにその接触面aでの軟化物の拡散が促さ
れ、かつ、重ね合せ部分全体の厚さが減少される。
重ね合せ接触面aに伝達され、その接触面aのホットメ
ルト型接着剤層12並びにカバ−テ−プ材自体が軟化さ
れ、加圧のためにその接触面aでの軟化物の拡散が促さ
れ、かつ、重ね合せ部分全体の厚さが減少される。
【0015】次いで、加熱板3を離隔し、溶融物の冷却
・固化によってヒ−トシ−ルが完結し、これにて、電子
部品キャリア用カバ−テ−プ1,1の接続を終了する。
・固化によってヒ−トシ−ルが完結し、これにて、電子
部品キャリア用カバ−テ−プ1,1の接続を終了する。
【0016】上記のヒ−トシ−ル時、重ね合せ部分の裏
面側、即ち、受台4側のホットメルト型接着剤層12に
おいては、熱板3から隔てられており、かつ緩衝層5に
よって支承されているから、当該ホットメルト型接着剤
層12が軟化してもその拡散が生じ難く、冷却によって
元の固相状態にたやすく戻される。従って、後述のキャ
リア基体に接触されるところのホットメルト型接着剤層
を充分、元のままに保持できる。
面側、即ち、受台4側のホットメルト型接着剤層12に
おいては、熱板3から隔てられており、かつ緩衝層5に
よって支承されているから、当該ホットメルト型接着剤
層12が軟化してもその拡散が生じ難く、冷却によって
元の固相状態にたやすく戻される。従って、後述のキャ
リア基体に接触されるところのホットメルト型接着剤層
を充分、元のままに保持できる。
【0017】また、接続部分の厚さ方向の熱抵抗を、そ
の厚さを加圧により薄くできるために低くでき、カバ−
テ−プ自体の厚さ方向の熱抵抗との差を充分に小さくし
得、両者の熱抵抗をほぼ同程度に近づけることができ
る。
の厚さを加圧により薄くできるために低くでき、カバ−
テ−プ自体の厚さ方向の熱抵抗との差を充分に小さくし
得、両者の熱抵抗をほぼ同程度に近づけることができ
る。
【0018】図2は電子部品用キャリアの製作方法の一
例を示し、リ−ル61から連続的にキャリア基体bを繰
り出し、片面にホットメルト型接着剤層2を有する下側
カバ−テ−プ1nをリ−ル62から繰り出して加熱部c
1によりキャリア基体bに融着させ、この下側カバ−テ
−プ融着キャリア基体に電子部品eを装填し、次いで、
片面にホットメルト型接着剤層2を有する上側カバ−テ
−プ1mをリ−ル63から繰り出して加熱部c2により
電子部品装填キャリア基体b1に融着させ、最終的にリ
−ル64で巻取っている。
例を示し、リ−ル61から連続的にキャリア基体bを繰
り出し、片面にホットメルト型接着剤層2を有する下側
カバ−テ−プ1nをリ−ル62から繰り出して加熱部c
1によりキャリア基体bに融着させ、この下側カバ−テ
−プ融着キャリア基体に電子部品eを装填し、次いで、
片面にホットメルト型接着剤層2を有する上側カバ−テ
−プ1mをリ−ル63から繰り出して加熱部c2により
電子部品装填キャリア基体b1に融着させ、最終的にリ
−ル64で巻取っている。
【0019】図2において、f2(f3)はダンサ−ロ−
ルであり、リ−ル62(63)のカバ−テ−プを使い尽
くしたときに、当該ダンサ−ロ−ルf2(f3)を上方向
に移動させ、たるみにより蓄えておいたカバ−テ−プを
放出し、この間、ダンサ−ロ−ルf2(f3)よりもリ−
ル62(63)側のカバ−テ−プ部分を静止状態にし、
リ−ル62(63)をカバ−テ−プ満巻リ−ルに交換
し、該新規リ−ルのカバ−テ−プ先端と上記静止カバ−
テ−プの後端とを本発明の方法により接続する。
ルであり、リ−ル62(63)のカバ−テ−プを使い尽
くしたときに、当該ダンサ−ロ−ルf2(f3)を上方向
に移動させ、たるみにより蓄えておいたカバ−テ−プを
放出し、この間、ダンサ−ロ−ルf2(f3)よりもリ−
ル62(63)側のカバ−テ−プ部分を静止状態にし、
リ−ル62(63)をカバ−テ−プ満巻リ−ルに交換
し、該新規リ−ルのカバ−テ−プ先端と上記静止カバ−
テ−プの後端とを本発明の方法により接続する。
【0020】而るに、本発明により接続したカバ−テ−
プのその接続部分においては、両面のうちのキャリア基
体に接触する面に、ホットメルト型接着剤がほぼ元の状
態で存在し、しかも、厚さ方向の熱抵抗が充分に低抵抗
であるから、接続したカバ−テ−プを、その接続部分に
おいても他の部分と同様にキャリア基体に良好に融着で
きる。
プのその接続部分においては、両面のうちのキャリア基
体に接触する面に、ホットメルト型接着剤がほぼ元の状
態で存在し、しかも、厚さ方向の熱抵抗が充分に低抵抗
であるから、接続したカバ−テ−プを、その接続部分に
おいても他の部分と同様にキャリア基体に良好に融着で
きる。
【0021】上記において、熱板によるヒ−トシ−ルに
は、図3の(イ)に示すような全面ヒ−トシ−ル、図3
の(ロ)に示すようなストライプ状ヒ−トシ−ル、また
は図3の(ハ)に示すような、ドット状ヒ−トシ−ル等
を使用できる。
は、図3の(イ)に示すような全面ヒ−トシ−ル、図3
の(ロ)に示すようなストライプ状ヒ−トシ−ル、また
は図3の(ハ)に示すような、ドット状ヒ−トシ−ル等
を使用できる。
【0022】上記において、カバ−テ−プ基材には熱可
塑性樹脂(但し、ホットメルト型接着剤よりも高融点)
を使用できる。また、クラフト紙のような非熱可塑性テ
−プでも、カバ−テ−プの重ね合せ接触面のホットメル
ト型接着剤層が溶融し、これで紙の繊維間隙が充填され
て接続部分の厚さ方向の熱抵抗がよく低減されるから、
クラフト紙もカバ−テ−プ材として使用できる。
塑性樹脂(但し、ホットメルト型接着剤よりも高融点)
を使用できる。また、クラフト紙のような非熱可塑性テ
−プでも、カバ−テ−プの重ね合せ接触面のホットメル
ト型接着剤層が溶融し、これで紙の繊維間隙が充填され
て接続部分の厚さ方向の熱抵抗がよく低減されるから、
クラフト紙もカバ−テ−プ材として使用できる。
【0023】本発明においては、上記熱板加圧によるヒ
−トシ−ルに代え、工具ホ−ンをカバ−テ−プの重ね合
せ部分の非接着面に接触させ、この工具ホ−ンの超音波
振動により重ね合せ接触面を超音波溶接する方法を使用
することもでき、この場合、周波数28KHZで、振幅3
0μm,振動速度5〜6m/sec,加速度95000Gと
することが適切である。
−トシ−ルに代え、工具ホ−ンをカバ−テ−プの重ね合
せ部分の非接着面に接触させ、この工具ホ−ンの超音波
振動により重ね合せ接触面を超音波溶接する方法を使用
することもでき、この場合、周波数28KHZで、振幅3
0μm,振動速度5〜6m/sec,加速度95000Gと
することが適切である。
【0024】
【発明の効果】本発明の電子部品キャリア用カバ−テ−
プの接続方法によれば、上述したとおり、カバ−テ−プ
を接続しても、カバ−テ−プ接続部分におけるキャリア
基体に接する面にカバ−テ−プのホットメルト型接着剤
層をほぼ元の状態で保有させ得、かつその接続部分の厚
さ方向の熱抵抗をカバ−テ−プ自体の厚さ方向の熱抵抗
に充分に近づけることができるから、カバ−テ−プ接続
部分においてもカバ−テ−プと同様キャリア基体に良好
に融着できる電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続が
可能となる。
プの接続方法によれば、上述したとおり、カバ−テ−プ
を接続しても、カバ−テ−プ接続部分におけるキャリア
基体に接する面にカバ−テ−プのホットメルト型接着剤
層をほぼ元の状態で保有させ得、かつその接続部分の厚
さ方向の熱抵抗をカバ−テ−プ自体の厚さ方向の熱抵抗
に充分に近づけることができるから、カバ−テ−プ接続
部分においてもカバ−テ−プと同様キャリア基体に良好
に融着できる電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続が
可能となる。
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明が使用される電子部品キャリアの製作方
法の一例を示す説明図である。
法の一例を示す説明図である。
【図3】本発明で使用するヒ−トシ−ルのパタ−ンの異
なる例を示す平面図である。
なる例を示す平面図である。
【図4】従来の電子部品キャリアの製作方法の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】従来の電子部品キャリアカバ−テ−プの接続構
造の異なる例を示す説明図である。
造の異なる例を示す説明図である。
1 カバ−テ−プ 2 ホットメルト型接着剤層 3 熱板
Claims (2)
- 【請求項1】接着面にホットメルト型接着剤を塗布した
電子部品キャリア用カバ−テ−プを接続する方法におい
て、互いに接続すべきテ−プ端部を接着面と非接着面と
において重ね合せ、この重ね合せ部両面のうちの非接着
面に加熱板を接触させてヒ−トシ−ル法により上記の重
ね合せ面を融着することを特徴とする電子部品キャリア
用カバ−テ−プの接続方法。 - 【請求項2】接着面にホットメルト型接着剤を塗布した
電子部品キャリア用カバ−テ−プを接続する方法におい
て、互いに接続すべきテ−プ端部を接着面と非接着面と
において重ね合せ、この重ね合せ部両面のうちの非接着
面に工具ホ−ンを接触させて超音波ウエルダ−法により
上記の重ね合せ面を融着することを特徴とする電子部品
キャリア用カバ−テ−プの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03353348A JP3091004B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03353348A JP3091004B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170220A true JPH05170220A (ja) | 1993-07-09 |
JP3091004B2 JP3091004B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=18430238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03353348A Expired - Lifetime JP3091004B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電子部品キャリア用カバ−テ−プの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091004B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7683482B2 (en) | 1999-01-29 | 2010-03-23 | Panasonic Corporation | Electronic component unit |
CN113621316A (zh) * | 2021-10-08 | 2021-11-09 | 潍坊同有新材料科技有限公司 | 一种喇叭网粘结用热熔胶粘带及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165325A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | ケーブル敷設工法 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP03353348A patent/JP3091004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7683482B2 (en) | 1999-01-29 | 2010-03-23 | Panasonic Corporation | Electronic component unit |
US8007627B2 (en) * | 1999-01-29 | 2011-08-30 | Panasonic Corporation | Electronic component mounting method and apparatus |
CN113621316A (zh) * | 2021-10-08 | 2021-11-09 | 潍坊同有新材料科技有限公司 | 一种喇叭网粘结用热熔胶粘带及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3091004B2 (ja) | 2000-09-25 |
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